JP7510802B2 - 改装建具用巾木取付部材 - Google Patents

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Description

本開示は、改装建具用巾木取付部材に関する。
従来、建具を改装する際に、既設枠の下枠と設置面との間に新たに巾木を取り付けることが知られている。既設枠の下枠と設置面の間にはコンクリート等で構成された建物の基礎が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-33283号公報
改装時に巾木を固定する際、基礎のコンクリートに下孔を開けなければならない場合がある。このとき、基礎のコンクリートにヒビが形成される懸念があった。
本開示は、建物の開口に設けられた下枠の下方に設けられ、設置面と前記下枠との間を塞ぐ巾木を取り付ける改装建具用巾木取付部材に関する。
第1実施形態の改装建具の正面図である。 第1実施形態の改装建具の縦断面図である。 第1実施形態の改装建具を上から視た部分図である。 図2の部分拡大縦断面図である。 第1実施形態の巾木を取り付ける状態を示す模式図である。 第1実施形態の縦枠、巾木及び外額縁を上方から視た斜視図である。 第2実施形態の改装建具の縦断面図である。
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態の改装建具用巾木としての巾木1は、建具を改装する際、既設枠120(図2参照)を覆うように新たに設置される改装建具100に設けられる。
改装建具100は、図1に示すように、玄関等の建物の開口に設けられる引き戸である。改装建具100は、改装枠110と、障子130と、外額縁140と、改装建具用巾木取付部材としての取付部材2と、支持部材3(図2参照)と、巾木1と、を有する。
改装枠110は、開口の周囲に設けられ、上枠111、下枠112、及び左右の縦枠113、114を有する。改装枠110は、これらの上枠111、下枠112、及び左右の縦枠113、114が開口の四周に枠状に組まれて形成される枠である。改装枠110は、既設枠120で形成される枠の内周に設置される。
上枠111は、長尺の枠材であり、改装枠110の上部に左右方向に延びるように配置される。図2に示すように、上枠111は、既設上枠121の下方に配置される。
下枠112は、内部が中空のホロー構造を有する薄い枠材であり、改装枠110の左右方向に延びる。下枠112は、既設下枠122の上で上枠111に対向する位置に配置される。下枠112の屋内側の一部は、地面から所定高さを有して形成された建物の基礎9に支持されている。下枠112の屋外側は、基礎9から屋外側へ突出して配置されている。下枠112の上面には、下枠112の上面を覆うとともに、左右方向に延びる二本の凸部115aが形成されたアルミレール115が配置されている。
縦枠113、114は、内部が中空のホロー構造を有する枠材である。縦枠113、114は、上枠111及び下枠112の左右方向の端部を接続し、上下方向に延びるように配置されている。
障子130は改装枠110の内側に嵌め込まれ、二枚の板が左右にスライド可能に構成される。障子130は、屋内側に配置される内障子131及び内障子131の屋外側に配置される外障子132を有する。内障子131及び外障子132は、いずれも上枠111に吊り込まれて取り付けられる。内障子131及び外障子132の下面には、アルミレール115に設けられた凸部115aに係合する凹部が形成されており、アルミレール115の上をスライド移動する。
外額縁140は、改装枠110の最も外縁側に配置される。図1に示すように、外額縁140は、上枠111及び左右の縦枠113、114における改装枠110の外縁側の屋外側の端面を覆い、下枠112側を除いて三方に配置される。図2に示すように、外額縁140は、既設枠120の屋外側を覆う。図3に示すように、外額縁140は、額縁本体141と、固定溝142と、を有する。
額縁本体141は、既設枠120の額縁(図示省略)を覆うように、断面視略コの字状に形成される。額縁本体141は、正面部141aと、内側面141bと、外側面141cと、を有する。正面部141aは、屋外側を向き、改装建具100の正面から視認される面である。内側面141bは、正面部141aにおける改装枠110の内側の端部から屋内側に向かって延びる面である。外側面141cは、正面部141aにおける改装枠110の外側の端部から屋内側に向かって延びる面である。
固定溝142は、額縁本体141における内側面141bに隣接し、改装枠110の内側に配置される。固定溝142は、額縁本体141とは反対に、屋外側に向かって開放された断面視略コの字に形成される。固定溝142は、固定面142aと、内側面142bと、外側面142cと、を有する。固定面142aは、正面部141aの内側で正面部141aと同じ方向に延びる平坦な面である。固定面142aの幅は、縦枠113の幅よりも狭い。固定面142aは、縦枠113、114及び後述する巾木1に接するように配置され、ねじにより縦枠113、114及び巾木1に外額縁140を取付け可能となっている。内側面142bは、固定面142aにおける改装枠110の内側の端部から屋外側に向かって延びる面である。外側面142cは、固定面142aにおける改装枠110の外側の端部から屋外側に向かって延びる面である。外側面142cは、額縁本体141の内側面141bに連続する。
取付部材2は、下枠112の屋外側における下端部に配置される。取付部材2は、本開示の下枠側係合部を構成する。取付部材2は、図2に示すように、下枠112の屋外側の下面に沿って取り付けられる。取付部材2は、長尺の部材であり、下枠112の長手方向の一方から他方まで延出する。取付部材2は、以下に説明する巾木1を下枠112に取り付けるために設けられる。図4に示すように、取付部材2は、固定部21と、受け部22と、上方突出部23と、下方突出部24と、当接部25と、取付部材先端部26と、を有する。
固定部21は、下枠112の下面に固定される平坦な板状の部分であり、改装枠110の左右方向に延びる。固定部21は、下枠112の屋外側の端部よりもわずかに突出して固定される。突出する範囲は、下枠112の屋外側の端部から例えば屋外側へ4mm~6mmであり、5mm前後が好ましい。固定部21の屋外側の端部は、下方に向かって屈曲している。
取付部材先端部26は、固定部21の屋外側の先端部に形成される。取付部材先端部26が、固定部21の先端で下方に向かって屈曲している。図4に示すように、取付部材先端部26の屋外側の端面には、後述する巾木1の先端部11aが当接する。
受け部22は、固定部21の下面から下方に突出し、固定部21の長手方向の全長にわたって形成される。受け部22は、以下に説明する巾木1の曲がり係止部13が係止する部分である。図4に示すように、受け部22は、下垂部221と、湾曲部222と、受け面223と、を有する。下垂部221は、固定部21の屋外側の下面から下方に延びる部分である。湾曲部222は、下垂部221の下端から屋外側へ向かって湾曲する部分である。受け面223は、湾曲部222から屋外側へ、基礎9の上に配置されたパネル等で構成される設置面91に対して略平行に延びる面である。
当接部25は、受け部22の屋外側端部から下垂して巾木1に当接する部分である。当接部25は、上下方向に延びる平坦な面で構成され、巾木1の裏面に当接することで、裏面を支持する。
上方突出部23は、固定部21の上面における屋外側の端部近傍に形成され、上方に向かって突出する突起である。上方突出部23は、固定部21の屋外側の端部から、例えば4mm~6mm屋内側に位置する部分で突出する。上方突出部23は固定部21から、略90度の角度で起立する。図4に示すように、上方突出部23は、下枠112の屋外側の端部に当接するように配置される。
下方突出部24は、固定部21の下面における屋外側の端部近傍に形成され、下方に向かって突出する突起である。下方突出部24は、上方突出部23と対応する位置で下方に突出する。図4に示すように、取付部材2の屋外側の断面は、固定部21と上方突出部23及び下方突出部24で十字になっている。下方突出部24の下端は、屋外側へ向かって90度以下の角度で曲がっている。
巾木1は、下枠112の下方に設けられ、設置面91と下枠112との間を塞ぐように配置される長尺の部材である。巾木1は、改装建具100の左右方向に延びるように配置される。巾木1は、表面部11と、補強部12と、巾木係合部16と、を有する。巾木1の下端と設置面91との間は、コーキング15で封止される。
表面部11は、建物の屋外側に設けられ、屋外側から視認される平坦な面を有する。表面部11は長方形である。表面部11は、裏側の面が屋内側に向かって露出する板状に形成されている。すなわち、表面部11の裏側に対向する面は配置されておらず、ホロー構造に形成されていない。表面部11の上端には、巾木1の取付時に取付部材2に当接するように取付部材2に向かって近づける先端部11aが設けられる。
補強部12は、表面部11の裏側から屋内側に向かって突出する複数の突起12aで構成される。補強部12の突起12aのそれぞれは、表面部11の裏側から屋内側に向かって突出し、設置面91に略平行に延びる細幅で平坦な板状の形状をしている。補強部12は、表面部11の長手方向の一方から他方の端部まで形成される。補強部12の突起12aは、上下方向に間を空けて配置される。補強部12により、巾木1が屋内外方向に一定の厚みを有する。巾木1と基礎9との間には、スペーサ81、82が設けられ、補強部12の下方側に位置する突起12aの屋内側の端部は、基礎9の屋外側に設けられたスペーサ81に当接する。
補強部12は、複数の突起12aの切断を容易にするための切断溝12bを有する。切断溝12bは、複数の突起12aが表面部11に接続される根元の部分で、突起12aの下側に形成される。切断溝12bは、表面部11の厚さを薄くする方向に形成される凹部である。切断溝12bは、表面部11の長手方向の一方の端部から他方の端部まで形成される。
巾木係合部16は、表面部11の上部の裏側に形成され、下枠112の屋外側の下端部近傍に係合する部分の総称である。本実施形態では、巾木係合部16は、取付部材2に係合する。巾木係合部16は、表面部11から屋内側へ向かうとともに上方へ曲がって形成される。巾木係合部16は、曲がり係止部13と、上方係合部14と、を有する。
曲がり係止部13は、表面部11の上部の裏側から屋内側へ向かって延出し、上方に向かって曲がる。曲がり係止部13の曲がる部分は、90度より小さい角度で上方へ曲がり、そこから上方へ向かって傾斜して形成されている。曲がり係止部13は、表面部11の裏に設けられた補強部12の複数の突起12aのうち、最も上方に位置する突起12aから上方に離れ、かつ表面部11の上端よりも下方の位置から屋内側に突出する。
上方係合部14は、表面部11における曲がり係止部13よりもさらに上方に配置される。上方係合部14は、表面部11の裏側から屋内側へ向かって延出し、略90度の角度で上方に屈曲する。上方係合部14は、断面視で上方に向かって開放されるL字型に形成される。上方係合部14の上端は、表面部11の上端よりも低い位置に配置される。上方係合部14の上端と下枠112の下面との間に配置される取付部材2の固定部21の厚さの分、上方係合部14は、表面部11の上端よりも低い位置に配置される。上方係合部14の上端は、巾木1が取り付けられた状態では、固定部21の下側に位置する。上方係合部14の上端と、表面部11及び固定部21の下面で囲まれた空間内に、取付部材2の下方突出部24が配置される。図4に示すように、上方係合部14は、取付部材2の下方突出部24の屋内側に係合している。
支持部材3は、下枠112における基礎9から屋外側に突出した部分を、支持するための金具である。支持部材3は、下枠112の長手方向に沿って延びる長尺の部材である。支持部材3は、断面視L字状で、略90度に屈曲して接続される二枚の板状部31、32により形成される。支持部材3の一方の板状部31は、基礎9の屋外側の面にスペーサ82を介してねじ固定され、他方の板状部32は、下枠112の屋外側の下面にねじ固定されている。支持部材3の板状部32は、取付部材2の下面に重ねて取り付けられる。
次に、図5を参照して取付部材2及び巾木1が設けられた改装建具100の施工方法について説明する。まず、改装枠110の上枠111、下枠112、左右の縦枠113、114を組み立て、枠体を形成する。組んだ改装枠110を、既設枠120で形成される枠の内周側に配置する。例えば、既設下枠122の上に下枠112を載せるように配置する。
巾木1を、改装枠110の寸法や、下枠112と設置面91の間の高さに応じて切断しておく。巾木1の長さを決めた後、補強部12における突起12aの基端側に形成された切断溝12bから切断することで、巾木1を容易に切断することができる。巾木1の下端と設置面91の間には後にコーキング15を施すため、巾木1の高さ寸法は、下枠112と設置面91の間の高さよりもわずかに短い。
次に、下枠112の下面に、取付部材2の固定部21をねじで固定する。このとき、取付部材2の上方突出部23を下枠112の屋外側の端面に当接させることで、取付部材2の位置決めをしやすい。上方突出部23は、固定部21の屋外側の端部から4mm~6mm屋内側に位置しているので、取付部材2及び巾木1は、下枠112よりも4mm~6mm屋外側に位置することになる。下枠112から4mm~6mm突出した位置が、後述するように、縦枠113、114と屋外側の面が面一となるように並ぶ。
次に、基礎9の屋外側の面にスペーサ82を配置して、支持部材3の板状部31をスペーサ82及び基礎9にねじで固定する。支持部材3の板状部32を、固定部21を介して下枠112の下面に固定する。
次に、図5に示すように、巾木1の上端、すなわち表面部11の先端部11aを下枠112の屋外側の端部に近づけて、曲がり係止部13を取付部材2の受け部22の受け面223に当てる。その状態で、同時に上方係合部14の上端を、取付部材2の下方突出部24よりも屋内側に位置させる。このように、表面部11の先端部11aを下枠112の屋外側の下端部に配置された取付部材先端部26に当て、巾木係合部16を取付部材2に係合させながら、表面部11の先端部11aを回転軸として回転させる。巾木1を回転させると、曲がり係止部13の先端が受け面223の上に載り、受け面223から湾曲部222に滑るようにスライド移動する。巾木1の上方係合部14は、取付部材2の下方突出部24に係合する。取付部材2の屋外側の端部は、表面部11の上端の裏面に当たる。巾木1の回転に伴い、巾木1が下枠112と設置面91との間を塞ぐように移動し、図4の状態になる。図4に示すように、巾木1が取り付けられた状態では、取付部材2の受け面223に巾木1の曲がり係止部13が載って引っ掛かり、係止されている。取付部材2の当接部25は、巾木1の裏面を支持しており、巾木1が設置面91に対して傾くのを防止している。
巾木1が下枠112と設置面91との間に配置されると、図6に示すように、巾木1の表面部11と縦枠113、114の屋外側の面とは、面一で並ぶように配置され、それぞれ外額縁140の固定溝142の固定面142aの裏側に当接している。改装枠110が既設枠120の内側に配置され、固定された状態で、外額縁140を上枠111の屋外側、及び縦枠113、114の屋外側に配置する。すると同時に、外額縁140が巾木1の屋外側に配置される。そして、外額縁140の固定溝142にねじ孔を形成し、外額縁140と縦枠113、114とをねじで固定する。外額縁140と巾木1とをねじで固定する。外額縁140と縦枠113、114及び巾木1は共締めであり、外額縁140を固定するねじで同時に巾木1及び縦枠113、114が固定される。これにより、巾木1が外額縁140を介して縦枠113、114に固定される。巾木1は、改装建具100の幅方向における両端のみで外額縁140に固定され、他の幅方向中央部近辺では固定されない。その後、巾木1と設置面91との間にコーキング15を施し、巾木1と設置面91との間の隙間を埋める。
第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。取付部材2で、建物の開口に設けられた下枠112の下方に設けられ、設置面91と下枠112との間を塞ぐ巾木を取り付けた。巾木1を下枠に取り付けるための取付部材2を設けたので、巾木1を建物の基礎9のコンクリート等に固定する必要がなくなる。このため、コンクリートに孔を開ける際にヒビが入る懸念がなくなり、施工性が向上する。下枠112の下方に設けた取付部材2に巾木1を係合させることで、巾木1を上方から取り付けることができる。巾木1の下端は、設置面91に近接して施工者の手が入らないので、上方から近づけることで、巾木1を取り付けやすくなり、施工性が向上する。特に、改装建具100が引き戸であると、建具の幅寸法が大きくなり、巾木1の長さが開き戸と比べて倍近く長くなる。巾木1を設置する空間は、設置面91に近い低い位置で、下枠112と設置面91との間の高さの低い空間である。巾木1の長さ寸法が大きいときに、上方から取り付けることが可能になることで、巾木1の施工性は大きく向上する。
第1実施形態によれば、取付部材2を、下枠112の下面に固定される固定部21と、固定部21から下方に延び、建物の屋外側へ湾曲して巾木1の一部が係止される受け部22と、を含んで構成した。下枠112の下面に固定される固定部21から下方に延びる受け部22で、巾木1の一部である曲がり係止部13を受けることができる。このため、巾木1を下枠112の下方に近づけて、上から受け部22の上面で曲がり係止部13を回転させるように移動させ、巾木1を取り付けることができる。巾木1の下端は、設置面に近接して施工者の手が入らないので、上から回転させるように近づけることで、巾木1を取り付けやすくなり、施工性が向上する。
第1実施形態によれば、固定部21の屋外側の先端部に形成され、巾木1の先端部11aが当接可能な取付部材先端部26を含んで構成した。巾木1の取付時に、巾木1の先端部11aが当接する取付部材先端部26が形成されているので、巾木1の先端部11aを回転軸として巾木1を取り付ける際、回転させやすくなる。このため、施工性が向上する。
第1実施形態によれば、受け部22の屋外側の端部から下垂して巾木1に当接する当接部25を含んで構成した。当接部25が巾木1に当接することで、巾木1を裏面側から支持することができる。このため、巾木1を建物の基礎9に固定しなくても設置面91に対して略垂直に配置しやすくなり、かつ巾木1の固定強度も向上する。
第1実施形態によれば、固定部21の屋外側で下方に向かって突出し、巾木1の上部に係合可能な下方突出部24を含んで構成した。下方突出部24は、巾木1の上端側に上方係合部14が設けられていた場合には、上方係合部14を下方突出部24に係合させることができるので、巾木1を改装建具100に取り付ける施工性が向上する。巾木1に上方係合部14が設けられていなくても、下方突出部24を巾木1の上部を下枠112の屋外側における下端部に係合させることができる。
第1実施形態によれば、固定部21の屋外側で上方に向かって突出し、下枠112の屋外側の端部に当接可能な上方突出部23を含んで構成した。上方突出部23を下枠112の屋外側端部に当接させることで、取付部材2を下枠112の下面に取り付ける位置を位置決めすることができる。このため、取付部材2の施工性が向上する。
本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、変形、改良等は本開示に含まれる。
例えば、取付部材2は、下枠112の左右方向の一方から他方まで連続して設けられていなくてもよい。長さが下枠112の長さよりも短い取付部材2を、左右方向に間を空けて複数配置してもよい。
1 巾木、 2 取付部材(改装建具用巾木取付部材)、 21 固定部、 22 受け部、 23 上方突出部、 24 下方突出部、 25 当接部、26 取付部材先端部、 91 設置面、 112 下枠

Claims (5)

  1. 建物の開口に設けられた下枠の下方に設けられ、前記下枠が設置される前記建物の基礎の上の板材と前記下枠との間を塞ぐ巾木を取り付ける改装建具用巾木取付部材であって、
    平坦な板状の部分が前記下枠の下面に接して固定される固定部と、
    前記固定部から下方に延び、前記建物の屋外側へ湾曲して前記巾木の一部が係止される受け部と、を有する、改装建具用巾木取付部材。
  2. 前記固定部の屋外側の先端部に形成され、前記巾木の先端部が当接可能な取付部材先端部を有する、請求項に記載の改装建具用巾木取付部材。
  3. 前記受け部の屋外側の端部から下垂して前記巾木に当接する当接部を有する、請求項又はに記載の改装建具用巾木取付部材。
  4. 前記固定部の屋外側で下方に向かって突出し、前記巾木の上部に係合可能な下方突出部を有する、請求項のいずれか1項に記載の改装建具用巾木取付部材。
  5. 前記固定部の屋外側で上方に向かって突出し、前記下枠の前記屋外側の端部に当接可能な上方突出部を有する、請求項のいずれか1項に記載の改装建具用巾木取付部材。

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