JP7495004B1 - エレベータシステム及び該エレベータシステムを備えたエレベータ - Google Patents

エレベータシステム及び該エレベータシステムを備えたエレベータ Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの乗りかご内において、エレベータの利用状況に関する情報をより多く表示するエレベータシステムを提供する。【解決手段】エレベータシステム100において、乗りかご5の運転方向及び前記乗りかご5内の状況を示す乗りかご表示7、並びに通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示を表示する表示器6と、前記表示器6における表示を制御する制御手段17とを備え、前記制御手段17は、前記乗りかご5内に車椅子を使用しない乗客があるときには、前記乗りかご表示7内に人表示72を表示し、前記乗りかご5内に車椅子を使用する乗客があるときは、前記乗りかご表示7内に車椅子表示73を表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの利用状況を表示するエレベータシステム及び該エレベータシステムを備えたエレベータに関する。
エレベータは、方向矢印及び階床案内を行う表示装置を乗りかごの出入り口左右の袖壁上方に配置し、乗りかごの進行方向及び乗りかごの現在位置(通過階)あるいは次停止階を表示していた。
ところで、従来の表示装置は乗りかご内において、現在の乗りかご位置と隣接する階の乗場呼びの状況や次停止階の乗場呼びの状況が確認できず、エレベータの利用状況をエレベータの乗りかご内にいる利用者に案内するものとして十分ではなかった。
特開第2020-007064号公報
そこで課題は、エレベータの乗りかご内において、エレベータの利用状況に関する情報をより多く表示するエレベータシステム及び該エレベータシステムを備えたエレベータを提供することである。
[1]
エレベータシステムは、乗りかごの運転方向及び前記乗りかご内の状況を示す乗りかご表示、並びに通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示を表示する前記乗りかご内に設けられた表示器と、前記表示器における表示を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記乗りかご内に車椅子を使用しない乗客があるときは、前記乗りかご表示内に人表示を表示し、前記乗りかご内に車椅子を使用する乗客があるときは、前記乗りかご表示内に車椅子表示を表示する。
[2]
また、上記[1]のエレベータシステムにおいては、
車椅子用乗場登録装置が設けられた複数の乗場を備え、前記表示器は、乗場呼びに応答して停止する乗場呼び停止階の状況を示す乗場呼び停止階表示を表示し、前記制御手段は、前記乗場呼び停止階の乗場呼びが前記車椅子用乗場登録装置によって登録されたものであるときは、前記乗場呼び停止階表示に前記車椅子用乗場登録装置によって登録されたものであることを示す車椅子登録表示を表示する、
という構成でもよい。
[3]
また、上記[2]のエレベータシステムにおいては、
前記制御手段は、前記車椅子用乗場登録装置によって登録された乗場呼びの方向を前記車椅子登録表示と共に前記乗場呼び停止階表示として表示する、
という構成でもよい。
[4]
また、上記[1]乃至[3]のエレベータシステムにおいては、
前記乗りかご表示は、前記表示器における表示位置が固定され、
前記制御手段は、前記乗りかごが上方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示を下方向へスクロールさせて表示し、
前記乗りかごが下方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示を上方向へスクロールさせて表示する、
という構成でもよい。
[5]
また、上記[4]のエレベータシステムにおいては、
前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかごの進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときは、
前記制御手段は、前記乗場呼びが有る階の車椅子登録表示を前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びがあるときに表示する車椅子登録表示である第1の表示態様と異なる第2の表示態様で表示させ、
前記乗りかごが前記乗場呼びが有る階に近づくと前記車椅子登録表示の前記第2の表示態様を変化させ、
前記乗場呼びが有る階が前記通過階又は前記通過階の上下の階となったときは、
前記車椅子登録表示を前記第1の表示態様で表示させる、
という構成でもよい。
[6]
また、上記[2]又は[3]のエレベータシステムにおいては、
前記制御手段は、前記乗りかごが前記乗場呼び停止階に停止したときは、
前記車椅子登録表示を前記乗りかご表示に向かってスクロールして表示させる、
という構成でもよい。
[7]
また、上記[6]のエレベータシステムにおいては、
前記制御手段は、前記乗場呼び停止階から他の階に移動する前に、前記乗場呼び停止階表示の前記車椅子登録表示を消し、前記乗りかご表示内に車椅子表示を表示させる、
という構成でもよい。
[8]
また、エレベータは、
上記[1]乃至[3]のいずれかに記載のエレベータシステムを備える。
本発明に係るエレベータシステム及びエレベータによれば、エレベータの乗りかご内にエレベータの利用状況に関する情報をより多く表示し、エレベータの乗りかご内にいる利用者に案内することができる。
一実施形態に係るエレベータの乗りかごの概略斜視図である。 同実施形態に係る表示器の正面図である。 同実施形態に係る表示器における表示の遷移の第1の例を示す図である。 同実施形態に係る乗場の概略構成図である。 同実施形態に係るエレベータシステムの概略ブロック図である。 同実施形態に係る表示器における表示の遷移の第2の例を示す図である。 同実施形態に係るエレベータシステムのフロー図である。 他の実施形態に係る表示器における表示の遷移の第3の例を示す図である。 他の実施形態に係る表示器における表示の部分拡大図である。
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
まず、本発明に係るエレベータシステム及び該エレベータシステムを備えたエレベータの構成を説明するのに先立って、本発明に係るエレベータシステム及び該エレベータシステムが備えられたエレベータの乗りかごについて、図1を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、エレベータの乗りかごの構成等の理解を助けるために例示するものであり、本発明に係るエレベータシステム及びエレベータの構成を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータの乗りかごの概略斜視図である。図1に示すように、エレベータ1の乗りかご5は、例えば、出入口をかごドア3,3が開閉することにより、乗場と連通する。乗りかご5は、かごドア3,3に隣接して袖壁4,4を備える。袖壁4には、エレベータ1の行先階を登録する一般用かご操作盤21が設けられている(本実施形態においては、一方の袖壁4に設けられる)。また、側壁には、車椅子用かご操作盤22が設けられている(一般用かご操作盤21と車椅子用かご操作盤22をまとめて、かご操作盤2とする)。かご操作盤2の一部として、又はかご操作盤2とは別に表示器6が設けられる。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である間口方向D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、間口方向D1と直交する奥行方向D2であり、第3方向D3は、間口方向D1及び奥行方向D2と直交する鉛直方向であって、上下方向D3である。なお、例えば、かごドア3,3の開閉方向を間口方向D1とし、エレベータの乗りかご5に対して人が乗り降りする方向は、奥行き方向D2としてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る表示器6の正面図である。表示器6は略矩形の表示領域を有しており、表示領域は、3×3個の矩形に表示領域が分割される。図2において、分割された表示領域の内、左端の列の領域を上から領域X1、X2、X3とし、表示領域中央の領域を領域X4とし、右端の列の領域を上から領域X5、X6、X7とする。本発明の一実施形態に係る表示器6においては、矩形状の乗りかご表示7が、表示領域中央の領域X4に表示位置が固定されて表示される。
領域X4に表示される乗りかご表示7に隣接する領域X2には、乗りかご5が現在通過中又は停止中の階名が表示される通過階の階名表示9が表示される。また、領域X1には、通過階の階名表示9に表示された階名の1階床上の階名表示(通過階の上下の階の階名表示10)が表示され、領域X3には、通過階の階名表示9に表示された階名の1階床下の階名表示(通過階の上下の階の階名表示10)が表示される。図2においては、一実施例として、領域X2に通過階の階名表示9として階床「4」が表示され、領域X1に通過階の上下の階の階名表示10として階床「5」が表示され、領域X3に通過階の上下の階の階名表示10として階床「3」が表示されている。
乗りかご表示7は、乗りかごの運転方向表示71、乗りかご5内に車椅子を使用しない乗客がいるときを示す人表示72、及び乗りかご5内に車椅子を使用する乗客がいるときを示す車椅子表示73を表示する。図2においては、乗りかごの運転方向表示71として上方向の運転方向を表す上矢印、人表示72として人型のピクトグラム、及び車椅子表示73として車椅子型のピクトグラムを表示している。なお、乗りかごの運転方向が下方向のときは、乗りかごの運転方向表示71として下方向の運転方向を表す下矢印を表示する。
乗場呼び停止階表示8は、通過階及び通過階の上下の階に乗場呼びがあるとき、表示器6の領域X5乃至X7のいずれかに表示される。具体的には、通過階(停止階)に乗場呼びがあるときは、領域X6に乗場呼び停止階表示8が表示される。また、通過階の1階床上の階に乗場呼びがあるときは、領域X5に乗場呼び停止階表示8が表示され、通過階の1階床下の階に乗場呼びがあるときは、領域X7に乗場呼び停止階表示8が表示される。本実施形態ににおいては、通過階「4」の1階床上の階「5」に乗場呼びがあるときを示し、領域X5に乗場呼び停止階表示8を表示している。
乗場呼び停止階表示8は、乗場呼びの方向を示す乗場呼び方向表示81、車椅子を使用しない乗客による乗場呼びがあるときを示す人登録表示82、及び車椅子を使用する乗客による乗場呼びがあるときを示す車椅子登録表示83を表示する。本実施形態においては、人登録表示82して人型のピクトグラム、及び車椅子登録表示83として車椅子型のピクトグラムを表示している。また、図2において車椅子を使用しない乗客による乗場呼び、及び車椅子を使用する乗客による乗場呼びは両方とも下方向への乗場呼びであることから、人登録表示82及び車椅子登録表示83の上方にそれぞれ乗場呼び方向表示81として、下方向への乗場呼びを表す下矢印を表示している。なお、乗場呼びが上方向への乗場呼びのときは、乗場呼び方向表示81として、上方向への乗場呼びを表す上矢印を表示する。
次に図2及び図3を用いて、表示器6の表示内容の動作を説明する。図3(a)は、上昇中の乗りかご5に車椅子を使用しない乗客が乗車しており、通過階「2」を通過中であることを表示している。図3(b)に進み、乗りかご5がさらに上昇し、通過階「3」を通過中であることを表している。図3(c)に進み、乗りかご5がさらに上昇し、通過階「4」を通過中であり、通過階の上の階である「5」に乗場呼びの方向が下方向の車椅子を使用しない乗客による乗場呼び、及び車椅子を使用する乗客による乗場呼びがあることを表示している。図3(d)に進み、乗りかご5がさらに上昇し、通過階(停止階)「5」に停止し、乗りかご表示7の右側の領域X6に乗場呼び停止階表示8を表示することによって、停止階「5」に乗場呼びの方向が下方向の車椅子を使用しない乗客による乗場呼び、及び車椅子を使用する乗客による乗場呼びがあることを表す。
図3は、同実施形態に係る表示器における表示の遷移の第1の例を示す図である。図3に示す通り、上方向に乗りかご5が上昇するとき、乗りかご表示7は、領域X4に固定され、左側の表示領域であるX1乃至X3、及び右側の表示領域であるX5乃至X7の表示が下方向へスクロールして、乗りかご5が上昇していることを表現する。なお、下方向に乗りかご5が下降するとき、乗りかご表示7は、領域X4に固定され、左側の表示領域であるX1乃至X3、及び右側の表示領域であるX5乃至X7の表示が上方向へスクロールして、乗りかご5が下降していることを表現する。
次に、乗場呼びが車椅子を使用しない乗客による乗場呼びであるか、あるいは車椅子を使用する乗客による乗場呼びであるかを判断し、車椅子を使用しない乗客による乗場呼びがあるときを示す人登録表示82、及び車椅子を使用する乗客による乗場呼びがあるときを示す車椅子登録表示83を表示する手段の一例について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る乗場11の概略構成図である。また、図5は、本実施形態に係るエレベータシステム100の概略ブロック図である。乗場11の出入口12は、乗場ドア13,13により開閉される。出入口12の近傍には、一般用乗場登録装置14及び車椅子用乗場登録装置15が設けられる。車椅子用乗場登録装置15は、車椅子の利用者が操作し易いように一般用乗場登録装置14より低い位置に設置される。一般用乗場登録装置14及び車椅子用乗場登録装置15のそれぞれには、端階においては上呼び又は下呼びのボタンスイッチが設けられ、中間階においては上呼び及び下呼びのボタンスイッチの両方が設けられる。なお、車椅子用乗場登録装置15に設置されたボタンスイッチによって、乗場呼びが行われたときは、例えば、一般用乗場登録装置14に設置されたボタンスイッチによって乗場呼びが行われた場合に比べて、かごドア及び乗場ドアの開放時間が長くなるなど、車椅子の利用に対応した専用の制御が行われる。
本実施形態に係るエレベータシステム100は、図5に示す通り、制御手段17を備えている。制御手段17は、一般用乗場登録装置14及び車椅子用乗場登録装置15のボタンスイッチによって行われた乗場呼びの信号を取得部18で取得する。また、かご操作盤2のボタンスイッチによって行われたかご呼びの信号を取得部18で取得する。また、昇降路内に設けられたセンサやエレベータ1の駆動装置に設けれたエンコーダなどの乗りかご位置検出手段16からの乗りかご5の位置情報を取得部18で取得する。
制御手段17の判断部19は、取得部18が取得した、乗場呼びの信号についてどの階の一般用乗場登録装置14又は車椅子用乗場登録装置15の操作による信号かを判断する。そうして、取得した一般用乗場登録装置14及び車椅子用乗場登録装置15のボタンスイッチによって行われた乗場呼びの信号、及びかご位置検出手段16からの乗りかご5の位置情報に基づいて、表示制御部20は、表示器6に対して、出力部23から表示情報を出力し、表示器6に乗りかご表示7、乗場呼び停止階表示8、通過階の階名表示9及び通過階の上下の階の階名表示10を行う。
ここで、判断部19による車椅子を使用しない乗客による乗場呼びであるか、あるいは車椅子を使用する乗客による乗場呼びであるかの判断は、一般用乗場登録装置14による乗場呼びのときは、車椅子を使用しない乗客による乗場呼びであると判断し、車椅子用乗場登録装置15による乗場呼びのときは、車椅子を使用する乗客による乗場呼びであると判断することによって行われる。
次に、乗りかご5が乗場呼びに応答して、乗場呼びのある階に到着したときの表示器6の表示について図2及び図6を用いて説明する。図6(a)は、乗りかご5が停止階(通過階)に着床したときの、表示器6の表示である。図6(a)において、領域X4に表示された乗りかご表示7には、乗りかご5の運転方向表示71として乗りかごの運転方向が上方向であることを示す矢印と、乗りかご5内に車椅子を使用しない乗客がいることを示す人表示72が表示されている。
また、領域X6に表示された乗場呼び停止階表示8には、車椅子登録表示83として車椅子型のピクトグラムを表示している。これは、車椅子を使用する乗客による乗場呼びがあることを示している。また、本実施形態において車椅子を使用する乗客による乗場呼びは上方向への乗場呼びであることから、車椅子登録表示83の上方に乗場呼び方向表示81として、上方向への乗場呼びを表す上矢印を表示している。
続いて、乗場呼び停止階表示8に表示された車椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81は、図6(b)に示すように、領域X6の中を乗りかご表示7に向かってスクロールし、図6(c)に示すように、一旦車椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81を消す。その後、図6(d)に示すように、再び、図6(a)と同一の位置に車椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81を表示し、さらに図6(e)に示すように、領域X6の中を乗りかご表示7に向かってスクロールし、図6(f)に示すように、車椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81を消す。
その後、図6(g)に示すように、図6(f)の車椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81が消えた後、又は消えると同時に、乗りかご表示7に車椅子表示73を表示する。なお、本実施形態において、椅子登録表示83及び乗場呼び方向表示81を乗りかご表示7に向かって2回スクロールさせているが、1回又は3回以上スクロールさせてもよい。
なお、図示しないが、乗りかご5内の車椅子を使用しない乗客が、停止階(図6においては5階)で降りたときは、乗りかご表示7の人表示72を消す。判断部19は、かご操作盤2によって登録されたかご呼びの行先階に本停止階(図6においては5階)が含まれ、且つ、停止階より先の乗りかごの運転方向(本実施形態では上方向)にかご操作盤2によって登録されたかご呼びの行先階が無いときに、乗りかご5内の車椅子を使用しない乗客が、停止階で降りたと判断し、表示制御部20は、乗りかご表示7の人表示72を消す。
次に、制御手段17による表示器6の表示制御の一例について、図7を用いて説明する。図7は、制御手段17による表示器6の表示制御フロー図である。
まず、STEP1において、制御手段17は、エレベータ1の出発階である乗場11の乗場呼びが、車椅子用乗場登録装置15によるものか否かを判定する。
制御手段17は、出発階である乗場11の乗場呼びが、車椅子用乗場登録装置15によるものであるとき(STEP1 YES)、STEP2において、乗りかご表示7内に車椅子表示73を表示する。一方、制御手段17は、出発階である乗場11の乗場呼びが、車椅子用乗場登録装置15によるものでないとき(STEP1 NO)、STEP2をスキップする。
次に、STEP3において、制御手段17は、エレベータ1の出発階である乗場11の乗場呼びが、一般用乗場登録装置14によるものか否かを判定する。
制御手段17は、出発階である乗場11の乗場呼びが、一般用乗場登録装置14によるものであるとき(STEP3 YES)、STEP4において、乗りかご表示7内に人表示72を表示する。一方、制御手段17は、出発階である乗場11の乗場呼びが、一般用乗場登録装置14によるものでないとき(STEP3 NO)、STEP4をスキップする。
次に、STEP5において、制御手段17は、乗りかご5の移動方向が上方向か否かを判定する。
制御手段17は、乗りかご5の移動方向が上方向のとき(STEP5 YES)、STEP6において、通過階の階名表示9及び通過階の上下の階の階名表示10を下方向へスクロールする。一方、制御手段17は、乗りかご5の移動方向が上方向でないとき、すなわちり乗りかご5の移動方向が下方向のとき(STEP5 NO)、STEP7において、通過階の階名表示9及び通過階の上下の階の階名表示10を上方向へスクロールする。
次に、STEP8において、制御手段17は、乗場呼びがあるか否かを判定する。
制御手段17は、乗場呼びがあるとき(STEP8 YES)、STEP9において、乗場呼びに車椅子用乗場登録装置15による乗場呼びが含まれるか否かを判定する。
制御手段17は、乗場呼びに車椅子用乗場登録装置15による乗場呼びが含まれているとき(STEP9 YES)、STEP10において、乗場呼び停止階表示8内に車椅子登録表示83を表示する。一方、制御手段17は、乗場呼びに車椅子用乗場登録装置15による乗場呼びが含まれていないとき(STEP9 NO)、STEP10をスキップする。
次に、STEP11において、制御手段17は、乗場呼びに一般用登録装置14による乗場呼びが含まれるか否かを判定する。
制御手段17は、乗場呼びに一般用登録装置14による乗場呼びが含まれているとき(STEP11 YES)、STEP12において、乗場呼び停止階表示8内に人登録表示82を表示する。一方、制御手段17は、乗場呼びに一般用登録装置14による乗場呼びが含まれていないとき(STEP11 NO)、STEP12をスキップする。
なお、STEP8において、制御手段17は、乗場呼びがあるか否かを判定し、乗場呼びがないと判定したとき(STEP8 NO)、STEP9乃至STEP12をスキップする。
次に、制御手段17は、STEP13において、乗りかご5が停止階に着床したか否かを判定する。
制御手段17は、乗りかご5が停止階に着床したとき(STEP13 YES)、STEP14において、乗場呼びがあるか否かを判定する。一方、制御手段17は、乗りかご5が停止階に着床していないと判定したとき(STEP13 NO)、STEP13を繰り返す。
制御手段17は、乗場呼びがあるとき(STEP14 YES)、STEP15において、停止階表示8の人登録表示82及び車椅子登録表示83を乗りかご表示7に向かって横スクロールするさせる。
さらに、制御手段17は、STEP16において、停止中の停止階の停止階表示8に人登録表示82があるときは、乗りかご表示7内に人表示72を表示し、停止中の停止階の停止階表示8に車椅子登録表示83があるときは、乗りかご表示7内に車椅子表示73を表示すると共に、停止階表示8の人登録表示82及び車椅子登録表示83を消灯する。
なお、STEP14において、制御手段17は、乗場呼びがあるか否かを判定し、乗場呼びがないと判定したとき(STEP14 NO)、STEP15及びSTEP16をスキップする。
次に、制御手段17は、STEP17において、乗りかご5を次の停止階に向けて移動を開始しさせて、フローを終了する。
[1]
以上により、本発明に係るエレベータシステム100は、
乗りかご5の運転方向及び前記乗りかご5内の状況を示す乗りかご表示7、並びに通過階
及び前記通過階の上下の階の階名表示を表示する前記乗りかご内に設けられた表示器6と、
前記表示器6における表示を制御する制御手段17とを備え、
前記制御手段17は、前記乗りかご5内に車椅子を使用しない乗客があるときは、前記乗
りかご表示7内に人表示72を表示し、
前記乗りかご5内に車椅子を使用する乗客があるときは、前記乗りかご表示7内に車椅子
表示73を表示してもよい。

斯かる構成によれば、エレベータ1の乗りかご5内において、エレベータ1の利用状況に関する情報をより多く表示するエレベータシステム100を提供することができる。
[2]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
車椅子用乗場登録装置15が設けられた複数の乗場11を備え、
前記表示器6は、乗場呼びに応答して停止する乗場呼び停止階の状況を示す乗場呼び停止階表示8を表示し、
前記制御手段17は、前記乗場呼び停止階の乗場呼びが前記車椅子用乗場登録装置15によって登録されたものであるときは、前記乗場呼び停止階表示8に前記車椅子用乗場登録装置15によって登録されたものであることを示す車椅子登録表示83を表示するという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、エレベータ1の乗りかご5内において、乗場11のエレベータ利用者の利用状況に関する情報をより多く表示するエレベータシステム100を提供することができる。
[3]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
前記制御手段17は、前記車椅子用乗場登録装置15によって登録された乗場呼びの方向を前記車椅子登録表示83と共に前記乗場呼び停止階表示8として表示するという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、エレベータ1の乗りかご5内において、乗場11の前記車椅子用乗場登録装置15によって登録した利用者の乗場呼びの方向の情報を乗りかご5内に提供することができる。
[4]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
前記乗りかご表示7は、前記表示器6における表示位置(X4)が固定され、
前記制御手段17は、前記乗りかご5が上方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示9,10を下方向へスクロールさせて表示し、
前記乗りかご5が下方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示9,10を上方向へスクロールさせて表示するという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、乗りかご5の通過階、すなわち乗りかご5の昇降路内の位置情報を乗りかご5内に提供することができ、また、通過階及び前記通過階の上下の階の階名表示9,10の動きにより、乗りかご5の移動方向が直感的に把握することができる。
[5]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかご5の進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときは、
前記制御手段17は、前記乗場呼びが有る階の車椅子登録表示83を前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びがあるときに表示する車椅子登録表示83である第1の表示態様と異なる第2の表示態様で表示させ、
前記乗りかご5が前記乗場呼びが有る階に近づくと前記車椅子登録表示83の前記第2の表示態様を変化させ、
前記乗場呼びが有る階が前記通過階又は前記通過階の上下の階となったときは、
前記車椅子登録表示83を前記第1の表示態様で表示させるという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、乗りかご5内に前記乗りかご5の進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びがあるとの情報を提供することができる。
[6]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
前記制御手段17は、前記乗りかご5が前記乗場呼び停止階に停止したときは、
前記車椅子登録表示83を前記乗りかご表示7に向かってスクロールして表示させるという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、乗りかご5内に前記車椅子用乗場登録装置15によって乗場呼びを登録した利用者が、乗りかご5に乗車中であるとの情報を提供することができる。
[7]
また、本発明に係るエレベータシステム100は、
前記制御手段17は、前記乗場呼び停止階から他の階に移動する前に、前記乗場呼び停止階表示8の前記車椅子登録表示83を消し、前記乗りかご表示7内に車椅子表示73を表示するという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、乗りかご5内に前記車椅子用乗場登録装置15によって乗場呼びを登録した利用者が、乗りかご5に乗車完了したとの情報を提供することができる。
[8]
また、本発明に係るエレベータ1は、[1]乃至[7]に記載のエレベータシステム100のいずれかを備えてもよい。
斯かる構成によれば、エレベータ1の乗りかご5内において、エレベータ1の利用状況に関する情報をより多く表示するエレベータシステム100を備えたエレベータ1を提供することができる。
なお、本発明に係るエレベータシステム100及びエレベータ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータシステム100及びエレベータ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(A)上記実施形態に係るエレベータシステム100及びエレベータ1において、乗場呼び停止階表示8は、通過階及び通過階の上下の階に乗場呼びがあるとき、表示器6の領域X5乃至X7のいずれかに表示されるという構成である。具体的には、通過階(停止階)に乗場呼びがあるときは、領域X6に乗場呼び停止階表示8が表示され、通過階の上下の階に乗場呼びがあるときは、領域X5又はX7に乗場呼び停止階表示8が表示される。しかしながら、通過階及び通過階の上下の階以外の階に乗場呼びがあるとき、乗場呼び停止階表示8は、表示器6の領域X5乃至X7のいずれかに表示されるという構成であってもよい。
例えば、図8に示すように、前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかご5の進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときは、前記制御手段17は、前記乗場呼びが有る階の人登録表示82及び車椅子登録表示83を前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びがあるときに表示する車椅子登録表示83である第1の表示態様と異なる第2の表示態様で表示させ、前記乗りかご5が前記乗場呼びが有る階に近づくと前記車椅子登録表示83の前記第2の表示態様を徐々に変化させ、前記乗場呼びが有る階が前記通過階又は前記通過階の上下の階となったときは、前記車椅子登録表示83を前記第1の表示態様で表示させてもよい。
具体的には、図8において乗りかご5は、上方向に移動しており、通過階である2階又は通過階の上の階である3階及び4階に乗場呼びが無く、乗りかご5の進行方向の通過階又は通過階の上下の階以外である5階に乗場呼びが有る。図8(a)において、乗りかご5は、通過階である2階を通過中で、3階には乗場呼びが無いが領域X5に乗場呼び停止階表示8を第2の表示態様で表示する。図8(a)の第2の表示態様Aは、図9(a)に示すように、例えば、乗場呼び方向表示81、人登録表示82、及び車椅子登録表示83は、第2の表示態様Aである白抜きで表示される。
斯かる構成により、通過階又は通過階の上下の階に乗場呼びは無いが、進行方向のいずれかの階に乗場呼びのある階があることを乗りかご5内に案内することができる。
なお、第2の表示態様Aで乗場呼び方向表示81、人登録表示82、及び車椅子登録表示83が、表示器6の領域X5乃至X7のいずれかに表示されるタイミングは、乗場呼び停止階において、前記一般用乗場登録装置14又は前記車椅子用乗場登録装置15によって乗場呼びが登録されたときであってもよい。
図8(b)に示すように、乗りかご5がさらに上昇し、3階を通過する。このとき、乗場呼びのある5階は、まだ通過階又は通過階の上下の階ではない。この場合、図8(b)の第3の表示態様Bは、図9(b)に示すように、例えば、乗場呼び方向表示81、人登録表示82、及び車椅子登録表示83は、第1の表示態様及び第2の表示態様Aとも異なる第3の表示態様Bで表示される。例えば、第3の表示態様Bは、第1の表示態様Cより輝度を低くし、あるいは色調が暗い色調とする。
第2の表示態様Aから第3の表示態様Bに変化させるタイミングは、例えば、乗場呼びのある階が通過階の上下の階の一つ手前の階となったときであってもよく、第2の表示態様Aで乗場呼び方向表示81、人登録表示82、及び車椅子登録表示83が表示され、乗りかご5が移動を開始したときからであってもよい。
また、第3の表示態様Bは、通過階の上下の階の一つ手前の階から通過階の上下の階に移動するに伴い、第2の表示態様Aから第1の表示態様Cへ徐々に変化するものであってもよい。具体的には、例えば、図9(a)の白抜きでの表示から徐々に輝度を高くし、あるいは色調を明るい色調として、乗場呼びのある階が通過階の上下の階になったときに第1の表示態様Cの輝度、あるいは色調としてもよい。なお、図8及び図9において、第2の表示態様Aは、白抜きで表示するものとしていたが、第2の表示態様Aを例えば、グレーアウトした表示としてもよく、また、第1の表示態様Cと異なる態様の他の表示態様であってもよい。
図8(c)に示すように、乗りかご5がさらに上昇し、4階を通過する。このとき、乗場呼びのある5階が、通過階の上の階となるため、図8(c)の第1の表示態様Cは、図9(c)に示すように、例えば、乗場呼び方向表示81、人登録表示82、及び車椅子登録表示83は、第1の表示態様Cで表示される。例えば、第1の表示態様Cの一例として、人登録表示82及び人登録表示82上方の乗場呼びの方向表示81は黄色とし、車椅子登録表示83及び車椅子登録表示83上方の乗場呼びの方向表示81は青色としてもよい。
このように、本発明に係るエレベータシステム100は、前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかご5の進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときは、前記制御手段17は、前記乗場呼びが有る階の車椅子登録表示83を前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びがあるときに表示する車椅子登録表示83である第1の表示態様Cと異なる第2の表示態様Aで表示させ、前記乗りかご5が前記乗場呼びが有る階に近づくと前記車椅子登録表示83の前記第2の表示態様Aを変化させ、前記乗場呼びが有る階が前記通過階又は前記通過階の上下の階となったときは、前記車椅子登録表示83を前記第1の表示態様Cで表示させるという構成であってもよい。
斯かる構成によれば、前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかご5の進行方向の前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときに、乗りかご5内に前記通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びがあるとの情報を提供することができる。また、第2の表示態様から第1の表示態様に変化させることにより、乗場呼びがある階に接近しているとの情報を提供することができる。
(B)また、上記実施形態におけるエレベータシステム100は、表示器6に通過階の階名表示9及び通過階の上下の階の階名表示10を表示する、という構成である。しかしながら、エレベータシスステム100は、斯かる構成に限られない。例えば、表示器6に通過階の階名表示9及び通過階の上下の階の階名表示10だけでなく、通過階から2つ離れた階の階名表示を行う、という構成でもよい。
(C)また、上記実施形態におけるエレベータシステム100は、表示器6の乗りかご表示7に乗りかご5の運転方向表示71、人表示72及び車椅子表示73を表示する、という構成である。しかしながら、エレベータシスステム100は、斯かる構成に限られない。例えば、表示器6の乗りかご表示7に乗りかごの運転方向表示71及び人表示72のみを表示する、という構成でもよく、また、表示器6の乗りかご表示7に乗りかごの運転方向表示71及び車椅子表示73のみを表示する、という構成でもよい。
(D)また、上記実施形態におけるエレベータシステム100は、表示器6の乗り場呼び停止階表示8に乗場呼びの方向表示81、人登録表示82及び車椅子登録表示83を表示する、という構成である。しかしながら、エレベータシステム100は、斯かる構成に限られない。例えば、表示器6の乗り場呼び停止階表示8に乗場呼びの方向表示81及び人登録表示82のみを表示する、という構成でもよく、また、表示器6の乗り場呼び停止階表示8に乗場呼びの方向表示81及び車椅子登録表示83のみを表示する、という構成でもよい。
(E)また、上記実施形態におけるエレベータシステム100は、前記制御手段17は、前記乗場呼び停止階の乗場呼びが前記車椅子用乗場登録装置15によって登録され、且つ、前記乗りかご5内で車椅子用かご操作盤22の操作により行先階が登録されたとき、前記乗場呼び停止階から他の階に移動する前に、前記乗場呼び停止階表示8の前記車椅子登録表示83を消し、前記乗りかご表示7内に車椅子表示73を表示させる、という構成でもよい。
(F)なお、例えば、特許請求の範囲、明細書及び図面において示したシステム及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各工程の実行順序は、前の工程の結果物を後の工程で用いるものでない限り、任意の順序で実現できる。例えば、便宜上、「まず」、「次に」等を用いて説明したとしても、この順で実行することが必須であることを意味するものではない。
1…エレベータ、2…かご操作盤、3…かごドア、4…袖壁、5…乗りかご、6…表示器、7…乗りかご表示、8…乗場呼び停止階表示、9…通過階の階名表示、10…通過階の上下の階の階名表示、11…乗場、12…出入口、13…乗場ドア、14…一般用乗場登録装置、15…車椅子用乗場登録装置、16…乗りかご位置検出手段、17…制御手段、18…取得部、19…判断部、20…表示制御部、21…一般用かご操作盤、22…車椅子用かご操作盤、23…出力部、71…乗りかごの運転方向表示、72…人表示、73…車椅子表示、81…乗場呼びの方向表示、82…人登録表示、83…車椅子登録表示、100…エレベータシステム、A…第2の表示態様、B…第3の表示態様、C…第1の表示態様

Claims (8)

  1. 乗りかごの運転方向及び前記乗りかご内の状況を示す乗りかご表示、並びに通過階及び前
    記通過階の上下の階の階名表示を表示する前記乗りかご内に設けられた表示器と、
    前記表示器における表示を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記乗りかご内に車椅子を使用しない乗客があるときは、前記乗りかご
    表示内に人表示を表示し、
    前記乗りかご内に車椅子を使用する乗客があるときは、前記乗りかご表示内に車椅子表示
    を表示する
    エレベータシステム。
  2. 車椅子用乗場登録装置が設けられた複数の乗場を備え、
    前記表示器は、乗場呼びに応答して停止する乗場呼び停止階の状況を示す乗場呼び停止階
    表示を表示し、
    前記制御手段は、前記乗場呼び停止階の乗場呼びが前記車椅子用乗場登録装置によって登
    録されたものであるときは、前記乗場呼び停止階表示に前記車椅子用乗場登録装置によ
    って登録されたものであることを示す車椅子登録表示を表示する
    請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記制御手段は、前記車椅子用乗場登録装置によって登録された乗場呼びの方向を前記車
    椅子登録表示と共に前記乗場呼び停止階表示として表示する
    請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記乗りかご表示は、前記表示器における表示位置が固定され、
    前記制御手段は、前記乗りかごが上方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の
    上下の階の階名表示を下方向へスクロールさせて表示し、
    前記乗りかごが下方向に移動するときは、前記通過階及び前記通過階の上下の階の階名表
    示を上方向へスクロールさせて表示する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータシステム。
  5. 前記通過階又は前記通過階の上下の階に乗場呼びが無く、前記乗りかごの進行方向の前記
    通過階又は前記通過階の上下の階以外の階に乗場呼びが有るときは、
    前記制御手段は、前記乗場呼びが有る階の車椅子登録表示を前記通過階又は前記通過階の
    上下の階に乗場呼びがあるときに表示する車椅子登録表示である第1の表示態様と異なる
    第2の表示態様で表示させ、
    前記乗りかごが前記乗場呼びが有る階に近づくと前記車椅子登録表示の前記第2の表示態
    様を変化させ、
    前記乗場呼びが有る階が前記通過階又は前記通過階の上下の階となったときは、
    前記車椅子登録表示を前記第1の表示態様で表示させる
    請求項4に記載のエレベータシステム。
  6. 前記制御手段は、前記乗りかごが前記乗場呼び停止階に停止したときは、
    前記車椅子登録表示を前記乗りかご表示に向かってスクロールして表示させる
    請求項2又は請求項3に記載のエレベータシステム。
  7. 前記制御手段は、前記乗場呼び停止階から他の階に移動する前に、前記乗場呼び停止階表
    示の前記車椅子登録表示を消し、前記乗りかご表示内に車椅子表示を表示させる
    請求項6に記載のエレベータシステム。
  8. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータシステムを備えたエレベータ。
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