JP7494605B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
潜像担持体に形成された静電潜像をトナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いた現像装置によって可視像化する画像形成装置において、画像形成に伴って現像装置内のトナーが消費されていくと、消費された量のトナーを順次補給する必要がある。
そのため、従来の画像形成装置では、トナーを収納したトナーボトルを設け、そのトナーボトルから現像装置へ消費分のトナーを補給するようにしたものがある。
また、このような構成においては、トナーボトル内のトナーが無くなると空になったトナーボトルを交換する必要があり、その交換作業は一般にユーザーによって行われている。
そして多くの場合、トナーボトルには従来から上述の交換トナーカートリッジにはトナーカートリッジ基板が設けられている。
この基板にはICチップが組み込まれており、例えばカートリッジの識別情報やトナーの特性に応じた、画像最適化を目的とした制御データが書き込まれている。
一方、画像形成装置本体には、ICチップ受信機が設けられており、上述のトナーカートリッジを画像形成装置本体に装着すると、このカートリッジ側ICチップと本体側ICチップ受信機が常時接触状態となる。
画像形成装置が動作している間は、カートリッジと本体との相互間で情報の交換を行い、例えば本体側で純正カートリッジであるかどうかの検知や使用枚数(或いはトナーモータ回転時間等)の積算を行い、カートリッジのICチップにモード終了時の使用累積情報の登録などを行っている。
ICチップ(又はIDチップ、ICタグ等も含む)を有するトナー収容容器を、画像形成装置に挿入する方向に配置し、設置することにより、ICチップが画像形成装置の受信機に認証されるという技術が知られている(例えば、特許文献1、2)。
しかし、受信機が露出しているため、意図しない外力による破損や、トナーが付着することによる汚れなどによるICチップの読み書き不良が発生するという問題があった。
本発明は、トナー収容容器のICチップと通信する受信機の不具合の発生を防止することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、
電子部品を有するトナー収容容器を取り付け取り外し可能な画像形成装置であって、
前記電子部品が保持する情報を受信する受信部と、
前記電子部品が前記受信部と通信可能な前記電子部品の位置に、前記トナー収容容器を案内する案内部と、
前記トナー収容容器を取り付けるときに、前記受信部が前記情報を前記電子部品から受信できる前記受信部の位置に、前記受信部を移動させ、前記トナー収容容器を取り外すときに、前記受信部が前記受信位置よりも前記トナー収容容器から離れた退避位置に、前記受信部を移動させる作動部と、
を備えを備え、
前記作動部は、
前記受信部を設置し、移動可能なスライダと、
前記スライダの移動を、前記受信位置と前記退避位置との間で案内するスライダガイドと、
回転動作の支点となるアーム回転支点軸で折り曲げられた屈曲形状を有し、一端が前記スライダへ回転自在に接続されたアームと、
回転動作の支点となるレバー回転支点軸を一端に有するレバーと、を有し、
前記スライダは、前記レバーの回転に連動した前記アームの回転によって、前記スライダガイドの案内に従って前記受信位置に移動し、前記受信部を前記電子部品と接触させることを特徴とする。
本発明によれば、トナー収容容器のICチップと通信する受信機の不具合の発生を防止することができる。
複写機の一例を説明する概略構成図である。 トナー収容容器を画像形成装置へ配置した状態例を説明する図である。 トナー収容容器を画像形成装置に配置する前の状態例を説明する図である。 トナー収容容器の一例をICチップが配置される側から見た側面の一部分を説明する概略図である。 トナー収容容器のホルダの一例を説明する図である。 画像形成装置に設置されたガイドの一例を示す概略図である。 ガイドの一例を説明する斜視図である。 作動部を説明する斜視図である。 トナー収容容器をセットする前の作動部の状態例を説明する図である。 トナー収容容器をセットした後の作動部の状態例を説明する図である。 シャッターとガイドの対向形状を凹凸した例を説明する図である。 トナー収容容器とレシーバとの間に対向面が配置される例を説明する模式図である。 作動部の変形例を説明する模式図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例について説明する。
以下、画像形成装置の一例として、電子写真方式の複写機(以下、単に「複写機500」という)の一実施形態について説明する。本実施形態では、複写機500として、モノクロ画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、公知のカラー画像形成装置についても同様に適用することができる。また、複写機500は卓上型のコンパクトな画像形成装置であるが、本発明は、床面に載置する比較的大型の画像形成装置にも適用可能である。また、ICチップを有するインクカートリッジを設置可能な画像形成装置にも適用可能である。
図1は、複写機500の全体の概略構成図である。
複写機500は、画像形成を行うプリンタ部1の上に原稿読取装置2を有し、その上には原稿押さえ圧板3を有する。また、プリンタ部1の下には図1中の手前側となるフロント方向に引き出し可能な給紙トレイ4を備えた給紙装置5を有する。
図1中の「R1」の矢印は、給紙トレイ4に収納された用紙Pの搬送路を示す。給紙トレイ4に収納積載された用紙Pは図1中の右側である先端側を可動底板6によって押し上げられ、回転駆動される給紙コロ7によって図1中の右上方向に向けて搬送力を付与される。用紙Pは、フリクションパッド8によって一枚ずつに分離され、分離された一枚の用紙Pは、対向配置されて回転駆動される二つのローラからなるレジストローラ対9によって、タイミングを合わせて上方の転写位置に向けて縦搬送される。
ドラム状の感光体11は、回転しながら帯電ローラ15によって表面を一様帯電され、書込ユニット12から照射されたレーザー光により静電潜像をその表面に書きこまれる。静電潜像は現像装置10によって現像されることでトナー像となる。トナー像は感光体11の回転によって感光体11と転写ローラ13とが対向する転写位置に到達し、図1中の転写位置を通過する用紙Pの左側の表面にトナー像が形成される。現像によってトナーが消費される現像装置10には、図1中の書込ユニット12の上方に配置されたトナーボトル14からトナーが供給される。
現像装置10は、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を用いて現像を行う公知の磁気ブラシ方式の現像装置であり、現像容器内に現像ローラ、搬送スクリュ及びトナー濃度センサを有する。
更に現像装置10は、トナー濃度センサにより検知される現像剤中のトナー濃度に応じて、トナーボトルから現像装置10にトナーを補給するトナー補給部(図示せず)を、画像形成装置に備える。
トナー像が形成された用紙Pは、転写位置の上方に位置する熱定着ローラ対16とヒータとを備えた定着ユニット17で、ヒータの熱で温度が上昇した熱定着ローラ対16によって加熱及び加圧が行われ、トナー像が定着される。定着ユニット17を通過した用紙Pは、回転する二つのコロからなる排紙コロ対18によって、排紙口180からプリンタ部1のケーシング19の外に排出される。排紙口180の外は、原稿読取装置2の下部に設けられた空間であって、複写機500の胴体内に設けられた排紙収納部20である。すなわち、排紙口180を通過した用紙Pは、画像形成装置の本体である画像形成部(プリンタ部1)と画像読取部(原稿読取装置2)とで形成される複写機500の胴体の内部に設けられた胴内排紙部としての排紙収納部20に排出される。排紙収納部20に向けて排出された用紙Pは、排紙収納部20の下面を形成し、排紙を受ける排紙トレイ21上に画像面が下向きになるように積載される。
複写機500は、給紙トレイ4の他にもう一つの給紙部を有する。これは「手差し給紙部」と呼ばれ、図1中の右方向に回動して開かれた手差しトレイ22上にセットされた用紙Pを給紙するものである。図1中の「R2」の矢印は、手差しトレイ22上にセットされた用紙Pの搬送路を示す。
手差しトレイ22上にセットされた用紙Pは、上下方向に揺動可能な呼び出しコロ24の回転によって図1中の左方向に送り出され、レジストローラ対9に案内されるようになっている。その先の工程は、図1中の「R1」の矢印で示す搬送路に合流し、給紙トレイ4に収納された収納された用紙Pの場合と同様である。
次に、複写機500における両面印刷の場合の搬送経路と動作について説明する。
図1中の「R3」の破線矢印は、両面印刷される用紙Pが、片面側に画像が形成された後に通過する反転経路を示している。
上述した片面印刷のように、片面側に画像が形成された用紙Pは、排紙コロ対18に挟持された状態でその先端側半分を排紙収納部20に排出される。そして、用紙Pの後端が反転経路切替爪26の先端を過ぎたポイントで搬送を一時停止する。この場合の用紙Pの後端は反転経路切替爪26の先端を越えると、その紙剛性によって反転経路切替爪26先端よりも高い位置に移動する。ここで排紙コロ対18を逆転させると、用紙は図1中の「R3」の破線矢印で示すように反転経路切替爪26の上方を通過し、反転経路内のガイド部材によって下向きに案内され両面搬送コロ対27により、さらに下方に向けて搬送される。
両面搬送コロ対27を通過した用紙Pは、反転経路内の案内部材によって図1中の「R3」の破線矢印のように湾曲搬送されて、再びレジストローラ対9の間に導かれる。こうして用紙Pの先ほどとは逆の面に画像が形成されることで、両面印刷が可能になる。両面印刷された用紙Pは、排紙トレイ21上に排出される。
排紙収納部20の図1中の左側に配置された支持柱29は、図1中の左側の手前側のみに設けられた柱状の部材であり、原稿読取装置2を保持する役割を有している。排紙トレイ21上に排出された印刷後の用紙Pは、通常は図1中の手前側であるフロント方向から取り出し操作が行われ、それが無理な場合には左側面側から取り出しを行うようになっている。
以上が、複写機500の構成の概略である。
次に、一実施形態の画像形成装置の特徴について説明する。
一実施形態の画像形成装置は、着脱可能なトナー収容容器に設置されたICチップと通信する受信機に関して、不具合の発生を防止する。例えば、トナー収容容器未セット時には受信機を退避させることにより、意図しない外力による受信機の破損を防ぐこと、トナー収容容器未セット時にシャッター機構を用いてトナー容器収容部とレシーバとの間を遮断することにより、トナー付着によるICチップに対する書き込み、読み取り不良を防ぐことが特徴となっている。
一実施形態の画像形成装置は、電子部品(ICチップ130)を有するトナー収容容器(トナー収容容器100)を取り付け取り外し可能な画像形成装置であって、電子部品が保持する情報を受信する受信部(レシーバ210)と、電子部品が受信部と通信可能な位置に、トナー収容容器を案内する案内部(ガイド200)と、トナー収容容器を取り付けるときに、受信部が情報を受信できる受信位置に、受信部を移動させ、トナー収容容器を取り外すときに、受信部が受信位置よりもトナー収容容器から離れた退避位置に、受信部を移動させる作動部(作動部300)と、を備えることを特徴とする。( )内は、後述する図8等の構成例と対応づけたものである。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。
図2から図7を参照して、一実施形態の画像形成装置に着脱可能なトナー収容容器(以降適宜「一実施形態のトナー収容容器」と称する)および画像形成装置が備えるガイド等の構成例について説明し、図8から図13を参照して、一実施形態の画像形成装置の特徴となる作動部について説明する。
図2は、一実施形態のトナー収容容器100を画像形成装置へ配置した状態例を説明する図である。
トナー収容容器100は、例えば、図1に示すトナーボトル14として、複写機500に着脱可能である。
図3は、一実施形態のトナー収容容器100を画像形成装置に配置する前の状態例を説明する図である。図3(A)はガイド200の位置を説明する図であり、矩形の枠内にガイドが配置されている。図3(B)はトナー収容容器100が有するホルダ120の位置を説明する図であり、矩形の枠内にホルダ120を示している。
トナー収容容器100において、ホルダ120は、収容容器本体としてのトナーボトル110のトナー排出口と反対側に配置され、図3(A)に示すガイド200と対向する。図2に示すトナー収容容器100では、右側がトナー排出口であり、左側にホルダ120が配置されている。
画像形成装置は、電子部品としてのICチップ130から情報を受けるレシーバ(「受信機」または「受信部」とも称する)210を保持するガイド(「ガイド部」とも称する)200を有する。
トナー収容容器100は、トナーを収納するトナーボトル110と、ICチップを保持するホルダ120により構成されている。
トナーボトル110は、有底の略円筒形状をなし、トナーを搬送する為の螺旋状の突条が形成されている。トナー収容容器100は、例えば、図2に示す矢印の方向に回転する回転体である。
トナーボトル110の一端にホルダ120が取着され、トナーボトル110の他端にはトナーを排出するためのトナー排出口を有する。
トナー収容容器100は、画像形成装置に装着され、トナーボトル110の回転中心軸を中心として回転することにより、螺旋溝によりトナー排出口側に徐々に送られ、トナー排出口から排出されたトナーが不図示のトナー補給経路を通り現像装置10に補給される。
なお、本例と異なりホルダとトナー排出口が収容容器本体の同じ側にある場合でも本願発明を適用することができる。
図4は、一実施形態のトナー収容容器100をICチップが配置される側から見た側面の一部分を説明する概略図である。図5は、一実施形態のトナー収容容器100の一端に設置されるホルダ120を説明する図であり、(A)はホルダ120の斜視図であり、(B)はトナー収容容器100の端部から見たホルダ120を示す図である。
トナー収容容器100は、トナーを収容するトナーボトル110と、ホルダ120と、ICチップ130と、誘導部140とを有する。
トナーボトル110は、トナーを収容する。トナーボトル110は、例えば、円柱状(筒状)の外径部を有する回転体とする。
ホルダ120は、トナーボトル110の一端に配置される。トナーボトル110の一端は、直径が細くなっており、ホルダ120が嵌合する。ホルダ120は、トナーボトル110に対して回転自在であり、トナーボトル110の回転に対してフリー(自由状態)となっている。ホルダ120は、トナーボトル110の回転軸と同軸(回転軸121)を中心に回転可能である。
ホルダ120は、回転軸121に平行な側面に、ICチップ130を保持する。
ICチップ130は、トナーに関する情報(トナー収容容器が正規品であることを示す認証情報、トナー収容容器に充填されたトナーの充填量、色情報、残量情報、その他使用履歴等)を保持する。ICチップ130は、穴形状131を有する。
誘導部140は、ホルダ120に形成され、ICチップ130が設置される側面に直交する方向に伸びる延伸形状141を有する。誘導部140は、ホルダ120を、ガイド200が有する嵌合部(図7を参照して後述する)に誘導する。
誘導部140の詳細については後述する。
図6は、一実施形態の画像形成装置に設置されたガイド200を示す概略図である。図7は、ガイド200を説明する斜視図である。
ガイド200は、レシーバ210を保持し、嵌合部220と、導入部230とを有する。
レシーバ210は、ICチップ130から情報を受信する。レシーバ210は、突起形状211を有し、ICチップ130の穴形状131と嵌め合う。
嵌合部220は、レシーバ210とICチップ130とが通信可能な位置で、ホルダ120に設けられた誘導部140と嵌め合う。嵌合部220は、例えば、U字型の溝形状(凹形状)を有するU溝として形成される。
導入部230は、誘導部140を嵌合部220へ導く傾斜形状であり、上側傾斜面231と下側傾斜面232とからなる二つのテーパー形状を設けている。導入部230は、嵌合部220の先端に設けられ、テーパー形状により、誘導部140を嵌合部220に入りやすくする。
次に、トナー収容容器100の誘導部140について詳細を説明する。
誘導部140は、ホルダ120の回転軸121の延長線が通る位置に形成されている。
誘導部140は、ホルダ120の回転軸121を中心とする半円形状142を有し、前述の延伸形状141と半円形状142とからなるU字形状(U字型)となっている。また、誘導部140は、トナーボトル110と反対側のホルダ120の端面に突出する吐出形状となっている。従って、誘導部140は、例えば、U字形状の突起として誘導部140に設けられる。
誘導部140は、延伸形状141に、半円形状142と接した位置からICチップ130と反対方向(ICチップ130が正面となる向きであるセット方向と逆側に)に伸びる、二つの平行面143、144を有する。以降、二つの平行面143、144を平行部とも称する。
なお、半円形状は、ホルダ120の回転軸121を中心とする場合に限られるものではなく、回転軸121と直交する直線で回転軸121とICチップとを結ぶ線上のうち、誘導部140内であって、半円形状が延伸形状141と接合可能となる任意の点を中心とする半円形状であってもよい。図5(B)は、回転軸121と直交する直線で回転軸とICチップとを結ぶ線の一例として、回転軸121とICチップの中央とを結ぶ線を一点破線で示している。
図5(B)に示すように、ホルダ120の回転軸121の延長線上を誘導部140が通るようにすると、ICチップ130が上側と下側とのどちらに存在するときであっても、ユーザーがトナー収容容器100をガイド200に挿入すると、押し込み動作によってICチップ130の向きを定めることができる。加えて、誘導部140の半円形状142により、押し込み動作によってICチップ130の向きをよりスムーズに定めることができる。このとき、誘導部140が、ホルダ120の回転軸121を中心とする半円形状142を有することがより好ましい。
ここで、ICチップ130と誘導部140との位置関係について検討する。
ICチップ130と誘導部140とは、ICチップ130の少なくとも一部分が、各平行面143、144を延長したときに、延長した二つの面の間に存在する側面に設置されることが好ましい。加えて、延長した二つの面の中央(回転軸121を通る面)とICチップ130の中央とが、略同じ位置になるように設置することが特に望ましい。ここで、延長した二つの面の中央は、例えば、図5(B)では、平行面143、144と平行な、一点破線の位置に存在する面となる。
このようにすると、ホルダ120をガイド200に挿入し、ホルダ120の位置が定まる前のガタツキ時に、ICチップ130の位置バラツキが小さくなる。また、例えば、ホルダ120の回転軸121を通り、かつ、二つの平行面143、144と平行する面での延長上に、ICチップ130の略中央が配置されると、トナーボトル110の回転等に伴うホルダ120の傾きで、ICチップ130の位置がバラつくのを防ぐことができる。
このようなICチップ130のバラツキを抑える配置は本願発明を適用する上で好ましいが、他の手段によりICチップ130とレシーバ210の通信可能な範囲にバラツキを抑えることが可能であれば他の配置においても本願発明を適用可能である。
前述の通り、一実施形態のトナー収容容器100は、ICチップ130を、設置位置まで精度よく案内し、設置後にICチップの設置位置を維持することができる。例えば、画像形成装置のトナーボトルが正規品か確認するICチップ認証に際して、ユーザーが画像形成装置に狙いを定めなくてもICチップを精度よく係合し、ボトルの回転に影響されずにICチップを一定の位置(受信部と通信可能な位置)に保持できる。また、一実施形態のトナー収容容器は、トナーボトル110のセット方向にICチップ130が配置できずトナーボトル110の回転軸に対して直角方向にICチップを配置した構成においても、ICチップ130とレシーバ210とを接触させることが可能である。
また、一実施形態のトナー収容容器100は、ホルダ120を嵌合部220へセットする途中で、誘導部140の平行部と嵌合部220のガタツキを抑えることで回転方向を規制する。具体手には、ホルダ120のICチップ130側にある矢尻形状150の厚みと画像形成装置のガイド200の上下にある横ガイド形状240で左右方向のガタツキを規制する。このようにすると、トナー収容容器100がセットされる直前の数ミリメートルの範囲は、ガタツキなくまっすぐにセットすることが可能なる。これにより、穴あきICチップ130にレシーバ210の突起を精度よく挿入できる。
次に、一実施形態の画像形成装置の特徴となる作動部について説明する。
ICチップに穴が設けられ、レシーバの凸部(突起部)を挿入する構成の場合では、レシーバがガイド表面から突出し露出しているため、外力によりレシーバが破損するという問題があった。また、画像形成装置は、レシーバの近傍にトナーボトルを設置するため、トナーの付着によるICチップに対する書き込み、読み取り不良が発生するという問題があった。
そこで、一実施形態の画像形成装置は、トナー収容容器100を取り付け、ICチップが通信可能な位置に設置されるときに、レシーバ210を受信位置に移動させ、トナー収容容器100を取り外すときに、受信部を退避位置に移動させる作動部を備えることを特徴とする。
ここで、特に明記されていないときには、「通信可能な位置」は、ICチップ130がレシーバ210と通信可能な、ICチップ130の位置とする。「受信位置」は、レシーバ210が、通信可能な位置に設置されたICチップ130から情報を受信可能な、レシーバ210の位置とする。「退避位置」は、受信位置よりもトナー収容容器100(通信可能な位置)から離れた、レシーバ210の位置とする。
図8は、作動部を説明する斜視図である。図8では、作動部300に加え、ガイド200、ICチップホルダ123等を示している。
作動部300は、スライダ301、スライダガイド302、アーム(L字アーム)303、シャッター304、レバー305、アーム回転支点軸306、連結軸307、および、レバー回転支点軸308を有する。
スライダ301は、レシーバ210を設置し、スライダガイド302に沿って移動する。
スライダガイド302は、スライダ301の移動を、受信位置と退避位置との間で案内する。
アーム303は、回転動作の支点となるアーム回転支点軸306で折り曲げられた屈曲形状を有し、一端がスライダ301へ回転自在に接続される。
レバー305は、回転動作の支点となるレバー回転支点軸308を一端に有する。レバー305は、トナー収容容器100と接触する面を円弧状とするとよい。レバー305の先端を円弧状にしておくことにより、レバー305が回転でホルダ120に掛かることがなくなり、滑らかな動作が可能になる。
連結軸307は、アーム303の他端と、レバー305の他端とを回転自在に連結する。
シャッター304は、レシーバ210が退避位置に配置されているときに、レシーバ210とトナー収容容器100との間を遮蔽する。
作動部300において、トナー収容容器100を画像形成装置に取り付けるときに、レバー305は、トナー収容容器100が接触し、トナー収容容器100により押し込まれて回転する。また、アーム303は、レバー305の回転に連動して、レバー305と逆方向に回転する。スライダ301は、アーム303の回転動作によって、スライダガイド302の案内に従って受信位置に移動し、レシーバ210をICチップ130と接触させる。
このようにすると、トナー収容容器未セット時はレシーバ210をガイド表面より奥まった位置に退避しておくため、外力によるレシーバの破損を防ぐことができる。
図9、10を参照して作動部300の動作例について説明する。図9は、トナー収容容器100をセットする前の作動部の状態例を説明する図である。図10は、トナー収容容器100をセットした後の作動部の状態例を説明する図である。
アーム303の一端が連結軸307でレバー305と接続しており、レバー305が反時計回り(CCW)方向に回転した時、アーム303はアーム回転支点軸306を基準として時計回り(CW)方向に回転する。
アーム303の他端がスライダ301と接続しており、スライダ301はレシーバ210を保持している。
トナー収容容器未セット時、スライダ301をレシーバ210がガイド200表面より奥まった位置になるように配置する。
アーム303が時計回り方向に回転すると、スライダ301はスライダガイド302に沿ってレシーバ210とICチップ130との接触位置に向けてスライドしていき、最終的にレシーバ210とICチップ130とが接触する。
トナー収容容器未セット時はレシーバ210をガイド200表面より奥まった位置に退避しておくため、外力によるレシーバ210の破損を防ぐことができる。
また、作動部300は、トナー収容容器未セット時に、レシーバ210とICチップ130との間を遮蔽するようにシャッター304を配置するとよい。作動部300は、例えば、シャッター304を連結軸307に回転自在で吊り下げる。
トナー収容容器100がセットされ、レバー305が反時計回り方向、アーム303が時計回り方向に回転した時、連結軸307は上方に移動する。
同時に連結軸307に吊り下げられたシャッター304も上方に移動する。
シャッター304が移動することでレシーバ210とICチップ130との間の遮蔽物が無くなるため、接触が可能な状態になる。
シャッター304は、トナー収容容器未セット時に、トナー収容容器100が配置されるトナーボトル収容部と、レシーバ210との間が遮蔽されるため、レシーバ210へのトナーの付着を防ぐことができる。
これにより、トナー付着によるICチップに対する書き込み、読み取り不良を防ぐことができる。また、レシーバ210への接触による破損も防ぐことができる。
特にレシーバ210は静電気等で破損する恐れもあるため、シャッター304は樹脂等の絶縁材料で構成することが好ましい。さらにシャッター304によりユーザーの可触範囲がレシーバ210の絶縁距離より内側に入らないように構成することが望ましい。
コンパクトな構成で絶縁距離を確保するためには、シャッター304とガイド200の対向形状を凹凸にすることが望ましい。図11に、シャッター304とガイド200の対向形状を凹凸した一例を示す。
このようにすると、レシーバ210を退避位置から受信位置に移動し、ICチップ130との接触位置に配置することで、ボトルの認証を行うことができる。一方、トナー収容容器未セット時には、レシーバ210の不具合の発生(破損、汚れなど)を防止することができる。
次に、前述の作動部を用いる画像形成装置の変形例として、トナー収容容器100とレシーバ210との間に対向面を備える構成例について説明する。トナー収容容器100とレシーバ210との間に対向面を設け、対向面に空けた開口部を介して、ICチップ130とレシーバ210とが接触する場合にも、前述の作動部を用いることができる。
図12は、トナー収容容器100とレシーバ210との間に対向面が配置される例を説明する模式図であり、(A)はレシーバ210が退避位置のときの状態例、(B)はレシーバ210が受信位置に移動したときの状態例を示す。なお、図12では、図8等に示す作動部300の構成を省略している。
図12に示すように、画像形成装置は、トナー収容容器100を案内する方向と対向する対向面を有するものとする。対向面400は、レシーバ210の少なくとも一部を通過させる開口部401を有する。
図12において、前述の受信位置は、通信可能な位置に設置されたICチップ130からレシーバ210が情報を受信可能な位置であり、かつ、レシーバ210の少なくとも一部分が開口部401からICチップ130に向けて突出し、レシーバ210がICチップと接触可能な位置とする。また、受信位置は、少なくとも退避位置よりもトナー収容容器100に近づく位置となる。例えば、ICチップ130が凸状になっていれば、受信位置は、開口部401より退避位置に近くなり得る。一方、ICチップ130が穴を有し、レシーバ210の凸形状がICチップ130の穴に挿す構成では、開口部401よりトナー収容容器100(ICチップ130)に近くなり得る。
また、退避位置は、通信可能な位置と反対方向に、レシーバ210が開口部401より離れた位置とする。
シャッター304は、レシーバ210が退避位置に配置されているときに、開口部401を塞ぐようにするとよい。
また、シャッター304は、対向面400より退避位置側にあるとよい。例えば、対向面400と退避位置との間、または、受信位置と退避位置との間に、開口部401を開閉可能に設けられるとよい。
シャッター304は、レシーバ210を保護するように働く機構であり、例えば、トナー収容容器100やユーザーがレシーバ210に触って壊してしまうことからの保護、または、トナー収容容器100着脱時にトナーが飛散してレシーバ210に付着し、接触不良を起こしてしまうことからの保護という役割を担う。特にトナー飛散を考えると、レシーバ210をなるべくトナーボトル110から離しておくことが望まれ、シャッター304を含む構造全体をトナー収容容器100から離した場所に設置できるものとして、対向面400と退避位置との間にシャッター304を設置可能とすることが特に好ましい。
図12を参照してレシーバ210とICチップ130とが接触する動作例を説明する。
連結軸307は、トナー収容容器100がレバー305に接触して押されると開口部401から離れる方向に移動し、トナー収容容器100がレバー305から離れると開口部401に近づく方向に移動する。シャッター304は、連結軸307に吊り下げられ、連結軸307の移動に伴って移動するように構成するとよい。
このとき、開口部401から離れる方向は重力に逆らう方向であり、開口部401に近づく方向は重力方向である。このため、シャッター304は、重力によって連結軸307をトナー収容容器100が取り外されたときの位置に戻す重さを有するとよい。
このようにすると、連結軸307にシャッター304をぶら下げる吊り下げることでレバー305およびアーム303の動作に連動し、シャッター304の開閉を行うことが可能となる。また、シャッター304の質量を重くすることにより、シャッター304の自重でレバー305、アーム303、スライダ301を定位置に戻すことが可能となる。
加えて、自重を利用することでばねなどの機構部品を削除することができ、部品費を低減すること、機構部品設置の空間が不要なため、小スペースで設置することが可能となる。また、シャッター304の一部又は全部を磁性体で構成し、対向部に磁石を配置することにより、磁力を使ってシャッターが元の位置に戻る構成にしても良い。
この場合も磁性体の周りを樹脂等の絶縁材料で覆うことで静電気がレシーバ210に届かない構成することが好ましい。
さらに、図12に示すように、レシーバ210が開口部401を通過する場合に、スライダ301は、全体が開口部401を通過するものではないが、レシーバ210が開口部401を通過するように、例えば、スライダに凸部を形成し、凸部が開口部401まで移動し、レシーバ210全体が開口部401を通過するようにしてもよい。
図8から図12では、作動部300がシャッター304を有する構成例を用いて説明したが、シャッター304を設けない構成例であってもよい。この場合、作動部300がレシーバ210を退避位置に移動させることにより、レシーバの破損や汚れを防止することができる。
次に、作動部の変形例について説明する。
図13は、作動部の変形例を説明する模式図である。なお、図13では、図8等に示す作動部300の構成を省略している。
作動部300は、レシーバ210を固定する間接部材310をさらに有する。
作動部300は、間接部材310とレシーバ210とを共に移動させる。間接部材310は、トナー収容容器100と嵌め合う嵌合形状を有する。例えば、間接部材310は、嵌合形状として、突起形状と穴形状との一方(例えば突起形状)を有し、トナー収容容器100は、突起形状と穴形状との他方(例えば穴形状)を有するように構成する。
また、間接部材310は、嵌合形状を複数有していてもよい。この場合、複数の嵌合形状は、丸穴形状と、丸穴形状に対応する円柱形状を有する突起形状とのいずれかと、平行面を有する長穴形状と、平行面に対応する直径の円柱形状を有する突起形状とのいずれかと、を有するとよい。
さらに、間接部材310がトナー収容容器100と突き当たるように、トナー収容容器又は間接部材310を付勢するとよい。
このような構成にすることで、ICチップ130とレシーバ210の位置関係が精度良く定まり、接触不良などを防止することができるからである。
さらに、間接部材310の嵌合形状は、レシーバ210の突起部がICチップ130の穴部と嵌合する前に、トナー収容容器100と嵌め合うとよい。
図13では、(A)は間接部材310とトナー収容容器100が接触する前、(B)は間接部材310がトナー収容容器100と接触し、レシーバ210とICチップ130とが接触する前、(C)は間接部材310とトナー収容容器100とが嵌め合い、レシーバ210とICチップ130とが嵌め合った状態を示す。
図13では、図12に示す対向面400を有する画像形成装置に設置された作動部300に間接部材310を加えた例を示しているが、図8に示す作動部300に間接部材310を追加することも可能である。
その他の実施形態.
前述の実施形態では、ICチップ130が穴部としての穴形状131を有し、レシーバ210が、突起部としての突起形状211を有する場合を説明したが、これに限られるものではない。着脱可能な収容容器に設置されたICチップと、装置に配置されたレシーバとを通信させる構成であれば、本発明を適用することができる。
前述の実施形態では、トナーを収容するトナー収容容器100と着脱可能な画像形成装置について説明したが、トナーにかえてインクを収容するインク収容容器を着脱可能な画像形成装置であってもよい。
以上説明したように、一実施形態の画像形成装置は、トナーボトルの末端にトナーボトル110の回転方向に対して自由状態で保持されるホルダ120と、トナーボトルが正規品か非正規品かを検知するためのICチップ130と、トナーボトルを画像形成装置にセットする時にICチップの向きを合わせるガイド200と、トナーボトル110の認証を行うためにICチップと電気的に接続されるとのレシーバ210とを備えるものであり、以下の特徴を有する。
(1)トナーボトル未セット時にレシーバの接点をガイドの表面より奥まった位置に配置し、トナーボトルセット時にホルダの移動に連動してレシーバがホルダ側に突出する機構(作動部300)を有する。
(2)前述の機構は、レシーバを実装し、トナーボトルの法線方向に摺動可能なスライダとスライダの摺動動作を案内するスライダガイドと、スライダに対し一端が回転自在に接続されたL字アームと、L字アームの回転動作の基準となるL字アーム回転支点軸と、L字アームの他端と回転自在に接続され、トナーボトルセット時にホルダと接触するレバーと、レバーの回転動作の基準となるレバー回転支点軸とを備え、トナーボトルセット時に前記ホルダによりレバーが押し込まれて回転し、連動してL字アームが前記レバーとは逆方向に回転し、さらにL字アームの回転動作によりICチップとレシーバ接触位置までスライダを移動することでICチップとレシーバを電気的に接続する。
(3)ICチップとレシーバの間にシャッターを設ける。
(4)レバーとL字アームを回転自在に接続する連結軸を備え、連結軸にシャッターを回転自在に吊り下げる。
(5)シャッターの質量をアームおよびスライダがトナーボトル未セット時の定位置に戻るように重くする。
このような特徴により、トナーボトル未セット時はレシーバをトナーボトルガイド表面より奥まった位置に退避しておくため、外力によるレシーバの破損を防ぐことができる。また、ボトル未セット時、レシーバとICチップの間にシャッターを配置することで、ボトル未セット時にボトル収容部とレシーバの間が遮蔽されるため、レシーバへのトナーの付着を防ぐことができ、トナー付着によるICチップに対する書き込み、読み取り不良を防ぐことができる。
なお、本発明は上記に示す実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記実施形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能である。
100 トナー収容容器
110 トナーボトル(収容容器本体)
120 ホルダ(ホルダ部)
121 回転軸
130 ICチップ(電子部品)
131 穴形状
140 誘導部
141 延伸形状
142 半円形状
143、144 平行面
200、201 ガイド(ガイド部)
210 レシーバ
211 突起形状
220 嵌合部
230 導入部
231 上側傾斜面
232 下側傾斜面
300 作動部
301 スライダ
302 スライダガイド
303 アーム(L字アーム)
304 シャッター
305 レバー
306 アーム回転支点軸
307 連結軸
309 レバー回転支点軸
310 間接部材
500 画像形成装置
特開2004‐205797号公報 特開2017‐78785号公報

Claims (12)

  1. 電子部品を有するトナー収容容器を取り付け取り外し可能な画像形成装置であって、
    前記電子部品が保持する情報を受信する受信部と、
    前記電子部品が前記受信部と通信可能な前記電子部品の位置に、前記トナー収容容器を案内する案内部と、
    前記トナー収容容器を取り付けるときに、前記受信部が前記情報を前記電子部品から受信できる前記受信部の受信位置に、前記受信部を移動させ、前記トナー収容容器を取り外すときに、前記受信部が前記受信位置よりも前記トナー収容容器から離れた退避位置に、前記受信部を移動させる作動部と、を備え、
    前記作動部は、
    前記受信部を設置し、移動可能なスライダと、
    前記スライダの移動を、前記受信位置と前記退避位置との間で案内するスライダガイドと、
    回転動作の支点となるアーム回転支点軸で折り曲げられた屈曲形状を有し、一端が前記スライダへ回転自在に接続されたアームと、
    回転動作の支点となるレバー回転支点軸を一端に有するレバーと、を有し、
    前記スライダは、前記レバーの回転に連動した前記アームの回転によって、前記スライダガイドの案内に従って前記受信位置に移動し、前記受信部を前記電子部品と接触させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記案内部は、前記トナー収容容器を案内する方向と対向する対向面を有し、
    前記対向面は、前記受信部の少なくとも一部を通過させる開口部を有し、
    前記受信位置は、前記通信可能な位置に設置された前記電子部品から前記受信部が前記情報を受信可能な位置であり、かつ、前記受信部の少なくとも一部分が前記開口部から前記電子部品に向けて突出し、前記受信部が前記電子部品と接触可能な位置とし、
    前記退避位置は、前記通信可能な位置と反対方向に、前記受信部が前記開口部から離れた位置とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記レバーは、前記トナー収容容器を取り付けるときに、前記トナー収容容器が接触し、前記トナー収容容器により押し込まれて回転し、
    前記アームは、前記レバーの回転に連動して、前記レバーと逆方向に回転する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受信部が前記退避位置に存在するときに、前記開口部を塞ぐシャッターをさらに備える
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記作動部は、前記アームの他端と、前記レバーの他端とを回転自在に連結する連結軸をさらに有し、
    前記連結軸は、前記トナー収容容器が前記レバーに接触して押されると前記開口部から離れる方向に移動し、前記トナー収容容器が前記レバーから離れると前記開口部に近づく方向に移動し、
    前記シャッターは、前記連結軸に吊り下げられ、前記連結軸の移動に伴って移動する
    ことを特徴する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記開口部から離れる方向は重力に逆らう方向であり、前記開口部に近づく方向は重力方向であり、前記シャッターは、重力によって前記連結軸を前記トナー収容容器が取り外されたときの位置に戻す重さを有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記レバーは、前記トナー収容容器と接触する面を円弧状とした
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記受信部は、前記電子部品が有する穴部に嵌合する突起部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記受信部を固定する間接部材をさらに有し、
    前記作動部は、前記間接部材と前記受信部とを共に移動させ、
    前記間接部材は、前記トナー収容容器と嵌め合う嵌合形状を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記受信部を固定する間接部材をさらに有し、
    前記作動部は、前記間接部材と前記受信部とを共に移動させ、
    前記間接部材は、前記トナー収容容器と嵌め合う嵌合形状を有し、
    前記嵌合形状は、突起形状と穴形状とのいずれかである
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記間接部材は、前記嵌合形状を複数有し、
    複数の前記嵌合形状は、
    丸穴形状と、前記丸穴形状に対応する円柱形状を有する突起形状とのいずれかと、
    平行面を有する長穴形状と、前記平行面に対応する直径の円柱形状を有する突起形状とのいずれかと、を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記嵌合形状は、前記突起部が前記穴部と嵌合する前に、前記トナー収容容器と嵌め合う
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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