JP7494000B2 - 作業者端末、作業支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業者の作業を支援する技術に関する。
現場作業を支援する技術として、撮像装置を備えた作業者端末を作業者が装着し、その作業者端末を介して様々な支援を提供する技術が開発されている。特許文献1には、撮像部を含む端末を用いて、ユーザに情報を提供する作業支援装置が開示されている。特許文献2には、撮影された画像の情報に基づき、カメラの位置・姿勢を補正する頭部装着式の映像表示装置が開示されている。
特開2019-079469号公報 特開2009-200691号公報
作業者端末が備える撮像装置は、例えば作業者が作業現場にある設備などを撮像し、その画像を用いて様々な支援を提供するために用いられる。撮影環境や被撮像物は作業現場の状況に応じて様々であり、適切な撮像条件をセットしなければ画像品質が低下して適切な支援を提供できない可能性がある。
作業者が自ら撮像装置を操作して撮像条件を調整することもできる。しかし作業者は本来の作業を実施する必要があり、これとは別に撮像装置を調整する作業が発生すると、作業者にとって負担が大きい。そこで作業者の負担を増やすことなく、適切な撮像条件をセットすることができる技術が望まれる。
特許文献2のように、撮像した画像に基づいてカメラの位置などを補正する技術は、補正を実施する前に、補正処理のために供する画像を撮像する必要がある。したがって作業者は、補正処理のためだけに本来の作業とは別の撮像動作を実施する必要があり、少なくともその限りにおいて作業者にとって負担が生じる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、作業者にとっての負担を抑制しつつ、作業者端末が備える撮像装置の撮像条件を適切にセットすることができる技術を提供することを目的とする。
本発明に係る作業者端末は、作業者がいずれの作業を実施しているかを識別し、その識別した作業に対応する動作モードで動作するように、撮像部の動作モードを切り替える。
本発明によれば、作業者にとっての負担を抑制しつつ、作業者端末が備える撮像装置の撮像条件を適切にセットすることができる。
実施形態1に係る作業者端末10の構成図である。 作業者端末10の動作を説明するフローチャートである。 作業データ107の1例を示す。 動作モードデータ106の1例を示す。 動作モードデータ106の変形例を示す。 作業者端末10の変形例を示す。 動作モードデータ106の変形例を示す。 モード判断部104が作業内容の文字列の字数を識別する場合における動作モードデータ106の例を示す。 モード判断部104が作業内容の文字列の画数を識別する場合における動作モードデータ106の例を示す。 モード判断部104が作業内容の文字列の読み仮名の字数を識別する場合における動作モードデータ106の例を示す。 作業内容の文字列に加えて、文字列の字体(フォント)を定義する場合における作業データ107の例である。 作業内容の文字列に加えて、文字列の印字サイズを定義する場合における作業データ107の例である。 作業内容の文字列に加えて、文字列の文字色を定義する場合における作業データ107の例である。 モード判断部104が作業内容の文字列の字体にしたがって動作モードを決定する場合における動作モードデータ106の例を示す。 モード判断部104が作業内容の文字列の印字サイズにしたがって動作モードを決定する場合における動作モードデータ106の例を示す。 モード判断部104が作業内容の文字列の文字色にしたがって動作モードを決定する場合における動作モードデータ106の例を示す。 モード判断部104が作業種別にしたがって動作モードを決定する場合における、動作モードデータ106の例である。 実施形態2に係る作業支援システム100の構成図である。 実施形態2における作業者端末10の動作を説明するフローチャートである。 作業支援システム100の変形例を示す。 図13の作業支援システム100の動作を説明するフローチャートである。 実施形態3に係る作業支援システム100の構成図である。 遠隔作業支援装置40の動作を説明するフローチャートである。 実施形態3に係る作業支援システム100の変形例を示す。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る作業者端末10の構成図である。作業者端末10は、作業者20が装着することにより、作業者20の作業を支援する端末である。作業者20は、作業対象30に対して作業を実施し、作業者端末10はその作業を支援する。
作業者端末10は、撮像部101、入力部102、作業管理部103、モード判断部104、動作モード切替部105、動作モードデータ106、作業データ107を備えている。
作業管理部103、モード判断部104、動作モード切替部105は、1例としてプロセッサ140内に実装されたソフトウェアの処理として実現される。プロセッサ140は例えばCPU(Central Processing Unit)等により構成される。作業管理部103、モード判断部104、動作モード切替部105はデジタル回路として実現されてもよい。例えば、同一のIC、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路内の機能ブロックとして存在していてもよい。以下では記載の便宜上、これら機能部を動作主体として説明するが、これら機能部がソフトウェアによって実装されている場合、実際の動作主体はそのソフトウェアを実行する演算装置である。後述するモード判断部204、作業指示部316、作業管理部303、音声認識部320、などの各機能部も同様である。
作業者端末10は、例えば作業者20の頭部に撮像部101を装着して使用される装置である。撮像部101は、作業者端末10とケーブル等により接続されていてもよく、撮像部101以外の各機能部は作業者20の頭部以外の箇所で保持される構成でもよい。
動作モードデータ106、作業データ107は、メモリ150内に記憶されている。メモリ150は、プロセッサ140が作業者端末10を制御するために用いるデータ等を格納するメモリ領域であり、例えばフラッシュメモリ等により実現される。メモリ150は、HDD(Hard Disc Drive)や光ディスク等の書き込みおよび読み出しが可能な他の記憶メディアであってもよい。また、RAM(Random Access Memory)等の一時記憶領域であってもよい。
作業者20は作業対象30に対して、目視確認や操作などの作業を実施する。撮像部101は、作業者20の視野の方向を撮影する向きで設置されており、作業時には作業対象30の方向を撮影する。
図2は、作業者端末10の動作を説明するフローチャートである。以下図2の各ステップを説明する。
ステップS202において、作業者20は入力部102を用いて、作業を開始する旨を入力する。入力部102は、例えば押しボタンのような装置で実現される。
ステップS203において、作業管理部103は作業データ107を参照し、最初の作業についての情報を読み出す。作業データ107の具体例は後述する。本ステップにおいて、フローチャートには記載を省略するが、作業管理部103は読みだした作業内容の情報を通知部108により作業者20に通知してもよい。通知部108の1例としては、ヘッドマウントディスプレイなどにより、視覚的に作業内容を通知する手段を用いることができる。通知部108は、スピーカーなどの音声によって通知する手段であってもよい。作業データ107の内容が図示しない印刷物等により作業者20に把握されていれば、通知部108は省略されてもよい。
ステップS204において、作業管理部103は、読み出した作業データをモード判断部104に伝達する。モード判断部104は、その作業データを用いて動作モードデータ106を参照することにより、作業データに対応する動作モードを特定する。動作モードデータ106の具体例は後述する。
ステップS205において、動作モード切替部105は、モード判断部104が特定した動作モードデータに応じて、撮像部101の動作モードを設定する。
ステップS206において、作業者20は通知された内容の作業を作業対象30に対して実施する。
ステップS207において、作業者20は入力部102を用いて、作業を終了した旨を入力する。
ステップS208において、作業管理部103は作業データ107を参照し、次の作業があるかを判定する。次の作業がある場合には、ステップS209に進み、作業管理部103は作業データ107を参照し、次の作業のデータを読みだした後、ステップS204に戻り、全ての作業が終了するまで同様の動作を繰り返す。次の作業がない場合、全ての作業が終了したことになり、本フローチャートを終了する。
図2のフローチャートが実施されている間、撮像部101は周辺環境を撮影し、図示しない記憶部に画像データを保存してもよい。または図示しないネットワークを介して、撮像した画像データを他の機器に送信してもよい。
図3は、作業データ107の1例を示す。作業データ107は例えば、作業の手順を示す番号と、作業内容を記述した文字列とが対応付けられたリストデータである。作業管理部103は例えば、作業者20がS207において作業完了を入力するごとに作業番号をインクリメントすることにより、作業者20が現在実施している作業を識別する。作業管理部103は、作業データ107から現在の作業番号に対応する作業内容についての情報(作業内容を記述した文字列)を読み出す。
図4Aは、動作モードデータ106の1例を示す。動作モードデータ106は例えば、作業内容と撮影時のフォーカスモードとが対応付けられたリストデータである。モード判断部104は、作業内容のデータに対応したフォーカスモードを読み出す。例えば1行目のレコードによれば、作業番号1(または作業内容:名称ラベル確認「制御装置」)を実施するときは、撮像部101の撮影条件をオートフォーカスモードにセットすることが分かる。
図4Bは、動作モードデータ106の変形例を示す。作業内容のテキストは必ずしも必要ではなく、図4Bに示すように作業手順番号とフォーカスモードとの対応を示すリストによって動作モードデータ106を構成してもよい。
このように、作業内容に応じて撮像部101の動作モードを切り替えることにより、作業者20は作業環境に応じて動作モードを調整するために撮像部101に対して追加操作をする必要がなく、作業にかかる時間の短縮が可能となる。動作モードを切り替えることによる効果について以下例を説明する。
作業者20の頭部に撮像部101を装着した場合、作業の内容に応じて、作業対象30の方向を作業者20が見る時間や距離が異なる。例えば、図3の名称ラベル確認の作業を行う場合は、ラベルの文字が読み取り可能な位置まで作業者20は作業対象30に近づくことが予想され、またラベル文字を認識して読み上げる時間の間は頭部を静止させると予想される。
ラベル文字の認識と読み上げにかかる時間は、文字の種別によって異なる。例えば、漢字で記載された「制御装置」「電源操作スイッチ」などは、文字数に対して読み上げ文字数が多く、作業者20の頭部の静止時間が長い。「ジェネレータ」「A01」などの仮名やアルファベットや数字は、読み上げ文字数が少なく、頭部の静止時間が短い。
一方、ラベルを撮像部101で撮影する場合、漢字などの画数の多い文字はスペースあたりの線が多いので、撮影画像のコントラストが低いと文字の判別が困難になる。仮名やアルファベットや数字などの画数の多い文字は、スペースあたりの線が少なく、撮影条件が多少悪くても文字の認識が可能な程度に撮影が可能である。
撮像部101がフォーカスモードをオートフォーカスと固定ピントで切替可能な場合、オートフォーカスにより撮影対象にピントを合わせると撮影画像のコントラストを高めることができるが、ピント合わせにかかる1秒程度の時間以上は、カメラが静止する必要がある。
したがって、漢字などの読み取りに時間を要する文字種を撮像するときはオートフォーカス機能をONにすれば、作業者20が読み取り作業により頭部を静止する時間の間でカメラのオートフォーカスが動作を完了することができるので、頭部の静止を意図する必要がない。一方、仮名やアルファベットや数字の場合は、撮影に要求されるコントラストが低いので、固定焦点をピントで短い静止時間で撮像することにより、作業者20の時間的負担を軽減する。
以上のように検討した結果、動作モードデータ106の具体例として、ラベル文字列に応じて図4ABに示すように、オートフォーカスモードと固定フォーカスモードを切り替えることとした。ただし作業内容に応じて、その他の動作モードをセットすることもできる。その他動作モードの具体例は後述する。
図5は、作業者端末10の変形例を示す。図5に示す作業者端末10は、入力部102に代えて、マイク109と音声認識部110を備えている。その他構成は図1と同様であるので、説明を省略する。
マイク109は作業者20の発話内容を収音し、音声認識部110はその収音した音声を文字として認識する。作業管理部103は音声認識部110が認識した文字列から作業内容を識別する。以後の動作は図1の構成と同様である。
音声認識部110は、例えば「作業OK」など特定のキーワードなどを認識する。音声認識部110がキーワードを認識した場合、作業管理部103は例えば作業手順を示す番号を1つずつ加算する。この場合、作業者20はリストの順に作業を実施し、各作業を完了するごとにキーワードを発話して、音声認識部110が動作する。
この他に、作業名称に含まれるキーワード「ラベル確認」「A01」などの組み合わせの音声認識、または作業番号の音声認識によって、特定の作業内容を選択してもよい。この場合、作業者20は作業を実施する直前に作業名称を読み上げ確認することにより、音声認識部110が動作する。
作業者端末10の一部は、タブレットやスマートフォンなどの電子機器の機能によって実現されてもよい。この場合、通知部108は、ディスプレイまたはスピーカーによって実現される。入力部102はタッチパネルによって実現される。プロセッサ140、メモリ150は電子機器内のSoC(System on Chip)やRAM(Random Access Memory)によって実現される。作業者端末10の一部がタブレットやスマートフォンにより実現される場合、図1の矢印で示した接続のうち、タブレットやスマートフォンの部分とそれ以外の部分とを繋ぐものはBluetoothやWifiなどの無線通信でもよいし、USBやMIPIなどの有線接続であってもよい。
<実施の形態1:作業データと動作モードデータの変形例>
モード判断部104は、以上説明した動作以外に、作業内容を識別する機能を持つ構成が考えられる。例えば、モード判断部104は作業管理部103から受信した作業内容の文字列から文字種別を特定する。モード判断部104は「制御装置」「ジェネレータ」などのラベルの文字種別が、漢字、仮名、数字、アルファベットのいずれかであるかを判定する。例えば、文字コードの文字種別を対応付ける対応表をあらかじめメモリ150内に保持しておき、その対応表を参照することにより、作業内容文字列の文字種別を特定できる。その他適当な手法を用いてもよい。
図6は、動作モードデータ106の変形例を示す。モード判断部104が文字種別を判別できる場合、動作モードデータ106は、図6のように文字種別と動作モードとが対応付けられたデータとして構成することができる。モード判断部104は、判定した文字種別を用いて動作モードデータ106を参照することより、動作モードを決定する。
モード判断部104が文字種別を識別できる場合、動作モードデータ106のデータ量を少なくすることができる。例えば一連の作業の中で同じ作業を複数回実施する場合がある。この場合、作業番号ごとに動作モードを定義するよりも、作業内容の文字種別ごとに動作モードを定義したほうが、動作モードデータ106のデータサイズを抑制できる。文字種別によって動作モードを決定することにより、その利点を得られる。
モード判断部104は、作業内容の文字列の文字種別以外にも、文字列の字数、画数、読み仮名の字数、などを識別するようにしてもよい。作業内容の文字列の字数、画数、読み仮名の字数は、作業データ107の作業内容欄の文字列から判定することができる。
図7A~図7Cは、モード判断部104が作業内容の文字列の字数、画数、読み仮名の字数、を識別する場合における動作モードデータ106の例を示す。この場合であっても動作モードデータ106は、作業内容文字列の字数、画数、読み仮名の字数、と撮影モードとの間の対応関係を定義する。モード判断部104は、識別した字数、画数、読み仮名の字数、を用いて動作モードデータ106を参照することにより、動作モードを決定することができる。
図8A~図8Cは、作業内容の文字列に加えて、文字列の字体(フォント)、印字サイズ、文字色、などを定義する場合における作業データ107の例である。モード判断部104は、作業内容の文字列の文字種別以外にも、文字列の字体、印字サイズ、文字色、などに応じて動作モードを決定することもできる。この場合、作業データ107は、作業内容の文字列とともに、その文字列の字体、印字サイズ、文字色、などを併せて定義する。
図9A~図9Cは、モード判断部104が作業内容の文字列の字体、印字サイズ、文字色、にしたがって動作モードを決定する場合における動作モードデータ106の例を示す。この場合であっても動作モードデータ106は、作業内容文字列の字体、印字サイズ、文字色、と撮影モードとの間の対応関係を定義する。モード判断部104は、文字列の字体、印字サイズ、文字色、を用いて動作モードデータ106を参照することにより、動作モードを決定することができる。
図7A~図9Cに示すように、作業内容を表す文字列の属性にしたがって動作モードを定義する場合、作業データ107を定義する者と動作モードデータ106を定義する者を分けることができる。例えば作業手順の管理者が作業データ107を定義する場合、管理者は撮像部101の動作モードについては詳しくないが、作業対象30上の文字列の属性については詳しい場合がある。この場合は管理者が作業データ107のみを定義し、動作モードデータ106については撮像部101に関して詳しい者が定義すればよい。これにより、様々な作業環境における動作モードを、包括的に定義することができる。
撮像部101の動作モードは、ラベル等の視認作業かそれ以外のスイッチ操作等の動作を伴う作業か、などのような作業種別により決定してもよい。あるいは、作業ごとの作業者20と作業対象30との間の距離(作業者20の位置)、作業者20が目視する範囲の作業対象30の明るさ、作業者20の作業姿勢、などによって動作モードを決定してもよい。これらを組み合わせてもよい。これらの情報は、作業内容ごとに作業データ107内にあらかじめ定義しておくことができる。モード判断部104は、現在の作業内容に対応するこれらの情報を作業データ107から取得する。
動作モード切替部105が切り替える撮像部101の動作モードは、オートフォーカスと固定フォーカスのうちいずれを実施するかに限るものではない。例えば撮像部101のズーム機能、ピント位置、絞り、シャッタースピード、図示しないフラッシュ照明の入り切り、撮影した映像を保存する際の解像度、動画データを取得する際のフレームレート、動画データを圧縮保存する際のビットレート、などのパラメータなどであってもよい。また、撮像部101がカラー画像と赤外線画像を取得できる機能を有し、カラー画像か赤外線画像のどちらを撮影するかを切り替えてもよい。また、これらの切り替え機能を複数備えていてもよい。
図10は、モード判断部104が作業種別にしたがって動作モードを決定する場合における、動作モードデータ106の例である。ここでは撮像部101の動作モードをピント位置とした。モード判断部104は、作業データ107が記述している作業種別を用いて動作モードデータ106を参照することにより、動作モード(ピント位置)を決定する。この場合、作業によって作業者20が作業対象30に近づく距離が変わっても、撮像部101が撮影する映像のピントを最適にできる。文字を読み取る際には作業者20は文字の大きさに応じて作業対象30に近づくが、スイッチ操作等の場合は手の長さ程度の操作しやすい距離で作業するので、最適なピント位置が異なる。作業内容に応じて、接近距離を予測したピント位置を設定することにより、最適なピントとすることができる。
モード判断部104が判断に用いる情報が、例えばラベルの字数や文字サイズなど数値で表すことが可能であり、かつ動作モード切替部105が切り替える動作モードが例えばズーム倍率やピント位置や絞りなど数値で表すことが可能な場合は、入力として数値を受け取り、動作モードの数値を出力とする関数によって、動作モードを決定してもよい。この場合、動作モードデータ106はリスト情報ではなく、その関数を定義するパラメータを保持する。
<実施の形態2>
図11は、本発明の実施形態2に係る作業支援システム100の構成図である。作業支援システム100は、作業者20の作業を支援するシステムである。実施形態1と異なる主な差異点は、作業者端末10がモード判断部104と動作モードデータ106を備えておらず、これに代えて遠隔作業支援装置40がモード判断部204と動作モードデータ206(遠隔作業支援装置40のメモリ内に格納されている)を備えることである。以下では実施形態1と同じ機能部については同じ符号を付与し、主に実施形態1とは異なる点を説明する。
遠隔作業支援装置40は、作業者20の作業を支援または管理する装置である。作業者端末10は、通信部209とネットワーク50を介して、遠隔作業支援装置40と通信する。遠隔作業支援装置40は、通信部214とネットワーク50を介して作業者端末10と通信する。遠隔作業支援装置40のメモリは、例えばフラッシュメモリやハードディスク装置によって構成できる。
ネットワーク50は例えばWi-fi、Bluetooth、移動体通信などの電磁波を用いた無線通信や、Ethernetなどのケーブルを用いた有線通信によって接続される構成で実現できる。ネットワーク50には図示しないルーターや交換機や中継器などが含まれていてもよいし、通信部209と通信部214が直接通信する形態でもよい。
図12は、本実施形態2における作業者端末10の動作を説明するフローチャートである。以下図12の各ステップを説明する。
ステップS802において、作業者20は入力部102を用いて、作業を開始する旨を入力する。
ステップS803において、作業管理部103は作業データ107を参照し、最初の作業の情報(作業内容を記述した文字列)を読み出す。
ステップS804において、作業管理部103は、通信部209とネットワーク50経由で、作業内容を遠隔作業支援装置40に送信する。遠隔作業支援装置40は、通信部214を介して作業内容を受信する。モード判断部204は、動作モードデータ206を参照することにより、作業内容に対応する動作モードを読み出す。動作モードデータ206は、実施形態1における動作モードデータ106と同様のデータである。モード判断部204は、動作モードデータ206から読み出した動作モードを、通信部214経由で作業者端末10に送信する。
ステップS805において、作業者端末10は、遠隔作業支援装置40から送信された動作モードデータを受信する。
ステップS806において、動作モード切替部105は、遠隔作業支援装置40から送信された動作モードデータに応じ、撮像部101の動作モードを設定する。フローチャートには記載を省略するが、作業管理部103は読みだした作業内容の情報を通知部108により作業者に通知してもよい。通知手段は実施形態1と同様である。
ステップS807において、作業者20は通知された内容の作業を作業対象30に対して実施する。
ステップS808において、作業者20は入力部102を用いて、作業を終了した旨を入力する。
ステップS809において、作業管理部103は作業データ107を参照し、次の作業があるかを判定する。次の作業がある場合には、ステップS810に進み、作業管理部103は作業データ107を参照し、次の作業のデータを読みだす。ステップS804に戻り、全ての作業が終了するまで動作を繰り返す。次の作業がない場合、全ての作業が終了したことになり、本フローチャートを終了する。
図13は、作業支援システム100の変形例を示す。この変形例では、作業データ207は遠隔作業支援装置40の側に保持される。
図14は、図13の作業支援システム100の動作を説明するフローチャートである。以下図14の各ステップを説明する。S801、S802、S806、S807、S808、S809、S810は図12と同じであるので、説明を省略する。
ステップS813において、作業支援システム100内の設定を初期化する。例えば作業管理部103が保持する作業管理情報を初期値に設定する。
ステップS814において、作業管理部103が保持する作業管理情報(例えば作業者20がこれから実施する作業番号)を通信部209によりネットワーク50を介して、作業者端末10から遠隔作業支援装置40に送信する。遠隔作業支援装置40は、通信部214を介して作業管理情報を受信し、モード判断部204は、作業データ207から作業内容を読み出し、さらに動作モードデータ206は、作業内容に対応する動作モードを読み出す。モード判断部204は、作業内容および動作モードデータを、通信部214により作業者端末10に送信する。このとき、作業データ207内の全作業が終了している場合は、作業内容として全作業が終了した旨のデータを送信する。
ステップS815において、作業者端末10は、遠隔作業支援装置40から送信された作業内容データおよび動作モードデータを受信する。
ステップS819において、遠隔作業支援装置40から送信された作業モードデータを参照し、全作業終了したかを判定する。全作業終了でない場合には、ステップS806に進む。全作業終了である場合、全ての作業が終了したことになり、本フローチャートを終了する。
ステップS820において、作業管理部103は作業の状態を1つ進め、ステップS814に戻る。全ての作業が終了するまで動作を繰り返す。
このように、作業データ207と動作モードデータ206を遠隔作業支援装置40に集約することにより、作業支援システム100はデータ保持領域を削減することができる。また、作業者20および作業者端末10が複数存在する場合も、作業データ207および動作モードデータ206を遠隔作業支援装置40で管理することができ、データの更新や変更を一括して実施できる。
<実施の形態3>
図15は、本発明の実施形態3に係る作業支援システム100の構成図である。本実施形態3に係る作業支援システム100は、実施形態2で説明した構成に加えて、1つの作業を実施するごとに、遠隔作業支援装置40のユーザ(支援者60)と作業者20が相互通信しながら作業を進めることを想定したシステムである。したがって遠隔作業支援装置40は、支援者60が遠隔作業支援装置40を操作するためのインターフェースを備える。以下では主に支援者60が関与する部分について説明する。
作業者端末10は、撮像部101、入力部102、作業管理部103、動作モード切替部105、通知部108、通信部209、録音部310、再生部311、マイク312、スピーカー313を備えている。撮像部101、入力部102、作業管理部103、動作モード切替部105、作業データ107、通知部108は、実施形態1の作業者端末10と同様であり、説明を省略する。
遠隔作業支援装置40は、モード判断部204、動作モードデータ206、作業データ207、通信部214、表示部315、作業指示部316、再生部317、入力部318、スピーカー319、録音部321、マイク322を備えている。通信部209、モード判断部204、動作モードデータ206、作業データ207、通信部214は実施形態2と同様であり、説明を省略する。
作業者端末10の動作は、実施形態2で説明した図14と同様である。図14のフローチャートを実施している間、撮像部101は通信部209を介して、撮像した画像データを遠隔作業支援装置40に送信する。遠隔作業支援装置40は、その画像データを表示部315上で作業情報とともに表示する。支援者60は表示部315に表示された画像により、作業者20の視点映像を参照することができる。作業者端末10と遠隔作業支援装置40は図示しない記憶部を有してもよく、撮像部101が撮影した画像データをその記憶部に保存してもよい。画像データは動画像でも静止画像でもよい。撮影期間を例えばS807の間のみに限定して、消費電力や通信量を低減することもできる。
図16は、遠隔作業支援装置40の動作を説明するフローチャートである。以下図16の各ステップを説明する。
ステップS1302において、通信部214は、作業者端末10が送信した作業情報を受信する。例えば作業者20が完了した作業番号情報を受信する。
ステップS1303において、受信した作業情報を表示部315に表示し、支援者60に通知する。表示部315に表示する情報は、作業者端末10が送信した情報に関連する、遠隔作業支援装置40内に保持される作業データ207の一部であってもよい。例えば、作業番号情報に対応した作業内容の情報が表示される。作業データ207は、実施形態1における作業データ107と同様のデータである。
ステップS1304において、支援者60は表示部315に表示された情報を確認し、入力部318を用いて指示情報を入力する。例えば、表示された情報に対して次の作業を行うように指示する。作業指示部316は指示内容を作業者端末10に送信する。作業データ207を参照し、リストの全作業が終了している場合は、作業データとして全作業が終了した旨のデータを送信する。
ステップS1305において、モード判断部204は、作業指示部316が送信した指示内容に関連して、動作モードデータ206内から動作モードデータを選択する。動作モードデータ206は、実施形態1における動作モードデータ106と同様である。
ステップS1306において、モード判断部204は選択した動作モードデータを、ネットワーク50を介して作業者端末10に送信する。
本実施形態3においては、作業者20と支援者60が情報を共有して作業を進めることができる。撮像部101の動作モードを作業指示内容に応じて設定することにより、作業者20も支援者60も撮影の設定にかかる時間を短縮できる。
作業者端末10は、マイク312により収音した作業者20の会話や周囲の音を、録音部310により音声データ化して、通信部209により遠隔作業支援装置40に送信する。遠隔作業支援装置40は送信された音声データを通信部214により受信し、再生部317により再生して、スピーカー319により支援者60に伝達する。同様に、遠隔作業支援装置40は、マイク322により収音した支援者60の会話を、録音部321により音声データ化して、通信部214により作業支援システム端末11に送信する。作業支援システム端末11は送信された音声データを通信部209により受信し、再生部311により再生して、スピーカー313により作業者20に伝達する。これらにより、作業者20と支援者60は、音声による相互コミュニケーションをとりながら作業を進めることができる。
図17は、本実施形態3に係る作業支援システム100の変形例を示す。図17に示す作業支援システム100は、遠隔作業支援装置40の入力部318に代えて、マイク322を用いる。遠隔作業支援装置40はさらに、録音部321と音声認識部320を備え、マイク322に対する発話を音声認識によって文字列化する。詳細は後述する。
遠隔作業支援装置40は、図16に示すフローチャートに従って動作する。ただし一部のステップは図16とは異なるので、以下その差異点を説明する。
本変形例においても、作業者端末10から作業情報が送信されると、遠隔作業支援装置40は図16のフローチャートにしたがって動作する。
ステップS1302において、通信部214は作業情報を受信する。例えば作業者20が完了した作業番号情報が送信される。
ステップS1303において、受信した作業情報に基づく情報を表示部315に表示または再生部317を介してスピーカー319により発音し、支援者60に通知する。表示部315に表示するまたはスピーカー319で発音する情報は、作業者端末10が送信した情報に関連する、遠隔作業支援装置40内に保持される作業データ207の一部であってもよい。例えば、作業番号情報に対応した作業内容の情報である。
ステップS1304において、支援者60は表示部315に表示された情報またはスピーカー319により再生された内容を確認し、マイク322を用いて指示情報を発話する。例えば、提示された情報に対して次の作業内容を発話する。録音部321は、マイク322により収音された音声をデータ化する。音声認識部320は、データ化された音声情報の音声認識を実施し、文字として認識する。音声認識部320の動作は、図5における音声認識部110と同様である。
作業管理部303は、音声認識部320に認識された文字情報から作業データを選択する。作業管理部303は例えば作業手順を示す番号を1つずつ加算する。この場合、支援者60は、作業者20が各作業を完了したことを表示部315またはスピーカー319から得た情報により認識し、次の作業を指示するキーワードを発話して音声認識部320が動作する。音声認識部320は、例えば「作業OK」など特定のキーワードが発話されたことを認識する。作業管理部303は、作業者端末10から送信された作業情報と、作業データ207を参照して、次の作業データを選択する。
以上により、作業管理部303は作業データ207を参照し、作業データを選択する。作業管理部303は選択した作業データを作業者端末10に送信する。作業データ207を参照し、リストの全作業が終了している場合は、作業データとして全作業が終了した旨のデータを送信する。
音声認識部320は、この他に作業名称に含まれるキーワード「ラベル確認」「A01」などの組み合わせの音声認識、または作業番号の音声認識によって、特定の作業内容を選択してもよい。
ステップS1305において、モード判断部204は、作業管理部303が選択した作業データをもとに、動作モードデータ206内から動作モードデータを選択する。動作モードデータ206は、実施形態1における動作モードデータ106と同様のデータで構成できる。
ステップS1306において、モード判断部204は選択した動作モードデータを作業者端末10に送信する。
図17の作業支援システム100においては、支援者60が発話した内容を音声認識部320が認識することによって作業データを選択する。このため、支援者60は作業データを指定するための特別な入力を必要とせず、作業者20に対して口頭で指示することができる。
10・・・作業者端末
20・・・作業者
30・・・作業対象
101・・・撮像部
102・・・入力部
103・・・作業管理部
104・・・モード判断部
105・・・動作モード切替部
106・・・動作モードデータ
107・・・作業データ
108・・・通知部
140・・・プロセッサ
150・・・メモリ
109・・・マイク
110・・・音声認識部
40・・・遠隔作業支援装置
50・・・ネットワーク
204・・・モード判断部
206・・・動作モードデータ
209・・・通信部
214・・・通信部
60・・・支援者
303・・・作業管理部
310・・・録音部
311・・・再生部
312・・・マイク
313・・・スピーカー
315・・・表示部
316・・・作業指示部
317・・・再生部
318・・・入力部
319・・・スピーカー
320・・・音声認識部
321・・・録音部
322・・・マイク

Claims (11)

  1. 作業者が装着することによって前記作業者の作業を支援する作業者端末であって、
    前記作業者の周辺を撮像する撮像部、
    前記作業者がいずれの作業を実施しているかを識別する作業管理部、
    前記撮像部の動作モードを切り替える動作モード切替部、
    前記動作モードを指定するモード判断部、
    を備え、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記動作モードを指定し、
    前記動作モード切替部は、前記撮像部を、前記モード判断部が指定した前記動作モードへ切り替え
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述した動作モードデータを格納する記憶部を備え、
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業内容を文字列によって記述した作業データを格納する記憶部を備え、
    前記動作モードデータは、前記作業データが記述している文字列の、種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述しており、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記文字列の、文字種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上を、前記文字列にしたがって特定し、
    前記モード判断部は、前記特定した文字種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上を用いて前記動作モードデータを参照することにより、前記撮像部が実施すべき前記動作モードを特定する
    ことを特徴とする作業者端末。
  2. 作業者が装着することによって前記作業者の作業を支援する作業者端末であって、
    前記作業者の周辺を撮像する撮像部、
    前記作業者がいずれの作業を実施しているかを識別する作業管理部、
    前記撮像部の動作モードを切り替える動作モード切替部、
    前記動作モードを指定するモード判断部、
    を備え、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記動作モードを指定し、
    前記動作モード切替部は、前記撮像部を、前記モード判断部が指定した前記動作モードへ切り替え
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述した動作モードデータを格納する記憶部を備え、
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業内容を文字列によって記述した作業データを格納する記憶部を備え、
    前記作業データは、前記文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を定義しており、
    前記動作モードデータは、前記作業データが記述している文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述しており、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を、前記作業データにしたがって特定し、 前記モード判断部は、前記特定した字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を用いて前記動作モードデータを参照することにより、前記撮像部が実施すべき前記動作モードを特定する
    ことを特徴とする作業者端末。
  3. 前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業を前記作業者によって指定する指定入力を受け取る入力インターフェースを備え、
    前記作業管理部は、前記指定入力が指定する作業を、前記作業者が実施する作業として識別する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業者端末。
  4. 記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記動作モードを、前記動作モードデータにしたがって特定し、
    前記動作モード切替部は、前記モード判断部が特定した前記動作モードを実施するように前記撮像部をセットする
    ことを特徴とする請求項記載の作業者端末。
  5. 前記撮像部は、前記動作モードとして、
    オートフォーカスを実施するか否か、ズーム機能、ピント位置、絞り、シャッタースピード、フラッシュ照明の入り切り、画像解像度、動画フレームレート、画像データ圧縮率、カラー画像と赤外線画像の切り替え、
    のうちいずれか1つ以上を切り替えることができるように構成されており、
    前記モード判断部は、前記動作モードデータにしたがって、
    オートフォーカスを実施するか否か、ズーム機能、ピント位置、絞り、シャッタースピード、フラッシュ照明の入り切り、画像解像度、動画フレームレート、画像データ圧縮率、カラー画像と赤外線画像の切り替え、
    のうちいずれか1つ以上を切り替えるように、前記撮像部をセットする
    ことを特徴とする請求項記載の作業者端末。
  6. 前記作業データは、前記作業者が実施する作業の、作業種別、作業対象の明るさ、作業対象の位置、前記作業者の作業姿勢、のうちいずれか1つ以上を記述しており
    前記動作モードデータは、前記作業者が実施する作業の、作業種別、作業対象の明るさ、作業対象の位置、前記作業者の作業姿勢、のうちいずれか1つ以上と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述しており、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する作業の、作業種別、作業対象の明るさ、作業対象の位置、前記作業者の作業姿勢、のうちいずれか1つ以上を、前記作業データにしたがって特定し、
    前記モード判断部は、前記特定した作業種別、作業対象の明るさ、作業対象の位置、前記作業者の作業姿勢、のうちいずれか1つ以上を用いて前記動作モードデータを参照することにより、前記撮像部が実施すべき前記動作モードを特定する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業者端末。
  7. 前記作業者端末はさらに、前記作業者の作業を遠隔から支援する遠隔作業支援装置と通信する通信部を備え、
    前記作業管理部は、前記作業者が1つの前記作業を完了するごとにその旨を識別し、
    前記通信部は、前記作業者が1つの前記作業を完了したことを前記作業管理部が識別すると、その旨を示す作業完了データを前記遠隔作業支援装置に対して送信し、
    前記通信部は、前記作業完了データを前記遠隔作業支援装置に対して送信した後、次の作業を開始するように指示する作業開始指示を、前記遠隔作業支援装置から受信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業者端末。
  8. 作業者の作業を支援する作業支援システムであって、
    前記作業者が装着する作業者端末、
    前記作業者に対して遠隔地から作業内容を指示する支援端末、
    を備え、
    前記作業者端末は、前記作業者の周辺を撮像する撮像部、前記撮像部の動作モードを切り替える動作モード切替部、を備え、
    前記作業支援システムはさらに、前記動作モードを指定するモード判断部を備え、
    前記作業支援システムはさらに、前記作業者がいずれの作業を実施しているかを識別する作業管理部を備え、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記動作モードを指定し、
    前記動作モード切替部は、前記撮像部を、前記モード判断部が指定した前記動作モードへ切り替え
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述した動作モードデータを格納する記憶部を備え、
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業内容を文字列によって記述した作業データを格納する記憶部を備え、
    前記動作モードデータは、前記作業データが記述している文字列の、種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述しており、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記文字列の、文字種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上を、前記文字列にしたがって特定し、
    前記モード判断部は、前記特定した文字種別、文字数、画数、読み仮名の文字数、のうちいずれか1つ以上を用いて前記動作モードデータを参照することにより、前記撮像部が実施すべき前記動作モードを特定する
    ことを特徴とする作業支援システム。
  9. 作業者の作業を支援する作業支援システムであって、
    前記作業者が装着する作業者端末、
    前記作業者に対して遠隔地から作業内容を指示する支援端末、
    を備え、
    前記作業者端末は、前記作業者の周辺を撮像する撮像部、前記撮像部の動作モードを切り替える動作モード切替部、を備え、
    前記作業支援システムはさらに、前記動作モードを指定するモード判断部を備え、
    前記作業支援システムはさらに、前記作業者がいずれの作業を実施しているかを識別する作業管理部を備え、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記動作モードを指定し、
    前記動作モード切替部は、前記撮像部を、前記モード判断部が指定した前記動作モードへ切り替え
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述した動作モードデータを格納する記憶部を備え、
    前記作業者端末はさらに、前記作業者が実施する作業内容を文字列によって記述した作業データを格納する記憶部を備え、
    前記作業データは、前記文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を定義しており、
    前記動作モードデータは、前記作業データが記述している文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上と、前記撮像部が実施すべき前記動作モードとの間の対応関係を記述しており、
    前記モード判断部は、前記作業管理部が識別した作業に対応する前記文字列の、字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を、前記作業データにしたがって特定し、 前記モード判断部は、前記特定した字体、印字サイズ、文字色、のうちいずれか1つ以上を用いて前記動作モードデータを参照することにより、前記撮像部が実施すべき前記動作モードを特定する
    ことを特徴とする作業支援システム。
  10. 前記支援端末は、前記作業者が1つの前記作業を完了したことを示す作業完了データを、前記作業者端末から受信し、
    前記支援端末は、前記作業完了データを前記作業者端末から受信した後、次の作業を開始するように指示する作業開始指示を、前記作業者端末に対して送信する
    ことを特徴とする請求項8または9記載の作業支援システム
  11. 前記モード判断部は、前記支援端末上に配置されており、
    前記作業管理部は、前記作業者端末上に配置されている
    ことを特徴とする請求項8または9記載の作業支援システム。
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