JP7491407B2 - データ流通基盤、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

データ流通基盤、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ流通基盤、情報処理システム、情報処理方法、及び記録媒体に関する。
所定の時間帯(例えば、企業の定時退社時刻又はコアタイム終了時刻から2時間程度以内)に、指定の提携店舗で、社員証などの従業員識別カードを提示すると、その提携店舗でワークライフバランス特典が受けられるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、本発明者は、オフィスビル所有者にとって空室率を低く維持するため、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることを検討した。
特開2019-079107号公報
しかしながら、特許文献1においては、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることについては全く提案されていない。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることができるデータ流通基盤、情報処理システム、情報処理方法、及び記録媒体を提供することにある。
本発明のデータ流通基盤は、従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店を利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、を備える。
本発明の情報処理システムは、第1情報処理装置と、第2情報処理装置と、データ流通基盤と、を備え、前記データ流通基盤は、前記第1情報処理装置から送信される従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、前記第2情報処理装置から送信される飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と前記従業員抽出手段により抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、を備える。
本発明の情報処理方法は、従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、を備える。
本発明の記録媒体は、従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明により、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることができるデータ流通基盤、情報処理システム、情報処理方法、及び記録媒体を提供することができる。
データ流通基盤10の概略構成図である。 データ流通基盤10の動作の一例のフローチャートである。 情報処理システム1の概略構成図である。 データ流通基盤10の概略構成図である。 従業員情報記憶部11bに記憶された従業員情報の一例である。 店舗情報記憶部11cに記憶された店舗情報の一例である。 混雑度蓄積部11dに蓄積された混雑度の一例である。 従業員情報取得手段12aの動作例のフローチャートである。 目標混雑度取得手段12bの動作例のフローチャートである。 現在混雑度取得手段12cの動作例のフローチャートである。 予測混雑度算出手段12dの動作例のフローチャートである。 飲食店抽出手段12eの動作例のフローチャートである。 従業員抽出手段12fの動作例のフローチャートである。 出力手段12gの動作例のフローチャートである。 クーポン取得手段12h、及びクーポン提供手段12jの動作例のフローチャートである。 利用実績取得手段12k、及び利用実績報告手段12mの動作例のフローチャートである。 第1情報処理装置20の構成図である。 第2情報処理装置30の構成図である。 情報処理システム1の動作例のシーケンス図である。 情報処理システム1の動作例のシーケンス図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1であるデータ流通基盤10について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
まず、図1を用いて、データ流通基盤10の構成について説明する。
図1は、データ流通基盤10の概略構成図である。
図1に示すように、データ流通基盤10は、従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段12aと、飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段12bと、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段12dと、従業員ごとに従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段11bと、飲食店ごとに予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段11cと、店舗情報記憶手段11cから、予測混雑度が目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段12eと、従業員情報記憶手段11bから、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店を利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段12fと、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段12gと、を備えている。
次に、上記構成のデータ流通基盤10の動作の一例について説明する。
図2は、データ流通基盤10の動作の一例のフローチャートである。
まず、従業員情報取得手段12aが、従業員の従業員情報を取得する(ステップS1)。次に、目標混雑度取得手段12bが、飲食店の目標混雑度を取得する(ステップS2)。次に、予測混雑度算出手段12dが、飲食店ごとに予測混雑度を算出する(ステップS3)。次に、飲食店抽出手段12eが、予測混雑度が目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する(ステップS4)。次に、従業員抽出手段12fが、従業員情報記憶手段11bから、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店を利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する(ステップS5)。次に、出力手段12gが、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する(ステップS6)。
以上説明したように、実施形態1によれば、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることができる。
これは、出力手段12gが、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店(予測混雑度が目標混雑度より小さい飲食店)と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力することによるものである。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2として、データ流通基盤10及びデータ流通基盤10を含む情報処理システム1について詳細に説明する。実施形態2では、従業員情報記憶手段11bとして従業員情報記憶部を用い、店舗情報記憶手段11cとして店舗情報記憶部を用い、混雑度蓄積手段として混雑度蓄積部を用いる。以下、従業員情報記憶部11b、店舗情報記憶部11c、混雑度蓄積部11dと呼ぶ。
図3は、情報処理システム1の概略構成図である。
図3に示すように、情報処理システム1は、データ流通基盤10、第1情報処理装置20、第2情報処理装置30を備えている。データ流通基盤10、第1情報処理装置20、及び第2情報処理装置30は、ネットワークNW(例えば、インターネット)を介して互いに接続されており、ネットワークNWを介して互いに通信することができる。データ流通基盤10は、例えば、ビル管理会社に設置されている。第1情報処理装置20及び第2情報処理装置30は、ビル管理会社が管理するビルに設置されている。ビル管理会社が管理するビルには、複数の企業テナント(以下、企業と呼ぶ)及び複数の飲食店テナント(以下、飲食店と呼ぶ)が入居している。
<データ流通基盤10の構成例>
まず、データ流通基盤10の構成例について説明する。
図4は、データ流通基盤10の概略構成図である。
データ流通基盤10は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ装置等の情報処理装置である。サーバ装置は、物理サーバであってもよいし、ネットワークNW上の仮想サーバであってもよい。データ流通基盤10は、記憶部11、制御部12、メモリ13、通信部14を備えている。
記憶部11は、例えば、ハードディスク装置やROM(Read Only Memory)等の不揮発性の記憶部である。記憶部11は、プログラム記憶部11a、従業員情報記憶部11b、店舗情報記憶部11c、混雑度蓄積部11dを備えている。
プログラム記憶部11aには、制御部12(プロセッサ)により実行されるプログラムが記憶されている。
図5は、従業員情報記憶部11bに記憶された従業員情報の一例である。
図5に示すように、従業員情報記憶部11bには、従業員ごとに従業員情報が記憶されている。従業員情報は、ユーザID、勤務先、スケジュール情報を含む。ユーザIDは、企業に勤務する従業員に割り当てられたユーザIDである。ユーザIDは、社員番号やメールアドレスではなく、データ流通基盤10内でのみ有効なIDである。勤務先は、ユーザIDの従業員の勤務先である。スケジュール情報は、例えば、ユーザIDの従業員の退勤予定時間(退勤予定時刻)である。
図6は、店舗情報記憶部11cに記憶された店舗情報の一例である。
図6に示すように、店舗情報記憶部11cには、店舗情報が記憶されている。店舗情報は、店名、予測混雑度、及び目標混雑度を含む。予測混雑度、及び目標混雑度は、飲食店及び時間帯ごとに記憶されている。予測混雑度は、予測混雑度算出手段12dにより算出される時間帯ごとの予測混雑度である。目標混雑度は、飲食店の従業員等が入力した目標混雑度である。
図7は、混雑度蓄積部11dに蓄積された混雑度の一例である。
図7に示すように、混雑度蓄積部11dには、飲食店ごとに混雑度が蓄積されている。混雑度は、例えば、一定期間内(例えば、過去1か月内)の曜日ごと、時間帯ごとの飲食店の混雑度である。
制御部12は、図示しないが、プロセッサを備えている。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサは、1つの場合もあるし、複数の場合もある。プロセッサは、記憶部11(プログラム記憶部11a)からメモリ13(例えば、RAM(Random Access Memory))に読み込まれたプログラムを実行することで、従業員情報取得手段12a、目標混雑度取得手段12b、現在混雑度取得手段12c、予測混雑度算出手段12d、飲食店抽出手段12e、従業員抽出手段12f、出力手段12g、クーポン取得手段12h、クーポン提供手段12j、利用実績取得手段12k、利用実績報告手段12mとして機能する。これらの一部又は全部は、ハードウェアで実現してもよい。
次に、各手段の動作例(機能)について説明する。以下の処理は、制御部12(プロセッサ)がプログラム記憶部11aからメモリ13に読み込まれたプログラムを実行することで実現される。
<従業員情報取得手段12aの動作例>
従業員情報取得手段12aは、従業員の従業員情報を取得する。具体的には、従業員情報取得手段12aは、企業(第1情報処理装置20)からネットワークNWを介して送信される従業員の従業員情報を通信部14を介して取得する。従業員情報は、ユーザID、勤務先、スケジュール情報を含む。スケジュール情報は、例えば、従業員の退勤予定時間(退勤予定時刻)、従業員の休憩予定時間(休憩開始時刻)である。以下、代表して、スケジュール情報が従業員の退勤予定時間(退勤予定時刻)である場合を例にして説明する。
図8は、従業員情報取得手段12aの動作例のフローチャートである。
図8に示すように、従業員情報取得手段12aが従業員の従業員情報を取得した場合(ステップS10:YES)、この取得された従業員情報は、従業員情報記憶部11b(図5参照)に記憶される(ステップS11)。ステップS11の処理は、従業員情報取得手段12aが従業員情報を取得するごとに実行される。
<目標混雑度取得手段12bの動作例>
目標混雑度取得手段12bは、飲食店の目標混雑度を取得する。具体的には、目標混雑度取得手段12bは、飲食店(第2情報処理装置30)からネットワークNWを介して送信される飲食店の目標混雑度を通信部14を介して取得する。
図9は、目標混雑度取得手段12bの動作例のフローチャートである。
図9に示すように、目標混雑度取得手段12bが飲食店の目標混雑度を取得した場合(ステップS20:YES)、この取得された目標混雑度は、店舗情報記憶部11c(図6参照)に記憶される(ステップS21)。ステップS21の処理は、目標混雑度取得手段12bが目標混雑度を取得するごとに実行される。
<現在混雑度取得手段12cの動作例>
現在混雑度取得手段12cは、飲食店の現在混雑度を取得する。具体的には、現在混雑度取得手段12cは、飲食店(第2情報処理装置30)からネットワークNWを介して送信される飲食店の現在混雑度を通信部14を介して取得する。現在混雑度は、現在の混雑度(例えば、現在利用中の座席数/総座席数)である。
図10は、現在混雑度取得手段12cの動作例のフローチャートである。
図10に示すように、現在混雑度取得手段12cが飲食店の現在混雑度を取得した場合(ステップS30:YES)、この取得された現在混雑度は、混雑度蓄積部11d(図7参照)に蓄積(記憶)される(ステップS31)。ステップS31の処理は、現在混雑度取得手段12cが現在混雑度を取得するごとに実行される。
<予測混雑度算出手段12dの動作例>
予測混雑度算出手段12dは、飲食店ごとに予測混雑度を算出する。具体的には、予測混雑度算出手段12dは、混雑度蓄積部11dに蓄積(記憶)された混雑度に基づき、時間帯ごとの予測混雑度を算出する。例えば、予測混雑度算出手段12dは、当日の営業時間内の(開店から閉店までの)時間帯ごとの予測混雑度を算出する。予測混雑度は、例えば、回帰分析等の既知の予測手法を用いて算出することができる。
図11は、予測混雑度算出手段12dの動作例のフローチャートである。
図11に示すように、予測混雑度算出手段12dが飲食店ごとに予測混雑度を算出した場合(ステップS40:YES)、この算出された予測混雑度は、店舗情報記憶部11c(図6参照)に記憶される(ステップS41)。ステップS40及びS41の処理は、例えば、一定時間ごと(例えば、30分ごと)、又は、現在混雑度取得手段12cが取得した現在混雑度が混雑度蓄積部11dに蓄積(記憶)されるごとに実行される。
<飲食店抽出手段12eの動作例>
飲食店抽出手段12eは、店舗情報記憶部11cから、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を送客対象の飲食店として抽出する。
図12は、飲食店抽出手段12eの動作例のフローチャートである。
図12に示すように、飲食店抽出手段12eは、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店があるか否かを判定する(ステップS50)。この判定は、例えば、目標混雑度ー混雑度予測≧閾値、又は目標混雑度/混雑度予測≧閾値を用いて行う。その結果、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店がある場合(ステップS50:YES)、飲食店抽出手段12eは、その目標混雑度と予測混雑度の差が閾値以上か否かを判定する(ステップS51)。その結果、その目標混雑度と予測混雑度の差が閾値以上の場合(ステップS51:YES)、飲食店抽出手段12eは、店舗情報記憶部11cから、当該飲食店を送客対象の飲食店として抽出する(ステップS52)。
例えば、図6を参照すると、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯があり、かつ、目標混雑度と予測混雑度の差が閾値(例えば、15%)以上の飲食店は、飲食店A(時間帯19:00~21:00)、及び飲食店C(時間帯17:30~19:00)である。
すなわち、飲食店A(時間帯19:00~21:00)については、目標混雑度(30%)-予測混雑度(13%)=17%≧閾値(15%)である。また、飲食店C(時間帯17:30~19:00)については、目標混雑度(30%)-予測混雑度(15%)=15%≧閾値(15%)である。この場合、飲食店抽出手段12eは、送客対象の飲食店として飲食店A(時間帯19:00~21:00)及び飲食店C(時間帯17:30~19:00)を抽出する。
<従業員抽出手段12fの動作例>
従業員抽出手段12fは、従業員情報記憶部11bから、飲食店抽出手段12eが抽出した、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員を抽出する。
図13は、従業員抽出手段12fの動作例のフローチャートである。
図13に示すように、従業員抽出手段12fは、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員がいるか否かを判定する(ステップS60)。その結果、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員がいる場合(ステップS60:YES)、例えば、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯に退勤予定時間が近い従業員がいる場合、従業員情報記憶部11bから、当該従業員を誘導対象の従業員として抽出する(ステップS61)。
例えば、図5を参照すると、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯(時間帯19:00~21:00)がある飲食店Aを当該時間帯に利用可能な従業員は、当該予時間帯(時間帯19:00~21:00)に退勤予定時間が近いユーザID「z」の従業員である。この場合、従業員抽出手段12fは、従業員情報記憶部11bから、飲食店Aへの誘導対象の従業員としてユーザID「z」を抽出する。
また、図5を参照すると、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯(時間帯17:30~19:00)がある飲食店Cを当該時間帯に利用可能な従業員は、当該時間帯(時間帯17:30~19:00)に退勤予定時間が近いユーザID「x」の従業員である。この場合、従業員抽出手段12fは、従業員情報記憶部11bから、飲食店Cへの誘導対象の従業員としてユーザID「x」を抽出する。
<出力手段12gの動作例>
図14は、出力手段12gの動作例のフローチャートである。
図14に示すように、出力手段12gは、飲食店抽出手段12eにより抽出された、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店と従業員抽出手段12fにより抽出された、当該時間帯に当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する(ステップS70)。例えば、出力手段12gは、飲食店抽出手段12eにより抽出された、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店に対して、従業員抽出手段12fにより抽出された、当該時間帯に当該飲食店を利用可能な従業員のユーザIDを出力する(例えば、通信部14を介して送信する)。
例えば、出力手段12gは、飲食店抽出手段12eにより抽出された、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯(時間帯19:00~21:00)がある飲食店Aに対して、従業員抽出手段12fにより抽出された、当該時間帯(時間帯19:00~21:00)に当該飲食店Aを利用可能な従業員のユーザID「z」を出力する(例えば、通信部14を介して送信する)。
また、出力手段12gは、飲食店抽出手段12eにより抽出された、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯(時間帯17:30~19:00)がある飲食店Cに対して、従業員抽出手段12fにより抽出された、当該時間帯(時間帯17:30~19:00)に当該飲食店Cを利用可能な従業員のユーザID「x」を出力する(例えば、通信部14を介して送信する)。
<クーポン取得手段12h、及びクーポン提供手段12jの動作例>
クーポン取得手段12hは、マッチング結果を受け取った飲食店(第2情報処理装置30)からネットワークNWを介して送信されるクーポンを通信部14を介して取得する。また、クーポン提供手段12jは、クーポン取得手段12hが取得したクーポンを、クーポン送信元の飲食店に対してマッチングされた従業員の勤務先の企業に通信部14を介して送信する。
図15は、クーポン取得手段12h、及びクーポン提供手段12jの動作例のフローチャートである。
図15に示すように、クーポン取得手段12hがマッチング結果を受け取った飲食店(第2情報処理装置30)から送信されるクーポンを取得した場合(ステップS80:YES)、クーポン提供手段12jは、そのクーポンを、クーポン送信元の飲食店に対してマッチングされた従業員の勤務先の企業に送信する(ステップS81)。
例えば、クーポン取得手段12hがマッチング結果を受け取った飲食店A(第2情報処理装置30)から送信されるクーポンを取得した場合(ステップS80:YES)、クーポン提供手段12jは、そのクーポンを、クーポン送信元の飲食店Aに対してマッチングされた従業員(ユーザID「z」の従業員)の勤務先の企業(F社。図5参照)に送信する(ステップS81)。
また、クーポン取得手段12hがマッチング結果を受け取った飲食店C(第2情報処理装置30)から送信されるクーポンを取得した場合(ステップS80:YES)、クーポン提供手段12jは、そのクーポンを、クーポン送信元の飲食店Cに対してマッチングされた従業員(ユーザID「x」の従業員)の勤務先の企業(D社。図5参照)に送信する(ステップS81)。
<利用実績取得手段12k、及び利用実績報告手段12mの動作例>
利用実績取得手段12kは、クーポンを送信した飲食店(第2情報処理装置30)からネットワークNWを介して送信される当該飲食店の利用実績を通信部14を介して取得する。利用実績報告手段12mは、利用実績取得手段12kが取得した飲食店の利用実績を、利用実績送信元の飲食店に対してマッチングされ、かつクーポンを提示して当該飲食店を利用した従業員の勤務先の企業に通信部14を介して送信する。
図16は、利用実績取得手段12k、及び利用実績報告手段12mの動作例のフローチャートである。
図16に示すように、利用実績取得手段12kがクーポンを送信した飲食店(第2情報処理装置30)から送信される当該飲食店の利用実績を取得した場合(ステップS90:YES)、利用実績報告手段12mは、その利用実績を、利用実績送信元の飲食店に対してマッチングされ、かつクーポンを提示して当該飲食店を利用した従業員の勤務先の企業に通信部14を介して送信する(ステップS91)。
例えば、利用実績取得手段12kがクーポンを送信した飲食店A(第2情報処理装置30)から送信される当該飲食店Aの利用実績(例えば、クーポンを提示して飲食店Aを利用した従業員のユーザID「z」及びその消費ポイント)を取得した場合(ステップS90:YES)、利用実績報告手段12mは、その利用実績を、利用実績送信元の飲食店に対してマッチングされ、かつクーポンを提示して当該飲食店Aを利用した従業員(ユーザID「z」の従業員)の勤務先の企業(F社。図5参照)に通信部14を介して送信する(ステップS91)。
また、利用実績取得手段12kがクーポンを送信した飲食店C(第2情報処理装置30)から送信される当該飲食店Cの利用実績(例えば、クーポンを提示して飲食店Cを利用した従業員のユーザID「x」及びその消費ポイント)を取得した場合(ステップS90:YES)、利用実績報告手段12mは、その利用実績を、利用実績送信元の飲食店Cに対してマッチングされ、かつクーポンを提示して当該飲食店Cを利用した従業員(ユーザID「x」の従業員)の勤務先の企業(D社。図5参照)に通信部14を介して送信する(ステップS91)。
通信部14は、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置30との間でネットワークNW(例えば、インターネット)を介して通信する通信装置である。
<第1情報処理装置20の構成例>
次に、第1情報処理装置20の構成例について説明する。
図17は、第1情報処理装置20の構成図である。
第1情報処理装置20は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ装置等の情報処理装置である。サーバ装置は、物理サーバであってもよいし、ネットワークNW上の仮想サーバであってもよい。図17に示すように、第1情報処理装置20は、記憶部21、制御部22、メモリ23、入力手段24、通信部25を備えている。
記憶部21は、例えば、ハードディスク装置やROM(Read Only Memory)等の不揮発性の記憶部である。記憶部21は、プログラム記憶部21aを備えている。
プログラム記憶部21aには、制御部22(プロセッサ)により実行されるプログラムが記憶されている。
制御部22は、図示しないが、プロセッサを備えている。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサは、1つの場合もあるし、複数の場合もある。プロセッサは、記憶部21(プログラム記憶部21a)からメモリ23(例えば、RAM(Random Access Memory))に読み込まれたプログラムを実行することで、従業員情報送信手段21bとして機能する。これは、ハードウェアで実現してもよい。
従業員情報送信手段21bは、入力手段24から入力された従業員の従業員情報を通信部25を介してデータ流通基盤10に送信する。従業員情報は、ユーザID、勤務先、スケジュール情報(退勤予定時間)を含む。
入力手段24は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。入力手段24は、例えば、従業員の従業員情報を入力するために用いられる。従業員情報は、従業員等が入力手段24から入力する。
通信部25は、データ流通基盤10との間でネットワークNW(例えば、インターネット)を介して通信する通信装置である。
<第2情報処理装置30の構成例>
次に、第2情報処理装置30の構成例について説明する。
図18は、第2情報処理装置30の構成図である。
第2情報処理装置30は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ装置等の情報処理装置である。サーバ装置は、物理サーバであってもよいし、ネットワークNW上の仮想サーバであってもよい。図18に示すように、第2情報処理装置30は、記憶部31、制御部32、メモリ33、入力手段34、通信部35を備えている。また、第2情報処理装置30には、利用座席数検出センサ36が電気的に接続されている。
記憶部31は、例えば、ハードディスク装置やROM(Read Only Memory)等の不揮発性の記憶部である。記憶部31は、プログラム記憶部31aを備えている。
プログラム記憶部31aには、制御部32(プロセッサ)により実行されるプログラムが記憶されている。
制御部32は、図示しないが、プロセッサを備えている。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサは、1つの場合もあるし、複数の場合もある。プロセッサは、記憶部31(プログラム記憶部31a)からメモリ33(例えば、RAM(Random Access Memory))に読み込まれたプログラムを実行することで、利用座席数取得部31b、現在混雑度算出部31c、店舗情報送信部31dとして機能する。これらの一部又は全部は、ハードウェアで実現してもよい。
利用座席数取得部31bは、利用座席数検出センサ36から当該利用座席数検出センサ36が検出した現在利用中の座席数を取得する。
現在混雑度算出部31cは、利用座席数取得部31bが取得した現在利用中の座席数に基づき、現在混雑度を算出する。現在混雑度は、例えば、現在利用中の座席数を総座席数で除算することで算出される。なお、総座席数は、例えば、記憶部31に予め記憶されている。
店舗情報送信部31dは、現在混雑度算出部31cにより算出された現在混雑度を通信部35を介してデータ流通基盤10に送信する。店舗情報は、店名、現在混雑度、及び目標混雑度を含む。
入力手段34は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。入力手段34は、例えば、店名、及び目標混雑度を入力するために用いられる。店名、及び目標混雑度は、従業員等が入力手段24から入力する。目標混雑度は、時間帯ごとの目標混雑度であってもよいし、時間帯ごとの目標混雑度でなくてもよい。例えば、小規模店舗であれば、開店時に入力した目標混雑度を当日ずっと用いてもよい。一方、大規模店舗であれば、リアルタイムに目標混雑度を入力し、この入力した目標混雑度を結果的に時間帯ごとの目標混雑度値として用いてもよい。また、目標混雑度は、一日に一回だけ入力してもよいし、複数回入力してもよい。
通信部35は、データ流通基盤10との間でネットワークNW(例えば、インターネット)を介して通信する通信装置である。
利用座席数検出センサ36は、飲食店ごとに設けられ、現在利用中の座席数を検出する。利用座席数検出センサ36は、例えば、飲食店内を撮像する撮像装置を含み、当該撮像装置により撮像された画像に対して所定の画像処理を実行することにより、現在利用中の座席数を検出する。これに限らず、利用座席数検出センサ36は、飲食店内の座席ごとに設けられ、着席の有無を検出する近接センサやその他のセンサであってもよい。
次に、図19及び図20を用いて、情報処理システム1の動作例について説明する。
図19及び図20は、情報処理システム1の動作例のシーケンス図である。
まず、各企業(第1情報処理装置20)がイベントデータ(以下、従業員情報と呼ぶ)をデータ流通基盤10に送信する(S100)。従業員情報は、例えば、ユーザID、勤務先、スケジュール情報(例えば、退勤予定時間)を含む。スケジュール情報には、予定している時間の前後に調整の余地があることを示す情報を付加してもよい。なお、従業員情報の詳細度は、送信元の企業の情報保護ポリシーに制約される。典型的には、従業員の社員番号・メールアドレスは送信不可である。従業員情報は、随時、企業(第1情報処理装置20)からデータ流通基盤10に送信される。例えば、従業員情報は、一定時間ごと(例えば、30分ごと)、又は、入力手段24から従業員情報が入力されるごとに企業(第1情報処理装置20)からデータ流通基盤10に送信される。
この企業(第1情報処理装置20)から送信される従業員情報は、データ流通基盤10の従業員情報取得手段12aが取得し(図8中のステップS10:YES)、従業員情報記憶部11bに記憶される(図8中のステップS11)。
次に、飲食店(第2情報処理装置30)がイベントデータ(以下、店舗情報と呼ぶ)をデータ流通基盤10に送信する(S101)。店舗情報は、例えば、店名、現在混雑度(現在利用中の座席数/総座席数)、目標混雑度を含む。なお、目標混雑度の入力は省略される場合があり、この場合、店舗情報は、目標混雑度以外の、例えば、店名、現在混雑度(現在利用中の座席数/総座席数)を含む。なお、店舗情報の詳細度は、送信元の飲食店の情報保護ポリシーに制約される。典型的には、飲食店の原価・原価率情報は送信不可である。店舗情報は、一定時間ごと(例えば、30分ごと)、入力手段34から目標混雑度が入力されるごと、又は利用座席数取得部31bが利用座席数検出センサ36から当該利用座席数検出センサ36が検出した現在利用中の座席数を取得するごとにデータ流通基盤10に送信される。
この飲食店(第2情報処理装置30)から送信される店舗情報のうち目標混雑度は、データ流通基盤10の目標混雑度取得手段12bが取得し(図9中のステップS20:YES)、店舗情報記憶部11cに記憶される(図9中のステップS21)。なお、飲食店(第2情報処理装置30)から送信される店舗情報が目標混雑度を含まない場合(目標混雑度が省略されている場合)、初期値として設定されている目標混雑度が店舗情報記憶部11cに記憶される。
また、この飲食店(第2情報処理装置30)から送信される店舗情報のうち現在混雑度は、データ流通基盤10の現在混雑度取得手段12cが取得し(図10中のステップS30:YES)、混雑度蓄積部11dに蓄積される(図10中のステップS31)。
次に、データ流通基盤10の予測混雑度算出手段12dは、飲食店ごとに予測混雑度を算出する(図11中のステップS40)。例えば、予測混雑度算出手段12dは、当日の営業時間内の(開店から閉店までの)時間帯ごとの予測混雑度を算出する。この算出された予測混雑度は、店舗情報記憶部11cに記憶される(ステップS41)。
次に、データ流通基盤10は、マッチング処理を実行する(ステップS102)。マッチング処理(マッチング処理手順)は、例えば、イベントカタログ(図示せず)に登録されていてもよい。イベントカタログは、例えば、データ流通基盤10の記憶部11に記憶されている。以下、イベントカタログに登録されている1つのマッチング処理(マッチング処理手順)について説明する。
マッチング処理(マッチング処理手順)は、店舗情報記憶部11cから、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を送客対象の飲食店として抽出する処理(図12参照)、従業員情報記憶部11bから、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員を抽出する処理(図13参照)、及びその抽出された飲食店と従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する処理(図14参照)を含む。
以下、送客対象の飲食店として予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯(19:00~21:00)がある飲食店Aが抽出され、当該飲食店Aを当該時間帯(19:00~21:00)に利用可能な従業員として当該時間帯に退勤予定時間が近いユーザID「z」の従業員が抽出された場合を例に説明する。なお、ユーザID「z」の従業員には、事前に、当該従業員の勤務先の企業から福利厚生ポイント(以下ポイントと呼ぶ)が付与されているものとする。
この場合、データ流通基盤10の出力手段12gは、マッチング結果として、飲食店Aに対してユーザID「z」を送信する(ステップS103)。
次に、データ流通基盤10から送信されるマッチング結果を取得(受信)した飲食店Aは、マッチング結果を基に、当該飲食店Aに対してマッチングされたユーザID「z」の従業員に対するクーポンを発行し、この発行したクーポンを、データ流通基盤10に送信する(ステップS104)。クーポンは、例えば、「店名:飲食店A、時間帯: 19:00~21:00、品目: ビール半額、対象者: ユーザz」のように店名、時間帯、品目、対象者を含む。
次に、データ流通基盤10のクーポン取得手段12hは、飲食店A(第2情報処理装置30)から送信されるクーポンを取得する(ステップS80:YES)。そして、データ流通基盤10のクーポン提供手段12jは、そのクーポンを、クーポン送信元の飲食店Aに対してマッチングされたユーザID「z」の従業員の勤務先の企業(ここでは「F社」。図5参照)に送信する(ステップS81)。クーポンを受け取った企業は、ユーザIDと社員番号(またはメールアドレス)の対応関係を参照して、対象者にクーポンを転送する。又は、希望する従業員に早い者勝ちで配付してもよい。
次に、クーポンを受け取った従業員が、対象の飲食店Aを利用する(ステップS105)。例えば、クーポンを受け取った従業員が、対象の飲食店Aにて、クーポン(例えばスマホアプリ上で表示したクーポン情報)を提示して品目を注文する。決済には勤務先企業から付与されるポイント(福利厚生ポイント)を利用することができる。
次に、飲食店A(第2情報処理装置30)は、利用実績(例えば、飲食店Aを利用した従業員のユーザID「z」及びその消費ポイント)をデータ流通基盤10に送信する(ステップS106)。
次に、データ流通基盤10の利用実績取得手段12kは、飲食店A(第2情報処理装置30)から送信される利用実績を取得する(ステップS90)。そして、データ流通基盤10の利用実績報告手段12mは、その利用実績を、利用実績送信元の飲食店Aに対してマッチングされたユーザID「z」の従業員の勤務先の企業(ここでは「F社」。図5参照)に連絡(送信)する(ステップS91)。
次に、利用実績の連絡を受けた企業は、ポイント相当額をデータ流通基盤10(ビル管理会社)に対して支払う(ステップS107)。
次に、支払いを受けたデータ流通基盤10(ビル管理会社)は、ポイント相当額を飲食店テナントに対して支払う(ステップS108)。
以上説明したように、実施形態2によれば、飲食店テナントの売上や、企業テナント従業員の満足度を高めることができる。
これは、出力手段12gが、飲食店抽出手段12eにより抽出された飲食店(予測混雑度が目標混雑度より小さい飲食店)と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力することによるものである。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態2では、図3、図19に示すように、企業(第1情報処理装置20)がデータ流通基盤10に送信する従業員情報は、ユーザID、勤務先、スケジュール情報(退勤予定時間)を含む例について説明したが、これに限らない。例えば、従業員情報は、これらに加え、さらに、選好情報を含んでいてもよい。選考情報は、例えば、嗜好、カロリー制限、塩分制限、非推奨品目である。
また、上記実施形態2では、図19に示すように、飲食店(第2情報処理装置30)がデータ流通基盤10に送信する店舗情報は、店名、現在混雑度(現在利用中の座席数/総座席数)、目標混雑度を含む例について説明したが、これに限らない。例えば、店舗情報は、これらに加え、さらに、メニュー情報を含んでいてもよい。メニュー情報は、例えば、料理名、価格、原料、カロリー、塩分量である。
また、上記実施形態2では、出力手段12gは、飲食店抽出手段12eにより抽出された、予測混雑度が目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店と従業員抽出手段12fにより抽出された、当該時間帯に当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する例について説明したが、これに限らない。例えば、出力手段12gは、さらに、従業員の選好情報を考慮して、マッチング結果を出力してもよい。例えば、出力手段12gは、さらに、従業員の選好情報と飲食店のメニュー情報の条件が一致する組み合わせをマッチング結果として出力(例えば、通信部14を介して送信)してもよい。
なお、スケジュール情報に調整余地ありの情報が付加されている場合、退社/休憩予定前後の時間帯もマッチング対象に含めてもよい。この場合、本来の退社/休憩予定時間とのマッチングよりも優先度を下げるのが望ましい。
なお、目標混雑度は、店舗によって出力したりしなかったりする場合がある。出力しなかった場合には、初期値として設定された目標混雑度の値を用い続けるか、あるいは予測混雑度に基づいて、予測混雑度を下回る店舗を送客対象として抽出してもよい。
すなわち、データ流通基盤10は店舗より目標混雑度値を1回ないし数回取得した場合、対応する時間帯毎に区切り、それを時間帯毎の目標混雑度として扱うか、直近で取得した目標混雑度を用いて予測混雑度との比較を行ってもよい。
上記実施形態1、2において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、
飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、
飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、
従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、
飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、
前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、
前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店を利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、
前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、
を備えるデータ流通基盤。
(付記2)
前記目標混雑度は、時間帯ごとの目標混雑度であり、
前記予測混雑度は、時間帯ごとの予測混雑度であり、
前記従業員抽出手段は、前記従業員情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する付記1に記載のデータ流通基盤。
(付記3)
前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員は、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯に退勤予定時間が近い従業員である付記2に記載のデータ流通基盤。
(付記4)
前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員は、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯に休憩予定時間が近い従業員である付記2又は3に記載のデータ流通基盤。
(付記5)
飲食店ごとに混雑度を蓄積した混雑度蓄積手段と、
飲食店の現在混雑度を取得する現在混雑度取得手段と、をさらに備え、
前記現在混雑度は、前記混雑度蓄積手段に蓄積され、
前記予測混雑度算出手段は、前記混雑度蓄積手段に蓄積された混雑度に基づき、前記予測混雑度を算出する付記1から4のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
(付記6)
前記出力手段は、前記飲食店を利用可能な従業員の選好情報を考慮して、前記マッチング結果を出力する付記1から5のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
(付記7)
前記マッチング結果を受け取った飲食店から送信されるクーポンを取得するクーポン取得手段と、
前記クーポン取得手段が取得したクーポンを、前記クーポン送信元の飲食店に対してマッチングされた従業員の勤務先の企業に送信するクーポン提供手段と、をさらに備える付記1から6のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
(付記8)
前記クーポンを送信した飲食店から送信される当該飲食店の利用実績を取得する利用実績取得手段と、
前記利用実績取得手段が取得した利用実績を、前記利用実績送信元の飲食店に対してマッチングされ、かつ前記クーポンを提示して当該飲食店を利用した従業員の勤務先の企業に送信する利用実績報告手段と、
をさらに備える付記1から7のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
(付記9)
第1情報処理装置と、
第2情報処理装置と、
データ流通基盤と、を備え、
前記データ流通基盤は、
前記第1情報処理装置から送信される従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、
前記第2情報処理装置から送信される飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、
飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、
従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、
飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、
前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、
前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、
前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と前記従業員抽出手段により抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、
を備える情報処理システム。
(付記10)
従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、
飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、
飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、
飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、
従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、
前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、
を備える情報処理方法。
(付記11)
従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、
飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、
飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、
飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、
従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、
前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
上記実施形態で示した数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いることができるのは無論である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
1…情報処理システム
10…データ流通基盤
11…記憶部
11a…プログラム記憶部
11b…従業員情報記憶部(従業員情報記憶手段)
11c…店舗情報記憶部(店舗情報記憶手段)
11d…混雑度蓄積部
11e…イベントカタログ記憶部
12…制御部
12a…従業員情報取得手段
12b…目標混雑度取得手段
12c…現在混雑度取得手段
12d…予測混雑度算出手段
12e…飲食店抽出手段
12f…従業員抽出手段
12g…出力手段
12h…クーポン取得手段
12j…クーポン提供手段
12k…利用実績取得手段
12m…利用実績報告手段
13…メモリ
14…通信部
20…第1情報処理装置
21…記憶部
21a…プログラム記憶部
21b…従業員情報送信手段
22…制御部
23…メモリ
24…入力手段
25…通信部
30…第2情報処理装置
31…記憶部
31a…プログラム記憶部
31b…利用座席数取得部
31c…現在混雑度算出部
31d…現在混雑度送信部
32…制御部
33…メモリ
34…入力手段
35…通信部
36…利用座席数検出センサ
NW…ネットワーク

Claims (10)

  1. 従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、
    飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、
    飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、
    従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、
    飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、
    前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、
    前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店を利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、
    前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と当該飲食店を利用可能な従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、
    を備えるデータ流通基盤。
  2. 前記目標混雑度は、時間帯ごとの目標混雑度であり、
    前記予測混雑度は、時間帯ごとの予測混雑度であり、
    前記従業員抽出手段は、前記従業員情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する請求項1に記載のデータ流通基盤。
  3. 前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員は、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯に退勤予定時間が近い従業員である請求項2に記載のデータ流通基盤。
  4. 前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯がある飲食店を当該時間帯に利用可能な従業員は、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい時間帯に休憩予定時間が近い従業員である請求項2又は3に記載のデータ流通基盤。
  5. 飲食店ごとに混雑度を蓄積した混雑度蓄積手段と、
    飲食店の現在混雑度を取得する現在混雑度取得手段と、をさらに備え、
    前記現在混雑度は、前記混雑度蓄積手段に蓄積され、
    前記予測混雑度算出手段は、前記混雑度蓄積手段に蓄積された混雑度に基づき、前記予測混雑度を算出する請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
  6. 前記出力手段は、前記飲食店を利用可能な従業員の選好情報を考慮して、前記マッチング結果を出力する請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
  7. 前記マッチング結果を受け取った飲食店から送信されるクーポンを取得するクーポン取得手段と、
    前記クーポン取得手段が取得したクーポンを、前記クーポン送信元の飲食店に対してマッチングされた従業員の勤務先の企業に送信するクーポン提供手段と、をさらに備える請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ流通基盤。
  8. 第1情報処理装置と、
    第2情報処理装置と、
    データ流通基盤と、を備え、
    前記データ流通基盤は、
    前記第1情報処理装置から送信される従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得手段と、
    前記第2情報処理装置から送信される飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得手段と、
    飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出手段と、
    従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段と、
    飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段と、
    前記店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出手段と、
    前記従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出手段と、
    前記飲食店抽出手段により抽出された飲食店と前記従業員抽出手段により抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力手段と、
    を備える情報処理システム。
  9. コンピュータが、従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、
    コンピュータが、飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、
    コンピュータが、飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、
    コンピュータが、飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、
    コンピュータが、従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、
    コンピュータが、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、
    を備える情報処理方法。
  10. 従業員の従業員情報を取得する従業員情報取得ステップと、
    飲食店の目標混雑度を取得する目標混雑度取得ステップと、
    飲食店ごとに予測混雑度を算出する予測混雑度算出ステップと、
    飲食店ごとに前記予測混雑度及び前記目標混雑度を記憶した店舗情報記憶手段から、前記予測混雑度が前記目標混雑度より小さい飲食店を送客対象の飲食店として抽出する飲食店抽出ステップと、
    従業員ごとに前記従業員情報を記憶した従業員情報記憶手段から、前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店に来店可能な従業員を誘導対象の従業員として抽出する従業員抽出ステップと、
    前記飲食店抽出ステップにより抽出された飲食店と前記従業員抽出ステップにより抽出された従業員との組み合わせをマッチング結果として出力する出力ステップと、
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
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