JP7491017B2 - 灯具、及び照明装置 - Google Patents

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Description

本開示は、光を放射する光源ユニット、照明具および照明装置に関する。
従来、光源部、電源装置、取付部材、接続部材を有し、接続部材が、2つの導電体と、2つの第1端子部材と、2つの第2端子部材とを有し、第1端子部材のそれぞれは、対応する導電体の第1端部を、対応する入力端子部と電気的かつ機械的に接続するように構成されており、第2端子部材のそれぞれは、対応する導電体の第2端部を、対応する出力端子部と電気的かつ機械的に接続するように構成されている光源ユニットが知られている。(特許文献1を参照。)
特許第6631916号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている、2つの第1端子部材51と2つの第2端子部材52とは、相互の位置がずれる可能性があり、組立性が悪く、また、位置がずれた状態で長期使用した場合に、接続部分にストレスが集中し、接触不良や断線などによって不点灯となるおそれもある。
本開示は、上記の課題を解決するものであり、基台を貫通して電気的に接続される、電源基板と光源基板との相互の位置を合わせることによって、組立性を改善するとともに、電源基板と光源基板とを接続する接続具と、電源基板及び光源基板との接続部分にストレスを加え続けないようにするものである。
本開示に係る灯具は、第1面と前記第1面と反対の面である第2面とを有するとともに前記第1面と前記第2面とを貫く貫通孔が形成されている基台と、前記第1面の側に配置される光源部と、前記第2面の側に配置される電源部と、前記電源部に取り付けられる接続具とを備え、前記接続具は、前記貫通孔を介して前記光源部と前記電源部とを電気的に接続する導電部を前記基台とを電気的に絶縁した状態で内包するとともに前記貫通孔に挿通される突出部、及び、前記光源部の端部に対応する位置に配置されて前記突出部と一体に形成され前記光源部と前記電源部との相互の位置を合わせる案内部を有するものである。
本開示に係る灯具は、電源部の電源基板及び光源部の光源基板とを接続する固定具が、電源基板と光源基板との相互の位置を合わせるので、電源基板及び光源基板との接続部分にストレスを加え続けないようにすることができる。
実施の形態1に係る照明装置の斜視図である。 実施の形態1に係る照明装置の分割斜視図である。 実施の形態1に係る灯具の斜視図である。 実施の形態1に係る灯具の要部を示す図であり、(a)は灯具における接続具の配置を示す断面図であり、(b)は灯具における接続具と光源基板との関係を示す下面図である。 実施の形態1に係る接続具を説明する図であり、(a)は灯具における接続具の配置を示す斜視図であり、(b)は接続具の下方からの斜視図であり、(c)は接続具の上方からの斜視図である。 実施の形態2に係る灯具の要部を示す下面図である。 実施の形態2の変形例に係る灯具の要部を示す下面図である。
以下、本開示の実施の形態に係る灯具、及び照明装置ついて、図面を参照して説明する。同じまたは対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、向き、或いは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上、そのように記載されており、照明装置、灯具装着器具、灯具、或いは部品などの配置、方向、及び向きを限定するものではない。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる照明装置の構成を、図1~図5を参照して説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置の一構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示した照明装置を器具と灯具とに分割した分割斜視図である。
照明装置1は、照明空間を照明できる位置に設置され、照明空間を照らすものである。照明空間とは、照明装置1が設置される空間、例えば居住空間、倉庫等の空間、ビルあるいは公共施設等の空間、エレベータあるいは廊下等の共有空間、又は、電車や船舶等の乗り物内の空間等を意味している。
照明装置1は、図1に示すように、長尺状の照明装置である。照明装置1は、天井、壁といった造営部9に取付けられる器具2と、器具2に対して着脱自在に装着される灯具3とを有する。器具2は灯具装着器具、器具本体などとも称する。灯具3は光源ユニットなどとも称する。
図1、及び図2を含む各図において、説明の便宜上、器具2の長手方向をX方向とし、器具2の短手方向をY方向とし、X方向、及びY方向に垂直な方向をZ方向とする。各図に示すZ1は灯具3を器具2に取り付ける向きであり、Z2は灯具3を器具2から取り外す向きである。
器具2は、長尺状の長手方向に伸びる器具本体部20と、器具本体部20の両端に取り付けられる器具端部21とを有する。器具本体部20の長手方向の側面には、天井などの器具2が取り付けられる面に対して傾斜した器具外面部202が設けられている。器具端部21には、ノックアウト部210が設けられている。ノックアウト部210は、例えば、隣接する照明装置などから電線を引き込む際に取り外される。図2に示すように、器具2には、灯具3を収容する空間である灯具装着部22が形成されている。灯具装着部22には、バネ23と、端子台24と、電力供給線、及び制御信号線を含む器具側電線25とが配置されている。
図3は、図2に示した灯具を造営部9の側から見たときの斜視図である。灯具3は、光源部30、第1面3300に光源部30が配置される台座となる基台33、器具側連結具であるバネ23と連結される灯具側連結具であるバネ受具34、透光性を有する外郭部39、点灯電力を生成する電源部40、電源部40から光源部30に点灯電力を供給する経路である接続具50、電力供給線、及び制御信号線を含む灯具側電線70、灯具側電線70などを保持する電線配置具80を有する。光源部30は光源などとも称する。
灯具3の灯具側電線70は、一端が電源部40に接続されており、他端を器具2に配置される器具側電線25と電気的に接続することによって、照明装置1の外部から外部電力が供給される経路となる。
灯具3は、器具2に配置されたバネ23と灯具3に配置されたバネ受具34とが連結されることによって器具2に固定される。バネ23は器具側連結具であり、バネ受具34は灯具側連結具である。バネ受具34は、基台33の配置部330に対して、スライド装着、及びスナップフィット装着などの方法で取り付けられる。
基台33は、光源基板31の他面311に対向する面であって光源部30を支持する第1面3300と、第1面3300の反対側の面であって電源部40を支持する第2面3301とを有する。光源部30は、基台33の第1面3300に取り付けられる。基台33は、光源部30を支持する第1面3300、及び電源部40を支持する第2面3301を備えた基部である配置部330と、外郭部39が取り付けられる側部339とを有する。
光源部30は、給電線43を介して受電する点灯電力によって光を出射する発光素子32が設けられた光源基板31と、光源基板31に設けられ点灯電力を発光素子32に供給する経路となる受電部314とを有する。光源基板31は、発光素子32が配置された一面310と、一面310の反対側の面である他面311とを有する。受電部314には、一面310と他面311とを貫く貫通孔である基板貫通孔312が形成されている。
発光素子32は、電源部40から給電線43を介して供給される点灯電力を受けて光を出射する発光部である。発光素子32は、例えば、光源基板31に面実装されるLEDなどの発光素子である。本実施の形態1においては、発光素子32としてLEDを使用する態様で説明するが、発光素子32はLEDに限らない。各図に示す構成例では、光源基板31の一面310に複数の発光素子32が設けられている。発光素子32は、LEDと他の光源とが組み合わされたものであってもよい。光源部30と電源部40との接続については、後段で詳しく説明する。
外郭部39は、ガラス、樹脂材料などを用いて形成される透光性のカバーである。外郭部39は、灯具3の長手方向に伸びるカバー主部390と、カバー主部390の両端に設けられたカバー端部391とを有する。カバー主部390は、光源部30から出射される光を透過する透光部391と、基台33に取り付けられる取付部392とを有する。詳しくは、取付部392は、基台33の配置部330に沿って形成され配置部390を支持する第1取付部393と、基台33の側部339に沿って形成され側部339に取り付けられる第2取付部394とから成る。外郭部39は、基台33の第1面3300に取り付けられた状態の光源部30を覆う。
基台33の配置部330には、接続具50を取り付けるために、第1面3300と第2面3301とを貫く貫通孔である接続具取付孔336が形成されている。接続具取付孔336は、接続具50の導電部51を保護する突出部561を挿通させるために形成された1つの突出部挿通孔337と、光源部30を基台33に配置する際に位置合わせを行う接続具50の案内部563を挿通させるために形成された2つの案内部挿通孔338とから成る。なお、接続具取付孔336は、突出部挿通孔337と案内部挿通孔338とが1つの貫通孔として形成されたものであってもよい。
電源部40は、電源筐体41と、光源部30に供給するための点灯電力を生成する給電回路が配置されるとともに電源筐体41に収容される電源基板42とを有する。電源部40は、基台33に形成された切絞り部である電源支持部333に電源筐体41の一部を差し込んだ状態で、固定具85を用いて基台33に固定される。電源部40で生成される点灯電力は、電源部40に取り付けられる接続具50を経由して光源部30に供給される。電源部40と光源部30との接続については、後段で詳しく説明する。
電線配置具80は、例えば、灯具3に追加される機能部品に接続される電力供給線、及び制御信号線などを基台33に配置するために用いられる(図示は省略)。電線配置具80は、電力供給線、及び制御信号線が、吊ボルトなどに接触することを防止し、これらを保護する。電線配置具80は、基台33の配置部330に対して、スライド装着、及びスナップフィット装着などの方法で取り付けられる。
図4は、実施の形態1に係る灯具の要部を示す図であり、詳しくは、図4(a)は灯具における接続具の配置を示す断面図であり、図4(b)は灯具における接続具と光源基板との関係を示す下面図である。図5は、実施の形態1に係る接続具を説明する図であり、詳しくは、図5(a)は灯具における接続具の配置を示す斜視図であり、図5(b)は接続具の下方からの斜視図であり、図5(c)は接続具の上方からの斜視図である。
電源部40の電源基板42と光源部30の光源基板31とは、電源部40に装着される接続具50を介して電気的に接続される。
接続具50は、金属材料などを用いて形成された複数の導電部51と、電気絶縁性を有する樹脂材料などを用いて導電部51が一体不可分にインサートモールドする固定部56とから成る。インサートモールドは、金属と樹脂とを一体成形する成形技術である。
接続具50の固定部56は、本体部560、及び、いずれも本体部560から突出する突出部561と案内部563とを有する。
本体部560は、平板状の略直方体形状に形成されている。本体部560の少なくとも長手方向における端部には鍔部562が形成されている。鍔部562は、本体部560と一体成形されており、本体部560の側面から突出した板状の突出部である。鍔部562は、突出部561が突出する側の本体部560の端部において、端部に沿って形成されている。
導電部51は、電源基板42の給電部43と電気的に接触し、且つ弾性変形する板状に形成された第1接続端部52と、光源基板31の受電部314と電気的に接続される棒状に形成された第2接続端部53とを有する。第1接続端部52は電源部40との接続端部であり、第2接続端部53は光源部30との接続端部である。
第1接続端部52は、本体部560における突出部561が突出する側に形成された開口部から露出するように、本体部560に配置されている。接続具50が、電源基板42に取り付けられると、本体部560から露出した第1接続端部52は、電源基板42の給電部43と重なる位置に配置され、給電部43と接触する。したがって、第1接続端部52は、接続具50が電源基板42に配置された状態で給電部43と電気的に接続する。すなわち、第1接続端部52は、接続具50が電源基板42に配置された状態において電源部40と電気的に接続される。
突出部561は、導電部51の一部を内包して円筒形状に形成されている。突出部561は、本体部560と一体成形されている。第2接続端部53は、突出部561の先端部から突出している。つまり、接続具50は、突出部561の先端部に第2接続端部53が露出している。このため、接続具50が電源基板42に配置された状態において、突出部561の先端部から突出した第2接続端部53は光源基板31に設けられた基板貫通孔312に挿通される。第2接続端部53はハンダ付け等の接続方法を用いて接続することによって、光源部30と電気的に接続される。突出部561によって導電部51が補強され、且つ突出部561によって導電部51は電気的に絶縁されている。
案内部563は本体部560と一体に形成されており、本体部560の鍔部562の側から突出部561と同じ向きに突出するように、円筒形状に形成されている。案内部563は、導電部51の第2接続端部53と基板貫通孔312との位置を合わせるために、基台33の配置部330に配置される光源基板31を所定の位置に案内する。
電源部40は、電源筐体41に収容された電源基板42を有する。電源基板42には、光源部30の発光素子32に電力を供給するための給電回路(図示は省略)が設けられている。給電回路は複数の回路部品(図示は省略)を有しており、回路部品は電源基板42に実装されている。
また、電源基板42は、給電回路で生成された点灯電力を出力するための給電部43を備えている。給電部43は、給電回路の出力端となる。実施の形態1では、給電部43は、電源基板42に実装可能な金属製の線材を用いて構成されている。金属製の線材は、ジャンパ線などとも称される。給電部43は、電源基板42に実装可能な金属製の板材、或いは、電源基板42に形成された金属を含む導電層などによって形成されてもよい。給電部は、第1給電部430と第2給電部431とを有しており、対をなす出力端である。給電部43は、照明装置1の使用環境温度の変化による膨張収縮、或いは、組み立てのばらつきなどを吸収できるように、弾性部材で構成されることが好ましい。給電部43は、接続具50の導電部51と電気的に接続される。
電源基板42には、接続具50の導電部51を挿通させるための貫通孔である基板第1挿通部421が形成されている。接続具50の導電部51は絶縁性の材料で形成された突出部561によって覆われており、基板第1挿通部421は突出部561に対応したものとなっている。実施の形態1では、電源基板42には、断面が略円形の貫通孔である2つの基板第1挿通部421が形成されている。基板第1挿通部421は、接続具50が挿通するように形成されていれば他の形状で形成されてもよい。例えば、基板第1挿通部421は、2つの基板第1挿通部421のばらつきを抑えるために2つの孔を繋げて断面が楕円である1つの貫通孔として形成されてもよい。また、基板第1挿通部421は、電源基板42の短手方向Yの端部に切欠きとして形成されてもよい。
電源基板42には、接続具50の案内部563を挿通させるために形成された2つの基板第2挿通部422が形成されている。基板第2挿通部422は、1つ、或いは3つ以上形成されてもよい。また、基板第2挿通部422は、電源基板42の短手方向Yの端部に切欠きとして形成されてもよい。
実施の形態1では、基板第1挿通部421と基板第2挿通部422とによって基板挿通部420が構成される。
電源筐体部41の筐体本体部410には、貫通孔である筐体挿通部が形成されている。詳しくは、電源筐体部41の筐体本体部410には、電源基板42に形成された基板第1挿通部421、基台33に形成された突出部挿通孔337、及び光源基板31に形成された基板貫通孔312と連なる筐体第1挿通部414が形成されており、電源基板42に形成された基板第2挿通部422、及び基台33に形成された案内部挿通孔338と連なる筐体第2挿通部415が形成されている。
灯具3は、基板第1挿通部421と突出部挿通孔337と基板貫通孔312とが連なるように、電源基板42と台座である基台33と光源基板31とが配置されている。すなわち、灯具3は、基板第1挿通部421と基板貫通孔312とが連なるように、電源基板42と光源基板31とが配置されている。
また、灯具3は、基板第2挿通部422と案内部挿通孔338と光源基板31の短手方向Yにおける端部とが連なるように、電源基板42と台座である基台33と光源基板31とが配置されている。すなわち、灯具3は、基板第2挿通部422と光源基板31の短手方向Yにおける端部とが連なるように、電源基板42と光源基板31とが配置されている。
突出部561は、光源基板31の裏面に突出部561の先端が当接又は近接するように、電源基板42の実装面の側から、基板第1挿通部421、筐体第1挿通部414、及び、突出部挿通孔337の順に挿通される。
この際、本体部560にインサートモールドされた導電部51は、光源基板31の一面(実装面)310の側に先端部が突出するように、各貫通孔に挿通される。具体的には、導電部51は、電源基板42の実装面の側から、基板第1挿通部421a、筐体第1挿通部414、突出部挿通孔337及び基板貫通孔312の順に挿通される。灯具3は、電源部40の側から光源部30の側に向かって導電部51を挿通させている。導電部51は、突出部561から露出した先端部が受電部314とハンダ付け等の接続方法を用いて電気的に接続される。
光源基板31は、電源基板42に取り付けられた接続具50の導電部51が基台33に形成された突出部挿通孔337を挿通した状態で、基台33の配置部330の第1面3300に配置される。この時、基台33に形成された案内部挿通孔338を挿通し、基台33の配置部330の第1面3300に配置されている接続具50の案内部563が電源基板42を案内する。
なお、導電部51の第2接続端部521と光源基板31との電気的な接続については、受電部に端子などの接続部品を設け、端子に導電部51の第2接続端部521が差し込まれたり、かしめたりする方法によって接続されるものであってもよい。
照明装置1における接続具50は、電源基板42、電源筐体41、基台33、及び光源基板31に形成されているそれぞれの貫通孔に挿通された状態で、電源部40の給電部43と光源部30の受電部314とに電気的に接続される。すなわち、接続具50は、電源部40の給電部43と光源部30の受電部314とを電気的に接続する。
接続具50は、電源筐体41の接続具固定部412が弾性変形を伴いながら鍔部562と係り合うことによって、電源筐体41に固定され給電部43と電気的に接続する。接続具50は、鍔部562が接続具固定部412に引っ掛かるので、接続具固定部412を意図的に変形させない限り接続具50は電源筐体41から外れることがない。
鍔部562は、接続具固定部412に引っ掛かることによって、接続具50の挿通方向に対して接続具50の抜け止めとして機能する。すなわち、接続具50は、電源基板42に配置された状態で電源筐体41と係り合い、電源筐体41に固定されている。
実施の形態1に係る照明装置1及び灯具3は、上記の接続具50を用いて電源部40と光源部30とを電気的に接続できるため電線を用いる必要がない。電源部40に接続具50を配置することによって、簡単な組み立て作業によって電源部40と光源部30との電気接続が可能となる。
また、接続具50は案内部563を備えている。このため、電源部40に固定された接続具50における導電部51の第2接続端部53と基板貫通孔312との位置を簡単に合わせるように、基台33の配置部330に配置される光源基板31が所定の位置に案内される。つまり、組み立て作業によって、Y方向における電源基板42と光源基板31との位置を簡単に合わせることができる。
そして、電源基板42と光源基板31との位置を合わせることによって、給電部43と第1接続端部52、或いは受電部314と第2接続端部53といった、接続具50との電気接続部分にストレスが加わらない。このため、長期に渡って電気接続部分の品質が維持できる。
なお、実施の形態1では、接続具50は光源基板31のY方向における端部に対応して2つの案内部563を有しているが、Y方向における何れか一方の端部に対応して1つの案内部563を有するものであってもよい。また、Y方向における一方の端部に対応して複数の案内部563を有するものであってもよい。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる照明装置の構成を、図6を参照して説明する。実施の形態2においては、実施の形態1において説明した構成と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施の形態2に係る光源部30は、実施の形態1と異なる光源基板31aを備える。光源基板31aは、Y方向における端部に切欠き部315が形成されている。切欠き部315は、Y方向における光源基板31a端部をU字形に後退させた凹部である。切欠き部315は、接続具50の案内部563の位置に対応して設けられる。
実施の形態2では、Y方向に加え、X方向についても、電源基板42と光源基板31との位置を簡単に合わせることができる。
(変形例)
実施の形態2の変形例にかかる照明装置の構成を、図7を参照して説明する。変形例においては、実施の形態1及び実施の形態2において説明した構成と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施の形態実施の形態2の変形例に係る接続具50bは、実施の形態1と異なる案内部563bを備える。また、実施の形態2の変形例に係る光源部30は、実施の形態2と異なる光源基板31bを備える。
案内部563bは、Y方向における中央側に向って突出する角部5630が形成されている。そして、光源基板31bは、Y方向における端部に切欠き部315bが形成されている。切欠き部315bは、Y方向における光源基板31b端部をV字形に後退させた凹部である。
切欠き部315bは、接続具50bの案内部563bの位置に対応して設けられる。詳しくは、切欠き部315bは、案内部563bの角部5630と切欠き部315bの最深部との位置が合うように設けられる。
実施の形態2の変形例では、特にX方向について、電源基板42と光源基板31bとの位置をより精度よく合わせることができる。
以上、実施の形態及び変形例に基づいて灯具、及び照明装置を説明したが、灯具、及び照明装置は上記した実施の形態の構成に限定されるものではない。上記した照明装置の構成は、一例であって、他の構成要素を含んでもよい。灯具、及び照明装置は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 照明装置、2 器具、20 器具本体部、200 天面部、201 側面部、202 器具外面部、21 器具端部、210 ノックアウト部、22 灯具装着部、23 バネ、24 端子台、25 装着具側電線、26 吊具係合部、3 灯具、30 光源部、31,31a 光源基板、310 一面、311 他面、312 基板貫通孔、314 受電部、315,315b 切欠き部、32 発光素子、33 基台、330 配置部、3300 第1面、3301 第2面、336 接続具取付孔、337 突出部挿通孔、338 案内部挿通孔、333 電源支持部、334 電源固定部、335 ネジ挿通孔、339 側部、34 バネ受具、39 外郭部、390 カバー主部、391 透光部、392 取付部、393 第1取付部、394 第2取付部、395 カバー端部、40 電源部、41 電源筐体部、410 筐体本体部、411 本体部固定部、412 接続具固定部、413 筐体挿通部、414 筐体第1挿通部、415 筐体第2挿通部、416 筐体蓋部、42 電源基板、420 基板挿通部、421 基板第1挿通部、422 基板第2挿通部、43 給電部、50,50b 接続具、51 導電部、52 第1接続端部、53 第2接続端部、56 固定部、560 本体部、561 突出部、562 鍔部、 563,563b 案内部、5630 角部、564 開口部、70 灯具側電線、80 電線配置具、85 固定具、9 造営部。

Claims (9)

  1. 第1面と前記第1面と反対の面である第2面とを有するとともに前記第1面と前記第2面とを貫く貫通孔が形成されている基台と、
    前記第1面の側に配置される光源部と、
    前記第2面の側に配置される電源部と、
    前記電源部に取り付けられる接続具と、
    を備え、
    前記接続具は、
    前記貫通孔を介して前記光源部と前記電源部とを電気的に接続する導電部を前記基台とを電気的に絶縁した状態で内包するとともに前記貫通孔に挿通される突出部、及び、前記光源部の端部に対応する位置に配置されて前記突出部と一体に形成され前記光源部と前記電源部との相互の位置を合わせる案内部を有する灯具。
  2. 前記光源部は、
    前記貫通孔が貫く方向に沿って前記貫通孔と重なるように前記第1面の側に配置される請求項1に記載の灯具。
  3. 前記光源部は、
    発光素子、及び、前記発光素子が配置されるとともに前記導電部の一端と電気的に接続される受電部が形成された光源基板を有し、
    前記光源部の端部は、
    前記光源基板における、前記発光素子、及び、前記受電部が配置されない領域に設けられており
    前記導電部の一端は、
    前記案内部が前記光源部の端部に配置されることによって、記貫通孔が貫く方向に沿って前記受電部と重なるように位置が合わせられる請求項1又は請求項2に記載の灯具。
  4. 前記電源部は、
    前記貫通孔が貫く方向に沿って前記貫通孔と重なるように前記第2面の側に配置される請求項1から請求項3の何れか一項に記載の灯具。
  5. 前記電源部は、
    前記光源部を点灯させる点灯電力を生成する給電回路を構成する回路部品と、
    前記回路部品が配置されるとともに前記回路部品が配置されない領域に前記導電部の他端と電気的に接続される給電部が設けられた電源基板と、
    前記基台の前記第2面と前記電源基板との間に配置され、前記電源基板が装着されるとともに、前記貫通孔が貫く方向に沿って前記貫通孔と重なる位置に、前記導電部と前記突出部とを挿通させる挿通部が形成された筐体と
    を有する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の灯具。
  6. 前記基台の前記貫通孔は、
    前記導電部および前記突出部を挿通させる突出挿通孔と、
    前記案内部を挿通させる案内部挿通孔
    からなる請求項1から請求項5の何れか一項に記載の灯具。
  7. 前記筐体の前記挿通部は、
    前記導電部および前記突出部を挿通させる筐体第1挿通部と、
    前記案内部を挿通させる筐体第2挿通部
    からなる請求項に記載の灯具。
  8. 前記光源部の前記端部には切欠き部が形成されており、
    前記案内部は、
    前記切欠き部に対応する位置に配置されることによって、前記光源部と前記電源部との相互の位置を合わせる請求項1から請求項7の何れか一項に記載の灯具。
  9. 請求項1から請求項8の何れか一項に記載の灯具と、
    造営部に取り付けられるとともに、前記灯具が装着される装着部を備えた灯具装着器具と
    を備えた照明装置。
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