JP7489490B2 - 気泡率センサ、これを用いた流量計および極低温液体移送管 - Google Patents

気泡率センサ、これを用いた流量計および極低温液体移送管 Download PDF

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Description

本開示は、液体水素等の極低温液体の気泡率を測定するための気泡率センサ(void fraction sensor)、これを用いた流量計および極低温液体移送管に関する。
近時、温室効果ガスの排出削減に伴い、有力なエネルギー貯蔵媒体として水素の利用が注目されている。特に、液体水素は、体積効率が高く長期保存が可能であるため、その利用技術が種々開発されている。しかし、液体水素を大量に取り扱う場合に必要となる流量の正確な計測方法が工業的に確立されていなかった。その主な理由は、液体水素が非常に気化しやすく気体と液体の比率の変化が大きな流体である為である。
すなわち、液体水素は、極低温(沸点-253℃)の液体であり、熱伝導が非常に高く潜熱が小さいため、すぐに気泡(ボイド)が発生するという特徴がある。そのため、液体水素は、移送用の配管内では、気液混合した、いわゆる二相流となっている。
従って、気泡の含有割合の変化が大きいため、配管内を流れる液体水素の流量を測定するには、通常の液体のように流速を測定するだけでは、正確な流量を知ることはできない。
そこで、気液二相流の気相体積割合を示す気泡率を計測する気泡率計の開発が進められている。このような気泡率計として、非特許文献1では、一対の電極を用いて静電容量を測定する静電容量型ボイド率計(capacitance type void fraction sensor)が提案されている。
Norihide MAENO、他5名、「Void Fraction Measurement of Cryogenic Two Phase Flow Using a Capacitance Sensor」, Trans. JSASS Aerospace Tech. Japan, Vol. 12, No. ists29, pp. Pa_101-Pa_107, 2014
本開示の気泡率センサは、低温液体を流すための貫通孔を有する絶縁性の内管と、該内管の外周面に装着された少なくとも一対の電極と、内管の外周側を覆う断熱層とを備える。
本開示の流量計は、内管の貫通孔内を流れる極低温液体の流量を測定するものであって、上記の気泡率センサと、前記極低温液体が前記貫通孔内を流れる流速を測定する流速計とを備える。
また、本開示は、上記流量計を備えた極低温液体移送管を提供するものである。
本開示の一実施形態に係る気泡率センサを示す概略断面図である。 本開示の他の実施形態に係る気泡率センサを示す概略断面図である。 図2に示す内管の組立構造を示す断面図である。 図3Aにおける分割可能なセラミック部材を示す説明図 図2に示す気泡率センサの変形例を示す一部破断斜視図である。 図4に示す内管とその周辺の構造を示す一部破断斜視図である。 図4に示す内管を示す斜視図である。
以下、本開示の実施形態に係る気泡率センサを説明する。なお、以下の説明では、極低温液体として液体水素を用いた場合の気泡率を測定するための気泡率センサについて説明する
図1は本開示の一実施形態に係る気泡率センサ1を示している。図1に示すように、この気泡率センサ1は、液体水素が流れる貫通孔3を有する絶縁性の内管2と、該内管2の外面に装着された偶数個(本実施形態では2個)の電極4とを備える。
さらに、内管2の両端外周部には環状部5が取付けられており、この環状部5の外周部に外管6が接合されている。外管6は、径方向に開口する第1挿通孔7を有する。第1挿通孔7には第1気密端子8が設けられており、電極4に個別に接続する導通ピン9を第1挿通孔7内で固定している。
絶縁性の内管2とは、20℃における体積固有抵抗値が1010Ω・m以上である内管をいう。
外管6には、真空排気弁15(例えば、真空排気用のニードル弁)が設けられており、内管2と外管6との間に真空空間10(断熱層)を形成している。このように、内管2の外周側に真空空間10が位置しているので、内管2に対する断熱性能が確保される。その結果、外気温度の影響による気泡の発生が抑制されるため、気泡率の測定精度が向上する。すなわち、液体窒素等の極低温液体が流れる内管2の内部と外部との間で断熱性能が十分ではないと、外部温度の影響により内管2内で発生する気泡を十分に制御できない。そのため、極低温液体の気泡率を精度良く測定することが困難になる。
また、第1気密端子8によって、内管2から外部への液体水素のリークが抑制されるため、気泡率の測定精度がさらに向上する。
内管2は、セラミックス、例えば、酸化アルミニウムを主成分とするセラミックスからなるのがよい。酸化アルミニウムが主成分であると、原料価格や作製コストが比較的安価でありながら、優れた機械的特性を有する内管2にすることができる。
内管2が酸化アルミニウムを主成分とするセラミックスからなる場合、例えば、珪素、マグネシウムおよびカルシウムを含んでいてもよい。セラミックスを構成する成分の合計100質量%のうち、これら元素を酸化物に換算すると、例えば、SiOは0.3質量%~1質量%、MgOは0.1質量%~0.4質量%、CaOは0.04質量%~0.08質量%である。
アノーサイト(CaAlSi)を含んでいてもよい。アノーサイトは、酸化アルミニウムよりも線膨張率が小さいため、アノーサイトを含んでいると、耐熱衝撃性を向上させることができる。特に、内管2は、低熱膨張セラミックスからなるのがよい。低熱膨張セラミックスとしては、22℃における線膨張率が0±20ppb/K以下のセラミックスをいう。低熱膨張セラミックスは、線膨張率が低いので、液体水素を含む極低温液体によって熱衝撃を受けても破損のおそれが低減する。
具体的には、低熱膨張セラミックスは、主結晶相がコージェライトであり、副結晶相としてアルミナ、ムライトおよびサフィリンを含み、粒界相にCaを含む非晶質相が存在しているのがよい。主結晶相の結晶相比率は95質量%以上97.5質量%以下であり、副結晶相の結晶相比率が2.5質量%以上5質量%以下であり、全量中に対するCaの含有量がCaO換算で0.4質量%以上0.6質量%以下であり、さらにジルコニアを含み、全量中に対するジルコニアの含有量が0. 1質量%以上1.0質量%以下であるのが好ましい。極低温液体の比誘電率に内管2を形成するセラミックスの比誘電率が近くなり、高周波特性がよくなるので、気泡率の測定精度がさらに向上する。
低熱膨張セラミックスにおける結晶相およびその比率は、CuKα線を用いたX線回折装置により、回折角2θ=8~100°の範囲を解析対象として、リートベルト法を用いて解析すればよい。
また、内管2は、例えば、窒化珪素またはサイアロンを主成分とするセラミックスからなるものであってもよい。これらのセラミックスは、機械的強度および耐熱衝撃性がいずれも高いので、熱衝撃を受けても破損のおそれが低減する。
具体的には、上記セラミックスは、酸化カルシウム,酸化アルミニウムおよび希土類元素の酸化物を含み、酸化カルシウム,酸化アルミニウムおよび希土類元素の酸化物の合計100質量%に対して、酸化カルシウムおよび酸化アルミニウムの含有量がそれぞれ0.3質量%以上1.5質量%以下,14.2質量%以上48.8質量%以下であり、残部が前記希土類元素の酸化物である。前記窒化珪素は、組成式がSi6-ZAl8-Z(z=0.1~1)で表されるβ-サイアロンであり、平均結晶粒径が20μm以下(但し、0μmを除く。)である。
セラミックスにおける主成分とは、セラミックスを構成する成分の合計100質量%のうち、60質量%以上を占める成分をいう。特に、主成分は、セラミックスを構成する成分の合計100質量%のうち、95質量%以上を占める成分であるとよい。セラミックスを構成する成分は、X線回折装置(XRD)を用いて求めればよい。各成分の含有量は、成分を同定した後、蛍光X線分析装置(XRF)またはICP発光分光分析装置を用いて、成分を構成する元素の含有量を求め、同定された成分に換算すればよい。
セラミックスの相対密度は、例えば、92%以上99.9%以下である。相対密度は、セラミックスの理論密度に対する、JIS R 1634-1998に準拠して求められたセラミックスの見掛密度の百分率(割合)として表される。
セラミックスは、閉気孔を有し、隣り合う閉気孔の重心間距離の平均値から閉気孔の円相当径の平均値を差し引いた値(以下、この値を閉気孔間の間隔という。)が8μm以上18μmであってもよい。閉気孔は互いに独立している。
閉気孔間の間隔が8μm以上の場合、閉気孔が比較的分散された状態で存在するため、機械的強度が高くなる。一方、閉気孔間の間隔が18μm以下の場合、冷熱衝撃が繰り返し与えられ、閉気孔の輪郭を起点とするマイクロクラックが発生したとしても、周囲の閉気孔により、その伸展が遮られる確率が高くなる。このことから、閉気孔間の間隔が8μm以上18μm以下であると、このセラミックスからなる内管2を長期間に亘って用いることができる。
閉気孔の円相当径の歪度は、閉気孔の重心間距離の歪度よりも大きくてもよい。ここで、歪度とは、分布が正規分布からどれだけ歪んでいるか、即ち、分布の左右対称性を示す指標(統計量)であり、歪度が0より大きい場合、分布の裾は右側に向かい、歪度が0の場合、分布は左右対称となり、歪度が0より小さい場合、分布の裾は左側に向かう。
閉気孔の円相当径および閉気孔の重心間距離のそれぞれのヒストグラムを重ね合わせると、閉気孔の円相当径の歪度は、閉気孔の重心間距離の歪度より大きい場合、円相当径の最頻値は、重心間距離の最頻値よりも左側(ゼロ側)に位置する。即ち、円相当径の小さい閉気孔が多く、しかも、これらの閉気孔がより疎らに存在することになり、機械的強度と耐冷熱衝撃性とを兼ね備えた内管2とすることができる。
例えば、閉気孔の円相当径の歪度は1以上であり、閉気孔の重心間距離の歪度は0.6以下である。閉気孔の円相当径の歪度と、閉気孔の重心間距離の歪度との差は、0.4以上である。
閉気孔の重心間距離および円相当径を求めるには、まず、セラミック部材の一方の端面から軸方向に向かって、平均粒径D50が3μmのダイヤモンド砥粒を用いて銅盤にて研磨する。その後、平均粒径D50が0.5μmのダイヤモンド砥粒を用いて錫盤にて研磨することにより、粗さ曲線における算術平均粗さRaが0.2μm以下である研磨面を得る。
研磨面の算術平均粗さRaは、上述した測定方法と同じである。
研磨面を200倍の倍率で観察し、平均的な範囲を選択して、例えば、面積が7.2×10μm(横方向の長さが310μm、縦方向の長さが233μm)となる範囲をCCDカメラで撮影して、観察像を得る。
この観察像を対象として、例えば、画像解析ソフト「A像くん(ver2.52)」(登録商標、旭化成エンジニアリング(株)製)を用いて分散度計測の重心間距離法という手法で閉気孔の重心間距離を求めればよい。以下、画像解析ソフト「A像くん」と記載した場合、旭化成エンジニアリング(株)製の画像解析ソフトを示す。
この手法の設定条件としては、例えば、画像の明暗を示す指標であるしきい値を165、明度を暗、小図形除去面積を1μm、雑音除去フィルタを無とすればよい。なお、観察像の明るさに応じて、しきい値は調整すればよく、明度を暗、2値化の方法を手動とし、小図形除去面積を1μmおよび雑音除去フィルタを有とした上で、観察像に現れるマーカーが閉気孔の形状と一致するように、しきい値を調整すればよい。閉気孔の円相当径は、上記観察像を対象として、粒子解析という手法で開気孔の円相当径を求めればよい。設定条件は、閉気孔の重心間距離を求めるのに用いた設定条件と同じにすればよい。閉気孔の円相当径および重心間距離の歪度は、それぞれExcel(登録商標、Microsoft Corporation)に備えられている関数Skewを用いて求めればよい。
このようなセラミックスによって形成される内管の製造方法の一例について説明する。内管を形成するセラミックスの主成分が酸化アルミニウムである場合について説明する。
主成分である酸化アルミニウム粉末(純度が99.9質量%以上)と、水酸化マグネシウム、酸化珪素および炭酸カルシウムの各粉末とを粉砕用ミルに溶媒(イオン交換水)とともに投入して、粉末の平均粒径(D50)が1.5μm以下になるまで粉砕した後、有機結合剤と、酸化アルミニウム粉末を分散させる分散剤とを添加、混合してスラリーを得る。
ここで、上記粉末の合計100質量%における水酸化マグネシウム粉末の含有量は0.3~0.42質量%、酸化珪素粉末の含有量は0.5~0.8質量%、炭酸カルシウム粉末の含有量は0.06~0.1質量%であり、残部が酸化アルミニウム粉末および不可避不純物である。有機結合剤は、例えば、アクリルエマルジョン、ポリビニールアルコール、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド等である。
次に、スラリーを噴霧造粒して顆粒を得た後、1軸プレス成形装置あるいは冷間静水圧プレス成形装置を用いて、成形圧を78MPa以上118MPa以下として加圧することにより柱状の成形体を得る。成形体には、必要に応じて切削加工により、焼成後に凹部となる凹みが形成される。
焼成温度を1580℃以上1780℃以下、保持時間を2時間以上4時間以下として成形体を焼成してセラミックスからなる内管を得る。閉気孔の間隔が8μm以上18μmであるセラミックスを得るには、焼成温度を1600℃以上1760℃以下、保持時間を2時間以上4時間以下として成形体を焼成すればよい。管路に対向するセラミック部材の面を研削して研削面としてもよい。また、電極が設けられる凹部の面を研削して底面としたりしてもよい。なお、内管2は、内径が50mm以上であるのがよい。
環状部5は、例えば、フェルニコ系合金、Fe-Ni合金、Fe-Ni-Cr-Ti-Al合金、Fe-Cr-Al合金、Fe-Co-Cr合金、Fe-Co合金、Fe-Co-C合金またはニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼等から形成されるのがよい。環状部5の外径は、十分な断熱性能を得るうえで、内管2の外径に対して1mm以上、好ましくは、内管2の外径に対して10mm以上であるのがよく、内管2の外径に対して200mm以下、好ましくは100mm以下であるのがよい。環状部5はメタライズされた内管2の外周面にろう付けによって気密に接合される。
外管6は、例えばニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼(例えば、SUS316L)等の金属、窒化珪素、サイアロン等のセラミックス等から形成されるのがよい。
第1気密端子8は、いわゆるハーメチックコネクタを構成しており、導通ピン9と、該導通ピン9を挿入するための第1ピン孔(図示しない)を厚み方向に備えた円板状の第1セラミック基板17と、該第1セラミック基板17の外周面を囲繞する第1環状体18と、を備える。第1環状体18は、第1セラミック基板17を保持するスリーブとして機能し、例えば、フェルニコ系合金、Fe-Ni合金、Fe-Ni-Cr-Ti-Al合金、Fe-Cr-Al合金、Fe-Co-Cr合金、Fe-Co合金、Fe-Co-C合金またはニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼からなるのがよい。これにより液体水素による脆化が発生しにくくなるので、長期間に亘って気泡率の測定精度を維持することができる。
ニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼としては、例えばSUS310S、SUS316L、SUS316LN、SUS316J1L、SUS317L等がある。
電極4は、例えば銅箔、アルミニウム箔等で形成することができる。内管2の外周面に電極4を形成するには、例えば真空蒸着法、メタライズ法、活性金属法等で行うことができる。また、後述する凹部28の底面に、電極29となる金属板を接着してもよい。電極41、42の厚さは、いずれも10μm以上、好ましくは20μm以上で、1mm以下、好ましくは2mm以下であるのがよい。
内管2の両端には、フランジ部19を有する金属管20が配置され、環状部5とフランジ部19とが溶接またはろう接されてなる。このように、内管2に金属管20を接続することで、外部からの衝撃に対して破壊しにくくなるとともに、環状部5とフランジ部19とが溶接またはろう接されることで、内管2から外部への液体水素のリークが抑制されるため、気泡率の測定精度がさらに向上する。なお、金属管20は、液体水素を移送するための液体水素移送管であってもよい。
次に、本開示の他の実施形態を図2および図3に基づいて説明する。この実施形態の気泡率センサ11は、内管21を筐体22で囲繞し、この筐体22の外側を外管26で覆った構造を有する。筐体22は、径方向に開口する第2挿通孔23を外周面に有し、さらに内管21の軸方向に沿って開口し、内管21の貫通孔31と連通する連結孔24を有する。この連結孔24を介して内管21の貫通孔31と連通する金属管25が筐体22の両端に配置される。
内管21は、外部に向かって開口する凹部28を有し、該凹部28の底面に電極29が装着されている。また、内管21は、図3A、3Bに示すように、周方向に配列された分割可能な偶数個(本実施形態では4個)のセラミック部材21a、21b、21c、21dからなる。
これらのセラミック部材21a、・・・21dから内管21を組み立てるには、それらの側面同士を重ね合わせ、外周面上に環状の結束体30を装着してセラミック部材21a、・・・21dを結束して内管21を形成する。この状態で、内管21の外周側に筐体22を取り付ける。換言すると、筐体22は分割可能な内管21を収容するために設けられている。
すなわち、筐体22は、内管21を収容する枠体部22aと、該枠体部22aの開口を封止する蓋部22bとを備える。結束されたセラミック部材21a、・・・21dを枠体部22a内に収容後、枠体部22aと蓋部22bとを溶接またはろう接によって接合する。枠体部22aおよび蓋部22bは、内管21の貫通孔に連通する開口をそれぞれ有し、該各開口を介して貫通孔と連通するように金属管25が枠体部22aおよび蓋部22bにそれぞれ溶接またはろう接されている。
内管21は、図3A、3Bに示すように、断面が略四角形で構成されており、その角部211が面取り加工(C面加工またはR面加工)された形状を有する。そのため、環状の結束体30は、面取り加工された角部211を圧接するので、各セラミック部材21a、・・・21dを強固に結束することができる。結束体30としては、例えば帯状の可撓性プラスチックフィルムや金属帯等が挙げられる。その際、結束体30は両端を熱融着や溶接等の接合手段で接合される。
なお、内管21を構成するセラミック部材21a、・・・21dは、前記した内管2と同様に、低熱膨張セラミックスまたは酸化アルミニウム、窒化珪素もしくはサイアロンを主成分とするセラミックスから形成されるのがよい。
セラミック部材21a、・・・21dの少なくともいずれかは、閉気孔を有し、閉気孔間の間隔が8μm以上18μmであってもよい。
図2に戻って、筐体22の軸方向外側には環状部51が位置する。環状部51は、内管21と同一軸心上に軸孔を有し、この軸孔に挿通された金属管25の外周面に溶接またはろう接されている。環状部51の外周部には外管26が接合される。外管26は外周面に、径方向に開口する第1挿通孔27を有する。
第1挿通孔27内には、各電極29に個別に接続する導通ピン91を固定するための第1気密端子81が設けられる。第1気密端子81は、前記した第1気密端子8と同様に、導通ピン91と、該導通ピン91を挿入するための第1ピン孔(図示しない)を厚み方向に備えた円板状の第1セラミック基板50と、該第1セラミック基板50の外周面を囲繞する第1環状体52と、から構成されている。
また、筐体22の外周面に設けられた第2挿通孔23にも、同様に導通ピン91を前記第2挿通孔内で固定する第2気密端子82が設けられている。この第2気密端子82は、導通ピン91と、該導通ピン91を挿入するための第2ピン孔(図示しない)を厚み方向に備えた円板状の第2セラミック基板50´と、第2セラミック基板50´の外周面を囲繞する第2環状体52´と、から構成されている。
外管26には、真空排気弁15(例えば、真空排気用ニードル弁)が設けられており、筐体22と外管26との間に真空空間100(断熱層)を形成している。このとき、内管21と筐体22との間の空間も真空空間であってもよい。このように、筐体22と外管26との間に真空空間100が位置しているので、外気温度による液体水素の気化が抑制され、内管21に対する断熱性能が向上し、気泡の発生が抑制され、気泡率の測定精度が向上する。その他は、図1に示した実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、図2および図3A、3Bに示す実施形態の変形例を図4~図6に示す。なお、図2および図3A、3Bに示す気泡率センサ11の構成部材と同じ部材には同一符号を付して説明を省略する。
この変形例の気泡率センサ111は、図4に示すように、内管21´に金属管25´が直接接合される。また、筐体22´を構成する枠体部22a´と蓋部22b´は、金属管25´と一体に形成するか、または金属管25´に接合されている。外管26´は筐体22´の外周面に接合されている。接合は、例えば、溶接またはろう付け等によって行うことができる。
外管26´には真空排気弁15が設けられ、内管21´と外管26´との間に真空空間100´(断熱層)が形成される。
図5および図6に示すように、内管21´は4個のセラミック部材21a´、21b´、21c´、21d´から構成され、結束体30´で一体に接合されている。詳細は図3A、3Bに示した通りである。
なお、本開示では、内管は断面が略四角形に限定されるものではなく、断面形状が円形や他の多角形であってもよい。その際、内管を構成するセラミック部材の数は偶数個であり、例えば2個、4個、6個、8個である。静電容量を測定するためには、少なくとも対向する一対の電極を必要とし、各電極はそれぞれセラミック部材に取り付けられているからである。
また、静電容量は、対向する電極間で測定されるので、偶数個のセラミック部材の全てに電極が設けられていなくても、互いに対向する少なくとも一対のセラミック部材に電極がそれぞれ設けられているだけでもよい。
次に、本開示の実施形態に係る流量計について説明する。この流量計は、内管2、21、21´内を流れる液体水素の流量を測定するものであり、前記した気泡率センサ1、11、111と、図示しない、極低温液体が貫通孔3、31内を流れる流速を測定する流速計とを備える。気泡率センサ1、11、111および流速計は、図示しない液体水素移送管(以下、移送管と略称する場合がある。)に取り付けられている。
貫通孔3、31内を流れる液体水素は、気液混合した二相流となっているので、気泡率センサ1、11、111で液体水素の静電容量を測定し、これから液体水素の密度d(kg/m)を求めることができる。
そして、流速計で求めた液体水素の流速(m/秒)をv、貫通孔3、31’の断面積(m)をaとしたとき、次式によって流量F(kg/秒)が求められる。
F=d×v×a
流量計は、上記演算を行うために、気泡率センサ1、11、111および流速計が接続された演算装置をさらに備えている。これにより、液体水素の流量測定を簡単に行うことができるので、工業的に液体水素を大量移送する場合に管理が容易になる。
以上の説明では、液体水素の気泡率センサ1、11、111およびこれを用いる流量計について述べたが、他の極低温液体、例えば、液体窒素(-196℃)、液体ヘリウム(-269 ℃)、液化天然ガス(-162℃)、液体アルゴン(-186℃)等(括弧内は液化温度を示す。)に対しても同様に適用可能である。よって、本開示における極低温液体とは、-162℃以下の極低温で液化するものをいう。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示の気泡率センサは、上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々の変更や改良が可能である。
1、11、111 気泡率センサ
2、21、21´ 内管
21a、21b、21c、21d セラミック部材
21a´、21b´、21c´、21d´ セラミック部材
211 角部
3、31 貫通孔
4、29 電極
5 環状部
6 外管
7 第1挿通孔
8、81 第1気密端子
82 第2気密端子
9、91 導通ピン
10、100、100´ 真空空間
15 真空排気弁
17,50 第1セラミック基板
18、52 第1環状体
19 フランジ部
20、25、25´ 金属管
22、22´ 筐体
22a、22a´ 枠体部
22b、22b´ 蓋部
23 第2挿通孔
24 連結孔
26、26´ 外管
27 第1挿通孔
28 凹部
29 電極
30 結束体
50´ 第2セラミック基板
51 環状部
52´ 第2環状体

Claims (15)

  1. 極低温液体を流すための貫通孔を有する絶縁性の内管と、
    該内管の外面に装着された少なくとも一対の電極と、
    前記内管の外周側を覆う断熱層と
    前記内管の両端部に設けられる環状部と、を備え
    さらに、フランジ部を有する金属管を前記内管の少なくともいずれか一端に備え、
    前記環状部と前記フランジ部とが溶接またはろう接されてなる、気泡率センサ。
  2. 前記環状部の外周部に接合され、第1挿通孔を有する外管と、
    前記第1挿通孔内に設けられ、前記電極に個別に接続する導通ピンを前記第1挿通孔内で固定する第1気密端子と、を備える、請求項1に記載の気泡率センサ。
  3. 前記断熱層は、前記内管と前記外管との間に位置する真空空間である、請求項に記載の気泡率センサ。
  4. 前記第1気密端子は、前記導通ピンと、該導通ピンを挿入するための第1ピン孔を厚み方向に備えた円板状のセラミック基板と、該セラミック基板の外周面を囲繞する環状体と、を備え、該環状体はフェルニコ系合金、Fe-Ni合金、Fe-Ni-Cr-Ti-Al合金、Fe-Cr-Al合金、Fe-Co-Cr合金、Fe-Co合金、Fe-Co-C合金またはニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼からなる、請求項2または3に記載の気泡率センサ。
  5. 極低温液体を流すための貫通孔を有し、周方向に配列された分割可能な偶数個のセラミック部材からなる絶縁性の内管と、
    該内管の外面に装着された少なくとも一対の電極と、
    前記内管の外周側を覆う断熱層と、
    前記内管を囲繞し、第2挿通孔と、前記内管の前記貫通孔と連通する連結孔とを有する筐体と、
    該筐体の外側に位置し、前記内管と同一軸心上に軸孔を有する環状部と、
    該環状部の外周部に接合され、第1挿通孔を有する外管と、
    前記電極に個別に接続する導通ピンを前記第1挿通孔内で固定する第1気密端子と、
    前記導通ピンを前記第2挿通孔内で固定する第2気密端子と、を備えてなり、
    前記断熱層は、少なくとも前記外管と前記筐体との間に位置する真空空間である、気泡率センサ。
  6. 前記第1気密端子および前記第2気密端子は、いずれも、前記導通ピンと、該導通ピンを挿入するためのピン孔を厚み方向に備えた円板状のセラミック基板と、該セラミック基板の外周面を囲繞する環状体と、を有し、該環状体はフェルニコ系合金、Fe-Ni合金、Fe-Ni-Cr-Ti-Al合金、Fe-Cr-Al合金、Fe-Co-Cr合金、Fe-Co合金、Fe-Co-C合金またはニッケルの含有量が10.4質量%以上であるオーステナイト系ステンレス鋼からなる、請求項5に記載の気泡率センサ。
  7. 前記内管は、外部に向かって開口する凹部を有し、該凹部の底面に前記電極が装着されてなる、請求項5~6のいずれかに記載の気泡率センサ。
  8. 偶数個の前記セラミック部材のうち、互いに対向する少なくとも一対のセラミック部材に前記電極がそれぞれ設けられている、請求項5~7のいずれかに記載の気泡率センサ。
  9. 前記内管の外周側に、前記セラミック部材を結束する環状の結束体を装着してなる、請求項5~8のいずれかに記載の気泡率センサ。
  10. 前記内管の端面および外側面の少なくともいずれかは、前記筐体の内面に当接されてなる、請求項5~9のいずれかに気泡率センサ。
  11. 前記筐体は、前記内管を収容する枠体部と、該枠体部の開口を封止する蓋部とを備え、前記枠体部および前記蓋部は前記内管の貫通孔に連通する開口をそれぞれ有し、該各開口を介して前記貫通孔と連通するように金属管が前記枠体部および前記蓋部に溶接またはろう接されてなる、請求項5~10のいずれかに記載の気泡率センサ。
  12. 前記環状部は、前記金属管に溶接またはろう接されてなる、請求項11に記載の気泡率センサ。
  13. 前記内管は、低熱膨張セラミックスからなる、請求項1~12のいずれかに記載の気泡率センサ。
  14. 前記内管の貫通孔内を流れる極低温液体の流量を測定する流量計であって、請求項1~13のいずれかに記載の気泡率センサと、前記極低温液体が前記貫通孔内を流れる流速を測定する流速計とを備えた流量計。
  15. 請求項14に記載の流量計を備えた極低温液体移送管。
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