JP7486660B2 - 燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関に適用される、燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法に関する。
特許文献1が開示する燃料噴射制御装置は、吸気弁が開く前に吸気量APを測定し、吸気量APに基づく供給量GPの80%の量Q1の燃料を噴射し、吸気弁が開いてから吸気量ASを測定しそれに基づく供給量GSから量Q1を差し引いた量Q2の燃料を噴射する。
特開平11-247681号公報
ところで、吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関において、高負荷域において、吸気弁の開弁前と吸気弁の開弁中との2回に分けて燃料噴射を行わせるようにすれば、吸気弁の開弁前の燃料噴射によって十分に気化した燃料を燃焼室に流入させつつ、更に吸気弁の開弁中に燃料噴射を実施することで、筒内における混合気の均質度を向上させることができる。
しかし、吸気弁の開弁前における燃料噴射タイミングが早いと、燃料の気化時間は確保されるものの、吸気ポート内に噴射された燃料の気化によって一旦冷却された吸気ポート内の空気が吸気ポートの壁面からの受熱で温度上昇した状態で吸気弁が開くことで、筒内圧縮温度が上昇し、引いては、空気充填量の低下による出力トルクの低下を招くという問題があった。
本発明は、従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の高負荷において吸気弁の開弁前と吸気弁の開弁中との2回に分けて燃料噴射を行わせるときに、空気充填量を維持できる、燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法を提供することにある。
そのため、本発明に係る燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法は、その一態様として、内燃機関の運転状態に関する情報を取得し、前記内燃機関の高負荷域において、前記内燃機関の吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射装置による燃料噴射を、前記内燃機関の吸気弁の開弁前と前記吸気弁の開弁中との2回に分けて行わせるときに、前記吸気弁の開弁タイミングが、前記吸気ポート内の温度が極小値になった時点から所定温度だけ上昇するまでの期間内になるように、前記吸気弁の開弁前における燃料噴射の終了タイミングを前記運転状態に関する情報に基づき可変に設定し、前記終了タイミングに応じた噴射制御信号を前記燃料噴射装置に出力する。
上記発明によると、内燃機関の高負荷において、内燃機関の高負荷において吸気弁の開弁前と吸気弁の開弁中との2回に分けて燃料噴射を行わせるときに、空気充填量を維持できる。
内燃機関の一態様を示すシステム図である。 高負荷域での燃料噴射制御の手順を示すフローチャートである。 噴射終了タイミングと、吸気弁の開弁時におけるポート内温度との相関を示す図である。 噴射終了タイミングの設定処理の詳細を示すフローチャートである。 噴射終了タイミングの設定処理の作用、効果を説明するための図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法を適用する内燃機関の一態様を示す構成図である。
図1の内燃機関101は、たとえば自動車に駆動源として搭載される、火花点火機関であって、点火装置200及び燃料供給装置300を備える。
点火装置200は、点火プラグ201と、パワートランジスタを内蔵した点火コイル202とを備え、燃焼室110内の混合気を火花点火によって着火燃焼させる。
燃料供給装置300は、内燃機関101に燃料を噴射する燃料噴射装置としての燃料噴射弁301と、燃料を蓄える燃料タンク302と、燃料タンク302内の燃料を燃料噴射弁301に圧送する電動式の燃料ポンプ303と、燃料ポンプ303の吐出口と燃料噴射弁301の燃料入口とを接続する燃料配管304と、燃料配管304内の燃料の圧力FPを計測する燃圧センサ305と、燃料配管304内の燃料の温度FT(換言すれば、燃料噴射弁301に供給される燃料の温度FT)を計測する燃料温度センサ306と、を備える。
なお、燃料配管304内の燃料の圧力FPは、換言すれば、燃料噴射弁301に供給される燃料の圧力FPである。
また、燃料配管304内の燃料の温度FTは、換言すれば、燃料噴射弁301に供給される燃料の温度FTである。
燃料噴射弁301は、吸気弁119の上流の吸気ポート102に、吸気弁119を指向して取り付けられ、吸気ポート102内に燃料を噴射する。
したがって、内燃機関101は、所謂ポート噴射式の内燃機関である。
燃料噴射弁301は、燃料噴霧を渦状の流れとするなどによって、燃料噴霧の微粒化を促進する微粒化促進機構を備える。
なお、燃料噴射弁301は、燃料噴霧を渦状の流れとする機構に代えて、また、係る機構とともに、燃料噴霧に空気流を衝突させる機構、噴孔から噴射される前の燃料を加熱する機構などの微粒化促進機構を備えることができる。
燃料供給装置300においては、燃料ポンプ303の吐出量の制御、つまり、燃料ポンプ303の駆動電力の制御によって、燃料噴射弁301に供給する燃料の圧力が調整される。
電制スロットル108は、スロットルバルブ108aと、スロットルモータ108bと、スロットル開度センサ108cとを備え、スロットルモータ108bでスロットルバルブ108aを開閉する。
スロットル開度センサ108cは、スロットルバルブ108aの開度の情報であるスロットル開度信号TPSを出力する。
エアークリーナ107を通過した空気は、電制スロットル108のスロットルバルブ108aで流量調節され、燃料噴射弁301から噴射された燃料とともに吸気弁119を介して燃焼室110に吸引される。
クランク角センサ106は、クランクシャフト117の回転角を計測するセンサであって、リングギア114の突起を検出して、クランクシャフト117の所定回転角毎に立ち上がるパルス信号であるクランク角信号CAを出力する。
流量検出装置109は、電制スロットル108の上流の吸気ダクト104に配置され、内燃機関101の吸入空気量の情報である吸入空気流量信号QARを出力する。
また、排気弁115は、内燃機関101の燃焼室110から排出される燃焼ガスを制御し、内燃機関101の排気管103に配置される触媒コンバータ112は、内蔵する三元触媒によって内燃機関101の排気を浄化する。
空燃比センサ111は、触媒コンバータ112の上流の排気管103に配置され、排気中の酸素濃度に応じて排気空燃比の情報である空燃比信号RABFを出力する。
また、排気温度センサ116は、触媒コンバータ112の上流の排気管103に配置され、触媒コンバータ112の入口での排気温度[℃]の情報である排気温度信号TEXを出力する。
水温センサ118は、内燃機関101の冷却水ジャケット105内における冷却水の温度[℃]の情報である冷却水温度信号TWを出力する。
燃料噴射制御装置としての機能を有するエンジン制御装置113は、MPU(Microprocessor Unit)126、ROM(Read Only Memory)127、RAM(Random Access Memory)128を含むマイクロコンピュータを備えた電子制御装置である。
エンジン制御装置113は、スロットル開度信号TPS、吸入空気流量信号QAR、クランク角信号CA、空燃比信号RABF、排気温度信号TEX、冷却水温度信号TW、燃圧信号FP、燃料温度信号FTなどの内燃機関101の運転状態に関する情報を、前述した各センサから取得する。
そして、エンジン制御装置113は、取得した内燃機関101の運転状態に関する情報に基づき各種の操作量を演算し、演算した操作量の信号、換言すれば、制御信号を、点火コイル202,燃料噴射弁301,スロットルモータ108b,燃料ポンプ303などに出力することで、内燃機関101の運転を制御する。
エンジン制御装置113は、センサ信号の取り込みや制御対象への操作量の出力を行うために、アナログ入力回路120、A/D変換回路121、デジタル入力回路122、出力回路123、I/O回路124を備える。
アナログ入力回路120は、吸入空気流量信号QAR、スロットル開度信号TPS、空燃比信号RABF、排気温度信号TEX、冷却水温度信号TW、燃圧信号FP、燃料温度信号FTなどのアナログ信号を取り込む。
アナログ入力回路120が取り込んだアナログ信号は、A/D変換回路121でデジタル信号に変換され、バス125上に出力される。
また、デジタル入力回路122が取り込むクランク角信号CAなどのデジタル信号は、I/O回路124を介してバス125上に出力される。
バス125には、MPU126、ROM127、RAM128、タイマ/カウンタ(TMR/CNT)129等が接続されている。
そして、MPU126、ROM127、RAM128は、バス125を介してデータの授受を行う。
MPU126には、クロックジェネレータ130からクロック信号が供給され、MPU126は、クロック信号に同期して様々な演算や処理を実行する。
ROM127は、たとえば、データの消去と書き換えが可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)からなり、エンジン制御装置113を動作させるためのプログラム、設定データ及び初期値などを記憶する。
ROM127が記憶する情報は、バス125を介してRAM128及びMPU126に取り込まれる。
MPU126は、RAM128を、演算結果や処理結果を一時的に記憶する作業領域として用いる。
なお、タイマ/カウンタ129は、時間の測定や回数の測定などに用いられる。
MPU126が演算した点火制御信号、噴射制御信号、燃圧制御信号などの操作量の信号は、バス125上に出力された後、I/O回路124を介して出力回路123から点火コイル202、燃料噴射弁301、燃料ポンプ303などに与えられる。
上記の噴射制御信号は、換言すれば、空燃比制御信号である。
以下では、エンジン制御装置113による燃料噴射制御、特に、内燃機関101の高負荷域での燃料噴射制御を詳細に説明する。
なお、内燃機関101の高負荷域とは、たとえば、内燃機関101の負荷率が閾値よりも高い状態であり、内燃機関101の負荷率が前記閾値よりも低い低負荷域或いは低中負荷域と前記閾値で区分けされる運転域である。
エンジン制御装置113は、内燃機関101の高負荷域において、燃料噴射弁301による燃料噴射を、吸気弁119の開弁前と吸気弁119の開弁中との2回に分けて行わせる。
換言すれば、エンジン制御装置113は、内燃機関101の高負荷域において、1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量を、吸気弁119の開弁前と吸気弁119の開弁中との2回に分けて噴射させる分割噴射処理を実行する。
なお、1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量とは、目標当量比の混合気を形成するための燃料噴射量を基準とする燃料量である。
図2は、エンジン制御装置113が実施する、内燃機関101の高負荷域における燃料噴射制御の手順を示すフローチャートである。
エンジン制御装置113は、ステップS501で、吸入空気流量QAR、及び、クランク角信号CAから求めた機関回転速度NEを含む、内燃機関101の運転状態に関する情報を取得する。
次いで、エンジン制御装置113は、ステップS502で、内燃機関101が、分割噴射処理の実施域である高負荷域で運転されているか否かを、吸入空気流量QARや機関回転速度NEなどの情報に基づいて判断する。
そして、内燃機関101が高負荷域で運転されている場合、ステップS503以降に進み、内燃機関101が高負荷域で運転されていない場合、つまり、低負荷域或いは低中負荷域で運転されている場合は、ステップS512に進み、低負荷域或いは低中負荷域、換言すれば、高負荷域を除く負荷域を対象とする噴射制御を実施する。
エンジン制御装置113は、内燃機関101の高負荷域であってステップS503以降に進むと、燃料噴射弁301による燃料噴射を、吸気弁119の開弁前と吸気弁119の開弁中との2回に分けて行わせる分割噴射制御を実施する。
エンジン制御装置113は、ステップS503で、制御対象とする気筒について、吸気弁119の開弁中であるか否かをクランク角信号CAなどから判断する。
吸気弁119の開弁中でない場合、エンジン制御装置113は、ステップS504に進み、吸気弁119の開弁前に実施する第1回燃料噴射、換言すれば、プレ噴射が実施済であるか否かを判断する。
そして、第1回燃料噴射を行なっていない場合、エンジン制御装置113は、ステップS505に進み、第1回燃料噴射が実施済であれば、ステップS503に戻って吸気弁119の開弁を待つ。
エンジン制御装置113は、ステップS505で、第1回燃料噴射、つまり、吸気弁119の開弁前の燃料噴射における燃料噴射量を、吸入空気流量QARや機関回転速度NEなどの情報、更に、分割噴射における燃料噴射量の割合設定などに基づいて求める。
エンジン制御装置113は、たとえば、吸入空気流量QARや機関回転速度NEなどの情報に基づき、1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量を求め、求めた燃料噴射量のうち第1回燃料噴射での分担割合に相当する燃料噴射量を第1回燃料噴射における燃料噴射量に定める。
次いで、エンジン制御装置113は、ステップS506で、第1回燃料噴射の終了タイミングFSEを、内燃機関101の運転状態に基づき可変に設定する。
ここで、エンジン制御装置113は、吸気弁119の開弁タイミングが、第1回燃料噴射で噴射された燃料の気化に伴って吸気ポート102内の空気温度が低下してから上昇に転じるまでの期間内になるように、第1回燃料噴射の終了タイミングFSEを求める。
なお、以下では、第1回燃料噴射で噴射された燃料の気化に伴って吸気ポート102内の空気温度が低下してから上昇に転じるまでの期間を、ポート内温度低下期間ともいう。
つまり、エンジン制御装置113は、吸気弁119の開弁前における第1回燃料噴射で吸気ポート102内に噴射させた燃料が気化することで、吸気ポート102内の空気の温度が下がりきった状態で吸気弁119が開弁し、可及的に温度低下した空気を燃焼室内に吸引させるように、ポート内温度低下期間のタイミングを変化させる終了タイミングFSEを可変に制御する。
なお、ポート内温度低下期間は、たとえば、第1回燃料噴射で噴射された燃料の気化に伴って吸気ポート102内の空気温度が第1閾値を超える速度で低下している状態から、前記空気温度の低下速度が前記第1閾値を下回るようになった時点を始期とし、その後、前記空気温度の上昇速度が第2閾値を上回るようになった時点を終期することができる。
また、ポート内温度低下期間の始期を吸気ポート102内の空気温度が極小値になった時点としたり、終期を始期での空気温度から設定温度だけ温度上昇した時点としたりすることもできる。
エンジン制御装置113は、係る終了タイミングFSEの可変制御により、内燃機関101の高負荷において吸気弁119の開弁前と吸気弁の開弁中との2回に分けて燃料噴射を行わせるときに、第1回燃料噴射で噴射された燃料が吸気弁119の開弁に伴って吸引されるときの空気温度を可及的に低くして、空気充填量を維持する。
なお、第1回燃料噴射の終了タイミングFSEの可変制御については、後でより詳細に説明する。
エンジン制御装置113は、次のステップS507で、ステップS506で定めた終了タイミングFSEで第1回燃料噴射が終了するように、第1回燃料噴射で噴射させる燃料量に相当する噴射時間だけ終了タイミングFSEから遡った時点を第1回燃料噴射の開始タイミングESSに定める。
そして、エンジン制御装置113は、開始タイミングESSになった時点から燃料噴射弁301による第1回燃料噴射が行われるように、燃料噴射弁301に噴射制御信号、換言すれば、噴射パルス信号を出力する。
一方、エンジン制御装置113は、ステップS503で、吸気弁119の開弁中であると判断すると、開弁中の第2回燃料噴射を制御するために、ステップS508に進む。
エンジン制御装置113は、ステップS508で、吸気弁119の開弁中に実施する第2回燃料噴射(換言すれば、メイン噴射)が実施済であるか否かを判断する。
ここで、エンジン制御装置113は、第2回燃料噴射が実施済である場合は本ルーチンを終了させ、第2回燃料噴射が実施済でない場合はステップS509に進む。
エンジン制御装置113は、ステップS509で、第2回燃料噴射、つまり、吸気弁119の開弁中の燃料噴射における燃料噴射量を設定する。
なお、エンジン制御装置113は、第2回燃料噴射での燃料噴射量を、第1回燃料噴射での燃料噴射量を求めるときに算出した1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量から、第1回燃料噴射で噴射させた燃料量を除いた量に定めることができる。
また、エンジン制御装置113は、第2回燃料噴射での燃料噴射量を算出するに当たって、そのときの内燃機関101の運転状態からあらためて1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量を演算し、あらたに演算した1燃焼サイクル当たりの必要な燃料噴射量から第1回燃料噴射で噴射させた燃料量を除いた量を、第2回燃料噴射での燃料噴射量とすることができる。
次いで、エンジン制御装置113は、ステップS510で、第2回燃料噴射のタイミングを設定する。
ここで、エンジン制御装置113は、たとえば、第2回燃料噴射の噴射開始タイミングを固定のタイミングとして設定し、係る噴射開始タイミングから燃料噴射量に相当する時間だけ燃料噴射弁301による燃料噴射を行なわせることができる。
また、エンジン制御装置113は、吸気弁119の開期間と排気弁115の開期間とがオーバーラップするときに、排気弁115の閉弁後から吸気流速の減速度が極大になるタイミングまでの燃料噴射期間で燃料噴射弁301による第2回燃料噴射を行なわせることができる。
エンジン制御装置113は、ステップS510で、第2回燃料噴射のタイミングを設定すると、次いで、ステップS511で、燃料噴射弁301に噴射制御信号を出力し、吸気弁119の開弁中の第2回燃料噴射を実行する。
なお、エンジン制御装置113は、第2回燃料噴射に割り当てた燃料噴射量を、排気弁115の閉弁後から吸気流速の減速度が極大になるタイミングまでの燃料噴射期間で噴射させる場合、燃料噴射弁301に供給する燃料圧力を調整することで、上記の燃料噴射期間で噴射される燃料量を変化させる。
以下では、吸気弁119の開弁前における第1回燃料噴射の終了タイミングFSEの設定処理を、より詳細に説明する。
図3は、第1回燃料噴射で噴射された燃料の気化に伴う吸気ポート102内の空気の温度変化を、3つの異なる第1回燃料噴射の終了タイミングFSE1、FSE2、FSE3毎に示す図である。
吸気弁119の開弁前に吸気ポート102内に燃料が噴射されると、燃料が気化することで、吸気ポート102内の空気が冷却されて温度が低下する。
その後、吸気ポート102内の空気の温度は、吸気ポート102の壁面から受熱することで上昇に転じる。
図3に示した第1終了タイミングFSE1は、3つの終了タイミングFSE1、FSE2、FSE3の中で最も進角した終了タイミングFSEであって、第1終了タイミングFSE1から吸気弁119の開弁タイミングIVOまでの時間が最も長い。
係る第1終了タイミングFSE1にしたがって第1回燃料噴射を実施した場合、吸気ポート102内の空気の温度が一旦低下してから上昇に転じた後に、吸気弁119の開弁タイミングIVOになっている。
このため、第1終了タイミングFSE1で第1回燃料噴射を実施した場合、吸気ポート102内の空気が、燃料の気化に伴って最も温度低下したときよりも温度が高くなってから、燃焼室110内に吸引されることになる。
一方、図3に示した第2終了タイミングFSE2は、3つの終了タイミングFSE1、FSE2、FSE3の中で最も遅角した終了タイミングFSEであって、第2終了タイミングFSE2から吸気弁119の開弁タイミングIVOまでの時間が最も短い。
係る第2終了タイミングFSE2にしたがって第1回燃料噴射を実施した場合、噴射燃料の気化に伴う温度低下の過程、つまり、吸気ポート102内の空気の温度が下がりきっていない状態で、吸気弁119の開弁タイミングIVOになっている。
このため、第2終了タイミングFSE2で第1回燃料噴射を実施した場合、吸気ポート102内の空気が、燃料の気化に伴って最も温度低下する前の温度が高い状態で燃焼室110内に吸引されることになる。
これらに対し、図3に示した第3終了タイミングFSE3は、第1終了タイミングFSE1と第2終了タイミングFSE2とで挟まれる終了タイミングFSEであって、第3終了タイミングFSE3から吸気弁119の開弁タイミングIVOまでの時間は、中間値になる。
係る第3終了タイミングFSE3にしたがって第1回燃料噴射を実施した場合、吸気弁119の開弁タイミングIVOが、吸気ポート102内の空気の温度が低下してから上昇に転じるまでの期間内、つまり、ポート内温度低下期間内になって、吸気ポート102内の空気の温度が燃料の気化に伴って下がりきった状態で、吸気弁119が開弁することになっている。
このため、第3終了タイミングFSE3で第1回燃料噴射を実施した場合、吸気ポート102内の空気が、燃料の気化に伴って最も温度低下した状態で燃焼室110内に吸引されることになる。
つまり、ポート内温度低下期間内において吸気弁119が開弁することになる第3終了タイミングFSE3で第1回燃料噴射を実施すれば、吸気弁119の開弁時に燃焼室110内に吸引される空気の温度が最も低くなり、これによって筒内圧縮温度を最も低くして空気充填量を最も多くできる。
そこで、エンジン制御装置113は、第1回燃料噴射の終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間に影響する内燃機関101の運転状態に基づき、終了タイミングFSEを進角、遅角変化させることで、内燃機関101の運転状態が変化してもポート内温度低下期間内で吸気弁119が開くようにする。
これにより、エンジン制御装置113は、内燃機関101の高負荷域において、可及的に温度の低い空気を燃焼室内に吸引させて空気充填量を高く維持できるとともに、吸気弁119の開弁前の第1回燃料噴射で噴射された燃料を十分に気化させた状態で燃焼室に吸引させ、更に、吸気弁119の開弁中に第2回燃料噴射を実施することで、筒内均質度を向上させることができる。
図4は、図2のフローチャートのステップS506における終了タイミングFSEの可変処理の詳細を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、第1回燃料噴射における終了タイミングFSEを、排気上死点からの進角値で表すものとする。
エンジン制御装置113は、まず、ステップS601で、吸入空気流量QARや機関回転速度NEなどの内燃機関101の運転状態に関する情報、詳細には、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間に影響する内燃機関101の運転状態に関する情報を取得する。
そして、エンジン制御装置113は、後述するように、基本の終了タイミングFSEbを、内燃機関101の運転状態に応じて変更することで、内燃機関101の運転状態が異なっても、ポート内温度低下期間内において吸気弁119が開弁することになる終了タイミングFSEを定める。
エンジン制御装置113は、ステップS602で、吸入空気流量QARに基づく補正係数K1を、吸入空気流量QARが増加するほど終了タイミングFSEが遅角されるように、吸入空気流量QAの増大に応じて減少変化させる。
係る補正係数K1の設定は、吸入空気流量QAが増加するほど、内燃機関101が発生する熱エネルギーが多くなって、吸気ポート102内の空気のポート壁からの受熱量が多くなり、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が短くなることに因る。
なお、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が短くなるということは、燃料気化に伴う空気温度の低下の停止が早くなることを意味する。
次いで、エンジン制御装置113は、ステップS603で、機関回転速度NEに基づく補正係数K2を、機関回転速度NEが高くなるほど終了タイミングFSEが進角されるように、吸入空気流量QAの増大に応じて増大変化させる。
係る補正係数K2の設定は、機関回転速度NEが高くなるほど、単位クランク角度当たりの時間が短くなることに因る。
また、エンジン制御装置113は、ステップS604で、内燃機関101が吸気弁119の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイミング機構を備える場合、吸気弁119の開弁タイミングIVOに基づく補正係数K3を、開弁タイミングIVOが進角するほど終了タイミングFSEが進角されるように、開弁タイミングIVOの進角に応じて増大変化させる。
係る補正係数K3の設定は、開弁タイミングIVOが進角するほど、終了タイミングFSEから開弁タイミングIVOまでの期間が短くなることに因る。
なお、内燃機関101が可変バルブタイミング機構を備えない場合、エンジン制御装置113は、補正係数K3を1.0に固定して、補正係数K3による終了タイミングFSEの変更、つまり、吸気弁119の開弁タイミングIVOによる終了タイミングFSEの変更を停止する。
また、エンジン制御装置113は、ステップS605で、内燃機関101が機械圧縮比を可変とする可変圧縮比機構を備える場合、機械圧縮比に基づく補正係数K4を、機械圧縮比が高くなるほど終了タイミングFSEが遅角されるように、機械圧縮比の増加に応じて減少変化させる。
なお、機械圧縮比は、機械圧縮比の可変制御における目標値と、実際の機械圧縮比とのいずれであってもよい。
係る補正係数K4の設定は、機械圧縮比が高いときは、圧縮温度が高くなって吸気ポート102内の空気のポート壁からの受熱量が多くなり、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が短くなることに因る。
なお、内燃機関101が可変圧縮比機構を備えない場合、エンジン制御装置113は、補正係数K4を1.0に固定して、補正係数K4による終了タイミングFSEの変更、つまり、機械圧縮比による終了タイミングFSEの変更を停止する。
また、エンジン制御装置113は、ステップS606で、燃料温度に基づく補正係数K5を、燃料温度が高いほど終了タイミングFSEが遅角されるように、燃料温度が高くなるのに応じて減少変化させる。
係る補正係数K5の設定は、燃料温度が高いと気化が促進され、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が短くなることに因る。
更に、エンジン制御装置113は、ステップS607で、内燃機関101がアルコール混合ガソリンを燃料とする場合、燃料のアルコール濃度に基づく補正係数K6を、燃料のアルコール濃度が高いほど終了タイミングFSEが進角されるように、アルコール濃度が高くなるのに応じて増大変化させる。
係る補正係数K6の設定は、アルコール濃度が高くなるほど発熱量が小さくなり、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が長くなることに因る。
なお、終了タイミングFSEからポート内温度低下期間になるまでの時間が長くなるということは、燃料気化に伴う空気温度の低下の停止が遅くなることを意味する。
内燃機関101がアルコール混合ガソリンを使用しない場合、エンジン制御装置113は、補正係数K6を1.0に固定して、補正係数K6による終了タイミングFSEの変更、つまり、アルコール濃度による終了タイミングFSEの変更を停止する。
次いで、エンジン制御装置113は、ステップS608で、基本の終了タイミングFSEbにステップS602-ステップS607で設定した補正係数K1-K6を乗算した結果を最終的な終了タイミングFSEとする。
そして、エンジン制御装置113は、前述したステップS506で、第1回燃料噴射が上記の終了タイミングFSEで終了するように噴射開始タイミングを制御する。
これにより、吸入空気流量QARなどの運転状態が異なっても、第1回燃料噴射で噴射した燃料の気化に伴って発生するポート内温度低下期間内で吸気弁119が開弁することになる。
したがって、内燃機関101の高負荷域において吸気弁119が開弁したときに、可及的に温度が低い空気が燃料室10内に吸引されて筒内圧縮温度が低く抑えられ、空気充填量が維持される。
図5は、エンジン制御装置113が、ポート内温度低下期間内で吸気弁119が開弁するように第1回燃料噴射の終了タイミングFSEを制御したときの効果を説明するための図である。
図5に示した例では、終了タイミングFSEを排気上死点前の90degにしたときに、ポート内温度低下期間内で吸気弁119が開弁することで、吸気弁119の開弁時におけるポート内空気温度が最も低くなる。
つまり、終了タイミングFSEを排気上死点前90degから進角してもまた遅角しても、吸気弁119の開弁時におけるポート内空気温度は、終了タイミングFSEを排気上死点前90degとしたときよりも高くなる。
そこで、エンジン制御装置113は、ポート内温度低下期間内で吸気弁119が開弁する終了タイミングFSEを、内燃機関101の運転状態に基づき設定することで、内燃機関101の運転状態が異なっても、吸気弁119の開弁時におけるポート内空気温度を可及的に低く維持させる。
そして、吸気弁119の開弁時におけるポート内空気温度が低ければ、温度の低い空気が燃焼室に吸引されることになるため、筒内圧縮温度が抑えられ、空気充填量が可及的に高くなる。
また、吸気弁119の開弁時におけるポート内空気温度が最も低くなる終了タイミングFSEで第1回燃料噴射が実施されれば、第1回燃料噴射で噴射した燃料の予混合が十分に促進した状態で、吸気弁119が開弁することになり、筒内均質度が向上する。
上記実施形態で説明した各技術的思想は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせて使用することができる。
また、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
たとえば、エンジン制御装置113は、吸気弁119の開弁前における燃料噴射の終了タイミングの可変制御において、前述した吸入空気流量QA、機関回転速度NEなどの他、ガソリン燃料のオクタン価、空燃比(目標当量比)、気圧、高度、外気の湿度、外気の温度、燃料噴射弁301が備える微粒化促進機構のオン・オフ状態、燃料噴射弁301への燃料の供給圧などのいずれかに応じて、燃料噴射の終了タイミングを変更することができる。
また、内燃機関101が、燃料噴射弁301下流の吸気ポート102内の空気温度を検出する空気温度センサを備える場合、エンジン制御装置113は、内燃機関101の運転状態と終了タイミングとの相関を、空気温度センサが検出した吸気ポート102内の空気温度に基づき変更する学習制御を実施することができる。
また、エンジン制御装置113は、吸入空気流量QA、機関回転速度NEなどの運転状態に基づく終了タイミングの可変範囲を、設定クランク角範囲内に制限したり、吸入空気流量QA、機関回転速度NEなどの運転状態に基づく終了タイミングの演算周期当たりの変化量を設定値以下に制限したりすることができる。
101…内燃機関、102…吸気ポート、113…エンジン制御装置(燃料噴射制御装置)、119…吸気弁、301…燃料噴射弁(燃料噴射装置)

Claims (9)

  1. 吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関に適用される燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の運転状態に関する情報を取得し、
    前記内燃機関の高負荷域において、前記燃料噴射装置による燃料噴射を、前記内燃機関の吸気弁の開弁前と前記吸気弁の開弁中との2回に分けて行わせるときに、前記吸気弁の開弁タイミングが、前記吸気ポート内の温度が極小値になった時点から所定温度だけ上昇するまでの期間内になるように、前記吸気弁の開弁前における燃料噴射の終了タイミングを前記運転状態に関する情報に基づき可変に設定し、
    前記終了タイミングに応じた噴射制御信号を前記燃料噴射装置に出力するよう構成された、
    燃料噴射制御装置。
  2. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の吸入空気量が増加するほど、前記終了タイミングを遅角する、
    燃料噴射制御装置。
  3. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の回転速度が高くなるほど、前記終了タイミングを進角する、
    燃料噴射制御装置。
  4. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記吸気弁の開弁タイミングが進角するほど、前記終了タイミングを進角する、
    燃料噴射制御装置。
  5. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の機械圧縮比が高くなるほど、前記終了タイミングを遅角する、
    燃料噴射制御装置。
  6. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記燃料の温度が高いほど、前記終了タイミングを遅角する、
    燃料噴射制御装置。
  7. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記燃料におけるアルコール濃度が高いほど、前記終了タイミングを進角する、
    燃料噴射制御装置。
  8. 請求項1記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記吸気ポート内の温度が極小値になった時点から所定温度だけ上昇するまでの期間を温度低下期間としたときに、前記運転状態は、前記終了タイミングから前記温度低下期間になるまでの時間に関与する状態量である、
    燃料噴射制御装置。
  9. 吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射装置を備えた内燃機関に搭載される燃料噴射制御装置が実行する燃料噴射制御方法であって、
    前記内燃機関の運転状態に関する情報を取得し、
    前記内燃機関の高負荷域において、前記燃料噴射装置による燃料噴射を、前記内燃機関の吸気弁の開弁前と前記吸気弁の開弁中との2回に分けて行わせるときに、前記吸気弁の開弁タイミングが、前記吸気ポート内の温度が極小値になった時点から所定温度だけ上昇するまでの期間内になるように、前記吸気弁の開弁前における燃料噴射の終了タイミングを前記運転状態に関する情報に基づき可変に設定し、
    前記終了タイミングに応じた噴射制御信号を前記燃料噴射装置に出力する、
    燃料噴射制御方法。
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