JP7485966B2 - 同期方法及び情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻同期の技術に関する。
近年、センサーネットワーク等の普及により、高精度の時刻同期の要求が高まっている。このような要求の解決方法の一つとして、GPS(Global Positioning System)を用いた方法が提案されている。しかしながら、このような方法は、GPSの電波が届かない場所では採用できない。例えば、屋内、橋梁の下部、地下、トンネル等の場所では、GPSの電波が届かないため、GPSを用いた時刻同期を実現できない。一方で、このようなGPSの電波が届かない場所であっても、高精度な時刻同期の要求がある。
GPSの電波が届かない場所では、NTP(Network Time Protocol)が用いられることがある。NTPは、イーサネット(登録商標)伝送を活用した時刻同期方式である。ただし、NTPの同期精度はミリ秒程度であり、精度が低い。また、NTPでは、ベストエフォート網であるインターネットが用いられる。そのため、絶対的な保証がなく、精度が非常に悪くなってしまう場合もある。
同じようにイーサネット(登録商標)伝送を用いた高精度な時刻同期を行なうプロトコルとして、PTP(Precision Time Protocol)がある。PTPは、マイクロ秒以下の精度を担保している。しかし、PTPでは、高精度なハードウエアタイムスタンプの付加と、ネットワークの伝搬遅延を正確に検出し補正する対応ネットワーク機器によるリレーと、を用いて高精度の時刻同期が実現されている。そのため、PTPでは、エンド・エンド間の全てのネットワーク機器に特殊な機能が必要とされる。
また、LTE等の移動体通信網では、端末装置と基地局との間で高精度な時刻同期が実現されている。移動体通信網で用いられる電波は、GPSの衛星から送信される電波が届かない範囲にも届くことが多い。そのため、GPSの電波が届かない場所であっても、移動体通信網に接続する通信機器(モデム等)は高精度な時刻同期を実現することが可能である。また、このような移動体通信網に接続する通信機器には、同期情報を出力するコマンドも定義されていることがある(例えば特許文献1参照)。
QUECTEL,"BG96 AT Commands Manual" LTE Module Series, Rev. BG96_AT_Commands_Manual_V2.3, 2019-01-25(6.16章P.100)
しかしながら、非特許文献1で提供されている同期情報は秒単位の同期情報であり、秒未満の精度の同期情報は提供されていない。したがって、移動体通信網に接続するモデムがあったとしても、他の情報機器は高精度な時刻同期を実現することができない。このように、GPSの電波が届かない場所では、経済的に高精度な時刻同期を図る技術が提供されていない。
上記事情に鑑み、本発明は、たとえGPSの電波が届かない場所であっても、より経済的に、より高精度な時刻同期を実現できる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、移動体通信網に接続された基地局装置との間で時刻同期する通信装置に対し、前記通信装置が実現している時刻同期の精度よりも低い精度の単位である第一単位で表された時刻情報を要求する照会コマンドを複数回送信する第1ステップと、前記照会コマンドの応答として得られた前記時刻情報が更新されたタイミングを判定する第2ステップと、前記時刻情報が更新されたタイミングの直前に送信された前記照会コマンドの送信時刻から、前記第一単位から前記照会コマンドの送信周期よりも短い時間である第一基準時間を減算して得られる差分時間が経過したタイミングを、次に前記照会コマンドを送信するタイミングとして決定する第3ステップと、前記第3ステップで送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていた場合には、前記第一単位から前記第一基準時間よりも短い時間である第二基準時間を減算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得し、前記第3ステップで送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていない場合には、前記第一単位前記第二基準時間を加算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得する、第4ステップと、を含む同期方法である。
本発明の一態様は、移動体通信網に接続された基地局装置との間で時刻同期する通信装置に対し、前記通信装置が実現している時刻同期の精度よりも低い精度の単位である第一単位で表された時刻情報を要求する照会コマンドを複数回送信し、前記照会コマンドの応答として得られた前記時刻情報が更新されたタイミングを判定し、前記時刻情報が更新されたタイミングの直前に送信された前記照会コマンドの送信時刻から、前記第一単位から前記照会コマンドの送信周期よりも短い時間である第一基準時間を減算して得られる差分時間が経過したタイミングを、次に前記照会コマンドを送信するタイミングとして決定し、送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていた場合には、前記第一単位から前記第一基準時間よりも短い時間である第二基準時間を減算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得し、送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていない場合には、前記第一単位前記第二基準時間を加算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得する制御部、を備える情報機器である。
本発明により、たとえGPSの電波が届かない場所であっても、より経済的に、より高精度な時刻同期を実現することが可能となる。
本発明の同期システム100の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。 情報機器10のハードウェア構成の具体例を示す図である。 同期システム100の変形例の構成例を示す図である。
本発明の受信装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[概略]
図1は、本発明の同期システム100の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。まず、同期システム100の概略について説明する。本発明の同期システム100は、情報機器10及び基地局装置20を備える。情報機器10の通信装置11は、基地局装置20と通信することによって、時刻同期を行う。通信装置11による時刻同期は、移動体通信網のプロトコルに基づいて高精度に実現される。制御部12は、通信装置11に対し同期情報の照会コマンドを、1秒よりも短い周期で複数回送信することで、複数の同期情報を取得する。制御部12は、同期情報に含まれる“秒”を示す値が変化したタイミングに基づいて時刻同期を行う。このような処理によって、1秒よりも短い周期(より高い精度)で時刻同期を行うことが可能となる。以下、本発明の同期システム100の詳細について説明する。
[詳細]
情報機器10は、基地局装置20と無線通信する装置である。基地局装置20は、移動体通信網30に接続されており、所定の無線通信プロトコルで情報機器10と通信する。所定の無線通信プロトコルの具体例として、LTEや、LTE-Advanced(TD-LTE)がある。
LTE-Advancedにおいて、基地局装置20間の所要同期精度は、ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)のG.8271で、協定世界時(UTC: Coordinated Universal Time)との時刻誤差が1.5マイクロ秒以下となるように規定されている。さらに、CoMP(Coordinated Multipoint Transmission)においては、数100ナノ秒の時刻・位相同期精度が要求されている。CoMPでは、隣接する基地局装置20間にて端末(例えば情報機器10)との通信品質などの情報をやりとりし、基地局装置20の送信電力やリソース割り当てを調整することが定義されている。
LTEでは、基地局装置20は、数ミリ秒周期でプライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)とセカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)との2つの同期信号を報知する。端末(例えば情報機器10)の通信機器は、この2つの同期信号に基づき、基地局装置20に時刻同期している。
このように、移動通信網を構成する基地局装置20と、情報機器10との間では、移動体通信の無線通信プロトコルに基づいて、高精度の時刻同期が実現されている。
情報機器10は、情報処理を行う装置である。情報機器10は、例えばセンサーであってもよいし、センサーネットワークのロガーであってもよいし、ユーザー端末であってもよい。ユーザー端末の具体例として、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、パーソナルコンピューター、ウェアラブル端末、ゲーム機器、家電機器などがある。情報機器10は、通信装置11及び制御部12を備える。
通信装置11は、例えば通信モデム等の通信ハードウェアである。通信装置11は、所定の移動体通信の無線通信プロトコルで基地局装置20と通信する。通信装置11は、上述したように、基地局装置20との間で高精度の時刻同期を実現する。
制御部12は、CPU等のプロセッサーやメモリを用いて構成される。制御部12は、記憶装置に記憶されたプログラムをプロセッサーが読み出して実行することによって動作する。プログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記憶媒体である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。制御部12の動作の一部又は全部は、例えば、LSI、ASIC、PLD又はFPGA等を用いた電子回路を含むハードウェアを用いて実現されてもよい。
制御部12は、通信装置11に対し同期情報の照会コマンドを、1秒よりも短い周期で複数回送信する。照会コマンドは、例えば通信装置11が基地局装置20との間で行っている時刻同期に応じた同期情報を照会するコマンドである。照会コマンドに対する応答として、実際に通信装置11が実現している時刻同期の精度よりも低い精度の単位(以下「第一単位」という。)で時刻情報が通信装置11から制御部12に対して出力される。例えば、秒単位の精度の時刻情報が出力されてもよい。
制御部12は、各照会コマンドに応じて得られる同期情報を参照する。制御部12は、同期情報に含まれる第一単位(例えば“秒”)を示す値が変化(具体的にはインクリメント)したタイミングに基づいて時刻同期を行う。このような処理によって、第一単位よりも高い精度の単位(以下「第二単位」という。)での時刻同期を行うことが可能となる。このような処理の具体例について、詳細に説明する。なお、以下の説明では、説明を簡略化するために第一単位の具体例として“秒”を用いる。
制御部12は通信装置11に対して、同期情報の照会コマンドを時間Tの間隔で送信する。すなわち、周期Tで照会コマンドが送信される。周期Tは、第一単位である秒の最小値(1秒)よりも短い時間であることが望ましい。なお、周期Tをより短くすることによって、より高精度な同期情報を取得するまでに要する時間を短くすることができる。ただし、照会コマンドに対する応答信号の受信前に新たな照会コマンドを送信した場合、通信装置11において照会コマンドの上書きが発生してしまうおそれがある。照会コマンドの上書きが発生してしまうと、正確な応答信号を受信できない可能性がある。そのため、このようなトレードオフの関係に応じて周期Tが設定されてもよい。
制御部12は、通信装置11から得られる応答信号に係る同期情報が更新されるまで、照会コマンドの送信を繰り返す。具体的には、同期情報の更新とは、この場合には第一単位を示す値がインクリメントされることである。
通信装置11からの応答信号に係る同期情報が更新された場合、制御部12は、その応答信号に対応する直前の照会コマンドの送信時刻“P1”と、周期Tと、に基づいて、次に照会コマンドを送信するタイミングを制御する。例えば、制御部12は、第一単位である1秒から、周期Tよりも短い時間である時間T1(すなわち、T>T1)を減算して得られる値を差分時間として定義する。そして、制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻“P1”から差分時間が経過したタイミングを、次の照会コマンドを送信するタイミング“P2”として決定してもよい。T1は、どのように得られてもよい。たとえば、Tを1以上の整数であるmで除算することによってT1が得られてもよい。
制御部12は、タイミング“P2”で送信された照会コマンドに応じて受信される応答信号に係る同期情報に基づき、次に照会コマンドを送信するタイミング“P3”を決定する。具体的には以下の通りである。制御部12は、T1よりもさらに小さい値T2を定義する。例えば、mのn乗の値(nは1以上の整数)でTを除算することによって得られる値がT2として定義されてもよい。この場合の“n”の値は、“2”であってもよい。すなわち、周期Tで繰り返し照会コマンドを送信して更新した同期情報が得られたときのタイミングを送信時刻“Pn”としてn=1として定義され、その後に照会コマンドを送信する毎にnの値がインクリメントされてもよい。制御部12は、このT2の値を用いて、タイミング“P3”を決定する。
タイミング“P2”の応答信号に係る同期情報が更新されていた場合、制御部12は、第一単位である1秒から時間T2を減算して得られる値を差分時間として定義する。そして、制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻“P2”から差分時間が経過したタイミングを、次の照会コマンドを送信するタイミング“P3”として決定してもよい。
タイミング“P2”の応答信号に係る同期情報が更新されていなかった場合、制御部12は、第一単位である1秒に時間T2を加算して得られる値を差分時間として定義する。そして、制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻“P2”から差分時間が経過したタイミングを、次の照会コマンドを送信するタイミング“P3”として決定してもよい。
なお、時間T1や時間T2を加算又は減算する対象となる値は、第一単位の最小値である1秒であってもよいし、2秒や3秒のように最小値ではない第一単位の値であってもよい。制御部12は、上記nの値をインクリメントしながら、予め定められた所定の回数だけ上記処理(タイミング“P2”に基づいてタイミング“P3”を決定して照会コマンドを送信する処理)を繰り返し実行する。制御部12は、繰り返し実行して最後に得られた応答信号に係る同期情報に基づいて、時刻情報を取得する。
具体的には以下の通りである。直前の照会コマンドの送信時刻を“Pn”と定義する。制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻を決定する際に用いられたT(n-1)よりもさらに小さい値Tnを定義する。例えば、mのn乗の値でTを除算することによって得られる値がTnとして定義されてもよい。制御部12は、このTnの値を用いて、時刻情報を決定する。
タイミング“Pn”の応答信号に係る同期情報が更新されていた場合、制御部12は、第一単位である1秒から時間Tnを減算して得られる値を差分時間として定義する。そして、制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻“Pn”から差分時間が経過したタイミングを、第一単位(例えば秒)の更新タイミングであると判定する。
タイミング“P2”の応答信号に係る同期情報が更新されていなかった場合、制御部12は、第一単位である1秒に時間Tnを加算して得られる値を差分時間として定義する。そして、制御部12は、直前の照会コマンドの送信時刻“Pn”から差分時間が経過したタイミングを、第一単位(例えば秒)の更新タイミングであると判定する。
このような処理が行われることによって、第一単位よりも短い周期(より高い精度)で時刻同期を行うことが可能となる。
図2は、情報機器10のハードウェア構成の具体例を示す図である。通信装置11は、例えばLTE等に対応した通信モデムを用いて構成されてもよい。制御部12は、例えばCPU等のプロセッサー12aを用いて構成されてもよい。通信モデム11aとプロセッサー12aとの間では、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)インターフェース101を介して、照会コマンドによる制御及びその応答が行われている。また、I/Oインターフェース102を介して、フロー制御等が行われている。そして、INTインターフェース103を介して、無線パケット受信などの割り込みが行われている。通信モデム11a及びプロセッサー12aには、電源13から電力が供給されている。通信モデム11aにはSIM(Subscriber Identity Module)カード14が接続されている。通信モデム11aは、SIMカード14に記録されている情報を用いて、基地局装置20との間で無線通信を行う。
図3は、同期システム100の変形例(同期システム100a)の構成例を示す図である。図1では、1つの情報機器10において、通信装置11と制御部12が設けられていた。すなわち、基地局装置20との間で高精度の時刻同期を実現する通信機器に相当する通信装置11と、その通信装置11に対して照会コマンドを送信することで時刻情報を取得する機器に相当する制御部12とは、同一の装置(情報機器10)に備えられていた。一方、図3に示される例では、基地局装置20との間で高精度の時刻同期を実現する通信機器に相当する第一通信装置41と、その第一通信装置41に対して照会コマンドを送信することで時刻情報を取得する機器に相当する制御部51とは、異なる装置(通信機器40と情報機器50)に備えられている。通信機器40と情報機器50とは、それぞれ第二通信装置42及び通信部52を介して通信を行う。この通信により、制御部51は第一通信装置41に対して照会コマンドを送信し、制御部51は第一通信装置41から同期情報を取得する。第二通信装置42及び通信部52の通信は、無線通信であってもよいし有線通信であってもよい。このように構成された変形例の構成によっても、図1に示された同期システム100と同様の効果を得ることが出来る。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、時刻同期を用いるシステムに適用可能である。
100,100a…同期システム、10…情報機器、11…通信装置、12…制御部、13…電源、14…SIMカード、20…基地局装置、30…移動体通信網、101…UARTインターフェース、102…I/Oインターフェース、103…INTインターフェース、40…通信機器、41…第一通信装置、42…第二通信装置、50…情報機器、51…制御部、52…通信部

Claims (3)

  1. 移動体通信網に接続された基地局装置との間で時刻同期する通信装置に対し、前記通信装置が実現している時刻同期の精度よりも低い精度の単位である第一単位で表された時刻情報を要求する照会コマンドを複数回送信する第1ステップと、
    前記照会コマンドの応答として得られた前記時刻情報が更新されたタイミングを判定する第2ステップと、
    前記時刻情報が更新されたタイミングの直前に送信された前記照会コマンドの送信時刻から、前記第一単位から前記照会コマンドの送信周期よりも短い時間である第一基準時間を減算して得られる差分時間が経過したタイミングを、次に前記照会コマンドを送信するタイミングとして決定する第3ステップと、
    前記第3ステップで送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていた場合には、前記第一単位から前記第一基準時間よりも短い時間である第二基準時間を減算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得し、
    前記第3ステップで送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていない場合には、前記第一単位前記第二基準時間を加算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得する、第4ステップと、
    を含む同期方法。
  2. 前記第3ステップを複数含み、
    前記第4ステップでは、最後に実行された前記第3ステップにおける照会コマンドの応答として得られた時刻情報に基づいて、前記第一単位よりも高い精度で時刻情報を取得する、
    請求項1に記載の同期方法。
  3. 移動体通信網に接続された基地局装置との間で時刻同期する通信装置に対し、前記通信装置が実現している時刻同期の精度よりも低い精度の単位である第一単位で表された時刻情報を要求する照会コマンドを複数回送信し、前記照会コマンドの応答として得られた前記時刻情報が更新されたタイミングを判定し、前記時刻情報が更新されたタイミングの直前に送信された前記照会コマンドの送信時刻から、前記第一単位から前記照会コマンドの送信周期よりも短い時間である第一基準時間を減算して得られる差分時間が経過したタイミングを、次に前記照会コマンドを送信するタイミングとして決定し、送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていた場合には、前記第一単位から前記第一基準時間よりも短い時間である第二基準時間を減算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得し、送信された照会コマンドの応答として得られた時刻情報が更新されていない場合には、前記第一単位前記第二基準時間を加算して差分時間を取得し、直前の照会コマンドの送信時刻から前記差分時間が経過したタイミングに基づいて時刻情報を取得する制御部、
    を備える情報機器。
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