JP7482397B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
トイレ装置において、大便器の詰まりを検出するためのセンサを設けることが検討されている。例えば、このようなセンサを設け、大便器の詰まりを検出した場合に大便器を洗浄するための便器洗浄水の供給を止めることで、大便器から便器洗浄水が溢れ出ることを抑制できる。
特許文献1には、大便器の便鉢の上方にフロート式の水位センサを設けた水洗式便器が開示されている。特許文献1の水洗式便器では、水位センサによって便鉢内の水位の上昇を検知することで便鉢の詰まりを検出し、便鉢から洗浄水が溢れ出ることを抑制できる。
特開2017-145658号公報
このような水位センサは、大便器内の水位を検知するために、例えば、大便器内に露出した位置に設けられる。そのため、水位センサには、大便器内の尿や便などの***物、湿気、または洗剤などの影響によって、汚れが付着しやすい。
一方で、このような水位センサは、便器洗浄水による誤検知を抑制するために、便器洗浄水が流れない位置に設けられる。このような位置に水位センサを設けると、便器洗浄水による誤検知は抑制できるものの、水位センサに汚れが付着した場合に、便器洗浄水によって水位センサを洗浄することができない。水位センサに汚れが付着した状態が続くと、カビが発生するおそれがある。また、水位センサに汚れやカビが付着していると、大便器内の水位を正確に検知できず、大便器から洗浄水が溢れ出ることを抑制できなくなるおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、便器洗浄水が流れない位置に水位センサが設けられていても、水位センサを洗浄することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、大便器内の水位を検知する水位センサであって、前記大便器内の上方において、前記大便器内の***物を排出するための便器洗浄水が流れない位置に設けられる、前記水位センサと、前記水位センサの検知結果に基づいて、前記大便器の詰まりを判定する詰まり判定部と、前記水位センサを洗浄するセンサ洗浄部と、を備えたことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、大便器内の上方において、便器洗浄水が流れない位置に水位センサを設けることで、便器洗浄水による誤検知を抑制できる。また、水位センサを洗浄するセンサ洗浄部を設けることで、便器洗浄水が流れない位置に水位センサが設けられていても、水位センサを洗浄することができる。つまり、水位センサに汚れが付着しても、センサ洗浄部によって汚れを除去することができる。これにより、水位センサにおいて、付着した汚れに起因するカビの発生を抑制することができる。また、水位センサへの汚れやカビの付着によって大便器内の水位を正確に検知できなくなることを抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記センサ洗浄部は、使用者の局部を洗浄する局部洗浄ノズルを有し、前記局部洗浄ノズルは、洗浄水を吐出することで、前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、局部洗浄ノズルから吐出される洗浄水によって水位センサを洗浄することで(つまり、局部洗浄ノズルがセンサ洗浄部を兼ねることで)、センサ洗浄部として機能する部品を別途設けなくても、水位センサを洗浄することができる。これにより、トイレ装置を簡素化できる。
第3の発明は、第1の発明において、使用者の局部を洗浄する局部洗浄ノズルをさらに備え、前記センサ洗浄部は、前記局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄部を有し、前記ノズル洗浄部は、洗浄水を吐出することで、前記局部洗浄ノズルとともに前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ノズル洗浄部から吐出される洗浄水によって水位センサを洗浄することで(つまり、ノズル洗浄部がセンサ洗浄部を兼ねることで)、センサ洗浄部として機能する部品を別途設けなくても、水位センサを洗浄することができる。これにより、トイレ装置を簡素化できる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部をさらに備え、前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、前記ノズル収納部は、前記ノズル収納部の内部で吐出された前記洗浄水を前記水位センサに導くことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ノズル収納部の内部でセンサ洗浄部から吐出された洗浄水をノズル収納部によって水位センサに導くことで、より多くの洗浄水を水位センサに供給することができる。これにより、センサ洗浄部の洗浄効果を高めることができる。
第5の発明は、第2または第3の発明において、前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部と、前記ノズル収納部の前端の開口を開閉するノズルシャッタと、をさらに備え、前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、前記ノズルシャッタは、前記ノズル収納部の内部で吐出された前記洗浄水を前記水位センサに導くことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ノズル収納部の内部でセンサ洗浄部から吐出された洗浄水をノズルシャッタによって水位センサに導くことで、より多くの洗浄水を水位センサに供給することができる。これにより、センサ洗浄部の洗浄効果を高めることができる。
第6の発明は、第2~第5のいずれか1つの発明において、前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部をさらに備え、前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、前記水位センサは、前記ノズル収納部の下方に配置されていることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ノズル収納部の下方に水位センサを配置することで、ノズル収納部の内部でセンサ洗浄部から吐出された洗浄水をより効率よく水位センサに供給することができる。これにより、センサ洗浄部の洗浄効果を高めることができる。
第7の発明は、第1の発明において、前記センサ洗浄部は、前記大便器内に洗浄水を噴霧する噴霧装置を有し、前記噴霧装置は、前記洗浄水を噴霧することで、前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、噴霧装置から噴霧される洗浄水によって水位センサを洗浄することで(つまり、噴霧装置がセンサ洗浄部を兼ねることで)、センサ洗浄部として機能する部品を別途設けなくても、水位センサを洗浄することができる。これにより、トイレ装置を簡素化できる。
第8の発明は、第7の発明において、前記噴霧装置の少なくとも一部は、前記水位センサよりも上方に配置されていることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、噴霧装置の少なくとも一部を水位センサよりも上方に配置することで、噴霧装置から下方に向けて洗浄水を噴霧して水位センサを洗浄することができる。これにより、噴霧装置から噴霧された洗浄水が大便器の外に飛散することを抑制できる。
第9の発明は、第7または第8の発明において、前記噴霧装置の少なくとも一部は、前記水位センサよりも後方に配置されていることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、噴霧装置の少なくとも一部を水位センサよりも後方に配置することで、噴霧装置と大便器の後方側の内壁面との間に水位センサが位置することを抑制できる。これにより、噴霧装置から大便器の後方側の内壁面に向けて噴霧された洗浄水が水位センサによって遮られることを抑制できる。したがって、汚れが付着しやすい大便器の後方側の内壁面に、より確実に洗浄水を付着させることができる。
第10の発明は、第1~第9のいずれか1つの発明において、菌を減らす機能水を生成する機能水生成部をさらに備え、前記センサ洗浄部は、前記機能水生成部から供給される前記機能水により前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、センサ洗浄部が菌を減らす機能水によって水位センサを洗浄することで、水位センサにカビが発生することをより抑制できる。
本発明の態様によれば、便器洗浄水が流れない位置に水位センサが設けられていても、水位センサを洗浄することができるトイレ装置が提供される。
第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表す斜視図である。 第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表す断面図である。 第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表すブロック図である。 第1実施形態に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。 第1実施形態に係るトイレ装置のノズル収納部を模式的に表す正面図である。 第1実施形態に係るトイレ装置のノズルシャッタを模式的に表す背面図である。 第1実施形態の変形例に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。 第2実施形態に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表す断面図である。
図3は、第1実施形態に係るトイレシステムを模式的に表すブロック図である。
図1~図3に表したように、実施形態に係るトイレシステム100は、大便器10と、便器洗浄部20と、トイレ装置30と、を備える。
本願明細書においては、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、「左側方」のそれぞれは、トイレ装置30の便座32に着座した使用者からみた方向とする。
大便器10は、いわゆる腰掛け大便器である。大便器10は、上面10aから下方に凹む凹状のボウル部11(便鉢)を有する。すなわち、大便器10の上面10aの内側端部は、ボウル部11の開口部13となっている。大便器10は、ボウル部11において使用者の尿や便などの***物を受ける。
使用者が便器洗浄の操作を行ったり、便座から立ち上がったりすると、便器洗浄が行われる。便器洗浄では、便器洗浄部20から便器洗浄水WTが供給されることで、ボウル部11内の***物が排出されるとともに、ボウル部11の表面12が洗浄される。便器洗浄が終了した後には、ボウル部11の底部11aに便器洗浄水WT(封水)が溜まる。
便器洗浄部20は、流路21と、開閉弁22と、を有する。流路21は、上水道や貯水タンクなどの給水源5と大便器10(ボウル部11)との間を接続している。開閉弁22は、例えば、ソレノイドやモータなどにより開閉される弁である。開閉弁22は、流路21に設けられ、開閉することで、流路21における便器洗浄水WTの流通を開始または停止させる。開閉弁22が開状態のとき、給水源5から供給された便器洗浄水WTは、流路21を通って、大便器10に供給される。開閉弁22が閉状態のとき、給水源5から大便器10への便器洗浄水WTの供給は停止される。
トイレ装置30は、本体部31と、便座32と、便蓋33と、水位センサ34と、開閉制御部35と、詰まり判定部36と、センサ洗浄部37と、を有する。トイレ装置30は、例えば、便座装置である。トイレ装置30は、例えば、衛生洗浄装置である。
本体部31は、大便器10の上面10aの後部の上に設けられる。本体部31は、例えば、使用者の局部を洗浄するための機能部(後述の局部洗浄ノズルなど)を内蔵する。また、本体部31は、例えば、大便器10内に洗浄水を噴霧するための機能部(後述の噴霧装置など)を内蔵していてもよい。
便座32は、大便器10の上面10aの上に設けられ、本体部31に対して回動可能に軸支されている。便座32には、上下方向においてボウル部11の開口部13と重なる開口部32aが設けられている。使用者は、例えば、便座32に着座した状態で***を行う。
便蓋33は、便座32の上に設けられ、本体部31に対して回動可能に軸支されている。便蓋33は、便座32の開口部32aを覆うように設けられる。便蓋33は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
水位センサ34は、大便器10(ボウル部11)内の水位を検知する。水位センサ34は、大便器10(ボウル部11)内の上方において、便器洗浄部20から供給される便器洗浄水WTが流れない位置に設けられる。水位センサ34は、例えば、ボウル部11の開口部13の内側であって、少なくとも一部(下端)が大便器10の上面10aよりも下方に位置するように設けられる。この例では、水位センサ34は、本体部31の下面から下方に突出するように設けられている。水位センサ34は、ボウル部11内に露出するように設けられる。
大便器10内の上方において、便器洗浄水WTが流れない位置に水位センサ34を設けることで、便器洗浄時に便器洗浄部20から供給された便器洗浄水WTが水位センサ34にかかることを抑制できる。これにより、便器洗浄時に便器洗浄部20から供給された便器洗浄水WTによって水位センサ34の誤検知が発生することを抑制できる。
水位センサ34は、フロート式センサなどの接触型のセンサであってもよいし、測距センサなどの非接触型のセンサであってもよい。水位センサ34は、例えば、大便器10内の水位を連続的に検知するものであってもよいし、所定の高さ以上の水位のみを検知するものであってもよい。
開閉制御部35は、便器洗浄部20と電気的に接続されている。開閉制御部35は、便器洗浄部20の動作を制御する。より具体的には、開閉制御部35は、開閉弁22と電気的に接続されており、開閉弁22の開閉を制御することで、便器洗浄の開始や停止を制御する。つまり、開閉制御部35は、給水源5から大便器10への便器洗浄水WTの供給の有無を制御する。
詰まり判定部36は、水位センサ34と電気的に接続されている。詰まり判定部36は、水位センサ34の検知結果に基づいて、大便器10の詰まりを判定する。詰まり判定部36は、例えば、便器洗浄から所定時間経過した時点の水位センサ34の検知結果に基づいて、大便器10の詰まりを判定する。
より具体的には、詰まり判定部36は、例えば、便器洗浄から所定時間経過した時点において、水位センサ34が所定の高さ以上の水位を検知すると、大便器10の詰まりがあると判定する。一方、詰まり判定部36は、例えば、便器洗浄から所定時間経過した時点において、水位センサ34が所定の高さ未満の水位を検知すると、大便器10の詰まりがないと判定する。ここで、水位の所定の高さとは、例えば、通常の封水の水位(図2参照)よりも高く、大便器10の上面10aよりも低い位置である。あるいは、詰まり判定部36は、例えば、便器洗浄から所定時間経過した時点において、水位センサ34が水位を検知しない場合に、大便器10の詰まりがないと判定してもよい。
開閉制御部35は、詰まり判定部36と電気的に接続されている。開閉制御部35は、詰まり判定部36の判定結果に基づいて、便器洗浄部20の動作を制御する。例えば、詰まり判定部36において大便器10の詰まりがないと判定された場合には、開閉制御部35は、使用者による便器洗浄の操作などに応じて、便器洗浄を行う。つまり、詰まり判定部36において大便器10の詰まりがないと判定された場合には、開閉制御部35は、便器洗浄を許可する。
一方、例えば、詰まり判定部36において大便器10の詰まりがあると判定された場合には、開閉制御部35は、使用者による便器洗浄の操作などがあっても、便器洗浄を行わない。つまり、詰まり判定部36において大便器10の詰まりがあると判定された場合には、開閉制御部35は、便器洗浄を禁止する。これにより、大便器10が詰まっている状態で便器洗浄が行われることを抑制でき、大便器10から便器洗浄水WTが溢れ出ることを抑制できる。
また、詰まり判定部36は、例えば、大便器10の詰まり状態を報知するための報知装置(図示せず)に電気的に接続されていてもよい。これにより、大便器10の詰まり状態(詰まりの有無)を使用者や管理者などに報知することができる。
なお、詰まり判定部36は、開閉制御部35と一体となっていてもよいし、開閉制御部35とは別に設けられていてもよい。開閉制御部35及び詰まり判定部36は、例えば、本体部31の内部に設けられる。なお、開閉制御部35は、便器洗浄部20の一部であってもよい。
センサ洗浄部37は、水位センサ34を洗浄する。水位センサ34は、給水源5と接続されており、給水源5から供給される洗浄水WSを水位センサ34にかけることで、水位センサ34を洗浄する。センサ洗浄部37については、後述する。
このように、水位センサ34を洗浄するセンサ洗浄部37を設けることで、便器洗浄水WTが流れない位置に水位センサ34が設けられていても、水位センサ34を洗浄することができる。つまり、水位センサ34に汚れが付着しても、センサ洗浄部37によって汚れを除去することができる。これにより、水位センサ34において、付着した汚れに起因するカビの発生を抑制することができる。また、水位センサ34への汚れやカビの付着によって大便器10内の水位を正確に検知できなくなることを抑制できる。
この例では、給水源5とセンサ洗浄部37との間に、機能水生成部38が設けられている。つまり、水位センサ34は、機能水生成部38を介して給水源5と接続されている。機能水生成部38は、洗浄水WSから菌を減らす機能水を生成し、センサ洗浄部37に機能水を供給する。センサ洗浄部37は、機能水生成部38から供給される機能水により水位センサ34を洗浄する。
機能水は、菌を減らす効果(いわゆる、除菌効果)を有する水である。機能水は、例えば、銀イオン、オゾン、次亜塩素酸などを含む。機能水生成部38は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
このように、センサ洗浄部37が菌を減らす機能水によって水位センサ34を洗浄することで、水位センサ34にカビが発生することをより抑制できる。
図4は、第1実施形態に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。
図4に表したように、この例では、トイレ装置30は、局部洗浄ノズル301と、ノズル収納部302と、ノズルシャッタ303と、を有する。
局部洗浄ノズル301は、洗浄水WSを吐出することで、使用者の局部を洗浄する。局部洗浄ノズル301は、本体部31に対して進退可能に設けられている。局部洗浄ノズル301は、前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜している。
この例では、局部洗浄ノズル301は、機能水生成部38と接続されている。機能水生成部38は、例えば、水道水を局部洗浄ノズル301に供給するモードと、機能水を局部洗浄ノズル301に供給するモードと、を切り替え可能である。つまり、局部洗浄ノズル301は、洗浄水WSとして水道水を吐出するモードと、洗浄水WSとして機能水を吐出するモードと、を切り替え可能である。局部洗浄ノズル301は、例えば、使用者の局部を洗浄する際には、洗浄水WSとして水道水を吐出する。局部洗浄ノズル301は、例えば、局部洗浄ノズル301などを洗浄する際には、洗浄水WSとして機能水を吐出する。
本体部31の内部には、局部洗浄ノズル301を収納するノズル収納部302が設けられている。ノズル収納部302は、前端に開口302aを有する筒状であり、内部の空間に局部洗浄ノズル301を収納する。ノズル収納部302は、前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜している。
図3に表したように、局部洗浄ノズル301が最も後退した位置にあるとき、局部洗浄ノズル301の前端は、ノズル収納部302の開口302aよりも後方に位置する。局部洗浄ノズル301が最も前進した位置にあるとき、局部洗浄ノズル301の前端は、ノズル収納部302の開口302aよりも前方に位置する。このように、局部洗浄ノズル301は、ノズル収納部302に収納された位置と、ノズル収納部302から突出した位置と、の間で進退可能である。
ノズル収納部302の前方には、ノズルシャッタ303が設けられている。この例では、ノズルシャッタ303は、本体部31に対して回動可能に軸支されており、ノズル収納部302の前端の開口302aを開閉する。ノズルシャッタ303は、局部洗浄ノズル301がノズル収納部302に収納された状態で、局部洗浄ノズル301の前方に位置する。局部洗浄ノズル301が進出すると、ノズルシャッタ303は回動する。なお、ノズルシャッタ303は、例えば、局部洗浄ノズル301の先端に設けられ、局部洗浄ノズル301とともに進退するものであってもよい。
水位センサ34は、ノズル収納部302の下方に配置されている。より具体的には、水位センサ34は、ノズル収納部302の前端の開口302aの下方に配置されている。水位センサ34は、例えば、上下方向において、開口302aと重なる位置に配置される。
局部洗浄ノズル301は、ノズル収納部302(本体部31)から進出した状態で、上方に向けて洗浄水WSを吐出することで、使用者の局部を洗浄する。また、局部洗浄ノズル301は、ノズル収納部302に収納された状態で(すなわち、ノズル収納部302の内部で)、洗浄水WSを吐出することで、局部洗浄ノズル301、ノズル収納部302、及びノズルシャッタ303などを洗浄する。
ノズル収納部302の内部で局部洗浄ノズル301から吐出された洗浄水WSの一部は、ノズル収納部302の内壁面302bに当たって跳ね返り、局部洗浄ノズル301にかかる。これにより、局部洗浄ノズル301の表面が洗浄される。また、ノズル収納部302の内部で局部洗浄ノズル301から吐出された洗浄水WSの一部は、ノズル収納部302の内壁面302bに沿って流れる。これにより、ノズル収納部302の内壁面302bが洗浄される。また、ノズル収納部302の内部で局部洗浄ノズル301から吐出された洗浄水WSの別の一部は、ノズル収納部302の内壁面302bからノズルシャッタ303の裏面303aに沿って流れる。これにより、ノズルシャッタ303の裏面303aが洗浄される。
局部洗浄ノズル301、ノズル収納部302、及びノズルシャッタ303の洗浄に使用された洗浄水WSは、ノズルシャッタ303とノズル収納部302との間の隙間を通って、大便器10(ボウル部11)に排出される。このとき、隙間から流れた洗浄水WSは、ノズル収納部302の下方に位置する水位センサ34の表面を流れて、大便器10(ボウル部11)に排出される。これにより、水位センサ34の表面が洗浄される。
上述のように、この例では、局部洗浄ノズル301は、洗浄水WSを吐出することで、局部洗浄ノズル301などとともに水位センサ34を洗浄する。すなわち、局部洗浄ノズル301は、センサ洗浄部37として機能する。言い換えれば、局部洗浄ノズル301は、センサ洗浄部37を兼ねている。つまり、センサ洗浄部37は、局部洗浄ノズル301を有する。
このように、局部洗浄ノズル301から吐出される洗浄水WSによって水位センサ34を洗浄することで(つまり、局部洗浄ノズル301がセンサ洗浄部37を兼ねることで)、センサ洗浄部37として機能する部品を別途設けなくても、水位センサ34を洗浄することができる。これにより、トイレ装置30を簡素化できる。
また、局部洗浄ノズル301による局部洗浄ノズル301などの洗浄は、例えば、局部洗浄ノズル301が使用されるごとに行われる。局部洗浄ノズル301などの洗浄時に水位センサ34も洗浄することで、水位センサ34を洗浄する頻度を高めることができる。また、局部洗浄ノズル301などの洗浄に使用された洗浄水WSを利用して水位センサ34を洗浄することで、水の使用量を削減できる。
また、ノズル収納部302の下方に水位センサ34を配置することで、ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(局部洗浄ノズル301)から吐出された洗浄水WSをより効率よく水位センサ34に供給することができる。これにより、センサ洗浄部37の洗浄効果を高めることができる。
なお、局部洗浄ノズル301は、ノズル収納部302から進出した状態で(すなわち、ノズル収納部302の外部で)、洗浄水WSを吐出することで、水位センサ34を洗浄してもよい。局部洗浄ノズル301は、例えば、所定の位置まで進出した状態で、局部洗浄ノズル301から吐出した洗浄水WSを直接的に水位センサ34にかけることで、水位センサ34を洗浄してもよい。
図5は、第1実施形態に係るトイレ装置のノズル収納部を模式的に表す正面図である。
図5は、図4に示すA1の方向から見たときの局部洗浄ノズル301及びノズル収納部302を表している。
図5に表したように、ノズル収納部302の内壁面302bは、例えば、円筒形状である。つまり、ノズル収納部302の内壁面302bは、ノズル収納部302の左右方向の中央に向かうにつれて下方に向かう湾曲面を有する。すなわち、ノズル収納部302の内壁面302bの底部302cは、ノズル収納部302の左右方向の中央と重なる位置に設けられている。
水位センサ34は、例えば、正面視したときに、ノズル収納部302の内壁面302bの底部302cと上下方向に重なる位置に設けられる。この例では、水位センサ34は、ノズル収納部302の左右方向の中央と重なる位置に設けられている。
ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(局部洗浄ノズル301)から吐出された洗浄水WSの一部は、内壁面302bに沿って流れて底部302cに向かう。そして、底部302cに集められた洗浄水WSは、底部302cの下方に設けられた水位センサ34にかかる。このように、ノズル収納部302は、ノズル収納部302の内部で吐出された洗浄水WSを水位センサ34に導く。
なお、ノズル収納部302の内壁面302bの形状は、円筒形状に限定されず、底部302cに洗浄水WSを集めることができる形状であれば、任意の形状でよい。例えば、ノズル収納部302の内壁面302bは、ノズル収納部302の左右方向の中央に向かうにつれて下方に向かう傾斜面を有していてもよい。
また、例えば、ノズル収納部302の内壁面302bの底部302cは、ノズル収納部302の左右方向の中央からずれた位置に設けられていてもよい。この場合にも、水位センサ34は、正面視したときに、底部302cと上下方向に重なる位置に設けられることが好ましい。
また、ノズル収納部302の内壁面302bの底部302cには、洗浄水WSを水位センサ34に導くガイド部が設けられていてもよい。ガイド部は、例えば、底部302cにおいて下方に凹む溝であってもよいし、底部302cの左側方及び右側方から上方に突出する一対のリブであってもよい。
このように、ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(局部洗浄ノズル301)から吐出された洗浄水WSをノズル収納部302によって水位センサ34に導くことで、より多くの洗浄水WSを水位センサ34に供給することができる。これにより、センサ洗浄部37の洗浄効果を高めることができる。
図6は、第1実施形態に係るトイレ装置のノズルシャッタを模式的に表す背面図である。
図6は、図4に示すA2の方向から見たときのノズルシャッタ303の裏面303aを表している。
図6に表したように、ノズルシャッタ303の裏面303aには、洗浄水WSを水位センサ34に導くガイド部303bが設けられている。この例では、ガイド部303bは、裏面303aにおいて前方に凹む溝である。溝の左右方向の幅は、下方に向かうにつれて小さくなっている。ガイド部303bの下端303c(溝の左右方向の幅が最も狭くなる部分)は、ノズルシャッタ303の左右方向の中央と重なる位置に設けられている。
水位センサ34は、例えば、背面視したときに、ガイド部303bの下端303cと上下方向に重なる位置に設けられる。この例では、水位センサ34は、ノズルシャッタ303の左右方向の中央と重なる位置に設けられている。
ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(局部洗浄ノズル301)から吐出された洗浄水WSの一部は、ノズル収納部302の内壁面302bからノズルシャッタ303の裏面303aに沿って流れる。このとき、裏面303aを流れる洗浄水WSは、ガイド部303bによって下端303cに向かうにつれて中央に集められ、ガイド部303bの下端303cの下方に設けられた水位センサ34にかかる。このように、ノズルシャッタ303は、ノズル収納部302の内部で吐出された洗浄水WSを水位センサ34に導く。
なお、ガイド部303bは、裏面303aから後方に突出する一対のリブであってもよい。この場合、一対のリブの左右方向の間隔は、下方に向かうにつれて小さくなる。
また、例えば、ノズルシャッタ303のガイド部303bは、ノズルシャッタ303の左右方向の中央からずれた位置に洗浄水WSを導いてもよい。この場合にも、水位センサ34は、背面視したときに、ガイド部303bの下端303cと上下方向に重なる位置に設けられることが好ましい。
このように、ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(局部洗浄ノズル301)から吐出された洗浄水WSをノズルシャッタ303によって水位センサ34に導くことで、より多くの洗浄水WSを水位センサ34に供給することができる。これにより、センサ洗浄部37の洗浄効果を高めることができる。
図7は、第1実施形態の変形例に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。
図7に表したように、第1実施形態の変形例に係るトイレ装置30Aは、ノズル洗浄部304をさらに有する。
ノズル洗浄部304は、本体部31の内部に設けられる。この例では、ノズル洗浄部304は、ノズル収納部302の内部に設けられている。ノズル洗浄部304は、洗浄水WSを吐出することで、局部洗浄ノズル301、ノズル収納部302、及びノズルシャッタ303などを洗浄する。
この例では、ノズル洗浄部304は、機能水生成部38と接続されている。ノズル洗浄部304は、洗浄水WSとして、機能水生成部38から供給された機能水を吐出する。
ノズル収納部302の内部でノズル洗浄部304から吐出された洗浄水WSは、局部洗浄ノズル301にかかる。これにより、局部洗浄ノズル301の表面が洗浄される。局部洗浄ノズル301の表面を流れた洗浄水WSは、ノズル収納部302の内壁面302bに沿って流れる。これにより、ノズル収納部302の内壁面302bが洗浄される。また、ノズル収納部302の内壁面302bに沿って流れた洗浄水WSは、ノズルシャッタ303の裏面303aにかかる。これにより、ノズルシャッタ303の裏面303aが洗浄される。
局部洗浄ノズル301、ノズル収納部302、及びノズルシャッタ303の洗浄に使用された洗浄水WSは、ノズルシャッタ303とノズル収納部302との間の隙間を通って、大便器10(ボウル部11)に排出される。このとき、隙間から流れた洗浄水WSは、ノズル収納部302の下方に位置する水位センサ34の表面を流れて、大便器10(ボウル部11)に排出される。これにより、水位センサ34の表面が洗浄される。
上述のように、この例では、ノズル洗浄部304は、洗浄水WSを吐出することで、局部洗浄ノズル301などとともに水位センサ34を洗浄する。すなわち、ノズル洗浄部304は、センサ洗浄部37として機能する。言い換えれば、ノズル洗浄部304は、センサ洗浄部37を兼ねている。つまり、センサ洗浄部37は、ノズル洗浄部304を有する。
このように、ノズル洗浄部304から吐出される洗浄水WSによって水位センサ34を洗浄することで(つまり、ノズル洗浄部304がセンサ洗浄部37を兼ねることで)、センサ洗浄部37として機能する部品を別途設けなくても、水位センサ34を洗浄することができる。これにより、トイレ装置30Aを簡素化できる。
また、ノズル洗浄部304による局部洗浄ノズル301などの洗浄は、例えば、局部洗浄ノズル301が使用されるごとに行われる。局部洗浄ノズル301などの洗浄時に水位センサ34も洗浄することで、水位センサ34を洗浄する頻度を高めることができる。また、局部洗浄ノズル301などの洗浄に使用された洗浄水WSを利用して水位センサ34を洗浄することで、水の使用量を削減できる。
また、ノズル収納部302の下方に水位センサ34を配置することで、ノズル収納部302の内部でセンサ洗浄部37(ノズル洗浄部304)から吐出された洗浄水WSをより効率よく水位センサ34に供給することができる。これにより、センサ洗浄部37の洗浄効果を高めることができる。
なお、図7に表したノズル洗浄部304による局部洗浄ノズル301などの洗浄は、例えば、図4に表した局部洗浄ノズル301による局部洗浄ノズル301などの洗浄と同時に行われてもよい。また、機能水生成部38は、局部洗浄ノズル301及びノズル洗浄部304の両方に機能水を供給してもよい。
図8は、第2実施形態に係るトイレ装置の一部を模式的に表す断面図である。
図8に表したように、第2実施形態に係るトイレ装置30Bは、噴霧装置305を有する。第2実施形態に係るトイレ装置30Bは、噴霧装置305を有する以外は第1実施形態に係るトイレ装置30と実質的に同じであるため、ここでは、噴霧装置305以外の説明を省略する。
噴霧装置305は、大便器10内に洗浄水WSを噴霧する。噴霧装置305は、例えば、本体部31の内部に設けられる。噴霧装置305は、例えば、水位センサ34よりも上方、かつ、水位センサ34よりも後方に配置される。より具体的には、噴霧装置305の少なくとも一部は、水位センサ34よりも上方に位置する。また、噴霧装置305の少なくとも一部は、水位センサ34よりも後方に位置する。
ここで、「噴霧装置305の少なくとも一部」は、例えば、噴霧装置305の噴霧口305aを含む。噴霧装置305の噴霧口305aは、例えば、水位センサ34の上端よりも上方に位置する。また、噴霧装置305の噴霧口305aは、例えば、水位センサ34の後端よりも後方に位置する。
噴霧装置305は、例えば、下方に向けて洗浄水WSを噴霧する。噴霧装置305から噴霧された洗浄水WSは、大便器10の表面(ボウル部11の表面12)に付着して、水膜を形成する。トイレ装置30Bの使用前に噴霧装置305からの洗浄水WSの噴霧を行うことで、***物などの汚れが大便器10の表面に付着することを抑制できる。また、トイレ装置30Bの使用後に噴霧装置305からの洗浄水WSの噴霧を行うことで、大便器10の表面に付着した***物などの汚れを洗い流すことができる。
水位センサ34は、噴霧装置305から噴霧された洗浄水WSの少なくとも一部がかかる位置に設けられる。言い換えれば、水位センサ34は、少なくとも一部が噴霧装置305から噴霧される洗浄水WSの噴霧範囲と重なる位置に設けられる。つまり、噴霧装置305による洗浄水WSの噴霧範囲は、少なくとも一部が水位センサ34と重なるように設定される。これにより、水位センサ34の表面が洗浄される。
上述のように、この例では、噴霧装置305は、洗浄水WSを噴霧することで、水位センサ34を洗浄する。すなわち、噴霧装置305は、センサ洗浄部37として機能する。言い換えれば、噴霧装置305は、センサ洗浄部37を兼ねている。つまり、センサ洗浄部37は、噴霧装置305を有する。
このように、噴霧装置305から噴霧される洗浄水WSによって水位センサ34を洗浄することで(つまり、噴霧装置305がセンサ洗浄部37を兼ねることで)、センサ洗浄部37として機能する部品を別途設けなくても、水位センサ34を洗浄することができる。これにより、トイレ装置30Bを簡素化できる。
また、噴霧装置305からの洗浄水WSの噴霧は、例えば、トイレ装置30が使用されるごとに行われる。噴霧装置305からの洗浄水WSの噴霧時に水位センサ34を洗浄することで、水位センサ34を洗浄する頻度を高めることができる。また、噴霧装置305から噴霧された洗浄水WSを利用して水位センサ34を洗浄することで、水の使用量を削減できる。
また、噴霧装置305の少なくとも一部を水位センサ34よりも上方に配置することで、噴霧装置305から下方に向けて洗浄水WSを噴霧して水位センサ34を洗浄することができる。これにより、噴霧装置305から噴霧された洗浄水WSが大便器10の外に飛散することを抑制できる。
また、噴霧装置305の少なくとも一部を水位センサ34よりも後方に配置することで、噴霧装置305と大便器10の後方側の内壁面10bとの間に水位センサ34が位置することを抑制できる。これにより、噴霧装置305から大便器10の後方側の内壁面10bに向けて噴霧された洗浄水WSが水位センサ34によって遮られることを抑制できる。したがって、汚れが付着しやすい大便器10の後方側の内壁面10bに、より確実に洗浄水WSを付着させることができる。
なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、局部洗浄ノズル301、ノズル洗浄部304、噴霧装置305などがセンサ洗浄部37を兼ねる場合について説明したが、センサ洗浄部37は、局部洗浄ノズル301、ノズル洗浄部304、噴霧装置305などとは別に設けられていてもよい。
以上のように、実施形態によれば、便器洗浄水が流れない位置に水位センサが設けられていても、水位センサを洗浄することができるトイレ装置が提供される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレ装置やトイレシステムが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
5 給水源、 10 大便器、 10a 上面、 10b 内壁面、 11 ボウル部、 11a 底部、 12 表面、 13 開口部、 20 便器洗浄部、 21 流路、 22 開閉弁、 30、30A、30B トイレ装置、 31 本体部、 32 便座、 32a 開口部、 33 便蓋、 34 水位センサ、 35 開閉制御部、 36 詰まり判定部、 37 センサ洗浄部、 38 機能水生成部、 100 トイレシステム、 301 局部洗浄ノズル、 302 ノズル収納部、 302a 開口、 302b 内壁面、 302c 底部、 303 ノズルシャッタ、 303a 裏面、 303b ガイド部、 303c 下端、 304 ノズル洗浄部、 305 噴霧装置、 WT 便器洗浄水、 WS 洗浄水

Claims (10)

  1. 大便器内の水位を検知する水位センサであって、前記大便器内の上方において、前記大便器内の***物を排出するための便器洗浄水が流れない位置に設けられる、前記水位センサと、
    前記水位センサの検知結果に基づいて、前記大便器の詰まりを判定する詰まり判定部と、
    前記水位センサを洗浄するセンサ洗浄部と、
    を備え、
    前記センサ洗浄部は、使用者の局部を洗浄する局部洗浄ノズルを有し、
    前記局部洗浄ノズルは、洗浄水を吐出することで、前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置。
  2. 大便器内の水位を検知する水位センサであって、前記大便器内の上方において、前記大便器内の***物を排出するための便器洗浄水が流れない位置に設けられる、前記水位センサと、
    前記水位センサの検知結果に基づいて、前記大便器の詰まりを判定する詰まり判定部と、
    前記水位センサを洗浄するセンサ洗浄部と、
    使用者の局部を洗浄する局部洗浄ノズルと、
    を備え
    前記センサ洗浄部は、前記局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄部を有し、
    前記ノズル洗浄部は、洗浄水を吐出することで、前記局部洗浄ノズルとともに前記水位センサを洗浄することを特徴とするトイレ装置。
  3. 使用者の局部を洗浄する局部洗浄ノズルをさらに備え、
    前記センサ洗浄部は、前記局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄部を有し、
    前記ノズル洗浄部は、洗浄水を吐出することで、前記局部洗浄ノズルとともに前記水位センサを洗浄することを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  4. 前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部をさらに備え、
    前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、
    前記ノズル収納部は、前記ノズル収納部の内部で吐出された前記洗浄水を前記水位センサに導くことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  5. 前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部と、前記ノズル収納部の前端の開口を開閉するノズルシャッタと、をさらに備え、
    前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、
    前記ノズルシャッタは、前記ノズル収納部の内部で吐出された前記洗浄水を前記水位センサに導くことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  6. 前記局部洗浄ノズルを収納するノズル収納部をさらに備え、
    前記センサ洗浄部は、前記ノズル収納部の内部において、前記洗浄水を吐出し、
    前記水位センサは、前記ノズル収納部の下方に配置されていることを特徴とする請求項~5のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  7. 前記センサ洗浄部は、前記大便器内に洗浄水を噴霧する噴霧装置を有し、
    前記噴霧装置は、前記洗浄水を噴霧することで、前記水位センサを洗浄することを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  8. 前記噴霧装置の少なくとも一部は、前記水位センサよりも上方に配置されていることを特徴とする請求項7記載のトイレ装置。
  9. 前記噴霧装置の少なくとも一部は、前記水位センサよりも後方に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載のトイレ装置。
  10. 菌を減らす機能水を生成する機能水生成部をさらに備え、
    前記センサ洗浄部は、前記機能水生成部から供給される前記機能水により前記水位センサを洗浄することを特徴とする請求項1~9のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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