JP7482317B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、エアクリーナケースの吸気ダクトの好ましい配置構造を有する鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両において、例えば下記特許文献1の図8、図9に示されるように、エアクリーナケースの吸気ダクトの周辺に障害物となる周辺部品が無い場合は、吸気ダクト長を自由にレイアウトすることができる。しかし、吸気ダクト周辺に障害物がある場合は、周辺部品とのレイアウト上の制約により吸気ダクトを伸ばせない場合や、あるいは周辺部品のメンテナンス性を低下させざるを得ない場合があった。
日本国特開2015-132203号公報(図8、図9)
本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクトを伸ばして吸気効率を向上させることができる吸気ダクト配置を備えた鞍乗型車両を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、
エアクリーナケースを有し、乗員シート下の開口空間にバッテリが取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間に、吸気ダクトが前記エアクリーナケースに対して取外し可能に配置された鞍乗型車両であって、
前記バッテリが前記開口空間に配置された状態で、
前記吸気ダクトは側面視で前記バッテリの上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクトの先端部は、前記バッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置され
前記エアクリーナケースの下半ケースに吸気ダクトが装着され、前記下半ケースは蓋部材を備え、
前記吸気ダクトが同蓋部材と一体に前記下半ケースから取り外し可能な構造であることを特徴とする鞍乗型車両である
上記構成によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記エアクリーナケースの下半ケースに吸気ダクトが装着され、前記下半ケースは蓋部材を有し、同蓋部材が前記吸気ダクトと一体に前記下半ケースから取り外し可能な構造であるので、エアクリーナケースの蓋部材と吸気ダクトとを一体構造にすることで、組付け性が向上する。
本発明の好適な実施形態によれば、
前記エアクリーナケースの蓋部材は、同エアクリーナケースから取り外し可能である。
そのため、蓋部材を取り外すことで、その開口部からエアクリーナエレメントを容易に取り外せるように構成でき、メンテナンス性が向上する。
本発明の好適な実施形態によれば、
前記乗員シート下の開口空間よりも車両進行方向前方に燃料タンクと前記エアクリーナケースとが配置され、前記エアクリーナケースは前記燃料タンクの凹面をなす下面部に対峙して位置し、同エアクリーナケースは前記燃料タンクの下面部よりも車幅方向に小さく、前記燃料タンクの下面部と前記エアクリーナケースとの間の隙間部が、前記開口空間に繋がっている。
そのように、エアクリーナケースは燃料タンクの下面部に対して車幅方向に小さく、燃料タンクの下面部とエアクリーナーとの間には隙間部があるので、車両の前方から燃料タンクに当たった外気が燃料タンクの下面部に沿ってガイドされることで、隙間部を通じて開口空間に流入し易くなり、吸気ダクトからの吸気効率が向上する。
本発明の好適な実施形態によれば、
前記吸気ダクトは、前記エアクリーナケースから前記開口空間内を後方に向けて延設される。
そのため、隙間部からの流入外気によって吸気ダクトに向かう気流が妨げられることを防ぎつつ、乗車シート下の開口空間の後方に溜まった外気を吸気し易くなる。
また、他の本発明は、
エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され、
前記開口空間(10)に流入した外気を、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)の吸入口(70)に指向させるためのガイド部材(75)を有し、
前記バッテリ(8)はバッテリバンド(9)によって車体フレーム(2)側に固定されており、同バッテリバンド(9)は前記ガイド部材(75)を固定する部材を兼ねていることを特徴とする鞍乗型車両である。
他の本発明の鞍乗型車両によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記開口空間に流入した外気を、前記吸気ダクトの先端部の吸入口に指向させるためのガイド部材を有するので、ガイド部材を設けることで、乗員シート下の開口空間に流入した外気を効率良く吸気ダクトの先端部の吸入口から吸気することができる。
そして、前記バッテリはバッテリバンドによって車体フレーム側に固定されており、同バッテリバンドは前記ガイド部材を固定する部材を兼ねているので、ガイド部材の周辺に位置するバッテリバンドを使用してガイド部材を固定することで、新たにガイド部材を固定するための別部品のステー等を加える必要がないため省スペース化することができる。
本発明の鞍乗型車両によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記エアクリーナケースの下半ケースに吸気ダクトが装着され、前記下半ケースは蓋部材を有し、同蓋部材が前記吸気ダクトと一体に前記下半ケースから取り外し可能な構造であるので、エアクリーナケースの蓋部材と吸気ダクトとを一体構造にすることで、組付け性が向上する。
また、他の本発明の鞍乗型車両によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記開口空間に流入した外気を、前記吸気ダクトの先端部の吸入口に指向させるためのガイド部材を有するので、ガイド部材を設けることで、乗員シート下の開口空間に流入した外気を効率良く吸気ダクトの先端部の吸入口から吸気することができる。
そして、前記バッテリはバッテリバンドによって車体フレーム側に固定されており、同バッテリバンドは前記ガイド部材を固定する部材を兼ねているので、ガイド部材の周辺に位置するバッテリバンドを使用してガイド部材を固定することで、新たにガイド部材を固定するための別部品のステー等を加える必要がないため省スペース化することができる。
本実施形態に係る自動二輪車の、車体カバーを除いた左面概要図である。 図1における燃料タンクの後部とその後方の要部を、車体カバーを外して示す左側面図である。 乗員シートを取り外した下側の開口空間を、左斜め後方上部から前向きに見た斜視図である。 図1中IV-IV矢視による燃料タンク17の後部を、前方から見た断面図である。 図3において、吸気ダクトを外して示す開口空間内の斜視図である。 図2中に示されるバッテリバンドを取り出して略同方向で示すバッテリバンドの斜視図である。 車体カバーを取り外して示す開口空間10の左上面斜視図である。 エアクリーナケースと吸気ダクトおよびガイド部材を取り外して示す開口空間の上面斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両について図1ないし図8に基づいて説明する。本実施形態において鞍乗型車両は自動二輪車の場合を示す。
特許請求の範囲および本明細書の説明における前後左右上下等の向きは、本実施形態の車両(自動二輪車)の向きに従うものとする。
図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車(本発明における「鞍乗型車両」)1の、車体カバーを除いた左面概要図である。
図1に示されるように、自動二輪車1の車体フレーム2は、車体前部のヘッドパイプ20から後方へ左右一対のメインフレーム21が若干下向きに延出した後に、後端部21aでさらに下方に屈曲して、ピボットフレーム22に接続している。
また、ヘッドパイプ20から後方へ、下方に向けて斜め急角度で左右一対のダウンフレーム23が延出している。
メインフレーム21の後端部21aよりやや前方からから、後方やや斜め上方へシートレール24が延出し、ピボットフレーム22の上部からは、左右一対のバックステー25が後方に向けて延設されてシートレール24の後部と接合し、シートレール24を支持している。
シートレール24は、メインフレーム21との接続部24aからさらに前方に延設されて、ダウンフレーム23に接続する。シートレール24とダウンフレーム23との接続部24bからは補強ステー26が上方へ延出しメインフレーム21と接続している。
左右のメインフレーム21、左右のシートレール24、バックステー25は、適宜位置に設けられた複数のクロス部材27で繋がれる。
ヘッドパイプ20には、ヘッドパイプ20から下方へ伸びるフロントフォーク11が転舵可能に支承されている。フロントフォーク11の下端には前輪12が軸支され、フロントフォーク11の上端には操向ハンドル13が一体に結合されている。
また、メインフレーム21の後端部21aに接続するピボットフレーム22には、前端をピボット軸14aにより上下搖動可能に枢支されたリヤフォーク14が、後方へ延出し、その後端に後輪15が軸支され、リヤフォーク14と車体フレーム2との間に、図示しないリヤクッションが介装されている。
メインフレーム21の上部には、燃料タンク17が架設され、燃料タンク17の後方に乗員シート18がシートレール24に支持されて設けられている。
本実施形態において自動二輪車1は、メインフレーム21の下方でピボットフレーム22の前方に内燃機関3を搭載している。内燃機関3は、その前部をダウンフレーム23に締結され、その後部をピボットフレーム22に締結されて懸架されている。
本実施形態に係る内燃機関3は、クランクケース30内の後部に変速機4を備えて、いわゆるパワーユニットを構成しており、そのクランク軸31を、自動二輪車1の車幅方向、すなわち左右方向に配向させて自動二輪車1に搭載された水冷単気筒の4ストロークサイクル内燃機関である。
クランクケース30内の後部には、クランク軸31と平行に変速機4のカウンタ軸42と図示しないメイン軸が設けられており、カウンタ軸42はクランクケース30を左方に貫通して外部に突出して、パワーユニットの最終の出力軸となっており、突出部位に出力スプロケット43をそなえる。出力スプロケット43に巻き掛けられた無端の駆動チェーン44が、後輪15側の被動スプロケット45に架渡されてチェーン伝達機構が構成され、後輪15に動力が伝達される。
内燃機関3は、クランクケース30上にシリンダ軸線を若干前傾させて、シリンダブロック32、シリンダヘッド33、シリンダヘッドカバー34を起立させた姿勢で懸架される。
内燃機関3のシリンダヘッド33からは後方に、その吸気ポート35に接続して吸気管51が延出し、吸気管51、スロットルボディ52およびコネクティングチューブ53等からなる吸気部材50を介して吸気系路がエアクリーナケース6に至っている。
シリンダヘッド33から前方には、その排気ポート36に接続して排気管55が延出し下方に屈曲して内燃機関3の下方を後方に延び、排気経路が後輪15の右側のマフラー56に至っている。
内燃機関3の前方にはラジエータ37が配置されている。
図2は、図1における燃料タンク17の後部とその後方の要部を、車体カバーを外して示す左側面図である。
図2に示されるように、燃料タンク17の後縁部17aには車両左右方向に亘るリンク部材19が取付けられ、リンク部材19の左右の端部19aは下方に屈曲して左右のシートレール24で支持されている。
乗員シート18はその前端側をリンク部材19上に支持され、後端側は左右のシートレール24のバックステー25との接合部24cまで延在して支持される(図1参照)。
内燃機関3のシリンダヘッド33の後方で燃料タンク17の後部の下方には、左右のシートレール24に挟まれてエアクリーナケース6が載置される。エアクリーナケース6は、上半部をなしクリーンエリア61を画成する上半ケース63と、下半部をなしダーティエリア62を画成する下半ケース64とを有し、上半ケース63と下半ケース64との合わせ面65は、クリーンエリア61側の面が斜め前方に傾斜している。
したがって、上半ケース63は車両斜め前方側に位置し、下半ケース64は車両斜め後方側に位置するように配置される。
なお、エアクリーナケース6の内部は、合わせ面65に設けられたクリーナエレメント66によって、クリーンエリア61とダーティエリア62に区切られる。
シリンダヘッド33には吸気部材50の吸気管51が接続し、さらにスロットルボディ52を経てコネクティングチューブ53の上流端が、エアクリーナケース6の上半ケース63の車両前後方向で斜め下前方を向く前側面63aに装着されている(図1参照)。
エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは、車両前後方向で斜め後上方を向いており、後側面64bには外気を吸入するための吸気ダクト7が取外し可能に装着され、吸気ダクト7は車両前方から後方に向けて配置され、先端部7aにほぼ車両後方に向けた吸入口70を有している。
したがって、車両前後方向で斜め後上方を向くエアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは、燃料タンク17の後側に接続して配置された乗員シート18を取り外すと、乗員シート18下の開口空間10に面している。
エアクリーナケース6の下半ケース64の底面64cは車両前後方向で斜め後下方を向いており、下半ケース64の底面64cの後方には、バッテリ8がその前側面8aを下半ケース64の底面64cと平行に位置させて、リヤフェンダ28上に載置されている。
リヤフェンダ28は、図1に示されるように、ほぼ左右のバックステーの間に、上下を遮るように設けられており、バッテリ8の後下方に向いた後側面8bを支えるとともに、バッテリ8の前下方に向いた底面8dに沿って上方へ屈してバッテリ8の底面8dを支え、
底面8dの半ばで前屈部28aを形成して前方に延出している(図1参照)。
前屈部28aには、バッテリ8をリヤフェンダ28上に固定する後述のバッテリバンド9を係止する差し込み孔29が設けられている(図8参照)。
バッテリ8の取り出し取り付けは、バッテリ8をリヤフェンダ28上に固定するバッテリバンド9を取外して、バッテリ8をその前側面8aに平行に斜め後上下方向に移動させて行うが、吸気ダクト7の先端部7aは、バッテリ8の取り出し方向P(図2参照)に位置している。
すなわち、乗員シート18を取り外した下側の開口空間10に、バッテリ8とエアクリーナケース6の吸気ダクト7とが取外し可能に配置されており、吸気ダクト7の先端部7aはバッテリ8の取り出し方向Pに対して垂直方向に広がる空間に被さるように配置されている。
したがって、バッテリ8の取り出し取り付けは、吸気ダクト7を取外した状態で行う。
本実施形態では、乗員シート18下の開口空間10に、バッテリ8と吸気ダクト7とが取外し可能に配置され、吸気ダクト7の先端部7aがバッテリ8の取り出し方向Pに対して垂直方向に広がる空間に配置されているので、吸気ダクト7周辺に障害物が設けられることが回避されて、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばすことができ、吸気効率が向上している。
特に、吸気ダクト7の先端部7aがバッテリ8の取り出し側である上方に後向きに位置するので、バッテリ8の取り出し方向Pに対して垂直方向に広がり、吸気ダクト7を比較的障害物が少ない空間へ伸ばすことにより、吸気効率を向上させるものとなっている。
図3は、乗員シート18を取り外した下側の開口空間10を、左斜め後方上部から前向きに見た斜視図である。
図3に示されるように、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは蓋部材71を備えて、その蓋部材71に吸気ダクト7が一体に組み立てられた構造をしており、そのため、蓋部材71を下半ケース64に取付けることで、エアクリーナケース6に対して吸気ダクト7が取付けられ、吸気ダクト7の組付け性が向上している。
なお、吸気ダクト7を蓋部材71と別体として取り出せるようにしてもよい。
そして、蓋部材71がエアクリーナケース6から取り外し可能となっているので、蓋部材71を取り外すことで、その開口部からクリーナエレメント66を容易に取り外せるように構成でき、メンテナンス性が向上している。
なお、本実施形態では吸気ダクト7を、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bから車両後方向きにバッテリ8上方に延設し、バッテリ8の後方の広い空間から外気を吸気するため、後側面64bからのオーバーハング量が大きくなる。
それに対し、蓋部材71の下縁には吸気ダクト7の取付け部の下部に支持腕72を延設し、実質的な吸気ダクト7のオーバーハング量を抑制し、垂れ下がりや振動による変位でバッテリ8と干渉することを回避し、周辺部品とのクリアランスを確保している(図2、図5参照)。
図4は、図1中IV-IV矢視による燃料タンク17の後部を、前方から見た断面図である。
上述のように、乗員シート18下の開口空間10よりも車両進行方向前方に燃料タンク17とエアクリーナケース6とが配置され、図4に示されるように、エアクリーナケース6は燃料タンク17の凹面をなす下面部17bに対峙して下方から入り込むように位置しており、エアクリーナケース6は燃料タンク17の下面部17bよりも車幅方向に小さく形成されている。
そのため、燃料タンク17の下面部17bとエアクリーナケース6の左右の側面6aとの間に隙間部54が形成され、隙間部54が後方の開口空間10に繋がっているので、車両の前方から燃料タンク17に当たった外気が、燃料タンク17の下面部17bに沿ってガイドされることで、隙間部54を通じて開口空間10に流入し易くなり、吸気ダクト7からの吸気効率が向上している(図3参照)。
また、燃料タンク17の下部側方からエアクリーナケース6とバッテリ8の側方は、図示しない車体カバーで覆われ、乗員シート18の前部は、燃料タンク17の後端の上述のリンク部材19上に密に取付けられるから、燃料タンク17の前方から後方へ流入した外気は溢流することが防止されて開口空間10に流入し、吸気ダクト7に吸入され易くなっている。
なお、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bに取付けられ、吸気ダクト7を備える蓋部材71は、外気流入の障害とならないように、リンク部材19に対して隙間部54ができるように小さく形成されている(図3参照)。
また上述のように、吸気ダクト7は、エアクリーナケース6の下半ケース64から開口空間内を後方に向けて延設されているので、乗員シート18下の開口空間10の後方に溜まった外気を吸気しやすくなっている。
図2、図3に示されるように、吸気ダクト7の先端部7aに隣接して、開口空間10に流入した外気を吸入口70に指向させるためのガイド部材75が設けられている。
ガイド部材75は、ほぼ半球状で吸入口70をやや間隔を置いて覆うように位置し、車両前方から後方へ向け開口空間10に流入した外気を捕捉して前方へ反転し、吸気ダクト7の吸入口70へ導入するように形成され、配置されている。
そのようにガイド部材75を設けることで、乗員シート18下の開口空間10に流入した外気を効率良く吸気ダクト7の先端部7aの吸入口70から吸気することができる。
図5は、図3において、吸気ダクト7を外して示す開口空間10内の斜視図である。
図5に示されるように、吸気ダクト7は、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bに設けられるが、本実施形態の場合、クリアランスが得やすいバッテリ8の頂面8cの端子配置による凹部81の位置に合わせて車両左右方向中心よりも右側に片寄っている。
さらに上述のように、後側面64bの蓋部材71の下縁に設けられた支持腕72によって、実質的な吸気ダクト7のオーバーハング量が抑制され、吸気ダクト7とバッテリ8や周辺部品とのクリアランスが確保されている。
図3に示されるように、外気は燃料タンク17の下面部17bとエアクリーナケース6との左、右の隙間部54からともに開口空間10へ流入するが、吸気ダクト7が右側に片寄っているため、左側からの流入外気は広い開口空間10内を反転し吸気ダクトに吸入され易い。しかし、右側からの流入外気は比較的狭い開口空間10内で反転し難く、且つ吸入口70付近で左側からの吸気とぶつかって淀む恐れがある。
そのため、ガイド部材75は、左斜めに向けて配置され、車体右側からの外気の吸入口70への流れを抑制し、左側からの外気(図3中、2点鎖線矢印参照)を効率よく吸入口70に集められるように構成されている。
バッテリ8は、図6に示されるような帯状の屈折したバッテリバンド9によってリヤフェンダ28上に固定され、すなわち車体フレーム2側に固定されている。
図6は、図2中に示されるバッテリバンド9を取り出して略同方向で示すバッテリバンド9の斜視図である。
バッテリバンド9は、バッテリ8の前側面8aに充てられる前側面部9aと、前側面部9aの一端側が屈曲してバッテリ8の頂面8cに当てられる頂面部9cと、前側面部9aの他端側が屈曲してバッテリ8の底面8dに当てられる底面部9dを備える。底面部9dはさらに延長して屈曲するフック部95を形成する。
頂面部9cは上方へ屈曲してさらに延長しガイド部材第1固定部91、さらに屈曲延長してバンド固定部90が形成された後、屈曲した先端にガイド部材第2固定部92が形成されている。
図8は、エアクリーナケース6と吸気ダクト7およびガイド部材75を取り外して示す開口空間10の上面斜視図である。
図8に示されるように、バッテリ8の底面8d側で、リヤフェンダ28の前屈部28aに設けられた差し込み孔29に、フック部95が挿入されてバッテリバンド9の下部がリヤフェンダ28側に係止され、バッテリバンド9の前側面部9aと頂面部9cを、バッテリ8の前側面8aと頂面8cに当てたうえで、バッテリバンド9の上部をバンド固定部90でリヤフェンダ28側にクリップ96で固定することで、バッテリ8はリヤフェンダ28に、すなわち車体フレーム2側に固定される。
なお、図中符号28bはバッテリバンド9のバンド固定部90を固定するためにリヤフェンダ28に形成された固定台座である。
したがって、バッテリ8を取り出すことは、バンド固定部90のクリップ96を外してバッテリバンド9を取外すことで容易に行える。
図7は、車体カバーを取り外して示す開口空間10の左上面斜視図である。
バッテリ8は、リヤフェンダ28上に載置された上、バッテリバンド9によって固定されるが、バッテリバンド9はガイド部材75の固定具を兼ねる。
図7に示されるように、ガイド部材75は、バッテリバンド9のガイド部材第1固定部91、ガイド部材第2固定部92で、バッテリバンド9にクリップ96によって固定される。
なお、ガイド部材75は、そのほかにも図3、図5に示されるように、左右のシートレール24に渡されたクロス部材27Aにクリップ96によって固定される。
以上のように、バッテリ8はバッテリバンド9によってリヤフェンダ28に、すなわち車体フレーム2側に固定されるが、バッテリバンド9は、上述のようにガイド部材75を固定する部材を兼ねている。
そのように、ガイド部材75の周辺に位置するバッテリバンド9を使用してガイド部材75を固定することで、新たにガイド部材75を固定するための別部品のステー等を加える必要がないため省スペース化が図られている。
以上、本発明に係る一実施形態の鞍乗型車両につき説明したが、本発明の態様が上記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むことは勿論である。
例えば、本発明の鞍乗型車両は、実施形態の自動二輪車に限らず例えば、3輪、4輪のバギー車等、多様な鞍乗型車両であってよく、請求項1の要件を備える鞍乗型車両であればよい。
内燃機関は、実施形態の水冷単気筒の4ストロークサイクル内燃機関に限定されず他種の多気筒内燃機関であってもよい。
また、各機器の左右の配置は、説明の便宜上、図示のものに特定して記載したが、上記実施形態に示すものと左右逆となる配置のものであってもよく、本発明に含まれる。
1…自動二輪車(本発明における「鞍乗型車両」)、2…車体フレーム、3…内燃機関、4…変速機、6…エアクリーナケース、6a…側面、7…吸気ダクト、7a…先端部、8…バッテリ、8a…前側面、8b…後側面、8c…頂面、8d…底面、9…バッテリバンド、9a…前側面部、9c…頂面部、9d…底面部、10…開口空間、17…燃料タンク、17a…後縁部、17b…下面部、18…乗員シート、19…リンク部材、19a…端部、20…ヘッドパイプ、21…メインフレーム、24…シートレール、24c…接合部、25…バックステー、27A…クロス部材、28…リヤフェンダ、28a…前屈部、28b…固定台座、29…差し込み孔、30…クランクケース、32…シリンダブロック、53…コネクティングチューブ、53…コネクティングチューブ、54…隙間部、63…上半ケース、63a…前側面、64…下半ケース、64b…後側面、64c…底面、65…合わせ面、66…クリーナエレメント、70…吸入口、71…蓋部材、72…支持腕、75…ガイド部材、81…凹部、90…バンド固定部、91…ガイド部材第1固定部、92…ガイド部材第2固定部、95…フック部、96…クリップ、P…取り出し方向

Claims (5)

  1. エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
    同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
    前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
    前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され
    前記エアクリーナケース(6)の下半ケース(64)に吸気ダクト(7)が装着され、前記下半ケース(64)は蓋部材(71)を備え、
    前記吸気ダクト(7)が同蓋部材(71)と一体に前記下半ケース(64)から取り外し可能な構造であることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記蓋部材(71)は、前記エアクリーナケース(6)から取り外し可能であり、前記蓋部材(71)を取り外し後の開口部を通してクリーナエレメント(66)が取り外し可能であることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記乗員シート(18)下の開口空間(10)よりも車両進行方向前方に燃料タンク(17)と前記エアクリーナケース(6)とが配置され、前記エアクリーナケース(6)は前記燃料タンク(17)の凹面をなす下面部(17b)に対峙して位置し、同エアクリーナケース(6)は前記燃料タンク(17)の下面部(17b)よりも車幅方向に小さく、前記燃料タンク(17)の下面部(17b)と前記エアクリーナケース(6)との間の隙間部(54)が、前記開口空間(10)に繋がっていることを特徴とする請求項1または請求項に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記吸気ダクト(7)は、前記エアクリーナケース(6)から前記開口空間(10)内を後方に向けて延設されたことを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  5. エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
    同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
    前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
    前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され、
    前記開口空間(10)に流入した外気を、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)の吸入口(70)に指向させるためのガイド部材(75)を有し、
    前記バッテリ(8)はバッテリバンド(9)によって車体フレーム(2)側に固定されており、同バッテリバンド(9)は前記ガイド部材(75)を固定する部材を兼ねていることを特徴とする鞍乗型車両。
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