JP7476185B2 - 時計 - Google Patents

時計 Download PDF

Info

Publication number
JP7476185B2
JP7476185B2 JP2021520636A JP2021520636A JP7476185B2 JP 7476185 B2 JP7476185 B2 JP 7476185B2 JP 2021520636 A JP2021520636 A JP 2021520636A JP 2021520636 A JP2021520636 A JP 2021520636A JP 7476185 B2 JP7476185 B2 JP 7476185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
movement
engaged
operating
engaged member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021520636A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020235221A1 (ja
Inventor
祐二 箭原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Publication of JPWO2020235221A1 publication Critical patent/JPWO2020235221A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7476185B2 publication Critical patent/JP7476185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/08Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
    • G04B37/10Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems
    • G04B37/103Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems by screwing the crown onto the case
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B3/00Normal winding of clockworks by hand or mechanically; Winding up several mainsprings or driving weights simultaneously
    • G04B3/04Rigidly-mounted keys, knobs or crowns
    • G04B3/041Construction of crowns for rotating movement; connection with the winding stem; winding stems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

本発明は、時計に関する。
従来、竜頭を備えた時計がある。このような時計においては、竜頭は巻真を介してムーブメントに接続される。そして、竜頭の回転によって生じた回転力がムーブメントに伝達され、ムーブメントのゼンマイを巻き上げることによって時計が駆動する。また、このような時計においては、竜頭を引き出すことが可能であり、時計の利用者が竜頭を引き出した状態で回転させることにより、時刻合わせの操作等が行われる。
このような時計の中には、利用者が意図しない操作がなされることを防ぐために、ネジ構造等により竜頭を外装ケースにロックし、竜頭の引き出しを規制するものがある。しかしながら、利用者はゼンマイを巻き上げる度に竜頭のロックを解除してから竜頭を回転させる必要があり、煩雑に感じることがあった。特許文献1には、ネジ構造により竜頭がロックされた状態でも、竜頭の回転操作によりゼンマイを巻き上げ可能な時計が記載されている。
特開2010-139400号公報
しかしながら、特許文献1に記載の時計は、竜頭をロックするためのガード部を設けるとともに、竜頭を回転操作するための操作部を竜頭の頭部とは離隔して、ガード部よりも外装ケース寄りに設けるものであった。そのため、特許文献1に記載の時計には、部品点数が増加することによりデザインの制約が生じるという問題点があった。
実施形態に係る時計は、デザインの制約を生じさせない構成により竜頭がロックされた状態でも回転操作を可能とする。
実施形態に係る時計は、ムーブメントを内蔵し、一部に内外を貫通する竜頭孔が設けられている外装ケースと、外装ケースに連接する被係合部材と、竜頭と、を有し、竜頭は、竜頭孔に挿通されてムーブメントに接続される軸部と、軸部をその軸部の軸心方向に沿って移動可能に保持するとともに、軸部を周方向に回転可能とする操作部と、被係合部材と操作部との間に配置され、被係合部材と係合している場合に操作部が軸心方向へ移動することを規制するとともに、被係合部材と係合しているか否かに拘らず操作部を回転可能に保持する係合部と、を有する。
実施形態に係る時計において、被係合部材は、外装ケースと一体として形成される、ことが好ましい。
実施形態に係る時計において、被係合部材は、外装ケースと別体として形成される、ことが好ましい。
実施形態に係る時計において、係合部は、被係合部材と螺合することによって係合する、ことが好ましい。
実施形態に係る時計において、係合部は、その内周と操作部との間に形成された食い付き構造により、操作部を回転可能に保持する、ことが好ましい。
実施形態に係る時計において、係合部は、その外周と操作部との間に形成されたかえし構造により、操作部を回転可能に保持する、ことが好ましい。
実施形態に係る時計において、竜頭は、係合部が被係合部材と係合している場合に、回転によりムーブメントのゼンマイを巻上げ可能に構成され、係合部と被係合部材との係合が解除され、竜頭が引き出された場合に、回転によりムーブメントに接続された指針を回転可能に構成される、ことが好ましい。
実施形態によれば、時計は、デザインの制約を生じさせない構成により竜頭がロックされた状態でも回転操作を可能とする。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるだろう。前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
ムーブメント8の正面図である。 ムーブメント8の概要を説明するための模式図である。 第1状態における竜頭の引き出し位置に応じた動作を説明するための模式図である。 第2状態における竜頭の引き出し位置に応じた動作を説明するための模式図である。 時計1の上面図である。 時計1の断面図である。 時計1の断面図である。 時計1の竜頭3近傍の断面図である。 時計1の竜頭3近傍の断面図である。 時計1の竜頭3近傍の断面図である。 時計の竜頭3a近傍の断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る時計のムーブメント8の正面図であり、図2は、ムーブメント8の概要を説明するための模式図である。図2においては、ムーブメント8の各構成要素の間の関係が模式的に示されている。なお、図2における各構成要素における歯車の歯の図示は省略されている。
まず、図1及び図2を参照して、竜頭を引き出していない状態(以下、「第1状態」と称する。)における動作について説明する。
巻真34は、竜頭に螺着された軸状の部材であり、竜頭の回転に連動して周方向に回転する。巻真34には、つづみ車81が巻真34の軸心方向に摺動可能に嵌装され、きち車82が巻真34の周方向に回転可能に嵌装される。第1状態においては、巻真34が竜頭の回転に連動して回転すると、つづみ車81が回転し、つづみ車81と噛み合っているきち車82が回転する。きち車82の回転は、丸穴車83、角穴車84、香箱真85の順に伝達され、香箱真85に接続されたゼンマイが巻き上げられる。このように、竜頭は、回転によりムーブメント8の香箱真85に接続されたゼンマイを巻上げ可能に構成される。これにより、ゼンマイを巻き上げる、ムーブメント8に対する第1操作が可能となる。
巻き上げられたゼンマイの復元力は、香箱車86、二番かな871、二番歯車872、三番かな881、三番歯車882、四番かな891、四番歯車892、がんぎかな901、がんぎ歯車902の順に伝達され、てんぷ91を周期振動させる。なお、二番かな871及び二番歯車872、三番かな881及び三番歯車882、四番かな891及び四番歯車892、がんぎかな901及びがんぎ歯車902は、それぞれ二番車87、三番車88、四番車89、がんぎ90の構成要素である。また、がんぎ歯車902がてんぷ91を振動させるために、アンクル脱進機等の脱進機が用いられる。
二番車87には分針73mが取り付けられる。二番車87は、60分で一回転するように構成される。四番車89は、その回転が秒針73s(図4参照)に伝達するように構成される。四番車89は、60秒で一回転するように構成される。二番車87の回転は、二番歯車872と連動する筒かな(不図示)から日の裏車92を介して筒車93に伝達される。筒車93には時針73hが取り付けられる。筒車93は、12時間で一回転するように構成される。
続いて、竜頭を引き出した状態(以下、「第2状態」と称する。)における操作について説明する。
第2状態においては、つづみ車81はきち車82と噛み合わず、小鉄車94と噛み合う。第2状態においては、巻真34が竜頭の回転に連動して回転すると、巻真34の回転は、つづみ車81、小鉄車94、小鉄中間車95、日の裏歯車922の順に伝達され、時針73hが取り付けられた筒車93及び筒かなを回転させる。筒かなの回転は、分針73mが取り付けられた二番車87を回転させる。このように、竜頭は、回転によりムーブメント8に接続された時針73h及び分針73mを回転可能に構成される。これにより、時刻を合わせる、ムーブメント8に対する第2操作が可能となる。なお、時針73h及び分針73mのそれぞれは、指針の一例である。
図3A及び図3Bは、竜頭の引き出し位置に応じた動作を説明するための模式図である。図3Aは、第1状態の模式図である。第1状態では、つづみ車81はかんぬき96を介してかんぬきばね97の弾力を受けてきち車82の方向に押し出され、きち車82と噛み合っている。第1状態では、巻真34の回転力がきち車82に伝達される。
図3Bは、第2状態の模式図である。第2状態では、巻真34の溝341に嵌め込まれたおしどり98の頭部981が巻真34に伴い引き出され、おしどり98の尻部982がかんぬき96を小鉄車94の側に押し出している。第2状態では、つづみ車81は小鉄車94と噛み合い、巻真34の回転力が小鉄車94に伝達される。
なお、上述したムーブメント8の概要は、竜頭の動作を説明するためのものであって、実施形態に係る時計には、上述したムーブメント8とは異なる他のムーブメントが用いられてもよい。
図4は、第1の実施形態に係る時計1の上面図であり、図5は、図4のI-I線に沿った断面図の一部を示している。なお、図5においては、時針73h、分針73m及び秒針73sの図示が省略されている。時計1は、外装ケース20、竜頭3、ベゼル41、42及び風防ガラス60を有する。風防ガラス60の下側には、文字盤70、第1見返し71、第2見返し72及び回転軸73が設けられる。回転軸73には時針73h、分針73m及び秒針73sが設けられ、筒車93、二番車87及び四番車89とそれぞれ連動して回転する。第1見返し71及び第2見返し72は何れも文字盤70の周囲を覆う環状の部材である。文字盤70の下側には、回転軸73と接続され、時針73h、分針73m及び秒針73sの各指針を駆動するムーブメント8(ムーブメント8の各構成要素については図1及び図2を参照)が内蔵される。時計1の下面側には、裏蓋61及び裏蓋押さえ62が設けられる。外装ケース20の側面には、一部に内外を貫通する竜頭孔23が設けられる。竜頭孔23には円筒状のパイプ22が挿入され、固着されることによって連接される。なお、パイプ22は被係合部材の一例である。図5に示される例では、パイプ22は、外装ケース20と別体として形成される。図6に示されるように、パイプ22は、外装ケース20と一体として形成されてもよい。例えば、パイプ22は、射出成形により外装ケース20と共に形成されてもよい。以降では、パイプ22は、外装ケース20と別体として形成されるものとして説明する。
竜頭3は、ムーブメント8に対する操作を可能とする。例えば、竜頭3は、ムーブメント8に回転力を伝達する。そのために、竜頭3は、軸部31と、操作部32と、係合部33とを備える。軸部31は、パイプ22に挿通される。軸部31は、その一端が巻真34を介してムーブメント8に接続され、回転力を伝達する。操作部32は、軸部31の他端に設けられる。操作部32は、操作部32に対する操作によって軸部31を軸心方向に移動可能とし、周方向に回転可能とする。係合部33は、操作部32とパイプ22との間に配置される筒状の部材である。係合部33は、パイプ22と係合している場合に操作部32が軸心方向へ移動することを規制するとともに、パイプ22と係合しているか否かに拘らず操作部32を回転可能に保持する。以降では、係合部33がパイプ22と係合して操作部32の軸心方向への移動が規制されている状態を「ロック状態」と称する。
図7-図9は、時計1の断面図において竜頭3の近傍を拡大した図である。以下では、図7-図9を用いて、竜頭3の構造の詳細を説明する。
図7は、ロック状態における断面図である。図7において、軸部31は、外装ケース20に設けられた竜頭孔23に挿入されたパイプ22に挿通される。軸部31の外周及びパイプ22の内周は何れも円形であり、軸部31はパイプ22に挿通された状態で周方向に回転可能である。軸部31の先端には、巻真34が挿入される凹部311が設けられる。巻真34は、螺合等により凹部311に固定され、軸部31と接続される。巻真34は、軸部31と一体形成されてもよい。軸部31の周囲には、パッキン等の防水部材313が設けられてもよい。
操作部32は、頭部321と、内筒体322とを有する。頭部321は、軸部31の一部が挿入された内筒体322と固着される。内筒体322の内周と軸部31のつば部314の外周とは略同径の角形状であり、内筒体322と軸部31とは連動して周方向に回転する。すなわち、頭部321が回転すると、頭部321に固着された内筒体322が回転し、連動して軸部31が回転する。このように、操作部32は、軸部31を周方向に回転可能とする。
係合部33は、胴部331と、押さえ332とを有する。胴部331は、押さえ332と固着され、内筒体322のつば部324と嵌合し、係合部33の内周と操作部32との間に食い付き構造100を形成する。すなわち、係合部33は、胴部331の内周部に押さえ332が固着されることにより、部分的にその内周の径が大きい部分を有する。かかる内周の径が大きい部分に、内筒体322において、部分的に外周の径が大きいつば部324が嵌合することにより、食い付き構造100が形成される。食い付き構造100によって、係合部33は、操作部32を係合部33に対して回転可能に保持する。一方、胴部331及び押さえ332は内筒体322には固着されず、内筒体322に対して回転可能である。これにより、係合部33は軸部31の軸心方向には操作部32と連動し、周方向には回転可能に保持する。また、胴部331の内周に設けられた雌ネジ構造333は、パイプ22の雄ネジ構造221と螺合する。これにより、係合部33はパイプ22と係合した場合に操作部32が軸心方向へ移動することを規制する。なお、雄ネジ構造221と雌ネジ構造333に代えて、係合可能な任意の構造が用いられてもよい。また、胴部331と内筒体322との間、及び胴部331と内筒体322との間にパッキン等の防水部材334、335がそれぞれ設けられてもよい。
なお、図7に示したようにロック状態においては、軸部31は、引き出されていない第1位置にある。また、ロック状態においても、操作部32は係合部33によって回転可能に保持されている。したがって、竜頭3は、ロック状態にあるときに、回転によりムーブメント8の香箱真85に接続されたゼンマイを巻上げ可能に構成される。時計1の利用者は操作部32を回転させることにより、ゼンマイを巻き上げることができる。
図8は、第1状態における断面図である。図7に示したロック状態において係合部33を回転させることにより係合部33の雌ネジ構造333とパイプ22の雄ネジ構造221との螺合が解除され、図8に示す第1状態となる。第1状態においては、係合部33は、操作部32と軸心方向に連動する。なお、螺合を解除したことにより操作部32及び係合部33はパイプ22から離隔する方向に移動するが、軸部31に内蔵されたばね312の弾性力により、軸部31は、ロック状態と同様に、引き出されていない第1位置を維持する。すなわち、軸部31とパイプ22との相対位置はロック状態から変化しない。
第1状態においては、時計1の利用者は操作部32を回転させることにより、ゼンマイを巻き上げることができる。また、係合部33は操作部32と軸心方向に連動するため、時計1の利用者は操作部32及び係合部33を引き出すことができる。
図9は、第2状態における断面図である。第1状態において操作部32及び係合部33が引き出された場合、軸部31のつば部314が内筒体322の内周に掛かることで、軸部31が引き出される。そして、軸部31のパイプ22に対する相対位置が外装ケース20から離隔する方向に変化する。すなわち、軸部31は、引き出されている第2位置に移動する。これにより、第2状態となり、時刻を合わせるための第2操作が可能となる。
以上説明したように、時計1の係合部33は、パイプ22と操作部32との間に配置され、パイプ22と係合して操作部32が軸部31の軸心方向へ移動することを規制するとともに、パイプ22と係合しているか否かに拘らず操作部32を回転可能に保持する。これにより、時計1は竜頭3がロックされた状態でも回転操作を可能とする。また、係合部33がパイプ22と操作部32との間に配置されることにより、竜頭3の外側に他の部材を設ける必要がなくなり、デザインの制約を生じさせない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る時計は、第1の実施形態に係る時計1とは、竜頭3の操作部32及び係合部33の構造において異なる。以下では、図10を用いて、第2の実施形態に係る時計の竜頭3aについて説明する。
図10は、第2の実施形態に係る時計の竜頭3a近傍の断面図である。第2の実施形態に係る竜頭3aは、軸部31と、操作部35と、係合部36とを備える。なお、図10に示す断面は、図7-図9に示す断面と同様の線に沿ったものであるが、図10においては、図7-図9に図示されていた外装ケース20、巻真34、裏蓋押さえ62及び第2見返し72の図示が省略されている。また、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
操作部35は、頭部351と内筒体352とを有する。頭部351の凹部353には軸部31が挿入される。凹部353の内周と軸部31のつば部314の外周とは略同径の角形状であり、頭部351と軸部31が周方向に連動して回転するように構成される。また、頭部351はその外周から外装ケースの方向に延びるスカート構造354を有する。内筒体352は軸部31が挿通される筒状の部材であり、頭部351と固着される。
係合部36は、操作部35の一部が挿通される筒状の部材であり、その内周に雌ネジ構造362を有する。係合部36は、操作部35のスカート構造354の内側に入り込むような形状を有する。雌ネジ構造362は、パイプ22の雄ネジ構造221と螺合可能な構造である。なお、係合部36と内筒体352との間にパッキン等の防水部材364が設けられてもよい。
係合部36の端部363と操作部35の端部355が掛合し、係合部36の外周と操作部35との間にかえし構造110を形成する。すなわち、係合部36は、部分的に外周の径が大きい端部355を有する。端部355が、スカート構造354において部分的に内周の径が大きい部分に掛合することにより、かえし構造110が形成される。かえし構造110によって、係合部36は、操作部35を回転可能に保持する。ロック状態では、係合部36がパイプ22と係合することにより、係合部36は操作部35が軸心方向へ移動することを規制する。また、係合部36はパイプ22と係合しているか否かに拘らず操作部35を回転可能に保持する。
1 時計
20 外装ケース
3 竜頭
31 軸部
32 操作部
33 係合部

Claims (7)

  1. ムーブメントを内蔵し、一部に内外を貫通する竜頭孔が設けられている外装ケースと、
    前記外装ケースに連接する被係合部材と、
    竜頭と、
    を有し、
    前記竜頭は、
    前記竜頭孔に挿通されて前記ムーブメントに接続される軸部と、
    前記軸部を当該軸部の軸心方向に沿って移動可能に保持するとともに、前記軸部を周方向に回転可能とする操作部と、
    前記被係合部材と前記操作部との間に配置された係合部と、を有し、
    前記係合部は、前記被係合部材と係合している場合に前記操作部が前記軸心方向へ移動することを規制するとともに、前記被係合部材と係合しているか否かに拘らず前記操作部を前記係合部に対して回転可能に保持する
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記被係合部材は、前記外装ケースと一体として形成される、請求項1に記載の時計。
  3. 前記被係合部材は、前記外装ケースと別体として形成される、請求項1に記載の時計。
  4. 前記係合部は、前記被係合部材と螺合することによって係合する、請求項1-3の何れか一項に記載の時計。
  5. 前記係合部は、その内周と前記操作部との間に形成された食い付き構造により、前記操作部を回転可能に保持する、請求項1-4の何れか一項に記載の時計。
  6. 前記係合部は、その外周と前記操作部との間に形成されたかえし構造により、前記操作部を回転可能に保持する、請求項1-4の何れか一項に記載の時計。
  7. 前記竜頭は、
    前記係合部が前記被係合部材と係合している場合に、回転により前記ムーブメントのゼンマイを巻上げ可能に構成され、
    前記係合部と前記被係合部材との係合が解除され、前記竜頭が引き出された場合に、回転により前記ムーブメントに接続された指針を回転可能に構成される、請求項1-6の何れか一項に記載の時計。
JP2021520636A 2019-05-20 2020-03-30 時計 Active JP7476185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019094721 2019-05-20
JP2019094721 2019-05-20
PCT/JP2020/014624 WO2020235221A1 (ja) 2019-05-20 2020-03-30 時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020235221A1 JPWO2020235221A1 (ja) 2020-11-26
JP7476185B2 true JP7476185B2 (ja) 2024-04-30

Family

ID=73458557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021520636A Active JP7476185B2 (ja) 2019-05-20 2020-03-30 時計

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11921464B2 (ja)
EP (1) EP3974915A4 (ja)
JP (1) JP7476185B2 (ja)
CN (1) CN113853552B (ja)
WO (1) WO2020235221A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1124167B1 (fr) 2000-02-08 2010-04-07 Boninchi S.A. Dispositif permettant l'orientation d'une couronne à vis d'une montre.

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH242198A (fr) 1944-06-28 1946-04-30 Rolex Montres Remontoir étanche.
CH632369B (fr) 1979-10-19 Ries Bannwart Et Cie Corum Dispositif de remontage et de mise a l'heure d'une piece d'horlogerie.
DE4318758C1 (de) * 1993-06-05 1994-08-18 Int Watch Co Iwc Stelleinrichtung
FR2919078B1 (fr) 2007-07-19 2010-02-19 Cheval Freres Couronne a baionnette pour remontoir de montre
JP5315024B2 (ja) 2008-11-26 2013-10-16 セイコーインスツル株式会社 携帯機器及び携帯時計
JP2010139400A (ja) 2008-12-12 2010-06-24 Seiko Epson Corp 時計
JP5285546B2 (ja) 2009-08-28 2013-09-11 セイコーインスツル株式会社 手巻き式携帯時計及びこの時計が備える竜頭の操作方法
CH708356A1 (fr) 2013-07-17 2015-01-30 Société Anonyme De La Manufacture D Horlogerie Audemars Piguet & Cie Dispositif de commande pour pièce d'horlogerie.
US9627163B2 (en) * 2013-08-09 2017-04-18 Apple Inc. Tactile switch for an electronic device
JP6122361B2 (ja) 2013-08-12 2017-04-26 セイコーインスツル株式会社 携帯機器及び携帯時計
KR102163612B1 (ko) * 2015-03-08 2020-10-08 애플 인크. 회전 및 병진 가능한 입력 메커니즘을 갖는 시계
US11194298B2 (en) * 2018-08-30 2021-12-07 Apple Inc. Crown assembly for an electronic watch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1124167B1 (fr) 2000-02-08 2010-04-07 Boninchi S.A. Dispositif permettant l'orientation d'une couronne à vis d'une montre.

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020235221A1 (ja) 2020-11-26
CN113853552A (zh) 2021-12-28
US20220214649A1 (en) 2022-07-07
US11921464B2 (en) 2024-03-05
EP3974915A1 (en) 2022-03-30
CN113853552B (zh) 2023-10-20
EP3974915A4 (en) 2023-02-22
JPWO2020235221A1 (ja) 2020-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4937013B2 (ja) 携帯時計が備える竜頭の製造方法
JP4745930B2 (ja) 携帯時計
JP6829116B2 (ja) りゅうずロック機構付き時計
JP6279032B2 (ja) トゥールビヨンを備える機械式のゼンマイ式ムーブメント
CN101114156B (zh) 便携式时计
US20070247978A1 (en) Watch with rotating element
US4313187A (en) Water resisting crown structure for electronic wristwatches
JP7128209B2 (ja) リアベゼルにより胴内所定位置に保持されたカプセルを備える時計ケース
JP6091581B2 (ja) 単方向性の駆動構成を備えた巻きデバイス
JP5285546B2 (ja) 手巻き式携帯時計及びこの時計が備える竜頭の操作方法
JP4728000B2 (ja) 携帯時計
JP7476185B2 (ja) 時計
US6340241B2 (en) Power reserve indicator mechanism and watch fitted with such a mechanism
JP2005127816A (ja) 携帯時計
JP2010145098A (ja) 時計
JP2019128320A (ja) ムーブメントおよび時計
JP2010139399A (ja) 時計
JP3929859B2 (ja) 携帯時計
CN108227452B (zh) 具有动力储备检测的机械钟表机芯
US20190094804A1 (en) Timepiece movement and timepiece
JP6787099B2 (ja) 時計用ムーブメントおよび機械式時計
JP7299115B2 (ja) 輪列規正機構、時計用ムーブメントおよび時計
JP6969652B2 (ja) 時計用ムーブメントおよび機械式時計
JP4595382B2 (ja) 時計用ケースおよび時計
JP2018096813A (ja) 時計用ムーブメント、機械式時計および爪レバーの係合解除方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7476185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150