JP7475225B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、内、外障子を有する建具に関する。
従来、内、外障子を有する建具は周知である。
特開2013-113065号公報
内、外障子を有する建具において、防火性能を高めたいという課題があった。
本発明は、内、外障子を有する建具において、防火性能を向上させることを目的とする。
一実施形態は、枠体と、内、外障子を備え、内障子の召合框は、中空部を有するとともに、中空部内に補強部材が配置されており、補強部材は、見込み方向で下レールと重複する位置まで延設された室内側見付壁と、見込み方向で下レールと重複する位置まで延設され内障子の召合框の室内外への移動を規制する規制部を有しており、中空部内で室内側見付壁と規制部との間に空間が形成されており、補強部材の室内側見付壁は、室外側面に加熱膨張材が配置されており、火災時に加熱膨張材が膨張したときに、前記空間内で充満する建具である。
一実施形態の建具の構成により、内、外障子を有する建具において、防火性能を向上させることができる。
一実施形態に係る建具の内観図である。 一実施形態に係る建具の竪断面図であり、(a)は全体竪断面図であり、(b)は上枠の一部竪断面図であり、(c)は下枠の一部竪断面図である。 一実施形態に係る建具の横断面図である。 一実施形態に係る建具の召合せ部分の横断面図である。 一実施形態に係る建具の召合せ部の図であり、(a)は内障子に配置される補強金具の横断面図であり、(b)は下枠と補強部材の竪断面図であり、(c)は補強部材を室外側から見た図である。 一実施形態に係る建具の召合せ部の図であり、(a)は外障子に配置される補強金具の横断面図であり、(b)は下枠と補強部材の竪断面図であり、(c)は補強部材を室内側から見た図である。 一実施形態に係る建具の召合せ部の横断面図であり、(a)は通常時であり、(b)は火災発生時の横断面図である。 一実施形態に係る建具の召合せ部の竪断面図であり、(a)は通常時であり、(b)は火災発生時の横断面図である。
一実施形態の建具について、枠体の内周に内、外障子を引き違い自在に納めてなる引き違いサッシの例を用いて、図面を参考にして説明する。
本実施形態の建具は、図1に示すように、上枠11、下枠12及び左、右竪枠13,14を四周に組んでなる枠体1の内周に上框21,31、下框22,32及び左、右竪框23,33,24,34を四周に組んで内周にガラス等のパネル体25,35を嵌め込んでなる内障子2及び外障子3が引違い自在に配置されている。
-枠体-
枠体1を構成する上枠11は、図2(a)に示すように、アルミニウム合金等の金属材料により形成され建物開口部の内周面に配置される上枠本体111と、上枠本体111の室内側内周に配置される樹脂上枠112を備える。
上枠本体111は、見込壁に室内側見付壁及び内上レールを有する室内側部材111aと、外上レールを有する室外側部材111bが合成樹脂等の断熱材料からなるブリッジ部材111cによって連結されて構成されている。
上枠本体111の内周で内上レールと外上レールの間には、左竪枠13から召合せ部に亘って上カバー部材113が配置されており、上カバー部材113には、下方に行くにしたがって室内側に延びるように傾斜する傾斜片113aが取付けられている。
傾斜片113aの下端を外障子3の上面に近接させることにより、外障子3の上面と上枠11の下面との間の空間を室内空間から分断して断熱性を向上させている。
樹脂上枠112は、室内側部材111aの見込壁の内周面と内上レールの室内側面と室内側見付壁の室外側面を覆う形状を有するとともに、室内側に延びるアングル部を有しており、上枠本体111の室内側部材111aの内上レールの室内側に配置されている。
上枠11は、図2(b)に示すように、内、外障子2,3の召合せ部の上方位置にヒレ状の風止め部41aを有する風止め部材41が配置されており、風止め部材41の下面には、加熱膨張材f11が配置されている。
枠体1を構成する下枠12は、図2(a)に示すように、アルミニウム合金等の金属材料により形成され建物開口部の内周面に配置される下枠本体121と、下枠本体121の室内側内周に配置される樹脂下枠122を備える。
下枠本体121は、中空形状を有する下枠本体部121aと、下枠本体部121aの室内側端部に連続する室内側壁部121bと、下枠本体部121aの上面に形成された内下レール121c及び外下レール121dを有している。
下枠12は、下枠本体部121aの内周で内下レール121cと外下レール121dの間に、左竪枠13から召合せ部に亘って下カバー部材123が配置されており、下カバー部材123の下面には、加熱膨張材が配置されている。
樹脂下枠122は、下枠本体部121aの内周面と室内側壁部121bの室外側面を覆う形状を有するとともに、室内側に延びるアングル部を有しており、下枠本体121の内下レール121cの室内側に配置されている。
下枠12は、図2(c)に示すように、内、外障子2,3の召合せ部の下方位置にヒレ状の止水部42aを有する止水ピース42が配置されており、止水ピース42の上面には、加熱膨張材f12が配置されている。
枠体1を構成する左竪枠13は、図3に示すように、アルミニウム合金等の金属材料により形成され建物開口部の内周面に配置される左竪枠本体131と、左竪枠本体131の室内側内周に配置される樹脂左竪枠132を備える。
左竪枠本体131は、室外側内周面に内周に突出する突出片131aが形成されており、外障子3の閉鎖時に、外障子3の左竪框(戸先框)33に設けられた引寄ブロックが当接することで左竪框33を室内側に引き寄せる。
樹脂左竪枠132は、室内側に延びるアングル部を有しており、左竪枠本体131の室内側内周面に配置されている。
枠体1を構成する右竪枠14は、図3に示すように、アルミニウム合金等の金属材料により形成され建物開口部の内周面に配置される右竪枠本体141と、右竪枠本体141の室内側内周に配置される樹脂右竪枠142を備える。
右竪枠本体141は、室内側内周面に内周に突出する突出片141aが形成されており、内障子2の閉鎖時に、内障子2の右竪框(戸先框)24に設けられた引寄ブロックが当接することで右竪框24を室内側に引き寄せる。
樹脂右竪枠142は、室内側に延びるアングル部を有しており、右竪枠本体141の室内側内周面に配置されている。
-内障子及び外障子-
内障子2及び外障子3の構成について、主に内障子2を用いて説明する。外障子3については、内障子2と異なる右竪框(召合框)34についてのみ説明し、その他外障子の上框31、下框32、戸先框33の構成については、ここでの説明は省略する。
内障子2の框を構成する上框21は、図2に示すように、アルミニウム合金等の金属材料による上框本体211と、上框本体211の室内側内周に配置される樹脂上框212を備えている。
上框本体211は、中空部を有し上方に内上レールを案内する上框本体部211aと、上框本体部211aの室外側から下方に延設された室外側ガラス間口壁211bを有しており、上框本体部211aの内上レールを案内する案内部には、加熱膨張材fが配置されている。
樹脂上框212は、上框本体211の上框本体部211aの室内側を覆う樹脂上框本体部212aと、樹脂上框本体部212aの室内側から下方に延設された室内側ガラス間口壁212bを有しており、室外側ガラス間口壁211b及び室内側ガラス間口壁212bによってガラス間口が形成されている。
内障子2の框を構成する下框22は、図2に示すように、アルミニウム合金等の金属材料による下框本体221と、下框本体221の室内側内周に配置される樹脂下框222を備えている。
下框本体221は、中空部を有し内下レールを案内する下框本体部221aと、下框本体部221aの室外側から上方に延設された室外側ガラス間口壁221bを有しており、下框本体部221aの中空部内には、補強部材7が配置されている。
また、下框本体221の下框本体部221aには、戸車92が配置されているとともに加熱膨張材fが配置されている。
樹脂下框222は、下框本体221の下框本体部221aの室内側を覆う樹脂下框本体部222aと、樹脂下框本体部222aの室内側から上方に延設された室内側ガラス間口壁222bを有しており、室外側ガラス間口壁221b及び室内側ガラス間口壁222bによってガラス間口が形成されている。
内障子2の框を構成する左竪框(召合框)23は、図3に示すように、アルミニウム合金等の金属材料により形成された左竪框本体231と、左竪框本体231の室内側を覆う樹脂左竪框232を備えている。
左竪框本体231は、中空部を有する左竪框本体部231aと、左竪框本体部231aの室外側から内周方向に延設された室外側ガラス間口壁231bを有しており、左竪框本体部231aの中空部内には、スチール等の補強部材72が長手方向に沿って配置されている。
樹脂左竪框232は、左竪框本体231の室内側面および外周側面を覆う樹脂左竪框本体232aと、樹脂左竪框本体232aの室内側から内周方向に延設された中空形状の室内側ガラス間口壁232bを有しており、室外側ガラス間口壁231b及び室内側ガラス間口壁232bによってガラス間口が形成されている。
左竪框23は、左竪框本体部231aの室外側面に煙返し片が設けられているとともに加熱膨張材fが配置されており、樹脂左竪框本体232aの室外側で外周側端部から外障子3の召合框34に向かって突条片232c(図4)が設けられている。
また、左竪框23の外周側面に、クレセント錠61が設けられている。
内障子2の框を構成する右竪框(戸先框)24は、図3に示すように、アルミニウム合金等の金属材料による右竪框本体241と、右竪框本体241の室内側を覆う樹脂右竪框242を備えている。
右竪框本体241は、中空部を有する右竪框本体部241aと、右竪框本体部241aの外周に形成された戸先溝部241bと、右竪框本体部241aの室外側から内周方向に延設された室外側ガラス間口壁241cを有している。
右竪框本体部241aの中空部内には、スチール等の材料からなる補強部材7が配置されており、戸先溝部241bには、引寄ブロック及び加熱膨張材fが配置されている。
樹脂右竪框242は、右竪框本体241の右竪框本体部241a及び戸先溝部241bの室内側を覆う樹脂左竪框本体242aと、樹脂左竪框本体242aの室内側から内周方向に延設された室内側ガラス間口壁242bを有しており、室外側ガラス間口壁241c及び室内側ガラス間口壁242bによってガラス間口が形成されている。
外障子3を構成する右竪框(召合框)34は、図3に示すように、アルミニウム合金等の金属材料からなり、中空部を有する右竪框本体部34aと、右竪框本体部34aの内周に形成されたパネル間口34bを有しており、右竪框本体部34aの中空部内には、スチール等の補強部材73が長手方向に沿って配置されている。
右竪框34は、右竪框本体部34aの室内側面に煙返し片が設けられているとともに加熱膨張材fが配置されており、右竪框本体部34aの室内側面で外周側端から内障子2の召合框23に向かって気密材が設けられている。
また、右竪框34の室内側面に、クレセント受62が設けられている。
(内、外障子の召合せ部の防火構造)
本実施形態の建具においては、框本体の中空部内にはスチール等の金属材料からなる補強部材が配置されており、強度及び耐火性能を向上させている。
特に、内、外障子の召合框に配置された補強部材は、召合框自体の強度を向上させるとともに、内、外障子が枠体から外れることを抑制し、防火性能を向上させている。
以下、さらに詳細に説明する。
内障子2の左竪框(召合框)23に配置される補強部材72は、図4,図5(a)(b)に示すように、左竪框23の長手方向に沿って配置される第1補強部材721と、第1補強部材721の下方に固定される第2補強部材722を有している。
第1補強部材721は、断面略U字状の長尺部材からなり、左竪框本体231の中空部内に配置された状態で中空部の室内側面に沿う室内側見付壁721aと、室内側見付壁721aの内周側が室外側に屈曲して延びる内周側見込壁721bと、室内側見付壁721aの外周側が室外側に屈曲して延びる外周側見込壁721cを有している。
そして、第1補強部材721は、例えば内周側見込壁721bが左竪框23の左竪框本体231にビス等の固定手段によって固定され、左竪框23の長手方向ほぼ全長に亘って配置されている。
第1補強部材721の室内側見付壁721aは、内周側見込壁721b及び外周側見込壁721cの下端よりも下方に延設されている。
室内側見付壁721aの下方に延設された延設部721dは、枠体1に内障子2が配置された状態で、図5(b)に示すように、内下レール121cの上端よりも下方位置に達し、見込み方向で内下レール121cと重複しており、第1補強部材721の室内側見付壁721aの室外側面の下方部位(延設部721dを含む)には、図5(c)に示すように、熱により膨張する加熱膨張材f72が配置されている。
一方、第2補強部材722は、断面略L字状の短尺部材であり、見込壁722aと、見込壁722aの下方部位が屈曲して延びる見付壁722bを有している。
そして、第2補強部材722は、見付壁722bが第1補強部材721の室内側見付壁721aに対して室外側で対向する状態で、見込壁722aを第1補強部材721の外周側見込壁721cにリベット等の固定手段によって固定されている。
第2補強部材722は、見込壁722aの下方部位の見付壁722b側に切欠部722cが形成されており、枠体1に内障子2が配置された状態では、内下レール121cが切欠部722c内に位置し、見付壁722b及び切欠部722cの室内側部分が内下レール121cと見込み方向にみて重複している。
そして、火災発生の際には、第2補強部材722の見込壁722aの切欠部722cの室内側部分が内障子2の室外側への移動を規制する規制部722dとなり、見付壁722bが内障子2の室内側への移動を規制する規制部となり、内障子2の召合框23の室内外への脱落を抑制することができる。
また、火災時に戸車等が溶融した際には、切欠部722cの上方部位が内下レール121cの上面に載置される載置部722eとなって、内障子2が落下して内障子2の上方が内上レールから外れることを防止する。
一方、外障子3の右竪框(召合框)34に配置される補強部材73は、右竪框34の長手方向に沿って配置される第1補強部材731と、第1補強部材731の下方に固定される第2補強部材732を有している。
第1補強部材731は、図4,図6(a)(b)に示すように、断面略U字状の長尺部材からなり、右竪框本体部34aの中空部内に配置された状態で中空部の室外側面に沿う室外側見付壁731aと、室外側見付壁731aの内周側が室内側に屈曲して延びる内周側見込壁731bと、室外側見付壁731aの外周側が室内側に屈曲して延びる外周側見込壁731cを有している。
第1補強部材731は、例えば内周側見込壁731bが右竪框34の右竪框本体341にビス等の固定手段によって固定され、右竪框34の長手方向ほぼ全長に亘って配置されている。
なお、本実施形態の右竪框(召合框)34においては、図6(a)に示すように、第1補強部材731を補強するとともに右竪框34に固定するための第3補強部材733が長手方向の複数個所に設けられている。
一方、第2補強部材732は、短尺部材であり、外障子3の見付面と平行に配置される固定壁732aと、固定壁732aの下端が室内側に屈曲してなる水平壁732bと、水平壁732bの室内側端が下方に屈曲して延びる垂直壁732cを有している。
第2補強部材732は、固定壁732aが第1補強部材731の室外側見付壁731aの下方部位にリベット等の固定手段によって固定されており、第1補強部材731に固定された状態で垂直壁732cが第1補強部材731の下端よりも下方に突出している。
そして、枠体1に外障子3が配置された状態では、第2補強部材732の垂直壁732cは、外下レール121dの上端よりも下方に達し、見込み方向で外下レール121dに重複している。
また、図4,図6(b)(c)に示すように、第1補強部材731の室外側見付壁731aの室内側面の下方部位には、熱により膨張する加熱膨張材f731が配置されているとともに、第2補強部材732の固定壁732aの室内側面に加熱膨張材f732が配置されている。
火災発生の際には、第2補強部材732の垂直壁732cが外障子3の室外側への脱落を防止する規制部となる。
また、火災時に戸車等が溶融した際には、第2補強部材732の水平壁732bが外下レール121dの上面に載置される載置部となって、外障子3が落下して内障子2の上方が内上レールから外れることを防止する。
-本実施形態の建具の効果-
以上のように、本実施形態の建具は、図7(a),図8(a)に示すように、内、外障子2,3の召合せ部の下方部位には止水ピース42の上面に取付けられた加熱膨張材f12が配置されるとともに、内障子2の召合框23の補強部材72に加熱膨張材f72が配置され、外障子3の召合框34の補強部材73に加熱膨張材f731,f732が配置されている。
しがたって、火災時には、図7(b),図8(b)に示すように、止水ピース42の上面に配置された加熱膨張材f12が膨張することで、召合せ部の下方領域を閉塞することができる。
そして、内障子2の召合框23の補強部材72に配置された加熱膨張材f72と、外障子3の召合框34の補強部材73に配置された加熱膨張材f731,f732が膨張し、内障子2の召合框23の中空部内及び外障子3の召合框34の中空部内に充満して召合框23及び召合框34の中空部を通って煙や火炎が浸入することを抑制するとともに、下枠12の加熱膨張材f12と一体となって、召合せ部の下方領域を見込み方向及び見付方向に隙間なく閉鎖することができる。
また、内障子2の召合框23に配置された補強部材72は、内下レール121cに対して室内側及び室外側から対向して召合せ部の室内外への移動を規制する規制部722d,見付壁(規制部)722bを有しているので、クレセント6によって連結されている外障子3共々室内外への脱落を抑制することができ、また、加熱膨張材による召合せ部の閉塞状態を維持することができる。
さらに、外障子3の召合框34に配置された補強部材73は、外下レール121dに対して室内側から対向して召合せ部の室外への移動を規制する規制部(垂直壁732c)を有しているので、外障子3の室外側への移動を抑制して、クレセントによって連結されている内障子と併せて、室内外に脱落することをさらに抑制することができる。
また、内障子2の召合框23に配置された補強部材72及び外障子3の召合框34に配置された補強部材73は、それぞれ内、外障子2,3の樹脂製の戸車等が溶融した場合に内、外障子2,3の召合せ框を内、外下レール121c,121d上に維持するための載置部722e,水平壁(載置部)732bを備えているので、内、外障子2,3が大きく落下して、枠体から外れることを抑制することができる。
-他の実施形態-
以上、本実施形態の建具の説明中では、内、外障子2,3の召合框23,34内に配置された補強部材72,73は、第1補強部材と第2補強部材の二部材で形成されているが、召合框内に配置される補強部材は一体物で形成してもよい。
また、たとえば、内障子2の第1補強部材721の室内側見付壁721aの下端に延設される延設部721dを第2補強部材722に設けるなど、補強部材を形成する第1補強部材及び第2補強部材をどのような形状、構造に分割してもよい。
また、本発明は、内動片引き窓、外動片引き窓にも適用できる。
その他、以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。
2 :内障子
3 :外障子
23 :左竪框(召合框)
72 :補強部材
121c :内下レール
721 :第1補強部材
721a :室内側見付壁
721b :内周側見込壁
721c :外周側見込壁
721d :延設部
722 :第2補強部材
722a :見込壁
722b :見付壁(規制部)
722c :切欠部
722d :規制部
722e :載置部
731 :第1補強部材
731a :室外側見付壁
731b :内周側見込壁
731c :外周側見込壁
732 :第2補強部材
732a :固定壁
732b :水平壁(載置部)
732c :垂直壁(規制部)
f12 :加熱膨張材
f72 :加熱膨張材
f731 :加熱膨張材
f732 :加熱膨張材

Claims (1)

  1. 枠体と、内、外障子を備え、
    内障子の召合框は、中空部を有するとともに、中空部内に補強部材が配置されており、
    補強部材は、見込み方向で下レールと重複する位置まで延設された室内側見付壁と、見込み方向で下レールと重複する位置まで延設され内障子の召合框の室内外への移動を規制する規制部を有しており、
    中空部内で室内側見付壁と規制部との間に空間が形成されており、
    補強部材の室内側見付壁は、室外側面に加熱膨張材が配置されており、
    火災時に加熱膨張材が膨張したときに、前記空間内で充満する建具。
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