JP7473775B2 - 熱源ユニット及び冷凍装置 - Google Patents

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Description

本開示は、熱源ユニット及び冷凍装置に関する。
特許文献1に開示の空気調和装置(冷凍装置)は、二段圧縮式の圧縮機構、室外熱交換器、室内熱交換器、切換機構、及び中間熱交換器が接続される冷媒回路を有する。このような冷凍装置は、切換機構により冷却運転と暖房運転とに切り換えられる。冷却運転では、室内熱交換器は蒸発器となり、室外熱交換器は放熱器となる。暖房運転では、室内熱交換器は放熱器となり、室外熱交換器は蒸発器となる。
特開2009-229051号公報
特許文献1の記載のような冷媒回路を備える冷凍装置では、暖房運転において、室外熱交換器は冷却されるため着霜することがある。その場合、定期的に室外熱交換器を放熱器として霜を除去するデフロスト運転を行う必要がある。しかし、デフロスト運転を行うことにより、暖房運転を継続することができなくなる。
本開示の目的は、室外熱交換器が蒸発器となる運転において、該室外熱交換器の着霜を抑制することである。
第1の態様は、第1圧縮部(21)、第2圧縮部(22,23)、中間冷却器(17)、及び熱源熱交換器(13)を含む熱源回路(11)を備え、利用熱交換器(54,64)を有する利用ユニット(50,60)に接続されることにより、冷凍サイクルを行う冷媒回路(6)を構成する熱源ユニットであって、
前記第1圧縮部(21)と前記第2圧縮部(22,23)とは、前記第2圧縮部(22,23)の吐出側と前記第1圧縮部(21)の吸入側とを繋ぐ中間流路(41)により互いに接続されており、
前記中間流路(41)は、前記中間流路(41)の途中に設けられる中間冷却器(17)と、一端が、前記中間冷却器(17)と第1圧縮部(21)の間の第1接続部(26)に接続され、他端が、前記中間冷却器(17)と第2圧縮部(22,23)の間の第2接続部(27)に接続されるバイパス流路(25)とを備え、
前記バイパス流路(25)の少なくとも一部は、前記熱源熱交換器(13)の下部または下部近傍に配置され、前記熱源回路(11)は、前記熱源熱交換器(13)が蒸発器となる第1運転において、前記バイパス流路(25)を開放可能な切換機構(K)を備える。
第1の態様では、第1運転において、第2圧縮部(22,23)により圧縮された高温冷媒は、バイパス流路(25)に流入する。バイパス流路(25)に流入した冷媒は、熱源熱交換器(13)の下部近傍を通過する。このことにより、熱源熱交換器(13)の下部が加熱されるため、熱源熱交換器(13)への着霜を抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、前記切換機構(K)は、前記中間流路(41)に接続され、前記中間冷却器(17)または前記バイパス流路(25)のいずれかに冷媒が流れるように調節可能な開閉弁(28)を備える。
第2の態様では、切換機構(K)により、中間冷却器(17)又はバイパス流路(25)のいずれかに冷媒を流通させることができる。
第3の態様は、第1の態様において、前記切換機構(K)は、前記中間流路(41)に接続され、前記バイパス流路(25)に流れる冷媒の流量を調節するように開度調整可能な開閉弁(28)を備える。
第3の態様では、切換機構(K)により、バイパス流路(25)に流れる冷媒の流量を調節できる。
第4の態様は、第2又は第3の態様において、前記第1運転において、外気温度が所定値より低いことを示す条件が成立すると前記バイパス流路(25)を開放する第1制御を行う制御部(100)を備える。
第4の態様では、熱源熱交換器(13)が着霜しやすい条件が成立したときに、バイパス流路(25)に冷媒を流すことにより、熱源熱交換器への着霜を抑制できる。
第5の態様は、第1から第4の態様において、前記中間流路(41)は、
前記第2圧縮部(22,23)の吐出側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第1配管(71)と、前記中間冷却器(17)側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第2配管(72)と、前記第2接続部(27)に接続され、前記バイパス流路(25)を構成する第3配管(73)とを備え、前記第1配管(71)と前記第3配管(73)とのなす角度(β)は、前記第1配管(71)と前記第2配管(72)とのなす角度(α)よりも大きい。
第5の態様では、第1配管(71)を流れる冷媒は、第2接続部(27)において第2配管(72)よりも第3配管(73)へ流れやすくなる。このことにより、第1運転において、冷媒を優先的にバイパス流路(25)に流通させることができる。
第6の態様は、第1から第5の態様の何れか1つの態様において、前記バイパス流路(25)を流れる冷媒の圧力損失は、前記第1接続部(26)から中間冷却器(17)を通って第2接続部(27)に至る流路を流れる冷媒の圧力損失よりも小さい。
第6の態様では、第1運転において、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に吐出された冷媒を、中間冷却器(17)よりもバイパス流路(25)に優先的に流入させることができる。
第7の態様は、第1から第6の態様の何れか1つの態様において、前記第1運転は、前記熱源熱交換器(13)を蒸発器とし、前記利用熱交換器(54,64)を放熱器とするデフロスト運転である。
第7の態様では、利用熱交換器(54,64)の霜を融かすデフロスト運転時であって、熱源熱交換器が蒸発器となる運転時に、熱源熱交換器(13)の着霜を抑制できる。
第8の態様は、第1から第7の態様の何れか1つの態様において、前記熱源ユニットは、前記中間冷却器(17)に室外空気を搬送するファン(17a)を備え、前記第1運転の少なくとも一部において、前記ファン(17a)を停止させる。
第9の態様は、記熱源ユニットと、前記利用ユニット(50,60)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニット(50,60)とを接続する連絡配管(2,3,4,5)とを備えた冷凍装置であって、前記熱源ユニットが、第1から第8の態様の何れか1つの態様の前記熱源ユニットである。
図1は、実施形態に係る冷凍装置の配管系統図である。 図2は、室外ユニットの構成の一部を示す立体斜視図である。 図3は、図2のIII-III断面を表す図である。 図4は、各センサとコントローラと各機器との関係を示すフローチャートである。 図5は、冷設運転の冷媒の流れを示した図1相当図である。 図6は、冷房運転の冷媒の流れを示した図1相当図である。 図7は、冷房/冷設運転の冷媒の流れを示した図1相当図である。 図8は、暖房運転の冷媒の流れを示した図1相当図である。 図9は、暖房/冷設運転の冷媒の流れを示した図1相当図である。 図10は、変形例1にかかる室外ユニットの図3相当図である。 図11は、変形例2にかかる冷凍装置の配管系統図である。 図12は、デフロスト運転の冷媒の流れを示した図である。
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《実施形態》
〈全体構成〉
実施形態に係る冷凍装置(1)は、冷却対象の冷却と、室内の空調とを同時に行う。ここでいう冷却対象は、冷蔵庫、冷凍庫、ショーケースなどの設備内の空気を含む。以下では、このような設備を冷設と称する。
図1に示すように、冷凍装置(1)は、室外に設置される室外ユニット(10)と、室内の空調を行う室内ユニット(50)と、庫内の空気を冷却する冷設ユニット(60)と、コントローラ(100)とを備える。冷凍装置(1)は、1つの室内ユニット(50)、又は並列に接続される2つ以上の室内ユニット(50)を有してもよい。図1では、1つの冷設ユニット(60)を図示している。冷凍装置(1)は、並列に接続される2つ以上の冷設ユニット(60)を有してもよい。これらのユニット(10,50,60)が4本の連絡配管(2,3,4,5)によって接続されることで、冷媒回路(6)が構成される。
4本の連絡配管(2,3,4,5)は、第1液連絡配管(2)、第1ガス連絡配管(3)、第2液連絡配管(4)、及び第2ガス連絡配管(5)で構成される。第1液連絡配管(2)及び第1ガス連絡配管(3)は、室内ユニット(50)に対応する。第2液連絡配管(4)及び第2ガス連絡配管(5)は、冷設ユニット(60)に対応する。
冷媒回路(6)では、冷媒が循環することで冷凍サイクルが行われる。本実施形態の冷媒回路(6)の冷媒は、二酸化炭素である。冷媒回路(6)は、冷媒が臨界圧力以上となる冷凍サイクルを行うように構成される。
〈室外ユニット〉
室外ユニット(10)は、屋外に設置される熱源ユニットである。室外ユニット(10)は、室外ファン(12)と、室外回路(11)とを有する。室外回路(11)は、圧縮要素(C)、流路切換機構(30)、室外熱交換器(13)、室外膨張弁(14)、レシーバ(15)、冷却熱交換器(16)、及び中間冷却器(17)を有する。図2に示すように、室外ユニット(10)は、基台(18)を備える。基台(18)は、圧縮要素(C)及び室外熱交換器(13)が設置される台である。基台(18)上面の周囲には、凹溝状に形成されたドレンパン(19)が設けられる。室外熱交換器(13)の結露水はドレンパン(19)に貯留される。
〈圧縮要素〉
圧縮要素(C)は、冷媒を圧縮する。圧縮要素(C)は、第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、及び第3圧縮機(23)を有する。圧縮要素(C)は、二段圧縮式に構成される。第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)は、低段側圧縮機を構成する。第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)は、互いに並列に接続される。第1圧縮機(21)は、高段側圧縮機を構成する。第1圧縮機(21)及び第2圧縮機(22)は、直列に接続される。第1圧縮機(21)及び第3圧縮機(23)は、直列に接続される。第1圧縮機(21)は第1圧縮部(21)を構成し、第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)は第2圧縮部(22,23)を構成する。第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、及び第3圧縮機(23)は、モータによって圧縮機構が駆動される回転式圧縮機である。第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、及び第3圧縮機(23)は、運転周波数、ないし回転数が調節可能な可変容量式に構成される。
第1圧縮機(21)には、第1吸入管(21a)及び第1吐出管(21b)が接続される。第2圧縮機(22)には、第2吸入管(22a)及び第2吐出管(22b)が接続される。第3圧縮機(23)には、第3吸入管(23a)及び第3吐出管(23b)が接続される。第1吸入管(21a)は、第1圧縮部(21)と第2圧縮部(22,23)との間の中間圧力部を構成する。
第2吸入管(22a)は、冷設ユニット(60)に連通する。第2圧縮機(22)は、冷設ユニット(60)に対応する冷設側圧縮機である。第3吸入管(23a)は、室内ユニット(50)に連通する。第3圧縮機(23)は、室内ユニット(50)に対応する室内側圧縮機である。
〈流路切換機構〉
流路切換機構(30)は、冷媒の流路を切り換える。流路切換機構(30)は、第1管(31)、第2管(32)、第3管(33)、第4管(34)、第1三方弁(TV1)、及び第2三方弁(TV2)を有する。第1管(31)の流入端と、第2管(32)の流入端とは、第1吐出管(21b)に接続する。第1管(31)及び第2管(32)は、圧縮要素(C)の吐出圧が作用する配管である。第3管(33)の流出端と、第4管(34)の流出端とは、第3圧縮機(23)の第3吸入管(23a)に接続する。第3管(33)及び第4管(34)は、圧縮要素(C)の吸入圧が作用する配管である。
第1三方弁(TV1)は、第1ポート(P1)、第2ポート(P2)、及び第3ポート(P3)を有する。第1三方弁(TV1)の第1ポート(P1)は、高圧流路である第1管(31)の流出端に接続する。第1三方弁(TV1)の第2ポート(P2)は、低圧流路である第3管(33)の流入端に接続する。第1三方弁(TV1)の第3ポート(P3)は、室内ガス側流路(35)に接続する。
第2三方弁(TV2)は、第1ポート(P1)、第2ポート(P2)、及び第3ポート(P3)を有する。第2三方弁(TV2)の第1ポート(P1)は、高圧流路である第2管(32)の流出端に接続する。第2三方弁(TV2)の第2ポート(P2)は、低圧流路である第4管(34)の流入端に接続する。第2三方弁(TV2)の第3ポート(P3)は、室外ガス側流路(36)に接続する。
第1三方弁(TV1)及び第2三方弁(TV2)は、電動式の三方弁である。各三方弁(TV1,TV2)は、第1状態(図1の実線で示す状態)と第2状態(図1の破線で示す状態)とにそれぞれ切り換わる。第1状態の各三方弁(TV1,TV2)では、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)とが連通し、且つ第2ポート(P2)が閉鎖される。第2状態の各三方弁(TV1,TV2)では、第2ポート(P2)と第3ポート(P3)とが連通し、第1ポート(P1)が閉鎖される。
〈室外熱交換器〉
室外熱交換器(13)は、熱源熱交換器を構成している。室外熱交換器(13)は、フィン・アンド・チューブ型の空気熱交換器である。図2に示すように、室外熱交換器(13)は、基台(18)のドレンパン(19)の上に設置される。室外ファン(12)は、室外熱交換器(13)の近傍に配置される。室外ファン(12)は、室外空気を搬送する。室外熱交換器は、その内部を流れる冷媒と、室外ファン(12)が搬送する室外空気とを熱交換させる。
室外熱交換器(13)のガス端には、室外ガス側流路(36)が接続される。室外熱交換器(13)の液端には、室外流路(O)が接続される。
〈室外流路〉
室外流路(O)は、室外第1管(o1)、室外第2管(o2)、室外第3管(o3)、室外第4管(o4)、室外第5管(o5)、室外第6管(o6)、及び室外第7管(o7)を含む。室外第1管(o1)の一端は、室外熱交換器(13)の液端に接続される。室外第1管(o1)の他端には、室外第2管(o2)の一端、及び室外第3管(o3)の一端がそれぞれ接続される。室外第2管(o2)の他端は、レシーバ(15)の頂部に接続される。室外第4管(o4)の一端は、レシーバ(15)の底部に接続される。室外第4管(o4)の他端には、室外第5管(o5)の一端、及び室外第3管(o3)の他端がそれぞれ接続される。室外第5管(o5)の他端は、第2液連絡配管(4)に接続する。室外第6管(o6)の一端は、室外第5管(o5)の途中に接続する。室外第6管(o6)の他端は、第1液連絡配管(2)に接続する。室外第7管(o7)の一端は、室外第6管(o6)の途中に接続する。室外第7管(o7)の他端は、室外第2管(o2)の途中に接続する。
〈室外膨張弁〉
室外膨張弁(14)は、室外第1管(o1)に接続される。室外膨張弁(14)は、冷媒を減圧する減圧機構である。室外膨張弁(14)は、熱源膨張弁である。室外膨張弁(14)は、開度が可変な電子膨張弁である。
〈レシーバ〉
レシーバ(15)は、冷媒を貯留する容器を構成している。レシーバ(15)では、冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離される。レシーバ(15)の頂部には、室外第2管(o2)の他端と、ガス抜き管(37)の一端が接続される。ガス抜き管(37)の他端は、インジェクション管(38)の途中に接続される。ガス抜き管(37)には、ガス抜き弁(39)が接続される。ガス抜き弁(39)は、開度が可変な電子膨張弁である。
〈冷却熱交換器〉
冷却熱交換器(16)は、レシーバ(15)で分離された冷媒(主として液冷媒)を冷却する。冷却熱交換器(16)は、第1冷媒流路(16a)と、第2冷媒流路(16b)とを有する。第1冷媒流路(16a)は、室外第4管(o4)の途中に接続される。第2冷媒流路(16b)は、インジェクション管(38)の途中に接続される。
インジェクション管(38)の一端は、室外第5管(o5)の途中に接続される。インジェクション管(38)の他端は、第1圧縮機(21)の第1吸入管(21a)に接続される。換言すると、インジェクション管(38)の他端は、圧縮要素(C)の中間圧力部分に接続される。インジェクション管(38)には、第2冷媒流路(16b)よりも上流側に減圧弁(40)が設けられる。減圧弁(40)は、開度が可変な膨張弁である。
冷却熱交換器(16)では、第1冷媒流路(16a)を流れる冷媒と、第2冷媒流路(16b)を流れる冷媒とが熱交換する。第2冷媒流路(16b)は、減圧弁(40)で減圧された冷媒が流れる。従って、冷却熱交換器(16)では、第1冷媒流路(16a)を流れる冷媒が冷却される。
〈中間流路〉
図1に示すように、中間流路(41)は、第1圧縮部(21)の吸入側と第2圧縮部(22,23)の吐出側とを繋ぐ流路である。具体的に、中間流路(41)の一端は、第2圧縮機(22)の第2吐出管(22b)、及び第3圧縮機(23)の第3吐出管(23b)に接続される。中間流路(41)の他端は、第1圧縮機(21)の第1吸入管(21a)に接続される。換言すると、中間流路(41)の他端は、圧縮要素(C)の中間圧力部に接続される。
中間流路(41)は、中間冷却器(17)とバイパス流路(25)とを有する。
中間冷却器(17)は、中間流路(41)の途中に設けられる。中間冷却器(17)は、フィン・アンド・チューブ型の空気熱交換器である。中間冷却器(17)の近傍には、冷却ファン(17a)が配置される。冷却ファン(17a)は中間冷却器(17)に室外空気を搬送する。中間冷却器(17)の内部を流れる冷媒は、冷却ファン(17a)が搬送する室外空気と熱交換される。
図1及び図2に示すように、バイパス流路(25)は、中間流路(41)を流れる冷媒が中間冷却器(17)をバイパスするように設けられる。具体的に、バイパス流路(25)の一端は、中間冷却器(17)と第1圧縮部(21)との間の第1接続部(26)に接続される。第1接続部(26)は、中間冷却器(17)の流出端と第1吸入管(21a)との間に設けられる。バイパス流路(25)の他端は、中間冷却器(17)と第2圧縮部(22,23)との間の第2接続部(27)に接続される。第2接続部(27)は、中間冷却器(17)の流入端と、第2吐出管(22b)及び第3吐出管(23b)との間に設けられる。
バイパス流路(25)は、室外熱交換器(13)の下部に設けられる。具体的に、図2及び図3に示すように、バイパス流路(25)は、室外熱交換器(13)の最下段の伝熱管(13a)の下方から室外熱交換器(13)に挿入される。バイパス流路(25)は、最下部の伝熱管(13a)の下方で2列に配列される。バイパス流路(25)は、図2において室外熱交換器(13)の前端部の右列に位置する流入管(25a)と、左列に位置する流出管(25b)とを含む。バイパス流路(25)は、室外熱交換器(13)の図2の左端部でU字管(25c)に接続される。図2の矢印が示すように、バイパス流路(25)内の冷媒は室外熱交換器(13)内を流通し、第1圧縮機(21)側へ送られる。
バイパス流路(25)には、バイパス弁(28)が設けられる。バイパス弁(28)は、冷媒を中間冷却器(17)及びバイパス流路(25)に流れる冷媒の流量を調節するように開度調整可能な開閉弁である。バイパス弁(28)は、例えば、開度調節可能な流量調整弁(電動弁)から構成される。
中間流路(41)は、第1配管(71)、第2配管(72)及び第3配管(73)を有する。第1~第3配管(71~73)は、第2接続部(27)から3方向に延びる中間流路(41)の一部である。具体的に、第1配管(71)は、第2圧縮部(22,23)の吐出側から延び、第2接続部(27)に接続される。第2配管(72)は、中間冷却器(17)側から延び、第2接続部に接続される。第3配管(73)は、第2接続部(27)に接続され、バイパス流路(25)を構成する。中間流路(41)は、第1配管(71)と第3配管(73)とのなす角度(β)が180°になり、第1配管(71)と第2配管(72)とのなす角度(α)が90°になるように構成される。具体的に、第1配管(71)は第2接続部(27)に向かって水平に延びる。第2配管(72)は、第2接続部(27)から垂直上向きに延びる。第3配管(73)は、第1配管(71)の延長線上を第2接続部(27)から水平に延びる。
このように、中間流路(41)は、第2接続部(27)においてバイパス流路(25)と、中間冷却器(17)が接続される第1流路(29)とに分岐し、第1接続部(26)においてバイパス流路(25)と第1流路(29)とが再び合流するように構成される。中間流路(41)では、バイパス流路(25)を流れる冷媒の圧力損失が、第1流路(29)を流れる圧力損失よりも小さくなるように構成されている。具体的に、バイパス流路(25)の全長は、第1流路(29)の全長よりも短い。
〈油分離回路〉
図1に示すように、室外回路(11)は、油分離回路(42)を含む。油分離回路(42)は、油分離器(43)と、第1油戻し管(44)と、第2油戻し管(45)と、第3油戻し管(46)とを有する。油分離器(43)は、第1圧縮機(21)の第1吐出管(21b)に接続される。油分離器(43)は、圧縮要素(C)から吐出された冷媒中から油を分離する。第1油戻し管(44)の流入端は、油分離器(43)に連通する。第1油戻し管(44)の流出端は、第2圧縮機(22)の第2吸入管(22a)に接続される。第2油戻し管(45)の流入端は、油分離器(43)に連通する。第2油戻し管(45)の流出端は、中間流路(41)の流入端に接続する。第3油戻し管(46)は、主戻し管(46a)、冷設側分岐管(46b)、及び室内側分岐管(46c)を有する。主戻し管(46a)の流入端は、油分離器(43)に連通する。主戻し管(46a)の流出端には、冷設側分岐管(46b)の流入端と、室内側分岐管(46c)の流入端とが接続される。冷設側分岐管(46b)の流出端は、第2圧縮機(22)のケーシング内の油溜まりに連通する。室内側分岐管(46c)の流出端は、第3圧縮機(23)のケーシング内の油溜まりに連通する。
第1油戻し管(44)には、第1油量調節弁(47a)が接続される。第2油戻し管(45)には、第2油量調節弁(47b)が接続される。冷設側分岐管(46b)には、第3油量調節弁(47c)が接続される。室内側分岐管(46c)には、第4油量調節弁(47d)が接続される。
油分離器(43)で分離された油は、第1油戻し管(44)を介して第2圧縮機(22)に戻される。油分離器(43)で分離された油は、第2油戻し管(45)を介して第3圧縮機(23)に戻される。油分離器(43)で分離された油は、第3油戻し管(46)を介して、第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)の各ケーシング内の油溜まりに戻される。
〈逆止弁〉
室外回路(11)は、第1逆止弁(CV1)、第2逆止弁(CV2)、第3逆止弁(CV3)、第4逆止弁(CV4)、第5逆止弁(CV5)、第6逆止弁(CV6)、及び第7逆止弁(CV7)を有する。第1逆止弁(CV1)は、第1吐出管(21b)に接続される。第2逆止弁(CV2)は、第2吐出管(22b)に接続される。第3逆止弁(CV3)は、第3吐出管(23b)に接続される。第4逆止弁(CV4)は、室外第2管(o2)に接続される。第5逆止弁(CV5)は、室外第3管(o3)に接続される。第6逆止弁(CV6)は、室外第6管(o6)に接続される。第7逆止弁(CV7)は、室外第7管(o7)に接続される。これらの逆止弁(CV1~CV7)は、図1に示す矢印方向の冷媒の流れを許容し、この矢印と反対方向の冷媒の流れを禁止する。
〈室内ユニット〉
室内ユニット(50)は、屋内に設置される利用ユニットである。室内ユニット(50)は、室内ファン(52)と、室内回路(51)とを有する。室内回路(51)の液端には、第1液連絡配管(2)が接続される。室内回路(51)のガス端には、第1ガス連絡配管(3)が接続される。
室内回路(51)は、液端からガス端に向かって順に、室内膨張弁(53)及び室内熱交換器(54)を有する。室内膨張弁(53)は、第1利用膨張弁である。室内膨張弁(53)は、開度が可変な電子膨張弁である。
室内熱交換器(54)は、利用熱交換器である。室内熱交換器(54)は、フィン・アンド・チューブ型の空気熱交換器である。室内ファン(52)は、室内熱交換器(54)の近傍に配置される。室内ファン(52)は、室内空気を搬送する。室内熱交換器(54)は、その内部を流れる冷媒と、室内ファン(52)が搬送する室内空気とを熱交換させる。
〈冷設ユニット〉
冷設ユニット(60)は、庫内を冷却する利用ユニットである。冷設ユニット(60)は、冷設ファン(62)と冷設回路(61)とを有する。冷設回路(61)の液端には、第2液連絡配管(4)が接続される。冷設回路(61)のガス端には、第2ガス連絡配管(5)が接続される。
冷設回路(61)は、液端からガス端に向かって順に、冷設膨張弁(63)及び冷設熱交換器(64)を有する。冷設膨張弁(63)は、第2利用膨張弁である。冷設膨張弁(63)は、開度が可変な電子膨張弁で構成される。
冷設熱交換器(64)は、利用熱交換器である。冷設熱交換器(64)は、フィン・アンド・チューブ型の空気熱交換器である。冷設ファン(62)は、冷設熱交換器(64)の近傍に配置される。冷設ファン(62)は、庫内空気を搬送する。冷設熱交換器(64)は、その内部を流れる冷媒と、冷設ファン(62)が搬送する庫内空気とを熱交換させる。
〈センサ〉
冷凍装置(1)は、各種のセンサを有する。各種のセンサは、外気温センサ(74)を含む。外気温センサ(74)は、外気温度を検出する。外気温センサ(74)は、室外ファン(12)の近傍に設けられる。
他のセンサ(図示省略)が検出する物理量として、冷媒回路(6)の高圧冷媒の温度/圧力、気液分離器(15)内の冷媒の温度/圧力、低圧冷媒の温度/圧力、中間圧冷媒の温度/圧力、室外熱交換器(13)の冷媒の温度、冷設熱交換器(64)の冷媒の温度、室内熱交換器(54)の冷媒の温度、庫内空気の温度、室内空気の温度などが挙げられる。
〈コントローラ〉
コントローラ(100)は、制御部である。図4に示すように、コントローラ(100)は、制御基板上に搭載されたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータを動作させるためのソフトウエアを格納するメモリディバイス(具体的には半導体メモリ)とを含む。コントローラ(100)は、各種のセンサの検出信号に基づいて、冷凍装置(1)の冷却ファン(17a)やバイパス弁(28)などの各機器を制御する。コントローラ(100)による各機器の制御により、冷凍装置(1)の運転が切り換えられる。
-運転動作-
冷凍装置(1)の運転動作について詳細に説明する。冷凍装置(1)の運転は、冷設運転、冷房運転、冷房/冷設運転、暖房運転、暖房/冷設運転、及びデフロスト運転を含む。
冷設運転では、冷設ユニット(60)が運転され、室内ユニット(50)は停止する。冷房運転では、冷設ユニット(60)が停止し、室内ユニット(50)が冷房を行う。冷房/冷設運転では、冷設ユニット(60)が運転され、室内ユニット(50)が冷房を行う。暖房運転では、冷設ユニット(60)が停止し、室内ユニット(50)が暖房を行う。デフロスト運転では、室内ユニット(50)が運転され、室内熱交換器(54)の表面の霜を融かす動作が行われる。
〈冷設運転〉
図5に示すに示すように、冷設運転では、第1三方弁(TV1)が第2状態となり、第2三方弁(TV2)が第1状態となる。室外膨張弁(14)が所定開度で開放され、冷設膨張弁(63)の開度が過熱度制御により調節され、室内膨張弁(53)が全閉状態となり、減圧弁(40)の開度が適宜調節される。室外ファン(12)、冷却ファン(17a)、及び冷設ファン(62)が運転され、室内ファン(52)は停止する。第1圧縮機(21)及び第2圧縮機(22)が運転され、第3圧縮機(23)は停止する。冷設運転では、圧縮要素(C)で圧縮された冷媒が、室外熱交換器(13)で放熱し、冷設熱交換器(64)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
第2圧縮機(22)で圧縮された冷媒は、中間冷却器(17)で冷却された後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、室外熱交換器(13)で放熱し、レシーバ(15)を流れ、冷却熱交換器(16)で冷却される。冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒は、冷設膨張弁(63)で減圧された後、冷設熱交換器(64)で蒸発する。この結果、庫内空気が冷却される。冷却熱交換器(16)で蒸発した冷媒は、第2圧縮機(22)に吸入され、再び圧縮される。
バイパス弁(28)は全閉状態である。冷設運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、バイパス流路(25)に流入しない。
〈冷房運転〉
図6に示すように、冷房運転では、第1三方弁(TV1)が第2状態、第2三方弁(TV2)が第1状態となる。室外膨張弁(14)が所定開度で開放され、冷設膨張弁(63)が全閉状態となり、室内膨張弁(53)の開度が過熱度制御により調節され、減圧弁(40)の開度が適宜調節される。室外ファン(12)、冷却ファン(17a)、及び室内ファン(52)が運転され、冷設ファン(62)は停止する。第1圧縮機(21)及び第3圧縮機(23)が運転され、第2圧縮機(22)は停止する。冷房運転では、圧縮要素(C)で圧縮された冷媒が、室外熱交換器(13)で放熱し、室内熱交換器(54)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
第3圧縮機(23)で圧縮された冷媒は、中間冷却器(17)で冷却された後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、室外熱交換器(13)で放熱し、レシーバ(15)を流れ、冷却熱交換器(16)で冷却される。冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒は、室内膨張弁(53)で減圧された後、室内熱交換器(54)で蒸発する。この結果、室内空気が冷却される。室内熱交換器(54)で蒸発した冷媒は、第3圧縮機(23)に吸入され、再び圧縮される。
バイパス弁(28)は全閉状態である。冷房運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、バイパス流路(25)に流入しない。
〈冷房/冷設運転〉
図7に示すように、冷房/冷設運転では、第1三方弁(TV1)が第2状態、第2三方弁(TV2)が第1状態となる。室外膨張弁(14)が所定開度で開放され、冷設膨張弁(63)及び室内膨張弁(53)の各開度が過熱度制御により調節され、減圧弁(40)の開度が適宜調節される。室外ファン(12)、冷却ファン(17a)、冷設ファン(62)、及び室内ファン(52)が運転される。第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、及び第3圧縮機(23)が運転される。冷房/冷設運転では、圧縮要素(C)で圧縮された冷媒が、室外熱交換器(13)で放熱し、冷設熱交換器(64)及び室内熱交換器(54)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)でそれぞれ圧縮された冷媒は、中間冷却器(17)で冷却された後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、室外熱交換器(13)で放熱し、レシーバ(15)を流れ、冷却熱交換器(16)で冷却される。冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒は、冷設ユニット(60)と室内ユニット(50)とに分流する。冷設膨張弁(63)で減圧された冷媒は、冷設熱交換器(64)で蒸発する。冷設熱交換器(64)で蒸発した冷媒は、第2圧縮機(22)に吸入され、再び圧縮される。室内膨張弁(53)で減圧された冷媒は、室内熱交換器(54)で蒸発する。室内熱交換器(54)で蒸発した冷媒は、第3圧縮機(23)に吸入され、再び圧縮される。
バイパス弁(28)は全閉状態である。冷房/冷設運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、バイパス流路(25)に流入しない。
〈暖房運転〉
図8に示すように、暖房運転では、第1三方弁(TV1)が第1状態、第2三方弁(TV2)が第2状態となる。室内膨張弁(53)が所定開度で開放され、冷設膨張弁(63)が全閉状態となり、室外膨張弁(14)の開度が過熱度制御により調節され、減圧弁(40)の開度が適宜調節される。室外ファン(12)、及び室内ファン(52)が運転され、冷却ファン(17a)及び冷設ファン(62)が停止する。第1圧縮機(21)及び第3圧縮機(23)が運転され、第2圧縮機(22)は停止する。暖房運転では、圧縮要素(C)で圧縮された冷媒が、室内熱交換器(54)で放熱し、室外熱交換器(13)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
第3圧縮機(23)で圧縮された冷媒は、バイパス流路(25)を流れた後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、室内熱交換器(54)で放熱する。この結果、室内空気が加熱される。室内熱交換器(54)で放熱した冷媒は、レシーバ(15)を流れ、冷却熱交換器(16)で冷却される。冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒は、室外膨張弁(14)で減圧された後、室外熱交換器(13)で蒸発する。室外熱交換器(13)で蒸発した冷媒は、第3圧縮機(23)に吸入され、再び圧縮される。
バイパス弁(28)は全開状態である。暖房運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、中間冷却器(17)に流入しない。
〈暖房/冷設運転〉
図9に示すように、暖房/冷設運転では、第1三方弁(TV1)が第1状態、第2三方弁(TV2)が第2状態に設置される。室内膨張弁(53)が所定開度で開放され、冷設膨張弁(63)及び室外膨張弁(14)の開度が過熱度制御により調節され、減圧弁(40)の開度が適宜調節される。室外ファン(12)、冷設ファン(62)、及び室内ファン(52)が運転され、冷却ファン(17a)が停止する。第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、及び第3圧縮機(23)が運転される。暖房/冷設運転では、圧縮要素(C)で圧縮された冷媒が、室内熱交換器(54)で放熱し、冷設熱交換器(64)及び室外熱交換器(13)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
第2圧縮機(22)及び第3圧縮機(23)でそれぞれ圧縮された冷媒は、中間冷却器(17)を流れた後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、室内熱交換器(54)で放熱する。この結果、室内空気が加熱される。室内熱交換器(54)で放熱した冷媒は、レシーバ(15)を流れ、冷却熱交換器(16)で冷却される。冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒の一部は、室外膨張弁(14)で減圧された後、室外熱交換器(13)で蒸発する。室外熱交換器(13)で蒸発した冷媒は、第3圧縮機(23)に吸入され、再び圧縮される。
冷却熱交換器(16)で冷却された冷媒の残りは、冷設膨張弁(63)で減圧された後、冷設熱交換器(64)で蒸発する。この結果、庫内空気が冷却される。冷設熱交換器(64)で蒸発した冷媒は、第2圧縮機(22)に吸入され、再び圧縮される。
バイパス弁(28)の開度は、コントローラ(100)によって適宜調節される。暖房/冷設運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、バイパス流路(25)にも流通する。
-室外熱交換器の除霜の課題-
第1運転は、暖房運転、暖房/冷設運転を含む。ここで、第1運転は、室外熱交換器(13)が蒸発器となる運転である。従来例の冷凍装置(1)において、第1運転中に室外熱交換器(13)に着霜すると、室外熱交換器(13)を放熱器とするデフロスト運転を行う必要がある。デフロスト運転では、室外熱交換器(13)からの放熱により、室外熱交換器(13)に付いた霜を融かすことができる。
しかし、デフロスト運転を行うことにより第1運転である暖房運転、及び暖房/冷設運転を継続できなくなるという問題がある。
本実施形態の冷凍装置(1)は、このような課題を考慮し、第1運転中に室外熱交換器(13)の着霜を抑制するように以下の制御を行う。
-第1運転の制御-
第1運転では、コントローラ(100)によりバイパス弁(28)の開度、及び冷却ファン(17a)の回転数が適宜調整される。具体的に、第1運転を実行する指示をコントローラ(100)が受けると、コントローラ(100)は、バイパス弁(28)開放する。このことにより、第1運転において第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に吐出された冷媒は、バイパス流路(25)にほぼ全量流れる。第1運転を実行している間、冷却ファン(17a)は停止している。
また、第1運転では、コントローラ(100)は第1制御を行う。第1制御は、外気温センサ(74)が所定値より低いことを検知すると、バイパス弁(28)が開放される制御である。ここで、所定値とは、例えば0℃をいう。具体的に、外気温センサ(74)が、外気温が0℃以下になったことを検知すると、コントローラ(100)は第1制御を実行する。
第1運転において、第2圧縮部(22,23)において圧縮された高温冷媒は、中間流路(41)に流入する。この中間流路(41)に流入した冷媒のうち、バイパス弁(28)の開度に応じた量の冷媒がバイパス流路(25)に流入する。バイパス流路(25)に流入した高温冷媒は、室外熱交換器(13)内の下部を流通することによって、室外熱交換器(13)に放熱する。その後、この冷媒は第1接続部(26)において中間冷却器(17)を通過した冷媒と合流する。合流した冷媒は、第1圧縮機(21)に吸入される。
冷設運転、冷房運転、及び冷房/冷設運転では、室外熱交換器(13)は放熱器となる。コントローラ(100)により、バイパス弁(28)は全閉となる。そのため第1運転以外の運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に吐出された冷媒は、バイパス流路(25)を流通しない。冷媒全量が中間冷却器を通過する。
-実施形態の効果-
実施形態では、第1圧縮部(21)、第2圧縮部(22,23)、中間冷却器(17)、及び熱源熱交換器(13)を含む熱源回路(11)を備え、利用熱交換器(54,64)を有する利用ユニット(50,60)に接続されることにより、冷凍サイクルを行う冷媒回路(6)を構成する熱源ユニットが以下のように構成されている。具体的には、前記第1圧縮部(21)と前記第2圧縮部(22,23)とは、前記第2圧縮部(22,23)の吐出側と前記第1圧縮部(21)の吸入側とを繋ぐ中間流路(41)により互いに接続されている。前記中間流路(41)は、前記中間流路(41)の途中に設けられる中間冷却器(17)と、一端が、前記中間冷却器(17)と第1圧縮部(21)の間の第1接続部(26)に接続され、他端が、前記中間冷却器(17)と第2圧縮部(22,23)の間の第2接続部(27)に接続されるバイパス流路(25)とを備える。前記バイパス流路(25)の少なくとも一部は、前記熱源熱交換器(13)の下部に配置される。前記熱源回路(11)は、前記熱源熱交換器(13)が蒸発器となる第1運転において、前記バイパス流路(25)を開放可能にする切換機構(K)を備える。
この形態では、第1運転において、第2圧縮部(22,23)に圧縮された高温冷媒はバイパス流路(25)に流入する。バイパス流路(25)に流入した冷媒は、室外熱交換器(13)内の下部を流通する。そのため、第1運転において室外熱交換器(13)の着霜を抑制できる。
加えて、第1運転において、第2圧縮部により圧縮された高温冷媒は、バイパス流路(25)において室外熱交換器(13)と熱交換される。そのため、中間冷却器(17)によりこの冷媒を冷却する必要がない。その結果、第1運転において、冷却ファン(17a)の運転動力を低減させることができ、ひいては省エネルギー化できる。
実施形態では、前記切換機構(K)は、前記中間流路(41)に接続され、前記バイパス流路(25)に流れる冷媒の流量を調節するように開度調整可能な開閉弁(バイパス弁(28))を備える。
この形態では、バイパス弁(28)により、中間冷却器(17)及びバイパス流路(25)に流入する冷媒流量を調節できる。
加えて、中間冷却器(17)及びバイパス流路(25)に流入する冷媒流量を調節することによって、冷媒の第1圧縮機(21)への吸入温度を調節できる。
実施形態では、前記第1運転において、外気温度が所定値より低いことを示す条件が成立すると前記バイパス流路(25)を開放する第1制御を行う制御部(100)(コントローラ)を備える。
この形態では、例えば、外気温が0℃を下回ったとき、第1運転中に室外熱交換器(13)が着霜する可能性がある。この場合でも、バイパス弁(28)の開度が調節されることにより、バイパス流路(25)に高温冷媒が流入できる。このことにより、室外熱交換器(13)への着霜を抑制できる。
実施例では、前記第2圧縮部(22,23)の吐出側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第1配管(71)と、前記中間冷却器(17)側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第2配管(72)と、前記第2接続部(27)に接続され、前記バイパス流路(25)を構成する第3配管(73)とを備え、前記第1配管(71)と前記第3配管(73)とのなす角度(β)は、前記第1配管(71)と前記第2配管(72)とのなす角度(α)よりも大きい。
この態様では、第2圧縮部(22,23)側から流れる第1配管(71)の冷媒は、第2接続部(27)において第2配管(72)よりも第3配管(73)の方へ流れやすくなる。このことにより、第1運転において、冷媒は優先的にバイパス流路(25)に流入できる。その結果、バイパス弁(28)が開放されると速やかに高温冷媒はバイパス流路(25)を流れる。従って、第1運転において、室外熱交換器(13)の着霜を確実に抑制できる。
実施形態では、前記バイパス流路(25)を流れる冷媒の圧力損失は、前記第1接続部(26)から中間冷却器(17)を通って第2接続部(27)に至る流路を流れる冷媒の圧力損失よりも小さい。
この形態では、第1運転において、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に吐出された冷媒は、圧縮損失の小さいバイパス流路(25)を優先的に流れることができる。このことにより、第1運転において、すみやかに冷媒をバイパス流路(25)に流入させることができる。
実施形態では、前記熱源ユニット(10)は、前記中間冷却器(17)に室外空気を搬送するファン(17a)(冷却ファン)を備え、前記第1運転において、前記ファン(17a)が停止する。
この形態では、第1運転において、中間冷却器(17)を流通する冷媒量は低下する。そのため、冷却ファン(17a)を停止させることにより、省エネルギー化を図ることができる。
《変形例1》
図10に示すように、変形例1のバイパス流路(25)は、室外熱交換器(13)の下部近傍に配置される。具体的に、バイパス流路(25)はドレンパン(19)内に配置される。バイパス流路(25)に流入する冷媒は、室外熱交換器(13)の下部近傍を流れる。
この変形例1においても、第1運転において室外熱交換器(13)の着霜を抑制できる。また、室外熱交換器(13)が着霜しても、第1運転により除霜できる。
《変形例2》
図11に示すように、変形例2の冷凍装置(1)の利用ユニットは、冷設ユニット(60)のみを備える。変形例2の熱源回路(11)では、第1三方弁(TV1)の第3ポート(P3)は、第2ガス連絡配管(5)に連通する。低段側圧縮機は、第2圧縮機(22)のみを有する。
変形例2の冷凍装置(1)では、通常時は冷設運転を行う。冷設運転は、室外熱交換器(13)を放熱器とし、冷設熱交換器(64)を蒸発器とする冷媒サイクルの運転である。
図12に示すように、第1運転は、冷設熱交換器(64)を放熱器とし、室外熱交換器(13)を蒸発器とするデフロスト運転である。冷設運転において、冷設熱交換器(64)に着霜した際は、このデフロスト運転により、冷設熱交換器(64)の霜が除去される。
デフロスト運転では、第1三方弁(TV1)が第1状態、第2三方弁(TV2)が第2状態となる。冷設膨張弁(63)は全開状態となり、減圧弁(40)は全閉状態となる。室外ファン(12)、及び冷設ファン(62)が運転され、冷却ファン(17a)は停止する。
第2圧縮機(22)で圧縮された冷媒は、バイパス流路(25)を流れた後、第1圧縮機(21)に吸入される。第1圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、冷設熱交換器(64)で放熱する。その結果、冷設熱交換器(64)の表面の霜が内部から加熱される。冷設熱交換器(64)の除霜に利用された冷媒は、室外熱交換器(13)で蒸発した後、第2圧縮機(22)に吸入され、再び圧縮される。
デフロスト運転では、バイパス弁(28)は全開状態である。デフロスト運転では、第2圧縮部(22,23)から中間流路(41)に流入した冷媒は、中間冷却器(17)に流入しない。このため、第2圧縮機(22)で圧縮された冷媒は、室外熱交換器(13)の下部近傍を流通する。従って、変形例2のデフロスト運転においても、室外熱交換器(13)の着霜を抑制できる。
《その他の実施形態》
上記実施形態においては、以下のような構成としてもよい。
実施形態では、中間流路(41)は、第1配管(71)と第3配管(73)とのなす角度βが180°であり、第1配管(71)と第2配管(72)とのなす角度αが90°となるように構成される。しかし、中間流路(41)は、角度βが角度αより大きくなるように構成されていればよい。
実施形態では、バイパス流路(25)の長さは第1流路(29)の長さよりも短い。しかし、中間流路(41)は、バイパス流路(25)を流れる冷媒の圧力損失が、第1流路(29)を流れる冷媒の圧力損失よりも小さくなるように構成されていればよい。例えば、バイパス流路(25)の内径が第1流路(29)の内径より大きくなるように構成されてもよい。このことにより、バイパス流路(25)を流通する冷媒の圧力損失は第1流路(29)を流れる圧力損失よりも低くなる。その結果、冷媒を優先的にバイパス流路(25)に流通させることができる。
実施形態では、バイパス弁(28)はバイパス流路(25)に接続される。しかし、バイパス弁(28)は、第1流路(29)に接続されていてもよい。中間流路(41)に流入した冷媒の全量をバイパス流路(25)に流す場合、バイパス弁(28)を全閉に制御すればよい。
実施形態では、バイパス弁(28)は流量調整弁である。しかし、バイパス弁(28)は、中間冷却器(17)またはバイパス流路(25)のいずれかに冷媒が流れるように調節可能な開閉弁であってもよい。この場合、バイパス弁(28)は例えば電磁弁である。このことにより、第1運転において、冷媒がバイパス流路(25)に流れるように制御できる。その結果、室外熱交換器(13)が蒸発器となっている場合において、着実に室外熱交換器(13)の着霜を抑制できる。
実施形態では、第1運転において、冷却ファン(17a)は停止している。しかし、第1運転の一部において、冷却ファン(17a)の運転は運転してもよい。
室内熱交換器(54)は、空気と冷媒とを熱交換させる空気熱交換器でなくてもよい。室内熱交換器(54)は、例えば冷媒によって水やブラインを加熱する加熱熱交換器であってもよい。
冷設熱交換器(64)は、空気と冷媒とを熱交換させる空気熱交換器でなくてもよい。冷設熱交換器(64)は、例えば冷媒によって水やブラインを冷却する冷却熱交換器であってもよい。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態および変形例は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。以上に述べた「第1」、「第2」、「第3」…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
以上説明したように、本開示は、冷凍装置について有用である。
K 切換機構
1 冷凍装置
6 冷媒回路
11 熱源回路
13 室外熱交換器(熱源熱交換器)
17 中間冷却器
17a 冷却ファン(ファン)
21 第1圧縮機(第1圧縮部)
22 第2圧縮機(第2圧縮部)
23 第3圧縮機(第2圧縮部)
25 バイパス流路
26 第1接続部
27 第2接続部
28 バイパス弁(開閉弁)
30 流路切換機構
41 中間流路
50 室内ユニット(利用ユニット)
60 冷設ユニット(利用ユニット)
54 室内熱交換器(利用熱交換器)
64 冷設熱交換器(利用熱交換器)
71 第1配管
72 第2配管
73 第3配管
100 コントローラ(制御部)

Claims (6)

  1. 第1圧縮部(21)、第2圧縮部(22,23)、中間冷却器(17)、及び熱源熱交換器(13)を含む熱源回路(11)を備え、利用熱交換器(54,64)を有する利用ユニット(50,60)に接続されることにより、冷凍サイクルを行う冷媒回路(6)を構成する熱源ユニットであって、
    前記第1圧縮部(21)と前記第2圧縮部(22,23)とは、前記第2圧縮部(22,23)の吐出側と前記第1圧縮部(21)の吸入側とを繋ぐ中間流路(41)により互いに接続されており、
    前記中間流路(41)は、
    前記中間流路(41)の途中に設けられる中間冷却器(17)と、
    一端が、前記中間冷却器(17)と前記第1圧縮部(21)の間の第1接続部(26)に接続され、他端が、前記中間冷却器(17)と前記第2圧縮部(22,23)の間の第2接続部(27)に接続されるバイパス流路(25)とを備え、
    前記バイパス流路(25)の少なくとも一部は、前記熱源熱交換器(13)の下部または下部近傍に配置され、
    前記熱源回路(11)は、前記熱源熱交換器(13)が蒸発器となる第1運転において、前記バイパス流路(25)を開放可能な切換機構(K)を備え、
    前記切換機構(K)は、
    前記中間流路(41)に接続され、前記中間冷却器(17)または前記バイパス流路(25)のいずれかに冷媒が流れるように調節可能な開閉弁(28)を備え、
    前記中間流路(41)は、
    前記第2圧縮部(22,23)の吐出側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第1配管(71)と、
    前記中間冷却器(17)側から延び、前記第2接続部(27)に接続される第2配管(72)と、
    前記第2接続部(27)に接続され、前記バイパス流路(25)を構成する第3配管(73)とを備え、
    前記第1配管(71)と前記第3配管(73)とのなす角度(β)は、前記第1配管(71)と前記第2配管(72)とのなす角度(α)よりも大きく、
    前記開閉弁(28)は、前記第3配管(73)に接続され、前記第2配管(72)には接続されない
    ことを特徴とする熱源ユニット。
  2. 請求項1において、
    前記開閉弁(28)は、
    前記バイパス流路(25)に流れる冷媒の流量を調節するように開度調整可能である
    ことを特徴とする熱源ユニット。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1運転において、外気温度が所定値より低いことを示す条件が成立すると前記バイパス流路(25)を開放する第1制御を行う制御部(100)を備えることを特徴とする熱源ユニット。
  4. 請求項1からの何れか1つにおいて、
    前記第1運転は、前記熱源熱交換器(13)を蒸発器とし、前記利用熱交換器(54,64)を放熱器とするデフロスト運転であることを特徴とする熱源ユニット。
  5. 請求項1からの何れか1つにおいて、
    前記熱源ユニットは、前記中間冷却器(17)に室外空気を搬送するファン(17a)を備え、
    前記第1運転の少なくとも一部において、前記ファン(17a)が停止することを特徴とする熱源ユニット。
  6. 前記熱源ユニットと、前記利用ユニット(50,60)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニット(50,60)とを接続する連絡配管(2,3,4,5)とを備えた冷凍装置であって、
    前記熱源ユニットが、請求項1からの何れか1つの前記熱源ユニットである
    ことを特徴とする冷凍装置。
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