JP7473008B2 - 判定システム、サーバ、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents

判定システム、サーバ、判定方法、及び判定プログラム Download PDF

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Description

本開示は、判定システム、サーバ、判定方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
自動車の使用者は、自動車が保安基準に適合するよう、点検及び整備を実施する義務がある。法令で定められた点検整備は、日常点検整備、及び定期点検整備を含む。特に、事業用自動車は、1日1回の日常点検整備を実施することが求められている。また、事業用自動車の定期点検整備の実施周期は、自家用自動車のそれに比べて短く設定されている。
関連技術として、例えば、特許文献1は、車両走行用データ記録解析装置を開示する。特許文献1に記載の車両走行用データ記録解析装置は、計測装置と、データ解析装置とを含む。計測装置は、車両に搭載され、車両の走行状態を計測する。計測装置は、外部から受信した測位情報に基づき自車位置を計測すると共に、自車位置のデータに基づいて、自車の走行軌跡を演算する。また、計測装置は、自車の走行状態を検出する走行状態検出部から出力される計測信号に基づいて、走行データの演算も行う。データ解析装置は、走行軌跡のデータ及び走行データを読み込んで表示部に表示する。
また、別の関連技術として、特許文献2は、広域型車両状態管理システムを開示する。特許文献2に記載の広域型車両状態管理システムにおいて、収集手段は、センサ等からデータを収集する。データには、車両に備えられる車両状態センサが検出した車両部品の基準値に対する物理的変位量の計測結果データ、計測時の時刻データ、及び車両の識別データが含まれる。基準データ保持手段は、車両部品の正常動作範囲の基準データを保持する。判定手段は、収集したデータと基準データとを比較して車両部品の状態を分析する。
特開平11-125584号公報 特開2005-326380号公報
車両の日常点検を行うことで車両の不具合を事前に検知することは、車両の安全性の維持のために有効である。しかし、例えば、車両の床下のように、日常点検で検査を行うことが困難な点検箇所もある。また、目視検査や打音検査などは、車両の外観や車両から発せられた異音を基に車両の不具合を判定する必要がある。このような検査は、点検業務を行う点検者に熟練した技術が必要であり、点検の効果が点検者に依存する。そのため、点検者に依存して車両の点検レベルにバラつきが生じることとなり、車両の不具合が生じている箇所をユーザが適切に判断することができないおそれがある。
特許文献1が開示する技術は、走行時の状態から車両の故障原因及び故障箇所を特定することはできるが、駐車時の点検で生じる点検レベルのバラつきについては考慮していない。また、特許文献2が開示する技術は、車両の運転者に知られることなくデータを収集し、収集したデータに基づいて車両部品の状態を分析するものである。そのため、特許文献2が開示する技術は、収集したデータを車両の使用者が点検に用いることについては考慮していない。
本開示は、上述した課題を鑑み、車両の不具合箇所を適切に判定することができる判定システム、サーバ、判定方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
本開示にかかる判定システムは、
サーバと、
車両の走行時の状態を示す走行データを取得し、前記走行データを前記サーバに送信する走行データ送信装置と、
前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを取得し、前記駐車データを前記サーバに送信する駐車データ送信装置と、を備え、
前記サーバは、
前記走行データ及び前記駐車データを受信する受信手段と、
前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定手段と、を備えるものである。
本開示にかかるサーバは、
車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信する受信手段と、
前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定手段と、を備えるものである。
本開示にかかる判定方法は、
車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信し、
前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定するものである。
本開示にかかる判定プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体は、
車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信する受信処理と、
前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定処理と、
をコンピュータに実行させるものである。
本開示にかかる判定システム、サーバ、判定方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体は、車両の不具合箇所を適切に判定することができる。
実施形態1にかかる判定システムの構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる判定システムの概要を示す図である。 実施形態2にかかる判定システムの構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる走行データ及び駐車データの一例を示す図である。 車両の使用者に対して求められる点検箇所及び点検内容の一例を示す図である。 実施形態2にかかる判定部が車両の床下画像からボルトの緩みを検知する方法の一例を示す図である。 実施形態2にかかる判定部が車体側面に生じた異常を検出する方法のイメージを示す図である。 実施形態2にかかる判定部が車両の不具合箇所を判定する流れを示す図である。 実施形態2にかかるサーバが行う処理を示すフローチャートである。 実施形態3にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 実施形態3にかかる走行データの内容の一例を示す図である。 実施形態3にかかる判定部が車両の不具合箇所を判定する流れを示す図である。 ハードウエアの構成例を示す図である。
<実施形態1>
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる判定システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、判定システム1は、サーバ40と、走行データ送信装置10と、駐車データ送信装置11と、を備えている。走行データ送信装置10は、車両の走行時の状態を示す走行データを取得し、走行データをサーバに40に送信する。駐車データ送信装置11は、車両の駐車時の状態を示す駐車データを取得し、駐車データをサーバに送信する。
サーバ40は、走行データ及び駐車データを受信する受信部41と、受信した走行データと受信した駐車データとに基づいて車両の不具合箇所を判定する判定部42と、を備えている。
このように、本実施形態にかかる判定システム1は、走行データ送信装置10が走行データをサーバ40に送信し、駐車データ送信装置11が駐車データをサーバ40に送信する。サーバ40は、受信した走行データ及び駐車データに基づいて、車両の不具合箇所を判定する。
本実施形態にかかる判定システム1は、不具合箇所の判定に走行データと駐車データとの双方を用いる。仮に、走行データのみが用いられるとした場合、サーバは、走行データに基づいて、何らかの異常を検知することができる。しかしながら、サーバは、異常は検知できるものの、走行データのみでは、その原因を特定することは困難な場合がある。本開示において、サーバ40は、走行データに加えて駐車データを用いて不具合箇所を判定する。判定システム1は、駐車データを用いることで、走行データでは判別できない異常の原因を、ある程度絞り込むことができる。したがって、本実施形態にかかる判定システム1は、車両の不具合箇所を適切に判定することができる。
<実施形態2>
続いて、本実施形態にかかる判定システムについて説明する。本実施形態は、上述した実施形態1の具体例である。
図2は、本実施形態にかかる判定システムの概要を示す図である。本実施形態にかかる判定システムでは、車両200は、走行データ送信装置100を搭載する。走行データ送信装置100は、車両200の走行時の状態を示す走行データを取得して、走行データをサーバ400に送信する。車両200は、例えば、バス、トラック、又はタクシーなどの自動車が含まれる。本実施形態では、車両200の走行時とは、車両200が駐車スペースに駐車されている状態以外にあるときをいう。駐車スペースは、駐車場、又は車庫などの他、車両200を保管する営業所の駐車スペースなどであってもよい。車両200の走行時は、車両200の走行中の他、交差点などで車両200が一時的に停車している状態などを含む。
走行データは、走行時の車両200の状態を示すデータである。走行データは、例えば、走行中の車両200の速度、加速度、及びエンジンの回転数などの情報を含み得る。また、走行データは、車両200の外観を撮影した外観画像を含む。さらに、走行データは、車両200から発せられた音の音情報を含む。
また、車両200の駐車スペースには、カメラ、マイク、及び駐車データ送信装置110が設けられている。カメラは車両200の外観を撮影し、マイクは車両200から発する音を収音する。駐車データ送信装置110は、車両200の駐車時の状態を示す駐車データを取得して、駐車データをサーバ400に送信する。本実施形態では、車両200の駐車時とは、車両200が駐車スペースに駐車されている状態にあるときをいう。
駐車データは、駐車時の車両200の状態を示すデータである。駐車データは、例えば、カメラが撮影した駐車時の車両200の外観画像を含む。また、駐車データは、マイクが収音した駐車時の車両200から発せられた音の音情報を含む。
続いて、図3を用いて本実施形態にかかる判定システム1000の構成を詳細に説明する。同図は、判定システム1000の構成を示すブロック図である。判定システム1000は、図1に示される実施形態1の判定システム1に相当するものである。
判定システム1000は、サーバ400と、走行データ送信装置100と、駐車データ送信装置110と、を備えている。走行データ送信装置100及び駐車データ送信装置110は、ネットワークNを介してサーバ400と接続されている。ネットワークNは、例えばインターネット、及び無線通信ネットワークを含む。走行データ送信装置100及び駐車データ送信装置110は、車両200の状態を示すデータを取得して、取得したデータをサーバ400に送信する。
走行データ送信装置100は、図1に示される実施形態1の走行データ送信装置10に相当するものである。走行データ送信装置100は、車両200の走行時の状態を示す走行データを取得し、走行データをサーバ400に送信する。
走行データ送信装置100は、走行データ取得部101及び送信部102を備えている。走行データ取得部101は、車両200の走行時の状態を示す走行データを車両200から取得する。
走行データは、車両200の走行状態を示すテレマティクス情報を含む。テレマティクス情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて測定された位置情報を含む。走行データ取得部101は、例えばカーナビゲーションシステムから位置情報を取得する。
テレマティクス情報は、CAN(Controller Area Network)を通じて車両から取得可能なCAN情報を含んでいてもよい。CAN情報は、例えば車速、エンジン回転数、シフトポジション、及びステアリング操舵角などを含み得る。テレマティクス情報は、車両に搭載される各種ECU(Electric Control Unit)が生成するDTC(Diagnostic Trouble Code)情報を含んでいてもよい。
走行情報は、上記以外の走行時の車両200の状態を示す種々の情報を含む。走行情報には、例えば、車両200の走行経路の環境に関する情報が含まれてもよい。車両200の走行経路の環境に関する情報は、車両200の位置周辺における天候、気温、及び湿度などの情報を含む。車両200に備えられたセンサ類から取得してもよいし、入力インタフェース(不図示)からユーザの任意の入力を受け付けて取得してもよい。
また、走行データは、上記に示したテレマティクス情報に限られない。走行データは、車両200の走行時における車両200の外観画像を更に含んでもよい。外観画像は、例えば、走行時における車両200の床下画像を含んでもよい。床下画像は、車両200の底面を撮影した画像である。車両200の底面とは、車両200の底部で、車両200の道路と対向している面である。
また、走行データは、車両200の走行時に車両200が発する音の音情報を更に含んでもよい。なお、本実施形態では、車両200にはカメラ及びマイクが搭載されておらず、走行データは、外観画像及び音情報を含まないものとして説明を行う。
送信部102は、取得した走行データを、ネットワークNを介してサーバ400に送信する。
駐車データ送信装置110は、図1に示される実施形態1の駐車データ送信装置11に相当するものである。駐車データ送信装置110は、車両200の駐車時の状態を示す駐車データを取得し、駐車データをサーバ400に送信する。
駐車データ送信装置110は、駐車データ取得部111及び送信部112を備えている。
駐車データ取得部111は、車両200の駐車時の状態を示す駐車データを取得する。駐車データは、車両200の駐車時における車両200の外観画像を含む。外観画像は、例えば、駐車時における車両200の床下画像を含んでもよい。
本実施形態では、駐車データ取得部111は、車両200の駐車スペースに設けられたカメラ310から外観画像を取得する。カメラ310は、駐車スペースの床面に設けられ、車両200の床下画像を所定の方向から撮影し、撮影画像を駐車データ取得部111に出力する。カメラ310は、駐車スペースにおいて所定の位置に固定され、定点カメラとして機能する。カメラ310は、複数設けられてもよく、例えば、車両200を上方、側面、又は後方などから撮影可能な位置に設けられてよい。カメラ310は、暗所でも撮影可能な赤外線カメラなどであってもよい。
また、駐車データは、車両200の駐車時に車両200が発する音の音情報を更に含む。本実施形態では、駐車データ取得部111は、車両200の駐車スペースに設けられたマイク320から音情報を取得する。マイク320は、例えば、カメラ310同様、駐車スペースの床面に設けられ、車両200が発する音を収音し、収音した音情報を駐車データ取得部111に出力する。マイク320は、複数設けられてもよく、駐車スペース床面に限らず、他の場所に設けられてもよい。
カメラ310及びマイク320は、車両の安全性への影響が大きい重要部品(例えば、マフラーやサスペンションなど)の近傍を中心に設けるとよい。このようにすることで、重要部品の外観上の変化や、異音の発生を検出しやすくすることができる。
送信部112は、取得した駐車データを、ネットワークNを介してサーバ400に送信する。
続いて、サーバ400の構成を説明する。サーバ400は、図1に示される実施形態1のサーバ40に相当するものである。
図4は、サーバ400の構成を示すブロック図である。サーバ400は、受信部410、判定部420、出力部430、及び記憶部450を備えている。
受信部410は、図1に示される実施形態1の受信部41に相当するものである。受信部410は、走行データ及び駐車データを受信する。受信部410は、受信した走行データ及び駐車データを、走行データ送信装置100又は駐車データ送信装置110を識別する送信装置ID451と対応付けて、走行データ452及び駐車データ453として記憶部450に記憶する。走行データ452は、車両200の走行時におけるテレマティクス情報4521を含む。駐車データ453は、車両200の駐車時における外観画像4531及び音情報4532を含む。また、外観画像4531には、駐車時における車両200の床下画像が含まれる。
図5は、走行データ及び駐車データの一例を示す図である。同図に示すように、走行データには、例えば、CAN情報、DTC情報、位置情報、又は走行情報が含まれる。また、駐車データには、例えば、サスペンションの損傷、マフラーの損傷、ナット又はボルトの緩み、灯火装置の損傷、又はブレーキの損傷などの外観画像が含まれる。駐車データには、マフラーの異音又はトランスミッションの異音などが音情報として含まれる。
図4に戻り説明を続ける。判定部420は、図1に示される実施形態1の判定部42に相当するものである。判定部420は、受信した走行データと受信した駐車データとに基づいて車両200の不具合箇所を判定する。
図6は、車両の使用者に対して求められる点検箇所及び点検内容の一例を示す図である。同図の点検種類、点検箇所、及び点検内容の欄に示すように、車両の使用者は、日常点検及び定期点検において車両の各部品の点検を行うことが法令により定められている。
判定部420は、情報種類欄に示すように、テレマティクス情報、外観画像、及び音情報のいずれか又はこれらの組み合わせを用いて、点検箇所における不具合発生の有無を判定することができる。
判定部420は、まず、取得したテレマティクス情報、外観画像、及び音情報のいずれかに異常を示す情報が含まれている場合、その異常を検知する。以下では、外観画像に異常を示す情報が含まれている場合に、判定部420がその画像を用いて異常を検知する方法の一例を説明する。
図7は、車両200の床下画像から、ボルトの緩みを検知する方法の一例を示す図である。カメラが撮影する床下画像は、同図に示すようなボルト画像601及び602を含むものとする。
まず、ユーザは、ボルト画像601に示すように、ボルトと、ボルトの固定対象に予め目印を付しておく(同図の四角印)。ボルトが緩んだ場合、ボルト画像602に示すように、ボルトに付した目印と、固定対象に付した目印との距離がボルト画像601の状態と比べて長くなる。判定部420は、ボルト画像602を用いて、ボルトに付した目印及び固定対象に付した目印の領域抽出を行う。ボルトに付した目印と固定対象に付した目印との距離が、予め設けた閾値以上になった場合、判定部420は、ボルトの緩みが発生したことを検知する。
このようにすることで、ユーザが床下を目視で観察することなく、ボルトの緩みを検知することができる。車両の床下には、多くのボルトが使用されているため点検箇所が多く、点検漏れが生じるリスクがある。また、分類により異常を検知する場合には、異常時のデータを大量に学習する必要があるが、異常時のデータを大量に取得することは困難である。上記の方法を用いることで、このような問題を解決し、効率的にボルトの緩みを検知することができる。
また、例えば、車体に生じたヒビなどの異常を検出するためには、車両200の外観画像を用いて、ピクセル単位の領域分類技術を用いてもよい。
図8は、車体側面に生じた異常を検出する方法のイメージを示す図である。カメラが撮影する外観画像は、同図に示すような車体の側面を撮影した側面画像611を含むものとする。
判定部420は、車体側面の外観画像に基づいて異常箇所を検出することが可能な学習済みモデルを用いて、異常箇所の検出を行う。判定部420は、側面画像611の領域分類を行い、領域抽出の結果として、同図に示す抽出結果画像612を取得する。判定部420は、領域分類技術を用いることでピクセル単位の細かい粒度で領域を分類することができる。判定部420は、車体に生じたヒビを効率的に検知することができる。
上記に限らず、判定部420は、テレマティクス情報又は音情報に基づいて、異常を検知してもよい。
図4に戻り説明を続ける。判定部420は、受信した走行データ452のテレマティクス情報4521と、駐車データ453の外観画像4531及び音情報4532と、に基づいて、車両200の不具合箇所を判定する。判定部420は、これらの情報から異常を検知した場合、異常が含まれている情報に基づいて、不具合箇所を判定する。例えば、判定部420は、外観画像4531に含まれる車両200の床下画像を用いて異常を検知し、検出した異常と走行データ452のテレマティクス情報4521とに基づいて、不具合箇所を判定する。
判定部420は、例えば、車両200の不具合箇所を判定する点検用AI(Artificial Intelligence)を用いて不具合箇所を判定する。点検用AIは、テレマティクス情報、外観画像、及び音情報に含まれる1つ以上の異常を示す情報に基づいて車両の不具合箇所を判定することを機械学習した、学習済みの判定モデルを用いて判定を行う。点検用AIは、テレマティクス情報4521、外観画像4531、及び音情報4532のうち、異常を含む情報を判定モデルに入力し、車両200の不具合箇所の判定結果を得る。
図9は、判定部420が点検用AIを用いて不具合箇所を判定する流れを示す図である。例えば、あるエンジン回転数において、車両200のふらつき及び揺れが生じているとする。走行データに含まれるテレマティクス情報には、加速度センサが示す異常な値が含まれる。また、駐車データに含まれる床下画像において、サスペンションのダンパー部分のボルトの緩みが検知されたとする。
このような場合、判定部420は、走行データのテレマティクス情報と、駐車データに含まれる床下画像から、それぞれ異常を示す情報を抽出し、これらを判定モデルに入力する。判定モデルは、加速度センサが示した異常値、車両のふらつき、揺れ、及びボルトの緩みに基づいて、不具合箇所を判定し、判定結果を出力する。このように、点検用AIを用いることで、判定部420は、複数の異常に基づいて総合的に不具合箇所を判定することができる。
仮に、判定部420が、走行データのテレマティクス情報に含まれる加速度センサの異常値のみを用いて不具合を判定した場合には、駐車データに含まれる床下画像の異常が判定において考慮されない。その場合、判定部420は、サスペンションのダンパー部分のボルトの緩みを考慮して不具合箇所の判定を行うことができないため、ユーザが不具合箇所を正しく認識できないおそれがある。
判定部420は、走行データ及び駐車データの双方に基づいて不具合箇所を判定することで、発生している異常の不具合箇所を適切に判定することができる。また、判定部420は、車両200の外観画像及び音情報を加味して不具合箇所を判定することができるので、センサ類からでは捉えることのできない損傷や不具合を検出し、精度よく不具合箇所を特定することができる。
判定モデルは、異常を含む部品や部位に応じて、不具合箇所を特定するための重み付けがなされていてもよい。その場合、異常が発生した部品や部位に応じて、予め重み付け値を定義しておく。判定モデルは、定義された重み付け値に基づいて不具合箇所を判定する。
上記に限らず、判定部420は、他の判定条件を用いて不具合箇所を判定してもよい。また、判定部420は、異常な情報だけでなく、正常な情報を含む情報を点検用AIに入力し、不具合箇所の判定結果を得てもよい。このようにすることで、不具合箇所である可能性が低い部位や部品の情報を考慮して判定することができる。
出力部430は、判定結果をユーザに報知するための情報を生成し、出力する。例えば、出力部430は、判定結果を表示するための表示情報を生成して、生成した表示情報を表示装置(不図示)に出力する。出力部430は、例えば、不具合が発生した場合に、車両200の運転者に対して、不具合が発生した旨及び不具合箇所を報知してもよい。このようにすることで、運転者は、速やかに車両200の異常を把握することができる。出力部430は、不具合の箇所や、車両の安全性に及ぼす影響の程度に応じて、出力のタイミングを変えてもよい。例えば、不具合が車両の安全性に及ぼす影響が大きい場合には、走行中の運転者に報知し、速やかな対応を促してもよい。安全性への影響が小さい場合には、車両200が営業所などの駐車スペースに戻ったタイミングで報知してもよい。また、不具合箇所がないと判定された場合、出力部430は、その旨を出力してもよい。
図4に戻り説明を続ける。記憶部450は、走行データ送信装置100から受信した走行データ及び駐車データ送信装置110から受信した駐車データを、送信装置ID451と対応付けて記憶する。
続いて、図10に示すフローチャートを用いて、サーバ400が行う処理を説明する。
まず、受信部410(図4を参照)は、走行データ送信装置100及び駐車データ送信装置110(共に図3を参照)から、走行データ及び駐車データをそれぞれ受信する(S11)。走行データは、テレマティクス情報を含む。また、駐車データは、外観画像及び音情報を含む。
判定部420(図4を参照)は、受信した走行データと駐車データとに基づいて、データに含まれる異常を検知する。また、判定部420は、検知した異常に基づいて、点検用AIを用いて車両200の不具合箇所を判定する(S12)。
出力部430は、不具合箇所があるか否かを判定する(S13)。不具合箇所がある場合(S13のYES)、出力部430は、判定結果をユーザに報知するための情報を生成し、出力する(S14)。不具合箇所がない場合(S13のNO)は処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態にかかる判定システム1000では、サーバ400は、車両200の走行データ及び駐車データを受信し、受信した走行データ及び駐車データに基づいて、車両200の不具合箇所を判定する。また、サーバ400は、判定結果をユーザに報知する。ユーザは、不具合箇所を容易に把握することができるので、車両200の点検作業を効率的に行うことができる。
また、駐車データには、車両200の床下画像を含む外観画像が含まれる。さらに、駐車データには、車両200が発する音の音情報が含まれる。サーバ400は、画像認識や音声認識を用いて部品の損傷や異音の発生を検知するので、走行時のテレマティクス情報のみを用いた場合には検知することが困難な異常を検知することができる。そして、サーバ400が、検知した異常に基づいて、不具合箇所を判定するので、精度よく不具合箇所の判定を行うことができる。そして、ユーザは、判定結果を把握することができるので、点検業務を効率化し、点検品質を安定させることができる。
<実施形態3>
本実施形態は、上述した実施形態1の具体例である。実施形態2では、駐車データ送信装置110(図3を参照)は、駐車スペースに設けられたカメラ310及びマイク320から外観画像及び音情報を取得して、これらの情報をサーバ400に送信した。本実施形態では、カメラ及びマイクが車両200の底面に設けられ、車両200の底面に設けられたカメラ及びマイクが、走行時の外観画像及び床下画像をそれぞれ取得する。したがって、車両200に搭載された走行データ送信装置100は、テレマティクス情報に加え、外観画像及び音情報を含む走行データをサーバ400に送信する。
図11は、本実施形態にかかるサーバ400aの構成を示すブロック図である。サーバ400aは、受信部410、判定部420a、出力部430、及び記憶部450aを備えている。受信部410及び出力部430の構成は、図3に示される実施形態2の受信部410及び出力部430と同様であるので詳細な説明を省略する。判定部420aは、図4に示される実施形態2の判定部420に対応するものである。また、記憶部450aは、図4に示される実施形態2の記憶部450に対応するものである。
本実施形態では、実施形態2と異なり、車両200の底面にカメラ及びマイクが設けられている。カメラ及びマイクは、走行時の床下画像及び音情報をそれぞれ取得する。
走行データ送信装置100の構成は、図3に示される実施形態2の走行データ送信装置100と同様である。走行データ取得部101は、車両200の走行時の状態を示す走行データを車両200から取得する。走行データは、車両200の走行状態を示すテレマティクス情報を含む。本実施形態では、走行データは、車両200の底面に設けられたカメラが撮影した外観画像を更に含む。外観画像には、車両200の床下画像が含まれる。また、走行データは、車両200の底面に設けられたマイクが収音した車両200から発せられた音の音情報を更に含む。
したがって、図11に示すように、記憶部450aの走行データ452aには、テレマティクス情報4521だけでなく、外観画像4522及び音情報4523が含まれる。
図12は、本実施形態における走行データの内容の一例を示す図である。実施形態2では、サスペンションやマフラーなどの外観画像及び音情報は、駐車データ送信装置がサーバに送信した。本実施形態では、走行データ送信装置がこれらの情報をサーバに送信することができる。よって、同図に示すように、走行データには、サスペンションの損傷を含む外観画像や、マフラーの異音を含む音情報なども含まれる。
図13は、受信した走行データを用いて、判定部420aが不具合箇所を判定する流れを示す図である。判定の流れは、図9に示される実施形態2の場合と同様である。
例えば、テレマティクス情報に、エンジンの出力低下の異常を示す情報が含まれているとする。また、外観画像にはマフラーの損傷を示す画像が含まれ、音情報にはマフラーから発せられた異音が含まれているとする。
判定部420aは、テレマティクス情報、外観画像、及び音情報のそれぞれから異常を検知し、検知した内容に基づいて、点検用AIを用いて不具合箇所を総合的に判定する。判定部420aは、テレマティクス情報だけでなく、外観画像及び音情報を考慮して不具合箇所を判定するので、例えば、エンジン自体の不具合ではなく、排気系の不具合であることをユーザに対して報知し、点検を推奨することができる。
なお、車両200に設けられたカメラ及びマイクに加えて、実施形態2と同様、駐車スペースにカメラ及びマイクを設けてもよい。このようにすることで、判定部420aは、走行データのテレマティクス情報、外観画像、及び音情報に加え、駐車データの外観画像及び音情報も含めて不具合箇所を判定することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる判定システムによれば、走行データ送信装置100は、走行データ取得部101が取得したテレマティクス情報、外観画像及び音情報をサーバ400に送信するので、実施形態2と同様の効果を得ることができる。また、走行データ送信装置100は、走行時の床下画像及び音情報を、テレマティクス情報と対応付けて送信することができる。したがって、例えば、サーバ400では、異音の発生時におけるエンジンの回転数を考慮して不具合箇所を判定することができるので、より精度よく不具合箇所の判定を行うことができる。
<ハードウエアの構成例>
サーバ400等の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、サーバ400等の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図14は、サーバ400等を実現するコンピュータ500のハードウエア構成を例示するブロック図である。コンピュータ500は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型のコンピュータであってもよい。コンピュータ500は、サーバ400等を実現するために設計された専用のコンピュータであってもよいし、汎用のコンピュータであってもよい。
例えば、コンピュータ500に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、コンピュータ500で、サーバ400等の各機能が実現される。上記アプリケーションは、サーバ400等の機能構成部を実現するためのプログラムで構成される。
コンピュータ500は、バス502、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース510、及びネットワークインタフェース512を有する。バス502は、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース510、及びネットワークインタフェース512が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ504などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ504は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、又は FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ506は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス508は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース510は、コンピュータ500と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース510には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース512は、コンピュータ500をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、WAN(Wide Area Network)であってもよい。
ストレージデバイス508は、サーバ400等の各機能構成部を実現するプログラム(前述したアプリケーションを実現するプログラム)を記憶している。プロセッサ504は、このプログラムをメモリ506に読み出して実行することで、サーバ400等の各機能構成部を実現する。
なお、本開示は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上述の説明では、サーバが走行データ送信装置及び駐車データ送信装置からデータを受信し、受信したデータの異常を検知して不具合箇所を判定したが、これに限られない。走行データ送信装置又は駐車データ送信装置において、それぞれが取得したデータの異常を検知し、異常を検知した場合に、異常を含むデータをサーバに送信してもよい。このようにすることで、走行データ送信装置又は駐車データ送信装置と、サーバとの間の通信にかかる通信量を削減することができる。
また、カメラ及びマイクは、車両及び駐車スペースのいずれでもない場所に設けられてもよい。カメラ及びマイクは、例えば信号機など、道路近傍に設けられた設備を含むインフラストラクチャに設けられてもよい。例えば、カメラは、交差点において信号待ちのために停車中の車両の床下画像を撮影し、マイクは、同車両から発せられた音を収音する。また、停車中だけでなく、走行中における床下画像及び音情報を取得してもよい。さらに、車両の前方部分や側面部分など、床下以外の領域の画像を撮影してもよい。
このようにすることで、カメラ、マイク、及び送信装置を備えていない車両についても異常を検知し、不具合箇所を判定することができる。
また、本開示は、上述したバス、トラック、又はタクシーなどの事業用自動車に限らず、自家用自動車に適用されてもよい。また、警察、消防、又は医療機関などが利用する緊急車両や特殊車両に適用されてもよい。さらに、鉄道車両、航空機、及び船舶などに適用されてもよい。
なお、上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに提供することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD(compact disc)、又はDVD(digital versatile disk)などの光ディスク媒体、半導体メモリ(例えば、マスク ROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに提供されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 判定システム
10 走行データ送信装置
11 駐車データ送信装置
40 サーバ
41 受信部
42 判定部
100 走行データ送信装置
101 走行データ取得部
102 送信部
110 駐車データ送信装置
111 駐車データ取得部
112 送信部
200 車両
310 カメラ
320 マイク
400、400a サーバ
410 受信部
420、420a 判定部
430 出力部
450、450a 記憶部
451 送信装置ID
452、452a 走行データ
453 駐車データ
500 コンピュータ
502 バス
504 プロセッサ
506 メモリ
508 ストレージデバイス
510 入出力インタフェース
512 ネットワークインタフェース
601、602 ボルト画像
611 側面画像
612 抽出結果画像
1000 判定システム
4521 テレマティクス情報
4522、4531 外観画像
4523、4532 音情報
N ネットワーク

Claims (8)

  1. サーバと、
    車両の走行時の状態を示す走行データを取得し、前記走行データを前記サーバに送信する走行データ送信装置と、
    前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを取得し、前記駐車データを前記サーバに送信する駐車データ送信装置と、を備え、
    前記サーバは、
    前記走行データ及び前記駐車データを受信する受信手段と、
    前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定手段と、を備え
    前記走行データ及び前記駐車データの少なくとも一方は、前記車両の床下画像を含み、
    前記判定手段は、前記床下画像を用いて前記車両の異常を検知し、前記異常と前記走行データとに基づいて前記不具合箇所を判定す
    判定システム。
  2. 前記走行データは、前記車両の走行状態を示すテレマティクス情報、前記車両の走行時における前記車両の外観画像、及び前記車両の走行時に前記車両が発する音の音情報のうち、少なくとも1つを含む
    請求項1に記載の判定システム。
  3. 前記駐車データは、前記車両の駐車時における前記車両の外観画像、及び前記車両の駐車時に前記車両が発する音の音情報のうち、少なくとも1つを含む
    請求項1又は2に記載の判定システム。
  4. 前記判定手段は、前記走行データ及び前記駐車データの少なくとも一方に基づいて前記車両の不具合を判定することを学習した学習済みモデルを用いて、前記不具合箇所を判定する
    請求項1~のいずれか1項に記載の判定システム。
  5. 車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信する受信手段と、
    前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定手段と、を備え
    前記走行データ及び前記駐車データの少なくとも一方は、前記車両の床下画像を含み、
    前記判定手段は、前記床下画像を用いて前記車両の異常を検知し、前記異常と前記走行データとに基づいて前記不具合箇所を判定す
    サーバ。
  6. 前記走行データは、前記車両の走行状態を示すテレマティクス情報、前記車両の走行時における前記車両の外観画像、及び前記車両の走行時に前記車両が発する音の音情報のうち、少なくとも1つを含む
    請求項に記載のサーバ。
  7. 車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信し、
    前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定し、
    前記走行データ及び前記駐車データの少なくとも一方は、前記車両の床下画像を含み、
    前記不具合箇所の判定では、前記床下画像を用いて前記車両の異常を検知し、前記異常と前記走行データとに基づいて前記不具合箇所を判定する
    判定方法。
  8. 車両の走行時の状態を示す走行データを走行データ送信装置から受信し、かつ、前記車両の駐車時の状態を示す駐車データを駐車データ送信装置から受信する受信処理と、
    前記受信した走行データと前記受信した駐車データとに基づいて前記車両の不具合箇所を判定する判定処理と、
    をコンピュータに実行させ
    前記走行データ及び前記駐車データの少なくとも一方は、前記車両の床下画像を含み、
    前記判定処理では、前記床下画像を用いて前記車両の異常を検知し、前記異常と前記走行データとに基づいて前記不具合箇所を判定する判定プログラム。
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