JP7471891B2 - ショベル及び較正方法 - Google Patents

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Description

本開示は、ショベル及び較正方法に関する。
例えば、バケットおよびブームを含むリンク機構からなるフロントアタッチメントと、このフロントアタッチメントによる掘削から放土して戻り旋回に至る一連の動作状態を検出し、この動作中の前記バケットに作用する荷重を測定するコントローラユニットとを備え、掘削終了から放土開始までの時間内で前記バケットに作用する荷重を測定すると共に、放土終了から掘削開始までの時間内で前記バケットに作用する荷重を再び測定し、これら両荷重の差を求めて掘削作業時の操作土量を算出するようにしたことを特徴とする油圧ショベルの操作土量算出方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2002-4337号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、バケット内の土砂の重心位置をバケットの重心位置としているため、土砂の重心位置が異なるときに土砂重量の検出精度が低下するおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、精度よく積載物の重量を算出するショベル及び較正方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、上部旋回体に取り付けられ、バケット及びフックを有するアタッチメントと、前記アタッチメントに備えられる姿勢センサと、前記アタッチメントを駆動するシリンダと、前記姿勢センサと前記シリンダの検出値に基づいて、所定の演算式により前記アタッチメントに積載された積載物の重量を算出する制御装置と、を備え、前記制御装置は、実重量が既知の較正体を前記フックで吊り上げ、前記姿勢センサにより検出された前記フックの位置と、前記シリンダの検出値と、に基づいて、前記演算式により前記較正体の重量を算出する工程と、算出された前記較正体の重量と、前記較正体の実重量と、に基づいて、前記演算式を較正する工程と、を実行する、ショベルが提供される。
上述の実施形態によれば、精度よく積載物の重量を算出するショベル及び較正方法を提供することができる。
本実施形態に係る掘削機としてのショベルの側面図である。 アタッチメントに積載される積載物の積載方法を示す図である。 重量算出部の処理を説明するブロック線図である。 本実施形態に係るショベルの重量算出部の較正方法を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[ショベルの概要]
最初に、図1を参照して、本実施形態に係るショベル100の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る掘削機としてのショベル100の側面図である。
本実施形態に係るショベル100は、下部走行体1と、旋回機構2を介して旋回自在に下部走行体1に搭載される上部旋回体3と、アタッチメント(作業機)を構成するブーム4、アーム5、及び、バケット6と、キャビン10を備える。
下部走行体1は、左右一対のクローラが走行油圧モータ(図示せず)でそれぞれ油圧駆動されることにより、ショベル100を走行させる。つまり、一対の走行油圧モータは、被駆動部としての下部走行体1(クローラ)を駆動する。
上部旋回体3は、旋回油圧モータ(図示せず)で駆動されることにより、下部走行体1に対して旋回する。つまり、旋回油圧モータは、被駆動部としての上部旋回体3を駆動する旋回駆動部であり、上部旋回体3の向きを変化させることができる。
尚、上部旋回体3は、旋回油圧モータの代わりに、電動機(以下、「旋回用電動機」)により電気駆動されてもよい。つまり、旋回用電動機は、旋回油圧モータと同様、被駆動部としての上部旋回体3を駆動する旋回駆動部であり、上部旋回体3の向きを変化させることができる。
ブーム4は、上部旋回体3の前部中央に俯仰可能に枢着され、ブーム4の先端には、アーム5が上下回動可能に枢着され、アーム5の先端には、エンドアタッチメントとしてのバケット6が上下回動可能に枢着される。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、それぞれ、油圧アクチュエータとしてのブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。
尚、バケット6は、エンドアタッチメントの一例であり、アーム5の先端には、作業内容等に応じて、バケット6の代わりに、他のエンドアタッチメント、例えば、法面用バケット、浚渫用バケット、ブレーカ等が取り付けられてもよい。
バケットシリンダ9のロッド側端部とバケット6とは、バケットリンク6aによって連結されている。具体的には、バケットリンク6aの上端側は、バケットシリンダトップピン6bを介してバケットシリンダ9のロッド側端部及びアームリンク6cに回動可能に連結されている。バケットリンク6aの下端側は、バケットピン6dを介してバケット6の後面にあるブラケットに回動可能に連結されている。また、バケットリンク6aには、クレーン作業用のフック6eが収納可能に且つ回動可能に取り付けられている。
フック6eは、掘削作業時には、主にバケットリンク6aで構成されるフック収納部6fに収納される。バケット6の動作を妨げることがないようにするためである。一方、クレーン作業時にはフック収納部6fからその先端が突出するように構成されている。
また、フック収納部6fには、フック6eの収納状態を検出する検出装置(図示せず)が設けられていてもよい。例えば、検出装置は、フック収納部6f内にフック6eが存在する場合に導通状態となり、フック収納部6f内にフック6eが存在しない場合に遮断状態となるスイッチであり、フック6eが収納されるフック収納部6fに設けられている。なお、検出装置の検出信号は、後述するコントローラ30に取り込まれる。
キャビン10は、オペレータが搭乗する運転室であり、上部旋回体3の前部左側に搭載される。
エンジン11は、油圧駆動系におけるメイン動力源であり、例えば、上部旋回体3の後部に搭載される。具体的には、エンジン11は、後述するコントローラ30による直接或いは間接的な制御下で、予め設定される目標回転数で一定回転し、メインポンプ(図示せず)及びパイロットポンプ(図示せず)を駆動する。エンジン11は、例えば、軽油を燃料とするディーゼルエンジンである。
コントローラ30は、例えば、キャビン10内に設けられ、ショベル100の駆動制御を行う。コントローラ30は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いは、その組み合わせにより実現されてよい。例えば、コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、不揮発性の補助記憶装置と、各種入出力インターフェース等を含むマイクロコンピュータを中心に構成される。コントローラ30は、例えば、ROMや不揮発性の補助記憶装置に格納される各種プログラムをCPU上で実行することにより各種機能を実現する。
例えば、コントローラ30は、オペレータ等の所定操作により予め設定される作業モード等に基づき、目標回転数を設定し、エンジン11を一定回転させる駆動制御を行う。
また、コントローラ30は、アタッチメントの積載物の重量を算出する重量算出部70(後述する図3参照)を有している。重量算出部70は、バケット6で土砂等を掘削する際、バケット6内の土砂等の積載物の重量を算出する。また、フック6eで吊荷を吊り上げる際、フック6eで吊り上げられる吊荷(積載物)の重量を算出する。
表示装置40は、キャビン10内の着座したオペレータから視認し易い場所に設けられ、コントローラ30による制御下で、各種情報画像を表示する。表示装置40は、CAN(Controller Area Network)等の車載通信ネットワークを介してコントローラ30に接続されていてもよいし、一対一の専用線を介してコントローラ30に接続されていてもよい。
入力装置42は、キャビン10内の着座したオペレータから手が届く範囲に設けられ、オペレータによる各種操作入力を受け付け、操作入力に応じた信号をコントローラ30に出力する。入力装置42は、各種情報画像を表示する表示装置40のディスプレイに実装されるタッチパネル、レバー装置(図示せず)のレバー部の先端に設けられるノブスイッチ、表示装置40の周囲に設置されるボタンスイッチ、レバー、トグル、回転ダイヤル等を含む。入力装置42に対する操作内容に対応する信号は、コントローラ30に取り込まれる。
また、入力装置42は、モード切替スイッチ(図示せず)を有する。モード切替スイッチは、ショベル100の作業モードを切り替えるためのスイッチである。作業モードは、ショベル100による作業の種別を意味し、例えば、クレーンモード、通常モード等を含む。なお、モード切替スイッチは、表示装置40の画面上に配置されるタッチパネル上のソフトウェアスイッチであってもよく、表示装置40の周辺に設置されたハードウェアスイッチであってもよく、キャビン10内の別の位置に設置されたスイッチであってもよい。
音声出力装置43は、例えば、キャビン10内に設けられ、コントローラ30と接続され、コントローラ30による制御下で、音声を出力する。音声出力装置43は、例えば、スピーカやブザー等である。音声出力装置43は、コントローラ30からの音声出力指令に応じて各種情報を音声出力する。
記憶装置47は、例えば、キャビン10内に設けられ、コントローラ30による制御下で、各種情報を記憶する。記憶装置47は、例えば、半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体である。記憶装置47は、ショベル100の動作中に各種機器が出力する情報を記憶してもよく、ショベル100の動作が開始される前に各種機器を介して取得する情報を記憶してもよい。
ブーム角度センサS1は、ブーム4に取り付けられ、ブーム4の上部旋回体3に対する俯仰角度(以下、「ブーム角度」)、例えば、側面視において、上部旋回体3の旋回平面に対してブーム4の両端の支点を結ぶ直線が成す角度を検出する。ブーム角度センサS1は、例えば、ロータリエンコーダ、加速度センサ、6軸センサ、IMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)等を含んでよい。また、ブーム角度センサS1は、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、ブーム角度に対応する油圧シリンダ(ブームシリンダ7)のストローク量を検出するシリンダセンサ等を含んでもよい。以下、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3についても同様である。ブーム角度センサS1によるブーム角度に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
アーム角度センサS2は、アーム5に取り付けられ、アーム5のブーム4に対する回動角度(以下、「アーム角度」)、例えば、側面視において、ブーム4の両端の支点を結ぶ直線に対してアーム5の両端の支点を結ぶ直線が成す角度を検出する。アーム角度センサS2によるアーム角度に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
バケット角度センサS3は、バケット6に取り付けられ、バケット6のアーム5に対する回動角度(以下、「バケット角度」)、例えば、側面視において、アーム5の両端の支点を結ぶ直線に対してバケット6の支点と先端(刃先)とを結ぶ直線が成す角度を検出する。バケット角度センサS3によるバケット角度に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
機体傾斜センサS4は、水平面に対する機体(上部旋回体3或いは下部走行体1)の傾斜状態を検出する。機体傾斜センサS4は、例えば、上部旋回体3に取り付けられ、ショベル100(即ち、上部旋回体3)の前後方向及び左右方向の2軸回りの傾斜角度(以下、「前後傾斜角」及び「左右傾斜角」)を検出する。機体傾斜センサS4は、例えば、ロータリエンコーダ、加速度センサ、6軸センサ、IMU等を含んでよい。機体傾斜センサS4による傾斜角度(前後傾斜角及び左右傾斜角)に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
旋回状態センサS5は、上部旋回体3の旋回状態に関する検出情報を出力する。旋回状態センサS5は、例えば、上部旋回体3の旋回角速度及び旋回角度を検出する。旋回状態センサS5は、例えば、ジャイロセンサ、レゾルバ、ロータリエンコーダ等を含んでよい。旋回状態センサS5による上部旋回体3の旋回角度や旋回角速度に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
空間認識装置としての撮像装置S6は、ショベル100の周辺を撮像する。撮像装置S6は、ショベル100の前方を撮像するカメラS6F、ショベル100の左方を撮像するカメラS6L、ショベル100の右方を撮像するカメラS6R、及び、ショベル100の後方を撮像するカメラS6Bを含む。
カメラS6Fは、例えば、キャビン10の天井、即ち、キャビン10の内部に取り付けられている。また、カメラS6Fは、キャビン10の屋根、ブーム4の側面等、キャビン10の外部に取り付けられていてもよい。カメラS6Lは、上部旋回体3の上面左端に取り付けられ、カメラS6Rは、上部旋回体3の上面右端に取り付けられ、カメラS6Bは、上部旋回体3の上面後端に取り付けられている。
撮像装置S6(カメラS6F,S6B,S6L,S6R)は、それぞれ、例えば、非常に広い画角を有する単眼の広角カメラである。また、撮像装置S6は、ステレオカメラや距離画像カメラ等であってもよい。撮像装置S6による撮像画像は、表示装置40を介してコントローラ30に取り込まれる。
空間認識装置としての撮像装置S6は、物体検知装置として機能してもよい。この場合、撮像装置S6は、ショベル100の周囲に存在する物体を検知してよい。検知対象の物体には、例えば、人、動物、車両、建設機械、建造物、穴等が含まれうる。また、撮像装置S6は、撮像装置S6又はショベル100から認識された物体までの距離を算出してもよい。物体検知装置としての撮像装置S6には、例えば、ステレオカメラ、距離画像センサ等が含まれうる。そして、空間認識装置は、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子を有する単眼カメラであり、撮像した画像を表示装置40に出力する。また、空間認識装置は、空間認識装置又はショベル100から認識された物体までの距離を算出するように構成されていてもよい。また、撮像装置S6に加えて、空間認識装置として、例えば、超音波センサ、ミリ波レーダ、LIDAR、赤外線センサ等の他の物体検知装置が設けられてもよい。空間認識装置としてミリ波レーダ、超音波センサ、又はレーザレーダ等を利用する場合には、多数の信号(レーザ光等)を物体に発信し、その反射信号を受信することで、反射信号から物体の距離及び方向を検出してもよい。
尚、撮像装置S6は、直接、コントローラ30と通信可能に接続されてもよい。
ブームシリンダ7にはブームロッド圧センサS7R及びブームボトム圧センサS7Bが取り付けられている。アームシリンダ8にはアームロッド圧センサS8R及びアームボトム圧センサS8Bが取り付けられている。バケットシリンダ9にはバケットロッド圧センサS9R及びバケットボトム圧センサS9Bが取り付けられている。ブームロッド圧センサS7R、ブームボトム圧センサS7B、アームロッド圧センサS8R、アームボトム圧センサS8B、バケットロッド圧センサS9R及びバケットボトム圧センサS9Bは、集合的に「シリンダ圧センサ」とも称される。
ブームロッド圧センサS7Rはブームシリンダ7のロッド側油室の圧力(以下、「ブームロッド圧」とする。)を検出し、ブームボトム圧センサS7Bはブームシリンダ7のボトム側油室の圧力(以下、「ブームボトム圧」とする。)を検出する。アームロッド圧センサS8Rはアームシリンダ8のロッド側油室の圧力(以下、「アームロッド圧」とする。)を検出し、アームボトム圧センサS8Bはアームシリンダ8のボトム側油室の圧力(以下、「アームボトム圧」とする。)を検出する。バケットロッド圧センサS9Rはバケットシリンダ9のロッド側油室の圧力(以下、「バケットロッド圧」とする。)を検出し、バケットボトム圧センサS9Bはバケットシリンダ9のボトム側油室の圧力(以下、「バケットボトム圧」とする。)を検出する。
測位装置P1は、上部旋回体3の位置及び向きを測定する。測位装置P1は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)コンパスであり、上部旋回体3の位置及び向きを検出し、上部旋回体3の位置及び向きに対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。また、測位装置P1の機能のうちの上部旋回体3の向きを検出する機能は、上部旋回体3に取り付けられた方位センサにより代替されてもよい。
通信装置T1は、基地局を末端とする移動体通信網、衛星通信網、インターネット網等を含む所定のネットワークを通じて外部機器と通信を行う。通信装置T1は、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する移動体通信モジュールや、衛星通信網に接続するための衛星通信モジュール等である。
[重量算出部]
ショベル100の重量算出部70は、入力情報と、所定の演算式に基づいて、アタッチメントの積載物の重量を算出する。また、重量算出部70は、規定重量の較正体200の重量を算出して、所定の演算式を較正する較正作業(キャリブレーション)が行われる。
図2は、アタッチメントに積載される積載物の積載方法を示す図である。図2(a)は、参考例における積載物(較正体200)の積載方法を示す図である。図2(b)は、本実施形態のショベル100における較正作業時の積載物(較正体200)の積載方法を示す図である。
図2(a)に示す参考例では、較正体200をバケット6に積載させる。この場合、較正体200がバケット6内にどのように配置されるかは定まらない。このため、較正体200の重心位置Gが定まらない。このため、規定重量の較正体200をバケット6に保持させても、較正体200の正確な重心位置が分からない。このため、重量算出部70を精度よく較正することが困難であった。
これに対し、図2(b)に示す本実施形態に係る較正体200の保持方法では、較正体200をフック6eに吊るして較正を行う。フック6eに吊るされた較正体200の重心位置は、フック6eの直下に位置する。このため、較正体200の重心位置を好適に推定することができる。即ち、ショベル100の姿勢センサ(ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、機体傾斜センサS4、旋回状態センサS5)に基づいて、アタッチメントの姿勢を算出することができる。これにより、バケットピン6dの位置を算出することができる。よって、バケットピン6dに設けられたフック6eの位置を算出することができ、較正体200の重心位置も算出することができる。なお、クレーン作業中は、バケット6は閉じた状態であるため、バケット6の重心Geはバケット6が閉じた状態での重心位置に基づき、吊荷(較正体200)の重量は算出される。
即ち、本実施形態では、フック6eに較正体200を吊るして較正作業を行うことにより、較正体200の重心位置を精度よく取得することができる。また、較正体200の重量は、既知(規定重量)である。これにより、重量算出部70を精度よく較正することができる。これにより、重量算出部70による積載物の重量の算出精度を向上させることができる。
[重量算出方法]
次に、図3を用いて、ブームシリンダ7の推力に基づいて、アタッチメントの積載物(土砂、吊荷等)の重量を算出する重量算出部70における積載物の重量を算出する方法について説明する。
図3は、重量算出部70の処理を説明するブロック線図である。重量算出部70は、トルク算出部71と、慣性力算出部72と、遠心力算出部73と、静止時トルク算出部74と、重量換算部75と、重量較正部76と、を有している。
トルク算出部71は、ブーム4のフートピン回りのトルク(検出トルク)を算出する。ブームシリンダ7の作動油の圧力(ブームロッド圧センサS7R、ブームボトム圧センサS7B)に基づいて算出される。
慣性力算出部72は、慣性力によるブーム4のフートピン回りのトルク(慣性項トルク)を算出する。慣性項トルクは、ブーム4のフートピン周りの角加速度とブーム4の慣性モーメントに基づいて算出される。ブーム4のフートピン周りの角加速度や慣性モーメントは姿勢センサの出力に基づいて算出される。
遠心力算出部73は、コリオリ及び遠心力によるブーム4のフートピン回りのトルク(遠心項トルク)を算出する。遠心項トルクは、ブーム4のフートピン周りの角速度とブーム4の重量に基づいて算出される。ブーム4のフートピン周りの角速度は姿勢センサの出力に基づいて算出される。ブーム4の重量は既知である。
静止時トルク算出部74は、トルク算出部71の検出トルク、慣性力算出部72の慣性項トルク、遠心力算出部73の遠心項トルクに基づいて、アタッチメント静止時におけるブーム4のフートピン回りのトルクである静止トルクτを算出する。ここで、ブーム4のフートピン回りのトルクの式を式(1)に示す。なお、式(1)の左辺のτは検出トルクを示し、右辺の第1項は慣性項トルクを示し、右辺の第2項は遠心項トルクを示し、右辺の第3項は静止トルクτを示す。
Figure 0007471891000001
式(12)に示すように、検出トルクτから慣性項トルク及び遠心項トルクを減算することにより、静止トルクτを算出することができる。これにより、本実施形態では、ブーム等のピン周りの回動動作により生じる影響を補償することができる。
重量換算部75は、静止トルクτに基づいて、積載物の重量Wを算出する。積載物重量Wは、例えば、静止トルクτからアタッチメントに積載物が積載されていないときのトルクを引いたトルクを、ブーム4のフートピンから積載物の重心までの水平距離で割ることで算出することができる。
重量較正部76には、重量換算部75で算出された積載物の重量Wが入力される。重量較正部76は、重量換算部75で算出された積載物の重量Wと所定の演算式とに基づいて、較正後の積載物の重量Wを算出して出力する。重量算出部70は、積載物の重量として、重量Wを出力する。
また、較正作業時において、重量較正部76には、較正体200の実重量Wと、重量換算部75で算出された較正体200の重量Wと、が入力される。重量較正部76は、較正体200の実重量Wと、重量換算部75で算出された較正体200の重量Wと、に基づいて、演算式を較正する。
例えば、演算式が「W=C・W」(Cは係数)として定義される場合、較正体200の実重量Wと重量換算部75で算出された較正体200の重量Wから係数を決定することにより、演算式を較正する。
<較正方法>
次に、重量算出部70の較正方法について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るショベル100の重量算出部70の較正方法を説明するフローチャートである。
ステップS101において、コントローラ30は、ショベル100の動作モードをクレーンモードに切り替える。例えば、オペレータが入力装置42のモード切替スイッチ(図示せず)を操作することにより、コントローラ30は、ショベル100の動作モードをクレーンモードに切り替える。なお、クレーンモードは、フック6eに吊荷を吊り下げる作業を行う際に用いられる作業モードである。クレーンモードにおいて、エンジン11は、通常モード(掘削モード)における回転数よりも低い回転数に設定される。また、バケット6の開き動作を禁止するように制限される。
ステップS102において、コントローラ30は、較正体200の実重量を取得する。例えば、較正作業を行うオペレータが入力装置42を操作して較正体200の実重量を入力する。なお、較正体200の実重量の取得方法はこれに限られるものではなく、例えば、記憶装置47に記憶されている較正体200の実重量を読み出すことにより、取得してもよい。
また、作業者は、規定重量の較正体200をフック6eに掛ける。ショベル100のオペレータは、例えば、レバー装置(図示せず)を操作してブーム4を上げ、較正体200をフック6eで吊り上げる。
ステップS103において、コントローラ30は、較正体200の重量を算出(計測)する。具体的には、ショベル100の姿勢センサ(ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、機体傾斜センサS4、旋回状態センサS5)の検出値、ブームロッド圧センサS7R及びブームボトム圧センサS7Bの検出値がコントローラ30に入力される。コントローラ30の重量算出部70は、較正体200の重心の位置をフック6eの直下と推定し、トルク算出部71、慣性力算出部72、遠心力算出部73、静止時トルク算出部74、重量換算部75によって、較正体200の重量を算出する。
ステップS104において、コントローラ30は、演算式の較正を行う。重量較正部76は、ステップS102で取得した較正体200の実重量と、ステップS103で算出した較正体200の重量と、に基づいて、演算式を較正する。例えば、前述の係数Cを決定する。
その後、オペレータは、例えば、レバー装置(図示せず)を操作してブーム4を下げ、較正体200を着地させる。また、作業者は、較正体200をフック6eから外す。以上により、重量算出部70の較正作業が終了する。
なお、図4に示す例において、ステップS102に示す較正体200の実重量の取得は、ステップS103に示す較正体200の重量を算出(計測)よりも前に行うものとして説明したが、これに限られるものではない。較正体200の重量を算出(計測)した後に、較正体200の実重量を取得し、演算式の較正を行う構成であってもよい。
以降、重量算出部70は、較正された演算式を用いて、アタッチメントの積載物(土砂、吊荷等)の重量を算出する。
以上、本実施形態に係るショベル100によれば、重量算出部70を較正する際、ショベル100のクレーンモードを用い、較正体200をフック6eで吊り上げて較正作業を行う。これにより、較正体200の重心位置を精度よく推定することができるので、較正精度を向上させることができる。また、精度よく較正された重量算出部70を用いることにより、アタッチメントの積載物(土砂、吊荷等)の重量を精度よく算出することができる。
以上、ショベル100の実施形態等について説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
図4に示す較正処理において、1つの較正体200を用いて較正を行うものとして説明したが、これに限られるものではなく、重量の異なる複数の較正体200を用いて較正を行ってもよい。また、ステップS103において、複数の異なるアタッチメントの姿勢において、較正体200の重量を計測し、これらの計測結果に基づいて、所定の演算式を較正してもよい。
空間認識装置(撮像装置S6)によりショベル100の周囲における所定範囲内において人が検知されている場合、レバー装置が操作されても、コントローラ30は、吊荷(較正体200)を上げる動作(ブーム4の上げ動作等)が開始されないようにしてもよい。
また、コントローラ30は、フック6eで吊り上げられた吊荷(較正体200)の揺れを検知する吊荷振動検出部を有していてもよい。吊荷振動検出部は、例えば、ブームロッド圧センサS7R及びブームボトム圧センサS7Bの検出値に基づいて、吊荷(較正体200)の揺れを検知してもよい。また、例えば、空間認識装置(撮像装置S6)によって、吊荷(較正体200)の揺れを検知してもよい。
また、吊荷(較正体200)が揺れている際、吊荷(較正体200)の揺れを止めるために作業者が吊荷(較正体200)の周囲に立ち入ることがある。コントローラ30は、吊荷(較正体200)の揺れが測定されている最中に、空間認識装置(撮像装置S6)によりショベル100(または吊荷)の周囲における所定範囲内において人が検知されている場合、作業者やオペレータに警報などの注意喚起を報知する構成であってもよい。
100 ショベル
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム(アタッチメント)
5 アーム(アタッチメント)
6 バケット(アタッチメント)
7 ブームシリンダ(シリンダ)
8 アームシリンダ(シリンダ)
9 バケットシリンダ(シリンダ)
10 キャビン
11 エンジン
6a バケットリンク
6b バケットシリンダトップピン
6c アームリンク
6d バケットピン
6e フック
6f フック収納部
30 コントローラ(制御装置)
70 重量算出部
71 トルク算出部
72 慣性力算出部
73 遠心力算出部
74 静止時トルク算出部
75 重量換算部
76 重量較正部
200 較正体
S1 ブーム角度センサ(姿勢センサ)
S2 アーム角度センサ(姿勢センサ)
S3 バケット角度センサ(姿勢センサ)
S4 機体傾斜センサ(姿勢センサ)
S5 旋回状態センサ(姿勢センサ)
S6 撮像装置
S7R ブームロッド圧センサ
S7B ブームボトム圧センサ
S8R アームロッド圧センサ
S8B アームボトム圧センサ
S9R バケットロッド圧センサ
S9B バケットボトム圧センサ

Claims (6)

  1. 上部旋回体に取り付けられ、バケット及びフックを有するアタッチメントと、
    前記アタッチメントに備えられる姿勢センサと、
    前記アタッチメントを駆動するシリンダと、
    前記姿勢センサと前記シリンダの検出値に基づいて、所定の演算式により前記アタッチメントに積載された積載物の重量を算出する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    実重量が既知の較正体を前記フックで吊り上げ、前記姿勢センサにより検出された前記フックの位置と、前記シリンダの検出値と、に基づいて、前記演算式により前記較正体の重量を算出する工程と、
    算出された前記較正体の重量と、前記較正体の実重量と、に基づいて、前記演算式を較正する工程と、を実行する、
    ショベル。
  2. 前記制御装置は、前記フックで吊り上げられた前記較正体の重量を算出する際、
    前記姿勢センサにより検出された前記フックの位置の直下を前記較正体の重心位置と推定して、前記較正体の重量を算出する、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記制御装置は、
    前記積載物を前記バケットに積載し、前記姿勢センサと前記シリンダの検出値に基づいて、較正された前記演算式により前記積載物の重量を算出する、
    請求項1または請求項2に記載のショベル。
  4. 空間認識装置を有し、
    前記制御装置は、前記ショベルの周囲における所定範囲内において人が検知されている場合、前記フックで前記較正体を吊り上げる動作を開始しない、
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のショベル。
  5. 上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに備えられる姿勢センサと、
    前記アタッチメントを駆動するシリンダと、
    空間認識装置と、
    フックで吊り上げられる積載物の揺れを検知する振動検出部と、
    前記姿勢センサと前記シリンダの検出値に基づいて、所定の演算式により前記アタッチメントに積載された積載物の重量を算出する制御装置と、を備えるショベルであって
    前記制御装置は、
    前記姿勢センサにより検出された前記フックの位置と、入力された前記積載物の重量と、に
    基づいて、前記所定の演算式を較正し、
    前記積載物が揺れている際、前記ショベルの周囲における所定範囲内において人が検知されている場合、報知する、
    ショベル。
  6. 上部旋回体に取り付けられ、フック及びバケットを有するアタッチメントと、
    前記アタッチメントに備えられる姿勢センサと、
    前記アタッチメントを駆動するシリンダと、
    前記姿勢センサと前記シリンダの検出値に基づいて、所定の演算式により前記アタッチメントに積載された積載物の重量を算出する制御装置と、を備えるショベルの較正方法であって、
    前記積載物としての較正体の実重量を取得するステップと、
    前記アタッチメントに設けられた前記フックで前記較正体を吊り上げ、前記姿勢センサにより検出された前記フックの位置と、前記シリンダの検出値と、に基づいて、前記演算式により前記較正体の重量を算出するステップと、
    算出された前記較正体の重量と、前記較正体の実重量と、に基づいて、前記演算式を較正するステップと、を有する、
    ショベルの較正方法。
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