JP7471443B2 - エレベーターおよびエレベーターの制御方法 - Google Patents

エレベーターおよびエレベーターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7471443B2
JP7471443B2 JP2022558750A JP2022558750A JP7471443B2 JP 7471443 B2 JP7471443 B2 JP 7471443B2 JP 2022558750 A JP2022558750 A JP 2022558750A JP 2022558750 A JP2022558750 A JP 2022558750A JP 7471443 B2 JP7471443 B2 JP 7471443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
input
display unit
destination floor
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022558750A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022091342A1 (ja
Inventor
貴大 羽鳥
太地 齋藤
勇来 齊藤
知明 前原
理人 涌田
知和 高星
容康 檀上
裕之 山本
達志 藪内
高広 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JPWO2022091342A1 publication Critical patent/JPWO2022091342A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7471443B2 publication Critical patent/JP7471443B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/46Adaptations of switches or switchgear
    • B66B1/50Adaptations of switches or switchgear with operating or control mechanisms mounted in the car or cage or in the lift well or hoistway
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベーターおよびエレベーターの制御方法に関する。
エレベーターのかご内には、操作盤が設けられており、乗客は、この操作盤のボタン操作などにより、行先階を登録する。また、操作盤に非接触式のセンサを有するエレベーターもあり、このようなエレベーターでは、センサが乗客からの入力を検知することにより行先階の登録することが可能となっている。そして、非接触式のセンサを用いた操作盤では、乗客が意図しない行先階の過誤登録を防ぐための対策が講じられている。
例えば、特許文献1には、「行先階を決定する操作を非接触で検出する複数のセンサを有する非接触式操作盤であるかご操作盤と、前記操作を検出するための検出条件に基づいて、行先階を登録するか否かを制御する制御装置と、を備える。制御装置は、複数のセンサのうちの行先階に対応する行先階センサが第1閾値時間まで継続して前記操作を検出すると当該行先階を登録し、さらに第2閾値時間まで継続して前記操作を検出したときには、その旨を報知する処理を実行し、前記登録を解除する」と記載されている(特許文献1の要約)。
特開2019-142686号公報
特許文献1に記載の技術は、前記のように、第2閾値時間まで継続して行先階センサの操作が検出された場合、乗客の身体の一部や手荷物を検出し続けているなど、乗客が意図せぬ過誤登録がされるのを防止するために、行先階の登録を解除するものである(特許文献1の段落0040等)。しかし、例えば、乗客がある行先階を登録しようと当該センサに手を伸ばした際に、隣接する行先階のセンサも当該操作を検知してしまった場合などは、その検知時間が第2閾値時間まで継続しない可能性もある。そのような場合、乗客の意図しない行先階の登録が解除されず、行先階の過誤登録が維持されてしまうことになる。
本発明の目的は、非接触式のセンサが誤検知してしまった場合でも、乗客自身の操作により行先階をキャンセルでき、使い勝手を向上させたエレベーターおよびエレベーターの制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターにおいて、前記表示部は、前記表示部が点灯中に、前記センサが第一の所定動作を検知すると、キャンセルの準備処理を知らせる表示をし、前記センサが第二の所定動作を検知すると、消灯する。
本発明によれば、非接触式のセンサが誤検知してしまった場合でも、乗客自身の操作により行先階をキャンセルでき、使い勝手を向上させたエレベーターおよびエレベーターの制御方法を提供できる。また、本発明によれば、乗客が意図しない行先階のキャンセルも防止されるので、乗客の使い勝手がより向上する。
実施例1のエレベーターの構成を示すブロック図。 実施例1の操作盤およびかご内表示器を示す概略図。 非接触式センサに手がかざされ、接触式ボタンが暫定的に点滅している状態を示す図。 非接触式センサへの入力時間が第1所定時間に達して行先階として登録され、接触式ボタンが点灯した状態を示す図。 、行先階として登録され、非接触式センサに手をかざすのを止めても、接触式ボタンが点灯したままであることを示す図。 実施例1のエレベーターの非接触式センサによる行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャート。 実施例1において、非接触式センサへの入力により行先階が登録され、接触式ボタンが点灯するまでの推移を示す図。 実施例2のエレベーターの構成を示すブロック図。 実施例2において非接触式センサへの入力により行先階が登録され、接触式ボタンが点灯するまでの推移を示す図。 実施例2のエレベーターの非接触式センサによる行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャート。 実施例3のエレベーターの非接触式センサによる行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャート。 図11で行先階のキャンセル準備に移行した後の非接触式センサによる処理を示すフローチャート。 実施例3において、非接触式センサへの入力により行先階がキャンセルされ、接触式ボタンが消灯するまでの推移を示す図。 実施例3の変形例として、図11で行先階のキャンセル準備に移行した後の図12とは別の処理を示すフローチャート。 実施例3の変形例において、非接触式センサへの入力により行先階がキャンセルされ、接触式ボタンが消灯するまでの推移を示す図。 実施例4のモード切替の処理を示すフローチャート。 実施例5のエレベーターの構成を示すブロック図。 実施例5の操作盤およびかご内表示器を示す概略図。 実施例5のエレベーターの非接触式センサによる行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャート。 実施例6のエレベーターの構成を示すブロック図。 実施例6の操作盤およびかご内表示器を示す概略図。 人動作検知装置が撮影した乗客の画像。 実施例6のエレベーターの非接触式センサによる行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、実施例1~実施例6に分けて説明する。
図1は、実施例1のエレベーターの構成を示すブロック図である。本実施例のエレベーターは、図示していないが、乗りかごと、つり合い重りと、主ロープと、巻上機などを備えており、巻上機が主ロープを駆動させることで、乗りかごやつり合い重りが昇降路内を昇降するようになっている。
また、乗りかごには、接触式ボタン2および非接触式センサ3を備えた操作盤と、操作盤の上部にある液晶ディスプレイ等のかご内表示器4と、スピーカ等の音出力装置5と、が設けられている。接触式ボタン2および非接触式センサ3は、操作盤制御装置6によって制御され、かご内表示器4は表示制御装置7によって制御され、音出力装置5は音制御装置8によって制御される。また、操作盤制御装置6、表示制御装置7および音制御装置8は、エレベーター制御システム1と、テールコード等によって接続されている。なお、接触式ボタン2は、行先階の登録がされると点灯する表示部を備えている。
図2は、本実施例の操作盤およびかご内表示器4を示す概略図である。図2に示す通り、各行先階の接触式ボタン2の右側には、非接触式センサ3が設けられている。接触式ボタン2は、図示しないが、例えば、階床の数字が印字された表示シートと、表示シートの裏側にあって透光性を有する電極板と、電極板の静電容量の変化を検出する検出回路と、点灯時に印字に光を照射する光源と、で構成されている。そして、乗りかご内の乗客が所望の行先階に対応する接触式ボタン2に触れると、電極板の静電容量が変化し、光源が表示シートに光を照射することで接触式ボタン2が点灯するため、乗客は行先階の操作がされたことを認識することができる。
非接触式センサ3は、例えば、光電センサや静電容量センサの他、TOF(Time of Flight)センサなどの距離センサが用いられる。乗客が所望の行先階に対応する非接触式センサ3に手を所定時間かざすと、接触式ボタン2に信号が送られ、光源が光を照射して点灯するため、接触式ボタン2に触れた場合と同様に、行先階の操作がされたことを乗客は認識できる。
次に、エレベーター制御システム1の構成について、図1を用いて説明する。エレベーター制御システム1は、機械室内等に置かれ、巻上機のモータの速度なども制御するものであるが、本明細書では、操作盤の制御に関係する部分を中心に述べることとする。図1に示すように、本実施例のエレベーター制御システム1は、送受信部9と、センサ入力判定部10と、ボタン入力判定部11と、停止許可判定部12と、登録判定部13と、行先階登録部14と、ボタン処理部15と、表示処理部16と、音処理部17と、で構成されている。
送受信部9は、乗りかご内の接触式ボタン2や非接触式センサ3が操作されたときの信号を操作盤制御装置6から受信したり、こうした操作盤からの操作情報やエレベーターの出力情報(階床位置、移動方向など)を表示制御装置7や音制御装置8へ送信したりする。ボタン入力判定部11は、送受信部9が受信した信号に基づいて、接触式ボタン2への入力があったかどうかを判定するものである。センサ入力判定部10は、送受信部9が受信した信号に基づいて、非接触式センサ3への入力があったかどうかを判定するものである。停止許可判定部12は、ボタン入力判定部11またはセンサ入力判定部10が入力ありと判定した場合に、当該入力のあった行先階での停止が許可されているかどうかを判定するものである。例えば、テナントの入っていないフロアなどが行先階として入力された場合、停止許可判定部12は、当該行先階はサービスできないとして、停止を許可しない。停止許可判定部12が停止を許可しなかった場合、表示処理部16は、送受信部9を介して表示制御装置7に信号を送信し、行先階として登録できない旨をかご内表示器4に表示し、音処理部17は、送受信部9を介して音制御装置8に信号を送信し、行先階として登録できない旨を音出力装置5でアナウンスする。
登録判定部13は、停止許可判定部12が停止を許可した行先階について、既に登録済みかどうかを判定するものである。行先階登録部14は、入力のあった行先階が未登録だった場合は新たに登録処理を行い、入力のあった行先階が登録済みだった場合はキャンセル処理を行うものである。登録またはキャンセルの処理が行われる場合、行先階登録部14は、表示処理部16、音処理部17およびボタン処理部15に信号を送信し、乗りかご内の乗客へ報知する。
ボタン処理部15は、点灯処理部15aと、点滅処理部15bと、消灯処理部15cと、を有している。点灯処理部15aは、行先階の登録がされた場合、送受信部9を介して操作盤制御装置6に信号を送信し、接触式ボタン2を点灯させるものである。消灯処理部15cは、行先階のキャンセルがされた場合、送受信部9を介して操作盤制御装置6に信号を送信し、接触式ボタン2を消灯させるものである。点滅処理部15bは、行先階への入力があってから登録またはキャンセルの処理が完了するまでの間、暫定的に接触式ボタン2を点滅させるものである。
図3は、一例として、3階の接触式ボタン2の右側にある非接触式センサ3に手がかざされ、3階の接触式ボタン2が暫定的に点滅している状態を示す図である。本実施例では、未登録の行先階について非接触式センサ3の入力があっても、直ぐに登録させずに、入力時間が第1所定時間に達するまでは図3に示すような点滅状態とすることで、乗客に意思によらない瞬間的な入力による過誤登録を抑制できる。登録済みの行先階について非接触式センサ3の入力があった場合も、直ぐにキャンセルさせずに、同様に暫定的な点滅状態とすることで、乗客の意思によらないキャンセルが抑制される。
図4は、一例として、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達して3階が行先階として登録され、3階の接触式ボタン2が点灯した状態を示す図である。図5は、3階が行先階として登録され、非接触式センサ3に手をかざすのを止めても、3階の接触式ボタン2が点灯したままであることを示す図である。このように、乗客が非接触式センサ3に手をかざした場合も、接触式ボタン2に触れた場合と同様に、接触式ボタン2が点灯するので、非接触式センサ3用に光源などの構成を別途設ける必要がない。
図6は、実施例1のエレベーターの非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャートである。まず、エレベーター制御システム1のセンサ入力判定部10は、ある行先階の非接触式センサ3が入力を検知したかどうかを判定する(ステップS101)。非接触式センサ3の入力が検知されない場合は、接触式ボタン2の点灯/消灯状態がそのまま維持される。次に、非接触式センサ3の入力を検知した場合、停止許可判定部12は、入力のあった行先階がサービス可能かどうかを判定する(ステップS102)。入力のあった行先階がサービス不可の場合は、接触式ボタン2の消灯状態がそのまま維持され、かご内表示器4や音出力装置5によって、当該行先階は停止できない旨を乗客に対して報知する。入力のあった行先階がサービス可の場合、登録判定部13は、当該行先階が未登録かどうかを判定する(ステップS103)。
行先階が未登録の場合、行先階登録部14は、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達したか否かを判定する(ステップS104)。入力時間が第1所定時間に達するまでは、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅させる(ステップS105)。そして、入力時間が第1所定時間に達すると、行先階登録部14は、当該行先階を登録し(ステップS106)、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅状態から点灯状態に変更する(ステップS107)。なお、入力時間が第1所定時間に達する前に、入力が検知されなくなった場合には、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅状態から消灯状態に変更する。
なお、ステップS102は、無くても良いし、或いは、保守点検モードを設けて当該保守点検モードの際には、当該ステップをスキップし、停止階の有無に関わらず接触式ボタン2の点灯/点滅/消灯動作に進んでも良い。保守点検モードは、例えばかご内の保守スイッチがON状態になった場合や、エレベーター制御システム1に対して、保守コマンドを入力し、上記コマンドの認証/照合が成立した場合、切替可能とする。当該モードの解除方法は、かご内の保守スイッチがOFF状態になった場合や、エレベーター制御システム1に対して、再度保守コマンドを入力し、上記コマンドの認証/照合が成立した場合、等が挙げられる。保守点検モード時は、当該センサからの呼び登録を受け付けず、非接触式センサ3の稼働状況、及び接触式ボタン2の点滅状態を確認するのみの構成でも良い。当該モード時は、図6に記載のステップS103~S111を無視し、単純に、非接触式センサ3の入力可否を判定し、入力検出時点滅し、検出しない場合は消灯する構成でも良い。また当該ステップが無い場合は、停止階でなかった階の非接触式センサ3が操作された場合、所定時間までは接触式ボタン2が点滅し、所定時間経過すると、当該階へサービス不可である旨の案内が実行される。例えばその階にはご利用になれませんなどの音声案内が挙げられる。
図7は、実施例1において、所定(一例として3階)の非接触式センサ3への入力により行先階が登録され、接触式ボタン2が点灯するまでの推移を示す図である。このように、入力時間が第1所定時間に達して接触式ボタンが点灯されるまで、接触式ボタン2を点滅させることで、非接触式センサ3が反応していることを乗客が認識でき、使い勝手が向上する。
一方、行先階が登録済みの場合、行先階登録部14は、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達したか否かを判定する(ステップS108)。入力時間が第1所定時間に達するまでは、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅させる(ステップS109)。そして、入力時間が第1所定時間に達すると、行先階登録部14は、当該行先階をキャンセルし(ステップS110)、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅状態から消灯状態に変更する(ステップS111)。なお、入力時間が第1所定時間に達する前に、入力が検知されなくなった場合には、ボタン処理部15が、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅状態から点灯状態に変更する。
本実施例によれば、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達してはじめて登録されるため、乗客の意図しない登録が抑制できる。仮に、非接触式センサ3が誤検知して登録してしまった場合でも、乗客自身の操作により行先階をキャンセルでき、エレベーターの使い勝手が向上する。また、非接触式センサ3への入力時間の閾値が、登録時とキャンセル時とで共通の第1所定時間に設定されているので、乗客にとって操作が分かり易い。但し、使用頻度の高い登録の動作を短時間で行えるようにしたい場合には、登録時の入力時間の閾値をキャンセル時よりも短くしても良い。
図8は、実施例2のエレベーターの構成を示すブロック図である。実施例1に係るエレベーターでは、接触式ボタン2の点灯・点滅をすべてエレベーター制御システム1のボタン処理部15が制御するものであったが、実施例2に係るエレベーターでは、非接触式センサ3にも接触式ボタン2の点灯・点滅を制御する機能を持たせたものである。図8に示すように、本実施例では、実施例1と異なり、エレベーター制御システム1がセンサ入力判定部10を有しておらず、非接触式センサ3が点灯処理部(非接触式センサ)3a、点滅処理部(非接触式センサ)3bおよび消灯処理部(非接触式センサ)3cを有している。
図9は、実施例2において、所定(一例として3階)の非接触式センサ3への入力により行先階が登録され、接触式ボタン2が点灯するまでの推移を示す図である。本実施例の非接触式センサ3は、入力が検知されたら、まず、点滅処理部(非接触式センサ)3bが接触式ボタン2を点滅させ、入力時間が第1所定時間に達したら、点灯処理部(非接触式センサ)3aが接触式ボタン2を点灯させる(図9のA参照)。非接触式センサ3は、接触式ボタン2を点灯させるととともに、接触式ボタン2が入力されたときに送信される信号を、接触式ボタン2に代わってエレベーター制御システム1に送信する(図9のB参照)。そして、非接触式センサ3から信号を受信したエレベーター制御システム1は、行先階登録部14にて行先階を登録する。このとき、エレベーター制御システム1のボタン処理部15が接触式ボタン2へ点灯の指令信号を送信する(図9のC参照)が、接触式ボタン2は非接触式センサ3によって点灯されているので、接触式ボタン2の点灯状態が維持されることになる。
なお、非接触式センサ3への入力により行先階がキャンセルされる場合は、入力時間が第1所定時間に達すると、消灯処理部(非接触式センサ)3cが接触式ボタン2を消灯させるとともに、接触式ボタン2がキャンセルされるときに送信される信号が、非接触式センサ3によってエレベーター制御システム1に送信される。このときの信号は、接触式ボタン2が所定時間(例えば1s)以上触れられたときの(長押し)キャンセルと同様のものである。
図10は、実施例2のエレベーターの非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャートである。
まず、各行先階に対応する非接触式センサ3は、エレベーター制御システム1の停止許可判定部12から受信した信号に基づいて、それぞれの行先階がサービス可能かどうか判定する(ステップS201)。当該行先階がサービス不可の場合、行先階の登録は許可されず、接触式ボタン2は消灯したままである。当該行先階がサービス可の場合、非接触式センサ3は、入力を検知したかどうかを判定する(ステップS202)。入力が検知されない場合、接触式ボタン2の点灯/消灯状態はそのまま維持される。入力が検知された場合、非接触式センサ3は、エレベーター制御システム1の登録判定部13から受信した信号に基づいて、当該行先階が未登録かどうかを判定する(ステップS203)。
行先階が未登録の場合、非接触式センサ3は、入力時間が第1所定時間に達したか否かを判定する(ステップS204)。入力時間が第1所定時間に達するまでは、点滅処理部(非接触式センサ)3bが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅させる(ステップS205)。そして、入力時間が第1所定時間に達すると、点灯処理部(非接触式センサ)3aが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点灯させる(ステップS206)。このとき、非接触式センサ3は、エレベーター制御システム1へ信号を送信し、行先階登録部14が当該行先階を登録する(ステップS207)。
一方、行先階が登録済みの場合、非接触式センサ3は、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達したか否かを判定する(ステップS208)。入力時間が第1所定時間に達するまでは、点滅処理部(非接触式センサ)3bが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅させる(ステップS209)。そして、入力時間が第1所定時間に達すると、消灯処理部(非接触式センサ)3cが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を消灯させる(ステップS210)。このとき、非接触式センサ3は、エレベーター制御システム1へ信号を送信し、行先階登録部14が当該行先階をキャンセルする(ステップS211)。
図11は、実施例3のエレベーターの非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャートである。実施例2に係るエレベーターでは、行先階が登録済の場合に非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達すると、直ちに接触式ボタン2が消灯し行先階がキャンセルされた。しかし、実施例3に係るエレベーターでは、非接触式センサ3への入力時間が第1所定時間に達しても直ぐにはキャンセルされず、接触式ボタン2が点滅状態から第二点滅状態に変わり(ステップS310)、キャンセル準備に移行する(ステップS311)。
図12は、図11で行先階のキャンセル準備に移行した後の非接触式センサ3による処理を示すフローチャートである。まず、各行先階に対応する非接触式センサ3は、キャンセル準備中の行先階かどうか判定する(ステップ312)。キャンセル準備中の行先階の場合、キャンセル準備に移行してからの経過時間が第3所定時間に達する前か否かを判定する(ステップS313)。キャンセル準備に移行してからの経過時間が既に第3所定時間に達している場合は、当該行先階の接触式ボタン2が点灯状態に戻り(ステップS314)、キャンセル準備が解除される(ステップS315)。
キャンセル準備に移行してからの経過時間が第3所定時間に達する前においては、非接触式センサ3が再度入力を検知したかどうか判定する(ステップS316)。ここで、再度の入力が検知されない間、あるいは、キャンセル準備に移行したときから継続して入力が検知されている間は、接触式ボタン2の第二点滅状態が維持される(ステップS317)。一方、非接触式センサ3が再度入力を検知した場合、その入力時間が第2所定時間に達したか否か判定される(ステップS318)。入力時間が第2所定時間に達するまでは、点滅処理部(非接触式センサ)3bが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を点滅させる(ステップS319)。そして、入力時間が第2所定時間に達すると、消灯処理部(非接触式センサ)3cが、当該行先階に対応する接触式ボタン2を消灯させる(ステップS320)。このとき、非接触式センサ3は、エレベーター制御システムへ信号を送信し、行先階登録部14が当該行先階をキャンセルする(ステップS321)。
図13は、実施例3において、所定(一例として3階)の非接触式センサ3への入力により行先階がキャンセルされ、接触式ボタン2が消灯するまでの推移を示す図である。図13に示すように、本実施例の点滅処理部(非接触式センサ)3bは、入力が検知されたら接触式ボタン2を第1の点滅状態とし、入力時間が第1所定時間に達したら接触式ボタン2を第2の点滅状態とし、再度の入力が検知されたら接触式ボタン2を第1の点滅状態とする(図13のA参照)。そして、再度の入力が第2所定時間に達すると、消灯処理部(非接触式センサ)3cが、接触式ボタン2を消灯する。非接触式センサ3は、接触式ボタン2を消灯させるととともに、接触式ボタン2によってキャンセルされるときに送信される信号を、接触式ボタン2に代わってエレベーター制御システム1に送信する(図13のB参照)。ここでは、接触式ボタン2が2度連続して触れられたときの(2度押し)キャンセルと同様の信号、例えば、数ms電流をONさせ1秒以内に再び数ms電流をONさせる信号、が送信される。そして、非接触式センサ3から信号を受信したエレベーター制御システム1は、行先階登録部14にて行先階をキャンセルする。このとき、エレベーター制御システム1のボタン処理部15が接触式ボタン2へ消灯の指令信号を送信する(図13のC参照)が、接触式ボタン2は非接触式センサ3によって消灯されているので、接触式ボタン2の消灯状態が維持されることになる。
本実施例では、第1所定時間の入力で直ぐにキャンセルされるのではなく、キャンセル準備に移行してから、非接触式センサ3から乗客が手を一度離してから再び近づける操作をしたときはじめて実際にキャンセルされるので、乗客の意思によらないキャンセルを抑制できる。また、図13に示す通り、キャンセル準備に移行すると、それまでの通常の点滅状態(第1の点滅状態)と異なる第二点滅状態(第2の点滅状態)に変わるので、キャンセル準備中であることを乗客は認識できる。さらに、キャンセル準備中に非接触式センサ3が再度入力を検知した場合には、通常の点滅状態に変わるので、手を再び近づける操作に反応があったことも乗客は認識することが可能である。
ここで、本実施例では、第2の点滅状態は、第1の点滅状態よりも点灯時間の長い点滅としているが、第1の点滅状態と点灯の仕方が異なり乗客が区別し易いものであれば、どのような点滅であっても良い。なお、乗りかごが行先階に到着した際にも接触式ボタン2は点滅状態になるため、第1の点灯状態および第2の点灯状態は、到着時とも異なる点滅の仕方(例えば到着時よりも点灯時間の短い点滅)となっている。
また、キャンセル準備からキャンセルに移行させるための入力時間の閾値である第2所定時間は、登録やキャンセル準備に移行させるための入力時間の閾値である第1所定時間と、同じにすることで乗客にとって操作が分かり易くなるが、同じでなくても良い。
[実施例3の変形例]
図14は、実施例3の変形例として、図11で行先階のキャンセル準備に移行した後の図12とは別の処理を示すフローチャートである。本変形例では、実施例3と異なり、キャンセル準備に移行してから、非接触式センサ3が再度の入力を検知した場合でも、接触式ボタン2は第二点滅状態が維持される(ステップS317’)。その後、入力時間が第2所定時間に達すると、実施例3と同様に、接触式ボタン2が消灯して(ステップS320)行先階がキャンセルされる(ステップS321)。
図15は、実施例3の変形例において、所定(一例として3階)の非接触式センサ3への入力により行先階がキャンセルされ、接触式ボタン2が消灯するまでの推移を示す図である。図15に示す通り、キャンセル準備に移行すると、実施例3と同様に、第2の点滅状態に変わるが、キャンセル準備中に非接触式センサ3が再度入力を検知した場合、本変形例では、第2の点滅状態が維持される。
なお、キャンセル準備に移行してから非接触式センサ3が再度の入力を検知したものの、その入力時間が第2所定時間に達するより前に、キャンセル準備に移行後の経過時間が先に第3所定時間に達した場合は、キャンセル準備が解除され、そのまま図11のステップS309になる。この場合、本変形例では、接触式ボタン2が第二点滅状態から通常の点滅状態に変わるので、キャンセル準備が解除されたことを乗客が認識できる。
実施例4は、操作盤による行先階の登録/キャンセルに関するモードを切替られるようにしたものである。図16は、実施例4のモード切替の処理を示すフローチャートである。
まず、非接触式センサ3が正常動作しているかどうか判定される(ステップS401)。マイコンがダウンしている等の原因で非接触式センサ3が正常動作していない場合は、接触式ボタン2による登録/キャンセルのみを受付けるボタン専用モードに移行する(ステップS402)。非接触式センサ3が正常動作している場合、非接触式センサ3は利用可能か判定される(ステップS403)。エレベーターの管理者の要望などにより、非接触式センサ3の利用が許可されない場合は、ボタン専用モードに移行する(ステップS402)。
一方、非接触式センサ3の利用が許可された場合、非接触式センサ3と接触式ボタン2の両方による行先階の登録/キャンセルができるセンサ動作モードに移行する(ステップS404)。ここで、本実施例のセンサ動作モードは、非接触式センサ3の使い勝手を優先させたセンサ優先モードと、接触式ボタン2の使い勝手を優先させたボタン優先モードと、が選択できるようになっている(ステップS405)。
センサ優先モードが選択された場合(ステップS406)、例えば、第1所定時間および第2所定時間が0.5s~1sと長く設定され、第3所定時間が2s~3sと長く設定される。この場合、接触式ボタン2によって登録等がされる場合も乗客は0.5~1sボタンに触れ続けなければならず、接触式ボタン2の操作性が低下するものの、非接触式センサ3によって登録等されるまでの入力時間が十分に確保されるので、非接触式センサ3の誤検知が抑制される。一方、ボタン優先モードが選択された場合(ステップS407)、例えば、第1所定時間および第2所定時間が0ms~数msと短く設定され、第3所定時間が1s程度と短く設定される。この場合、非接触式センサ3も0ms~数msかざされるだけで登録等されてしまうので、非接触式センサ3が誤検知する可能性は高まるが、接触式ボタン2の操作性は向上する。
図17は、実施例5のエレベーターの構成を示すブロック図である。実施例5に係るエレベーターでは、非接触式センサ3に例えば静電容量式の点字接触検知装置18が接続されており、点字銘板が触れられている間は、非接触式センサ3による入力がカットされ、行先階の登録/関せるができなくなっている。
図18は、本実施例の操作盤およびかご内表示器4を示す概略図である。図18に示す通り、各行先階の接触式ボタン2の左側に、点字銘板19が設けられており、この点字銘板19に乗客が触れたことを、図示しない点字接触検知装置18が検知する。
図19は、実施例5のエレベーターの非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャートである。まず、点字接触検知装置18が、点字銘板19への接触がないかどうか判定する(ステップS501)。点字銘板19への接触がない場合、点字接触がなくなってからの経過時間が第4所定時間に達したか判定する(ステップS502)。第4所定時間に達するまでは、点字銘板19に触れた乗客が接触式ボタン2を操作する可能性があるため、非接触式センサ3の入力はカットされる(ステップS503)。なお、点字銘板19への接触があった場合には、点字銘板非接触の経過時間がリセットされ(ステップS504)、非接触式センサ3への入力が直ちにカットされる(ステップS503)。点字銘板非接触の経過時間が第4所定時間に達すると、各行先階に対応する非接触式センサ3は、入力を受付けるようになり、実施例3のステップS302(図11参照)以降と同様の処理がされる。
本実施例によれば、点字を必要とする乗客による非接触式センサ3の誤操作を防止でき、使い勝手の良いエレベーターが実現できる。また、本実施例では、点字接触検知装置18が点字銘板19への接触を検知したら、全ての非接触式センサ3の入力がカットされる。ただし、点字接触検知装置18がどの行先階の点字銘板19への接触があったかを検知し、接触のあった行先階に対応する非接触式センサ3のみ入力がカットされるようにしても良い。
図20は、実施例6のエレベーターの構成を示すブロック図であり、図21は、実施例6の操作盤およびかご内表示器を示す概略図である。実施例6に係るエレベーターでは、かご内表示器の上に人動作検知装置20としてカメラが設けられており、この人動作検知装置20(カメラ)が操作盤制御装置6に接続されている。
カメラが撮影した画像データは、例えばOpenPose方式の画像処理が行われ、乗客が手をかざす動作が検知された場合には、非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルができるようになる。また、人動作検知装置20として、TOFセンサなどの距離画像センサを搭載するカメラが用いられるときは、乗客の距離および向きを測定し、測定結果が所定の条件を満たす場合に、非接触式センサ3による行先階の登録等ができるようにしても良い。例えば、両眼(両肩)の位置の中心あるいは鼻から垂直方向に伸びる、顔の位置ベクトルに対して所定の角度範囲内に操作盤が位置する場合(図22参照)には、乗客が操作盤の方を向いていると判定される。さらに、乗客と操作盤とが所定の距離範囲内にある場合には、乗客が操作盤を操作しようとしていると判定される。
図23は、実施例6のエレベーターの非接触式センサ3による行先階の登録およびキャンセルの処理を示すフローチャートである。本実施例では、操作盤を操作する乗客の有無を人動作検知装置20が検知する処理(ステップS605)が設けられているので、非接触式センサ3の入力が乗客の意図するものであったかがより精度良く判定でき、行先階の過誤登録および過誤キャンセルがさらに抑制される。なお、本実施例では人動作検知装置20としてカメラを用いた例を説明したが、カメラ以外にも、光電センサや静電容量センサを用いても良い。
以上、本発明の実施形態について、実施例1~実施例6に分けて説明したが、本発明は、実施例1~実施例6に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1…エレベーター制御システム、2…接触式ボタン、3…非接触式センサ、3a…点灯処理部(非接触式センサ)、3b…点滅処理部(非接触式センサ)、3c…消灯処理部(非接触式センサ) 、4…かご内表示器、5…音出力装置、6…操作盤制御装置、7…表示制御装置、8…音制御装置、9…送受信部、10…センサ入力判定部、11…ボタン入力判定部、12…停止許可判定部、13…登録判定部、14…行先階登録部、15…ボタン処理部、15a…点灯処理部、15b…点滅処理部、15c…消灯処理部、16…表示処理部、17…音処理部、18…点字接触検知装置、19…点字銘板、20…人動作検知装置

Claims (11)

  1. 乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記表示部が点灯中に、前記センサの入力を検知すると、第1の点滅状態に変わり、前記センサの入力が第1所定時間に達すると、キャンセルの準備処理を知らせる表示として前記第1の点滅状態とは異なる第2の点滅状態に変わり
    前記第1所定時間の経過後、前記センサが再び入力を検知し、前記センサの入力が第2所定時間に達すると、消灯することを特徴とするエレベーター。
  2. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、
    前記センサは、前記第2所定時間に達した際に、エレベーターに対して、行先階の登録をキャンセルするキャンセル動作信号を出力することを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項に記載のエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記第1所定時間の経過後、前記センサが再び入力を検知すると、前記第1の点滅状態に変わり、
    前記センサが再び入力を検知してから前記第2所定時間に達すると、消灯することを特徴とするエレベーター。
  4. 請求項に記載のエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記第2の点滅状態になってから第3所定時間が経過するまでに、前記センサが再び入力されない場合、または、前記センサが再び入力を検知してから前記第2所定時間に達しない場合、点灯状態に変わることを特徴とするエレベーター。
  5. 請求項に記載のエレベーターにおいて、
    前記第1所定時間と第2所定時間とは、同じ時間であることを特徴とするエレベーター。
  6. 乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記表示部が点灯中に、前記センサが第一の所定動作を検知すると、キャンセルの準備処理を知らせる表示をし、
    前記センサが第二の所定動作を検知すると、消灯し、
    前記表示部が消灯中に、所定の行先階に対応する前記センサが入力を検知すると、第1所定時間が経過するまでは点滅し、さらに前記センサが前記第1所定時間の入力を検知すると、点灯するものであって、
    接触式のボタンを有し、
    前記表示部は、
    前記表示部が消灯中に、所定の行先階に対応する前記ボタンが前記第1所定時間操作されても、点灯するものであり、
    前記ボタンの使い勝手を優先させたボタン優先モードと、前記センサの使い勝手を優先させたセンサ優先モードと、を備え、
    前記ボタン優先モードが設定された場合、前記センサ優先モードが設定された場合と比べて、前記第1所定時間が短いことを特徴とするエレベーター。
  7. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    消灯中に所定の行先階に対応する前記センサが入力を検知すると、前記第1所定時間が経過するまでは点滅し、さらに前記センサが前記第1所定時間の入力を検知すると、点灯するものであって、
    前記センサが入力を受けた行先階の停止が許可されているか否かを判断する停止許可判断部を更に有し、
    前記表示部は、
    前記センサが入力を受けた行先階は停止の許可された階でないと前記停止許可判断部によって判断された場合、消灯することを特徴とするエレベーター。
  8. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    消灯中に所定の行先階に対応する前記センサが入力を検知すると、前記第1所定時間が経過するまでは点滅し、さらに前記センサが前記第1所定時間の入力を検知すると、点灯するものであって、
    前記表示部は、
    保守点検モード切替時は、前記センサが入力を検知した際に点滅することを特徴とするエレベーター。
  9. 乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記表示部が点灯中に、前記センサが第一の所定動作を検知すると、キャンセルの準備処理を知らせる表示をし、
    前記センサが第二の所定動作を検知すると、消灯し、
    点字板と、乗客が前記点字板を触れたことを検知する点字接触検知装置と、を有し、
    前記点字接触検知装置が検知している間は、前記センサによる行先階の登録およびキャンセルができないことを特徴とするエレベーター。
  10. 乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターにおいて、
    前記表示部は、
    前記表示部が点灯中に、前記センサが第一の所定動作を検知すると、キャンセルの準備処理を知らせる表示をし、
    前記センサが第二の所定動作を検知すると、消灯し、
    かご内の乗客を撮影するカメラを有し、
    前記カメラが撮影した乗客の距離および向きが所定の条件を満たす場合、または、前記カメラが撮影した画像により乗客が手をかざす動作を検知した場合は、前記センサによる行先階の登録およびキャンセルができることを特徴とするエレベーター。
  11. 乗客からの入力を検知する非接触式のセンサと、前記センサによって行先階の登録がされると点灯する表示部と、を備えたエレベーターの制御方法において、
    前記表示部が点灯中に、前記センサの入力を検知すると、第1の点滅状態に変わり、前記センサの入力が第1所定時間に達すると、
    前記表示部がキャンセルの準備処理を知らせる表示として前記第1の点滅状態とは異なる第2の点滅状態に変わるステップと、
    前記第1所定時間の経過後、前記センサが再び入力を検知し、前記センサの入力が第2所定時間に達すると、前記表示部が消灯するステップと、を有することを特徴とするエレベーターの制御方法。
JP2022558750A 2020-10-30 2020-10-30 エレベーターおよびエレベーターの制御方法 Active JP7471443B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/040826 WO2022091342A1 (ja) 2020-10-30 2020-10-30 エレベーターおよびエレベーターの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022091342A1 JPWO2022091342A1 (ja) 2022-05-05
JP7471443B2 true JP7471443B2 (ja) 2024-04-19

Family

ID=81382105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022558750A Active JP7471443B2 (ja) 2020-10-30 2020-10-30 エレベーターおよびエレベーターの制御方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7471443B2 (ja)
CN (1) CN116323454A (ja)
WO (1) WO2022091342A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7472227B1 (ja) 2022-10-07 2024-04-22 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011126615A (ja) 2009-12-15 2011-06-30 Hitachi Ltd エレベータの乗り場呼び釦点検装置
JP2013245096A (ja) 2012-05-29 2013-12-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの呼び登録装置
JP2019142686A (ja) 2018-02-22 2019-08-29 フジテック株式会社 エレベータ
CN111039111A (zh) 2020-02-27 2020-04-21 遂宁福家科技有限公司 带有无感染按键功能的电梯

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899266U (ja) * 1981-12-25 1983-07-06 三菱電機株式会社 エレベ−タの呼び登録装置
JP2758276B2 (ja) * 1991-02-22 1998-05-28 株式会社東芝 エレベータのかご呼び登録装置
JP2885952B2 (ja) * 1991-03-14 1999-04-26 株式会社東芝 エレベータの呼び取消し方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011126615A (ja) 2009-12-15 2011-06-30 Hitachi Ltd エレベータの乗り場呼び釦点検装置
JP2013245096A (ja) 2012-05-29 2013-12-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの呼び登録装置
JP2019142686A (ja) 2018-02-22 2019-08-29 フジテック株式会社 エレベータ
CN111039111A (zh) 2020-02-27 2020-04-21 遂宁福家科技有限公司 带有无感染按键功能的电梯

Also Published As

Publication number Publication date
CN116323454A (zh) 2023-06-23
WO2022091342A1 (ja) 2022-05-05
JPWO2022091342A1 (ja) 2022-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2332873A1 (en) Destination-floor registration device of elevator
JP6029617B2 (ja) 群管理エレベータ装置
JP2013124166A (ja) エレベータ
WO2010067439A1 (ja) エレベータ制御装置
JP7471443B2 (ja) エレベーターおよびエレベーターの制御方法
JP2017178535A (ja) エレベーターのかご内アナウンス装置
JP2011051719A (ja) エレベータ装置
JP7044190B1 (ja) エレベータ
JP2018002428A (ja) かご操作盤
JP6827587B2 (ja) エレベータ装置およびエレベータ制御方法
CN114988239B (zh) 电梯
CN109019199B (zh) 电梯***
WO2022102159A1 (ja) エレベータ、かご内操作盤、エレベータの制御方法
EP3401257B1 (en) Car operating panel for an elevator car having at least two car doors
KR20200004746A (ko) 엘리베이터 시스템
WO2022064658A1 (ja) 行先登録装置及び行先登録方法
JP7260068B2 (ja) エレベーターの非常連絡システム
JP2014231423A (ja) エレベータ装置
JP2012218820A (ja) エレベータ
JP7455276B2 (ja) エレベーターの制御方法及びエレベーター装置
CN109835784B (zh) 电梯***
JP7472227B1 (ja) エレベータシステム
WO2023199458A1 (ja) 非接触操作盤制御装置、エレベーター及び非接触操作盤の制御方法
JP7414936B1 (ja) エレベータ制御装置、エレベータ制御方法、及びエレベータ制御プログラム
JP7140249B1 (ja) エレベータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7471443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150