JP7470745B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、電子決済サービスの利用促進などを目的として、電子決済サービスの加盟店で電子決済サービスを利用して決済を行った場合、利用者に対して所定の利益を還元する技術が知られている。また、この技術に関連して、景品付き販促施策の1つとして、たとえば、所定の条件を満たす利用者に対して、所定の利益を還元するためのクーポン配信を行う技術が知られている。
特許第5416404号公報
しかしながら、従来の技術は、クーポンなどの景品が付帯された景品付き販促施策の利用率の向上が求められている。従来の技術は、クーポンを利用するか否かはユーザの意思に委ねられており、たとえば、所定の条件を満たす利用者に対してクーポンを配信するだけでは、クーポンなどの景品付き販促施策の利用率を高める効果を期待できない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、景品付き販促施策の利用率の向上を図ることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、決済処理部と、選定部と、送信部とを有する。決済処理部は、電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置から送信された決済要求を取得した場合、取得した決済要求に応じて決済処理を実行する。選定部は、決済処理が正常に完了した場合、電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数の所定の景品の中から、サービス利用者に提供する景品候補を選定する選定処理を実行する。送信部は、選定部により選定された景品候補をサービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、決済処理が完了した旨をサービス利用者に通知するための情報とともに端末装置に送信する。
実施形態の一態様によれば、景品付き販促施策の利用率の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る利用画面に応じたクーポンの提供イメージの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る利用画面に応じたクーポンの提供イメージの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用者情報記憶部に記憶される利用者情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るクーポン情報記憶部に記憶されるクーポンに関する情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るクーポン関連情報記憶部に記憶されるクーポン関連情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る決済サーバにより実行される情報処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の変形例に係る学習済みモデルの生成方法の概要を示す図である。 図11は、第1の変形例に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図12は、第1の変形例に係る決済サーバにより実行される学習処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、第2の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。 図14は、第2の変形例に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図15は、実施形態に係る決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
以下、実施形態に係る情報処理について説明する。図1に、実施形態に係る情報処理の概要を示す。なお、以下では、実施形態に係る情報処理装置の一例である決済サーバ100によって、実施形態に係る情報処理が実現される例を説明する。
(1-1.システム構成)
図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムSYS-Aは、端末装置10と、決済サーバ100とを含む。端末装置10、及び決済サーバ100は、ネットワークN(たとえば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、たとえば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した情報処理システムSYS-Aには、複数の端末装置10や、複数の決済サーバ100が含まれていてもよい。
図1に示す端末装置10は、ユーザUにより使用される情報処理端末である。図1に示す端末装置10は、たとえば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などにより実現される。なお、図1では、端末装置10としてスマートフォンを例示している。
また、端末装置10は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)などの表示デバイスを備え、決済サーバ100から送信される各種情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。また、端末装置10が備える表示デバイスはタッチスクリーンディスプレイであってもよい。この場合、端末装置10は、ユーザUから指やスタイラスなどにより、タッチスクリーンディスプレイが有する画面内に表示された画像などのコンテンツに対する各種の操作をユーザUから受付けて、各種の操作に応じた処理を実行する。
また、端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)などの無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信を介してネットワークNに接続するための通信ユニットを有する。これにより、ユーザUは、端末装置10を操作して決済サーバ100にアクセスして、決済サーバ100により提供される電子決済サービスを利用できる。
なお、端末装置10は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ100から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、たとえばJavaScript(登録商標)などのスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート言語、Java(登録商標)などのプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語などにより記述される。なお、決済サーバ100から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
以下の説明において、図1に示す端末装置10は、所定のコードを用いて行われる電子決済サービスのサービス利用者であるユーザUによって利用される。この場合、端末装置10には、決済サーバ100と連携して電子決済サービスに関する各種処理を実現するためのサービス利用者用のアプリケーションプログラム(以下、適宜「ユーザアプリ」と称する。)が予めインストールされていてもよい。また、端末装置10は、ウェブブラウザより所定のウェブサイトにアクセスし、電子決済サービスに関する各種処理を実現することもできる。
図1に示す決済サーバ100は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、典型的にはサーバ装置であるが、メインフレームやワークステーションなどにより実現されてもよい。決済サーバ100がサーバ装置で実現される場合、単独のサーバにより実現されてもよいし、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現されてもよい。
また、決済サーバ100は、ユーザUが使用する端末装置10に制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、たとえば、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート言語により記述される。なお、決済サーバ100から配信されるアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
また、決済サーバ100は、たとえば、端末装置10から送信されたHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストに応じて、かかるHTTPリクエストにおいて要求されたHTML(HyperText Markup Language)ファイルや、画像データや、画像データをウェブページや、ユーザアプリ上に表示させる制御を実行するための制御情報などを含むコンテンツを端末装置10に送信する情報処理装置として機能してもよい。なお、この場合の制御情報を含むコンテンツは、たとえば、Flash(登録商標)や、Silverlight(登録商標)などのRIA(Rich Internet Application)用のコンテンツにより実現可能であり、画像表示プログラムとして動作する。
また、決済サーバ100の管理者は、決済サーバ100を通じて、所定のコードを用いて行われる電子決済サービス(コード決済による電子マネーのやり取りを制御する所定の取引手段を提供するサービス)を提供するプラットフォームサービスを運営する。決済サーバ100は、たとえば、端末装置10で動作するユーザアプリなどと連携して、電子決済サービスに関する情報処理を実行する。
また、決済サーバ100は、電子決済サービスの加盟店を運営する事業者からクーポンに関する情報の入稿を受け付けるための事業者用のユーザインターフェイスを提供できる。事業者は、自身が利用する情報処理端末を用いて、かかる事業者用のユーザインターフェイスを操作し、クーポンに関する情報(テキストデータや画像データなど)を設定する。決済サーバ100は、各事業者から入稿されたクーポンに関する情報をデータベースに登録し、加盟店ごとに管理する。
(1-2.端末装置10を用いたコード決済について)
ここで、端末装置10を用いたコード決済(電子決済)の一例について説明する。以下の説明では、店舗Xに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Xを識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、店舗Xから商品や役務(サービス)などの取引対象の提供を受けるユーザUが端末装置10を用いた決済を行う例について説明する。なお、以下に説明するコード決済の一例は、任意のサービス利用者が任意の端末装置10を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報を示す2次元コードは、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号などであってもよい。また、2次元コードは、紙などの媒体に印字された印刷物により物理的に構成される例に限られず、任意の端末に表示される画像情報により構成されていてもよい。また、店舗識別情報は、電子決済サービスの加盟店として店舗Xのブランドを識別するために個別に付与される加盟店IDと、店舗Xそのものを識別するために付与される店舗IDとが含まれていてもよい。
たとえば、ユーザUが店舗Xにて各種の商品やサービスといった取引対象の購入や利用に伴う決済を行う場合、ユーザUは、端末装置10に予めインストールされたユーザアプリを起動する。そして、ユーザUは、ユーザアプリを介して、店舗Xに設置された2次元コードを撮影する。このような場合、端末装置10は、取引対象の価格を入力するための画面を表示し、ユーザUあるいは店舗Xの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、端末装置10は、ユーザUを識別する利用者識別情報と、店舗識別情報(もしくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗Xを示す情報(たとえば、店舗ID))と、決済額とを含む取引情報を決済サーバ100へと送信する。
決済サーバ100は、端末装置10から取引情報を受け付けると、利用者識別情報が示すユーザUの口座(ユーザアカウントに紐づくウォレット)から、店舗識別情報が示す店舗Xの口座(ユーザアカウントに紐づくウォレット)へと、決済額に相当する分の電子マネーを移行させる。このとき、決済サーバ100は、決済額に相当する分の電子マネーから店舗Xに課金する所定の手数料を差し引いてから、店舗Xの口座へ移行させてもよい。そして、決済サーバ100は、取引が完了した旨の通知を端末装置10へと送信する。このような場合、端末装置10は、取引が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる取引が完了した旨をユーザUに通知する。あるいは、決済サーバ100は、利用者識別情報が示すユーザUの口座から決済額に相当する分の電子マネーを引き出して店舗Xの売り上げ情報として管理し、所定のタイミングで売上に相当する額の現金を店舗Xが保有する銀行口座に振り込んでもよい。この場合、決済サーバ100は、利用者UXの口座から決済額に相当する分の電子マネーを引き出したタイミングで、電子マネーによる取引が完了した旨をユーザUに通知してもよい。
なお、端末装置10を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。たとえば、端末装置10を用いた決済は、店舗Xに設置された端末装置(以下、「店舗端末」と称する。)を用いたものであってもよい。具体的には、まず、端末装置10は、ユーザUを識別するための利用者識別情報を示すコード情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗端末は、端末装置10に表示されたコード情報から利用者識別情報を読み取り、読み取った利用者識別情報(もしくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者UXを示す情報(たとえば、利用者ID))と、決済額と、店舗Xを識別する情報とを含む取引情報を決済サーバ100へと送信する。
決済サーバ100は、店舗端末から取引情報を受け付けると、利用者識別情報が示すユーザUの口座から、店舗Xの口座へと、決済額に相当する分の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ100は、店舗端末あるいは端末装置10に対し、取引が完了した旨の通知を送信する。店舗端末あるいは端末装置10は、取引が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる取引が完了した旨をユーザUに通知する。また、決済サーバ100は、利用者識別情報が示すユーザUの口座から決済額に相当する分の電子マネーを引き出して店舗Xの売り上げ情報として管理し、所定のタイミングで売上に相当する額の現金を店舗Xが保有する銀行口座に振り込んでもよい。この場合、決済サーバ100は、ユーザUの口座から決済額に相当する分の電子マネーを引き出したタイミングで、電子マネーによる取引が完了した旨を店員あるいはユーザUに通知してもよい。
また、端末装置10を用いた決済は、ユーザUが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Xの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、たとえば、ユーザUが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、たとえば、端末装置10は、店舗Xの口座に対して決済金額が示す額の電子マネーを移行させるとともに、ユーザUのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額が示す額を請求してもよい。
また、端末装置10を用いた決済は、ユーザUの口座から店舗Xの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、たとえば、ユーザUの口座から他のサービス利用者の口座へと電子マネーを移行させる決済(すなわち、サービス利用者間での送金)であってもよい。たとえば、送金元のユーザUが利用する端末装置10は、送金先のユーザであるサービス利用者を識別する利用者識別情報(たとえば、送金先のサービス利用者が利用する端末装置10に表示される利用者識別情報)を読み取り、ユーザUから送金金額の入力を受け付け、読み取った識別情報と、送金金額と、ユーザUを識別する利用者識別情報とを示す情報を決済サーバ100へと送信する。このような場合、決済サーバ100は、ユーザUの口座から、送金先のサービス利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させ、端末装置10または送金先のサービス利用者が利用する端末装置10に対し、送金が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、送金が行われた旨を通知してもよい。
なお、端末装置10を用いた送金は、上述した処理に限定されるものではない。たとえば、端末装置10を用いた送金は、送金先のユーザであるサービス利用者の電話番号や、送金先のユーザであるサービス利用者を示す情報(たとえば、利用者ID)を端末装置10に入力することにより行われてもよい。具体的な例を挙げると、端末装置10は、送金先のサービス利用者の電話番号または利用者IDと、送金金額との入力をユーザUから受け付け、入力された電話番号または利用者ID(送金先識別情報)と、送金金額と、ユーザUを識別する利用者識別情報(送金元識別情報)とを決済サーバ100へと送信する。そして、決済サーバ100は、ユーザUの口座から、送信された電話番号または利用者IDに紐づけられたサービス利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させる。
ここで、送金先のユーザであるサービス利用者の電話番号や利用者IDは、当該ユーザに関する情報と紐付けてユーザアプリに予め登録されていてもよい。この場合、端末装置10は、ユーザアプリに登録されたユーザ(送金先)の指定と、当該ユーザへの送金金額の入力とを利用者UXから受け付け、指定されたユーザに紐付けられた電話番号または利用者IDと、送金金額と、利用者UXを識別する利用者識別情報とを決済サーバ100へと送信する。
また、たとえば、端末装置10を用いた送金は、送金金額を受け取るためのリンク情報を送金先のユーザであるサービス利用者に提供することにより行われてもよい。具体的な例を挙げると、端末装置10は、ユーザUから送金金額の入力を受け付けて送金金額を受け取るためのリンク情報を生成し、リンク情報を含む電子メールを送信したり、リンク情報を含む投稿情報をSNS(Social Networking Service)に投稿したりすることで、送金先のユーザであるサービス利用者が利用する端末装置10にリンク情報を提供する。そして、送金先のユーザであるサービス利用者がリンク情報を選択して受け取り操作を行った場合、決済サーバ100は、ユーザUの口座から、送金先のユーザであるサービス利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させる。上述してきたように、決済サーバ100は、サービス利用者に電子決済サービスを提供する同一のプラットフォーム上で、電子マネーを用いた決済、及び電子マネーの送金に関する情報処理を実行できる。
なお、上述した電子決済サービスに対応する各種処理を実現する決済手段などは、商品の購入や役務(サービス)の提供に対する対価の提供(債務の精算)のためのものや、複数のユーザが有する口座間の送金のためのものに限定されるものではない。たとえば、上述した決済手段などは、ユーザや店舗など、電子マネーの所有者と紐づく任意の所有者の口座間における電子マネーの送受信を制御するサービスであればよい。すなわち、実施形態に係る決済手段などは、電子マネーのやり取りを実現するための各種制御(電子マネーを介した各種の口座間送金制御のみならず、電子マネー口座と銀行口座間のやり取りに関する制御や、分割、ボーナス払いに伴う処理といった各種債権処理、その他電子マネーを含む財産のやり取りに関する各種制御)を実行する取引手段や取引サービスであれば、任意の態様で提供されるものであってもよい。また、このような取引手段や取引サービスが実現する各種の制御には、決済に関する制御と送金に関する制御の両方が含まれていてもよく、いずれか一方のみが含まれていてもよい。すなわち、「取引」とは、電子マネーに関する「決済」のみならず、電子マネーの「送金」やその他各種の処理をも含む概念である。すなわち、決済サーバ100は、任意の所有者間における電子マネーのやり取りを制御する取引手段を実現する情報処理装置であってもよい。
(1-3.実施形態の概要について)
(1-3-1.景品提供用コンテンツの提供処理)
続いて、図1を用いて、実施形態に係る景品提供用コンテンツの提供処理について説明する。実施形態に係る決済サーバ100は、景品提供用コンテンツの提供を通じて、電子決済サービスにおける景品付き販促施策の利用率の向上を図り、電子決済サービスを導入する事業者を支援する。
以下では、景品提供用コンテンツにより電子決済サービスのサービス利用者(たとえば、ユーザU)に提供される景品として、取引対象についての代金の決済処理に連動してサービス利用者に提供される決済連動型のクーポン(PLC:Payment Linked Coupon)を想定している。また、以下では、実施形態に係る景品提供用コンテンツとして、スクラッチシール(スクラッチインキ)をコインなどで削り取るとスクラッチシールに覆われていた印刷面が見えるスクラッチカードのように、ユーザUの操作に応じた所定の画像演出処理を実現可能なスクラッチカード型のコンテンツを想定している。なお、以下に説明するように、実施形態に係る決済サーバ100は、景品付き販促施策として、景品提供用コンテンツを通じたクーポンの提供を実施する。
また、以下の説明において、電子決済サービスを導入する事業者と、かかる事業者により運営される電子決済サービスの加盟店を同一視できる場合がある。
図1に示すように、端末装置10は、ユーザアプリに対するユーザUの操作に応じて、取引対象の決済要求を決済サーバ100に送信する(ステップS1)。
決済サーバ100は、端末装置10から決済要求を受信すると、決済要求に応じた決済処理を実行する(ステップS2)。また、決済サーバ100は、決済処理が正常に完了した場合、決済要求元のユーザUに対してクーポンを提供するか否かを無作為に決定する(ステップS3)。たとえば、決済サーバ100は、クーポンを提供するか否かを決定するための無作為抽選の処理を実行する。
また、決済サーバ100は、たとえば、無作為抽選に当選し、ユーザUに対してクーポンを提供することを決定した場合、ユーザUに対して提供するクーポン候補を選定する選定処理を実行する(ステップS4)。
以下、決済サーバ100による選定処理について説明する。まず、決済サーバ100は、決済サーバ100の管理者OPにより予め設定される選択条件に従って、クーポンカテゴリ(「景品カテゴリ」の一例)を選択する。たとえば、4つ以上のクーポンカテゴリを含むカテゴリテーブルが予め用意されており、選択条件:「カテゴリ数:3、ランダム」が設定されていると仮定した場合、決済サーバ100は、カテゴリテーブルを参照して、3つのクーポンカテゴリを互いに重複しないように無作為に選択する。なお、このとき、決済サーバ100は、カテゴリテーブルに含まれるクーポンカテゴリが3つである場合、前述の選択条件では、カテゴリテーブルに含まれるすべてのクーポンカテゴリをそのまま選択することになる。
次に、決済サーバ100は、選択したクーポンカテゴリごとに、決済サーバ100の管理者OPにより予め設定される所定の条件に従って、ユーザUに対して提供するクーポン候補を選定する。たとえば、決済サーバ100は、予め各加盟店から入稿されるクーポン情報を参照する。そして、決済サーバ100は、選択したクーポンカテゴリごとに、各加盟店から入稿された複数のクーポンの中からクーポン候補を選定する。
また、決済サーバ100は、決済処理による取引の当事者であった加盟店とは競合関係にない他の加盟店において利用可能なクーポン候補を選定してもよい。たとえば、決済サーバ100は、予め登録される各加盟店の競合関係を示す情報を参照し、決済処理による取引の当事者であった加盟店とは競合関係にない加盟店により入稿されたクーポンの中から、クーポン候補を選定する。
また、決済サーバ100は、決済要求の送信元であるユーザUの属性を示す属性情報に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。たとえば、決済サーバ100は、予め登録されるユーザUの属性情報に基づいて、ユーザUと属性が一致する他のサービス利用者のクーポン獲得履歴を参照し、他のサービス利用者による獲得率が相対的に高いクーポンの中から、クーポン候補を選定する。
また、決済サーバ100は、決済要求の送信元であるユーザUの行動履歴に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。たとえば、決済サーバ100は、ユーザUから決済要求を受信したときのユーザUの位置情報に基づいて、決済要求時のユーザの位置から所定の距離範囲にある加盟店で利用可能なクーポンの中から、クーポン候補を選定する。また、たとえば、決済サーバ100は、ユーザUから決済要求を受信した時点から直近のユーザUの閲覧履歴に基づいて、ユーザUの閲覧履歴に関連する取引対象を取り扱う加盟店で利用可能なクーポンの中から、クーポン候補を選定する。
また、決済サーバ100は、決済要求の送信元であるユーザUのクーポンの獲得履歴に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。たとえば、決済サーバ100は、ユーザUによるクーポンの獲得履歴に基づいて、ユーザUによる獲得率が相対的に高いクーポンカテゴリを特定し、特定したクーポンカテゴリごとに、クーポン候補を選定する。
クーポン候補の選定後、決済サーバ100は、クーポン候補をユーザUに提示するための景品提供用コンテンツを、決済処理が完了した旨をユーザUに通知するための決済完了情報とともに端末装置10に送信する(ステップS5)。
端末装置10は、決済サーバ100から決済完了情報および景品提供用コンテンツを受信すると、コンテンツ表示処理を実行する(ステップS6)。
(1-3-2.コンテンツ表示処理による表示例)
以下、実施形態に係るコンテンツ表示処理により端末装置10に表示される情報の一例について説明する。図2に、実施形態に係る端末装置10に表示される情報の一例を示す。
図2に示すように、端末装置10は、決済サーバ100から受信した決済完了情報に基づいて、ユーザUに決済が完了した旨を通知する決済完了画像G1を表示する(ステップS11)。また、端末装置10は、決済サーバ100から受信した景品提供用コンテンツに基づいて、コンテンツ画像G2-1を表示する(ステップS12)。図2では、コンテンツ画像G2-1が決済完了画像G1にオーバーレイ表示される例が示されている。このように、ユーザUが注視する可能性が高い決済完了画面上に景品提供用コンテンツを表示させることにより、景品提供用コンテンツに対するユーザUの認知度の向上を図ることができる。
図2に示すコンテンツ画像G2-1は、クーポンカテゴリに対応するオブジェクトであるカテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3(「第1の画像情報」の一例)が設けられている。図2には、クーポンカテゴリ:「アパレル」に対応するカテゴリアイコンOB1-1と、クーポンカテゴリ:「食品」に対応するカテゴリアイコンOB1-2と、クーポンカテゴリ:「雑貨」に対応するカテゴリアイコンOB1-3とが示されている。なお、図2に示すカテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3の形状は一例であり、円形に限られず、任意の形状であってもよい。
また、図2には示していないが、端末装置10は、カテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3の画像がスクラッチシール(スクラッチインキ)であるかのように、カテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3に対するユーザUの所定の操作に応じたクーポン獲得用の仮想的な画像演出処理(「所定の処理」の一例)を実行できる。
たとえば、端末装置10は、カテゴリアイコンOB1-1の画像の表面を削る(擦る)ようなユーザUの所定のの操作を検出すると、所定の操作が検出されている間、ユーザアプリと連携して、カテゴリアイコンOB1-1の画像の面積を徐々に縮退させるとともに、縮退された領域にカテゴリアイコンOB1-1の画像の背面に隠れている画像を徐々に顕在化させるような画像演出処理を実行できる。端末装置10は、この画像演出処理を実行するための第1の制御情報を、景品提供用コンテンツとともに決済サーバ100から取得できる。そして、端末装置10で動作するユーザアプリは、決済サーバ100から取得された制御情報を用いて、上述の画像演出処理を実行する。
また、決済サーバ100は、複数のカテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3(以下、「カテゴリアイコンOB1」と適宜記載する。)を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、カテゴリアイコンOB1ごとにサービス利用者の所定の操作に応じた画像演出処理を実行するための第1の制御情報を端末装置10に送信してもよい。この場合、第1の制御情報は、たとえば、端末装置10に表示されている複数のカテゴリアイコンOB1に対するサービス利用者の所定の操作を択一的に受け付けるように、景品提供用コンテンツの振る舞いを制御するための処理機能を端末装置10に提供する。具体的には、端末装置10は、第1の制御情報に基づいて、ユーザUによりカテゴリアイコンOB1-1に対して所定の操作が行われた場合、カテゴリアイコンOB1-2,OB1-3に対する所定の操作が受け付けられないように、景品提供用コンテンツを制御する。
また、この画像演出処理は、端末装置10で動作するユーザアプリにより実行される場合に限られず、端末装置10で動作するユーザアプリと決済サーバ100との連携により実行されてもよい。
そして、端末装置10は、たとえば、カテゴリアイコンOB1-1に対するユーザUの所定の操作が一定時間継続した場合、あたかも、カテゴリアイコンOB1-1の画像の背面に隠れていた画像であるかのように、ユーザUにより選択されたクーポンカテゴリ:「アパレル」に対応するクーポンの情報を示すコンテンツ画像G2-2を表示する(ステップS13)。なお、コンテンツ画像G2-2は、景品提供用コンテンツに含まれていてもよいし、ユーザUによる所定の操作が検出されたタイミングで、端末装置10が決済サーバ100から取得してもよい。
このように、決済サーバ100は、ユーザUに対して所望のクーポンカテゴリを選択させた後、ユーザUの操作に応じて、選択したクーポンカテゴリに対応するクーポンの内容を事後的に開示するゲーミフィケーションを通じて、ユーザUの興味関心を煽り、クーポンの利用率の向上を図ることができる。
たとえば、図2に示すコンテンツ画像G2-2には、ユーザUが獲得可能なクーポンの内容を示すテキスト情報M-1が表示されている。また、図2に示すコンテンツ画像G2-2には、ユーザUからクーポンに対する肯定的な評価を受け付けるための評価ボタンOB2-1(「第2の画像情報」の一例)と、ユーザUからクーポンに対する否定的な評価を受け付けるための評価ボタンOB2-2(「第2の画像情報」の一例)と、ユーザUによりクーポンを獲得させるためのクーポン使用ボタンOB2-3(「第3の画像情報」の一例)とが設けられている。
評価ボタンOB2-1,OB2-2(以下、「評価ボタンOB2」と適宜記載する。)には、評価ボタンOB2に対するユーザUの所定の操作に応じて評価送信処理を実行するための第2の制御情報が関連付けられている。この第2の制御情報は、評価ボタンOB2に対応付けられている評価情報を決済サーバ100に送信するための処理機能を端末装置10に提供する。端末装置10は、この第2の制御情報に基づいて、評価ボタンOB2に関連付けられている評価の内容を示す評価情報を決済サーバ100に送信する評価送信処理を実行する。具体的には、端末装置10は、評価ボタンOB2-1に対するユーザUの操作を検出すると、ユーザUを識別するための識別情報と、コンテンツ画像G2-2に表示されているクーポンを識別するための情報と、評価ボタンOB2-1に関連付けられている評価内容(たとえば、「Good」)を示す情報とを決済サーバ100に送信する。同様に、端末装置10は、ユーザUによる評価ボタンOB2-2に対する操作を検出すると、ユーザUを識別するための識別情報と、コンテンツ画像G2-2に表示されているクーポンを識別するための情報と、評価ボタンOB2-2に関連付けられている評価内容(たとえば、「No Good」)を示す情報とを決済サーバ100に送信する。
また、クーポン使用ボタンOB2-3には、クーポン使用ボタンOB2-3に対するユーザUの所定の操作に応じてウェブサイト表示処理を実行するための第3の制御情報が関連付けられている。この第3の制御情報は、サービス利用者により獲得されたクーポンに関する情報を端末装置10に送信させるための処理機能や、サービス利用者により獲得されたクーポンに関連する加盟店のウェブサイトの画面を表示させるための処理機能を端末装置10に提供する。端末装置10は、この第3の制御情報に基づいて、サービス利用者により獲得されたクーポンに関する情報を決済サーバ100に送信する処理、及びサービス利用者により獲得されたクーポンに関連する加盟店のウェブサイトの画面を端末装置10に表示させる処理を実行する。具体的には、端末装置10は、クーポン使用ボタンOB2-3に対するユーザUの操作を検出すると、ユーザUを識別するための識別情報と、コンテンツ画像G2-2に表示されているクーポンを識別するための情報とを、クーポン獲得情報として決済サーバ100に送信する。また、端末装置10は、コンテンツ画像G2-2に表示されているクーポンに関連付けられている接続先情報に基づいて、たとえば、クーポンの提供元である加盟店のEC(Electronic Commerce)サイト(たとえば、モール型のECサイト)を表示させるための情報を取得する。そして、端末装置10は、取得した情報に基づいて、加盟店のECサイトのトップページ画像G3を表示する(ステップS14)。ユーザUは、獲得したクーポンを用いて、加盟店のECサイトでオンラインショッピングを行うことができる。
(1-3-3.クーポン提供イメージ)
以下、電子決済サービスの利用場面に応じたクーポンの提供イメージの一例について説明する。図3および図4に、実施形態に係る利用画面に応じたクーポンの提供イメージの一例を示す。
たとえば、電子決済サービスのサービス利用者が、図3に例示する「ショッピング→会計→ランチ→会計→ショッピング」という一連の行動を行う場合を想定する。このような想定において、サービス利用者が、電子決済サービスを利用してショッピングの会計を行った場合、決済サーバ100は、たとえば、サービス利用者の現在位置の近くのレストランで利用可能な10%OFFクーポンを提供する。また、サービス利用者は、獲得した10%OFFクーポンを使ってレストランでランチをし、電子決済サービスを利用してランチの会計を行った場合、決済サーバ100は、たとえば、サービス利用者の現在位置の近くのスーパー(小売店など)で利用可能な10%OFFクーポンを提供する。サービス利用者は、獲得したクーポンを使用してスーパーで買い物をして、帰宅する。
また、たとえば、サービス利用者が、図4に例示する「アパレルショップ入店→ディナー→会計→オンラインショッピング→会計」という一連の行動を行う場合を想定する。このような想定において、サービス利用者が電子決済サービスを利用してディナーの会計を行った場合、決済サーバ100は、たとえば、アパレルショップ〇〇タウンで利用可能な10%OFFクーポンを提供する。すなわち、決済サーバ100は、ディナー前に、サービス利用者がアパレルショップに立ち寄っていたというサービス利用者の行動履歴に応じたクーポンを提供できる。このとき、決済サーバ100は、サービス利用者の行動履歴に基づいて、サービス利用者が入店したアパレルショップが加盟店であるか否かを判別してもよい。そして、決済サーバ100は、サービス利用者が入店したアパレルショップが加盟店である場合、該当の加盟店のECサイトで利用可能なクーポンをサービス利用者に提供してもよい。また、決済サーバ100は、ディナー前にアパレルショップのECサイトを閲覧していた場合、サービス利用者の閲覧履歴に基づいて、アパレルショップで利用可能なクーポンを提供することもできる。この場合にも、サービス利用者が閲覧していたアパレルショップのECサイトが加盟店のECサイトである場合、該当の加盟店のECサイトで利用可能なクーポンをサービス利用者に提供してもよい。
また、サービス利用者は、獲得した10%OFFクーポンを使ってオンラインショッピングをし、電子決済サービスを利用してオンラインショッピングの会計を行った場合、決済サーバ100は、夜食として推薦する食品を提供する店舗で利用可能なデリバリークーポンをサービス利用者に提供する。すなわち、決済サーバ100は、ディナーを済ませているサービス利用者の行動履歴に応じたクーポンを提供できる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、実施形態に係る決済サーバ100の構成について説明する。図5に、実施形態に係る決済サーバ100の構成例を示す。図5に示すように、決済サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10などとの間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部120は、利用者情報記憶部121と、クーポン情報記憶部122と、クーポン関連情報記憶部123とを有する。なお、図5に示す例に限られず、記憶部120は、上述し記憶部以外に、他の情報を記憶する記憶部を有していていもよい。
(利用者情報記憶部121について)
利用者情報記憶部121は、電子決済サービスのサービス利用者に関する情報を記憶する。図6に、実施形態に係る利用者情報記憶部121に記憶される利用者情報の一例を示す。図6に示すように、利用者情報記憶部121に記憶される利用者情報は、「利用者ID」の項目や、「属性情報」の項目や、「購入履歴」の項目や、「クーポン情報」の項目などといった複数の項目を有しており、これらの項目は相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、電子決済サービスを利用する各サービス利用者の各々を特定するために、各サービス利用者に対して個別に割り振られている識別情報が記憶される。
「属性情報」の項目には、サービス利用者の属性を示す属性情報が記憶される。属性情報は、サービス利用者の性別や、年齢や、電話番号や、住所や、家族構成などのデモグラフィック属性についての情報や、サービス利用者の興味嗜好や、ライフスタイルなどのサイコグラフィック属性についての情報を含んでいてもよい。
「購入履歴」の項目には、電子決済サービスを利用して行われたサービス利用者の購入履歴を示す情報が記憶される。
「クーポン情報」の項目には、サービス利用者により獲得されたクーポン(決済連動型クーポン)のうち、電子決済サービスの決済時に利用されたクーポンの内容を示す情報などが記憶される。
(クーポン情報記憶部122について)
クーポン情報記憶部122は、電子決済サービスの加盟店により入稿されたクーポンに関する情報を記憶する。図7に、実施形態に係るクーポン情報記憶部122に記憶されるクーポンに関する情報の一例を示す。
図7に示すように、クーポン情報記憶部122に記憶されるクーポンに関する情報は、「加盟店ID」の項目や、「クーポンID」の項目や、「クーポンカテゴリ」の項目や、「クーポン内容」の項目や、「競合加盟店ID」の項目などといった複数の項目を有している。クーポンに関する情報が有するこれらの項目は、相互に対応付けられている。
「加盟店ID」の項目には、電子決済サービスを導入する各事業者の各々を特定するために、加盟店ごとに個別に割り振られている識別情報を記憶する。
「クーポンID」の項目には、各加盟店を運営する事業者がクーポンに関する情報の設定を行った際、事業者により設定された各クーポンの各々を特定するために、クーポンごとに固有に割り振られる識別情報を記憶する。
「クーポンカテゴリ」の項目には、各加盟店を運営する事業者により設定されたクーポンが属するカテゴリを示す情報が記憶される。クーポンが属するカテゴリは、クーポンを利用可能な商品やサービスなどといった取引対象を市場において分類することができる区分に該当する。たとえば、外食チェーンを営む事業者の加盟店において、電子決済サービスを利用した飲食代の会計時に利用可能なクーポンであれば、クーポンカテゴリとして「食品」が記憶される。また、たとえば、被服を中心に取り扱う事業者の加盟店において、電子決済サービスを利用したファッションアイテムの会計時に利用可能なクーポンであれば、クーポンカテゴリとして「アパレル」が記憶される。また、たとえば、雑貨を中心に取り扱う事業者の加盟店において、電子決済サービスを利用した日用品の会計時に利用可能なクーポンであれば、クーポンカテゴリとして「雑貨」が記憶される。
「クーポン内容」の項目には、各加盟店を運営する事業者により設定されたクーポンの具体的な内容を示す情報が記憶される。
「競合加盟店ID」の項目には、電子決済サービスを導入する各事業者が、ビジネスシーンにおいて競合関係にあると認識している他の事業者の加盟店を示す情報が記憶される。「競合加盟店ID」の項目に記憶される情報は、上述した事業者用のユーザインターフェイスを通じて受け付けられた各事業者の設定に基づいて登録されてもよいし、決済サーバ100が事業者の事業内容に基づいて各事業者と競合関係にある他の事業者を自動判別し、自動判別結果に従って自動的に登録してもよい。なお、図7では、クーポンに関する情報が有する項目の1つとして「競合加盟店ID」の項目を例示するが、クーポンに関する情報は、競合事業者を示す情報を記憶するための項目を有していてもよい。
(クーポン関連情報記憶部123について)
クーポン関連情報記憶部123は、サービス利用者に提供されたクーポンに関する各種情報を記憶する。図8に、実施形態に係るクーポン関連情報記憶部123に記憶されるクーポン関連情報の一例を示す。
図8に示すように、実施形態に係るクーポン関連情報記憶部123に記憶されるクーポン関連情報は、「利用者ID」の項目や、「クーポン選定履歴」の項目や、「クーポンカテゴリ選択履歴」の項目や、「クーポン獲得履歴」の項目や、「クーポン評価履歴」の項目などといった複数の項目を有する。クーポン関連情報が有するこれらの項目は、相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、電子決済サービスを用いた決済時にクーポンを提供するか否かを決定するための無作為抽選に当選したサービス利用者を特定するための識別情報が記憶される。たとえば、電子決済サービスを利用する各サービス利用者の各々を特定するために、各サービス利用者に対して個別に割り振られている識別情報が利用される。
「クーポン選定履歴」の項目には、サービス利用者に提供するクーポン候補として選定したクーポンの選定履歴を記憶する。たとえば、「クーポン選定履歴」の項目には、クーポンの選定を行った日時を示すタイムスタンプや、クーポンの選定に先駆けて選択されたクーポンカテゴリを示す情報や、選択されたクーポンに対応するクーポンIDを示す情報などが記憶される。
「クーポンカテゴリ選択履歴」の項目には、景品提供用コンテンツにおいてサービス利用者に選択されたクーポンカテゴリを示す情報(たとえば、「食品」や「アパレル」、「雑貨」など)が記憶される。
「クーポンカテゴリ選択履歴」の項目には、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者が獲得したクーポンを特定するための情報(たとえば、クーポンID)が記憶される。
「クーポン評価履歴」の項目には、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者から受け付けたクーポンに対する評価内容を示す情報(たとえば、「Good」や「No Good」)が記憶される。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、決済サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現され得る。制御部130は、図5に示すように、決済処理部131と、選定部132と、送信部133と、管理部134とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(決済処理部131について)
決済処理部131は、電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置10から送信された決済要求を、通信部110を通じて取得した場合、取得した決済要求に応じて決済処理を実行する。
(選定部132について)
選定部132は、決済処理部131による決済処理が正常に完了した場合、電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数のクーポンの中から、サービス利用者に提供するクーポン候補を選定する選定処理を実行する。
たとえば、選定部132は、決済処理が正常に完了した場合、クーポンをサービス利用者に提供するか否かを無作為に決定する。そして、選定部132は、クーポンを提供することを決定した場合、予め設定される所定の条件に従ってクーポン候補を選定する。
たとえば、選定部132は、決済処理による取引の当事者であった事業者とは競合関係にない他の事業者が運営する電子決済サービスの加盟店において利用可能なクーポンをクーポン候補として選定してもよい。また、たとえば、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者の属性を示す属性情報に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。また、たとえば、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者の行動履歴に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。また、たとえば、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者によるクーポンの獲得履歴に基づいて、クーポン候補を選定してもよい。
(送信部133について)
送信部133は、選定部132により選定されたクーポンをサービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、決済処理が完了した旨をサービス利用者に通知するための決済完了情報とともに端末装置10に送信する。
また、送信部133は、景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、前記選定部132により選定された複数のクーポン候補に対応するクーポンカテゴリの各々を示すカテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3(たとえば、図2参照)を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、カテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3ごとサービス利用者の所定の操作に応じた画像演出処理(「所定の処理」の一例)を実行するための第1の制御情報を端末装置10に送信する。この場合、第1の制御情報は、端末装置に表示されている複数のカテゴリアイコンOB1-1,OB1-2,OB1-3に対して所定の操作が択一的に受け付けられるように、景品提供用コンテンツの振る舞いを制御するための処理機能を端末装置10に提供する。
また、送信部133は、サービス利用者からクーポンに対する評価を受け付けるためのオブジェクトを示すを示す評価ボタンOB2(「第2の画像情報」の一例)を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、評価ボタンOB2に対するサービス利用者の所定の操作に応じた評価送信処理(「所定の処理」の一例)を実行するための第2の制御情報を、通信部110を通じて、景品提供用コンテンツとともに端末装置10に送信する。この場合、第2の制御情報は、評価ボタンOB2に関連付けられているクーポンに対する評価の内容を示す評価情報を端末装置10に送信させる機能を端末装置10に提供する。
また、送信部133は、選定部132によりクーポン候補として選定されたクーポンをサービス利用者に獲得させるためのオブジェクトを示すクーポン使用ボタンOB2-3(「第3の画像情報」の一例)を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、クーポン使用ボタンOB2-3に対するサービス利用者の所定の操作に応じたウェブサイト表示処理(「所定の処理」の一例)を実行するための第3の制御情報を景品提供用コンテンツとともに端末装置10に送信する。この場合、第3の制御情報は、サービス利用者により獲得されたクーポンに関する情報を端末装置10に送信させるための処理機能や、サービス利用者により獲得されたクーポンに関連する加盟店のウェブサイトの画面を表示させるための処理機能を端末装置10に提供する。
(管理部134について)
管理部134は、サービス利用者を識別するための利用者ID(「利用者識別情報」の一例)に対応付けて、選定部132により選定されたクーポン候補を識別するためのクーポンID(「景品識別情報」の一例)と、クーポン候補に対応するクーポンカテゴリを示す情報とをクーポン関連情報記憶部123に格納することにより、サービス利用者ごとにクーポンの選定履歴を管理する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供されたクーポン候補に対応するクーポンカテゴリのうち、サービス利用者により選択されたクーポンカテゴリを示す情報を、利用者IDに対応付けてクーポン関連情報記憶部123に格納することにより、サービス利用者ごとにクーポンカテゴリの選択履歴を管理する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供されたクーポン候補の中から、サービス利用者により獲得されたクーポンを識別するためのクーポンIDを利用者IDに対応付けてクーポン関連情報記憶部123に格納することにより、サービス利用者ごとにクーポンの獲得履歴を管理する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供されたクーポン候補に対する評価情報をサービス利用者から受け付けた場合、サービス利用者から受け付けた評価情報を利用者IDに対応付けてクーポン関連情報記憶部123に格納することにより、サービス利用者ごとにクーポンに対する評価履歴を管理する。
〔3.処理手順例〕
以下、実施形態に係る決済サーバ100における処理手順の一例を説明する。図9に、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理手順の一例を示す。
図9に示すように、決済処理部131は、電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置10から送信された決済要求を、通信部110を通じて取得した場合、取得した決済要求に応じて決済処理を実行する(ステップS101)。
また、選定部132は、決済処理部131による決済処理が正常に完了した場合、クーポンをサービス利用者に提供するか否かを無作為に決定するための無作為抽選を実行する(ステップS102)。
また、選定部132は、サービス利用者が無作為抽選に当選し、サービス利用者に対してクーポンを提供することを決定した場合(ステップS102:Yes)、クーポンを選定するためのクーポンカテゴリを選択する(ステップS103)。
また、選定部132は、選択したクーポンカテゴリごとに、決済サーバ100の管理者OPにより予め設定される所定の条件に従って、ユーザUに対して提供するクーポン候補を選定する(ステップS104)。
また、送信部133は、決済処理が完了した旨をユーザUに通知するための決済完了情報とともに景品提供用コンテンツを端末装置10に送信して(ステップS105)、図9に示す処理手順を終了する。
上述のステップS102において、選定部132は、サービス利用者が無作為抽選に当選せず、サービス利用者に対してクーポンを提供しないことを決定した場合(ステップS102:No)、決済処理が完了した旨をユーザUに通知するための決済完了情報を端末装置10に送信して(ステップS106)、図9に示す処理手順を終了する。
〔4.変形例〕
(4-1.第1の変形例)
上述の実施形態において、電子決済サービスのサービス利用者により購入された取引対象を示す情報と、サービス利用者に対して提供されたクーポンに関する情報との対応関係を学習した学習済みモデルに基づいて、サービス利用者に提供するクーポン候補を選定してもよい。以下、第1の変形例に係る情報処理装置の一例である決済サーバ200により実行される学習済みモデルの生成方法について説明する。図10に、第1の変形例に係る学習済みモデルの生成方法の概要を示す。
なお、以下では、学習済みモデルの生成する際に用いる機械学習の手法として、教師あり学習を用いる例について説明するが、サービス利用者が購入した商品に関する情報に基づいて、サービス利用者に提供するクーポン候補を選定するという目的(タスク)を達成できるモデルを学習できれば、任意の学習手法を採用できる。
(4-1-1.学習フェーズ)
まず、第1の変形例に係る決済サーバ200の管理者OPは、電子決済サービスのサービス利用者の購入履歴や、事業者から入稿されたクーポン情報や、サービス利用者に提供されたクーポンに関するクーポン関連情報に基づいて、学習用データを準備する。たとえば、管理者OPは、電子決済サービスのサービス利用者により購入された取引対象を示す情報(たとえば、購入商品の情報)と、サービス利用者に対して提供されたクーポンに関する情報(たとえば、クーポンの内容)との対応関係を示す学習用データ(正解データ)を準備する。そして、決済サーバ200は、管理者OPにより準備された学習用データを取得し、取得した学習用データに基づいて、取引対象を示す情報の入力に応じて、入力された取引対象に対応するクーポンを推定する情報を出力する推定モデルを学習する。
具体的には、管理者OPは、サービス利用者に提供された複数のクーポンが取引対象の決済時に使用された回数に基づいてクーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを準備してもよい。たとえば、決済時に使用された回数が多いクーポンほど高いスコアを割り当てることが考えられる。この場合、決済サーバ200は、取引対象を入力した場合、取引対象の決済時に使用された回数が多い景品ほど高いスコアを出力され、取引対象の決済時に使用された回数が少ない景品ほど低いスコアが出力されるように推定モデルを学習する。
また、管理者OPは、サービス利用者に提供された複数のクーポンに対して、サービス利用者から予め取得されたクーポンに対する評価情報に基づいて、クーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを準備してもよい。この場合、決済サーバ200は、取引対象を入力した場合、サービス利用者からの肯定的な評価が多いクーポンほど高いスコアを出力され、サービス利用者からの肯定的な評価が少ないクーポンほど低いスコアが出力されるようにモデルを学習する。
また、管理者OPは、サービス利用者に提供された複数のクーポンがサービス利用者に獲得されてから使用されるまでの期間を示す情報に基づいて、クーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを準備してもよい。この場合、決済サーバ200は、取引対象を入力した場合、クーポンがサービス利用者に獲得されてから使用されるまでの期間が短いクーポンほど高いスコアを出力されるように推定モデルを学習する。
また、管理者OPは、サービス利用者の属性を示す属性情報に応じて、スコアに対して重み付けを行った学習用データを準備してもよい。この場合、決済サーバ200は、サービス利用者の属性を示す属性情報に応じて、スコアに対して重み付けが行われた学習用データを用いて、推定モデルを学習する。
また、決済サーバ200は、推定モデルの学習処理について任意の手法を採用できる。たとえば、決済サーバ200は、バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)などの手法により学習処理を行うことができる。たとえば、決済サーバ200は、学習処理により、ノード間で値が伝達する際に考慮される重み(すなわち、接続係数)の値を調整する。このように、決済サーバ200は、推定モデルにおける出力と、入力に対応する正解(正解データ)との誤差が少なくなるようにパラメータ(接続係数)を補正するバックプロパゲーションなどの処理により推定モデルを学習する。たとえば、決済サーバ200は、所定の損失(ロス)関数を最小化するようにバックプロパゲーションなどの処理を行うことにより推定モデルを生成する。これにより、決済サーバ200は、推定モデルのパラメータを学習する学習処理を行うことができる。
(4-1-2.予測フェーズ)
決済サーバ200は、推定モデルを学習した学習済みモデルを用いて、正解が未知である入力データに対する結果を予測する。たとえば、決済サーバ100は、学習済みモデルに対して、正解が未知の購入商品の情報(たとえば、商品名)を検証用データとして入力し、入力された検証用データに対応する出力(クーポンの内容)を取得する。管理者OPは、学習済みモデルから取得した出力に基づいて、学習済みモデルのパフォーマンスを評価し、学習済みモデルのチューニングを行う。
(4-1-3.クーポン候補の選定)
決済サーバ200は、上述の推定モデルを学習した学習済みモデルを用いて、クーポン候補を選定できる。たとえば、決済サーバ200は、電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置10から送信された決済要求を取得した場合、取得した決済要求に応じて決済処理を実行する。そして、決済サーバ200は、決済処理が正常に完了した場合、学習済みモデルを用いて、電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数のクーポンの中から、サービス利用者に提供するクーポン候補を選定する。
たとえば、決済サーバ200は、サービス利用者により購入された商品の商品名を学習済みモデルに入力し、学習済みモデルから出力されるクーポンごとのスコアに基づいて、スコアが上位のクーポンをクーポン候補として選定する。決済サーバ200は、クーポンカテゴリを選択済みである場合、選択したクーポンカテゴリごとに、クーポンカテゴリに対応するクーポンのうちスコアが最も高いクーポンをクーポン候補として選定してもよい。
そして、決済サーバ200は、選定されたクーポン候補をサービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、決済処理が完了した旨をサービス利用者に通知するための情報とともに端末装置10に送信する。
上述してきたように、第1の変形例に係る決済サーバ200によれば、上述の学習済みモデルを用いて、サービス利用者に提供するクーポン候補の選定精度を高めることができ、結果として、景品付き販促施策の利用率の向上を図ることができる。
(4-1-4.第1の変形例に係る決済サーバの構成)
次に、第1の変形例に係る決済サーバ200の構成について説明する。図11に、第1の変形例に係る決済サーバ200の構成例を示す。図11に示すように、第1の変形例に係る決済サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、第1の変形例に係る決済サーバ200は、実施形態に係る決済サーバ100と基本的には同様の構成を有している。すなわち、決済サーバ200が有する通信部210、記憶部220、及び制御部230は、決済サーバ100が有する通信部110、記憶部120、及び制御部130にそれぞれ対応している。
(通信部210について)
通信部210は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10などとの間で情報の送受信を行う。
(記憶部220について)
記憶部220は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図11に示すように、記憶部220は、利用者情報記憶部221と、クーポン情報記憶部222と、クーポン関連情報記憶部223と、モデル情報記憶部224とを有する。なお、図11に示す例に限られず、記憶部220は、上述し記憶部以外に、他の情報を記憶する記憶部を有していていもよい。
また、記憶部220が有する利用者情報記憶部221、クーポン情報記憶部222、及びクーポン関連情報記憶部223は、記憶部120が有する利用者情報記憶部121、クーポン情報記憶部122、及びクーポン関連情報記憶部123にそれぞれ対応し、同一の情報を記憶する。また、記憶部220は、モデル情報記憶部224を有している点が、記憶部120とは相違する。以下、モデル情報記憶部224について説明する。
(モデル情報記憶部224について)
モデル情報記憶部224は、学習処理により学習(生成)された学習済みモデル(モデル)の情報(モデルデータ)を記憶する。決済サーバ200により生成された学習済みモデルに関する情報を記憶する。たとえば、モデル情報記憶部224は、モデルの構成(ネットワーク構成)の情報やパラメータに関する情報など、そのモデルを構成する種々の情報を記憶する。モデル情報記憶部224に記憶されるモデルデータには、ネットワークの各層におけるノードと、各ノードが採用する関数と、ノードの接続関係と、ノード間の接続に対して設定される接続係数とを含む情報が含まれる。
(制御部230について)
制御部230は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、決済サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現され得る。制御部230は、図11に示すように、決済処理部231と、選定部232と、送信部233と、管理部234と、取得部235と、学習部236とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
また、制御部230が有する決済処理部231、選定部232、送信部233、及び管理部234は、制御部130が有する決済処理部131、選定部132、送信部133、及び管理部134にそれぞれ対応している。また、制御部230は、第1の変形例に対応する新たな機能部として、取得部235および学習部236を有している。以下、制御部230が有する各部により実現または実行される情報処理の機能や作用のうち、第1の変形例に特有の情報処理の機能や作用について説明する。
(取得部235について)
取得部235は、電子決済サービスのサービス利用者により購入された取引対象を示す情報と、サービス利用者に対して提供された景品に関する情報との対応関係を示す学習用データを取得する。取得部235は、取得した学習用データを学習部236に受け渡す。
たとえば、取得部235は、サービス利用者に提供された複数のクーポンが取引対象の決済時に使用された回数に基づいてクーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを取得してもよい。
また、たとえば、取得部235は、サービス利用者に提供された複数のクーポンに対して、サービス利用者から予め取得されたクーポンに対する評価情報に基づいて、クーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを取得してもよい。
また、たとえば、取得部235は、サービス利用者に提供された複数のクーポンがサービス利用者に獲得されてから使用されるまでの期間を示す情報に基づいて、クーポンに対して所定のスコアを割り当てた学習用データを取得してもよい。
また、たとえば、取得部235は、サービス利用者の属性を示す属性情報に応じて、スコアに対して重み付けが行われた学習用データを取得してもよい。
(学習部236について)
学習部236は、取得部235により取得された学習用データに基づいて、取引対象を示す情報の入力に応じて、入力された取引対象に対応するクーポンを推定する情報を出力する推定モデルを学習する。学習部236は、推定モデルの学習が完了した場合、学習済みモデルのデータをモデル情報記憶部224に格納する。
たとえば、学習部236は、取引対象を入力した場合、取引対象の決済時に使用された回数が多いクーポンほど高いスコアを出力され、取引対象の決済時に使用された回数が少ないクーポンほど低いスコアが出力されるように推定モデルを学習してもよい。
また、たとえば、学習部236は、取引対象を入力した場合、サービス利用者からの肯定的な評価が多いクーポンほど高いスコアを出力され、サービス利用者からの肯定的な評価が少ないクーポンほど低いスコアが出力されるようにモデルを学習してもよい。
また、たとえば、学習部236は、取引対象を入力した場合、クーポンがサービス利用者に獲得されてから使用されるまでの期間が短いクーポンほど高いスコアを出力されるように推定モデルを学習してもよい。
また、たとえば、学習部236は、サービス利用者の属性を示す属性情報に応じて、スコアに対して重み付けが行われた学習用データを用いて、推定モデルを学習してもよい。
(選定部232について)
選定部232は、決済処理部231による決済処理が正常に完了した場合、モデル情報記憶部224に記憶されている学習済みモデルを用いて、電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数のクーポンの中から、サービス利用者に提供するクーポン候補を選定する。
(4-1-5.第1の変形例に係る処理手順例)
以下、第1の変形例に係る学習処理の処理手順の一例を説明する。図12に、第1の変形例に係る決済サーバ200により実行される学習処理手順の一例を示す。
図12に示すように、取得部235は、電子決済サービスのサービス利用者により購入された取引対象を示す情報と、サービス利用者に対して提供された景品に関する情報との対応関係を示す学習用データを取得する(ステップS201)。
学習部236は、取得部235により取得された学習用データに基づいて、取引対象を示す情報の入力に応じて、入力された取引対象に対応するクーポンを推定する情報を出力する推定モデルを学習して(ステップS202)、図12に示す処理手順を終了する。
(4-2.第2の変形例)
(4-2-1.第2の変形例に係る情報処理の概要)
上述の実施形態において、サービス利用者間で獲得したクーポンを授受できるようにしてもよい。以下、第2の変形例に係る情報処理装置の一例である決済サーバ300により実行される情報処理について説明する。図13に、第2の変形例に係る情報処理の概要を示す。以下では、電子決済サービスのサービス利用者U1-1とサービス利用者U1-2との間でクーポンを授受する場合の情報処理の一例を説明する。なお、以下に説明するクーポンの授受は、たとえば、サービス利用者間での送金の機能を援用することにより実現できる。
図13に示す情報処理システムSYS-Bは、端末装置10-1,10-2と、決済サーバ300とを有している。端末装置10-1,10-2、及び決済サーバ300は、ネットワークN(たとえば、図14参照)に接続される。端末装置10-1,10-2と、決済サーバ300とは、ネットワークNを通じて通信できる。端末装置10-1は、電子決済サービスのサービス利用者U1-1により使用される情報処理端末である。端末装置10-2は、電子決済サービスのサービス利用者U1-2により使用される情報処理端末である。端末装置10-1,10-2は、それぞれ、実施形態に係る端末装置10と同様の処理機能を有している。
図13に示す端末装置10-1は、クーポンを譲り渡すためのリンク情報の取得要求を決済サーバ300に送信する(ステップS21)。端末装置10-1の取得要求には、サービス利用者U1-1が譲渡対象として指定するクーポンを特定するためのクーポンIDが含まれる。
決済サーバ300は、端末装置10-1からリンク情報の取得要求を受信すると、受信した取得要求に基づいてリンク情報を生成する。たとえば、決済サーバ300は、取得要求に含まれるリンクIDに対応するクーポンを特定し、特定したクーポンに紐付くリンク情報を生成する。決済サーバ300が生成するリンク情報は、サービス利用者U1-1により譲渡対象として指定されたクーポンが紐付いたURL(Uniform Resource Locator)であり、たとえば、マジックリンクを利用できる。決済サーバ300は、生成したリンク情報を端末装置10-1に送信する(ステップS23)。
端末装置10-1は、決済サーバ300からリンク情報を受信すると、たとえば、サービス利用者U1-1による操作に応じて、サービス利用者U1-2にクーポンを譲渡するためのリンク情報LKをクーポン授受画面CRに貼り付ける(ステップS24)。クーポン授受画面CRに貼り付けられたリンク情報LKは、たとえば、端末装置10-1で動作するユーザアプリのメッセージ機能によりサービス利用者U1-2に提供される。
端末装置10-2は、サービス利用者U1-2による操作に応じて、クーポン授受画面CRを表示させるクーポン授受画面表示処理を実行する(ステップS25)。図13に示すクーポン授受画面CRには、サービス利用者U1-1からクーポンを受け取るためのリンク情報LKが表示されている。そして、端末装置10-2は、リンク情報LKに対するサービス利用者U1-2の操作を検出すると、リンク情報LKに対する操作に応じたアクセス情報を決済サーバ300に送信する(ステップS26)。
決済サーバ300は、端末装置10-2からアクセス情報を受信すると、クーポン授受処理を実行する(ステップS27)。たとえば、決済サーバ300は、リンク情報LKに紐付くクーポンの情報を、サービス利用者U1-1からサービス利用者U1-2に振り替える。具体的には、決済サーバ300は、クーポンの譲渡元であるサービス利用者U1-1に対応するクーポン情報からリンク情報LKに紐付くクーポンの情報を削除し、クーポンの譲受先であるサービス利用者U1-2に対応するクーポン情報に対してリンク情報LKに紐付くクーポンの情報をタイムスタンプとともに登録する。
また、決済サーバ300は、クーポン授受処理が完了すると、クーポン獲得情報を端末装置10-2に送信する(ステップS28)。
端末装置10-2は、決済サーバ300からクーポン獲得情報を受信すると、クーポン情報表示処理を実行する(ステップS29)。たとえば、端末装置10-2は、クーポン授受画面CRにクーポンを獲得した旨のメッセージM-2を表示する。
(4-2-2.第2の変形例に係る決済サーバの構成)
次に、第2の変形例に係る決済サーバ300の構成について説明する。図14に、第2の変形例に係る決済サーバ200の構成例を示す。図14に示すように、第2の変形例に係る決済サーバ300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを有する。なお、第2の変形例に係る決済サーバ300は、実施形態に係る決済サーバ100と基本的には同様の構成を有している。すなわち、決済サーバ300が有する通信部310、記憶部320、及び制御部330は、決済サーバ100が有する通信部110、記憶部120、及び制御部130にそれぞれ対応している。
(通信部310について)
通信部310は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10などとの間で情報の送受信を行う。
(記憶部320について)
記憶部320は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図14に示すように、記憶部320は、利用者情報記憶部321と、クーポン情報記憶部322と、クーポン関連情報記憶部323とを有する。なお、図14に示す例に限られず、記憶部320は、上述し記憶部以外に、他の情報を記憶する記憶部を有していていもよい。
また、記憶部320が有する利用者情報記憶部321、クーポン情報記憶部322、及びクーポン関連情報記憶部323は、記憶部120が有する利用者情報記憶部121、クーポン情報記憶部122、及びクーポン関連情報記憶部123にそれぞれ対応し、同一の情報を記憶する。
(制御部330について)
制御部330は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、決済サーバ300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現され得る。制御部330は、図14に示すように、決済処理部331と、選定部332と、送信部333と、管理部334と、生成部335と、授受処理部336とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
また、制御部330が有する決済処理部331、選定部332、送信部333、及び管理部334は、制御部130が有する決済処理部131、選定部132、送信部133、及び管理部134にそれぞれ対応している。また、制御部330は、第2の変形例に対応する新たな機能部として、生成部335および授受処理部336を有している。以下、制御部330が有する各部により実現または実行される情報処理の機能や作用のうち、第2の変形例に特有の情報処理の機能や作用について説明する。
(生成部335について)
生成部335は、端末装置10から受信したリンク情報の取得要求に応じて、リンク情報を生成する。たとえば、生成部335は、サービス利用者により譲渡対象として指定されたクーポンが紐付いたURLを示すリンク情報を生成する。
(授受処理部336について)
授受処理部336は、端末装置10-2からアクセス情報を受信すると、クーポン授受処理を実行する。たとえば、授受処理部336は、利用者情報記憶部321に記憶されているクーポン情報のうち、クーポンの譲渡元であるサービス利用者に対応するクーポン情報からリンク情報LKに紐付くクーポンの情報を削除する。加えて、授受処理部336は、利用者情報記憶部321に記憶されているクーポン情報のうち、クーポンの譲受先であるサービス利用者に対応するクーポン情報に対してリンク情報LKに紐付くクーポンの情報をタイムスタンプとともに登録(格納)する。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決済サーバ100は、決済処理部131と、選定部132と、送信部133とを有する。決済処理部131は、電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置から送信された決済要求を取得した場合、取得した決済要求に応じて決済処理を実行する。選定部132は、決済処理が正常に完了した場合、電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数の所定の景品の中から、サービス利用者に提供する景品候補を選定する選定処理を実行する。送信部133は、選定部132により選定された景品候補をサービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、決済処理が完了した旨をサービス利用者に通知するための情報とともに端末装置に送信する。
また、選定部132は、決済処理が正常に完了した場合、所定の景品をサービス利用者に提供するか否かを無作為に決定し、所定の景品を提供することを決定した場合、予め設定される所定の条件に従って景品候補を選定する。送信部133は、選定部132により選定された景品候補を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する。
また、選定部132は、決済処理による取引の当事者であった事業者とは競合関係にない他の事業者が運営する電子決済サービスの加盟店において利用可能な所定の景品を景品候補として選定する。
また、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者の属性を示す属性情報に基づいて、景品候補を選定する。
また、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者の行動履歴に基づいて、景品候補を選定する。
また、選定部132は、決済要求の送信元であるサービス利用者による所定の景品の獲得履歴に基づいて、景品候補を選定する。
また、送信部133は、複数の景品候補に対応する景品カテゴリの各々を示す複数の第1の画像情報を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、第1の画像情報ごとにサービス利用者による所定の操作に応じた所定の処理を実行するための第1の制御情報を景品提供用コンテンツとともに端末装置10に送信する。第1の制御情報は、端末装置10に表示されている複数の第1の画像情報に対して、所定の操作が択一的に受け付けられるように、景品提供用コンテンツの振る舞いを制御する。
また、送信部133は、サービス利用者から所定の景品に対する評価を受け付けるためのオブジェクトを示す第2の画像情報を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、第2の画像情報に対するサービス利用者の所定の操作に応じた所定の処理を実行するための第2の制御情報を景品提供用コンテンツとともに端末装置10に送信する。第2の制御情報は、第2の画像情報に関連付けられている評価の内容を示す評価情報を端末装置10に送信させるための機能を提供する。
また、送信部133は、選定部132により景品候補として選定された所定の景品をサービス利用者に獲得させるためのオブジェクトを示す第3の画像情報を含む景品提供用コンテンツを端末装置10に送信する際、第3の画像情報に対するサービス利用者の所定の操作に応じた所定の処理を実行するための第3の制御情報を景品提供用コンテンツとともに端末装置10に送信する。第3の制御情報は、サービス利用者により獲得された所定の景品に関連する加盟店のウェブサイトの画面を端末装置10に表示させるための機能を提供する。
また、実施形態に係る決済サーバ100は、サービス利用者を識別するための利用者識別情報に対応付けて、選定部132により選定された景品候補を識別するための景品識別情報と、景品候補に対応する景品カテゴリを示すカテゴリ情報とを記憶部120に格納することにより、サービス利用者ごとに所定の景品の選定履歴を管理する管理部134をさらに有する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供された景品候補に対応する景品カテゴリのうち、サービス利用者により選択された景品カテゴリを示すカテゴリ情報を、利用者識別情報に対応付けて記憶部120に格納することにより、サービス利用者ごとに景品カテゴリの選択履歴を管理する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供された景品候補の中から、サービス利用者により獲得された所定の景品を識別するための景品識別情報を利用者識別情報に対応付けて記憶部に格納することにより、サービス利用者ごとに所定の景品の獲得履歴を管理する。
また、管理部134は、景品提供用コンテンツを通じてサービス利用者に提供された景品候補に対する評価情報を端末装置10から受信した場合、受信した評価情報を利用者識別情報に対応付けて記憶部120に格納することにより、サービス利用者ごとに所定の景品に対する評価履歴を管理する。
このようにして、実施形態に係る決済サーバ100は、上述した各部により実行される処理、又は各部のうちのいずれかの組合せにより、景品付き販促施策の利用率の向上を図ることができる。たとえば、決済サーバ100は、ユーザUが注視する可能性が高い決済完了画面上に景品提供用コンテンツを表示させることにより、景品提供用コンテンツに対するユーザUの認知度の向上を図ることができる。また、決済サーバ100は、ユーザUに対して所望のクーポンカテゴリを選択させた後、ユーザUの操作に応じて、選択したクーポンカテゴリに対応するクーポンの内容を事後的に開示するゲーミフィケーションを通じて、ユーザUの興味関心を煽り、クーポンの利用率の向上を図ることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る決済サーバ100、第1の変形例に係る決済サーバ200、及び第2の変形例に係る決済サーバ300は、たとえば、図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、実施形態に係る決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラムなどに基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAMなど、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、たとえば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナなどといった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、たとえば、USBなどにより実現される。
なお、入力装置1020は、たとえば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどから情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリなどの外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。たとえば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
たとえば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置の一例である決済サーバ100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部130と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態に係る決済サーバ100による処理を実現する。
また、たとえば、コンピュータ1000が第1の変形例に係る情報処理装置の一例である決済サーバ200として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部230と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、第1の変形例に係る決済サーバ200による処理を実現する。
たとえば、コンピュータ1000が第2の変形例に係る情報処理装置の一例である決済サーバ300として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部330と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、第2の変形例に係る決済サーバ300による処理を実現する。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述の実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。たとえば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。たとえば、実施形態に係る決済サーバ100の制御部130が有する選定部132及び送信部133は、機能的に統合されていてもよい。
また、上述した決済サーバ100は、機能によっては外部のプラットフォームなどをAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。たとえば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
10 端末装置
100,200,300 決済サーバ
110,210,310 通信部
120,220,320 記憶部
121,221,321 利用者情報記憶部
122,222,322 クーポン情報記憶部
123,223,323 クーポン関連情報記憶部
130,230,330 制御部
131,231,331 決済処理部
132,232,332 選定部
133,233,333 送信部
134,234,334 管理部
235 取得部
236 学習部
335 生成部
336 授受処理部

Claims (7)

  1. 電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置から送信された決済要求を取得した場合、取得した前記決済要求に応じて決済処理を実行する決済処理部と、
    前記決済処理が正常に完了した場合、予め設定される選択条件に従って、複数の景品カテゴリを含むカテゴリテーブルの中から、複数の景品カテゴリを互いに重複しないように無作為に選択し、選択した複数の景品カテゴリごとに、予め設定される所定の条件に従って、前記電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数の所定の景品の中から、前記サービス利用者に提供する景品候補を選定する選定処理を実行する選定部と、
    前記選定部により選定された前記景品候補を前記サービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、前記決済処理が完了した旨を前記サービス利用者に通知するための情報とともに前記端末装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記選定部は、
    前記決済要求の送信元である前記サービス利用者の行動履歴に基づいて、前記決済処理が完了する直前の前記サービス利用者の行動が前記電子決済サービスの加盟店で行われたものであることを条件に、前記サービス利用者が前記加盟店で利用可能な前記景品候補を選定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選定部は、
    前記決済処理が正常に完了した場合、前記所定の景品を前記サービス利用者に提供するか否かを無作為に決定し、前記所定の景品を提供することを決定した場合、予め設定される所定の条件に従って前記景品候補を選定し、
    前記送信部は、
    前記選定部により選定された前記景品候補を含む前記景品提供用コンテンツを前記端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選定部は、
    前記決済処理による取引の当事者であった前記事業者とは競合関係にない他の前記事業者が運営する電子決済サービスの加盟店において利用可能な前記所定の景品を前記景品候補として選定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選定部は、
    前記決済要求の送信元である前記サービス利用者の属性を示す属性情報に基づいて、前記景品候補を選定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記選定部は、
    前記決済要求の送信元である前記サービス利用者による前記所定の景品の獲得履歴に基づいて、前記景品候補を選定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置から送信された決済要求を取得した場合、取得した前記決済要求に応じて決済処理を実行する決済処理工程と、
    前記決済処理が正常に完了した場合、予め設定される選択条件に従って、複数の景品カテゴリを含むカテゴリテーブルの中から、複数の景品カテゴリを互いに重複しないように無作為に選択し、選択した複数の景品カテゴリごとに、予め設定される所定の条件に従って、前記電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数の所定の景品の中から、前記サービス利用者に提供する景品候補を選定する選定処理を実行する選定工程と、
    前記選定工程により選定された前記景品候補を前記サービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、前記決済処理が完了した旨を前記サービス利用者に通知するための情報とともに前記端末装置に送信する送信工程と
    を含み、
    前記選定工程は、
    前記決済要求の送信元である前記サービス利用者の行動履歴に基づいて、前記決済処理が完了する直前の前記サービス利用者の行動が前記電子決済サービスの加盟店で行われたものであることを条件に、前記サービス利用者が前記加盟店で利用可能な前記景品候補を選定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    電子決済サービスのサービス利用者が使用する端末装置から送信された決済要求を取得した場合、取得した前記決済要求に応じて決済処理を実行する決済処理手順と、
    前記決済処理が正常に完了した場合、予め設定される選択条件に従って、複数の景品カテゴリを含むカテゴリテーブルの中から、複数の景品カテゴリを互いに重複しないように無作為に選択し、選択した複数の景品カテゴリごとに、予め設定される所定の条件に従って、前記電子決済サービスを導入する事業者から予め提供される複数の所定の景品の中から、前記サービス利用者に提供する景品候補を選定する選定処理を実行する選定手順と、
    前記選定手順により選定された前記景品候補を前記サービス利用者に提供するための景品提供用コンテンツを、前記決済処理が完了した旨を前記サービス利用者に通知するための情報とともに前記端末装置に送信する送信手順と
    を実行させ
    前記選定手順は、
    前記決済要求の送信元である前記サービス利用者の行動履歴に基づいて、前記決済処理が完了する直前の前記サービス利用者の行動が前記電子決済サービスの加盟店で行われたものであることを条件に、前記サービス利用者が前記加盟店で利用可能な前記景品候補を選定す
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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