JP7468126B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来、電源オフ時の出力電圧を確認することにより、負荷が断線または開放状態になっているかの検出を行う負荷開放検出機能を搭載した半導体装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1 特開2019-46945号公報
半導体装置において、外部の電源電圧が変化した場合でも、負荷開放検出機能が正常に動作することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、負荷に電力を供給する半導体装置を提供する。半導体装置は、高電位端子を備えてよい。高電位端子は、外部電源と接続してよい。半導体装置は、出力端子を備えてよい。出力端子は、負荷と接続してよい。半導体装置は、負荷開放検出部を備えてよい。負荷開放検出部は、出力端子に負荷が接続されているか否かを検出してよい。半導体装置は、電流出力部を備えてよい。電流出力部は、高電位端子および出力端子間を流れる電流を出力してよい。電流出力部は、複数の電流源を有してよい。複数の電流源は、それぞれが並列に接続してよい。複数の電流源は、高電位端子の電圧に応じた電流を出力してよい。電流出力部は、接続スイッチを有してよい。接続スイッチは、出力端子を介して負荷と接続する複数の電流源の接続数を切り替えてよい。接続スイッチは、高電位端子の電圧に応じて、接続数を制御してよい。
接続スイッチは、高電位端子の電圧が小さくなるほど、接続数を増やしてよい。
複数の電流源は、基本電流源を有してよい。基本電流源は、高電位端子の電圧に依らず、負荷と接続してよい。複数の電流源は、第1追加電流源を有してよい。第1追加電流源は、高電位端子の電圧に応じて、負荷と接続するかが切り替わってよい。
第1追加電流源は、飽和電流が基本電流源よりも小さくてよい。第1追加電流源は、高電位端子の電圧が小さくなるほど、出力する電流を基本電流源よりも大きくしてよい。
複数の電流源は、1以上の第2追加電流源を有してよい。1以上の第2追加電流源は、高電位端子の電圧に応じて、負荷と接続するかが切り替わってよい。
1以上の第2追加電流源は、飽和電流が基本電流源および第1追加電流源よりも小さくてよい。1以上の第2追加電流源は、高電位端子の電圧が小さくなるほど、出力する電流を基本電流源および第1追加電流源よりも大きくしてよい。
負荷開放検出部は、出力端子の電圧と閾値電圧を比較することにより、負荷が接続されているか否かを検出してよい。負荷開放検出部は、高電位端子の電圧に応じて、閾値電圧を変化させてよい。負荷開放検出部は、高電位端子の電圧が小さくなるほど、閾値電圧を小さくしてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る半導体装置100の一例を示す図である。 電流出力部16の一例を示す図である。 基本電流源214、第1追加電流源212および電流出力部16のそれぞれについて、印加される高電位VCCと、出力電流との関係を示す図である。 高電位VCCと開放抵抗RLOPENの関係の一例を示す図である。 電流出力部16の他の例を示す図である。 基本電流源214、第1追加電流源212、第2追加電流源232および電流出力部16のそれぞれについて、印加される高電位VCCと、出力電流の関係を示す図である。 比較例に係る半導体装置300の一例を示す図である。 電流出力部316の一例を示す図である。 電流出力部316について、印加される高電位VCCと出力電流の関係を示す図である。 比較例に係る高電位VCCと開放抵抗RLOPENの関係の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る半導体装置100の一例を示す図である。本例の半導体装置100は、入力端子101、出力端子102、高電位端子103および低電位端子104を有する半導体チップである。半導体装置100は、状態端子105を更に有してよい。
半導体装置100は、入力端子101に入力される入力信号INに応じて動作して、出力端子102に接続された負荷200に電力を供給する。本例の入力信号INは、負荷200に電力を供給する場合と、供給しない場合とを2値の論理値で示す信号であってよい。
高電位端子103には、所定の高電位VCCが印加される。換言すれば、高電位端子103の電圧は、高電位VCCによって変化する。本例の高電位端子103には、高電位VCCを生成する外部電源110が接続されている。低電位端子104には、高電位VCCより低い低電位が印加される。本例の低電位はグランド電位GNDである。
半導体装置100は、半導体装置100の内部状態を示す状態信号SToを、状態端子105から出力する。状態信号SToは、例えば過電流等の異常を検出したことを示す信号であってよい。状態端子105には、外部抵抗140を介してプルアップ電源130が接続されてよい。状態信号SToは、外部の処理装置に入力される。当該処理装置は、状態信号SToに応じて、半導体装置100を制御してよく、他の半導体装置100を制御してもよい。例えば処理装置は、複数の半導体装置100に接続されており、いずれかの半導体装置100において異常が検出された場合に、複数の半導体装置100からの電力供給を停止させる。
半導体装置100は、ドライバ回路10と、出力部12と、同期出力部14とを備える。出力部12は、出力端子102を介して負荷200に接続され、負荷200に電力を供給する。出力部12は、IGBTまたはパワーMOSFET等のスイッチング素子であってよい。出力部12は、制御端子G(例えばゲート端子)、ソース端子Sおよびドレイン端子Dを有する。本例のドレイン端子Dは高電位端子103に接続され、ソース端子Sは出力端子102に接続される。出力部12は、制御端子Gに入力される第1制御信号C1とソース端子Sとの間の電位差に応じて、負荷200に高電位VCCを印加するか否かを切り替える。出力部12は、一例として、N型高圧MOSトランジスタである。
同期出力部14は、電流源76に電力を供給する。同期出力部14は、IGBTまたはパワーMOSFET等のスイッチング素子であってよい。同期出力部14は、制御端子G(例えばゲート端子)、ソース端子Sおよびドレイン端子Dを有する。本例のドレイン端子Dは高電位端子103に接続され、ソース端子Sは電流源76に接続される。同期出力部14は、制御端子Gに入力される第1制御信号C1とソース端子Sとの間の電位差に応じて、電流源76に高電位VCCを印加するか否かを切り替える。したがって、同期出力部14のオンオフ状態は、出力部12のオンオフ状態と同期している。同期出力部14に流れる電流値は、出力部12に流れる電流値に比べ小さい。このような構成は、同期出力部14のチャネル幅を出力部12のチャネル幅よりも短くすることにより実現できる。同期出力部14は、一例として、N型高圧MOSトランジスタである。
電流源76は、同期出力部14のソース端子S、低電位端子104および過電流検出部58と接続している。電流源76は、同期出力部14のオンオフ状態に応じて、電流を出力する。つまり、電流源76は、同期出力部14がオン状態の場合、高電位端子103と低電位端子104との間に定電流を流す。この場合、同期出力部14に定電流が流れる。また、電流源76は、同期出力部14がオフ状態の場合、電流を出力しない。なお、電流源76の代わりに抵抗素子を設けることもできる。
ドライバ回路10は、入力端子101に入力される入力信号INに応じた第1制御信号C1を、出力部12および同期出力部14の制御端子Gに入力する。ドライバ回路10には、低電位GNDを基準とした電位を有する信号が入力される。ドライバ回路10は、低電位GNDを基準とした信号を、出力部12の出力電位OUTを基準とした第1制御信号C1にレベルシフトするレベルシフト回路として機能する。出力電位OUTは、出力部12のソース端子Sの電位であってよい。
本例の半導体装置100は、論理回路50を有する。論理回路50は、入力信号INに応じた論理値パターンを有する制御信号をドライバ回路10に入力する。論理回路50が出力する制御信号は、L論理値の場合に低電位GNDに応じた電位となり、H論理値の場合に高電位VCCに応じた電位となる。低電位GNDに応じた電位とは、低電位GNDにほぼ等しい電位であってよい。高電位VCCに応じた電位とは、高電位VCCにほぼ等しい電位であってよい。
本例の論理回路50は、半導体装置100の内部状態に基づいて、ドライバ回路10を制御する。半導体装置100の内部状態とは、所定のノードにおける電圧値、電流値および抵抗値、ならびに、所定の場所における温度の少なくとも一つのパラメータで示される状態であってよい。本例の半導体装置100は、それぞれが半導体装置100の内部状態を監視する、低電圧検出部72、負荷開放検出部56、過電流検出部58、過熱検出部60および短絡検出部74の少なくとも一つを備える。
低電圧検出部72は、高電位端子103の高電位VCCの電圧値を検出する。低電圧検出部72は、高電位VCCの電圧値が所定の基準値を下回った場合に、異常状態である旨を論理回路50に通知する。
負荷開放検出部56は、出力端子102に負荷200が接続されているか否かを検出する。負荷開放検出部56は、出力端子102が開放状態であるか否かを、出力端子102から所定の電圧または電流を出力した場合の出力抵抗に基づいて検出してよい。負荷開放検出部56は、出力端子102の出力抵抗に代えて、所定の印加電流を出力端子102に供給した場合の出力端子102の出力電圧を用いてもよい。出力抵抗は、出力電圧を印加電流で除算した値となる。負荷開放検出部56は、出力端子102に負荷200が接続されていない状態で、出力部12がオン状態になるのを防ぐべく、負荷200が接続されていないことを検出した場合に異常状態である旨を論理回路50に通知する。負荷開放検出部56が開放状態であると検出する出力端子102の電圧を閾値電圧Voutopenとする。負荷開放検出部56は、所定の電流を供給したときの出力端子102の電圧と、閾値電圧Voutopenとを比較することにより、負荷200が接続されているか否かを検出してよい。負荷開放検出部56は、出力端子102の電圧が、閾値電圧Voutopen以下の場合に、出力端子102が開放状態であると判定してよい。
電流出力部16は、高電位端子103および出力端子102に接続し、電流を出力する。換言すれば、電流出力部16は、高電位端子103および出力端子102間を流れる電流を出力する。電流出力部16の出力電流を電流IOLとする。電流出力部16が電流IOLを定常的に出力することにより、出力部12がオフ状態の場合においても、高電位端子103と出力端子102間で電流を流すことができる。したがって、出力部12がオフ状態の場合においても、負荷開放検出部56は、出力端子102から所定の電圧または電流を出力した場合の出力抵抗に基づいて、出力端子102に負荷200が接続されているか否かを検出することができる。また、電流出力部16は、低電位端子104に接続されてよい。
過電流検出部58は、出力部12および同期出力部14から出力される電流を検出する。過電流検出部58は、出力部12から出力される電流と同期出力部14から出力される電流の差が所定の基準値を上回った場合に、異常状態である旨を論理回路50に通知する。
過熱検出部60は、半導体装置100における1つ以上の箇所における温度を検出する。過熱検出部60は、いずれかの箇所における温度が所定の基準値を上回った場合に、異常状態である旨を論理回路50に通知する。
短絡検出部74は、高電位端子103および出力端子102が短絡しているか否かを検出する。短絡検出部74は、高電位端子103および出力端子102の電圧差に基づいて、高電位端子103および出力端子102の間の短絡の有無を検出してよい。短絡検出部74は、短絡を検出した場合に、異常状態である旨を論理回路50に通知する。
論理回路50は、いずれかの検出部から異常状態である旨が通知された場合に、入力信号INの論理値によらず、出力部12をオフ状態に制御する。半導体装置100の内部状態に応じて出力部12をオフ状態にすることで、半導体装置100を保護できる。
本例の半導体装置100は、状態信号出力部62を有する。論理回路50は、いずれかの検出部から異常状態である旨が通知された場合に、状態信号出力部62に所定の論理値を出力させる。本例の状態信号出力部62は、状態端子105と、低電位端子104との間に接続されたMOSFETである。論理回路50は、異常状態である旨が通知された場合に、当該MOSFETのゲート端子に所定の信号を入力して、当該MOSFETをオフ状態にする。この場合、状態端子105から出力される状態信号SToは、プルアップ電源130に応じた電圧となる。論理回路50は、異常状態である旨が通知されていない場合に、当該MOSFETをオン状態にする。この場合、状態端子105から出力される状態信号SToは、低電位GNDに応じた電圧となる。これにより、外部の処理装置に、半導体装置100の内部状態を通知できる。論理回路50は、当該MOSFETのオンおよびオフの状態を、上述した例とは逆となるように制御してもよい。
半導体装置100は、ダイオード64、ダイオード66、ダイオード68、ダイオード78およびダイオード80の少なくとも一つを有してよい。ダイオード64は、アノード端子が低電位端子104に接続され、カソード端子が状態端子105に接続される。ダイオード64は、状態端子105に所定値以上の電圧が入力された場合に、状態端子105を低電位端子104に接続することで、半導体装置100を保護する。
ダイオード66は、アノード端子が低電位端子104に接続され、カソード端子が高電位端子103に接続される。ダイオード64は、高電位端子103に所定値以上の電圧が入力された場合に、高電位端子103を低電位端子104に接続することで、半導体装置100を保護する。
ダイオード68は、アノード端子が低電位端子104に接続され、カソード端子が入力端子101に接続される。ダイオード64は、入力端子101に所定値以上の電圧が入力された場合に、入力端子101を低電位端子104に接続することで、半導体装置100を保護する。
ダイオード78は、アノード端子がダイオード80のアノード端子に接続され、カソード端子が出力部12および同期出力部14のゲート端子に接続される。ダイオード78は、出力部12および同期出力部14のゲート端子に高電位VCCより所定値以上高い電圧が入力された場合に、ダイオード80に順方向電流が流れることを阻止する。
ダイオード80は、アノード端子がダイオード78のアノード端子に接続され、カソード端子が高電位端子103に接続される。ダイオード80は、高電位端子103に所定値以上の電圧が入力された場合に、降伏動作となり、半導体装置100を保護する。例えば、負荷200がインダクタンス負荷である場合、出力部12および同期出力部14のターンオフ時に出力端子102が負電位に振れる動作となる。このとき、ダイオード80が降伏動作となり、出力端子102の電位が低くなりすぎないようにクランプする。これにより、出力部12および同期出力部14を過電圧破壊から保護する。
半導体装置100は、内部電源70を備えてよい。内部電源70は、高電位端子103に接続されている。内部電源70は、高電位VCCに応じて、半導体装置100における各回路に供給する電源電圧を生成してよい。例えば内部電源70は、各検出部に電源電圧を供給する。
図2は、電流出力部16の一例を示す図である。本例の電流出力部16は、高電位端子103、出力端子102および低電位端子104と接続している。電流出力部16は、複数の電流源および接続スイッチ201を有する。電流出力部16は、複数の電流源として、それぞれが並列に接続した基本電流源214および第1追加電流源212を有する。本例の基本電流源214および第1追加電流源212は、高電位端子103と、出力端子102との間に設けられている。接続スイッチ201は、出力端子102を介して負荷200と接続する複数の電流源の接続数を切り替える。なお、「負荷200と接続する電流源」とは、負荷200に電流を出力する電流源を指す。本例の接続スイッチ201は、第1追加電流源212と直列に接続している。接続スイッチ201がオン状態に遷移することで、第1追加電流源212が負荷200に電流を供給する。つまり、第1追加電流源212は負荷200に接続する。接続スイッチ201がオフ状態に遷移することで、第1追加電流源212は負荷200に電流を供給しない。つまり、第1追加電流源212は負荷200から切り離される。
本例の接続スイッチ201は、第1抵抗素子202、第2抵抗素子204、第1スイッチトランジスタ206、第3抵抗素子208および第2スイッチトランジスタ210を有する。第1抵抗素子202は、一端が高電位端子103と接続し他の一端が第2抵抗素子204と接続している。第2抵抗素子204は、一端が第1抵抗素子202と接続し、他の一端が低電位端子104と接続している。したがって、第1抵抗素子202および第2抵抗素子204の接続点216は、高電位VCCと低電位GNDとの電位差を第1抵抗素子202および第2抵抗素子204のそれぞれの抵抗値で分圧した電位となる。第1抵抗素子202の抵抗値をR1、第2抵抗素子204の抵抗値をR2、低電位GNDを0Vとすると、接続点216の電位V216は、下記数1のように表される。R1とR2は、異なってもよいし、同じでもよい。第1抵抗素子202および第2抵抗素子204の接続点216は、第1スイッチトランジスタ206のゲート端子と接続している。第1スイッチトランジスタ206のゲート端子に印加する電位を調整するために、R1とR2を調整してもよい。
Figure 0007468126000001
第1スイッチトランジスタ206のゲート端子は、接続点216と接続している。第1スイッチトランジスタ206のソース端子は、高電位端子103と接続している。第1スイッチトランジスタ206のドレイン端子は、第3抵抗素子208と接続している。したがって、第1スイッチトランジスタ206は、接続点216の電位V216に応じて、第1スイッチトランジスタ206のドレイン端子と第3抵抗素子208の接続点218に電圧を出力する。第1スイッチトランジスタ206がオン状態の場合、接続点218の電位は、高電位VCCである。一方で、第1スイッチトランジスタ206がオフ状態の場合、接続点218の電位は、グランド電位GNDである。第1スイッチトランジスタ206は、一例として、P型高圧MOSトランジスタである。
第3抵抗素子208は、一端が第1スイッチトランジスタ206のドレイン端子と接続し、他の一端が低電位端子104と接続している。第1スイッチトランジスタ206がオン状態の場合、接続点218の電位は、高電位VCCであるため、第3抵抗素子208には電流が流れる。一方で第1スイッチトランジスタ206がオフ状態の場合、接続点218の電位は、グランド電位GNDであるため、第3抵抗素子208には電流が流れない。
第2スイッチトランジスタ210のゲート端子は、接続点218と接続している。第2スイッチトランジスタ210のソース端子は、高電位端子103と接続している。第2スイッチトランジスタ210のドレイン端子は、第1追加電流源212と接続している。したがって、第2スイッチトランジスタ210は、接続点218の電圧V218に応じて、第1追加電流源212に電圧を出力する。第2スイッチトランジスタ210がオン状態の場合、第2スイッチトランジスタ210は、第1追加電流源212に電圧を出力する。一方で、第2スイッチトランジスタ210がオフ状態の場合、第2スイッチトランジスタ210は、第1追加電流源212に電圧を出力しない。第2スイッチトランジスタ210は、一例として、P型高圧MOSトランジスタである。
第1追加電流源212は、一端が第2スイッチトランジスタ210のドレイン端子と接続し、他の一端が出力端子102と接続している。第1追加電流源212は、第2スイッチトランジスタ210のオンオフ状態に応じて、電流を出力する。つまり、第1追加電流源212は、第2スイッチトランジスタ210がオン状態の場合、電流を出力する。また、第1追加電流源212は、第2スイッチトランジスタ210がオフ状態の場合、電流を出力しない。つまり、第1追加電流源212は、高電位端子103の電圧に応じて、負荷200と接続するかが切り替わってよい。
基本電流源214は、一端が高電位端子103と接続し、他の一端が出力端子102と接続している。基本電流源214は、第1スイッチトランジスタ206および第2スイッチトランジスタ210のオンオフ状態にかかわらず、高電位VCCと接続している。したがって、基本電流源214は、常時電流を出力する。つまり、基本電流源214は、高電位端子103の電圧に依らず、負荷200と接続してよい。
電流出力部16の動作(接続スイッチ201の動作)について説明する。高電位VCCが低電位の場合、高電位VCCと接続点216の電位V216の差の絶対値が小さくなり、第1スイッチトランジスタ206はオフ状態となる。第1スイッチトランジスタ206がオフ状態になると、接続点218の電圧V218はグランド電位GNDとなる。したがって、第2スイッチトランジスタ210はオン状態となるため、第1追加電流源212は、電流を出力する。
一方で、高電位VCCが高電位になり、高電位VCCと接続点216の電位V216の差の絶対値が大きくなった場合、第1スイッチトランジスタ206はオン状態となる。第1スイッチトランジスタ206はオン状態になると、接続点218の電圧V218は高電位VCCとなる。したがって、第2スイッチトランジスタ210はオフ状態となるため、第1追加電流源212は、電流を出力しない。以上まとめると、接続スイッチ201は、出力端子102を介して負荷200と接続する複数の電流源の接続数を切り替える。
図3は、基本電流源214、第1追加電流源212および電流出力部16のそれぞれについて、印加される高電位VCCと、出力電流との関係を示す図である。図3の実線は基本電流源214、一点鎖線は第1追加電流源212、太線の点線は電流出力部16を示す。
図3に示す通り、基本電流源214および第1追加電流源212は、高電位VCCに応じた電流を出力する。つまり、基本電流源214および第1追加電流源212は、高電位端子103の電圧に応じた電流を出力する。図3の例においては、高電位VCCが高電位になるほど、基本電流源214および第1追加電流源212が出力する電流は大きくなり、所定の電位以上では、ほぼ一定の電流となる。
第1スイッチトランジスタ206および第2スイッチトランジスタ210は、印加される高電位VCCが所定の電圧Vthより小さい場合にオン状態となる。基本電流源214は、高電位VCCが低電位の場合(図3においてVCC<Vthの場合)、出力する電流の値が小さい。しかし、高電位VCCが低電位の場合、第1追加電流源212および基本電流源214は両方とも電流を出力する。これにより、電流出力部16が出力する電流を大きくすることができる。
基本電流源214は、高電位VCCが高電位の場合(図3においてVCC>Vthの場合)、出力する電流の値はほぼ一定になる。第1スイッチトランジスタ206および第2スイッチトランジスタ210は、印加される高電位VCCが所定の電圧Vthより大きい場合にオフ状態となる。したがって、高電位VCCが高電位の場合、第1追加電流源212は電流を出力せず、基本電流源214のみが電流を出力する。
以上の動作により、電流出力部16は、高電位VCCが低電位の時は、第1追加電流源212は、電流を出力する。また、電流出力部16は、高電位VCCが高電位の時は、第1追加電流源212は、電流を出力しない。つまり、接続スイッチ201は、高電位VCC(高電位端子103の電圧)に応じて、負荷200と接続する複数の電流源の接続数を制御する。電流出力部16が、高電位VCCが低電位の時に電流を増加させる機能を有するため、高電位VCCの電位が変化した場合においても、電流の変化を少なくすることができる。
また、接続スイッチ201は、高電位VCC(高電位端子103の電圧)が小さくなるほど、負荷200と接続する複数の電流源の接続数を増やしてよい。この場合、電流出力部16は、複数の追加電流源を並列に有してよい。図3の例において、高電位VCCが低電位の場合(図3においてVCC<Vthの場合)、接続数は2である。接続数を増やすことにより、高電位VCCが低電位の時の電流を増加させることができる。
第1追加電流源212は、飽和電流が基本電流源214よりも小さくてよい。飽和電流とは、高電位VCCを上げてもそれ以上出力する電流が大きくならない最大の電流値を言う。図3の例においては、基本電流源214の飽和電流はA1、第1追加電流源212の飽和電流はA2である。A2は、A1より小さくてよい。第1追加電流源212の飽和電流を、基本電流源214の飽和電流よりも小さくすることにより、Vth付近で生じる出力電流の段差d1を小さくすることができる。
第1追加電流源212は、高電位VCC(高電位端子103の電圧)が小さくなるほど、出力する電流を基本電流源214よりも大きくしてよい。高電位VCCが低電位の場合に、第1追加電流源212の出力電流が基本電流源214の出力電流よりも大きいと、高電位VCCが低電位の時に電流出力部16が増加させる電流を更に大きくすることができる。
図4は、高電位VCCと開放抵抗RLOPENの関係の一例を示す図である。開放抵抗RLOPENは、負荷開放検出部56において、負荷200が開放状態であると検出される閾値抵抗である。つまり、開放抵抗RLOPEN以下の抵抗値の負荷200を接続した場合、負荷開放検出部56は、出力端子102が開放状態と判定する。開放抵抗RLOPENは、下記数2で表される。数2において、電流IOLは電流出力部16が出力する電流であり、閾値電圧Voutopenは、上述したように負荷開放検出部56に設定される閾値電圧である。
Figure 0007468126000002
閾値電圧Voutopenを固定の値とすると、電流出力部16が出力する電流IOLによって開放抵抗RLOPENは変化する。出力端子102に負荷200を接続した場合であっても、負荷200の抵抗値が開放抵抗RLOPENより大きいと、開放状態と判定されてしまう。このため使用者は、開放抵抗RLOPENが変動した場合であっても、開放状態と誤検出されないような抵抗値を有する負荷200を接続することが好ましい。
図4においては、電流出力部16が基本電流源214だけを有する比較例と、電流出力部16が第1追加電流源212および基本電流源214の両方を有する実施例を示している。図4において、実施例は太線で、比較例は細線でそれぞれ示している。比較例においては、高電位VCCが低電位の領域において出力電流の変動が大きい。このため、図4に示すように開放抵抗RLOPENが大きく変動している。これに対して実施例においては、図3に示したように、高電位VCCが低電位の領域における出力電流の変動を抑制できる。このため、図4に示すように開放抵抗RLOPENの変動も抑制されている。
図4においては、変動する開放抵抗RLOPENの上限値および下限値により定まる上限規格および下限規格を示している。上限規格と下限規格との間の領域は、負荷200を接続しているにも関わらず、開放状態と誤検出される可能性がある領域である。実施例によれば、開放抵抗RLOPENの変動を抑制できるので、当該領域を小さくできる。このため、高電位VCCの電位が変化した場合においても、安定した負荷開放検出特性を得ることができる。
負荷開放検出部56は、高電位端子103の電圧に応じて、閾値電圧Voutopenを変化させてもよい。例えば、高電位端子103の電圧が小さくなるほど、電流IOLは小さくなるため、負荷開放検出部56は、高電位端子103の電圧が小さいほど、閾値電圧Voutopenを小さくしてよい。半導体装置100は、高電位端子103の電圧を昇圧または降圧して閾値電圧Voutopenを生成する閾値電圧生成部を有してよい。この場合、開放抵抗RLOPENの値を変化させないように、閾値電圧Voutopenを変化させることが好ましい。高電位端子103の電圧に応じて、閾値電圧Voutopenを変化させることにより、開放抵抗RLOPENの変動を抑制できる。
また、昇圧回路を設けて、高電位端子103の電圧VCCが小さくなった場合に、当該電圧を昇圧して電流出力部16に印加してもよい。半導体装置100に昇圧回路を設ける方法でも、電流IOLを大きくすることができる。
図5は、電流出力部16の他の例を示す図である。電流出力部16は、複数の電流源および接続スイッチ221を有する。複数の電流源は、基本電流源214および第1追加電流源212に加えて1以上の第2追加電流源232を有する。接続スイッチ221は、図2の接続スイッチ201の構成に加えて、第4抵抗素子222、第5抵抗素子224、第3スイッチトランジスタ226、第6抵抗素子228および第4スイッチトランジスタ230を有する。本例の電流出力部16は、図2と同様に、高電位端子103、出力端子102および低電位端子104と接続している。
第4抵抗素子222は、一端が高電位端子103と接続し、他の一端が第5抵抗素子224と接続している。第5抵抗素子224は、一端が第4抵抗素子222と接続し、低電位端子104と接続している。したがって、第4抵抗素子222および第5抵抗素子224の接続点236は、高電位VCCと低電位GNDとの電位差を第4抵抗素子222および第5抵抗素子224のそれぞれの抵抗値で分圧した電位となる。第4抵抗素子222の抵抗値をR3、第5抵抗素子224の抵抗値をR4、低電位GNDを0Vとすると、接続点236の電位V236は、下記数3のように表される。R3とR4は、異なってもよいし、同じでもよい。接続点236は、第3スイッチトランジスタ226のゲート端子と接続している。第3スイッチトランジスタ226のゲート端子に印加する電圧を調整するために、R3とR4を調整してもよい。
Figure 0007468126000003
第3スイッチトランジスタ226のゲート端子は、接続点236と接続している。第3スイッチトランジスタ226のソース端子は、高電位端子103と接続している。第3スイッチトランジスタ226のドレイン端子は、第6抵抗素子228と接続している。したがって、第3スイッチトランジスタ226は、接続点236の電位V236に応じて、第3スイッチトランジスタ226のドレイン端子と第6抵抗素子228の接続点238に電圧を出力する。第3スイッチトランジスタ226がオン状態の場合、接続点238の電位は、高電位VCCである。一方で、第3スイッチトランジスタ226がオフ状態の場合、接続点238の電位は、グランド電位GNDである。第3スイッチトランジスタ226は、一例として、P型高圧MOSトランジスタである。
第6抵抗素子228は、一端が第3スイッチトランジスタ226のドレイン端子と接続し、他の一端が低電位端子104と接続している。第3スイッチトランジスタ226がオン状態の場合、接続点238の電位は、高電位VCCであるため、第6抵抗素子228には電流が流れる。一方で第3スイッチトランジスタ226がオフ状態の場合、接続点238の電位は、グランド電位GNDであるため、第6抵抗素子228には電流が流れない。
第4スイッチトランジスタ230のゲート端子は、接続点238と接続している。第4スイッチトランジスタ230のソース端子は、高電位端子103と接続している。第4スイッチトランジスタ230のドレイン端子は、第2追加電流源232と接続している。したがって、第4スイッチトランジスタ230は、接続点238の電圧V238に応じて、第2追加電流源232に電圧を出力する。第4スイッチトランジスタ230がオン状態の場合、第4スイッチトランジスタ230は、第2追加電流源232に電圧を出力する。一方で、第4スイッチトランジスタ230がオフ状態の場合、第4スイッチトランジスタ230は、第2追加電流源232に電圧を出力しない。第4スイッチトランジスタ230は、一例として、P型高圧MOSトランジスタである。
第2追加電流源232は、一端が第4スイッチトランジスタ230のドレイン端子と接続し、他の一端が出力端子102と接続している。第2追加電流源232は、第4スイッチトランジスタ230のオンオフ状態に応じて、電流を出力する。つまり、第2追加電流源232は、第4スイッチトランジスタ230がオン状態の場合、電流を出力する。また、第2追加電流源232は、第4スイッチトランジスタ230がオフ状態の場合、電流を出力しない。つまり、第2追加電流源232は、高電位端子103の電圧に応じて、負荷200と接続するかが切り替わってよい。
図6は、基本電流源214、第1追加電流源212、第2追加電流源232および電流出力部16のそれぞれについて、印加される高電位VCCと、出力電流の関係を示す図である。図6の実線は、基本電流源214、一点鎖線は、第1追加電流源212、二点鎖線は、第2追加電流源232、太線の点線は、電流出力部16を示す。
VCC<V1thの場合、第1追加電流源212、基本電流源214、第2追加電流源232のすべてが電流を出力する。ここで、V1thは、第3スイッチトランジスタ226および第4スイッチトランジスタ230のオンオフ状態が切り替わる電位である。高電位VCCが低電位の場合、第1追加電流源212および基本電流源214に加えて第2追加電流源232も電流を出力するため、高電位VCCが低電位の場合の出力する電流を図3の場合に比べて大きくすることができる。
V1th<VCC<V2thの場合、第1追加電流源212および基本電流源214が電流を出力する。ここで、V2thは、第1スイッチトランジスタ206および第2スイッチトランジスタ210のオンオフ状態が切り替わる電位である。この場合、第1追加電流源212および基本電流源214のみが電流を出力するため、V2th付近で生じる出力電流の段差d2を図3の段差d1と同じにすることができる。
以上の動作により、電流出力部16は、高電位VCCが低電位の時は、第2追加電流源232は、電流を出力する。電流出力部16が、高電位VCCが低電位の時に図3の場合と比べ電流を更に増加させる機能を有するため、高電位VCCの電位が変化した場合においても、電流の変化を更に少なくすることができる。
また、接続スイッチ221は、高電位VCC(高電位端子103の電圧)が小さくなるほど、負荷200と接続する複数の電流源の接続数を増やしてよい。図3の例において、VCC<V1thの場合、接続数は3である。V1th<VCC<V2thの場合、接続数は2である。接続数を増やすことにより、高電位VCCが低電位の時の電流を増加させることができる。
第2追加電流源232は、飽和電流が基本電流源214および第1追加電流源212よりも小さくてよい。図3の例においては、基本電流源214の飽和電流はA1、第1追加電流源212の飽和電流はA2、第2追加電流源232の飽和電流はA3である。A3は、A1より小さくてよい。A3は、A2より小さくてよい。第2追加電流源232の飽和電流を、基本電流源214および第1追加電流源212の飽和電流よりも小さくすることにより、V1th付近で生じる出力電流の段差d3を小さくすることができる。
第2追加電流源232は、高電位VCC(高電位端子103の電圧)が小さくなるほど、出力する電流を基本電流源214および第1追加電流源212よりも大きくしてよい。高電位VCCが低電位の場合に、第2追加電流源232の出力電流が基本電流源214および第1追加電流源212の出力電流よりも大きいと、高電位VCCが低電位の時に電流出力部16が増加させる電流を更に大きくすることができる。
V1thとV2thが異なる例を示したが、V1thとV2thは同じでもよい。V1thとV2thは同じ場合においても、高電位VCCが低電位の時の電流出力部16の電流を増加させることができる。
V1thとV2thを異ならせるために、第1スイッチトランジスタ206のゲート閾値と第3スイッチトランジスタ226のゲート閾値を異ならせてもよい。第1スイッチトランジスタ206のゲート閾値と第3スイッチトランジスタ226のゲート閾値が同じ場合、第1抵抗素子202、第2抵抗素子204、第4抵抗素子222および第5抵抗素子224の抵抗値を調整してよい。ゲート閾値が同じでV1th<V2thの場合、下記数4を満足する。
Figure 0007468126000004
なお、第2追加電流源として第2追加電流源232を追加する例を示したが、第2追加電流源の数は1つに限定されない。複数の電流源は、基本電流源214および第1追加電流源212に加えて、2以上の第2追加電流源を有してもよい。2以上の第2追加電流源を有することにより、高電位端子103の電圧が小さい時に電流出力部16が増加させる電流を更に大きくすることができる。
図7は比較例に係る半導体装置300の一例を示す図である。図7に示す半導体装置300は、電流出力部16の代わりに電流出力部316を有する点で、図1の半導体装置100とは異なる。半導体装置300のそれ以外の構成は、半導体装置100と同じであってよい。
図8は、電流出力部316の一例を示す図である。電流出力部316は、電流源314を有する。電流出力部316は、一端が高電位端子103と接続し、他の一端が出力端子102と接続している。
電流源314は、一端が高電位端子103と接続し、他の一端が出力端子102と接続している。電流源314は、高電位端子103と接続しているため、常時電流を出力する。
図9は、電流出力部316について、印加される高電位VCCと出力電流の関係を示す図である。換言すると、電流源314の高電位VCCと出力電流の関係を示す図である。電流出力部316が出力する電流は、高電位VCCが低電位の場合は、小さくなる。
図10は、比較例に係る高電位VCCと開放抵抗RLOPENの関係の一例を示す図である。図10に示した比較例は、図4に示した比較例と同一である。図4の実施例に比べ、高電位VCCが低電位の場合の開放抵抗RLOPENの値が大きくなり、開放抵抗RLOPENが大きく変動している。したがって、図10中の上限規格および下限規格を広くする必要がある。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10・・ドライバ回路、12・・出力部、14・・同期出力部、16・・電流出力部、50・・論理回路、56・・負荷開放検出部、58・・過電流検出部、60・・過熱検出部、62・・状態信号出力部、64・・ダイオード、66・・ダイオード、68・・ダイオード、70・・内部電源、72・・低電圧検出部、74・・短絡検出部、76・・電流源、78・・ダイオード、80・・ダイオード、100・・半導体装置、101・・入力端子、102・・出力端子、103・・高電位端子、104・・低電位端子、105・・状態端子、110・・外部電源、130・・・プルアップ電源、140・・外部抵抗、200・・負荷、201・・接続スイッチ、202・・第1抵抗素子、204・・第2抵抗素子、206・・第1スイッチトランジスタ、208・・第3抵抗素子、210・・第2スイッチトランジスタ、212・・第1追加電流源、214・・基本電流源、216・・接続点、218・・接続点、221・・接続スイッチ、222・・第4抵抗素子、224・・第5抵抗素子、226・・第3スイッチトランジスタ、228・・第6抵抗素子、230・・第4スイッチトランジスタ、232・・第2追加電流源、236・・接続点、238・・接続点、300・・半導体装置、314・・電流源、316・・電流出力部

Claims (8)

  1. 負荷に電力を供給する半導体装置であって、
    外部電源と接続する高電位端子と、
    前記負荷と接続する出力端子と、
    前記出力端子に前記負荷が接続されているか否かを検出する負荷開放検出部と、
    前記高電位端子および前記出力端子間を流れる電流を出力する電流出力部と
    を備え、
    前記電流出力部は、
    それぞれが並列に接続し、前記高電位端子の電圧に応じた電流を出力する複数の電流源と、
    前記出力端子を介して前記負荷と接続する前記複数の電流源の接続数を切り替える接続スイッチと
    を有し、
    前記接続スイッチは、前記高電位端子の電圧に応じて、前記接続数を制御し、前記高電位端子の電圧が小さくなるほど、前記接続数を増やす
    半導体装置。
  2. 負荷に電力を供給する半導体装置であって、
    外部電源と接続する高電位端子と、
    前記負荷と接続する出力端子と、
    前記出力端子に前記負荷が接続されているか否かを検出する負荷開放検出部と、
    前記高電位端子および前記出力端子間を流れる電流を出力する電流出力部と
    を備え、
    前記電流出力部は、
    それぞれが並列に接続し、前記高電位端子の電圧に応じた電流を出力する複数の電流源と、
    前記出力端子を介して前記負荷と接続する前記複数の電流源の接続数を切り替える接続スイッチと
    を有し、
    前記接続スイッチは、前記高電位端子の電圧に応じて、前記接続数を制御し、
    前記複数の電流源は、
    前記高電位端子の電圧に依らず、前記負荷と接続する基本電流源と、
    前記高電位端子の電圧に応じて、前記負荷と接続するかが切り替わる第1追加電流源と
    を有し、
    前記第1追加電流源は、前記高電位端子の電圧が小さくなるほど、出力する電流を前記基本電流源よりも大きくする
    半導体装置。
  3. 前記第1追加電流源は、飽和電流が前記基本電流源よりも小さい
    請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記複数の電流源は、前記高電位端子の電圧に応じて、前記負荷と接続するかが切り替わる1以上の第2追加電流源を更に有する
    請求項2または3に記載の半導体装置。
  5. 前記1以上の第2追加電流源は、飽和電流が前記基本電流源および前記第1追加電流源よりも小さい
    請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記1以上の第2追加電流源は、前記高電位端子の電圧が小さくなるほど、出力する電流を前記基本電流源および前記第1追加電流源よりも大きくする
    請求項またはに記載の半導体装置。
  7. 前記負荷開放検出部は、
    前記出力端子の電圧と閾値電圧を比較することにより、前記負荷が接続されているか否かを検出し、
    前記高電位端子の電圧に応じて、前記閾値電圧を変化させる
    請求項1からのいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記負荷開放検出部は、前記高電位端子の電圧が小さくなるほど、前記閾値電圧を小さくする
    請求項に記載の半導体装置。
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