JP7461767B2 - 装着部品、装着部品付き電線束、ワイヤーハーネス、外装付ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents

装着部品、装着部品付き電線束、ワイヤーハーネス、外装付ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 Download PDF

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この発明は、例えば、複数の電線を束ねた電線束で構成し、車体に配索するワイヤーハーネスに装着する装着部品、装着部品付き電線束、ワイヤーハーネス、外装付ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法に関する。
自動車等には多数の電装品が装備されており、これらの電装品は、被覆電線を束ねたワイヤーハーネスを介して、別の電装品や電源装置と接続して電気回路を構成している。
ワイヤーハーネスは、特許文献1に開示されるように、複数の被覆電線を束ねて構成するとともに、主たる幹線と、幹線から枝分かれした複数の枝線とを形成している。枝線は、複数の電線のうちいずれかを所定箇所で曲げて構成したり、別の電線の一部を幹線に沿わせて構成したりする。そして、枝線の根元をテープで巻き回して固定する。しかしながら、その位置を精度よく行うためには、その都度曲げ位置を測るため非常に手間がかかり、効率よく製造することができなかった。
なお、装着する車種やその仕様、仕向けによって枝線の本数や位置は異なるため、多種のワイヤーハーネスを高精度で効率よく、製造することはより困難であった。
特開平1-283708号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、効率よく高精度のワイヤーハーネスを製造することができる装着部品、装着部品付き電線束、ワイヤーハーネス、外装付ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、電線束における長手方向の中間部分に装着する装着部品であり、前記電線束を挟み込む、前記電線束より高剛性である本体部と、前記電線束を挟み込んだ前記本体部を挟み込方向に締付ける締付け部とが備えられ、前記締付け部は、前記電線束の外周に巻き付けるバンド部と、前記電線束の外周に巻き付けた状態で前記バンド部を固定するバックル部とで構成され、前記本体部において、前記長手方向且つ前記挟み込方向に直交する方向の両側に、前記挟み込方向に延びる凹状であり、前記電線束を複数組み付けて構成したワイヤーハーネスを外装する外装品に設けられたリブと嵌合する装着溝が備えられたことを特徴とする。
この発明により、効率よく高精度のワイヤーハーネスを製造することができる。
詳述すると、前記電線束より高剛性である本体部で前記電線束における長手方向の所定位置を挟み込み、前記電線束の外周に巻き付けるバンド部と、前記電線束の外周に巻き付けた状態で前記バンド部を固定するバックル部とで構成された締付け部で前記電線束を挟み込んだ前記本体部を挟み込方向に締付けることで、電線束の所定位置に高精度で装着部品を固定することができる。したがって、曲げ位置に装着部品を装着した電線束を用いることで、その都度その位置を測る必要がなく、高精度で枝線を有するワイヤーハーネスを効率よく構成することができる。
なお、本体部が可撓性を有する電線束より高剛性である装着部品を電線束に装着することで、可撓性を有する電線束に高剛性な部分を設けることができる。したがって、可撓性を有する電線束の装着部品を製造装置のチャックで把持できるため、ワイヤーハーネスの製造を自動化することができる。
この発明の態様として、前記本体部は、前記電線束を断面方向の両側から挟み込む一対構成された挟み込み部と、一対の前記挟み込み部同士を前記挟み込方向に枢動可能に連結するヒンジ部とで構成されてもよい。
この発明により、ヒンジ部によって一対の挟み込み部を一体化できるため、部品点数を軽減できるとともに、電線束を挟み込むように複数部品を組み付ける場合に比べて効率よく装着部品を電線束の所定位置に装着することができる。
またこの発明の態様として、一対構成された前記挟み込み部における対向する対向面のうち少なくとも一方に、前記ヒンジ部の枢動軸に平行な方向に貫通し、前記電線束が嵌り込む嵌合溝が設けられてもよい。
この発明により、前記挟み込み部における対向する対向面のうち少なくとも一方に設けた嵌合溝に電線束を嵌め込むとともに、一対の前記挟み込み部同士をヒンジ部で前記挟み込方向に枢動することで、挟み込み部で電線束を挟み込んで装着部品を電線束に固定することができる。
また、嵌合溝は前記挟み込み部における対向する対向面において前記ヒンジ部の枢動軸に平行な方向に貫通しているため、嵌合溝に嵌めた前記電線束の軸方向に対して直交する方向に向けた装着部品を正確に装着することができる。
またこの発明の態様として、前記本体部における前記長手方向の中間部分に前記締付け部が配置され、前記バンド部は、前記挟み込方向及び前記長手方向に直交する直交方向に沿って延設され、前記本体部における前記長手方向の中間部分に、前記バンド部が前記電線束を巻き回す巻き回し空間が形成されてもよい。
上述の前記バンド部が前記電線束を巻き回すとは、電線束の外周に沿ってバンド部を巻き付ける状態であり、一束の電線束の外周に沿ってバンド部を巻き付けてもよいし、複数束の電線束に対してひとまとめにしてバンド部を巻き付けてもよい。
この発明により、前記本体部における前記長手方向の中間部分に設けた巻き回し空間において前記締付け部で電線束を締付けて、電線束の所定位置に対して装着部品を確実に固定することができる。
詳述すると、前記本体部における前記長手方向の中間部分に形成した巻き回し空間において、前記挟み込方向及び前記長手方向に直交する直交方向に沿って延設された前記バンド部が前記電線束を巻き回すため、本体部で挟み込んだ電線束に対して、長手方向に直交する断面方向に沿ってバンド部を巻き回すことができる。
また、バンド部が電線束を巻き回す巻き回し空間が本体部の中間部分に形成されているため、本体部における長手方向の端部付近でバンド部が電線束を巻き回して固定する場合に比べて、安定して固定することができる。
またこの発明は、前記電線束の長手方向における所定位置に、上述の装着部品が装着された装着部品付き電線束であることを特徴とする。
この発明により、長手方向の所定位置に正確に装着部品を装着した電線束を構成することができる。
さらにこの発明は、上述の装着部品付き電線束を複数組み付けて構成したワイヤーハーネスであることを特徴とする。
さらにまたこの発明は、前記電線束の長手方向における所定位置に、上述の装着部品を装着して装着部品付き電線束を構成し、複数の前記装着部品付き電線束を組み付けてワイヤーハーネスを構成するワイヤーハーネスの製造方法であることを特徴とする。
この発明により、長手方向の所定位置に正確に装着部品を装着した電線束を組み付けて、効率よく高精度のワイヤーハーネスを構成することができる。
またこの発明の態様として、前記装着部品を装着した装着箇所の近傍で電線を曲げて枝線が構成されてもよい。
この発明により、高精度に電線束の所定位置に装着された装着部品を装着した装着箇所の近傍で曲げた電線で枝線を構成することができる。したがって、電線を曲げる位置をその都度測り、電線を曲げてテープで固定して枝線を構成する場合に比べ、効率よく、高精度で枝線を構成することができる。
またこの発明は、複数組み付けた前記装着部品付き電線束を外装する外装品が設けられ、前記外装品に前記装着部品が固定された外装付ワイヤーハーネスであることを特徴とする。
上記外装品は、断面溝状、角型U字状、L字状、あるいは矩形状のプロテクタやコルゲートなどが含まれる。
この発明により、可撓性を有する電線束を、高剛性の装着部品で、外装品に対して正確な位置に固定することができる。また、外装品から導出される枝線を、正確に所定位置に装着された装着部品の近傍を曲げ点として、正確に曲げて、構成することができる。
またこの発明の態様として、前記装着部品は、前記外装品に設けられたリブが前記装着溝に嵌合してもよい。
この発明により、前記外装品から正確に枝線を導出することができる。
この発明により、効率よく高精度のワイヤーハーネスを製造することができる装着部品、装着部品付き電線束、ワイヤーハーネス、外装付ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法を提供することができる。
分岐コマ付き電線束の斜視図。 分岐コマ付き電線束の説明図。 分岐コマの斜視図による説明図。 分岐コマの説明図。 電線束に分岐コマを装着する装着方法の説明図。 プロテクタ付ワイヤーハーネスの斜視図。 プロテクタ付ワイヤーハーネスの説明図。 プロテクタ付ワイヤーハーネスの分解斜視図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1はコマ付電線束1の斜視図を示し、図2は分岐コマ付き電線束の説明図を示している。詳しくは、図2(a)はコマ付電線束1の正面図を示し、図2(b)は図2(a)に示すA-A線矢視断面図を示している。
図3(a)は展開状態の分岐コマ20の下方からの斜視図を示し、図3(b)は分岐コマ20の上方からの斜視図を示している。図4(a)は展開状態の分岐コマ20の正面図を示し、図4(b)は展開状態の分岐コマ20の側面図を示し、図4(c)は図4(a)におけるB-B矢視断面図を示し、図4(d)は折り曲げ状態の分岐コマ20の側面図を示し、図4(e)は折り曲げ状態のB-B矢視断面図を示している。
図5(a)は電線束10に展開状態の分岐コマ20を装着した状態の斜視図を示し、図5(b)は電線束10に対して分岐コマ20の挟み込ブロック30を折り曲げ状態とした状態の斜視図を示している。
図6はプロテクタ付ワイヤーハーネスXの斜視図を示し、図7はプロテクタ付ワイヤーハーネスXの説明図を示し、図8はプロテクタ付ワイヤーハーネスXの分解斜視図を示している。詳述すると、図7(a)はプロテクタ付ワイヤーハーネスXの正面図を示し、図7(b)は図7(a)に示すC-C線矢視断面図を示している。なお、図8では、開放状態のプロテクタ100に対して装着前のワイヤーハーネスYと装着状態のワイヤーハーネスYの両方を図示している。
コマ付電線束1は、長尺状の電線束10と、長尺状の電線束10における長手方向の所定位置に装着・固定された分岐コマ20とで構成している。
電線束10は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線を複数束ねて構成しており、適宜の可撓性を有している。なお、本実施形態では、電線束10をひと塊として図示しているが、電線束10を構成する被覆電線はそれぞれ一体化されていない。しかし、ツイストペア電線のように複数の被覆電線が一体化された電線を束ねて電線束10を構成してもよいし、一部に含んで電線束10を構成してもよい。
分岐コマ20は、電線束10における長手方向の中間部分に装着する装着部品であり、略立方体状に構成している。
詳しくは、分岐コマ20は、正面視において幅方向の両側に配置された側方ブロック21と、側方ブロック21同士を連結する連結部60とで略立方体状に構成している。
なお、分岐コマ20は、電線束10より高剛性である樹脂で構成している。
側方ブロック21の上端部及び下端部には、側面視左右方向(正面視手前奥方向)に延びる凹状の装着溝23を備えている。
側方ブロック21の側面視中央付近には、分岐コマ20を正面視幅方向に貫通する装着孔22を形成している。上述の連結部60は、装着孔22より上方に設けられている。なお、連結部60における正面視奥側(左側面視において左側)はバックル61を設けている。
バックル61は、バックル61を正面視手前奥方向(側面視において左右方向)に貫通し、後述するバンド40を挿入する挿入孔62を備え、挿入孔62は挿入されたバンド40の緩みを規制する規制機構(図示省略する)を備えている。
正面視幅方向に所定間隔を隔てて配置した側方ブロック21同士の間において、連結部60には下方に延びるバンド40を備えるとともに、連結部60の下方及び正面視手前側(左側面図において右側)を、装着孔22を挿通する電線束10にバンド40を巻き回す巻き回し空間70を形成している。
バンド40は、可撓性を有する略帯状であり、分岐コマ20の上下方向の長さより3倍程度の長さで形成している。
このように構成する分岐コマ20は、正面視手前奥方向(側面視左右方向)に配置した挟み込ブロック30と、挟み込ブロック30(31,32)を枢動可能に連結するヒンジ50とで構成している。
挟み込ブロック30は、図3及び図4に示すように、分岐コマ20の正面視形状を形成する第1ブロック31と第2ブロック32とがあり、本実施形態において正面視奥側(左側面視左側)を第1ブロック31、正面視手前側(左側面視右側)を第2ブロック32としている。
第1ブロック31及び第2ブロック32とはともに、側方ブロック21を構成するサイド部33と、正面視幅方向両側に配置された連結部34とで、正面視角型逆U字状に形成されている。また、各サイド部33の上端部と下端部には、装着溝23を構成する、側面視左右方向(正面視手前奥方向)に延びる凹状の装着溝構成部35を備えている。
第1ブロック31及び第2ブロック32における対向面における上下方向の中央には、装着孔22を構成する、正面視左右方向(側面視手前奥方向)に延びる嵌合凹部36を設けている。そのため、挟み込ブロック30(31,32)は、対向する方向が開放された側面視略C型に形成されている。
また、第1ブロック31におけるサイド部33の下端と、第2ブロック32におけるサイド部33の下端とを枢動可能に連結するヒンジ50を備えている。ヒンジ50は、各サイド部33を連結する連結帯51が各サイド部33に対して2本ずつ備えている。このように構成したヒンジ50によって連結された第1ブロック31及び第2ブロック32は、図4(b)に示すように、連結帯51が延びるように開放でき、連結帯51が折り返されるように枢動できる。つまり連結帯51で構成されたヒンジ50で連結された第1ブロック31及び第2ブロック32は、正面視幅方向の仮想の枢動軸Lを枢動中心として(図3(b)及び図4(c)において矢印で図示する枢動方向)、枢動することができる。
なお、第1ブロック31における連結部34は、バックル61で構成しており、バックル61の下方からバンド40が下方に向かって延出されている。
第2ブロック32における連結部34は、連結部60の正面視手前側部分を構成しており、折り曲げ状態において第1ブロック31におけるバックル61の挿入孔62に連通する連通孔37を備えている。
このように構成した挟み込ブロック30(31,32)は、枢動軸Lを枢動中心としてヒンジ50を折り返すことで枢動し、略立方体状の折り返し状態の分岐コマ20を構成し、挟み込ブロック30に設けた嵌合凹部36で装着孔22を構成し、装着溝構成部35で装着溝23を構成することができる。
このように構成した分岐コマ20を電線束10に装着する装着方法について以下で説明する。
図5(a)に図示するように、展開状態の分岐コマ20における第1ブロック31の嵌合凹部36に電線束10を嵌めるように、電線束10に対して分岐コマ20をセットする。このとき、電線束10における曲げ箇所など所定の位置に分岐コマ20をセットする。
そして、第1ブロック31に対して第2ブロック32を、枢動軸Lを枢動中心として、ヒンジ50で枢動させて折り返す(図5(b)参照)。このように、第1ブロック31に対して第2ブロック32を折り返すことで、第1ブロック31と第2ブロック32の対向面が対面し、嵌合凹部36によって装着孔22が形成され、装着溝構成部35によって装着溝23が形成される。そのため、第1ブロック31の嵌合凹部36に嵌め込まれた電線束10は、装着孔22を挿通する態様となる。この挿通状態では、電線束10は、巻き回し空間70に長手方向の一部が露出することとなる。
この状態で、電線束10における分岐コマ20の位置を確認し、所定位置からずれておればその位置を調整する。電線束10における所定位置に分岐コマ20があることが確認できると、電線束10に対して分岐コマ20が位置ズレしないよう、バンド40で固定する。
具体的には、折り返し状態の分岐コマ20において下方に延びるバンド40を、長手方向の一部が巻き回し空間70に露出する電線束10の外周に沿って巻き回すとともに、巻き回し空間70を巻き回すバンド40の先端を連通孔37から挿入し、連通孔37に連通するバックル61の挿入孔62に挿入して、バンド40の緩みを規制する。そして、挿入孔62の裏面側(正面視奥側)まで導出されたバンド40に引張力を作用させて、バンド40で巻き回し空間70の外周を締付けるように巻き付けて、電線束10に対する分岐コマ20の固定は完了する。なお、挿入孔62の裏面側に延びる余分なバンド40の余長部分をカットする。
このように、電線束10における長手方向の所定位置に分岐コマ20を固定することでコマ付電線束1を構成することができるが、コマ付電線束1の用途に応じて、電線束10に対して分岐コマ20を複数固定すればよい。
コマ付電線束1は、例えば、複数本まとめてワイヤーハーネスYを構成するとともに、プロテクタ100に固定してプロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成してもよい。
ワイヤーハーネスYは、複数本のコマ付電線束1によって、幹線部分Yaと、複数の枝線Ybとを有し、プロテクタ付ワイヤーハーネスXは、プロテクタ100と、ワイヤーハーネスYとで構成している。なお、プロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成するため、コマ付電線束1の両端部には、適宜のコネクタ80を装着している。
具体的には、プロテクタ付ワイヤーハーネスXは、3本のコマ付電線束1(1a,1b,1c)で構成するワイヤーハーネスYと、断面略溝状のプロテクタ100とで構成している。
各コマ付電線束1は、それぞれ適宜の長さで形成され、長手方向の所定位置に分岐コマ20を装着・固定している。
プロテクタ100は、正面視手前側と奥側の両方に配置された、正面視横長長方形状の側壁110と、一対構成された側壁110の上端部同士を連結する連結上面120とで、側面視において逆角型U字状に形成している。
なお、側壁110同士は、正面視前後方向において分岐コマ20の高さに応じた間隔で離間している。
側壁110の下端付近には、他方に向かって突出する、長手方向に延びるリブ111が設けられている。
リブ111は、分岐コマ20における装着溝23に嵌り込む厚み及び突出量で構成している。
このように構成されたプロテクタ100は、一対構成された側壁110を開閉可能に構成しており、一方の側壁110に対して他方の側壁110を開いた状態でコマ付電線束1を装着してワイヤーハーネスYを構成するとともに、プロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成する。
以下において、3本のコマ付電線束1でプロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成する場合の組み付けについて説明する。例えば、所定長さに形成し、分岐コマ20を設けたコマ付電線束1aをプロテクタ100に装着する。
このとき、コマ付電線束1aの一方側(図8において左上側)の端部をプロテクタ100の一方側(図8において左上側)の端部より導出するとともに、プロテクタ100の他方側(図8において右下側)の端部付近に分岐コマ20を装着し、分岐コマ20より端部側を断面溝状に形成されたプロテクタ100における開放された側に導出して枝線Yb1を形成する。
このようにコマ付電線束1をプロテクタ100に組み付けるには、図8(b)に図示するように、一方の側壁110を開いた状態のプロテクタ100における他方の側壁110のリブ111にコマ付電線束1aに設けた分岐コマ20を装着する。なお、リブ111は、側壁110における下端部であり、閉じた状態のプロテクタ100の内部において、プロテクタ100の外部と内部とを区分する縁部の近傍となる。
なお、側壁110のリブ111に対する分岐コマ20の装着は、分岐コマ20の装着溝23が側壁110の対向方向に向く姿勢で、ふたつのうち一方の装着溝23にリブ111を嵌合させて、装着する(図8(b)のa部拡大図参照)。
コマ付電線束1aより短いコマ付電線束1bにひとつの分岐コマ20を設け、コマ付電線束1bの他方側(図8において右下側)の端部をプロテクタ100の他方側(図8において右下側)の端部より導出するとともに、プロテクタ100において枝線Yb1より一方側に分岐コマ20を装着し、コマ付電線束1bにおいて分岐コマ20より端部側を導出して枝線Yb2を形成する。
コマ付電線束1bより短いコマ付電線束1cにふたつの分岐コマ20を設け、プロテクタ100においてコマ付電線束1bの分岐コマ20より一方側にふたつの分岐コマ20を所定間隔を隔てて装着し、コマ付電線束1cにおいて分岐コマ20より両端部側を導出して枝線Yb3,Yb4を形成する。
上述のようにプロテクタ100に対して分岐コマ20を装着して組み付けたコマ付電線束1a,1b,1cにおいて、コマ付電線束1aにおける枝線Yb1以外の部分、コマ付電線束1bにおける枝線Yb2以外の部分及びコマ付電線束1cにおける枝線Yb3,Yb4以外の部分は、プロテクタ100の長手方向(図8における左上側と右下側とを結ぶ方向)に沿う幹線部分Yaを構成する。このように、コマ付電線束1a,1b,1cを組み付けることで、幹線部分Ya及び枝線Ybを有するワイヤーハーネスYを構成し、各コマ付電線束1における分岐コマ20でプロテクタ100に固定したワイヤーハーネスYによってプロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成することができる。
上述のように、一方の側壁110のリブ111に各コマ付電線束1の分岐コマ20を装着した状態で、他方の側壁110を閉じて、分岐コマ20の装着溝23に他方のリブ111を嵌合させて挟み込んで固定し、プロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成することができる。このように構成したプロテクタ付ワイヤーハーネスXにおいて、リブ111に装着した分岐コマ20は、プロテクタ100の内部において、プロテクタ100の外部と内部とを区分する縁部の近傍に配置されることとなる。
上述のように、電線束10における長手方向の中間部分に装着する分岐コマ20は、電線束10を挟み込む、電線束10より高剛性である挟み込ブロック30と、電線束10を挟み込んだ挟み込ブロック30を挟み込方向(正面視前後方向)に締付ける、電線束10の外周に巻き付けるバンド40と、電線束10の外周に巻き付けた状態でバンド40を固定するバックル61とが設けられたため、効率よく高精度のワイヤーハーネスYを製造することができる。
詳述すると、電線束10より高剛性である挟み込ブロック30で電線束10における長手方向の所定位置を挟み込み、電線束10の外周に巻き付けるバンド40と、電線束10の外周に巻き付けた状態でバンド40を固定するバックル61とで電線束10を挟み込んだ挟み込ブロック30を挟み込方向(正面視前後方向)に締付けることで、電線束10の所定位置に高精度で分岐コマ20を固定することができる。したがって、曲げ位置に分岐コマ20を装着した電線束10を用いることで、その都度その位置を測る必要がなく、高精度で枝線Ybを有するワイヤーハーネスYを効率よく構成することができる。
なお、挟み込ブロック30が可撓性を有する電線束10より高剛性である分岐コマ20を電線束10に装着することで、可撓性を有する電線束10に高剛性な部分を設けることができる。したがって、可撓性を有する電線束10の分岐コマ20を製造装置のチャックで把持できるため、ワイヤーハーネスYの製造を自動化することができる。なお、分岐コマ20に識別子を設けることで、コマ付電線束1の種別を識別できるため、コマ付電線束1を用いて製造装置でより効率よく自動製造することができる。
また、挟み込ブロック30は、電線束10を断面方向の両側から挟み込む一対構成された第1ブロック31及び第2ブロック32と、一対の第1ブロック31及び第2ブロック32同士を挟み込方向(正面視前後方向)に枢動可能に連結するヒンジ50とで構成されている。そのため、ヒンジ50によって一対の第1ブロック31及び第2ブロック32を一体化できるため、部品点数を軽減することができる。さらに、電線束10を挟み込むように複数部品を組み付ける場合に比べて効率よく分岐コマ20を電線束10の所定位置に装着することができる。
また、一対構成された第1ブロック31及び第2ブロック32における対向する対向面に、ヒンジ50の枢動軸Lに平行な方向に貫通し、電線束10が嵌り込む嵌合凹部36が設けられている。そのため、第1ブロック31及び第2ブロック32における対向する対向面に設けた嵌合凹部36に電線束10を嵌め込むとともに、一対の第1ブロック31及び第2ブロック32同士をヒンジ50で挟み込方向(正面視前後方向)に枢動することで、第1ブロック31及び第2ブロック32で電線束10を挟み込んで分岐コマ20を電線束10に装着することができる。
また、嵌合凹部36は第1ブロック31及び第2ブロック32における対向する対向面においてヒンジ50の枢動軸Lに平行な方向に貫通しているため、嵌合凹部36に嵌めた電線束10の軸方向に対して直交する方向に向けた分岐コマ20を正確に装着することができる。
また、挟み込ブロック30における正面視幅方向の中央にバンド40及びバックル61が配置され、バンド40は、挟み込方向(正面視前後方向)及び正面視幅方向に直交する直交方向に沿って延設され、挟み込ブロック30における正面視幅方向の中央に、バンド40が電線束10を巻き回す巻き回し空間70が形成されている。そのため、挟み込ブロック30における正面視幅方向の中央に設けた巻き回し空間70においてバンド40で電線束10を締付けて、電線束10の所定位置に対して分岐コマ20を確実に固定することができる。
詳述すると、挟み込ブロック30における正面視幅方向の中央に形成した巻き回し空間70において、挟み込方向(正面視前後方向)及び正面視幅方向に直交する直交方向に沿って延設されたバンド40が電線束10を巻き回すため、挟み込ブロック30で挟み込んだ電線束10に対して、長手方向に直交する断面方向に沿ってバンド40を巻き回すことができる。
また、バンド40が電線束10を巻き回す巻き回し空間70が挟み込ブロック30の正面視幅方向の中央に形成されているため、挟み込ブロック30における正面視幅方向の端部付近でバンド40が電線束10を巻き回して固定する場合に比べて、安定して固定することができる。
また、分岐コマ20を装着した装着箇所の近傍で電線を曲げて枝線Ybが構成されるため、高精度に電線束10の所定位置に装着された分岐コマ20の装着箇所の近傍で曲げた電線で枝線Ybを構成することができる。したがって、電線を曲げる位置をその都度測り、電線を曲げてテープで固定して枝線Ybを構成する場合に比べ、効率よく、高精度で枝線Ybを構成することができる。
また、複数組み付けたコマ付電線束1を外装するプロテクタ100が設けられ、プロテクタ100に分岐コマ20が固定されているため、可撓性を有する電線束10を、高剛性の分岐コマ20で、プロテクタ100に対して正確な位置に固定することができる。また、プロテクタ100から導出される枝線Ybを、正確に所定位置に装着された分岐コマ20の近傍を曲げ点として、正確に曲げて、構成することができる。
また、分岐コマ20は、プロテクタ100の内部において、外部と内部とを区分する縁部の近傍となる、側壁110の下端付近のリブ111に配置されているため、プロテクタ100から正確に枝線Ybを導出することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、この発明の電線束は電線束10に対応し、
以下同様に、
装着部品は分岐コマ20に対応し、
本体部は挟み込ブロック30に対応し、
バンド部はバンド40に対応し、
バックル部はバックル61に対応し、
挟み込み部は第1ブロック31及び第2ブロック32に対応し、
ヒンジ部はヒンジ50に対応し、
枢動軸は枢動軸Lに対応し、
嵌合溝は嵌合凹部36に対応し、
巻き回し空間は巻き回し空間70に対応し、
装着部品付き電線束はコマ付電線束1に対応し、
ワイヤーハーネスはワイヤーハーネスYに対応し、
枝線は枝線Ybに対応し、
外装品はプロテクタ100に対応し、
外装付ワイヤーハーネスはプロテクタ付ワイヤーハーネスXに対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の説明では、断面溝状のプロテクタ100を用いてプロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成したが、角型U字状、L字状、あるいは矩形状のプロテクタを用いてもよいし、コルゲートなどを用いてプロテクタ付ワイヤーハーネスXを構成してもよい。
また上述の説明では、分岐コマ20を構成する第1ブロック31及び第2ブロック32の対向面の両方に嵌合凹部36を設けて装着孔22を構成したが、第1ブロック31及び第2ブロック32の一方に装着孔22を構成する嵌合凹部36を設けてもよい。
さらに、上述の説明では、プロテクタ100に装着したワイヤーハーネスYのうちコマ付電線束1においてプロテクタ100に固定した分岐コマ20の近傍を曲げ点として電線束10をすべて曲げたが、電線束10を構成する複数の電線のうち一部のみを曲げて枝線Ybを構成してもよい。
1,1a,1b,1c…コマ付電線束
10…電線束
20…分岐コマ
30…挟み込ブロック
31…第1ブロック
32…第2ブロック
36…嵌合凹部
40…バンド
50…ヒンジ
61…バックル
70…巻き回し空間
100…プロテクタ
L…枢動軸
X…プロテクタ付ワイヤーハーネス
Y…ワイヤーハーネス
Yb…枝線

Claims (9)

  1. 電線束における長手方向の中間部分に装着する装着部品であり、
    前記電線束を挟み込む、前記電線束より高剛性である本体部と、
    前記電線束を挟み込んだ前記本体部を挟み込方向に締付ける締付け部とが備えられ、
    前記締付け部は、
    前記電線束の外周に巻き付けるバンド部と、
    前記電線束の外周に巻き付けた状態で前記バンド部を固定するバックル部とで構成され、
    前記本体部において、前記長手方向且つ前記挟み込方向に直交する方向の両側に、前記挟み込方向に延びる凹状であり、前記電線束を複数組み付けて構成したワイヤーハーネスを外装する外装品に設けられたリブと嵌合する装着溝が備えられた
    装着部品。
  2. 前記本体部は、
    前記電線束を断面方向の両側から挟み込む一対構成された挟み込み部と、
    一対の前記挟み込み部同士を前記挟み込方向に枢動可能に連結するヒンジ部とで構成された
    請求項1に記載の装着部品。
  3. 一対構成された前記挟み込み部における対向する対向面のうち少なくとも一方に、
    前記ヒンジ部の枢動軸に平行な方向に貫通し、前記電線束が嵌り込む嵌合溝が設けられた
    請求項2に記載の装着部品。
  4. 前記本体部における前記長手方向の中間部分に前記締付け部が配置され、
    前記バンド部は、前記挟み込方向及び前記長手方向に直交する直交方向に沿って延設され、
    前記本体部における前記長手方向の中間部分に、前記バンド部が前記電線束を巻き回す巻き回し空間が形成された
    請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載の装着部品。
  5. 前記電線束の長手方向における所定位置に、
    請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の装着部品が装着された
    装着部品付き電線束。
  6. 請求項5に記載の装着部品付き電線束を複数組み付けて構成した
    ワイヤーハーネス。
  7. 請求項6に記載の前記ワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスを外装する外装品とが設けられ、
    前記外装品に前記装着部品が固定された
    外装付ワイヤーハーネス。
  8. 電線束の長手方向における所定位置に、装着部品が装着された装着部品付き電線束を複数組み付けて構成したワイヤーハーネスと、前記ワイヤーハーネスを外装する外装品とが設けられ、
    前記装着部品は、
    前記電線束を挟み込む、前記電線束より高剛性である本体部と、
    前記電線束を挟み込んだ前記本体部を挟み込方向に締付ける締付け部とが備えられ、
    前記締付け部は、
    前記電線束の外周に巻き付けるバンド部と、
    前記電線束の外周に巻き付けた状態で前記バンド部を固定するバックル部とで構成され、
    前記本体部において、前記長手方向且つ前記挟み込方向に直交する方向の両側に、前記挟み込方向に延びる凹状であり、前記電線束を複数組み付けて構成したワイヤーハーネスを外装する外装品に設けられたリブと嵌合する装着溝が備えられ、
    前記外装品に設けられたリブが前記装着溝に嵌合して、前記外装品に前記装着部品が固定された
    外装付ワイヤーハーネス
  9. 前記電線束の長手方向における所定位置に、請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の装着部品を装着して装着部品付き電線束を構成し、
    複数の前記装着部品付き電線束を組み付けてワイヤーハーネスを構成する
    ワイヤーハーネスの製造方法。
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