JP7460585B2 - 状態判定装置及び状態判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、状態判定装置及び状態判定方法に関する。
近年、サウナの効果に注目がされており、サウナ室、水風呂、外気浴の順に所定回数繰り返すことで、心身ともに整った状態(具体的には、覚醒状態やリラックス状態)になることが知られている。
特開平06-125964号公報
ところで、サウナの使用環境によっては、所定回数サウナ室、水風呂、外気浴を繰り返しても、所望の覚醒状態やリラックス状態にならないケースがある。また、個人差によっても、覚醒状態やリラックス状態に感じ方が異なる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが覚醒状態やリラックス状態になっているかを把握できることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する状態判定部と、前記状態判定部の判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う通知制御部と、を備える、状態判定装置を提供する。
また、前記通知制御部は、前記判定結果に応じた行動を前記ユーザに促す通知を行うこととしてもよい。
また、前記生体情報取得部は、前記ユーザがサウナ室、水風呂、外気浴を繰り返し利用する際の前記生体情報を取得し、前記通知制御部は、前記状態判定部によって前記覚醒状態及び前記リラックス状態になっていないと判定された場合には、前記サウナ室、前記水風呂、前記外気浴の再度の利用を促す通知を行うこととしてもよい。
また、前記通知制御部は、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態の度合いを示す通知を行うこととしてもよい。
また、前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する環境情報取得部を更に備え、前記通知制御部は、前記判定結果に応じて前記環境パラメータの変更を促す通知を行うこととしてもよい。
また、前記環境情報取得部は、前記複数の環境パラメータとして、前記サウナの温度、湿度、利用時間を取得し、前記通知制御部は、前記判定結果に応じて前記温度、前記湿度及び前記利用時間の少なくとも一つの変更を促す通知を行うこととしてもよい。
また、前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する環境情報取得部を更に備え、前記通知制御部は、前記複数の環境パラメータのうちの前記生体情報との相関が大きい一の環境パラメータの変更を促す通知を行うこととしてもよい。
また、前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの脳波の周波数に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定することとしてもよい。
また、前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの心拍数に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定することとしてもよい。
また、前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの脈波の波形に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定することとしてもよい。
また、前記ユーザが前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっている生体情報の基準値を特定している判定モデルを記憶している記憶部を更に備え、前記状態判定部は、前記判定モデルの前記基準値と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報の値とに基づいて、前記ユーザが前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、サウナを利用中のユーザの生体情報を取得するステップと、取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定するステップと、判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行うステップと、を有する、状態判定方法を提供する。
本発明によれば、ユーザが覚醒状態やリラックス状態になっているかを把握できるという効果を奏する。
一の実施形態に係る状態判定装置100によるユーザの状態判定の概要を説明するための模式図である。 ユーザが利用するサウナ1の構成を説明するための模式図である。 状態判定装置100の構成を説明するための模式図である。 生体情報、環境情報、主観情報の取得例を説明するための模式図である。 平均値N及び標準偏差σの算出例を説明するための模式図である。 整い度の割り振り例を説明するための模式図である。 学習処理の流れを説明するためのフローチャートである。 状態判定処理の流れを説明するためのフローチャートである。
<サウナ利用中のユーザの状態判定の概要>
サウナ利用中のユーザの状態判定の概要について、図1を参照しながら説明する。
図1は、一の実施形態に係る状態判定装置100によるユーザの状態判定の概要を説明するための模式図である。ここでは、ユーザUがサウナ1を利用しているものとする。サウナ1の詳細については、後述する。
状態判定装置100は、サウナ1を利用中のユーザUの状態を判定する。例えば、状態判定装置100は、サウナ1を利用中のユーザの心身が整った状態の度合いを示す整い度を判定する。また、状態判定装置100は、ユーザUがリラックス状態及び覚醒状態の少なくとも一方の状態になったかを判定する。状態判定装置100は、以下のような処理を行うことで、ユーザUの状態を判定する。
状態判定装置100は、まず、サウナ1を利用中のユーザUの生体情報を取得する(図1の処理(1))。状態判定装置100は、生体情報として、例えばユーザUの脳波や心拍数等の情報を取得する。
次に、状態判定装置100は、取得した生体情報に基づいて、サウナ1を利用中のユーザUがリラックス状態及び覚醒状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する(図1の処理(2))。例えば、状態判定装置100は、予め学習した判定モデルと、取得した生体情報を比較して、ユーザUがリラックス状態や覚醒状態になっているかを判定する。
次に、状態判定装置100は、判定結果をユーザUに通知する(図1の処理(3))。例えば、状態判定装置100は、リラックス状態や覚醒状態になっていると判定した場合には、その旨を通知する。これにより、サウナ1を利用中のユーザUは、リラックス状態や覚醒状態になっているかを容易に把握できる。
<サウナの構成>
図2は、ユーザが利用するサウナ1の構成を説明するための模式図である。サウナ1は、図2に示すように、サウナ室10と、冷水ユニット20と、外気浴部30を有する。サウナ室10、冷水ユニット20及び外気浴部30は、壁等で区切られている。サウナ1は、ここでは個人で利用可能であるが、複数で利用してもよい。
サウナ室10は、蒸気浴や熱気浴が可能な部屋である。サウナ室10は、所定温度を保つうように区画されており、室内にいるユーザの体を温める。サウナ室10には、例えば、熱せられたサウナストーンが設けられており、サウナストーンに水をかけると蒸気を出し湿度を上げる。
冷水ユニット20は、サウナ室10で体が温まったユーザに冷水を触れさせる部分である。冷水ユニット20は、ここでは水風呂である。ただし、これに限定されず、冷水ユニット20は、シャワーであってもよい。ユーザは、冷水ユニット20の冷水に触れることで、体を冷やす。
外気浴部30は、ユーザが外気浴を行える部屋である。外気浴部30には椅子32が設けられており、ユーザは、椅子32に座って休憩可能である。ユーザが外気浴部30で外気浴を行っている際に、ユーザの生体情報がセンサ等で測定される。
サウナ1において、ユーザは、区画されたサウナ室10、冷水ユニット20、外気浴部30の順に利用する。特に、ユーザは、サウナ室10、冷水ユニット20、外気浴部30の順に複数回(例えば3セット)利用することで、心身ともに整った状態になる。整った状態になると、リラックスし覚醒した状態になりやすい。
<状態判定装置の構成>
状態判定装置100の構成について、図3を参照しながら説明する。
図3は、状態判定装置100の構成を説明するための模式図である。状態判定装置100は、図3に示すように、記憶部110と、制御部120を備える。
記憶部110は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部110は、制御部120が実行するプログラムを記憶している。記憶部110は、サウナ1を利用中のユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっている生体情報の基準値を特定している判定モデルを記憶している。記憶部110は、ユーザ毎に判定モデルを対応づけて記憶している。なお、判定モデルの詳細については、後述する。
制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部120は、記憶部110が記憶しているプログラムを実行することにより、生体情報取得部121、環境情報取得部122、主観情報取得部123、学習部124、状態判定部125、通知制御部126及びパラメータ設定部127として機能する。
生体情報取得部121は、サウナ1を利用中のユーザの生体情報を取得する。生体情報取得部121は、生体情報として例えばユーザの脳波、心拍数、脈波を取得する。脳波は脳波センサで測定され、心拍数は心拍センサで測定され、脈波は脈波センサで測定され、生体情報取得部121は、これらのセンサの測定値を取得する。上記センサは、例えば、ユーザUが身に着けているウェアラブル端末等のユーザ端末に設けられている。生体情報取得部121は、ユーザ端末からユーザを特定するユーザIDと上記センサの測定値とを受信することで、ユーザ毎の生体情報を取得可能である。
生体情報取得部121は、ユーザがサウナ室10、水風呂、外気浴を繰り返し利用する際の生体情報を取得する。すなわち、生体情報取得部121は、ユーザがサウナ室10、冷水ユニット20、外気浴部30を繰り返し利用する際のユーザの生体情報の変化を取得する。なお、生体情報取得部121は、ユーザが外気浴部30で外気浴を行っている際に、ユーザの生体情報を取得する。
環境情報取得部122は、サウナ1の環境情報を取得する。本実施形態では、環境情報取得部122は、ユーザが利用中のサウナ1の環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する。環境情報取得部122は、複数の環境パラメータとして、サウナ1の温度、湿度、ユーザの利用時間を取得する。例えば、環境情報取得部122は、サウナ室10の温度、湿度、利用時間と、冷水ユニット20の温度、湿度、利用時間と、外気浴部30の温度、湿度、利用時間を取得する。
主観情報取得部123は、サウナ1を利用中のユーザのサウナの効果に対する主観情報を取得する。例えば、主観情報取得部123は、ユーザの外気浴中に、例えばウェアラブル端末を介してアンケート形式で取得する。主観情報は、例えば5段階でサウナ利用の効果を評価しうる。
図4は、生体情報、環境情報、主観情報の取得例を説明するための模式図である。図4には、説明の便宜上、ユーザがサウナ室、水風呂、外気浴を3セット利用するうちの1セット目に取得された情報が示されている。環境情報として、サウナ室、水風呂、外気浴を行った際の温度、湿度、利用時間が示されている。主観情報は、外気浴中のユーザの回答が示されている。生体情報として、ここでは、α波成分の大きさと、副交感神経の活動指標であるHFの大きさが示されている。
学習部124は、取得された生体情報、環境情報、主観情報を用いて、サウナ1を利用したユーザの整い度を判定する基準モデルとなる判定モデルを生成するために、学習を行う。学習部124は、例えば、脳波のα波が最大になるような判定モデルや、HFが最大になるような判定モデルを生成する。学習部124は、以下のような処理を行って判定モデルを生成する。
まず、学習部124は、生体情報の平均値及び標準偏差を求める。例えば、学習部124は、α波やHFの平均値Nと、標準偏差σを求める。学習部124は、求めた平均値Nと標準偏差σを用いて、整い度を割り振りする。例えば、学習部124は、N±2σの範囲で、ユーザの整い度を割り振る。学習部124は、生体情報の平均値及び標準偏差と、整い度を割り振った情報とを含む判定モデルを、記憶部110に記憶する。
図5は、平均値N及び標準偏差σの算出例を説明するための模式図である。ここでは、説明の便宜上、過去3回利用した際のサウナ室10の環境パラメータが示されている。学習部124は、α波の平均値Nと標準偏差σを求める。3つのα波の平均値Nは80であり、標準偏差σは18.7である。
また、図5を見ると分かるように、環境パラメータである温度、湿度、利用時間のうちで、温度がα波と相関関係にある。このため、学習部124は、温度を重要環境パラメータとする。また、学習部124は、α波の値が最大となる温度の値(ここでは、100℃)を、重要環境パラメータ値とする。
図6は、整い度の割り振り例を説明するための模式図である。学習部124は、図6に示すように、α波の平均値Nと標準偏差σを用いて整い度を5つの段階に割り振っている。例えば、α波の値が60の場合には、整い度は2である。
状態判定部125は、サウナ1を利用中のユーザの状態を判定する。例えば、状態判定部125は、サウナ1を利用中のユーザの覚醒状態及びリラックス状態の度合いを判定する。本実施形態では、状態判定部125は、生体情報取得部121が取得した生体情報に基づいて、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する。なお、状態判定部125は、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の両方の状態になっているかを判定してもよい。
状態判定部125は、生体情報としてのユーザの脳波の周波数に基づいて、覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定しうる。脳波の種類は、周波数の大きさに応じて、α波、β波等に分類される。人がリラックスした状態でα波が出現されやすく、覚醒した状態ではβ波が出現されやすい。そこで、状態判定部125は、脳波のα波の出現度合いが所定値より多い場合には、ユーザがリラックス状態であると判定し、脳波のβ波の出現度合いが所定値より多い場合には、ユーザが覚醒状態であると判定する。なお、状態判定部125は、脳波のδ波が低下している場合には、ユーザが覚醒状態であると判定してもよい。
状態判定部125は、生体情報としてのユーザの心拍数に基づいて、覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定しうる。通常、人がリラックスした状態では、心拍数が少ないことが知られている。そこで、状態判定部125は、心拍数が所定値よりも低い場合には、リラックス状態や覚醒状態であると判定する。
状態判定部125は、生体情報としてのユーザの脈波の波形に基づいて、覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定しうる。通常、脈波を用いることで、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを分析できる。そして、副交感神経が交感神経よりも優位な状態では、リラックス状態や覚醒状態になりやすい。そこで、状態判定部125は、脈波の波形から副交感神経が優位であると判断した場合には、リラックス状態や覚醒状態であると判定する。
なお、状態判定部125は、血液中のアドレナリンの量に基づいて、ユーザの状態を判定してもよい。アドレナリンは、通常、交感神経が刺激されると血液中の量が増える。そこで、状態判定部125は、アドレナリンの量が所定量よりも多い場合には、覚醒状態であると判定する。
状態判定部125は、記憶部110に記憶された判定モデルの基準値と、生体情報取得部121が取得した生体情報の値とに基づいて、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する。ここでは、状態判定部125は、判定モデルの生体情報の平均値N及び標準偏差σと、取得した生体情報の値とに基づいて、ユーザが覚醒状態やリラックス状態になっているかを判定する。例えば、生体情報としてα波の値が78である場合には、状態判定部125は、図6を参照して、整い度が3であると判定する。
状態判定部125は、判定モデルの重要環境パラメータの値と、サウナ1の実際の環境パラメータの値と比較する。重要環境パラメータがサウナ室10の温度である場合には、状態判定部125は、重要環境パラメータの値と、サウナ室10の実際の温度とを比較する。
通知制御部126は、サウナ1を利用中のユーザに通知を行う。本実施形態では、通知制御部126は、状態判定部125の判定結果に基づいて通知をユーザに行う。例えば、通知制御部126は、ユーザのユーザ端末に判定結果に基づく通知を行い、ユーザ端末の表示部に通知を表示させる。
通知制御部126は、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっていると判定されると、その旨をユーザに通知する。また、通知制御部126は、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の両方の状態になっていると判定されると、サウナ1の利用で整った状態になった旨を通知する。
通知制御部126は、覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態の度合いを示す通知を行ってもよい。これにより、サウナ1を利用中のユーザは、どの程度の覚醒状態やリラックス状態かを容易に把握できる。
通知制御部126は、状態判定部125の判定結果に応じた行動をユーザに促す通知を行う。例えば、通知制御部126は、ユーザが覚醒状態やリラックス状態であると判定された場合には、サウナ1の利用の終了を推奨する通知を行う。
通知制御部126は、状態判定部125によって覚醒状態及びリラックス状態になっていないと判定された場合には、サウナ室10、水風呂、外気浴の再度の利用を促す通知を行う。すなわち、通知制御部126は、覚醒状態又はリラックス状態になるまで、サウナ室10、水風呂、外気浴の利用を促す。
通知制御部126は、判定結果に応じて環境パラメータの変更を促す通知を行ってもよい。すなわち、通知制御部126は、判定結果に応じて温度、湿度及び利用時間の少なくとも一つの変更を促す通知を行う。例えば、通知制御部126は、覚醒状態やリラックス状態の度合いが低い場合には、サウナ室10の利用時間の延長を促す通知を行う。
通知制御部126は、複数の環境パラメータのうちの生体情報との相関が大きい一の環境パラメータの変更を促す通知を行ってもよい。例えば、前述したようにα波の変動とサウナ室10の温度の変動との相関関係が高い場合には、通知制御部126は、サウナ室10の温度の変更を促す通知を行う。
通知制御部126は、状態判定部125によって判定モデルの重要環境パラメータの値と実際のパラメータ値とに差がある場合には、差を無くすような行為をユーザに促す通知を行う。例えば、重要環境パラメータである温度の重要環境パラメータ値(ここでは、100℃)に対して、取得したサウナ室10の温度が90℃である場合には、通知制御部126は、サウナ室10の温度を上げるようにユーザに通知を行う。
パラメータ設定部127は、サウナ1の環境パラメータを設定する。パラメータ設定部127は、状態判定部125の判定結果に基づいて、サウナ1の環境パラメータを再設定する。例えば、パラメータ設定部127は、重要環境パラメータである温度の重要環境パラメータ値(ここでは、100℃)に対して、取得したサウナ室10の温度が90℃である場合には、サウナ室10の温度を100℃に設定する。
<学習処理の流れ>
状態判定処理に用いる判定モデルを生成して記憶する学習処理の流れについて、図7を参照して説明する。なお、判定モデルは、ユーザ毎に生成されるが、以下では一のユーザの判定モデルを例に挙げて説明する。
図7は、学習処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここでは、ユーザは、サウナ1のサウナ室10、水風呂、外気浴を3セット行うものとする。
まず、生体情報取得部121は、サウナ1を利用中のユーザの生体情報を取得する(ステップS102)。例えば、生体情報取得部121は、生体情報としてユーザの脳波や心拍数等の測定値を取得する。この際、生体情報取得部121は、生体情報の測定時刻と共に、測定値を取得する。
次に、環境情報取得部122は、ユーザが利用中のサウナ1の環境パラメータを取得する(ステップS104)。例えば、環境情報取得部122は、サウナ1(具体的には、サウナ室10、冷水ユニット20、外気浴部30)の温度、湿度、利用時間(滞在時間)を取得する。
次に、主観情報取得部123は、ユーザの主観情報を取得する(ステップS106)。例えば、主観情報取得部123は、ユーザが外気浴部30で外気浴を行っている際に、ユーザの主観情報を取得する。取得された主観情報は、生体情報及び環境情報と共に、セット毎に関連付けて記憶される。なお、ステップS102~S106の順番は上記に限定されず、例えば、ステップS106の処理後にステップS104の処理を行ってもよい。
次に、学習部124は、取得した生体情報、環境パラメータ及び主観情報に基づいて、判定モデルを生成する(ステップS108)。例えば、学習部124は、重要環境パラメータを特定し、整い度を割り振る(図6参照)。
次に、学習部124は、生成した判定モデルを記憶部110に記憶させる(ステップS110)。この際、学習部124は、ユーザ毎の判定モデルを記憶部110に記憶させる。これにより、ユーザ毎の状態判定が可能となる。なお、判定モデルは、ユーザがサウナ1を利用する度に更新される。
<状態判定処理の流れ>
サウナ1を利用中のユーザの状態判定処理の流れについて、図8を参照しながら説明する。
図8は、状態判定処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここでは、学習処理によって該当するユーザの判定モデルが記憶部110に記憶されているものする。
まず、生体情報取得部121は、サウナ1を利用中のユーザの生体情報を取得する(ステップS202)。例えば、生体情報取得部121は、生体情報としてユーザの脳波や心拍数等の測定値を取得する。この際、生体情報取得部121は、生体情報の測定時刻と共に、測定値を取得する。
次に、環境情報取得部122は、ユーザが利用中のサウナ1の環境パラメータを取得する(ステップS204)。例えば、環境情報取得部122は、サウナ1(具体的には、サウナ室10、冷水ユニット20、外気浴部30)の温度、湿度、ユーザの利用時間を取得する。
次に、状態判定部125は、取得した生体情報を用いて、サウナ1を利用中のユーザの状態判定を行う(ステップS206)。例えば、状態判定部125は、記憶部110に記憶された判定モデルと、取得した生体情報とを用いて、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する。
次に、通知制御部126は、ユーザの状態判定の結果に基づいてユーザに通知を行う(ステップS208)。すなわち、通知制御部126は、サウナ1を利用中のユーザに、状態判定の結果を通知する。これにより、ユーザは、自身が覚醒状態やリラックス状態になっているかを把握できる。また、ユーザは、整い度合いを把握でき、サウナ1の利用を継続するかを判断できる。
次に、パラメータ設定部127は、サウナ1の環境パラメータの再設定を行う(ステップS210)。例えば、パラメータ設定部127は、サウナ1の実際の環境パラメータの値が、重要環境パラメータの値と乖離がある場合には、重要環境パラメータの値になるように実際の環境パラメータの値を設定する。
<本実施形態における効果>
上述した実施形態の状態判定装置100は、サウナ1を利用中のユーザの生体情報に基づいて、ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定し、判定結果に基づいてユーザに通知を行う。
このように通知を行うことで、サウナ1を利用中のユーザは、自身が覚醒状態やリラックス状態になっているか否かを把握できる。例えば、ユーザは、サウナ1のサウナ室10、水風呂、外気浴を所定回数(例えば、3セット)行った際に覚醒状態やリラックス状態になったかを把握できる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 サウナ
10 サウナ室
20 冷水ユニット
30 外気浴部
100 状態判定装置
110 記憶部
121 生体情報取得部
122 環境情報取得部
125 状態判定部
126 通知制御部

Claims (13)

  1. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う通知制御部と、
    を備え
    前記生体情報取得部は、前記ユーザがサウナ室、水風呂、外気浴を繰り返し利用する際の前記生体情報を取得し、
    前記通知制御部は、前記状態判定部によって前記覚醒状態及び前記リラックス状態になっていないと判定された場合には、前記サウナ室、前記水風呂、前記外気浴の再度の利用を促す通知を行う、状態判定装置。
  2. 前記通知制御部は、前記判定結果に応じた行動を前記ユーザに促す通知を行う、
    請求項1に記載の状態判定装置。
  3. 前記通知制御部は、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態の度合いを示す通知を行う、
    請求項1又は2に記載の状態判定装置。
  4. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う通知制御部と、
    前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する環境情報取得部と、
    を備え、
    前記通知制御部は、前記判定結果に応じて前記環境パラメータの変更を促す通知を行う、
    態判定装置。
  5. 前記環境情報取得部は、前記複数の環境パラメータとして、前記サウナの温度、湿度、利用時間を取得し、
    前記通知制御部は、前記判定結果に応じて前記温度、前記湿度及び前記利用時間の少なくとも一つの変更を促す通知を行う、
    請求項に記載の状態判定装置。
  6. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う通知制御部と、
    前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する環境情報取得部と、
    を備え、
    前記通知制御部は、前記複数の環境パラメータのうちの前記生体情報との相関が大きい一の環境パラメータの変更を促す通知を行う、
    態判定装置。
  7. 前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの脳波の周波数に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の状態判定装置。
  8. 前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの心拍数に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態となっているかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の状態判定装置。
  9. 前記状態判定部は、前記生体情報としての前記ユーザの脈波の波形に基づいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の状態判定装置。
  10. 前記ユーザが前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっている生体情報の基準値を特定している判定モデルを記憶している記憶部を更に備え、
    前記状態判定部は、前記判定モデルの前記基準値と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報の値とに基づいて、前記ユーザが前記覚醒状態及び前記リラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の状態判定装置。
  11. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する第1ステップと、
    取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する第2ステップと、
    判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う第3ステップと、
    を有し、
    前記第1ステップにおいて、前記ユーザがサウナ室、水風呂、外気浴を繰り返し利用する際の前記生体情報を取得し、
    前記第3ステップにおいて、前記覚醒状態及び前記リラックス状態になっていないと判定された場合には、前記サウナ室、前記水風呂、前記外気浴の再度の利用を促す通知を行う、状態判定方法。
  12. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する第1ステップと、
    取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する第2ステップと、
    判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う第3ステップと、
    前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する第4ステップと、
    を有し、
    前記第3ステップにおいて、前記判定結果に応じて前記環境パラメータの変更を促す通知を行う、状態判定方法。
  13. サウナを利用中のユーザの生体情報を取得する第1ステップと、
    取得した前記生体情報に基づいて、前記ユーザが覚醒状態及びリラックス状態の少なくとも一方の状態になっているかを判定する第2ステップと、
    判定結果に基づいて通知を前記ユーザに行う第3ステップと、
    前記ユーザが利用中の前記サウナの環境状況を設定している複数の環境パラメータを取得する第4ステップと、
    を有し、
    前記第3ステップにおいて、前記複数の環境パラメータのうちの前記生体情報との相関が大きい一の環境パラメータの変更を促す通知を行う、状態判定方法。
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