JP7457215B1 - 梱包構造 - Google Patents

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Abstract

開示の梱包構造(5)は、部品(4)が収容される箱(1)と、箱(1)の内部に設置されて部品(4)を保持する保持部材(2)とを備える。保持部材(2)は、部品(4)が挿入される第一開口部が形成されて箱(1)の底面(10)側に配置される下面部(21)と、部品(4)が挿入される第二開口部が形成されて下面部(21)の上方に配置される上面部(22)と、下面部(21)及び上面部(22)を上下方向に接続する第一側面部(23)とを有する。保持部材(2)は、第一側面部(23)と下面部(21)と上面部(22)との各境界を折り曲げて形成されるとともに、各境界の折り曲げ方向に応じて互いに鏡面対称となる二種類の三次元形状に形成される。

Description

本発明は、部品の梱包構造に関する。
従来、工場や製作所で製造された部品を倉庫や場外等へ搬送する際には、部品を収納するための梱包箱が用いられている。一般的な梱包箱の内部には、部品を安定的に保持しつつ搬送時の振動や衝撃から部品を保護するための保護構造が設けられる。保護構造の具体例としては、複数の段ボール板を井桁状に組み合わせた縦仕切り構造や、皿状のトレイに部品が挿入される開口部を形成してなるトレイ差し込み構造などが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許第2913259号公報 中国実用新案公告第205256837号明細書
上記の先行技術文献に係る縦仕切り構造では、複数の段ボール板の切り込みを互いに係合させて井桁状に組み合わせなければならず、梱包作業の段取りにかかる労力や時間が増加しやすい。また、部品の保護性を高めつつ段ボール板の使用数を削減することが難しく、梱包コストや梱包重量の面で不利になりやすい。一方、上記の先行技術文献に係るトレイ差し込み構造によれば、複数の段ボール板を井桁状に組み合わせる必要がなく、縦仕切り構造と比較して梱包作業性が改善されうるとともに、梱包コストや梱包重量が削減されうる。
しかしながら、各部品に適合する形状の開口部を予めトレイに形成しておく必要があるため、梱包対象となる部品の種類が複数ある場合に作業効率が低下しやすく、梱包コストも上昇しやすいという課題がある。例えば、三次元形状が互いに鏡面対称となる二種類の部品が梱包対象であるとすれば、各々の部品に適したトレイを個別に用意しなければならず、梱包コストが上昇する。また、各々のトレイに対して正しい種類の部品を差し込んで固定する必要があるため、梱包作業の段取りにかかる労力や時間が増加する。
本件の目的の一つは、上記のような課題に照らして創案されたものであり、部品の梱包に係る作業性及びコストを改善できるようにした梱包構造を提供することである。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
開示の梱包構造は、以下に開示する態様(適用例)として実現でき、上記の課題の少なくとも一部を解決する。態様2以降の各態様は、何れもが付加的に適宜選択されうる態様であって、何れもが省略可能な態様である。態様2以降の各態様は、何れもが本件にとって必要不可欠な態様や構成を開示するものではない。
態様1.開示の梱包構造は、部品が収容される箱と、前記箱の内部に設置されて前記部品を保持する保持部材とを備える。前記保持部材は、前記部品が挿入される第一開口部が形成されて前記箱の底面側に配置される下面部と、前記部品が挿入される第二開口部が形成されて前記下面部の上方に配置される上面部と、前記下面部及び前記上面部を上下方向に接続する第一側面部とを有する。前記保持部材は、前記第一側面部と前記下面部と前記上面部との各境界を折り曲げて形成されるとともに、前記各境界の折り曲げ方向に応じて互いに鏡面対称となる二種類の三次元形状に形成される。
態様2.上記の態様1において、前記保持部材が、前記第一側面部とは別個に設けられて前記下面部と前記上面部との間を上下方向に接続する第二側面部を有することが好ましい。また、前記保持部材が、前記第一側面部と前記第二側面部と前記下面部と前記上面部との各境界を折り曲げて矩形筒状に形成されることが好ましい。
態様3.上記の態様1又は2において、前記上面部が、直線状に切り込まれてなる第一スリットを有することが好ましい。また、前記梱包構造が、前記下面部に当接するように前記第一スリットに差し込まれて前記保持部材を補強する仕切り板を備えることが好ましい。
態様4.上記の態様3において、前記仕切り板が、直線状に切り込まれてなる第二スリットを有することが好ましい。また、前記上面部のうち前記第一スリットを延長した部分が、前記第二スリットに差し込まれて固定され、前記仕切り板のうち前記第二スリットを延長した部分が、前記第一スリットに差し込まれて固定されることが好ましい。
態様5.上記の態様4において、前記仕切り板が、前記上面部の一端側から差し込まれる第一仕切り板と、前記上面部の他端側から差し込まれる第二仕切り板とを有することが好ましい。また、前記第一仕切り板における前記他端側の端辺と前記第二仕切り板における前記一端側の端辺との間に、所定の隙間が設けられることが好ましい。
態様6.上記の態様2を含む態様において、前記保持部材が、凹凸部を有することが好ましい。前記凹凸部は、前記保持部材の折り曲げ状態における前記第二側面部と前記上面部又は前記下面部との近接箇所に設けられるとともに前記第二側面部と前記上面部又は前記下面部とを嵌合させる凹凸形状に形成されることが好ましい。
態様7.上記の態様1を含む態様において、前記保持部材が段ボールシートからなり、当該段ボールシートの紙巾方向が前記各境界の延在方向に対して平行であることが好ましい。
態様8.上記の態様3を含む態様において、前記仕切り板が段ボールシートからなり、当該段ボールシートの紙巾方向が上下方向になる向きで前記仕切り板が前記上面部に取り付けられることが好ましい。
開示の梱包構造によれば、上面部及び下面部の二層で部品を保持することで、安定的に部品を固定でき、部品の保持性能や保護性能を改善できる。また、折り曲げ方向を変化させることで保持部材がリバーシブルになり、部品の梱包に係る作業性及びコストを改善できる。
実施例としての梱包構造を説明するための分解斜視図である。 図1の保持部材の折り曲げ前の状態を示す斜視図(展開図)である。 図2の保持部材の折り曲げ後の状態を示す斜視図である。 図2の保持部材の折り曲げ後の状態を示す斜視図である。 (A)は図3の保持部材の上面図、(B)は図4の保持部材の上面図である。 図1の仕切り板の側面図である。 部品が収納された箱の上面図である。 図7のA-A断面図である。 図7のB-B断面図である。 (A),(B)は変形例としての保持部材を示す斜視図である。
[1.構成]
以下、実施例としての梱包構造5を説明する。本梱包構造5の適用対象となる部品の種類は不問とされ、例えば各種のモータ,駆動ユニット,変速機,歯車,接続ケーブル,コントローラ,センサ,これらを含むアセンブリーユニット等が挙げられる。本件では、減速機付きのモータ4を収容するための梱包構造5を例示する。このモータ4は、例えば、車載電装品,産業用機械,精密機器,事務機器,家電機器,工具,玩具,模型などの駆動源として使用される減速機付きの直流小型電動機である。
(A)モータ
図8に示すように、本梱包構造5の適用対象となる部品の一例としてのモータ4には、モータ部41と減速機部43とが設けられる。モータ部41は、回転動力を生成する部位である。モータ部41は、図示しないロータ及びステータをモータハウジングに内蔵させた構造を持ち、例えば円筒状に形成される。モータ部41の近傍には、ワイヤハーネスを接続するためのコネクタ部46が設けられる。ロータを回転駆動するための電力や制御信号は、ワイヤハーネスを介してモータ部41に送給される。
モータ部41の端部には、突出部42が設けられる。突出部42とは、ロータのシャフト端部やベアリング(シャフトをモータハウジングに対して回動可能に支承するベアリング)が内蔵される部分である。突出部42は、ロータの回転軸に対応する位置(円筒の端面)に配置され、モータハウジングの外側に向かって突設される。本件のモータ4は、突出部42が下向きになる姿勢で梱包される。
減速機部43は、モータ部41で生成された回転動力を減速して出力軸44に出力する部位である。減速機部43は、図示しない減速機構(歯車)を減速機ケースに内蔵させた構造を持ち、例えば扁平な円筒状(円盤状)に形成される。出力軸44や減速機構は、図示しないベアリングを介して減速機ケースに対して回動自在に支持される。出力軸44は、減速機構の回転軸に対応する位置(筒軸部分)に配置され、減速機ケースの外側に向かって延設される。また、減速機部43の外周面には複数の取付脚45が膨設される。取付脚45は、モータ4をその取付対象に固定するための固定具(ボルト,ナット,ビス,リベット,クリップ等)が取り付けられるボス状の部位である。
本件の梱包構造5は、図8に示す形状のモータ4だけでなく、三次元形状がこれとは鏡面対称のモータ4にも対応可能な構造を有する。ここで、図8に示す形状のモータ4を「L型のモータ4」と呼び、鏡面対称形状のものを「R型のモータ4」と呼ぶ。本件では、減速機部43を出力軸44側から見て突出部42をモータ部41の下方に向けた場合に、全体形状がアルファベットのqに似た形状になるものがL型のモータ4であり、全体形状がアルファベットのpに似た形状になるものがR型のモータ4である。
(B)箱
図1は、モータ4が収容される梱包構造5の分解斜視図である。この梱包構造5は、箱1と保持部材2と仕切り板3とを備える。保持部材2及び仕切り板3は、モータ4が収容された箱1の搬送時におけるモータ4のがたつきや移動を抑えて安定的に支持するとともに、モータ4へ作用しうる外力を緩和するためのサポート部材であり、段ボールシートから形成される。ここでいう段ボールシートには、シート状に形成された紙段ボールやプラスチック段ボールなどが含まれる。また、箱1は、モータ4を搬送する上で梱包全体の重量や形状安定性が良好となる材料で形成すればよく、例えば段ボールシートから形成してもよいし、他の材料から形成してもよい。
箱1は、上面が開放された扁平な直方体状の容器(引き出し状の内装箱,カートン)である。箱1は、箱底面10とこれを囲む四つの外周辺の各々から上方に立設される四つの箱側面11~14とを有する。図1に示す例では、第一箱側面11と第二箱側面12との間の寸法(幅)がWであり、第三箱側面13と第四箱側面14との間の寸法(奥行き)がDであり、内法高さがHである。対向する一対の箱側面13,14には、手作業による箱1の運びやすさを考慮して手掛け穴が形成されている。また、箱1の内部には保持部材2が設置され、その上にモータ4が収容される。図1に示す箱1は、二十四個のモータ4を収容可能である。モータ4が収容された箱1は、例えばパレット上で複数段に積層された状態で搬送され、あるいは図示しない他の外箱の中に複数収納された状態で搬送される。
(C)保持部材
保持部材2は、箱1の内部に設置されてモータ4を保持する部材であり、段ボールシート(長方形状の板部材)を折り曲げて形成される。図2は、保持部材2の折り曲げ前の状態を示す斜視図(展開図)である。本件の保持部材2は、下面部21,上面部22,第一側面部23,第二側面部24を有し、これらの各境界20を折り曲げることで矩形の筒状に形成される。ただし、第二側面部24は省略してもよい。
下面部21は、箱底面10側に配置される平面状の部位である。下面部21には、複数の第一開口部61が形成される。第一開口部61は、モータ4の突出部42が挿入されて突出部42を係止する孔であり、箱1の内部に収容されたモータ4の下端部近傍を支持するように機能する。本件の下面部21は、保持部材2が箱1の内部に設置されたときに、箱底面10に対して面接触するように設けられる。第一開口部61の深さ(下面部21の厚み)は、例えば突出部42の突出長さと同程度に設定してもよいし、突出部42の突出長さよりも小さい寸法にしてもよい。
図2中に示す寸法Wは、保持部材2が箱1の内部に設置されたときに、第四箱側面14に近接する下面部21の端辺の寸法(幅)である。この寸法Wは、箱1の幅Wに対応する寸法(例えば、ほぼ同一の寸法や若干小さい寸法)に設定される。同様に、図2中に示す寸法Dは、保持部材2が箱1の内部に設置されたときに、第二箱側面12に近接する下面部21の端辺の寸法(奥行き)である。この寸法Dは、箱1の奥行きDに対応する寸法(例えば、ほぼ同一の寸法や若干小さい寸法)に設定される。
上面部22は、保持部材2を折り曲げた後の状態において、下面部21の上方に配置される平面状の部位である。上面部22の輪郭形状は、保持部材2を折り曲げた後の状態での上面視において下面部21に対応する形状(ほぼ同一の形状)とされる。上面部22には、複数の第二開口部62が形成される。第二開口部62は、モータ部41及びコネクタ部46が挿入される孔であり、箱1の内部に収容されたモータ4の上下方向中央部付近を支えるように機能する。なお、比較的重量が大きいモータ部41は、第二開口部62にしっかりと嵌合させて固定することが好ましい。一方、比較的重量が小さいコネクタ部46は、第二開口部62に緩嵌させてもよいし、接触させなくてもよい。
第一側面部23は、保持部材2を折り曲げた後の状態において、下面部21及び上面部22を上下方向に接続する平面状の部位である。第一側面部23と下面部21との境界20は直線状であり、第一側面部23と上面部22との境界20も直線状であって、これらの境界20は平行に配置される。図2中に示す寸法Hは下面部21と上面部22との離隔寸法に相当し、箱1の内法高さHよりも小さく設定される。本件の第一側面部23は、保持部材2が箱1の内部に設置されたときに、第三箱側面13又は第四箱側面14に対して面接触するように設けられる。なお、保持部材2を構成する段ボールシートの紙巾方向(フルート目方向)は、好ましくは各境界20の延在方向に対して平行とされる。
第二側面部24は、第一側面部23とは別個に設けられる部位であり、保持部材2を折り曲げた後の状態において下面部21及び上面部22を上下方向に接続する平面状の部位である。第二側面部24は、保持部材2を折り曲げる前の状態においては、例えば下面部21又は上面部22を挟んで第一側面部23とは反対側の位置に設けられる。図2に示す第二側面部24は、上面部22を挟んで第一側面部23とは反対側の位置に配置されている。上面部22と第二側面部24との境界20は直線状であり、第一側面部23と上面部22との境界20に対して平行に配置される。第二側面部24の幅(H)は、第一側面部23の幅(H)とほぼ同一の寸法である。
下面部21,上面部22,第一側面部23,第二側面部24の境界20には、板面を折り曲げやすくするための切り込み66やミシン目67が形成されうる。切り込み66は、例えば裏表を貫通するように境界20に沿って断続的なライン状に形成される。ミシン目67は、例えば切り込み66よりも短いピッチで境界20に沿って断続的なライン状に形成される。なお、ミシン目67は、裏表を貫通する深さで形成されてもよいし、裏表を貫通しない程度の深さで打刻されてもよい。また、ミシン目67は裏表何れかの片面に打刻されてもよいし、裏表両面に打刻されてもよい。
上記の保持部材2はリバーシブルになっており、図2に示す各境界20の折り曲げ方向に応じて、互いに鏡面対称となる二種類の三次元形状に形成される。例えば、図2に示す三本の境界20を90°ずつ谷折りにすると、図3に示す形状の保持部材2が完成する。図3に示す保持部材2は、図2中の下面部21の上面側と上面部22の上面側とが向かい合わせになるように、各境界20を折り曲げて形成されたものである。この保持部材2の第一開口部61及び第二開口部62には、L型のモータ4が保持される。一方、図2に示す三本の境界20を90°ずつ山折りにすると、図4に示す形状の保持部材2が完成する。図4に示す保持部材2は、図2中の下面部21の下面側と上面部22の下面側とが向かい合わせになるように、各境界20を折り曲げて形成されたものである。この保持部材2の第一開口部61及び第二開口部62には、R型のモータ4が保持される。
図5(A)は図3に示す保持部材2の上面図であり、図5(B)は図4に示す保持部材2の上面図である。何れの保持部材2においても、第一開口部61は、上面視で第二開口部62の内側に位置する。また、第一開口部61及び第二開口部62のレイアウトは、上面視で線対称であって、三次元的には鏡面対称となっている。これにより、三次元形状が鏡面対称である二種類のモータ4が、各々の保持部材2に収容されて安定的に保持されるようになっている。
図2~図4に示すように、上面部22には、仕切り板3を差し込み固定するための第一スリット63が設けられる。第一スリット63は、上面部22を囲む四辺のうち、第一側面部23及び第二側面部24が接続されない二辺から上面部22の内側に向かって直線状に切り込まれて形成される。図2中に示す寸法Lは、第一スリット63の長さである。本件では、四本の第一スリット63が設けられる。これらのうちの二本は、第一箱側面11に近接する上面部22の端辺から切り込まれて形成され、残りの二本は、第二箱側面12に近接する上面部22の端辺から切り込まれて形成される。後者の二本は、それぞれが前者の二本のそれぞれの延長線上に配置される。
保持部材2の任意の位置には、折り曲げ作業時における保持部材2の向きや表裏を判別するための目印となる面取り部64が設けられる。図2に示す例では、下面部21の端部角を切り欠いた形状の面取り部64が形成されている。保持部材2の折り曲げ作業時には、例えば面取り部64が作業者から見て右側かつ手前側に位置するように保持部材2を横向きに配置した状態で、各境界20を谷折りにすることで、図3に示す形状の保持部材2を製造できる。また、図4に示す形状の保持部材2を製造する場合には、例えば面取り部64が作業者から見て左側かつ手前側に位置するように保持部材2を横向きに配置した状態で、各境界20を谷折りにすればよい。このように、面取り部64を目印にすることで、折り曲げ作業のミスが防止される。
図2,図3に示すように、保持部材2の折り曲げ状態における第二側面部24と下面部21との近接箇所には、凹凸部65が設けられる。凹凸部65は、第二側面部24と下面部21とを嵌合させる凹凸形状に形成される。例えば、下面部21側の凹凸部65は下面部21の端辺から第二側面部24の板厚分だけ飛び出した形状に形成され、第二側面部24側の凹凸部65は下面部21の板厚分だけへこんだ形状に形成される。このような凹凸部65を設けることで、保持部材2を折り曲げたときの形状安定性が向上する。なお、下面部21側の凹凸部65の形状は、第二側面部24側の凹凸部65の形状に対して完全に対応するものでなくてもよく、例えば適度に係合する形状にしてもよい。
(D)仕切り板
図1に示すように、各々の第一スリット63には、仕切り板3が取り付けられる。仕切り板3は、保持部材2を補強するための板部材であり、下面部21に当接するように第一スリット63に差し込まれて固定される。ここで、上面部22における第一箱側面11側に位置する第一スリット63に差し込まれる仕切り板3を第一仕切り板31とし、上面部22における第二箱側面12側に位置する第一スリット63に差し込まれる仕切り板3を第二仕切り板32とする。第一仕切り板31及び第二仕切り板32は、互いに鏡面対称形状である。第一仕切り板31は上面部22の一端側(例えば第一箱側面11側)から差し込み固定され、第二仕切り板32は上面部22の他端側(例えば第二箱側面12側)から差し込み固定される。
図6は、仕切り板3(第一仕切り板31,第二仕切り板32)の側面図である。仕切り板3には、第二スリット33が設けられる。第二スリット33は、仕切り板3が上面部22に差し込み固定された状態において、上面部22の内側に位置する仕切り板3の端辺から上面部22の外側に向かって直線状に切り込まれて形成される。図6中に示す寸法Lは第二スリット33の長さであり、寸法Wは仕切り板3の長さ(幅)である。本件では、W=L+Lが成立するように、W,L,Lの各寸法が設定される。
上面部22のうち第一スリット63を延長した部分は、仕切り板3の第二スリット33に差し込まれて固定される。同様に、仕切り板3のうち第二スリット33を延長した部分は、上面部22の第一スリット63に差し込まれて固定される。これにより、仕切り板3と上面部22とが互いに部分的に挟み合う構造となり、保持部材2の剛性や形状安定性が向上する。なお、仕切り板3を構成する段ボールシートの紙巾方向(フルート目方向)は、好ましくは仕切り板3が上面部22に差し込み固定された状態での上下方向とされる。
図6中に示す寸法Hは、仕切り板3の高さである。この寸法Hは、箱1の内法高さHに対応する寸法(例えば、ほぼ同一の寸法や若干小さい寸法)に設定される。また、図6中に示す寸法Hは、仕切り板3の下辺から第二スリット33までの高さ方向の距離である。この寸法Hは、第一側面部23,第二側面部24の幅Hに対応する寸法(例えば、ほぼ同一の寸法や若干小さい寸法)に設定される。
図6に示すように、上面部22に第一仕切り板31と第二仕切り板32とが差し込み固定された状態において、第一仕切り板31と第二仕切り板32との間には、所定の隙間が形成される。図6中の寸法Cはこの隙間の寸法である。隙間を設けることで、隣接する第一仕切り板31と第二仕切り板32との干渉が防止され、各々の仕切り板3を上面部22に対して深く確実に差し込み固定することが可能となる。本件では、W=C+2Wが成立するように、C,W,Wの各寸法が設定される。各々の仕切り板3の端辺のうち隙間とは反対側の端辺は、箱1の第一箱側面11,第二箱側面12に接触した状態となる。第一仕切り板31は、第一箱側面11と保持部材2との間に挟まれて安定的に固定され、第二仕切り板32は、第二箱側面12と保持部材2との間に挟まれて安定的に固定される。
[2.収容状態]
図7は、L型のモータ4が収納された箱1の上面図である。この図中のモータ4は、横方向(行方向)に三つ、縦方向(列方向)に八つ並ぶように収納される。図中で上から数えて奇数行目に含まれるモータ4は、出力軸44が第一箱側面11を向くように、図中下向きの姿勢で収納される。一方、図中で上から数えて偶数行目に含まれるモータ4は、出力軸44が第二箱側面12を向くように、図中上向きの姿勢で(奇数行目に含まれるモータ4を水平方向に180°回転させた姿勢で)収納される。このように、同一形状の部品を向かい合わせにして対をなすように配置することで、空間容積率(箱1の容積に対する部品体積の割合)が増加する。
図8は、図7のA-A断面図であり、図9は、図7のB-B断面図である。図中の黒矢印は、箱1及び保持部材2がモータ4を支える支持力を表す。モータ4のモータ部41は、第二開口部62の端面によって水平方向に支持されるとともに、その上部で第三箱側面13,第四箱側面14,仕切り板3によって水平方向に支持される。一方、モータ部41の下端部に位置する突出部42は、箱底面10によって垂直方向に支持されるとともに、第一開口部61の端面によって水平方向に支持される。このように、重心に近いモータ部41をほぼ鉛直に配置して、下面部21によるモータ4の支持点と上面部22によるモータ4の支持点とを上下に並べることで、横揺れに対するモータ4の安定性が向上する。
モータ4の減速機部43において、その外周面に設けられる取付脚45は、第三箱側面13,第四箱側面14,仕切り板3によって水平方向に支持される。このように、重心から離隔している取付脚45を支持することで、モータ4の倒れ変位が効果的に抑制され、横揺れに対するモータ4の安定性がさらに向上する。また、図8に示すように、横方向(行方向)に隣接するモータ4の取付脚45によって仕切り板3が挟み込まれる状態となるため、仕切り板3の固定状態が堅固となり、横揺れに対するモータ4の安定性がさらに向上する。
[3.効果]
(1)上記の梱包構造5は、モータ4が収容される箱1と、箱1の内部に設置されてモータ4を保持する保持部材2とを備える。保持部材2は、モータ4が挿入される第一開口部61が形成されて箱底面10側に配置される下面部21と、モータ4が挿入される第二開口部62が形成されて下面部21の上方に配置される上面部22と、下面部21及び上面部22を上下方向に接続する第一側面部23とを有する。また、保持部材2は、第一側面部23と下面部21と上面部22との各境界20を折り曲げて形成されるとともに、各境界20の折り曲げ方向に応じて互いに鏡面対称となる二種類の三次元形状に形成される。
このように、下面部21及び上面部22の二層でモータ4を保持することで、モータ4を安定的に固定でき、モータ4の保持性能や保護性能を改善できる。また、各境界20の折り曲げ方向を変化させることで、互いに鏡面対称となる二通りの構造(リバーシブル構造)を容易に実現できる。これにより、三次元形状が鏡面対称である二種類の部品に対応する梱包構造5を容易に実現でき、例えば一つの保持部材2をL型のモータ4にもR型のモータ4にも対応させることができる。したがって、部品の梱包に係る作業性及びコストを改善できる。さらに、二通りの梱包構造を実現するための手順が極めて容易であり、保持部材2の組み立て作業時に境界20の折り曲げ方向を変化させるだけで済む。これにより、梱包に係る作業性やコストパフォーマンスをさらに向上させることができる。
(2)上記の梱包構造5では、図2に示すように、保持部材2が第二側面部24を有する。第二側面部24は、第一側面部23とは別個に設けられて下面部21と上面部22との間を上下方向に接続する。また、保持部材2は、第一側面部23と第二側面部24と下面部21と上面部22との各境界20を折り曲げて矩形筒状に形成される。このように、保持部材2に第二側面部24を設けることで、保持部材2を矩形筒状にして剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能を改善できる。また、この効果は二通りのリバーシブル構造のどちらであっても獲得可能であり、言い換えれば、リバーシブル構造を成立させつつ保持部材2の剛性や形状安定性を改善できる。
(3)図2に示すように、上面部22は、直線状に切り込まれてなる第一スリット63を有する。また、上記の梱包構造5は、下面部21に当接するように第一スリット63に差し込まれて保持部材2を補強する仕切り板3を備える。このように、上面部22の第一スリット63に仕切り板3を差し込んで補強することで、保持部材2の剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能を改善できる。また、仕切り板3を箱1の内部で縦方向の荷重に対する突っ張り壁として機能させることができる。これにより、例えば箱1を上下に積み重ねたとしても、下の箱1が潰れにくくなる。したがって、モータ4の保持性能や保護性能をさらに改善できる。
(4)図6に示すように、仕切り板3は、直線状に切り込まれてなる第二スリット33を有する。また、上面部22のうち第一スリット63を延長した部分が、第二スリット33に差し込まれて固定され、仕切り板3のうち第二スリット33を延長した部分が、第一スリット63に差し込まれて固定される。このように、仕切り板3の第二スリット33に上面部22を差し込んで補強することで、仕切り板3の剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能をさらに改善できる。また、仕切り板3が上面部22の板厚方向の変形を抑制し、上面部22が仕切り板3の板厚方向の変形を抑制することから、相乗効果として保持部材2の剛性や形状安定性を高めることができる。
(5)図6に示すように、仕切り板3は、上面部22の一端側から差し込まれる第一仕切り板31と、上面部22の他端側から差し込まれる第二仕切り板32とを有する。また、これらの仕切り板3が上面部22に差し込み固定された状態において、第一仕切り板31における他端側の端辺と第二仕切り板32における一端側の端辺との間には、所定の隙間が設けられる。これにより、仕切り板3同士の干渉を防止でき、各々の仕切り板3と上面部22との固定状態を安定させることができる。したがって、モータ4の保持性能や保護性能をさらに改善できる。
(6)図2に示すように、保持部材2は、凹凸部65を有する。凹凸部65は、保持部材2の折り曲げ状態における第二側面部24と下面部21との近接箇所に設けられ、第二側面部24と下面部21とを嵌合させる凹凸形状に形成される。このような凹凸部65を設けることで、折り曲げ状態における保持部材2の剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能をさらに改善できる。
(7)上記の保持部材2は段ボールシートで形成され、その紙巾方向(フルート目方向)が各境界20の延在方向に対して平行になっている。このような構成により、フルートの目に沿って容易に境界20を折り曲げることができ、保持部材2の組み立てに係る作業性を改善できる。
(8)上記の仕切り板3は段ボールシートで形成され、その紙巾方向(フルート目方向)が上下方向になる向きで仕切り板3が上面部22に取り付けられる。このような構成により、上下方向の荷重に対する仕切り板3の剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能をさらに改善できる。
[4.その他]
上記の実施例はあくまでも例示に過ぎず、本実施例で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施例の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、本実施例の各構成は必要に応じて取捨選択でき、あるいは、公知技術に含まれる各種構成と適宜組み合わせることができる。
上記の実施例では、下面部21,上面部22,第一側面部23,第二側面部24が設けられた保持部材2を例示したが、保持部材2は少なくとも下面部21,上面部22,第一側面部23を有するものであればよい。このような構成により、各々の境界20の折り曲げ方向に応じて互いに鏡面対称となるリバーシブル構造の保持部材2を実現でき、上記の実施例と同様の作用効果を獲得できる。なおこの場合、上面部22の開放端部を第三箱側面13や第四箱側面14に係止させるようにしてもよいし、下面部21と上面部22との間に何らかの支えとなる部材を介装させてもよい。
上記の実施例では、第一側面部23及び第二側面部24を上面部22に隣接するように配置した保持部材2を例示したが、第一側面部23及び第二側面部24を下面部21に隣接するように配置してもよい。図10(A)に示す保持部材2Aでは、第二側面部24が、下面部21を挟んで第一側面部23とは反対側の位置に配置されている。また、凹凸部65は、保持部材の折り曲げ状態における第二側面部24と上面部22との近接箇所に設けられ、第二側面部24と上面部22とを嵌合させる凹凸形状に形成されている。このような構成でも、上記の実施例と実質的に同一なリバーシブル構造を実現できる。
上記の実施例では、図3,図4に示すように、四つの面21~24からなる矩形筒状の保持部材2を例示したが、保持部材2の形状はこれに限定されない。例えば、図10(B)に示すように、第三側面部25,第四側面部26を上面部22に隣接するように配置して、六つの面21~26からなる箱状の保持部材2Bを形成してもよい。この場合、第三側面部25,第四側面部26には、仕切り板3との干渉を防止するためのスリットを設けてもよい。このような構成により、保持部材2の剛性や形状安定性を高めることができ、モータ4の保持性能や保護性能を改善できる。
上記の実施例では、第一開口部61及び第二開口部62が単純な孔形状になっているが、各々の開口部61,62の縁からタブ(平面状の突起)を突出させてもよい。これにより、モータ4と保持部材2との接触面積を増大させることができ、モータ4の保持性能や保護性能を向上させることができる。また、開口部61,62の縁に形成されたタブは、モータ4の挿入作業時にモータ4の収容位置を案内するように作用するため、梱包に係る作業性をさらに改善できる。
本件は、部品の製造産業や部品を梱包するための梱包材の製造産業に利用可能である。
1 箱
2,2A,2B 保持部材
3 仕切り板
4 モータ(部品)
5 梱包構造
10 箱底面
11 第一箱側面
12 第二箱側面
13 第三箱側面
14 第四箱側面
20 境界
21 下面部
22 上面部
23 第一側面部
24 第二側面部
31 第一仕切り板
32 第二仕切り板
33 第二スリット
41 モータ部
42 突出部
43 減速機部
44 出力軸
45 取付脚
46 コネクタ部
61 第一開口部
62 第二開口部
63 第一スリット
64 面取り部
65 凹凸部
66 切り込み
67 ミシン目

Claims (8)

  1. 部品が収容される箱と、
    前記箱の内部に設置されて前記部品を保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記部品が挿入される第一開口部が形成されて前記箱の底面側に配置される下面部と、前記部品が挿入される第二開口部が形成されて前記下面部の上方に配置される上面部と、前記下面部及び前記上面部を上下方向に接続する第一側面部とを有し、前記第一側面部と前記下面部と前記上面部との各境界を折り曲げて形成されるとともに、前記各境界の折り曲げ方向に応じて互いに鏡面対称となる二種類の三次元形状に形成される
    ことを特徴とする、梱包構造。
  2. 前記保持部材が、前記第一側面部とは別個に設けられて前記下面部と前記上面部との間を上下方向に接続する第二側面部を有し、前記第一側面部と前記第二側面部と前記下面部と前記上面部との各境界を折り曲げて矩形筒状に形成される
    ことを特徴とする、請求項1記載の梱包構造。
  3. 前記上面部が、直線状に切り込まれてなる第一スリットを有し、
    前記下面部に当接するように前記第一スリットに差し込まれて前記保持部材を補強する仕切り板を備える
    ことを特徴とする、請求項1記載の梱包構造。
  4. 前記仕切り板が、直線状に切り込まれてなる第二スリットを有し、
    前記上面部のうち前記第一スリットを延長した部分が、前記第二スリットに差し込まれて固定され、前記仕切り板のうち前記第二スリットを延長した部分が、前記第一スリットに差し込まれて固定される
    ことを特徴とする、請求項3記載の梱包構造。
  5. 前記仕切り板が、前記上面部の一端側から差し込まれる第一仕切り板と、前記上面部の他端側から差し込まれる第二仕切り板とを有し、
    前記第一仕切り板における前記他端側の端辺と前記第二仕切り板における前記一端側の端辺との間に、所定の隙間が設けられる
    ことを特徴とする、請求項4記載の梱包構造。
  6. 前記保持部材が、前記保持部材の折り曲げ状態における前記第二側面部と前記上面部又は前記下面部との近接箇所に設けられるとともに前記第二側面部と前記上面部又は前記下面部とを嵌合させる凹凸形状に形成された凹凸部を有する
    ことを特徴とする、請求項2記載の梱包構造。
  7. 前記保持部材が段ボールシートからなり、当該段ボールシートの紙巾方向が前記各境界の延在方向に対して平行である
    ことを特徴とする、請求項1記載の梱包構造。
  8. 前記仕切り板が段ボールシートからなり、当該段ボールシートの紙巾方向が上下方向になる向きで前記仕切り板が前記上面部に取り付けられる
    ことを特徴とする、請求項3記載の梱包構造。
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