JP7456937B2 - 表示基板及びその製造方法、表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、表示技術分野に関し、特に、表示基板、表示基板の製造方法と表示装置に関する。
従来の有機発光デバイスには、能動マトリックス(Active Matrix、AMと略称する)又は受動マトリックス(Passive Matrix、PMと略称する)方式があり、この2種類の駆動方式の有機発光表示装置は、ワイヤの抵抗値に対する要求が厳しい。ワイヤの抵抗値を小さくするために、通常、広いワイヤが用いられる。しかし、ワイヤは、一般的に表示スクリーンの非表示領域に配置されるので、広すぎるワイヤは非表示領域の面積を増加させ、狭いフレームの表示装置の実現に不利である。
本開示の一部の実施例は、周辺領域を含むサブストレートと、前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するワイヤと、を含み、前記ワイヤは、前記サブストレートの上面に平行する第1の方向に沿って延伸する第1の部分と、前記サブストレートの上面に垂直する第2の方向に沿って延伸する第2の部分と、を含む、表示基板を提供する。
一部の実施例において、前記ワイヤは少なくとも2つの前記第2の部分を含む。
一部の実施例において、前記ワイヤは、前記第1の方向延伸する第3の部分をさらに含み、前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第3の部分とを接続する。
一部の実施例において、前記ワイヤは少なくとも1つのサブワイヤ部を含み、前記サブワイヤ部のそれぞれは、順に接続された第1の段、第2の段、第3の段、第4の段及び第5の段を含み、前記第1の段と第5の段により前記第1の部分を構成し、前記第2の段と第4の段により前記第2の部分を構成し、前記第3の段は前記第3の部分である。
一部の実施例において、前記ワイヤは、周期的に配列された複数の前記サブワイヤ部を含む。
一部の実施例において、前記表示基板前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する。
一部の実施例において、前記溝は、第2の方向に沿って前記層間誘電体層を貫通する。
一部の実施例において、前記の表示基板は、前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、前記第1の絶縁層と前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する。
一部の実施例において、前記溝は第2の方向に沿って前記第1の絶縁層と前記層間誘電体層との両方を貫通する。
一部の実施例において、前記表示基板前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層、及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する。
一部の実施例において、前記溝は第2の方向に沿って前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する。
一部の実施例において、前記表示基板前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバファー層と、前記バファー層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する。
一部の実施例において、前記溝は第2の方向に沿って前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する。
一部の実施例において、前記の表示基板は、前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバリア層と、前記バリア層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバファー層と、前記バファー層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、前記バリア層、前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する。
一部の実施例において、前記溝は、前記バリア層、前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する。
一部の実施例において、前記溝の数は少なくとも2つである。
一部の実施例において、前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さを、前記第1の方向に沿う前記第1の部分の幅と前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さとの和で割った比の値は1/13以上である。
一部の実施例において、前記サブストレートは中間領域をさらに含み、前記周辺領域は前記中間領域を囲むように設けられており、前記表示基板は、前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置するフィルムトランジスタをさらに含み、前記フィルムトランジスタはソース―ドレイン層を含み、前記ワイヤと前記ソース―ドレイン層とは同一の層に位置し、且つ、同じ材料で形成される。
一部の実施例において、前記表示基板前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置し、陽極、陰極、及び前記陽極と前記陰極との間に位置する発光層を含む有機発光デバイスと、前記ワイヤ上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する導電層と、をさらに含み、前記導電層は前記陰極と前記ワイヤとを電気的に接続する。
一部の実施例において、前記導電層と前記陽極とは同一の層に位置し、且つ、同じ材料で形成される。
一部の実施例において、前記表示基板前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置する共通電極をさらに含み、前記ワイヤは前記共通電極に電気的に接続される。
本開示の一部の実施例は、前述の実施例に記載の表示基板を含む、表示装置を提供する。
本開示の一部の実施例は、周辺領域を含むサブストレートを提供するステップと、前記周辺領域において絶縁層を形成するステップと、前記絶縁層において少なくとも1つの溝を形成するステップと、前記溝の底部に位置する第1の部分と、前記溝の側壁上に位置する第2の部分と、を含むワイヤを、前記溝と前記絶縁層上に形成するステップと、を含む、表示基板の製造方法を提供する。
以下の添付図面を参照して行った本開示の説明により、本開示の他の目的と利点はより明らかになり、本開示を全面的に理解できる。
図1Aは、関連技術の表示基板の平面図である。 図1Bは、図1AにおけるB―B’方向に沿って切断した断面図である。 図2は、本開示の一部の実施例による表示基板の平面図である。 図3は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示す。 図4は、図2におけるC―C’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板に位置する表示領域における部分断面構成を示す。 図5は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示し、絶縁層に位置する溝におけるワイヤを具体的に示す。 図6は、図2におけるC―C’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板に位置する表示領域における部分断面構成を示す。 図7は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示し、第1のゲート絶縁層と層間誘電体層に位置する溝におけるワイヤを具体的に示す。 図8は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示し、第1のゲート絶縁層、第2のゲート絶縁層及び層間誘電体層に位置する溝におけるワイヤを具体的に示す。 図9は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示し、バファー層、第1のゲート絶縁層、第2のゲート絶縁層及び層間誘電体層に位置する溝におけるワイヤを具体的に示す。 図10は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示し、バリア層、バファー層、第1のゲート絶縁層、第2のゲート絶縁層及び層間誘電体層に位置する溝におけるワイヤを具体的に示す。 図11は、図2におけるB―B’方向に沿って切断した断面図であり、表示基板の側に位置する非表示領域における断面構成を示す。 図12Aは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Bは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Cは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Dは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Eは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Fは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Gは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Hは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図12Iは、本開示の実施例による表示基板の製造方法の各ステップが実行された後に形成された表示基板の断面構成を模式的に示す。 図13は、本開示の実施例による表示基板の製造方法のフローチャートである。 図14は、本開示の実施例による表示装置の平面図である。
注意すべきことは、明瞭にするため、本開示の実施例を図示する図面において、層、構成又は領域のサイズは、拡大又は縮小されることがある。つまり、これらの図面は実際の比例に従って描かれたものではない。
以下、実施例を挙げて、図面を参照しながら、本開示の技術案をより具体的に説明する。明細書において、同一又は類似する符号は同一又は類似する部品を示す。以下の図面を参照しながら行なった本開示の実施の形態に対する説明は、本開示の全体的な発明構想を解釈するためのものであり、本開示に対する限定として理解してはいけない。
なお、以下の詳細な説明においては、解釈の便宜上、多くの具体的な詳細を説明することで、本開示の実施例を全面的に理解できるようにしている。しかしながら、1つ又は複数の実施例は、これらの具体的な詳細なしでも、実施可能である。
本明細書において記載された「……上に」、「……上に形成されている」及び「……上に設けられている」とは、1つの層が他の層上に直接形成又は設けられる場合以外にも、1つの層が間接に他の層上に形成又は設けられている場合、つまり、2つの層の間にまた別の層が存在する場合も含む、ことを指摘しておく。
ここで、「第1の」、「第2の」などの用語は、各種の部品、部材、素子、領域、層及び/又は部分に用いられるが、これらの部品、部材、素子、領域、層及び/又は部分は、これらの用語に限定されない。これらの用語は、1つの部品、部材、素子、領域、層及び/又は部分を他のものと区別するために用いられる。よって、例えば、以下において説明する第1の部品、第1の部材、第1の素子、第1の領域、第1の層及び/又は第1の部分は、本開示の主旨を超えない範囲で、第2の部品、第2の部材、第2の素子、第2の領域、第2の層及び/又は第2の部分と称してもよい。
本明細書において、バリア層、バファー層、第1の絶縁層、第2の絶縁層、層間誘電体層、絶縁層等の表示基板の各層が記載されているが、当業者なら、これらの層は一般的に絶縁材料から形成されているので、特に区別しない場合、「絶縁層」と統合してもよいことを理解できるはずである。つまり、「絶縁層」とは、バリア層、バファー層、第1の絶縁層、第2の絶縁層、層間誘電体層の少なくとも一層を含むことができ、例えば、「絶縁層」とは、層間誘電体層を含んでもよく、あるいは、「絶縁層」とは、第1の絶縁層又は第2の絶縁層、及び層間誘電体層の2つの層を含んでもよく、あるいは、「絶縁層」とは、第1の絶縁層、第2の絶縁層及び層間誘電体層の3つの層を含んでもよく、あるいは、「絶縁層」とは、バファー層、第1の絶縁層、第2の絶縁層及び層間誘電体層の4つの層を含んでもよく、あるいは、「絶縁層」とは、バリア層、バファー層、第1の絶縁層、第2の絶縁層及び層間誘電体層の5つの層を含んでもよい。
図1A及び図1Bに示すように、関連技術の表示基板を示しており、具体的には、関連技術の表示基板のワイヤを示している。図1Aは、表示基板の平面図であり、図1Bは、図1AにおけるB―B’方向に沿う断面図である。図1Aに示すように、当該表示基板は、サブストレート10を含み、サブストレート10は、中間領域AAと中間領域AAを囲む周辺領域NAとを含む。中間領域AAは、表示基板を含む表示装置の図像を表示する表示領域に対応し、周辺領域は、表示装置の非表示領域に対応することが分かる。表現の便宜上、本明細書においては、中間領域AAをサブストレート10及び/又は表示基板の表示領域AAと称し、周辺領域をサブストレート10及び/又は表示基板の非表示領域NAと称する。図1Bに示すように、当該表示基板は、サブストレート10上に設けられ、且つ、少なくとも非表示領域NAに位置する絶縁層12と、絶縁層12上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置するワイヤ14と、をさらに含む。絶縁層12とサブストレート10との間には、他の層を有してもよい。例えば、絶縁層12は、層間誘電体層であってもよい。
ワイヤを突出して表示するために、平面図においては、他の構成又は層を省略していることを指摘しておく。例えば、図1Aにおいては、絶縁層12を省略している。
図1Bに示すように、ワイヤ14は、完全に絶縁層12上に敷かれている。ワイヤ14の抵抗値を小さくするために、通常、ワイヤ14の幅、つまり、図において示された幅wを大きくする必要がある。例えば、表示基板がOLED表示基板である場合を例にとると、ワイヤ14は、陰極ワイヤ(つまり、VSSワイヤ)であってもよく、ワイヤ14の幅wは、通常200μm以上である。しかしながら、広いワイヤ14は非表示領域において大きな空間を占め、狭いフレームの表示装置の実現に不利である。
このため、本開示の一部の実施例は表示基板を提供する。図2に示すように、本開示の実施例による表示基板の平面図を示している。当該表示基板は、サブストレート20を含み、サブストレート20は、表示領域AAと、表示領域AAを囲む非表示領域NAとを含む。
以下、OLED表示装置を例にとって、本開示の実施例による表示基板を説明するが、当業者なら、本開示の実施例はOLED表示装置に限定されないことを理解できるはずである。
当該表示基板は、表示領域AAに位置する複数の有機発光デバイスと、非表示領域NAに位置するワイヤと、を含むことが分かる。以下、図面を参照しながら有機発光デバイスとワイヤについてより詳しく説明する。当該表示基板は、非表示領域NAに位置する電気的接続部(pad)30をさらに含み、電気的接続部30は、集積回路ICに電気的に接続されてもよく、ワイヤは、有機発光デバイスにおける電極(例えば、陰極)を電気的接続部30に電気的に接続し、さらには、集積回路ICに電気的に接続する。
一部の実施例において、図3は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示し、図4は、図2におけるC―C’方向に沿う断面図であり、表示基板の表示領域AAの横断面構成を示す。
選択的に、図4に示すように、表示基板は、フィルムトランジスタ21を含み、具体的には、フィルムトランジスタ21は、サブストレート20上に設けられ、且つ、表示領域AAに位置するバファー層211、能動層212、ゲート絶縁層213、ゲート層214、層間誘電体層215、ソース―ドレイン層216及び平坦化層217を含んでもよい。表示基板は、表示領域AAに位置する複数の有機発光デバイス22をさらに含む。有機発光デバイス22は、有機発光ダイオードであってもよく、図4に示すように、有機発光デバイス22は、サブストレート20上に設けられ、且つ、表示領域AAに位置する陽極221、発光層222及び陰極223を含んでもよい。有機発光デバイス22の陽極221は駆動トランジスタのドレインに電気的に接続されてもよい。
選択的に、図2及び図3を参照すると、表示基板は、サブストレート20上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置する金属層231、例えば層間誘電体層232のような絶縁層、ワイヤ233、平坦化層234、導電層235及び陰極層236を含む。金属層231、層間誘電体層232、ワイヤ233、平坦化層234、導電層235及び陰極層236はこの順にサブストレート20上に設けられている。
例えば、金属層231は、ゲート層214と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する金属層231は表示領域AAに位置するゲート層214と電気的に接続されていないことを理解すべきである。層間誘電体層232は、層間誘電体層215と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する層間誘電体層232と表示領域AAに位置する層間誘電体層215とは、同一の膜層として形成されてもよい。平坦化層234は、平坦化層217と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する平坦化層234と表示領域AAに位置する平坦化層217とは同一の膜層として形成されてもよい。
選択的に、ワイヤ233は、ソース―ドレイン層216と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。導電層235は、有機発光デバイス22の陽極221と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、導電層235は陽極221に電気的に接続されないことを理解すべきである。陰極層236は、有機発光デバイス22の陰極223と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する陰極層236と表示領域AAに位置する陰極223とは同一の膜層として形成されてもよい。つまり、非表示領域NAに位置する陰極層236は表示領域AAに位置する陰極223に電気的に接続される。このようにして、ワイヤ233は導電層235を介して有機発光デバイス22の陰極223に電気的に接続され、且つ、ワイヤ233を介して、有機発光デバイス22の陰極223は、集積回路ICに電気的に接続されてもよい。
図示された実施例において、表示基板は、層間誘電体層232に形成された溝237をさらに含む。ワイヤ233の少なくとも一部は溝237に形成されており、図示したように、ワイヤ233は屈折構成を有する。例えば、ワイヤ233は、以下の形状を有する。
Figure 0007456937000001
図示したように、説明の便宜上、サブストレート20の上面に平行する方向、例えば、図示されたX方向を第1の方向と称し、サブストレート20の上面に垂直する方向、例えば、図示されたY方向を第2の方向と称する。
具体的には、ワイヤ233は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分233Aと第2の方向に沿って延伸する第2の部分233Bとを含んでもよい。第1の部分233Aは溝237の底部に形成され、第2の部分233Bは溝237の側壁上に形成される。
図示された実施例において、ワイヤ233は1つの第1の部分233Aと2つの第2の部分233Bを含む。このようにして、ワイヤ233の全体的な幅wは、第1の方向に沿う1つの第1の部分233Aの幅(つまり、図3中のw1)と第2の方向に沿う2つの第2の部分233Bの高さ(つまり、図3中のw2)との和に等しい。つまり、w=w1+2*w2である。
図2に示すように、ワイヤ233がサブストレート20に対する正投影は逆U形状を有してもよい。具体的には、ワイヤ233は、表示基板のフレームの左側、右側及び上側にそれぞれ位置し、フレームの下側に位置する電気的接続部又は集積回路ICに電気的に接続される。
ワイヤ233の第2の部分233Bは、サブストレート20の上面に垂直して延伸するので、フレームの幅を占せず、幅がwであるワイヤを形成する場合、図1A及び図1Bに対応する実施例において、ワイヤ14がフレーム一側において占めるフレームの幅はwであり、図2~4に対応する実施例において、ワイヤ233がフレーム一側において占めるフレームの幅はw’であり、w’<wであるので、本開示の実施例による表示基板は狭いフレームを実現できると同時に、ワイヤの全体的な幅が変わらないので、本開示の実施例による表示基板のワイヤも小さい抵抗値を有し、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。なお、本開示の一部の実施例において、ワイヤ233は金属層231に直接電気的に接触し、両者は並列的に接続されるので、ワイヤの抵抗値はさらに低減され、さらに低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
一部の実施例において、図5は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板的非表示領域NAの横断面構成を示し、図6は、図2におけるC―C’方向に沿う断面図であり、表示基板の表示領域AAの横断面構成を示す。
選択的に、図2及び図5を参照すると、表示基板は、サブストレート50上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置する金属層531、層間誘電体層532、ワイヤ533、平坦化層534、導電層535及び陰極層536を含んでもよい。金属層531、層間誘電体層532、ワイヤ533、平坦化層534、導電層535及び陰極層536はこの順にサブストレート50上に設けられている。
選択的に、図6に示すように、表示基板は駆動トランジスタDTとスイッチトランジスタSTとを含む。駆動トランジスタDTとスイッチトランジスタSTとは、いずれも、フィルムトランジスタであってもよい。具体的には、駆動トランジスタDTは、サブストレート50上に設けられ、且つ、表示領域AAに位置する第1のバファー層511、第1の能動層512、第1のゲート絶縁層513、第1のゲート層514、第1の層間誘電体層515、第1のソース―ドレイン層516及び第1の平坦化層517を含んでもよい。スイッチトランジスタSTは、サブストレート50上に設けられ、且つ、表示領域AAに位置する第2のバファー層541、第2の能動層542、第2のゲート絶縁層543、第2のゲート層544、第2の層間誘電体層545、第2のソース―ドレイン層546及び第2の平坦化層547を含んでもよい。
例えば、第1のバファー層511は、第2のバファー層541と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、第1のバファー層511と第2のバファー層541とは同一の膜層として形成される。第1の層間誘電体層515は、第2の層間誘電体層545と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、第1の層間誘電体層515と第2の層間誘電体層545とは同一の膜層として形成される。第1の平坦化層517は、第2の平坦化層547と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、第1の平坦化層517と第2の平坦化層547とは同一の膜層として形成される。
第1のゲート絶縁層513は、第2のゲート絶縁層543と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、第1のゲート絶縁層513と第2のゲート絶縁層543とは同一の膜層として形成される。これに代えて、第1のゲート絶縁層513と第2のゲート絶縁層543とが異なる層に位置して、異なる膜層に形成されてもよい。
理解すべきことは、この実施例において、表示基板は有機発光デバイスをさらに含み、その構成は図4において示された有機発光デバイス22の構成に似ており、前述した有機発光デバイス22に対する説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
図5及び図6を参照すると、金属層531は、第2のゲート層544と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する金属層531は表示領域AAに位置する第2のゲート層544に電気的に接続されないことを理解すべきである。層間誘電体層532は、層間誘電体層515、545と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する層間誘電体層532と表示領域AAに位置する層間誘電体層515、545とは同一の膜層として形成されてもよい。平坦化層534は、平坦化層517、547と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する平坦化層534と表示領域AAに位置する平坦化層517、547とは同一の膜層として形成されてもよい。
選択的に、ワイヤ533は、第2のソース―ドレイン層546と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。導電層535は、有機発光デバイスの陽極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、導電層は陽極に電気的に接続されないことを理解すべきである。陰極層536は、有機発光デバイスの陰極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する陰極層536と表示領域AAに位置する陰極とは同一の膜層として形成されてもよい。つまり、非表示領域NAに位置する陰極層536は表示領域AAに位置する陰極に電気的に接続される。
図示された実施例において、表示基板は、層間誘電体層532に形成された複数の溝537をさらに含む。ワイヤ533の少なくとも一部は溝537に形成されており、図示したように、ワイヤ533は屈折構成を有する。
図示したように、ワイヤ533は、第1の方向(例えば、X方向)に沿って延伸する第1の部分533A、第2の方向(例えば、Y方向)に沿って延伸する第2の部分533B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分533Cを含んでもよい。第2の部分533Bは第1の部分533Aと第2の部分533Cとの間に位置して、第1の部分533Aと第2の部分533Cとを接続する。第1の部分533Aは溝537の底部に形成され、第2の部分533Bは溝537の側壁上に形成され、第3の部分533Cは層間誘電体層532上に形成されている。
選択的に、ワイヤ533の第1の部分533Aが直接金属層531上に形成されるように、各溝537は第2の方向に沿って層間誘電体層532を貫通する。このようにして、第1の部分533Aは直接金属層531上に形成されており、第3の部分533Cは直接層間誘電体層532上に形成されており、第1の部分533Aと第3の部分533Cとは第2の方向において高さの異なる位置にあり、第2の方向に沿って延伸する第2の部分533Bは、高さの異なる位置にある第1の部分533Aと第3の部分533Cとを接続する。第1の部分533Aと第3の部分533Cとの第2の方向における高さの差は、大体層間誘電体層532の膜厚に等しいことが分かる。つまり、第2の部分533Bの第2の方向の沿う高さは大体層間誘電体層532の膜厚に等しい。
図示したように、ワイヤ533は、複数のサブワイヤ部533’を含むと見なすことができる。図において、破線のフレームで示した部分ワイヤのように、各サブワイヤ部533’は以下の形状を有し、順に接続された第1の段5331(つまり、1つの第1の部分533Aの一部)、第2の段5332(つまり、1つの第2の部分533B)、第3の段5333(つまり、1つの第3の部分533C)、第4の段5334(つまり、もう1つの第2の部分533B)及び第5の段5335(つまり、もう1つの第1の部分533Aの一部)を含む。複数のサブワイヤ部533’は第1の方向に沿って周期的に配列されて、ワイヤ533を形成する。
Figure 0007456937000002
この実施例において、ワイヤ533は、複数の第2の方向に沿って延伸する第2の部分を含み、フレーム一側において占めるフレームの幅をさらに低減でき、狭いフレームを実現できるとともに、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。なお、本開示の一部の実施例において、ワイヤ533は金属層531に直接電気的に接触し、両者は並列的に接続されるので、ワイヤの抵抗値はさらに低減され、さらに低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
類似的に、ワイヤ533がサブストレート50に対する正投影は、逆U形状を有してもよい。
選択的に第1の方向に沿う、第1の部分533Aの幅w1は、第1の方向に沿う第3の部分533Cの幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分533Bの高さw2は、第1の方向に沿う第1の部分533Aの幅w1より小さくてもよい。例えば、層間誘電体層532の膜厚は、0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う各溝537の幅は、6μmであってもよく、隣接する2つの溝537間の間隔は、6μmであってもよい。つまり、第1の方向に沿う第1の部分533Aの幅w1は、6μmであってもよく、第2の方向に沿う第2の部分533Bの高さw2は、0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う第3の部分533Cの幅w3は、6μmであってもよい。このようにして、第1の方向に沿うワイヤ533の幅は、(0.5/(6+0.5))、つまり、1/13だけ小さくなる。つまり、ワイヤ533がフレーム一側において占めるフレームの幅は1/13だけ小さくなる。例えば、全体的な幅が200μmであるワイヤを形成する場合、フレーム一側において占めるフレームの幅は約15.4μmだけ小さくなる。
一部の実施例において、図7は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示す。
図2及び図7を参照すると、表示基板は、サブストレート70上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置する金属層731、第1の絶縁層738、層間誘電体層732、ワイヤ733、平坦化層734、導電層735及び陰極層736を含んでもよい。金属層731、第1の絶縁層738、層間誘電体層732、ワイヤ733、平坦化層734、導電層735及び陰極層736はこの順にサブストレート70上に設けられている。
図6及び図7を参照すると、金属層731は、第1のゲート層514と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する金属層731は表示領域AAに位置する第1のゲート層514に電気的に接続されないことを理解すべきである。第1の絶縁層738は、第1のゲート絶縁層513と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する第1の絶縁層738と表示領域AAに位置する第1のゲート絶縁層513とは同一の膜層として形成されてもよい。層間誘電体層732は、層間誘電体層515、545と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する層間誘電体層732と表示領域AAに位置する層間誘電体層515、545とは同一の膜層として形成されてもよい。平坦化層734は、平坦化層517、547と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する平坦化層734と表示領域AAに位置する平坦化層517、547とは同一の膜層として形成されてもよい。
選択的に、ワイヤ733は、第2のソース―ドレイン層546と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。導電層735は、有機発光デバイスの陽極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、導電層は陽極に電気的に接続されないことを理解すべきである。陰極層736は、有機発光デバイスの陰極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する陰極層736と表示領域AAに位置する陰極とは同一の膜層として形成されてもよい。つまり、非表示領域NAに位置する陰極層736は表示領域AAに位置する陰極に電気的に接続される。
図示された実施例において、表示基板は、第1の絶縁層738と層間誘電体層732に形成された複数の溝737をさらに含む。例えば、各溝737は、第2の方向に沿って第1の絶縁層738と層間誘電体層732との両方を貫通する。
ワイヤ733の少なくとも一部は溝737に形成されており、屈折構成を有する。図示したように、ワイヤ733は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分733A、第2の方向に沿って延伸する第2の部分733B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分733Cを含んでもよい。第2の部分733Bは第1の部分733Aと第3の部分733Cとの間に位置して、第1の部分733Aと第3の部分733Cとを接続する。第1の部分733Aは溝737の底部に形成され、第2の部分733Bは溝737の側壁上に形成され、第3の部分733Cは層間誘電体層732上に形成される。
選択的に、ワイヤ733の第1の部分733Aは直接金属層731上に形成されている。このようにして、第1の部分733Aは直接金属層731上に形成され、第3の部分733Cは直接層間誘電体層732上に形成され、第1の部分733Aと第3の部分733Cとは第2の方向において高さの異なる位置にあり、第2の方向に沿って延伸する第2の部分733Bは高さの異なる位置にある第1の部分733Aと第3の部分733Cとを接続する。
この実施例において、ワイヤ733は、複数の第2の方向に沿って延伸する第2の部分733Bを含み、且つ、各溝737が第1の絶縁層738と層間誘電体層732との両方を貫通するので、第2の方向に沿う第2の部分733Bの高さは大体金属層731と層間誘電体層732との膜厚の和に等しい。このようにして、フレーム一側において占めるフレームの幅をさらに低減でき、狭いフレームの実現により有利であると同時に、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。なお、本開示の一部の実施例において、ワイヤ733は直接金属層731に電気的に接触しており、両者は並列接続になり、ワイヤの抵抗値はさらに降低され、さらに低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
選択的に、第1の方向に沿う第1の部分733Aの幅w1は、第1の方向に沿う第3の部分733Cの幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分733Bの高さw2は、第1の方向に沿う第1の部分733Aの幅w1より小さくてもよい。例えば、第1の絶縁層738の膜厚は、0.1μmであってもよく、層間誘電体層732の膜厚は、0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う各溝737の幅は、6μmであってもよく、隣接する2つの溝737間の間隔は、6μmであってもよい。つまり、第1の方向に沿う第1の部分733Aの幅w1は、6μmであってもよく、第2の方向に沿う第2の部分733Bの高さw2は、0.6μmであってもよく、第1の方向に沿う第3の部分733Cの幅w3は、6μmであってもよい。このようにして、ワイヤ733の第1の方向に沿う幅は、(0.6/(6+0.6))、つまり、1/11だけ小さくなる。つまり、ワイヤ733がフレーム一側において占めるフレームの幅は1/11だけ小さくなる。例えば、全体的な幅が200μmであるワイヤを形成する場合、フレーム一側において占めるフレームの幅は約18.2μmだけ小さくなる。
類似的に、ワイヤ733がサブストレート70に対する正投影は逆U形状を有してもよく、且つ、ワイヤ733も複数の周期的に配列された複数のサブワイヤ部を含み、前述した説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
一部の実施例において、図8は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示す。
図2及び図8を参照すると、表示基板は、サブストレート80上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置するポリシリコン層831、第1の絶縁層838、第2の絶縁層839、層間誘電体層832、ワイヤ833、平坦化層834、導電層835及び陰極層836を含んでもよい。ポリシリコン層831、第1の絶縁層838、第2の絶縁層839、層間誘電体層832、ワイヤ833、平坦化層834、導電層835及び陰極層836はこの順にサブストレート80上に設けられている。
図6及び図8を参照すると、ポリシリコン層831は、第1の能動層512と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置するポリシリコン層831と表示領域AAに位置する第1の能動層512とは同一の膜層として形成されてもよい。第1の絶縁層838は、第1のゲート絶縁層513と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する第1の絶縁層838と表示領域AAに位置する第1のゲート絶縁層513とは同一の膜層として形成されてもよい。第2の絶縁層839は、第2のゲート絶縁層543と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する第2の絶縁層839と表示領域AAに位置する第2のゲート絶縁層543とは同一の膜層として形成されてもよい。層間誘電体層832は、層間誘電体層515、545と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する層間誘電体層832と表示領域AAに位置する層間誘電体層515、545とは同一の膜層として形成されてもよい。平坦化層834は、平坦化層517、547と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する平坦化層834と表示領域AAに位置する平坦化層517、547とは同一の膜層として形成されてもよい。
選択的に、ワイヤ833は、第2のソース―ドレイン層546と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。導電層835は、有機発光デバイスの陽極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、導電層は陽極に電気的に接続されないことを理解すべきである。陰極層836は、有機発光デバイスの陰極層と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する陰極層836と表示領域AAに位置する陰極とは同一の膜層として形成されてもよい。つまり、非表示領域NAに位置する陰極層836は表示領域AAに位置する陰極に電気的に接続される。
図示された実施例において、表示基板は、第1の絶縁層838、第2の絶縁層839及び層間誘電体層832に形成された複数の溝837をさらに含む。例えば、各溝837は第2の方向に沿って第1の絶縁層838、第2の絶縁層839及び層間誘電体層832を貫通する。
ワイヤ833の少なくとも一部は溝837に形成されており、屈折構成を有する。図示したように、ワイヤ833は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分833A、第2の方向に沿って延伸する第2の部分833B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分833Cを含んでもよい。第2の部分833Bは第1の部分833Aと第3の部分833Cとの間に位置して、第1の部分833Aと第3の部分833Cとを接続する。第1の部分833Aは溝837の底部に形成され、第2の部分833Bは溝837の側壁上に形成され、第3の部分833Cは層間誘電体層832上に形成される。
選択的に、ワイヤ833の第1の部分833Aは直接ポリシリコン層831上に形成されている。このようにして、第1の部分833Aは直接ポリシリコン層831上に形成され、第3の部分833Cは直接層間誘電体層832上に形成され、第1の部分833Aと第3の部分833Cとは第2の方向において高さの異なる位置にあり、第2の方向に沿って延伸する第2の部分833Bは高さの異なる位置にある第1の部分833Aと第3の部分833Cとを接続する。
この実施例において、ワイヤ833は、複数の第2の方向に沿って延伸する第2の部分833Bを含み、且つ、各溝837が第1の絶縁層838、第2の絶縁層839及び層間誘電体層832を貫通するので、第2の方向に沿う第2の部分833Bの高さは大体第1の絶縁層838、第2の絶縁層839及び層間誘電体層832の膜厚の和に等しい。このようにして、フレーム一側において占めるフレームの幅をさらに低減でき、狭いフレームの実現により有利でありながら、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
選択的に、第1の方向に沿う第1の部分833Aの幅w1は、第1の方向に沿う第3の部分833Cの幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分833Bの高さw2は、第1の方向に沿う第1の部分833Aの幅w1より小さくてもよい。例えば、第1の絶縁層838の膜厚は、0.1μmであってもよく、第2の絶縁層838の膜厚は、0.1μmであってもよく、層間誘電体層832の膜厚は0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う各溝837の幅は6μmであってもよく、隣接する2つの溝837間の間隔は6μmであってもよい。つまり、第1の方向に沿う第1の部分833Aの幅w1は6μmであってもよく、第2の方向に沿う第2の部分833Bの高さw2は、0.7μmであってもよく、第1の方向に沿う第3の部分833Cの幅w3は、6μmであってもよい。このようにして、第1の方向に沿うワイヤ833の幅は、(0.7/(6+0.7))、つまり、約1/10だけ小さくなる。つまり、ワイヤ833がフレーム一側において占めるフレームの幅は、約1/10だけ小さくなる。例えば、全体的な幅が200μmであるワイヤを形成する場合、フレーム一側において占めるフレームの幅は約20μm小さくなる。
類似的に、ワイヤ833がサブストレート80に対する正投影は逆U形状を有してもよく、且つ、ワイヤ833も複数の周期的に配列された複数のサブワイヤ部を含み、前述した説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
一部の実施例において、図9は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示す。
図2及び図9を参照すると、表示基板は、サブストレート90上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置するバファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939、層間誘電体層932、ワイヤ933、平坦化層934、導電層935及び陰極層936を含んでもよい。バファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939、層間誘電体層932、ワイヤ933、平坦化層934、導電層935及び陰極層936はこの順にサブストレート90上に設けられる。
図6及び図9を参照すると、バファー層931は、第1のバファー層511と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置するバファー層931と表示領域AAに位置する第1のバファー層511とは同一の膜層として形成されてもよい。第1の絶縁層938は、第1のゲート絶縁層513と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する第1の絶縁層938と表示領域AAに位置する第1のゲート絶縁層513とは同一の膜層として形成されてもよい。第2の絶縁層939は、第2のゲート絶縁層543と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する第1の絶縁層939と表示領域AAに位置する第2のゲート絶縁層543とは同一の膜層として形成されてもよい。層間誘電体層932は、層間誘電体層515、545と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する層間誘電体層932と表示領域AAに位置する層間誘電体層515、545とは同一の膜層として形成されてもよい。平坦化層934は、平坦化層517、547と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。つまり、非表示領域NAに位置する平坦化層934と表示領域AAに位置する平坦化層517、547とは同一の膜層として形成されてもよい。
選択的に、ワイヤ933は、第2のソース―ドレイン層546と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよい。導電層935は、有機発光デバイスの陽極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、導電層は陽極に電気的に接続されないことを理解すべきである。陰極層936は、有機発光デバイスの陰極と同一の層に位置し、且つ、同じ材料からなってもよく、非表示領域NAに位置する陰極層936と表示領域AAに位置する陰極とは同一の膜層として形成されてもよい。つまり、非表示領域NAに位置する陰極層936は表示領域AAに位置する陰極に電気的に接続される。
図示された実施例において、表示基板は、バファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939及び層間誘電体層932に形成された複数の溝937をさらに含む。例えば、各溝937は、第2の方向に沿ってバファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939及び層間誘電体層932を貫通する。
ワイヤ933の少なくとも一部は溝937に形成されており、屈折構成を有する。図示したように、ワイヤ933は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分933A、第2の方向に沿って延伸する第2の部分933B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分933Cを含んでもよい。第2の部分933Bは、第1の部分933Aと第3の部分933Cとの間に位置して、第1の部分933Aと第3の部分933Cを接続する。第1の部分933Aは溝937の底部に形成され、第2の部分933Bは溝937の側壁上に形成され、第3の部分933Cは層間誘電体層932上に形成される。
選択的に、ワイヤ933の第1の部分933Aは、直接サブストレート90上に形成されている。このようにして、第1の部分933Aは、直接サブストレート90上に形成され、第3の部分933Cは、直接層間誘電体層932上に形成され、第1の部分933Aと第3の部分933Cとは第2の方向において高さの異なる位置にあり、第2の方向に沿って延伸する第2の部分933Bは、高さの異なる位置にある第1の部分933Aと第3の部分933Cとを接続する。
この実施例において、ワイヤ933は複数の第2の方向に沿って延伸する第2の部分933Bを含み、且つ、各溝937がバファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939及び層間誘電体層932を貫通するので、第2の方向に沿う第2の部分933Bの高さは、大体バファー層931、第1の絶縁層938、第2の絶縁層939及び層間誘電体層932の膜厚の和に等しい。このようにして、フレーム一側において占めるフレームの幅をさらに低減でき、狭いフレームの実現により有利でありながら、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
選択的に、第1の方向に沿う第1の部分933Aの幅w1は、第1の方向に沿う第3の部分933Cの幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分933Bの高さw2は、第1の方向に沿う第1の部分933Aの幅w1より小さくてもよい。例えば、バファー層931の膜厚は、0.4μmであってもよく、第1の絶縁層938の膜厚は、0.1μmであってもよく、第2の絶縁層938の膜厚は、0.1μmであってもよく、層間誘電体層932の膜厚は、0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う各溝937の幅は、6μmであってもよく、隣接する2つの溝937間の間隔は、6μmであってもよい。つまり、第1の方向に沿う第1の部分933Aの幅w1は、6μmであってもよく、第2の方向に沿う第2の部分933Bの高さw2は、1.1μmであってもよく、第1の方向に沿う第3の部分933Cの幅w3は、6μmであってもよい。このようにして、第1の方向に沿うワイヤ933の幅は、(1.1/(6+1.1))、つまり、約1/6だけ小さくなる。つまり、ワイヤ933がフレーム一側において占めるフレームの幅は、約1/6だけ小さくなる。例えば、全体的な幅が200μmであるワイヤを形成する場合、フレーム一側において占めるフレームの幅は約33μmだけ小さくなる。
類似的に、ワイヤ933がサブストレート90に対する正投影は、逆U形状を有してもよく、且つ、ワイヤ933も複数の周期的に配列された複数のサブワイヤ部を含み、前述した説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
一部の実施例において、図10は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示す。
図2及び図10を参照すると、表示基板は、サブストレート100上に設けられ、且つ、非表示領域NAに位置するバリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032、ワイヤ1033、平坦化層1034、導電層1035及び陰極層1036を含んでもよい。バリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032、ワイヤ1033、平坦化層1034、導電層1035及び陰極層1036は、この順にサブストレート90上に設けられている。
これに対応して、表示基板の表示領域AAにおいて、サブストレート100上においてもバリア層が設けられている。図6に戻り、例えば、サブストレート50と第1のバファー層511との間にバリア層が設けられている。非表示領域NAに位置するバリア層1040と表示領域AAに位置するバリア層とは同一の膜層として形成されてもよい。バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032、ワイヤ1033、平坦化層1034、導電層1035及び陰極層1036等の他の膜層の構成は、前述した図9に対する説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
図示された実施例において、表示基板は、バリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032に形成された複数の溝1037をさらに含む。例えば、各溝1037は、第2の方向に沿ってバリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032を貫通する。
ワイヤ1033の少なくとも一部は溝1037に形成されており、屈折構成を有する。図示したように、ワイヤ1033は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分1033A、第2の方向に沿って延伸する第2の部分1033B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分1033Cを含んでもよい。第2の部分1033Bは、第1の部分1033Aと第3の部分1033Cとの間に位置して、第1の部分1033Aと第3の部分1033Cとを接続する。第1の部分1033Aは溝1037の底部に形成され、第2の部分1033Bは溝1037の側壁上に形成され、第3の部分1033Cは層間誘電体層1032上に形成されている。
選択的に、ワイヤ1033の第1の部分1033Aは、直接サブストレート100上に形成されている。このようにして、第1の部分1033Aは直接サブストレート100上に形成され、第3の部分1033Cは直接層間誘電体層1032上に形成され、第1の部分1033Aと第3の部分1033Cとは第2の方向において高さの異なる位置にあり、第2の方向に沿って延伸する第2の部分1033Bは高さの異なる位置にある第1の部分1033Aと第3の部分1033Cとを接続する。
この実施例において、ワイヤ1033は複数の第2の方向に沿って延伸する第2の部分1033Bを含み、且つ、各溝1037がバリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032を貫通するので、第2の方向に沿う第2の部分1033Bの高さは大体バリア層1040、バファー層1031、第1の絶縁層1038、第2の絶縁層1039、層間誘電体層1032の膜厚の和に等しい。このようにして、フレーム一側において占めるフレームの幅をさらに低減でき、狭いフレームの実現により有利であると同時に、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。
選択的に、第1の方向に沿う第1の部分1033Aの幅w1は、第1の方向に沿う第3の部分1033Cの幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分1033Bの高さw2は、第1の方向に沿う第1の部分1033Aの幅w1より小さくてもよい。例えば、バリア層1040の膜厚は、0.4μmであってもよく、バファー層1031の膜厚は、0.4μmであってもよく、第1の絶縁層1038の膜厚は、0.1μmであってもよく、第2の絶縁層1038の膜厚は、0.1μmであってもよく、層間誘電体層1032の膜厚は、0.5μmであってもよく、第1の方向に沿う各溝1037の幅は、6μmであってもよく、隣接する2つの溝1037間の間隔は、6μmであってもよい。つまり、第1の方向に沿う第1の部分1033Aの幅w1は、6μmであってもよく、第2の方向に沿う第2の部分1033Bの高さw2は、1.5μmであってもよく、第1の方向に沿う第3の部分1033Cの幅w3は、6μmであってもよい。このようにして、第1の方向に沿うワイヤ1033の幅は、(1.5/(6+1.5))、つまり、1/5だけ小さくなる。つまり、ワイヤ1033がフレーム一側において占めるフレームの幅は1/5だけ小さくなる。例えば、全体的な幅が200μmであるワイヤを形成する場合、フレーム一側において占めるフレームの幅は約40μmだけ小さくなる。
類似的に、ワイヤ1033がサブストレート100に対する正投影は、逆U形状を有してもよく、且つ、ワイヤ1033も複数の周期的に配列された複数のサブワイヤ部を含み、前述した説明を参照することで、ここでは、説明を省略する。
一部の実施例において、図11は、図2におけるB―B’方向に沿う断面図であり、表示基板の非表示領域NAの横断面構成を示す。図11に示す表示基板の非表示領域NAにおける構成は図5に似ており、以下、主に異なる点を説明する。
図11に示す実施例において、ワイヤ1133は、第1の方向に沿って延伸する第1の部分1133A、第2の方向に沿って延伸する第2の部分1133B及び第1の方向に沿って延伸する第3の部分1133Cを含んでもよい。第2の部分1133Bは、第1の部分1133Aと第2の部分1133Cとの間に位置して、第1の部分1133Aと第2の部分1133Cとを接続する。第1の部分1133Aは溝の底部に形成され、第2の部分1133Bは溝の側壁上に形成され、第3の部分1133Cは層間誘電体層上に形成される。
第1の方向に沿う第1の部分1133Aの幅w1は第3の部分1133Cの第1の方向にそう幅w3に等しくてもよく、第2の方向に沿う第2の部分1133Bの高さw2は第1の方向に沿う第1の部分1133Aの幅w1より小さくてもよい。
選択的に、フレーム側に位置するワイヤ1133がサブストレートに対する正投影の第1の方向に沿う幅(つまり、第1の方向に沿うワイヤ1133の全ての第1の部分1133Aの幅w1と、第1の方向に沿う全ての第3の部分1133Cの幅w3との和)は、少なくとも図1Bに示す実施例におけるワイヤ14がサブストレートに対する正投影の第1の方向に沿う幅に等しくてもよい。つまり、両者が占めるフレームの幅は同じである。例えば、フレーム側に位置するワイヤ1133がサブストレートに対する正投影の第1の方向に沿う幅は200μm以上である。このとき、ワイヤ1133の全体的な幅が全ての第1の部分1133Aの第1の方向に沿う幅w1、全ての第2の部分1133Bの第2の方向に沿う高さw2及び全ての第3の部分1133Cの第1の方向に沿う幅w3の和に等しいので、ワイヤ1133の全体的な幅は、ワイヤ14の全体的な幅より大きい。これにより、ワイヤ1133は、小さい抵抗値を有する。このようにして、フレームのサイズが変わらない場合、屈折する形状のワイヤを形成することで、ワイヤの抵抗値を低減することができ、低抵抗電圧降下を低下させて、ロングレンジ均一性をさらに向上させることができる。
上記の実施例において、表示基板がOLED表示基板である場合を例にとって、本開示の実施例を説明したが、本開示の実施例による表示基板は、他のタイプの表示基板であってもよく、例えば、表示基板は、LCD表示基板であってもよい。このとき、上記のワイヤは、共通電極ワイヤであってもよく、例えば、ワイヤ533、733、833、933、1033、1133は共通電極ワイヤであってもよく、LCD表示基板の共通電極と集積回路ICとを電気的に接続するために用いられることができ、共通電極は、LCD表示基板の表示領域に位置することができる。共通電極ワイヤの具体的な構成は前述した構成に似ており、ここでは、説明を省略する。
以下、図5に示す表示基板を形成する場合を例にとって、図12A~12F及び図13を参照しながら本開示の実施例による表示基板の製造方法を説明する。
ステップS130において、図12Aに示すように、サブストレート50を提供し、且つ、サブストレート50上において金属材料層531’を形成する。例えば、サブストレート50の表示領域AAと非表示領域NAのいずれにおいても金属材料層531’を形成し、非表示領域NAにおける一部の金属材料層531’は金属層531を構成する。
ステップS131において、図12Bに示すように、金属材料層531’上に層間絶縁材料層532’を形成する。例えば、サブストレート50の表示領域AAと非表示領域NAとのいずれにおいても層間絶縁材料層532’を形成し、非表示領域NAにおける一部の層間絶縁材料層532’が層間絶縁層532を構成する。
ステップS132において、図12Cに示すように、層間絶縁材料層532’において複数の溝537を形成する。例えば、パターニングプロセスにより非表示領域NAに位置する層間絶縁材料層532’において複数の溝537を形成することができる。
ステップS133において、図12Dに示すように、層間絶縁材料層532’上と溝537においてソース―ドレイン材料層546’を形成する。例えば、堆積等のプロセスにより層間絶縁材料層532’上と溝537のいずれにおいてもソース―ドレイン材料層546’を形成する。ソース―ドレイン材料層546’は、表示領域AAにも形成されており、非表示領域NAにも形成されている。
ステップS134において、図12Eに示すように、ソース―ドレイン材料層546’上においてパターニングプロセスを実行することで、非表示領域NAに位置する一部のソース―ドレイン材料層546’をワイヤ533として形成する。例えば、ソース―ドレイン材料層546’上において1次パターニングプロセスを実行することで、非表示領域NAに位置する一部のソース―ドレイン層546’をワイヤ533として形成し(図12E及び図5参照)、且つ、表示領域AAに位置する一部のソース―ドレイン材料層546’を第2のソース―ドレイン層546として形成する(図6参照)。
ステップS135において、図12Fに示すように、ワイヤ533、層間絶縁材料層532’及び第2のソース―ドレイン層546上において平坦化材料層534’を形成する。
ステップS136において、図12Gに示すように、平坦化材料層534’上においてパターニングプロセスを実行することで、一部のワイヤ533の上の平坦化材料層534’を除去する。
ステップS137において、図12Hに示すように、平坦化材料層が除去された部分ワイヤ533上及び平坦化材料層上において陽極材料層535’を形成する。
ステップS138において、図12Iに示すように、陽極材料層535’に対してパターニングプロセスを実行することで、非表示領域NAに位置する一部の陽極材料層535’を導電層535として形成する。例えば、陽極材料層535’上において1次パターニングプロセスを実行することで、非表示領域NAに位置する一部の陽極材料層535’を導電層535として形成する(図12I及び図5参照)、且つ、表示領域AAに位置する一部の陽極材料層535’を有機発光デバイスの陽極として形成する。
ステップS139において、図5に示すように、導電層535上において陰極層536を形成する。例えば、蒸着めっきプロセスにより、特に、同一の蒸着めっきプロセスにより、非表示領域NAと表示領域AAにおいて陰極材料層を形成し、陰極材料層上において1次パターニングプロセスを実行することで、非表示領域NAに位置する一部の陰極材料層を陰極層536として形成してもよい(図5参照)。
上記の製造方法により、図5に示すようなワイヤを有する表示基板を形成することができ、ワイヤがフレーム一側において占めるフレームの幅を小さくすることができ、狭いフレームの実現に有利でありながら、低下された抵抗電圧降下(IR Drop)と高いロングレンジ均一性(LRU)を得ることができる。また、非表示領域に位置する多層構成は、大体表示領域に位置する対応する層と同一のパターニングプロセスにより形成されるので、別途パターニングプロセスを増加することはなく、プロセスの実現に有利であり、製造のコストを節減することができる。
以上、図5に示すようなワイヤを有する表示基板のみを製造する製造方法を説明したが、当業者なら、他の図面に示すワイヤを有する表示基板を製造する方法も上記において説明した製造方法を参照できることを理解できるので、ここでは、説明を省略する。
本開示の実施例によれば、表示装置も提供し、図14に示すように、本開示の実施例による表示装置の平面図を示している。当該表示装置1400は、上記のいずれか1項に記載された表示基板を含んでもよい。例えば、前記表示装置は、例えば、スマートフォーン、ウェラバルスマートウォッチ、スマートグラス、タブレット、TV、ディスプレイ、ノートPC、デジタルフォッとフレーム、ナビゲーション、車両搭載ディスプレイ、電子書籍等の任意の表示機能を有する製品部品であってもよい。本開示の実施例による表示装置は、狭いフレームの実現に有利である。
本開示の全体的な構想の一部の実施例を図示して説明したが、当業者なら、本開示の全体的な発明の構想を乖離しない範囲で、これらの実施例を変えて実施できることを理解できるはずである。本開示の範囲は、請求の範囲及びそれに等価物により限定される。
50 サブストレート
533 ワイヤ
533A 第1の部分
533B 第2の部分

Claims (20)

  1. 周辺領域を含むサブストレートと、
    前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するワイヤと、を含み、
    前記ワイヤは、
    前記サブストレートの上面に平行する第1の方向に沿って延伸する第1の部分と、
    前記サブストレートの上面に垂直する第2の方向に沿って延伸する第2の部分と、を含み、
    前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さを、前記第1の方向に沿う前記第1の部分の幅と前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さとの和で割った比の値は1/13以上である、表示基板であって、
    前記ワイヤは、前記第1の方向に沿って延伸する第3の部分をさらに含み、
    前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第3の部分とを接続し、
    前記表示基板は、
    前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバファー層と、
    前記バファー層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    表示基板。
  2. 前記ワイヤは少なくとも2つの前記第2の部分を含む、
    請求項1に記載の表示基板。
  3. 前記ワイヤは少なくとも1つのサブワイヤ部を含み、前記サブワイヤ部のそれぞれは、順に接続された第1の段、第2の段、第3の段、第4の段及び第5の段を含み、前記第1の段と第5の段により前記第1の部分を構成し、前記第2の段と第4の段により前記第2の部分を構成し、前記第3の段は前記第3の部分である、
    請求項に記載の表示基板。
  4. 前記ワイヤは、周期的に配列された複数の前記サブワイヤ部を含む、
    請求項に記載の表示基板。
  5. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    請求項に記載の表示基板。
  6. 前記溝は、第2の方向に沿って前記層間誘電体層を貫通する、
    請求項に記載の表示基板。
  7. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記第1の絶縁層と前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    請求項に記載の表示基板。
  8. 前記溝は第2の方向に沿って前記第1の絶縁層と前記層間誘電体層との両方を貫通する、
    請求項に記載の表示基板。
  9. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層、及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    請求項に記載の表示基板。
  10. 前記溝は第2の方向に沿って前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する、
    請求項に記載の表示基板。
  11. 前記溝は第2の方向に沿って前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する、
    請求項に記載の表示基板。
  12. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバリア層と、
    前記バリア層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバファー層と、
    前記バファー層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記バリア層、前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層に形成された溝と、をさらに含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    請求項に記載の表示基板。
  13. 前記溝は、前記バリア層、前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層を貫通する、
    請求項12に記載の表示基板。
  14. 前記溝の数は少なくとも2つである、
    請求項に記載の表示基板。
  15. 前記サブストレートは中間領域をさらに含み、前記周辺領域は前記中間領域を囲むように設けられており、
    前記表示基板は、前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置するフィルムトランジスタをさらに含み、
    前記フィルムトランジスタはソース―ドレイン層を含み、
    前記ワイヤと前記ソース―ドレイン層とは同一の層に位置し、且つ、同じ材料で形成される、
    請求項に記載の表示基板。
  16. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置し、陽極、陰極、及び前記陽極と前記陰極との間に位置する発光層を含む有機発光デバイスと、
    前記ワイヤ上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する導電層と、をさらに含み、
    前記導電層は前記陰極と前記ワイヤとを電気的に接続する、
    請求項15に記載の表示基板。
  17. 前記導電層と前記陽極とは同一の層に位置し、且つ、同じ材料で形成される、
    請求項16に記載の表示基板。
  18. 前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記中間領域に位置する共通電極をさらに含み、
    前記ワイヤは前記共通電極に電気的に接続される、
    請求項15に記載の表示基板。
  19. 請求項1~18のいずれか1項に記載の表示基板を含む、表示装置。
  20. 周辺領域を含むサブストレートを提供するステップと、
    前記周辺領域に絶縁層を形成するステップと、
    前記絶縁層に少なくとも1つの溝を形成するステップと、
    前記溝の底部に位置し、前記サブストレートの上面に平行する第1の方向に沿って延伸する第1の部分と、前記溝の側壁上に位置し、前記サブストレートの上面に垂直する第2の方向に沿って延伸する第2の部分と、を含むワイヤを、前記溝と前記絶縁層上に形成するステップと、を含み、
    前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さを、前記第1の方向に沿う前記第1の部分の幅と前記第2の方向に沿う前記第2の部分の高さとの和で割った比の値は1/13以上である、
    表示基板の製造方法であって、
    前記ワイヤは、前記第1の方向に沿って延伸する第3の部分をさらに含み、
    前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第3の部分とを接続し、
    前記表示基板は、
    前記サブストレート上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置するバファー層と、
    前記バファー層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に設けられ、且つ、前記周辺領域に位置する層間誘電体層と、
    前記バファー層、前記第1の絶縁層、前記第2の絶縁層及び前記層間誘電体層に形成された溝と、を含み、
    前記第1の部分は前記溝の底部に位置し、前記第2の部分は前記溝の側壁上に位置し、前記第3の部分は前記層間誘電体層上に位置する、
    表示基板の製造方法。
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