JP7444075B2 - 駆動制御装置、モータ駆動装置およびパワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動制御装置、モータ駆動装置およびパワーステアリング装置に関する。
従来、n相の巻線(コイル)を有し、それらのコイル相互間が無結線の無結線モータが知られる。また、このような無結線モータの駆動方法としては、各相のコイルの両端にインバータが接続されたフルブリッジと称される駆動システムが知られる。フルブリッジによる無結線モータの駆動では、通常時は二つのインバータで駆動し、異常時には一方のインバータを中性点に切り替えて三相制御を行うことができる。そして、故障率の低減の観点から二つのインバータを二つの制御回路にて制御する構造が知られている。 例えば特許文献1では、第1制御部は、第1インバータの駆動を制御し、第2制御部は、第2インバータの駆動を制御する。
特開2016-073097号公報
故障率低減の観点から考えると、制御回路間で共有した回路部分がない独立駆動の方が好ましい。しかし、フルブリッジの駆動システムの場合、各制御回路におけるPMWキャリアの信号において周波数の同期がずれるとモータのトルクリップルが悪化してしまい騒音や振動などといった不具合の原因となる。 そこで、本発明は、各制御回路の独立性を確保しつつ、トルクリップルによる不具合の低減を図ることを目的の一つとする。
本発明に係る駆動制御装置の一態様は、モータの駆動を制御する駆動制御装置であって、上記モータの巻線の一端に接続される第1インバータと、上記一端に対する他端に接続される第2インバータと、上記第1インバータに対してPWM制御を行う第1制御回路と、上記第2インバータに対してPWM制御を行う第2制御回路と、を備え、上記第1制御回路と上記第2制御回路とでは、PWM制御のキャリア信号の周波数が、上記モータの最大回転数と極対数との積以上の周波数差を有する。 また、本発明に係るモータ駆動装置の一態様は、上記駆動制御装置と、上記駆動制御装置によって駆動が制御されるモータと、を備える。
また、本発明に係るパワーステアリング装置の一態様は、上記駆動制御装置と、上記駆動制御装置によって駆動が制御されるモータと、上記モータによって駆動されるパワーステアリング機構と、を備える。
本発明によれば、各制御回路の独立性が確保されつつ、トルクリップルによる不具合の低減が図られる。
図1は、本実施形態によるモータ駆動ユニットの典型的なブロック構成を模式的に示す図である。 図2は、本実施形態によるモータ駆動ユニットの典型的な回路構成を模式的に示す図である。 図3は、モータの各相の各コイルに流れる電流値を示す図である。 図4は、PWM制御の下でのスイッチング動作における電圧印加の状態を模式的に示す図である。 図5は、PWM制御の下でのスイッチング動作における印加停止の状態を模式的に示す図である。 図6は、PWM信号を示す図である。 図7は、第1~第4テストの結果を示すグラフである。 図8は、第5~第11テストの結果を示すグラフである。 図9は、回路配線が異なる変形例におけるモータ駆動ユニットの回路構成を示す図である。 図10は、本実施形態による電動パワーステアリング装置の構成を模式的に示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の駆動制御装置、駆動装置およびパワーステアリング装置の実施形態を詳細に説明する。但し、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするため、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
本明細書において、電源からの電力を、三相(U相、V相、W相)の巻線(「コイル」と表記する場合がある。)を有する三相モータに供給する駆動制御装置を例にして、本開示の実施形態を説明する。ただし、電源からの電力を、四相または五相などのn相(nは4以上の整数)の巻線を有するn相モータに供給する駆動制御装置も本開示の範疇である。

(モータ駆動ユニット1000の構造)

図1は、本実施形態によるモータ駆動ユニット1000のブロック構成を模式的に示す図である。 モータ駆動ユニット1000は、インバータ101、102、モータ200および制御回路301、302を備える。
本明細書では、構成要素としてモータ200を備えるモータ駆動ユニット1000を説明する。モータ200を備えるモータ駆動ユニット1000は、本発明の駆動装置の一例に相当する。ただし、モータ駆動ユニット1000は、構成要素としてモータ200が省かれた、モータ200を駆動するための装置であってもよい。モータ200が省かれたモータ駆動ユニット1000は、本発明の駆動制御装置の一例に相当する。
モータ駆動ユニット1000は、2つのインバータ101、102によって、電源(図2の403、404)からの電力を、モータ200に供給する電力に変換する。インバータ101、102は、例えば直流電力を、U相、V相およびW相の擬似正弦波である三相交流電力に変換することが可能である。2つのインバータ101、102は、それぞれ電流センサ401、402を備える。
モータ200は、例えば三相交流モータである。モータ200は、U相、V相およびW相のコイルを有する。コイルの巻き方は、例えば集中巻きまたは分布巻きである。
第1インバータ101は、モータ200のコイルの一端210に接続されて当該一端210に駆動電圧を印加し、第2インバータ102は、モータ200のコイルの他端220に接続されて当該他端220に駆動電圧を印加する。本明細書において、部品(構成要素)同士の「接続」とは、特に断らない限り電気的な接続を意味する。
制御回路301、302は、後で詳述するようにマイクロコントローラ341、342などを備える。制御回路301、302は、電流センサ401、402および角度センサ321、322からの入力信号に基づいてインバータ101、102の駆動電圧を制御する。制御回路301、302によるインバータ101、102の制御手法としては、例えばベクトル制御、直接トルク制御(DTC)から選択された制御手法が用いられる。 図2を参照して、モータ駆動ユニット1000の具体的な回路構成を説明する。 図2は、本実施形態によるモータ駆動ユニット1000の回路構成を模式的に示す図である。
モータ駆動ユニット1000はそれぞれ独立した第1電源403および第2電源404に接続される。電源403、404は所定の電源電圧(例えば12V)を生成する。電源403、404として、例えば直流電源が用いられる。ただし、電源403、404は、AC-DCコンバータまたはDC―DCコンバータであってもよいし、バッテリー(蓄電池)であってもよい。図2では、一例として、第1インバータ101用の第1電源403および第2インバータ102用の第2電源404が示されるが、モータ駆動ユニット1000は、第1インバータ101および第2インバータ102に共通の単一電源に接続されてもよい。また、モータ駆動ユニット1000は、内部に電源を備えていてもよい。
モータ駆動ユニット1000は、モータ200の一端210側に対応した第1系統と、モータ200の他端220側に対応した第2系統とを備える。第1系統には、第1インバータ101と第1の制御回路301が含まれる。第2系統には、第2インバータ102と第2の制御回路302が含まれる。第1系統のインバータ101および制御回路301は第1電源403から電力を供給される。第2系統のインバータ102および制御回路302は第2電源404から電力を供給される。
第1インバータ101は、3個のレグを有するブリッジ回路を備える。第1インバータ101の各レグは、電源とモータ200との間に接続されたハイサイドスイッチ素子およびモータ200とグランドとの間に接続されたローサイドスイッチ素子を備える。具体的には、U相用レグは、ハイサイドスイッチ素子113Hおよびローサイドスイッチ素子113Lを備える。V相用レグは、ハイサイドスイッチ素子114Hおよびローサイドスイッチ素子114Lを備える。W相用レグは、ハイサイドスイッチ素子115Hおよびローサイドスイッチ素子115Lを備える。スイッチ素子としては、例えば電界効果トランジスタ(MOSFETなど)または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBTなど)が用いられる。なお、スイッチ素子がIGBTである場合には、スイッチ素子と逆並列にダイオード(フリーホイール)が接続される。
第1インバータ101は、例えば、U相、V相およびW相の各相の巻線に流れる電流を検出するための電流センサ401(図1を参照)として、シャント抵抗113R、114Rおよび115Rをそれぞれ各レグに備える。電流センサ401は、各シャント抵抗に流れる電流を検出する電流検出回路(不図示)を備える。例えば、シャント抵抗は、ローサイドスイッチ素子113L、114Lおよび115Lとグランドとの間に接続され得る。シャント抵抗の抵抗値は、例えば0.5mΩ~1.0mΩ程度である。
シャント抵抗の数は3つ以外でもよい。例えば、U相、V相用の2つのシャント抵抗113R、114R、V相、W相用の2つのシャント抵抗114R、115R、または、U相、W相用の2つのシャント抵抗113R、115Rが用いられてもよい。使用されるシャント抵抗の数およびシャント抵抗の配置は、製品コストおよび設計仕様などが考慮されて適宜決定される。
第2インバータ102は、3個のレグを有するブリッジ回路を備える。第2インバータ102の各レグは、電源とモータ200との間に接続されたハイサイドスイッチ素子およびモータ200とグランドとの間に接続されたローサイドスイッチ素子を備える。具体的には、U相用レグは、ハイサイドスイッチ素子116Hおよびローサイドスイッチ素子116Lを備える。V相用レグは、ハイサイドスイッチ素子117Hおよびローサイドスイッチ素子117Lを備える。W相用レグは、ハイサイドスイッチ素子118Hおよびローサイドスイッチ素子118Lを備える。第1インバータ101と同様に、第2インバータ102は、例えば、シャント抵抗116R、117Rおよび118Rを備える。
モータ駆動ユニット1000はコンデンサ105、106を備える。コンデンサ105、106は、いわゆる平滑コンデンサであり、モータ200で発生する環流電流を吸収することで電源電圧を安定化させてトルクリップルを抑制する。コンデンサ105、106は、例えば電解コンデンサであり、容量および使用する個数は設計仕様などによって適宜決定される。
再び図1を参照する。制御回路301、302は、例えば、電源回路311、312と、角度センサ321、322と、入力回路331、332と、マイクロコントローラ341、342と、駆動回路351、352と、ROM361、362とを備える。制御回路301、302はインバータ101、102に接続される。そして、第1制御回路301は第1インバータ101を制御し、第2制御回路302は第2インバータ102を制御する。
制御回路301、302は、目的とするロータの位置(回転角)、回転速度、および電流などを制御してクローズドループ制御を実現することができる。回転速度は、例えば、回転角(rad)を時間微分することにより得られ、単位時間(例えば1分間)にロータが回転する回転数(rpm)で表される。制御回路301、302は、目的とするモータトルクを制御することも可能である。制御回路301、302は、トルク制御のためにトルクセンサを備えてもよいがトルクセンサが省かれていてもトルク制御は可能である。また、角度センサ321、322に変えてセンサレスアルゴリズムを備えてもよい。 電源回路311、312は、制御回路301、302内の各ブロックに必要なDC電圧(例えば3V、5V)を生成する。
角度センサ321、322は、例えばレゾルバまたはホールICである。角度センサ321、322は、磁気抵抗(MR)素子を有するMRセンサとセンサマグネットとの組み合わせによっても実現される。角度センサ321、322は、モータ200のロータの回転角を検出し、検出した回転角を表した回転信号をマイクロコントローラ341、342に出力する。モータ制御手法(例えばセンサレス制御)によっては、角度センサ321、322は省かれる場合がある。
入力回路331、332は、電流センサ401、402によって検出されたモータ電流値(以下、「実電流値」と表記する。)を受け取る。入力回路331、332は、マイクロコントローラ341、342の入力レベルに実電流値のレベルを必要に応じて変換し、実電流値をマイクロコントローラ341、342に出力する。入力回路331、332は、アナログデジタル変換回路である。
マイクロコントローラ341、342は、角度センサ321、322によって検出されたロータの回転信号を受信するとともに、入力回路331、332から出力された実電流値を受信する。マイクロコントローラ341、342は、実電流値およびロータの回転信号などに従って目標電流値を設定してPWM信号を生成し、生成したPWM信号を駆動回路351、352に出力する。例えば、マイクロコントローラ341、342は、インバータ101、102における各スイッチ素子のスイッチング動作(ターンオンまたはターンオフ)を制御するためのPWM信号を生成する。
各マイクロコントローラ341、342には内部クロック371、372が備えられる。各マイクロコントローラ341、342におけるPWM信号の生成は、内部クロック371、372からのクロック信号に従って実行される。即ち、各マイクロコントローラ341、342は、内部クロック371、372の振動子から得られるクロック信号を周波数変換してPWM制御のキャリア信号を生成する。
各マイクロコントローラ341、342が生成するPWM信号の基本周波数(即ちPWM制御におけるキャリア信号の周波数)は、マイクロコントローラ341、342同士で例えば1kHzといった周波数差を有する。この結果、後で詳述するように、周波数差によるトルクリップルが生じるとしても十分に高周波の領域で生じる。従って、トルクリップルに伴う騒音や振動などが、人の感知可能な周波数領域から外れ、人にとって不快な音や振動が抑制されることになる。
駆動回路351、352は、典型的にはゲートドライバである。駆動回路351、352は、第1インバータ101および第2インバータ102における各スイッチ素子のスイッチング動作を制御する制御信号(例えば、ゲート制御信号)をPWM信号に従って生成し、生成した制御信号を各スイッチ素子に与える。 マイクロコントローラ341、342は、駆動回路351、352の機能を有していてもよい。その場合、駆動回路351、352は省かれる。
ROM361、362は、例えば書き込み可能なメモリ(例えばPROM)、書き換え可能なメモリ(例えばフラッシュメモリ)または読み出し専用のメモリである。ROM361、362は、マイクロコントローラ341、342にインバータ101、102などを制御させるための命令群を含む制御プログラムを格納する。例えば、制御プログラムはブート時にRAM(不図示)に一旦展開される。

(モータ駆動ユニット1000の動作)

以下、モータ駆動ユニット1000の動作の具体例を説明し、主としてインバータ101、102の動作の具体例を説明する。
制御回路301、302は、第1インバータ101および第2インバータ102の両方を用いて三相通電制御することによってモータ200を駆動する。具体的に、制御回路301、302は、第1インバータ101のスイッチ素子と第2インバータ102のスイッチ素子とをスイッチング制御することにより三相通電制御を行う。 図3は、モータ200の各相の各コイルに流れる電流値を示す図である。
図3には、三相通電制御に従って第1インバータ101および第2インバータ102が制御されたときにモータ200のU相、V相およびW相の各コイルに流れる電流値をプロットして得られる電流波形(正弦波)が例示されている。図3の横軸は、モータ電気角(deg)を示し、縦軸は電流値(A)を示す。Ipkは各相の最大電流値(ピーク電流値)を表す。なお、インバータ101、102は、図3に例示した正弦波以外に、例えば矩形波を用いてモータ200を駆動することも可能である。
図3に例示されたような電流波形は、そのような電流波形に応じた波形の電圧がモータ200に印加されることで生じる。そして、そのような電圧は、第1インバータ101のスイッチ素子と第2インバータ102のスイッチ素子がPWM制御によって例えば20kHzというような高速でスイッチングすることによって生じる。 図4および図5は、PWM制御の下でのスイッチング動作を模式的に示す図であり、図4には電圧印加の状態が示され、図5には印加停止の状態が示される。
図4および図5には、インバータ101、102が有するレグのうち例えばU相のレグが示される。上述したようにU相のレグには、第1インバータ101側のハイサイドスイッチ素子113Hおよびローサイドスイッチ素子113Lと、第2インバータ102側のハイサイドスイッチ素子116Hおよびローサイドスイッチ素子116Lとが含まれる。
第1インバータ101側のハイサイドスイッチ素子113Hおよびローサイドスイッチ素子113Lは、同時にオン状態とはならず、一方がオン状態となる場合には他方はオフ状態になる。第2インバータ102側のハイサイドスイッチ素子116Hおよびローサイドスイッチ素子116Lも同様に、同時にオン状態とはならない。
モータ200の巻線に電圧が印加される場合には、2つのインバータ101、102の一方(図4の場合は第2インバータ102)でハイサイドスイッチ素子113H、116Hがオン状態となり、他方(図4の場合は第1インバータ101)でローサイドスイッチ素子113L、116Lがオン状態となる。この結果、当該一方側から当該他方側へと図中の矢印のように電流が流れることになる。
印加停止時には、全てのスイッチ素子がオフ状態となる。オフ状態となった直後には、コンデンサ(図2の105、106)にモータ200からの環流電流が流れるが、その後は電流が流れない。また、環流電流はモータ200のトルクには寄与しない。
2つのインバータ101、102では、図4に示す電圧印加の状態と図5に示す印加停止の状態とが高速で繰り返される。インバータ101、102における電圧印加と印加停止との繰り返しは、制御回路301、302のマイクロコントローラ341、342によって生成されるPWM信号に従って実行される。 図6は、PWM信号を示す図である。
PWM信号は2値のパルス信号であり、電圧印加を表す第1値と印加停止を表す第2値とが交互に生じる。PWM信号のパルスは周期T0で繰り返され、周期T0は第1値の継続時間T1と第2値の継続時間T2とに案分される。
PWM信号は上述した様に例えば20kHzといった高周波数の信号であるため周期T0は例えば50μ秒といった短周期となる。従って、モータ200に印加される実効的な電圧(実効電圧)は、周期T0で均された電圧となり、周期T0と第1値の継続時間T1との比(デューティー)が電源電圧と実効電圧との比に等しい。実効電圧は、例えば図3に示す電流波形のように変化する電流値に対応して時間変化する電圧である。実効電圧のそのような時間変化は、マイクロコントローラ341、342によってPWM信号のデューティーが制御されることで実現される。
2つのマイクロコントローラ341、342それぞれが周期T0のキャリア信号を生成し、そのキャリア信号に基づいてPWM信号を生成するが、上述した様にマイクロコントローラ341、342同士ではキャリア信号の周波数に差がある。このため、マイクロコントローラ341、342同士で周期T0が不一致となり、PWM信号同士の周波数の同期がズレる。このような同期ズレはモータ200でトルクリップルを生じる。 ここで、PWM信号同士の周波数差で生じるトルクリップルのシミュレーションテストについて説明する。 表1には、第1テストから第4テストまでのテスト条件が示される。
Figure 0007444075000001
第1~第4テストでは、第1インバータ101を駆動するために第1制御回路301のマイクロコントローラ341で生成されるPWM信号の周波数(第1系統の周波数)が20kHzに固定される。そして、第2インバータ102を駆動するために第2制御回路302のマイクロコントローラ342で生成されるPWM信号の周波数(第2系統の周波数)が変更される。 第1テストでは、第2系統の周波数が19.95kHzに設定され、第1系統と第2系統との周波数差は50Hzとなる。 第2テストでは、第2系統の周波数が19.995kHzに設定され、第1系統と第2系統との周波数差は5Hzとなる。 第3テストでは、第2系統の周波数が19.9995kHzに設定され、第1系統と第2系統との周波数差は0.5Hzとなる。 第4テストでは、第2系統の周波数が19.99995kHzに設定され、第1系統と第2系統との周波数差は0.05Hzとなる。 図7は、第1~第4テストの結果を示すグラフである。 図7には3次元グラフが示され、高さ軸はトルク強度を表し、左奥方向の軸は周波数を表し、右奥方向の軸はテスト番号を表す。 グラフ中の500Hz付近にある大きなピークは、モータの回転数に相当する周波数成分のピークでありトルクリップルではない。
第1テストの結果を表すグラフには、数百Hzの周波数領域に多くのピークがあり、周波数差の2倍に相当する100Hzの位置のピークが特に大きい。第1テストの条件では、この大きなピークに相当する大きなトルクリップルを生じることが分かる。
第2~第4テストでは、数百Hzの周波数領域には大きなピークが生じない。従って、周波数差が5Hz程度以下になればトルクリップルはほぼ生じないことが分かる。しかしながら、例えば水晶振動子によるクロック素子の場合、水晶振動子の個体差などによって例えば10Hz以上の周波数差は容易に生じ、独立したマイクロコントローラ341、342同士で周波数を5Hz程度以下に抑えることは難しい。そこで、逆に周波数差を広げたシミュレーションテストを行った。 表2には、第5テストから第11テストまでのテスト条件が示される。
Figure 0007444075000002
第5テストでは、第1系統の周波数と第2系統の周波数がいずれも基本周波数の20.0kHzに設定され、第1系統と第2系統との周波数差は0Hzとなる。即ち、第1系統と第2系統とでPWM信号の周波数が完全に同期する。
第6テストでは、第1系統の周波数が基本周波数に対して+1000Hzの21.0kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定される。
第7テストでは、第1系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数に対して-1000Hzの19.0kHzに設定される。
第8テストでは、第1系統の周波数が基本周波数に対して+500Hzの20.5kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定される。
第9テストでは、第1系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数に対して-500Hzの19.5kHzに設定される。
第10テストでは、第1系統の周波数が基本周波数に対して+100Hzの20.1kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定される。
第11テストでは、第1系統の周波数が基本周波数の20.0kHzに設定され、第2系統の周波数が基本周波数に対して-100Hzの19.9kHzに設定される。 図8は、第5~第11テストの結果を示すグラフである。 図8にも3次元グラフが示され、高さ軸はトルク強度を表し、左奥方向の軸は周波数を表し、右奥方向の軸はテスト番号を表す。 図8でも、グラフ中の500Hz付近にある大きなピークは、モータの回転数に相当する周波数成分のピークでありトルクリップルではない。 第5テストの結果を表すグラフには、数百Hzの周波数領域に特段のピークが生じない。従って、周波数が同期すればトルクリップルは生じないことが分かる。
第10テストおよび第11テストの結果を表すグラフには、数百Hzの周波数領域に多くのピークがあり、周波数差の2倍に相当する200Hzの位置のピークが特に大きい。第10テストおよび第11テストの条件では、この大きなピークに相当する大きなトルクリップルが生じることが分かる。
第6~第9テストでは、数百Hzの周波数領域には大きなピークが生じない。第8~第9テストの場合、周波数差の2倍は1kHzであり、グラフ中には1kHzの位置にある程度大きなピークが生じる。そして、このピークに相当するトルクリップルが生じることになる。しかしながら、1kHzの振動は人間の感覚域を外れた振動であるため、トルクリップルに伴う騒音などの不具合は抑制されることになる。第6~第7テストでは、周波数差の2倍は2kHzであり、騒音などは人間の感覚域を更に外れる。
例えばパワーステアリング装置などに用いられる場合、モータ200の回転数は状況に応じて変化する。このようにモータの回転数が変化した結果、モータ200の回転数とトルクリップルの振動数が重なると、モータの駆動制御に乱れが生じる虞がある。
第1系統と第2系統とで、PWM制御のキャリア信号の周波数が、モータ200の最大回転数と極対数との積以上の周波数差を有すると、周波数差の2n倍(nは自然数)に生じるトルクリップルの周波数は、モータ200の回転数から外れると共に人間の感覚域も外れる。この結果、トルクリップルに伴う騒音や振動や制御乱れなどの不具合が抑制される。
また、PWM制御のキャリア信号の周波数差は、機械角で上記積の3n倍(nは自然数)を除く値であることが望ましい。第1系統と第2系統とでキャリア信号の周波数が完全に同期している場合であっても、モータ200には6n次のトルクリップルが生じる。キャリア信号の周波数差が機械角で上記積の3n倍であると、周波数差によるトルクリップルが6n次のトルクリップルに重なることが避けられる。 キャリア信号同士の周波数差を得るための具体的な構成としては2つの構成が考えられる。
1つ目の構成は、図1に示す2つの内部クロック371、372として、クロック信号の周波数が互いに例えば5%程度異なっているクロック素子を用いる構成である。このようなクロック素子が用いられることにより、2つのマイクロコントローラ341、342における駆動制御のプログラム(特にキャリア信号の生成とPWM制御のプログラム)として同一のプログラムが利用可能となる。
2つ目の構成は、周波数の変換係数が2つのマイクロコントローラ341、3
42で互いに例えば5%程度相違する構成である。この変換係数は、2つのマイクロコントローラ341、342が内部クロック371、372からのクロック信号を周波数変換してPWM制御のキャリア信号を生成する際に用いられる。第1の制御回路301のマイクロコントローラ341は、第1の変換比率で周波数変換し、第2の制御回路302のマイクロコントローラ342は、第1の変換比率とは異なる第2の変換比率で周波数変換する。
この構成では、内部クロック371、372として同一周波数のクロック素子が採用可能であり、望ましい周波数差を有する各キャリア信号が変換係数によって容易に得られる。同一周波数のクロック素子は、例えば同一規格の水晶体を内蔵したクロック素子であり、部品種類の増加が回避される。また、内部クロック371、372同士に個体差があっても構わない。即ち、同一規格の水晶体では上述した様に50Hz程度の個体差が生じうるが、変換係数が5%程度相違すると、このような個体差を遥かに超えた周波数差が生じるので個体差の存在は問題とならない。
なお、更に別の構成としては、キャリア信号同士の周波数の同期状態を確認する回路を備え、確認された同期状態に基づいてキャリア信号の周波数を変更して望ましい周波数差を得るという構成も考えられる。この構成では、例えば上記変換係数として同一の変数が誤って設定された場合であっても、望ましい周波数差が得られるという利点がある。 次に、本実施形態の変形例について説明する。 図9は、回路配線が異なる変形例におけるモータ駆動ユニット1000の回路構成を示す図である。 図9に示す変形例では、第1インバータ101と第2インバータ102とのグランド端同士が分離する。このように分離した構成であっても、キャリア信号の周波数にずれが生じるとトルクリップルが発生する。従って、図9に示す変形例でも、第1系統と第2系統とで、PWM制御のキャリア信号の周波数に上述した差が設けられることで、トルクリップルの周波数は、モータ200の回転数から外れると共に人間の感覚域も外れる。この結果、トルクリップルに伴う騒音や振動や制御乱れなどの不具合が抑制される。

(パワーステアリング装置の実施形態)
自動車等の車両は一般的に、パワーステアリング装置を備える。パワーステアリング装置は、運転者がステアリングハンドルを操作することによって発生するステアリング系の操舵トルクを補助するための補助トルクを生成する。補助トルクは、補助トルク機構によって生成され、運転者の操作の負担を軽減することができる。例えば、補助トルク機構は、操舵トルクセンサ、ECU、モータおよび減速機構などから構成される。操舵トルクセンサは、ステアリング系における操舵トルクを検出する。ECUは、操舵トルクセンサの検出信号に基づいて駆動信号を生成する。モータは、駆動信号に基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを生成し、減速機構を介してステアリング系に補助トルクを伝達する。
上記実施形態のモータ駆動ユニット1000は、パワーステアリング装置に好適に利用される。図10は、本実施形態による電動パワーステアリング装置2000の構成を模式的に示す図である。 電動パワーステアリング装置2000は、ステアリング系520および補助トルク機構540を備える。
ステアリング系520は、例えば、ステアリングハンドル521、ステアリングシャフト522(「ステアリングコラム」とも称される。)、自在軸継手523A、523B、および回転軸524(「ピニオン軸」または「入力軸」とも称される。)を備える。
また、ステアリング系520は、例えば、ラックアンドピニオン機構525、ラック軸526、左右のボールジョイント552A、552B、タイロッド527A、527B、ナックル528A、528B、および左右の操舵車輪(例えば左右の前輪)529A、529Bを備える。
ステアリングハンドル521は、ステアリングシャフト522と自在軸継手523A、523Bとを介して回転軸524に連結される。回転軸524にはラックアンドピニオン機構525を介してラック軸526が連結される。ラックアンドピニオン機構525は、回転軸524に設けられたピニオン531と、ラック軸526に設けられたラック532とを有する。ラック軸526の右端には、ボールジョイント552A、タイロッド527Aおよびナックル528Aをこの順番で介して右の操舵車輪529Aが連結される。右側と同様に、ラック軸526の左端には、ボールジョイント552B、タイロッド527Bおよびナックル528Bをこの順番で介して左の操舵車輪529Bが連結される。ここで、右側および左側は、座席に座った運転者から見た右側および左側にそれぞれ一致する。
ステアリング系520によれば、運転者がステアリングハンドル521を操作することによって操舵トルクが発生し、ラックアンドピニオン機構525を介して左右の操舵車輪529A、529Bに伝わる。これにより、運転者は左右の操舵車輪529A、529Bを操作することができる。
補助トルク機構540は、例えば、操舵トルクセンサ541、ECU542、モータ543、減速機構544および電力供給装置545を備える。補助トルク機構540は、ステアリングハンドル521から左右の操舵車輪529A、529Bに至るステアリング系520に補助トルクを与える。なお、補助トルクは「付加トルク」と称されることがある。
ECU542としては、例えば図1などに示された制御回路301、302が用いられる。また、電力供給装置545としては、例えば図1などに示されたインバータ101、102が用いられる。また、モータ543としては、例えば図1などに示されたモータ200が用いられる。ECU542、モータ543および電力供給装置545は、一般的に「機電一体型モータ」と称されるユニットを構成する場合がある。図10に示された各要素のうち、ECU542、モータ543および電力供給装置545を除いた要素で構成された機構は、モータ543によって駆動されるパワーステアリング機構の一例に相当する。
操舵トルクセンサ541は、ステアリングハンドル521によって付与されたステアリング系520の操舵トルクを検出する。ECU542は、操舵トルクセンサ541からの検出信号(以下、「トルク信号」と表記する。)に基づいてモータ543を駆動するための駆動信号を生成する。モータ543は、操舵トルクに応じた補助トルクを駆動信号に基づいて発生する。補助トルクは、減速機構544を介してステアリング系520の回転軸524に伝達される。減速機構544は、例えばウォームギヤ機構である。補助トルクはさらに、回転軸524からラックアンドピニオン機構525に伝達される。
パワーステアリング装置2000は、補助トルクがステアリング系520に付与される箇所によって、ピニオンアシスト型、ラックアシスト型、およびコラムアシスト型等に分類される。図10には、ピニオンアシスト型のパワーステアリング装置2000が示される。ただし、パワーステアリング装置2000は、ラックアシスト型、コラムアシスト型等にも適用される。
ECU542には、トルク信号だけでなく、例えば車速信号も入力され得る。ECU542のマイクロコントローラは、トルク信号や車速信号などに基づいてモータ543をPWM制御することができる。
ECU542は、少なくともトルク信号に基づいて目標電流値を設定する。ECU542は、車速センサによって検出された車速信号を考慮し、さらに角度センサによって検出されたロータの回転信号を考慮して、目標電流値を設定することが好ましい。ECU542は、電流センサ(図1参照)によって検出された実電流値が目標電流値に一致するように、モータ543の駆動信号、つまり、駆動電流を制御することができる。
パワーステアリング装置2000によれば、運転者の操舵トルクにモータ543の補助トルクを加えた複合トルクを利用してラック軸526によって左右の操舵車輪529A、529Bを操作することができる。特に、上記実施形態のモータ駆動ユニット1000が利用されることにより、トルクリップルによる騒音や振動などといった不具合が低減され、円滑なパワーアシストが実現される。
なお、ここでは、本発明の駆動制御装置、駆動装置における使用方法の一例としてパワーステアリング装置が挙げられるが、本発明の駆動制御装置、駆動装置の使用方法は上記に限定されず、ポンプ、コンプレッサなど広範囲に使用可能である。
上述した実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
101、102:インバータ 200:モータ 301、302:制御回路 311,312:電源回路 321、322:角度センサ 331、332:入力回路 341、342:マイクロコントローラ 351、352:駆動回路 361、362:ROM 371、372:内部クロック 401、402:電流センサ 403、404:電源 1000:モータ駆動ユニット 2000:パワーステアリング装置

Claims (5)

  1. モータの駆動を制御する駆動制御装置であって、 前記モータの巻線の一端に接続される第1インバータと、 前記一端に対する他端に接続される第2インバータと、 前記第1インバータに対してPWM制御を行う第1制御回路と、 前記第2インバータに対してPWM制御を行う第2制御回路と、を備え、 前記第1制御回路と前記第2制御回路とでは、PWM制御のキャリア信号の周波数が、前記モータの最大回転数と極対数との積以上の周波数差を有する駆動制御装置。
  2. 前記周波数差が、機械角で前記積の3n倍(nは自然数)を除く値である請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記第1制御回路および前記第2制御回路は、振動子から得られるクロック信号を周波数変換してPWM制御のキャリア信号を生成し、 前記第1制御回路は、第1の変換比率で周波数変換し、 前記第2制御回路は、第1の変換比率とは異なる第2の変換比率で周波数変換する請求項1または2に記載の駆動制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動制御装置と、 前記駆動制御装置によって駆動が制御されるモータと、を備えるモータ駆動装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動制御装置と、 前記駆動制御装置によって駆動が制御されるモータと、 前記モータによって駆動されるパワーステアリング機構と、を備えるパワーステアリング装置。
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