JP7434757B2 - 充電制御方法、充電制御装置、充電装置、および、充電システム - Google Patents

充電制御方法、充電制御装置、充電装置、および、充電システム Download PDF

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Description

本発明は、充電制御方法、充電制御装置、充電装置、および、充電システムに関する。
従来、鉛蓄電池を充電する場合には、予め設定された時間にわたって充電を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開平1-93071号公報
しかしながら、オンパルス期間の充電において既定時間の充電を行うと、鉛蓄電池の容量によっては充電不足になる場合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、充電制御方法が提供される。充電制御方法は、1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電段階を備えてよい。充電制御方法は、定電流充電段階の後に、鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電段階を備えてよい。
充電制御方法は、鉛蓄電池群が放電されたことに応じて、定電流充電段階の前に、鉛蓄電池群を通常充電により充電させる通常充電段階をさらに備えてよい。
鉛蓄電池群は、脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池を含んでよい。
定電圧充電段階は、鉛蓄電池群の容量に関わらず、鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させてよい。
基準電流は、定電流充電の電流に対し10~20%であってよい。
定電圧充電段階は、鉛蓄電池群に流れる電流を測定する電流測定段階を有してよい。
充電制御方法は、オンパルス期間を繰り返し開始するオンパルス期間開始段階をさらに備えてよい。
オンパルス期間開始段階は、定電圧充電段階が終了してから基準インターバルの経過後にオンパルス期間を開始してよい。
充電制御方法は、定電流充電の継続時間および定電圧充電の継続時間の少なくとも一方に応じて鉛蓄電池群の容量を算出する算出段階をさらに備えてよい。
充電制御方法は、算出段階により算出された鉛蓄電池群の容量に応じて、次のオンパルス期間における定電流充電の電流を変更する電流変更段階をさらに備えてよい。
充電制御方法は、複数のオンパルス期間の経過後に、定電流充電の継続時間の短縮割合が第1範囲内になったこと、および、定電圧充電の継続時間の短縮割合が第2範囲内になったことの少なくとも一方に応じて鉛蓄電池群の劣化を報知する劣化報知段階をさらに備えてよい。
本発明の第2の態様においては、充電制御装置が提供される。充電制御装置は、1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電制御部を備えてよい。充電制御装置は、鉛蓄電池群が定電流充電された場合に、鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電制御部を備えてよい。
充電制御装置は、鉛蓄電池群が放電されたことに応じて、定電流充電制御部による定電流充電の前に、鉛蓄電池群を通常充電により充電させる通常充電制御部をさらに備えてよい。
鉛蓄電池群は、脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池を含んでよい。
定電圧充電制御部は、鉛蓄電池群の容量に関わらず、鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させてよい。
充電制御装置は、鉛蓄電池群に流れる電流を測定する電流測定部をさらに備えてよい。
充電制御装置は、オンパルス期間を繰り返し開始するオンパルス期間開始部をさらに備えてよい。
本発明の第3の態様においては、充電装置が提供される。充電装置は、1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群を充電するための充電電力を出力する電力出力部を備えてよい。充電装置は、第2の態様の充電制御装置を備えてよい。
本発明の第4の態様においては、充電システムが提供される。充電システムは、1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群を備えてよい。充電システムは、第3の態様の充電装置を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る充電システム1を商用電源2および負荷3と共に示す。 充電制御装置54による充電動作を示す。 割り込み動作を示す。 通常充電モードでの動作波形を示す。 鉛蓄電池群10が内蔵バッテリのみを有する場合のオンパルス充電モードでの動作波形を示す。 鉛蓄電池群10が内蔵バッテリと、外部バッテリを有する場合のオンパルス充電モードでの動作波形を示す。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[1.充電システム1の構成]
図1は、本実施形態に係る充電システム1を商用電源2および負荷3と共に示す。充電システム1は、鉛蓄電池群10と、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply:UPS)5とを備える。
[1.1.鉛蓄電池群10]
鉛蓄電池群10は、1または複数の鉛蓄電池100を有する。鉛蓄電池群10は、脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池100を含んでよい。本実施形態においては一例として、鉛蓄電池群10は、並列接続された3つの鉛蓄電池100を有する。各鉛蓄電池100の容量は同じであってもよいし、異なってもよい。このうち、1つの鉛蓄電池100(鉛蓄電池100inとも称する)は、無停電電源装置5の内部に配設される内部バッテリであってよい。残り2つの鉛蓄電池100(鉛蓄電池100extとも称する)は、無停電電源装置5の外部に配設され無停電電源装置5に脱着可能に接続された外部バッテリ(増設バッテリとも称する)であってよい。但し、内部バッテリとしての鉛蓄電池100inは無停電電源装置5に複数具備されてもよいし、具備されなくてもよい。また、外部バッテリとしての鉛蓄電池100extは充電システム1に具備されなくてもよいし、3つ以上具備されてもよい。鉛蓄電池群10の全体の容量は、外部バッテリとしての鉛蓄電池100extの増設や撤去、交換などによって変更されてよい。
なお、各鉛蓄電池100は、充電を行うことによって電気を蓄えて繰り返し使用することができる。また、各鉛蓄電池100は、電気を使用していなくても、時間と共に蓄えた電気が徐々に失われる自然放電が起こる。本実施形態の無停電電源装置5は、このような鉛蓄電池100の充電を行う。
[1.2.無停電電源装置5]
無停電電源装置5は、充電装置の一例である。無停電電源装置5は、商用電源2からの電力を用いて充電を行い、停電等によって電力が断たれた場合には、充電された電力を負荷3へと供給する。無停電電源装置5は、1または複数の外部端子50と、AC/DC変換器51と、DC/AC変換器52と、電力出力部53と、充電制御装置54とを備える。無停電電源装置5は、内部バッテリとしての鉛蓄電池100inをさらに備えてよい。
[1.2.1.外部端子50]
各外部端子50は、当該外部端子50に接続された他の機器と無停電電源装置5の本体とを電気的に接続する。本実施形態では一例として、外部端子50には、商用電源2、負荷3および外部バッテリとしての各鉛蓄電池100extが接続される。
[1.2.3.AC/DC変換器51]
AC/DC変換器51は、商用電源2からの交流電力を直流電力に変換する。AC/DC変換器51は、変換された直流電力をDC/AC変換器52および電力出力部53へ供給する。なお、本図においては、無停電電源装置5に交流電力が入力される場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。無停電電源装置5に直流電力が入力される場合、AC/DC変換器51は省略されてもよい。
[1.2.4.DC/AC変換器52]
DC/AC変換器52は、AC/DC変換器51が変換した直流電力を交流電力に変換する。また、DC/AC変換器52は、停電等によって商用電源2からの電力が断たれた場合に、鉛蓄電池群10の少なくとも一部から供給される直流電力を交流電力に変換する。DC/AC変換器52は、変換した交流電力を無停電電源装置5の外部に接続される負荷3へ供給する。なお、本図においては、無停電電源装置5が交流電源を出力する場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。無停電電源装置5が直流電源を出力する場合、DC/AC変換器52は省略されてもよい。
[1.2.5.電力出力部53]
電力出力部53は、鉛蓄電池群10を充電するための充電電力を出力する。電力出力部53は、例えば、チョッパ回路等であってよい。電力出力部53は、電流のオン/オフを制御することによって、AC/DC変換器51から供給された直流電力から、充電電力として任意の電圧や電流を生成して各鉛蓄電池100へ供給する。電力出力部53は、停電等によって電力が断たれた場合に、鉛蓄電池群10の少なくとも一部から供給される電力を、DC/AC変換器52を介して負荷3へと供給してよい。
[1.2.6.充電制御装置54]
充電制御装置54は、電力出力部53による鉛蓄電池群10の充電を制御する。充電制御装置54は、複数の充電モード(本実施形態では一例として通常充電、オンパルス充電、オフパルス充電の各充電モード)で電力出力部53に充電を行わせてよい。充電制御装置54は、通常充電制御部540と、オンパルス充電制御部541と、オフパルス充電制御部545と、モニタ部546と、切替部547とを備える。
[1.2.6(1).通常充電制御部540]
通常充電制御部540は、電力出力部53に通常充電(急速充電とも称する)を行わせる。通常充電は、鉛蓄電池群10が使用により放電された場合に実行される充電モードである。通常充電制御部540は、鉛蓄電池群10が放電されたことに応じて、鉛蓄電池群10を通常充電により充電させる。通常充電は、オンパルス充電制御部541によるオンパルス充電の前に行われてよい。通常充電は、鉛蓄電池群10が満充電(または概ね満充電)となるまで実行されてよい。本実施形態では一例として、通常充電は定電流-定電圧(Constant Current-Constant Voltage:CC-CV)充電であってよい。通常充電は、基準充電時間(一例として24時間)にわたって継続して行われてよい。
[1.2.6(2).オンパルス充電制御部541]
オンパルス充電制御部541は、電力出力部53にオンパルス充電を行わせる。オンパルス充電は、パルス充電(スタンバイ充電とも称する)のオンパルス期間に実行される充電モードである。本実施形態では一例として、オンパルス充電は定電流-定電圧(Constant Current-Constant Voltage:CC-CV)充電であってよい。オンパルス充電制御部541は、定電流充電制御部542と、定電圧充電制御部543とを有する。
定電流充電制御部542は、電力出力部53に定電流-定電圧充電における定電流充電を行わせる。定電流充電制御部542は、鉛蓄電池群10に対するパルス充電の各オンパルス期間において、鉛蓄電池群10の電圧が基準電圧に達するまで鉛蓄電池群10を定電流充電により充電させる。
定電圧充電制御部543は、電力出力部53に定電流-定電圧充電における定電圧充電を行わせる。定電圧充電制御部543は、定電流充電制御部542によって鉛蓄電池群10が定電流充電された場合に、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群10を定電圧充電により充電させる。定電圧充電制御部543は、鉛蓄電池群10の容量に関わらず、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群10を定電圧充電により充電させてよい。
[1.2.6(3).オフパルス充電制御部545]
オフパルス充電制御部545は、電力出力部53にオフパルス充電を行わせる。オフパルス充電は、パルス充電のオフパルス期間に実行される充電モードである。本実施形態においてオフパルス期間は、オンパルス期間が終了してから、次に開始するまでの期間であってよく、一例として1時間である。オフパルス充電制御部545は、鉛蓄電池群10における何れかの鉛蓄電池100の電圧が下限電圧(一例として13.28V)を下回った場合に限り、鉛蓄電池群10を当該下限電圧まで充電してよい。オフパルス充電制御部545は、上限電流(一例として2.4A)未満の電流を流すことで鉛蓄電池群10を充電してよい。オフパルス充電は定電流-定電圧充電であってよい。
[1.2.6(4).モニタ部546]
モニタ部546は、鉛蓄電池群10の充電状態をモニタする。モニタ部546は、電流測定部の一例であり、充電時に鉛蓄電池群10に流れる電流を測定してよい。本実施形態では一例として、モニタ部546は、内部バッテリとしての鉛蓄電池100inに流れる電流を測定するが、鉛蓄電池群10における任意の1または複数の鉛蓄電池100に流れる電流を測定してよい。
モニタ部546は、鉛蓄電池群10における少なくとも1つの鉛蓄電池100の電圧を測定してもよい。モニタ部546は、測定結果を切替部547へ供給してよい。
[1.2.6(5).切替部547]
切替部547は、充電制御装置54の充電モードを切り替える。例えば、切替部547は、鉛蓄電池群10が放電された場合に通常充電制御部540をイネーブルして通常充電モードでの充電を行わせてよい。また、切替部547は、オンパルス期間開始部の一例であり、オンパルス期間を繰り返し開始してよい。切替部547は、オンパルス期間ではオンパルス充電制御部541をイネーブルしてオンパルス充電モードでの充電を行わせてよく、本実施形態では一例として、定電流充電制御部542および定電圧充電制御部543を順にイネーブルして定電流充電および定電圧充電を行わせてよい。また、切替部547は、オフパルス期間にオフパルス充電制御部545をイネーブルしてオフパルス充電モードでの充電を行わせてよい。
以上の充電システム1によれば、パルス充電におけるオンパルス期間では、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流以下となるまで定電圧充電が行われるので、定電圧充電を一定時間の経過タイミングまで行う場合と異なり、鉛蓄電池群10の容量に関わらず各鉛蓄電池100を適切な充電量まで充電することができる。ここで、従来の充電制御装置において定電圧充電を一定時間の経過タイミングまで行うような制御ソフトウェアが予め具備されている場合には、当該制御ソフトウェアでの定電圧充電の終了トリガを変更することで、充電電流が基準電流以下となるまで定電圧充電を行わせることができる。従って、充電システム1を容易に製造することができる。
また、鉛蓄電池群10には脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池100が含まれるので、容量が変動しうる。このような場合であっても、オンパルス期間の定電圧充電では鉛蓄電池群10の容量に関わらず、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群10が定電圧充電により充電されるので、各鉛蓄電池100を適切な充電量まで充電することができる。
また、オンパルス期間が繰り返し開始するので、電極への硫化鉛の付着による鉛蓄電池100の劣化を防止することができる。
また、鉛蓄電池群10が放電されたことに応じて鉛蓄電池群10が通常充電により充電されるので、通常充電によって鉛蓄電池群10を満充電(または概ね満充電)状態にすることができる。
[2.動作]
[2.1.充電動作]
図2は、充電制御装置54による充電動作を示す。充電制御装置54は、ステップS11~S21の処理を行うことにより鉛蓄電池群10を充電状態に維持する。
ステップS11において切替部547は、通常充電制御部540をイネーブルして鉛蓄電池群10を通常充電(本実施形態では一例として定電流-定電圧充電)で充電させる。切替部547は、充電システム1が起動されたことに応じて通常充電を行わせてもよいし、モニタ部546による測定結果から鉛蓄電池群10が放電されたことを検知したことに応じて通常充電を行わせてもよい。通常充電制御部540は、鉛蓄電池群10の容量に関わらず、基準充電時間(一例として24時間)にわたって継続して通常充電を行ってよい。
ステップS13において切替部547は、オンパルス期間を開始する。ステップS11での通常充電の後にステップS13が行われる場合には、切替部547は、オンパルス期間は通常充電の終了後に基準インターバル(本実施形態では一例として1時間)経過したタイミングでオンパルス期間を開始してよい。切替部547は、通常充電が終了したことを通常充電制御部540から受信してもよいし、モニタ部546の測定結果から検知してもよい。
ステップS15において切替部547は、オンパルス期間が開始したことに応じ、定電流充電制御部542をイネーブルして鉛蓄電池群10を定電流-定電圧充電における定電流充電で充電させる。定電流充電制御部542は、鉛蓄電池群10の電圧が基準電圧に達するまで鉛蓄電池群10を充電させる。
ステップS17において切替部547は、鉛蓄電池群10の電圧が基準電圧に達したことに応じ、定電圧充電制御部543をイネーブルして鉛蓄電池群10を定電流-定電圧充電における定電圧充電で充電させる。定電圧充電制御部543は、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流以下となるまで鉛蓄電池群10を定電圧充電により充電させる。基準電流は、定電流充電の電流に対し10~20%であってよい。また、基準電流は1/8C、つまり、満充電状態から放電した場合に8時間で完全に放電される電流であってよい。なお、切替部547は、鉛蓄電池群10の電圧が基準電圧に達したことをモニタ部546の測定結果から検知してよい。
ここで、ステップS17の処理は、図中の右側に示すサブルーチンに従って行われる。すなわち、ステップS31において定電圧充電制御部543が定電圧充電を開始する。ステップS33において鉛蓄電池群10に流れる電流をモニタ部546が測定し、ステップS35において切替部547は測定電流が基準電流以下であるか否かを判定する。測定電流が基準電流より大きい場合(ステップS35;No)には切替部547はステップS33に処理を移行し、測定電流が基準電流以下の場合(ステップS35;Yes)にはステップS37に処理を移行する。切替部547は、測定電流が基準電流以下にならずに定電圧充電の継続時間が基準時間(一例として1時間)を超えた場合にはステップS17の処理をタイムアウトして操作者に報知してよい。そして、ステップS37において定電圧充電制御部543が定電圧充電を終了してステップS17の処理を終了する。なお、切替部547は、定電圧充電が終了したことに応じてオンパルス期間を終了してよい。
ステップS19において切替部547は、定電圧充電が終了したことに応じ、オフパルス充電制御部545をイネーブルして鉛蓄電池群10をオフパルス充電で充電させる。一例として、オフパルス充電制御部545は、鉛蓄電池群10における何れかの鉛蓄電池100の電圧が下限電圧(一例として13.28V)を下回った場合に上限電流(一例として2.4A)未満の電流を流すことで鉛蓄電池群10を下限電圧まで充電してよい。なお、切替部547は、鉛蓄電池群10の定電圧充電が終了したことをモニタ部546の測定結果から検知してよい。
ステップS21において切替部547は、オンパルス期間の終了タイミング、つまりステップS17の低電圧充電の終了タイミングから基準インターバルが経過したかを判定する。
切替部547は、ステップS21において基準インターバルが経過していないと判定した場合(ステップS21;No)にはステップS19に処理を移行する。これにより、基準インターバルの間にオフパルス充電が断続的に行われる。
また、切替部547は、ステップS21において基準インターバルが経過したと判定した場合(ステップS21;Yes)にはステップS13に処理を移行する。これにより、定電圧充電段階が終了してから基準インターバルの経過後にオンパルス期間が開始する。また、ステップS13~S21の処理が繰り返し実行されることにより、オンパルス期間が基準インターバル毎に繰り返し開始される。
以上の動作によれば、基準電流は定電流充電の電流に対し10~20%であるので、10%未満の場合と比較して、鉛蓄電池群10に流れる電流の測定精度を緩和することができる。また、20%を超える場合と比較して、各鉛蓄電池100を適切な充電量まで確実に充電することができる。
また、オンパルス期間での定電圧充電が終了してから基準インターバルの経過後に再びオンパルス期間が開始するので、電極への硫化鉛の付着による鉛蓄電池100の劣化を確実に防止することができる。
[2.2.停電時の割り込み動作]
図3は、割り込み動作を示す。無停電電源装置5は、ステップS51~S55の処理を行うことにより停電時に電力を供給する。
ステップS51において、無停電電源装置5は、商用電源2の停電を検知する。一例として、無停電電源装置5は、モニタ部546からの情報に基づいて停電を検知してよい。ステップS51の処理は上述のステップS11~S21の処理と平行して行われてよい。
ステップS53において、電力出力部53は、鉛蓄電池群10を放電させる。これにより、鉛蓄電池群10からの放電電力がDC/AC変換器52を介して負荷3へと供給される。無停電電源装置5は、平行してステップS11~S21の処理が行われている場合には、その処理を中断させてよい。
そして、ステップS55において無停電電源装置5は、停電の解消を検知する。一例として、無停電電源装置5はモニタ部546からの情報に基づいて停電解消を検知してよい。停電の解消が検知された場合には、無停電電源装置5の充電制御装置54は鉛蓄電池群10を通常充電するべく、上述のステップS11に処理を移行してよい。
[3.動作波形]
図4は、通常充電モードでの動作波形を示す。図中の縦軸は鉛蓄電池群10の電圧(V)または充電電流(A)であり、横軸は時間(h)である。なお、各鉛蓄電池100は、電圧12V、容量8.8Ahであってよい。
通常充電モードでは、鉛蓄電池群10が定電流-定電圧充電によって充電される。本実施形態では一例として、通常充電の開始後に充電電流が約2.4Aに維持されて定電流充電が行われ、鉛蓄電池群10の電圧が約13.8Vに達した後には、この電圧が維持され、通常充電の開始から基準充電時間(本図では一例として24時間)が経過するまで定電圧充電が行われる。
図5は、鉛蓄電池群10が内蔵バッテリとしての鉛蓄電池100inのみを有する場合のオンパルス充電モードでの動作波形を示す。本図と、後述の図6とにおいて、図中の縦軸は鉛蓄電池群10の電圧(V)または充電電流(A)であり、横軸は時間(s)である。
本実施形態に係る充電制御装置54によれば、オンパルス充電モードでも鉛蓄電池群10が定電流-定電圧充電によって充電される。本実施形態では一例として、通常充電の開始後に充電電流が約2.3Aに維持されて定電流充電が行われ、鉛蓄電池群10の電圧が約13.8Vに達した後には、この電圧が維持され、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流(本図では一例として、定電流充電の電流2.3Aの14%である約0.3A)以下となるまで定電圧充電が行われる。なお、この例ではオンパルス充電の開始から40秒で充電が終了し、充電量は約9.4mAhとなる。
図6は、鉛蓄電池群10が内蔵バッテリとしての鉛蓄電池100inと、外部バッテリとしての鉛蓄電池100extとを有する場合のオンパルス充電モードでの動作波形を示す。
この場合においても、通常充電の開始後に充電電流が約2.3Aに維持されて定電流充電が行われ、鉛蓄電池群10の電圧が約13.8Vに達した後には、この電圧が維持され、鉛蓄電池群10に流れる電流が基準電流(本図では一例として約0.3A)以下となるまで定電圧充電が行われる。なお、この例ではオンパルス充電の開始から80秒で充電が終了し、充電量は約18.8mAhとなる。
[4.変形例]
なお、上記の実施形態においては、モニタ部546は鉛蓄電池群10の充電状態をモニタすることとして説明したが、これに加えて/代えて、鉛蓄電池群10の劣化を検知してもよい。例えば、オンパルス期間における定電流充電の継続時間や定電圧充電の継続時間は、鉛蓄電池100の撤去等による鉛蓄電池群10の容量減少や、鉛蓄電池100の劣化によって短縮される。モニタ部546は、複数のオンパルス期間の経過後に、定電流充電の継続時間の短縮割合が第1範囲内になったこと、および、定電圧充電の継続時間の短縮割合が第2範囲内になったことの少なくとも一方に応じて鉛蓄電池群10が劣化したことを検知して、その旨を報知してよい。これにより、鉛蓄電池100の劣化を自動的に検知して操作者に報知することができる。ここで、短縮割合についての第1範囲および第2範囲の下限値は、誤差によって継続時間が最も短く測定される場合の短縮割合にマージンを加えた値であってよい。第1範囲および第2範囲の上限値は、鉛蓄電池100が撤去された場合の短縮割合からマージンを引いた値であってよい。鉛蓄電池群10の劣化の検出や報知は、定電流充電の継続時間の短縮割合に基づく場合には当該定電流充電の処理(本実施形態では一例としてステップS15)よりも後の何れのタイミングで行われてもよく、定電圧充電の継続時間の短縮割合に基づく場合には当該定電圧充電の処理(本実施形態では一例としてステップS17)よりも後の何れのタイミングで行われてもよい。
また、モニタ部546は鉛蓄電池群10の容量を算出してもよい。すなわち、オンパルス期間における定電流充電の継続時間や、定電圧充電の継続時間は、それぞれ鉛蓄電池群10の容量に応じて増減する。モニタ部546は、これらの継続時間の少なくとも一方に応じて鉛蓄電池群10の容量を算出してよい。この場合には、充電制御装置54が操作者の入力操作によらずに鉛蓄電池100の容量に関する情報を取得することができる。鉛蓄電池群10の容量の算出は、定電流充電の継続時間に基づく場合には当該定電流充電の処理(本実施形態では一例としてステップS15)よりも後の何れのタイミングで行われてもよく、定電圧充電の継続時間に基づく場合には当該定電圧充電の処理(本実施形態では一例としてステップS17)よりも後の何れのタイミングで行われてもよい。
また、切替部547は充電制御装置54の充電モードを切り替えることとして説明したが、これに加えて/代えて、オンパルス期間における定電流充電での電流を変更してもよい。例えば、切替部547は、鉛蓄電池群10の容量が算出される場合に、その容量に応じて、次のオンパルス期間における定電流充電の電流を変更してよい。一例として、切替部547は、容量が大きいほど、電流を増やしてよい。これにより、容量の変動による定電流充電の継続時間の変動を抑えることができる。切替部547による電流の変更は、鉛蓄電池群10の容量の算出が行われてから、次のオンパルス期間において定電流充電の処理(本実施形態では一例としてステップS13)までの何れのタイミングで行われてもよい。
また、充電装置を無停電電源装置として説明したが、1または複数の鉛蓄電池100を充電する他の装置であってよい。例えば、充電装置は、PCS(Power Conditioning Subsystem)などの電力変換装置であってもよいし、電力変換を行わない装置であってもよい。
また、本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図7は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD-ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD-ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226(DVD-ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 充電システム、 2 商用電源、 3 負荷、 5 無停電電源装置、 10 鉛蓄電池群、 50 外部端子、 51 AC/DC変換器、 52 DC/AC変換器、 53 電力出力部、 54 充電制御装置、100 鉛蓄電池、 540 通常充電制御部、 541 オンパルス充電制御部、 542 定電流充電制御部、 543 定電圧充電制御部、 545 オフパルス充電制御部、 546 モニタ部、 547 切替部、 2200 コンピュータ、 2201 DVD-ROM、 2210 ホストコントローラ、 2212 CPU、 2214 RAM、 2216 グラフィックコントローラ、 2218 ディスプレイデバイス、 2220 入/出力コントローラ、 2222 通信インタフェース、 2224 ハードディスクドライブ、 2226 DVD-ROMドライブ、 2230 ROM、 2240 入/出力チップ、 2242 キーボード

Claims (16)

  1. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、前記鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電段階と、
    前記定電流充電段階の後に、前記鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電段階と、
    前記鉛蓄電池群が放電されたことに応じて、前記定電流充電段階の前に、前記鉛蓄電池群を通常充電により充電させる通常充電段階と、
    を備え、
    前記通常充電は、前記鉛蓄電池群の電圧が他の基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電した後、当該定電流充電の開始から基準充電時間が経過するまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電する、充電制御方法。
  2. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、前記鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電段階と、
    前記定電流充電段階の後に、前記鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電段階と、
    前記定電圧充電段階が終了してから基準インターバルが経過する毎にオンパルス期間を開始するオンパルス期間を繰り返し開始するオンパルス期間開始段階と、
    を備える、充電制御方法。
  3. 前記鉛蓄電池群は、脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池を含む、請求項1または2に記載の充電制御方法。
  4. 前記定電圧充電段階は、前記鉛蓄電池群の容量に関わらず、前記鉛蓄電池群に流れる電流が前記基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる、請求項1~3のいずれか一項に記載の充電制御方法。
  5. 前記基準電流は、定電流充電の電流に対し10~20%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の充電制御方法。
  6. 前記定電圧充電段階は、前記鉛蓄電池群に流れる電流を測定する電流測定段階を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の充電制御方法。
  7. 前記定電流充電の継続時間応じて前記鉛蓄電池群の容量を算出する算出段階をさらに備える、請求項1~のいずれか一項に記載の充電制御方法。
  8. 前記算出段階により算出された前記鉛蓄電池群の容量に応じて、次のオンパルス期間における定電流充電の電流を変更する電流変更段階をさらに備える、請求項に記載の充電制御方法。
  9. 複数のオンパルス期間の経過後に、定電流充電の継続時間の短縮割合が第1範囲内になったこと、および、定電圧充電の継続時間の短縮割合が第2範囲内になったことの少なくとも一方に応じて前記鉛蓄電池群の劣化を報知する劣化報知段階をさらに備える、請求項1~のいずれか一項に記載の充電制御方法。
  10. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、前記鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電制御部と、
    前記鉛蓄電池群が定電流充電された場合に、前記鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電制御部と、
    前記鉛蓄電池群が放電されたことに応じて、前記定電流充電制御部による定電流充電の前に、前記鉛蓄電池群を通常充電により充電させる通常充電制御部と、
    を備え、
    前記通常充電は、前記鉛蓄電池群の電圧が他の基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電した後、当該定電流充電の開始から基準充電時間が経過するまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電する、充電制御装置。
  11. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群に対するパルス充電の各オンパルス期間において、前記鉛蓄電池群の電圧が基準電圧に達するまで前記鉛蓄電池群を定電流充電により充電させる定電流充電制御部と、
    前記鉛蓄電池群が定電流充電された場合に、前記鉛蓄電池群に流れる電流が基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる定電圧充電制御部と、
    前記定電圧充電が終了してから基準インターバルが経過する毎にオンパルス期間を繰り返し開始するオンパルス期間開始部と、
    を備える、充電制御装置。
  12. 前記鉛蓄電池群は、脱着可能に接続された少なくとも1つの鉛蓄電池を含む、請求項10または11に記載の充電制御装置。
  13. 前記定電圧充電制御部は、前記鉛蓄電池群の容量に関わらず、前記鉛蓄電池群に流れる電流が前記基準電流以下となるまで前記鉛蓄電池群を定電圧充電により充電させる、請求項10~12のいずれか一項に記載の充電制御装置。
  14. 前記鉛蓄電池群に流れる電流を測定する電流測定部をさらに備える、請求項10~13のいずれか一項に記載の充電制御装置。
  15. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群を充電するための充電電力を出力する電力出力部と、
    請求項10~14のいずれか一項に記載の充電制御装置と、
    を備える充電装置。
  16. 1または複数の鉛蓄電池を含む鉛蓄電池群と、
    請求項1に記載の充電装置と、
    を備える充電システム。
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