JP7433804B2

JP7433804B2 - サーバシステム、ゲームシステム及びプログラム

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Publication number: JP7433804B2
Application number: JP2019147907A
Authority: JP
Inventors: 康友清水
Original assignee: Kabushiki Kaisha Bandai Namco Entertainment (also trading as Bandai Namco Entertainment Inc.); Namco Ltd
Current assignee: Kabushiki Kaisha Bandai Namco Entertainment (also trading as Bandai Namco Entertainment Inc.); Namco Ltd
Priority date: 2019-08-09
Filing date: 2019-08-09
Publication date: 2024-02-20
Anticipated expiration: 2039-08-09
Also published as: JP2021027902A

Description

本発明は、サーバシステム、ゲームシステム及びプログラムなどに関する。

近年、タブレット型情報通信端末装置又はスマートフォンなどの情報通信端末装置やパーソナルコンピュータ（以下、「通信端末装置」という）の多機能化、機能向上及びその普及に伴い、これらの通信端末装置において、ゲームを実行する機会が増えている。

また、従来から、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（以下、「ＳＮＳ」という。）と呼ばれるコミュニケーション型のネットワーキング・サービスとゲームを融合させたソーシャルゲームと呼ばれるオンラインゲームも提供されている。

特に、最近では、ゲーム中に、プレーヤからの獲得要求に基づいて、ランダムに選択されたアイテムを提供する、いわゆる「ガシャ（ガシャ）」といわれる、抽選要素を含めた娯楽性を有するゲームアイテムを獲得させるイベントを実行させるシステムも一般化している。

また、この種のアイテムを獲得させる機能を有するゲームシステムとしては、プレーヤに対してアイテムを有利に獲得させるために、獲得可能なアイテムや当該アイテムが獲得される順番をプレーヤに通知し、参加を希望するプレーヤに対して抽選を実行するものが知られている（例えば、特許文献１）。

特開２０１７－９９９２３号公報

しかしながら、上記特許文献１に記載のシステムにあっては、獲得を希望するプレーヤが多く存在する場合には、獲得する確率が著しく低くなることもあり、その結果、プレーヤの獲得意欲が低下する場合もある。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、抽選処理などを用いてアイテムをプレーヤに獲得させる場合において、よりプレーヤのアイテムの獲得意欲を刺激し、かつ、よりその喜悦感を高めこと、及び、その結果、アイテムの獲得に対するプレーヤの強い動機づけを与えること可能なゲームシステムなどを提供することにある。

（１）上記課題を解決するため、本発明は、
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であっ
て、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
を備える、構成を有している。

この構成により、本発明は、特定のアイテムを獲得している、又は、抽選処理によって当選しているなど所与の条件を具備するプレーヤであれば、例えば、抽選処理における当選確率のアップする特典を付与することができるので、当該プレーヤに対してアイテムを選択する際に有利な条件によってアイテムを獲得させることができる。

したがって、本発明は、プレーヤのアイテムの獲得意欲を刺激することができるとともに、それによってアイテムを獲得できた場合においてよりその喜悦感を高めことができるので、アイテムの獲得に対するプレーヤの強い動機づけを与えることができる。

その結果、本発明は、ゲームの興趣性を向上させ、かつ、長期に渡ってゲームを興趣させることができる。

なお、「アイテム」には、例えば、プレーヤキャラクタなどのゲームで使用するキャラクタや各キャラクタが有する武器、ゲーム内通貨、ゲームに用いるヒットポイント・経験値・ライフエネルギーなどのゲームパラメータ、又は、ゲームで利用するこれらのアイテムが規定されたカードを含むゲームに関するカード（すなわち、ゲームカード）を含む。

また、「所与の第１条件」には、例えば、
（Ａ１）予め定められたタイミングが到来したこと、
（Ａ２）プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合、若しくは、上記（Ａ１）の予め定められたタイミングに当該行動条件を具備したこと、
（Ａ３）実空間又は仮想空間問わず、性別、生年月日、若しくは、所在地などのプレーヤが所定の属性に属すること、若しくは、上記（Ａ１）の予め定められたタイミングに当該所定の属性に属すること、又は、
（Ａ４）上記の（Ａ１）－（Ａ３）の何れか若しくは２以上の条件であって、抽選処理が実行されて当該抽選処理に当選したこと、
などを含む。

そして、「予め定められたタイミング」とは、例えば、
（Ｂ１）毎日や毎週など決まったタイミング
（Ｂ２）プレーヤ毎のゲームを開始したタイミングやサービスの管理者（ゲーム提供者）が定めたタイミング、
（Ｂ３）同時参加プレーヤ数や通算参加プレーヤ数が一定数以上に達したことなど複数の参加プレーヤによって成立するタイミング、又は、
（Ｂ４）上記の（Ｂ１）－（Ｂ３）のタイミングから所定の期間経過したタイミング、
が含まれる。

そして、「行動条件」としては、例えば、
（Ｃ１）当該ゲーム又は他のゲームのイベント（ガシャを含む。）の実行や他のゲームへの参加などのゲームに関する条件、
（Ｃ２）当該ゲーム又は他のゲームにおけるクリアしたステージ、獲得したアイテムの種別や数、ガシャの実行回数、又は、達成したクエストの種別や数など、当該ゲームや他のゲームにおける進行状況によって規定される条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、
（Ｃ３）当該ゲーム又は他のゲームにおける課金、又は、ポイントやゲーム内通貨の消費
量などのコストに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、
（Ｃ４）当該ゲーム又は他のゲームへのプレーヤのログイン回数やログイン頻度（連続ログイン日数を含む。）などのログインに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、
（Ｃ５）ＳＮＳなどのゲーム以外の他のアプリケーションにおいて、ゲームに関する投稿を実行したプレーヤなどの所定の操作に関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、
（Ｃ６）フレンド申請や救援要請に基づく参加などゲームへの参加時の参加経緯に関する条件、及び、
（Ｃ７）アイテム選択制御処理の利用履歴やアイテムの取得履歴などの当該制御処理における履歴に関する条件、
が含まれる。ただし、特定プレーヤはランダムに選択されてもよい。

そして、「所与の特典」には、例えば、特定プレーヤによって実行されるガシャなどの抽選処理（すなわち、プレーヤ選択制御処理）において、レアアイテムやＳレアアイテムなどの特別なアイテムの当選確率を増加（アップ）させる特典、アイテム選択制御処理によって選択可能なアイテムの中に当該特別なアイテムを追加する特典、及び、他のプレーヤの当該特別なアイテムの当選確率を減少させる特典、などが含まれる。

（２）また、本発明は、
所与のプレーヤに対して、前記特定プレーヤとして選択されたこと、又は、当該特定プレーヤとして選択された可能性があることを通知する通知制御処理を実行する第１通知手段を更に備える、構成を有している。

この構成により、本発明は、特定プレーヤに選択されたプレーヤが特定プレーヤであることを認識することができるので、アイテムの取得の可能性が高いことを把握することができる。

したがって、本発明は、よりプレーヤのアイテムの獲得意欲を刺激し、かつ、よりその喜悦感を高めことができる。

なお、「所与のプレーヤ」には、例えば、ゲームに参加しているすべてのプレーヤ、特定プレーヤとして選択されたプレーヤ、及び、所定の条件を具備するプレーヤなどが含まれる。特に、所定の条件を具備するプレーヤとしては、所定のアイテムを有しているプレーヤ、所定の期間内に所定の行動（経験値やポイントなどが所定の値に達したこと）を実行したプレーヤ、及び、所定の順位やレベルのプレーヤなど所定の属性に属するプレーヤを示す。

また、「通知制御処理」としては、所定の通知方法、及び、所定の通知のタイミングによって実行される処理であって、例えば、ゲーム画面に表示し、プレーヤ選択制御処理の実行後のタイミングに通知する処理を実行する。

特に、「通知制御処理」としては、例えば、数値、オブジェクト（天気や所与のキャラクタの表情などのオブジェクト）、色、又は、文字などによって表現された、特典が付与される可能性を示唆する演出制御処理を実行してもよい。

（３）また、本発明は、
所与のプレーヤに対して、前記特定プレーヤに前記特典が付与されたこと、又は、当該特定プレーヤに特典が付与された可能性があることを通知する通知制御処理を実行する第
２通知手段を更に備える、構成を有している。

この構成により、本発明は、特定プレーヤが特典を取得したことを認識することができるので、プレーヤにおけるアイテムの取得に関する喜悦感を高めことができる。

なお、「通知制御処理」としては、上述と同様に、所定の通知方法、及び、所定の通知のタイミングによって実行される処理であって、例えば、ゲーム画面に表示し、プレーヤ選択制御処理の実行後のタイミングに通知する処理を実行する。

（４）また、本発明は、
前記通知制御処理として、前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されることを通知する、構成を有している。

この構成により、本発明は、ガチャなどのアイテム選択制御処理の実行後に特典が付与されることが通知されるので、次の機会のアイテム選択制御処理において獲得可能なアイテムに対する期待感を高め、その興趣性を向上させることができる。

（５）また、本発明は、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行する、構成を有している。

この構成により、本発明は、例えば、ゲーム全体の進行における所与のタイミングが到来した場合に、又は、例えば、同時参加プレーヤ数や通算参加プレーヤ数が一定数以上に達した場合など、各プレーヤの行動が規定された条件を具備した場合に、特定プレーヤを選択することができるので、ゲームの流れを維持しつつも特定プレーヤを選択することができる。

したがって、本発明は、プレーヤの選択制御処理をゲームに組み込むことができるので、ゲームの実行に対する動機づけだけでなく、アイテムの獲得に対する強い動機づけを与え、その結果、各プレーヤに対して長きに渡ってゲームを興趣させることができる。

なお、「予め定められたタイミングが到来した場合」には、例えば、毎日や毎週など決まったタイミングが到来した場合を含む。また、「行動条件」としては、上述と同様な条件が含まれる。

（６）また、本発明は、
前記第１選択制御手段が
前記プレーヤが所定の属性を有している場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行する、構成を有している。

この構成により、本発明は、種々のプレーヤを特定プレーヤとして選択することができるので、ゲーム内容に応じて、又は、ゲームの進行状況に応じて、属性を設定すれば、特定プレーヤに選ばれるためのプレーヤの行動を活性化させて、ゲームの興趣性を向上させることができる。

なお、「属性」には、実空間及び仮想空間を問わず、例えば、プレーヤの性別、生年月日、年齢、及び、所在地の他に、プレーヤレベル、複数のプレーヤによって形成されるグループ（ギルド）、プレーヤが操作対象のプレーヤキャラクタ種別・能力・キャラクタレ
ベルなどのプレーヤキャラクタに関する情報、及び、ゲームを管理する管理者が提供するグループＩＤなどのゲームに関連するＩＤも含まれる。

（７）また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記特典を付与した後に、所与の第２条件を具備したか否かを判定する第２条件判定処理を実行し、
当該第２条件を具備したと判定した場合には、前記付与した特典を無効にする、構成を有している。

この構成により、本発明は、特典が付与される期間を限定的にすることによって、プレーヤにおけるアイテム選択制御処理の焦燥感を刺激することによって、希望するアイテムを獲得できなかった際の失望感を大きくし、かつ、当該希望するアイテムを獲得した際の喜悦感を倍増させることができるので、プレーヤのゲームに対する興趣性を向上させ、かつ、当該興趣性を長期に渡って維持させることができる。

なお、「第２条件」には、例えば、予め定められたタイミングが到来したこと（特典が付与されてから２４時間後などの制限時間が「０」になったタイミング、及び、ゲームの管理者が設定したタイミングが到来したことなど）、ガシャなどのイベント（特に、アイテム選択制御処理に係るイベント）の実施回数が所定数に達したこと、及び、アイテム選択制御処理によって特定のアイテムが取得されたことなどが含まれる。

（８）また、本発明は、
前記第２選択制御手段が、
前記特定プレーヤからの入力に基づいて、前記アイテム選択制御処理を実行する、構成を有している。

この構成により、本発明は、特定プレーヤの意思に基づいて当該特定プレーヤの希望するアイテムを確実に獲得させることができる。

なお、「特定プレーヤからの入力」には、例えば、操作入力の他に、音声入力が含まれる。

（９）また、本発明は、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行する、構成を有している。

この構成により、本発明は、対価の支払い、又は、プレーヤにおけるノルマが達成するなどの第３条件を具備した場合に、アイテム選択制御処理を実行することができるので、アイテムを取得することを確実にし、又は、当該アイテムの取得に関してもゲーム性を組み込むことができる。

したがって、本発明は、アイテムの取得に関する充足感を得ること、又は、プレーヤに対するゲームの興趣性を向上させることができる。

なお、「所与の第３条件」には、例えば、
（Ｄ１）特定のステージや特定のクエストのクリア、特定のアイテムの獲得（種別や数）
、又は、ガシャなどのイベントの実行回数など、ゲームの進行状況又は特定のゲームやイベントにおける進行状況によって規定される条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、及び、
（Ｄ２）課金、又は、ポイントやゲーム内通貨の消費量などのコストに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、
が含まれる。

（１０）また、本発明は、
前記第２選択制御手段が
前記付与された特典に基づいて、前記特定プレーヤによって前記アイテム選択制御処理が実行される場合における前記第３条件を制御し、
前記特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、前記制御された第３条件に基づいて前記第３条件判定処理を実行する、構成を有している。

この構成により、本発明は、特定プレーヤにおけるアイテム選択制御処理において、他のプレーヤがアイテム選択制御処理を実行する場合に比べて当該アイテム選択制御処理を実行するためのコストを割引く、又は、無料にするなど、特典として、アイテム選択制御処理を実行する際の有利な効果を享受させることができる。

（１１）また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与する、構成を有している。

この構成により、本発明は、例えば、ランクが高い特典や特定プレーヤの場合には、ランクの低い特典や特定プレーヤのときよりも、アイテム選択制御処理において選択可能に設定されたレアアイテムや目玉のアイテムの当選確率を高くするなど、ランクが高いほど、当該アイテム選択制御処理においてプレーヤにとって有利な効果を発揮させることができる。

すなわち、本発明は、ランクに応じてアイテムの当選確率などの特定プレーヤにとって有利となる効果を変更することができるので、特典のランクの決定にゲーム性（ランダムも含む。）を導入すれば、さらにゲームの興趣性を向上させることができる。

また、本発明は、属性に応じて、アイテム選択制御処理において選択の可能性のあるアイテムの当選確率を変更すること、又は、各アイテムの当選確率が規定されている選択テーブルを変更すること（選択テーブルを追加することも含む。）ができる。

特に、本発明は、属性に応じて、アイテム選択制御処理としてのガシャのシステムを変更し（例えば、ノーマルガシャからステップアップガシャに変更）、又は、アイテム選択制御処理における選択可能なアイテムの当選確率を変更することができる。

したがって、本発明は、ランクや属性が規定された特典を付与することによって、特典の付与に対してもゲーム性を組み込むことができるので、ゲームの興趣性を高めることができる。

なお、「ランク情報」及び「属性情報」としては、例えば、抽選によって、ランダムによって、又は、ゲームの進行状況に応じて決定されてもよいし、特定プレーヤを選択する際や特典を付与する際に、決定されてもよい。

（１２）また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記アイテム選択制御処理が実行される際に（ａ）前記アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムの当選確率を制御し、（ｂ）当該選択可能な複数のアイテムが規定された選択テーブルを制御し、又は、（ｃ）追加アイテムを付与するための追加処理を制御するための前記属性情報が規定された特典を付与する、構成を有している。

この構成により、本発明は、例えば、複数種類の属性別のガシャ、又は、ＳＳレア以上のアイテムが獲得可能なガシャなどのアイテム選択制御処理を実行することができるので、アイテムの獲得時におけるプレーヤの喜悦性を高めること、及び、ゲームの興趣性を向上させることができる。

なお、「選択テーブルを変更する」とは、例えば、他の選択テーブルに切り替えるなどプレーヤによって変更すること、又は、最下位のプレーヤの選択テーブルが上位のプレーヤの選択テーブルよりレア度の高いアイテムが多いなどゲームの進行情報に応じて変更することなどを示す。特に、「選択テーブルを変更する」には、例えば、新たに選択テーブルを追加することも含む。

また、「追加アイテム」とは、例えば、特典がガシャなどの抽選処理の場合には、期間限定の特定の属性に属するアイテムの抽選処理を行うガシャ、又は、ＳＳレアアイテムなどの特定のレア度のアイテムの抽選処理を行うガシャなどの他の抽選処理を実行することが可能なアイテムが含まれる。

（１３）また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させる、構成を有している。

この構成により、本発明は、例えば、前記特定プレーヤに複数の同一の特典が付与された場合には、付与された特典の当選確率を上げるなどの当選確率を変更することができるので、複数の特典が付与されたプレーヤに複数の特典が付与されたことによる優位性を享受させることができる。

なお、「複数の特典が付与された場合」とは、特典付与制御処理によって２回以上連続して特典（同一の特典、又は、異なる特典を含む。）が付与されたこと、又は、当該特典付与制御処理によって複数回通算して特典（同一の特典、又は、異なる特典を含む。）が付与されたことなどが含まれる。ただし、この場合には、既に付与された特典が無効になっていてもよいし、当該特典が無効になっていなくてもよい。

（１４）また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤ毎に、前記付与された特典の第１特典としての履歴情報及び前記獲得したアイテムの履歴情報の少なくともいずれか一方の履歴情報を、アイテム関連履歴情報として、記憶手段に登録し、
前記特定プレーヤに第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤのアイテム関連履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与する、構成を有している。

この構成により、本発明は、プレーヤにおける特典の取得履歴、アイテムの取得履歴、
又は、その双方に応じて、新たな特典を獲得することができるので、特典の取得やアイテムの取得に関するプレーヤの興趣性を向上させ、ゲームを活性化することができる。

なお、「第２の特典」には、例えば、ガシャなどのアイテム選択制御処理において獲得可能に設定されているＳＳレアアイテム、及び、当該アイテム選択制御処理において獲得可能なすべてのアイテムなど特別な１以上のアイテムが含まれる。

また、「特定プレーヤの第１特典の履歴情報に基づいて、第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与する」とは、例えば、第１特典の履歴情報が予め定められた条件を具備した場合に、第２の特典を付与することを示し、例えば、予め定められた条件には、第１の特典の取得回数、数、種別若しくはこれらの組合せ、又は、第１の特典によって得られたアイテムの取得回数、数、種別若しくはこれらの組合せに関する条件などが含まれる。

（１５）また、上記課題を解決するため、本発明は、
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、及び、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、
としてコンピュータを機能させる、構成を有している。

（１６）また、上記課題を解決するため、本発明は、
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報
をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
を備える、構成を有している。

（１７）また、上記課題を解決するため、本発明は、
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、
としてコンピュータを機能させる、構成を有している。

一実施形態のゲームシステムの構成を示すシステム構成の一例を示す図である。一実施形態のサーバ装置の機能ブロックを示す図である。一実施形態の端末装置の機能ブロックを示す図である。一実施形態のプレーヤ選択制御処理、特典付与制御処理及びアイテム選択制御処理とそれぞれ他の処理との関係性を説明するための図である。一実施形態のプレーヤ選択制御処理部によって実行される特典付与制御処理を説明するための図である。一実施形態のサーバ装置によってゲーム中に実行されるプレーヤ選択制御処理（特典付与制御処理を含む。）を前提としたアイテム選択制御処理の動作を示すフローチャートである。

以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。

［１］ゲームシステム
まず、図１を用いて本実施形態のゲームシステム１の概要及び概要構成について説明する。なお、図１は、本実施形態のゲームシステム１の構成を示すシステム構成の一例を示す図である。

本実施形態のゲームシステム１は、図１に示すように、ゲームサービスを提供するサーバ装置１０と、端末装置２０（例えば、端末装置２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ）とが、インターネット（ネットワークの一例）に接続可能に構成されている。

プレーヤは、端末装置２０からサーバ装置１０にアクセスすることにより、インターネットを介してサーバ装置１０からゲームを取得し、当該ゲームのプレーをすることができるようになっている。また、プレーヤは、端末装置２０からサーバ装置１０にアクセスすることにより、他のプレーヤとの間でコミュニケーションを図りつつ、ゲームを実行することができるようになっている。

特に、サーバ装置１０は、インターネットを介して通信接続された端末装置２０を用いて、プレーヤにゲームをプレーさせるサービスを提供することが可能な情報処理装置である。そして、サーバ装置１０は、例えば、複数のプレーヤ間でコミュニケーションを提供することが可能なサービスを提供するＳＮＳサーバ（すなわち、コミュニケーション型のサービスを提供する情報処理装置）として機能することも可能である。

また、サーバ装置１０は、例えば、ＳＮＳサーバとして機能する場合には、提供するＳＮＳの動作環境（ＡＰＩ（アプリケーションプログラミングインタフェース）、プラットフォーム等）を利用して実行されるソーシャルゲーム（ＳｏｃｉａｌＧａｍｅ）をと呼ばれるゲームを提供することができるようになっている。

具体的には、サーバ装置１０は、端末装置２０のＷｅｂブラウザ上で提供されるゲーム、例えばＨＴＭＬ、ＦＬＡＳＨ、ＣＧＩ、ＰＨＰ、ｓｈｏｃｋｗａｖｅ、Ｊａｖａ（登録商標）アプレーット、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ（登録商標）など様々な言語で作られたブラウザゲーム（Ｗｅｂブラウザで設置サイトを開くだけで起動するゲーム）を提供することができるようになっている。

なお、ソーシャルゲームとは、既存のオンラインゲームとは違い、専用のクライアントソフトウェアを必要とせず、ＷｅｂブラウザとＳＮＳのアカウントのみで利用可能なゲームが含まれる。また、サーバ装置１０は、ネットワークを介して他のプレーヤの端末（スマートフォン、パソコン、ゲーム機など）と接続し、オンラインで同時に同じゲーム進行を共有することができるオンラインゲームを提供することが可能な構成を有している。

一方、サーバ装置１０は、１つの（装置、プロセッサ）で構成されていてもよいし、複数の（装置、プロセッサ）で構成されていてもよい。

そして、サーバ装置１０の記憶領域（後述する記憶部１４０）に記憶される課金情報、ゲーム情報等の情報を、ネットワーク（イントラネット又はインターネット）を介して接続されたデータベース（広義には記憶装置、メモリ）に記憶するようにしてもよいし、ＳＮＳサーバとして機能する場合には、記憶領域に記憶されるプレーヤ情報記憶部１４６等の情報を、ネットワーク（イントラネット又はインターネット）を介して接続されたデータベース（広義には記憶装置、メモリ）に記憶するようにしてもよい。

具体的には、本実施形態のサーバ装置１０は、端末装置２０のプレーヤ（すなわち、ゲームを実行するプレーヤ）の操作に基づく入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいてゲーム処理を行うようになっている。

そして、サーバ装置１０は、ゲーム処理結果を端末装置２０に送信する。なお、端末装置２０は、サーバ装置１０から受信したゲーム処理結果を端末装置２０にプレーヤに閲覧可能に提供する各種の処理を行う構成を有している。

端末装置２０は、スマートフォン、携帯電話、ＰＨＳ、コンピュータ、ゲーム装置、ＰＤＡ、携帯型ゲーム機等、画像生成装置などの情報処理装置であり、インターネット（ＷＡＮ）、ＬＡＮなどのネットワークを介してサーバ装置１０に接続可能な装置である。なお、端末装置２０とサーバ装置１０との通信回線は、有線でもよいし無線でもよい。

また、端末装置２０は、Ｗｅｂページ（ＨＴＭＬ形式のデータ）を閲覧可能なＷｅｂブラウザを備えている。すなわち、端末装置２０は、サーバ装置１０との通信を行うための通信制御機能、及びサーバ装置１０から受信したデータ（Ｗｅｂデータ、ＨＴＭＬ形式で作成されたデータなど）を用いて表示制御を行うとともに、プレーヤ操作のデータをサーバ装置１０に送信するＷｅｂブラウザ機能などを備えている。

例えば、端末装置２０は、他のプレーヤの対戦時の他のプレーヤに関するゲーム情報など必要な情報をサーバ装置１０から取得しつつ、記憶領域（後述する記憶部２７０）に記憶されたゲームアプリケーションに基づいてゲーム処理を実行し、また、ゲーム画面をプレーヤに提供する各種の処理を実行し、プレーヤによってゲームを実行させてもよい。

また、例えば、端末装置２０は、プレーヤ操作のデータをサーバ装置１０に送信しつつ、サーバ装置１０から提供されたゲーム制御情報を取得して所定のゲーム処理を実行し、ゲーム処理に基づくゲームを実行してもよい。

特に、端末装置２０は、サーバ装置１０から提供されたゲーム制御情報に基づいてゲーム処理を実行する場合に、所定ゲームを行う旨の要求をサーバ装置１０に対して行うと、サーバ装置１０のゲームサイトに接続され、ゲームが開始される。

そして、端末装置２０は、必要に応じてＡＰＩを用いることにより、ＳＮＳサーバとして機能するサーバ装置１０に所定の処理を行わせ、又は、ＳＮＳサーバとして機能するサーバ装置１０が管理するプレーヤ情報記憶部１４６を取得させてゲームを実行する構成を有している。

［２］サーバ装置
次に、図２を用いて本実施形態のサーバ装置１０について説明する。なお、図２は、本実施形態のサーバ装置１０の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態のサーバ装置１０は図２の構成要素（各部）の一部を省略した構成としてもよい。

サーバ装置１０は、管理者やその他の入力に用いるための入力部１２０、所定の表示を
行う表示部１３０、所定の情報が記憶された情報記憶媒体１８０、端末装置２０やその他と通信を行う通信部１９６、主に提供するゲームに関する処理を実行する処理部１００、及び、主にゲームに用いる各種のデータを記憶する記憶部１４０を含む。

入力部１２０は、システム管理者等がゲームに関する設定やその他の必要な設定、データの入力に用いるものである。例えば、本実施形態の入力部１２０は、マウスやキーボード等によって構成される。

表示部１３０は、システム管理者用の操作画面を表示するものである。例えば、本実施形態の表示部１３０は、液晶ディスプレー等によって構成される。

情報記憶媒体１８０（コンピュータにより読み取り可能な媒体）は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク（ＣＤ、ＤＶＤ）、光磁気ディスク（ＭＯ）、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ（ＲＯＭ）などによって構成される。

通信部１９６は、外部（例えば、端末、他のサーバや他のネットワークシステム）との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ＡＳＩＣなどのハードウェアや、プログラムなどによって構成される。

記憶部１４０は、処理部１００や通信部１９６などのワーク領域となるもので、その機能は、ＲＡＭ（ＶＲＡＭ）などによって構成される。なお、記憶部１４０に記憶される情報は、データベースで管理してもよい。

また、本実施形態の記憶部１４０は、主記憶部１４２の他に、
（Ａ１）ゲーム処理を実行する際に用いる各種のテーブルデータ、及び、プレーヤに提供されるゲームカードやアイテムなどのゲーム媒体の情報（初期値を含む。）を含むゲームに関する情報（以下、「ゲーム情報」という。）が記憶されるゲームデータ記憶部１４４、及び、
（Ａ２）プレーヤ毎にプレーヤに関する情報（以下、「プレーヤ情報」という。）が記憶されるプレーヤ情報記憶部１４６、
を有している。

なお、プレーヤ情報には、現在又は過去に参加したゲーム（メインのゲーム、ミニゲーム及びイベントを含む。）に関する履歴、課金履歴、ログイン履歴、使用や保有するプレーヤキャラクタに関する情報、獲得したアイテムに関する情報、プレーヤレベル、クリアしたタスクやステージに関する情報、及び、他のアプリケーション（ゲーム及びゲーム以外のものも含む。）の使用履歴が含まれる。

そして、プレーヤ情報には、ゲームに招待した他のプレーヤに関する情報、当該ゲームに招待したプレーヤ数、ゲームに招待し、かつ、その招待に応じてゲームに参加した他のプレーヤに関する情報、当該ゲームに勧誘してきた他のプレーヤに関する情報、及び、フレンドに関する情報（フレンド申請したプレーヤなどのフレンドに関する情報（例えば、フレンドリスト）やゲーム内における救援要請に関する情報）が含まれる。

また、プレーヤ情報には、後述の特定プレーヤ及び非特定プレーヤを示す情報（いずれか一方の情報でも可）、並びに、当該特定プレーヤ及び非特定プレーヤになった際のゲームに関する情報などのプレーヤ毎の選択履歴を示す情報（以下、「プレーヤ選択履歴情報」ともいう。）が含まれる。

特に、選択履歴情報には、特定プレーヤ及び非特定プレーヤに選択された回数・期間・日時、及び、特定プレーヤによって実行したイベントの種別や回数及び獲得したポイント・アイテム・ゲーム内通貨などのゲームに関する情報が含まれる。

さらに、プレーヤ情報には、抽選処理（例えば、ガシャ）などによってアイテムの選択を行うアイテム選択制御処理が実行されて獲得されたアイテムの選択履歴（取得履歴）を示す情報（以下、「アイテム選択履歴情報」ともいう。）が含まれる。

処理部１００は、記憶部１４０内の主記憶部１４２をワーク領域として各種処理を行う。処理部１００の機能は各種プロセッサ（ＣＰＵ、ＤＳＰ等）、ＡＳＩＣ（ゲートアレイ等）などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。

処理部１００は、情報記憶媒体１８０に格納されるプログラム（データ）に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち情報記憶媒体１８０には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム（各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム）が記憶される。

例えば、処理部１００（プロセッサー）は、情報記憶媒体１８０に記憶されているプログラムに基づいて、サーバ装置１０全体の制御を行うとともに、各部間におけるデータ等の受け渡しの制御などの各種の処理を行う。さらに、端末からの要求に応じた各種サービスを提供する処理を行う。

具体的には、本実施形態の処理部１００は、通信制御部１０１、Ｗｅｂ処理部１０２、ゲーム管理部１０３、受付処理部１０４、プレーヤ選択制御処理部１０５、アイテム選択制御処理部１０６、タイマ管理部１１０、及び、情報提供部１１１を少なくとも有している。

なお、例えば、本実施形態の受付処理部１０４は、本発明の受付手段を構成し、プレーヤ選択制御処理部１０５は、本発明の第１選択制御手段及び特典付与制御手段を構成する。また、例えば、本実施形態のアイテム選択制御処理部１０６は、本発明の第２選択制御手段を構成し、情報提供部１１１は、本発明の、第１通知手段、第２通知手段及び提供手段を構成する。

通信制御部１０１は、端末装置２０とネットワークを介してデータを送受信する処理を行う。すなわち、サーバ装置１０は、通信制御部１０１によって端末装置２０等から受信した情報に基づいて各種処理を行う。

特に、本実施形態の通信制御部１０１は、情報提供部１１１と連動し、プレーヤの端末装置２０からの要求に基づいて、ゲーム画面やゲームに関する情報を、当該プレーヤの端末装置２０に送信する処理を行う。

Ｗｅｂ処理部１０２は、Ｗｅｂサーバとして機能する。例えば、Ｗｅｂ処理部１０２は、ＨＴＴＰ（ＨｙｐｅｒｔｅｘｔＴｒａｎｓｆｅｒＰｒｏｔｏｃｏｌ）等の通信プロトコルを通じて、端末装置２０にインストールされているＷｅｂブラウザ２１１の要求に応じてデータを送信する処理、及び、端末装置２０のＷｅｂブラウザ２１１によって送信されるデータを受信する処理を行う。

なお、本実施形態では、サーバ装置１０がＳＮＳサーバとしての機能も備えていている場合を例に説明するが、サーバ装置１０を、ゲーム用のサーバと、ＳＮＳ用のサーバと別々に形成してもよい。また、本実施形態のゲームの処理は、サーバ装置１０が一部又は全
部を行ってもよいし、端末装置２０が一部を行ってもよい。

ゲーム管理部１０３は、端末装置２０と連動し、当該端末装置２０を介して入力されたプレーヤの操作に基づいて、各プレーヤにおいてロールプレーングゲーム（ＲＰＧ）や対戦ゲームに関するゲーム処理を実行する。

特に、ゲーム管理部１０３は、プレーヤの指示に基づいて、又は、ゲーム進行上のタイミング（ゲーム開始前又はゲーム中）に、プレーヤ毎に、各種のゲームを実行させる。

具体的には、ゲーム管理部１０３は、受け付けられたプレーヤ指示に基づきつつ、ガシャなどの抽選処理に基づいて得られたアイテムを用いてゲームの実行を制御するゲーム制御処理を実行する。

受付処理部１０４は、各端末装置２０から送信されたゲームに関する情報（操作入力に関する情報を含む。）をゲーム情報として受け付ける。

プレーヤ選択制御処理部１０５は、ゲームに参加する複数のプレーヤの中から抽選処理によって他のプレーヤより優遇を受けるプレーヤ（以下、「特定プレーヤ」という。）を選択するプレーヤ選択制御処理を実行する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤに、当該特定プレーヤによって実行されるガシャなどの抽選処理における当選確率を増加（アップ）させること、アイテム選択制御処理によって選択可能なアイテムの中にレアアイテムやＳレアアイテムなどの特別なアイテムを追加すること、又は、他のプレーヤの当選確率を減少させること、などの特典を付与する。

アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤに付与された特典に基づいて、ガシャなどの抽選処理を実行して当該特定プレーヤに獲得させるアイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する。

タイマ管理部１１０は、タイマ機能を有し、プレーヤ選択制御処理部１０５、又は、端末装置２０などと連動し、ゲーム中の各期間を管理するために用いる。

特に、タイマ管理部１１０は、ゲーム管理部１０３、プレーヤ選択制御処理部１０５又はその他の各部からの要求に基づいて、現在時刻や予め設定された時刻を各部に出力する。また、タイマ管理部１１０は、各端末装置２０と同期を取るために用いられる。

情報提供部１１１は、端末装置２０によって、ゲームを処理させるため各種のゲーム制御情報（演出に関係する情報も含む。）を生成し、該当する端末装置２０に提供する。

［３］端末装置
次に、図３を用いて本実施形態の端末装置２０について説明する。なお、図３は、本実施形態の端末装置２０の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態の端末装置２０は図２の構成要素（各部）の一部を省略した構成としてもよい。

入力部２６０は、プレーヤからの入力情報を入力するための機器であり、プレーヤの入力情報を処理部２００に出力する。本実施形態の入力部２６０は、プレーヤの入力情報（入力信号）を検出する検出部２６２を備える。入力部２６０は、例えば、レバー、ボタン、ステアリング、マイク、タッチパネル型ディスプレー、キーボード、マウスなどがある。

記憶部２７０は、処理部２００や通信部２９６などのワーク領域となるもので、その機能はＲＡＭ（ＶＲＡＭ）などにより実現できる。そして、本実施形態の記憶部２７０は、ワーク領域として使用される主記憶部２７１と、最終的な表示画像等が記憶される画像バッファ２７２とを含む。なお、これらの一部を省略する構成としてもよい。

情報記憶媒体２８０（コンピュータにより読み取り可能な媒体）は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク（ＣＤ、ＤＶＤ）、光磁気ディスク（ＭＯ）、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ（ＲＯＭ）などにより実現できる。

処理部２００は、情報記憶媒体２８０に格納されるプログラム（データ）に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。情報記憶媒体２８０には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム（各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム）を記憶することができる。

なお、本実施形態では、サーバ装置１０が有する情報記憶媒体１８０や記憶部１４０に記憶されている本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムやゲームデータを、ネットワークを介して受信し、受信したプログラムやデータを情報記憶媒体２８０に記憶する。サーバ装置１０から受信したプログラムやデータを記憶部２７０に記憶してもよい。このようにプログラムやデータを受信してネットワークシステムを機能させる場合も本発明の範囲内に含む。

表示部２９０は、本実施形態により生成された画像を出力するものであり、その機能は、ＣＲＴ、ＬＣＤ、タッチパネル型ディスプレー、或いはＨＭＤ（ヘッドマウントディスプレー）などにより実現できる。音出力部２９２は、本実施形態により生成された音を出力するものであり、その機能は、スピーカ、或いはヘッドフォンなどにより実現できる。

通信部２９６は、外部（例えば他の端末、サーバ）との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ＡＳＩＣなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。

処理部２００（プロセッサ）は、通信部２９６を介してサーバ装置１０から取得したゲームに関する情報、取得し入力部２６０からの入力情報、又は、やプログラムなどに基づいて、ゲーム処理、表示制御、画像生成処理、或いは音生成処理などの処理を行う。

この処理部２００は、記憶部２７０内の主記憶部２７１をワーク領域として各種処理を行う。処理部２００の機能は各種プロセッサ（ＣＰＵ、ＤＳＰ等）、ＡＳＩＣ（ゲートアレイ等）などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。

処理部２００は、通信制御部２１０、Ｗｅｂブラウザ２１１、ゲーム処理部２１２、表示制御部２１３、描画部２２０、音処理部２３０を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。

通信制御部２１０は、サーバ装置１０、それぞれとデータを送受信する処理を行う。また、通信制御部２１０は、サーバ装置１０から受信したデータを記憶部２７０に格納する処理、受信したデータを解析する処理、その他のデータの送受信に関する制御処理等を行う。

なお、通信制御部２１０は、サーバの宛先情報（ＩＰアドレス、ポート番号）を情報記
憶媒体２８０に記憶し、管理する処理を行うようにしてもよい。そして、通信制御部２１０は、プレーヤからの通信開始の入力情報を受け付けた場合に、サーバ装置１０との通信を行うようにしてもよい。

特に、通信制御部２１０は、サーバ装置１０にプレーヤの識別情報や操作情報を送信して、ゲームに関する情報（プレーヤ情報、ゲームカード情報、プレーヤのＷｅｂページ、及び、ゲーム画面等）をサーバ装置１０から受信する処理を行う。

なお、通信制御部２１０は、所定周期でサーバ装置１０とデータ送受信を行ってもよいし、入力部２６０からの入力情報を受け付けた場合に、サーバ装置１０とデータ送受信を行ってもよい。特に、本実施形態の通信制御部２１０は、ゲーム画面を、サーバ装置１０から受信する処理を行う。

Ｗｅｂブラウザ２１１は、Ｗｅｂページ（ゲーム画面）を閲覧するためのアプリケーションプログラムであって、Ｗｅｂサーバ（サーバ装置１０）から、ＨＴＭＬファイルや画像ファイル等をダウンロードし、レイアウトを解析して表示制御する。また、Ｗｅｂブラウザ２１１は、入力フォーム（リンクやボタンやテキストボックス等）を用いてデータをＷｅｂサーバ（サーバ装置１０）に送信する。

本実施形態のＷｅｂブラウザ２１１は、ブラウザゲームを実現することができる。例えば、Ｗｅｂブラウザ２１１は、Ｗｅｂサーバ（サーバ装置１０）から受信したＪａｖａＳｃｒｉｐｔ（登録商標）、ＦＬＡＳＨ、Ｊａｖａ（登録商標）等で記述されたプログラムを実行するものであってもよい。

端末装置２０は、Ｗｅｂブラウザ２１１によって、インターネットを介してＵＲＬによって指定されたＷｅｂサーバからの情報を表示させることができる。例えば、端末装置２０は、サーバ装置１０から受信したゲーム画面（ＨＴＭＬ等のデータ）をＷｅｂブラウザ２１１によって表示させることができる。

ゲーム処理部２１２は、種々のゲーム演算処理を行う。例えば、ゲーム開始条件が満たされた場合にゲームを開始する処理、ゲームを進行させる処理、ゲーム終了条件が満たされた場合にゲームを終了する処理などがある。

そして、ゲーム処理部２１２は、プレーヤキャラクタ、建物、球場、車、樹木、柱、壁、マップ（地形）などの表示物を表す各種オブジェクト（ポリゴン、自由曲面又はサブディビジョンサーフェスなどのプリミティブで構成されるオブジェクト）をオブジェクト空間に配置設定する処理を行うようにしてもよい。

ここでオブジェクト空間とは、仮想空間であり、２次元空間、３次元空間の両方を含む。２次元空間とは、例えば２次元座標（Ｘ，Ｙ）においてオブジェクトが配置される空間であり、３次元空間とは、例えば３次元座標（Ｘ，Ｙ，Ｚ）においてオブジェクトが配置される空間である。

また、ゲーム処理部２１２は、ゲームカードのデッキデータとしての設定、ログイン時の各種の情報の送受信制御、サーバ装置１０と連動してリアルタイムでゲームを実行する場合にはプレーヤの操作に基づくゲーム処理の実行、及び、自動演算によってゲームを実行する場合には受信した自動演算データの再生を含むゲーム処理を実行する。

また、表示制御部２１３は、表示部２９０に表示する処理を行う。例えば、表示制御部２１３は、Ｗｅｂブラウザ２１１を用いて表示してもよい。

描画部２２０は、処理部２００で行われる種々の処理（例えば、ゲーム処理）に基づいて描画処理を行い、これにより画像を生成し、表示制御部２１３によって表示部２９０に出力する。描画部２２０が生成する画像は、いわゆる２次元画像であってもよいし、いわゆる３次元画像であってもよい。

音処理部２３０は、処理部２００で行われる種々の処理の結果に基づいて音処理を行い、ＢＧＭ、効果音、又は音声などのゲーム音を生成し、音出力部２９２に出力する。

［４］本実施形態の処理の手法
［４．１］概要
次に、図４を用いて本実施形態のプレーヤ選択制御処理、特典付与制御処理及びアイテム選択制御処理の手法について説明する。なお、図４は、本実施形態のプレーヤ選択制御処理、特典付与制御処理及びアイテム選択制御処理とそれぞれ他の処理との関係性を説明するための図である。

本実施形態のサーバ装置１０は、端末装置２０と連動し、プレーヤ毎に、プレーヤキャラクタやその他のキャラクタ、ゲーム空間やその一部、ゲームパラメータ、ＢＧＭ、及び、ゲームシナリオなどを提供しつつ、各プレーヤの操作に基づいて、戦闘ゲームや格闘ゲームなどの対戦ゲーム、ＲＰＧ、又は、シミュレーションゲームなどのゲームを実行させるための構成を有している。

そして、本実施形態のサーバ装置１０は、ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置２０に対して所与のゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムを構成している。

特に、本実施形態のサーバ装置１０は、ゲームの実行中に、
（Ａ１）複数のプレーヤの中から所与の条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行し、
（Ａ２）選択した特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御処理を実行し、
（Ａ３）特定プレーヤに付与された特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させるアイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する、
構成を有している。

具体的には、本実施形態のサーバ装置１０は、図４に示すように、ゲームの実行中に、各端末装置２０から送信されたプレーヤの操作指示を受け付けつつ、当該各端末装置２０のゲーム制御、ゲームに関する画像の表示制御、又は、これらの双方の制御を実行させるためのゲーム制御情報を提供する。

そして、サーバ装置１０は、図４に示すように、ゲームの実行中において、
（Ｂ１）所定のタイミングに、抽選処理によって当選したことなど、所与の条件（以下、「プレーヤ選択条件」ともいう。）を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理（すなわち、ゲームに参加する複数のプレーヤの中から、特定プレーヤの選択）を実行し（図４の［１］プレーヤ選択制御処理）、
（Ｂ２）特定プレーヤによって実行されるガシャなどの抽選処理を実行してアイテムの選択を行うアイテム選択制御処理において、当選確率を増加（アップ）させることなどの特典を付与し（図４の［２］特典付与制御処理）、
（Ｂ３）複数のアイテムの中からプレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、特定プレーヤについては、付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させるアイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行するアイテム選択制御処理を実行す
る（図４の［３］）、
構成を有している。

なお、図４には、
（Ｂ１）複数の端末装置（例えば、プレーヤＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ及びＥ用の端末装置を含む。）２０から操作指示を受け付けるとともに、ゲーム制御情報を提供していること、
（Ｂ２）選択対象のプレーヤの中から特定プレーヤＢが選択されたこと（非特定プレーヤも選択したこと）、
（Ｂ３）特定プレーヤＢに、通常のアイテム選択制御処理としてのガシャにおけるＳレアアイテムにおける当選確率を通常のガシャの当選確率より高くした特典（当選確率を２倍にした特典）が付与されたこと、
（Ｂ４）特定プレーヤについては特典が組み込まれたアイテム選択制御処理としてのガシャが実行され、非特定プレーヤについてアイテム選択制御処理としての通常のガシャが実行されたこと、
が示されている。

この構成により、本実施形態においては、特定のアイテムを所有しているなど所与の条件を具備するプレーヤであれば、例えば、抽選処理における当選確率のアップなどのアイテムを選択するアイテム選択制御処理における特典を付与させることができるようになっている。

したがって、本実施形態においては、プレーヤのアイテムの獲得意欲を刺激することができるとともに、それによってアイテムを獲得できた場合においてよりその喜悦感を高めことができるので、アイテムの獲得に対するプレーヤの強い動機づけを与えることができるようになっている。

その結果、本実施形態においては、ゲームの興趣性を向上させ、かつ、長期に渡ってゲームを興趣させることができるようになっている。

［４．２］プレーヤ選択制御処理
次に、本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５によって実行されるプレーヤ選択制御処理について説明する。

（プレーヤ選択制御処理の概要）
本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５は、予め定められたタイミングが到来した場合、及び、プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、第１条件（以下、「プレーヤ特定条件」ともいう。）を具備したとして、プレーヤ選択制御処理を実行する。

具体的には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、複数のプレーヤの中から、
（Ａ１）予め定められたタイミングが到来したプレーヤ、又は、
（Ａ２）プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合、若しくは、上記（Ａ１）の予め定められたタイミングに当該行動条件を具備したプレーヤ、
を、プレーヤ特定条件を具備する特定プレーヤとして、選択する。

また、本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５は、上記に代えて、又は、上記に加えて、
（Ａ３）実空間又は仮想空間問わず、性別、生年月日、若しくは、所在地などのプレーヤが所定の属性に属したプレーヤ、又は、
（Ａ４）上記の（Ａ１）－（Ａ３）の何れか若しくは２以上の条件であって、抽選処理が
実行されて当該抽選処理に当選したプレーヤ、
を特定プレーヤとして選択してもよい。

例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、天皇誕生日などの現実のカレンダーによって特定される特定の日と同一の生年月日を有するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する。

（予め定められたタイミングに基づくプレーヤ選択制御処理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、上記の（Ａ１）のプレーヤ選択制御処理としては、（Ｂ１）毎日や毎週など予め定められたタイミング、
（Ｂ２）プレーヤ毎のゲームを開始したタイミングやサービスの管理者（ゲーム提供者）が定めたタイミング、
（Ｂ３）同時にゲームに参加している参加プレーヤ数や通算の参加プレーヤ数が一定数以上に達したことなど複数の参加プレーヤによって成立したタイミング、又は、
（Ｂ４）上記の（Ｂ１）－（Ｂ３）のタイミングから所定の期間経過したタイミング、
などの予め定められたタイミングに、複数のプレーヤ（例えば、ゲームに参加する参加プレーヤ）の中から、特定プレーヤを選択する。

特に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、（Ｂ１）及び（Ｂ３）のタイミング（（Ｂ４）のタイミングの場合も含む。）においては、プレーヤの行動に関する行動条件や属性に基づくプレーヤ選択制御処理（抽選処理）を実行することが好ましい。

なお、プレーヤ選択制御処理部１０５は、ゲームに実際に参加しているプレーヤの他に、ゲームを閲覧しているプレーヤ、又は、ゲームにログインしている一方で、参加を待機しているプレーヤなどのゲームに関わるすべてのプレーヤを、参加プレーヤとして用いてもよい。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、プレーヤ選択制御処理として、参加プレーヤの中からランダムに特定プレーヤを選択してもよい。

（行動条件に基づくプレーヤ選択制御処理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、上記の（Ａ２）のプレーヤ選択制御処理としては、各参加プレーヤのプレーヤ情報を参照し、所与のプレーヤの行動に関する行動条件を具備したタイミングに当該行動条件を具備したプレーヤを特定プレーヤとして選択する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、上記の（Ｂ１）及び（Ｂ３）のタイミング（（Ｂ４）のタイミングの場合も含む。）に、参加プレーヤ毎に、行動条件を具備したか否かを判定し、当該判定したプレーヤを特定プレーヤとして選択する。

特に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、
（Ｃ１）当該ゲーム又は他のゲームのイベント（ガシャを含む。）の実行や他のゲームへの参加したことなどゲームに関する条件を具備したか否か、
（Ｃ２）当該ゲーム又は他のゲームにおけるクリアしたステージ、獲得したアイテムの種別や数、ガシャの実行回数、又は、達成したクエストの種別や数など、当該ゲーム若しくは他のゲームにおける進行状況によって規定される条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）を具備したか否か、
（Ｃ３）当該ゲーム又は他のゲームにおける課金、又は、ポイントやゲーム内通貨の消費量などのコストに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）を具備したか否か、
（Ｃ４）当該ゲーム又は他のゲームへのプレーヤのログイン回数やログイン頻度（連続ロ
グイン日数を含む。）などのログインに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）を具備したか否か、
（Ｃ５）ＳＮＳなどのゲーム以外の他のアプリケーションにおいて、ゲームに関する投稿を実行したプレーヤなどの所定の操作に関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）、を具備したか否か、
（Ｃ６）フレンド申請や救援要請に基づく参加などゲームへの参加時の参加経緯に関する条件を具備したか否か、又は、
（Ｃ７）アイテム選択制御処理の利用履歴やアイテムの取得履歴などの当該制御処理における履歴に関する条件を具備したか否か、
を行動条件として判定し、当該条件を具備したプレーヤを、特定プレーヤとして選択する。

（属性に基づくプレーヤ選択制御処理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、上記の（Ａ３）のプレーヤ選択制御処理としては、各参加プレーヤのプレーヤ情報を参照し、当該参加プレーヤが所定の属性を有している場合に、第１条件を具備したとして、プレーヤ選択制御処理を実行する。

具体的には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、実空間及び仮想空間を問わず、例えば、
（Ｄ１）参加プレーヤの特定の性別か否か、
（Ｄ２）特定の生年月日（誕生月のみの場合も含む。）を有しているか否か、
（Ｄ３）特定の年齢（年代も含む。）か否か、
（Ｄ４）特定の所在地に存在するか否か、
（Ｄ５）プレーヤレベルが特定のレベル（レベル範囲も含む。）か否か
（Ｄ６）複数のプレーヤによって形成されるグループ（ギルド）に属しているか否か、
（Ｄ７）プレーヤが操作対象のプレーヤキャラクタの種別・能力・キャラクタレベルなどの特定のプレーヤキャラクタに関する要素が特定の要素に属するか否か、
（Ｄ８）ゲームを管理する管理者が提供するグループＩＤなどのゲームに関連するＩＤを有しているか否か、又は、
（Ｄ９）（Ｄ１）－（Ｄ８）の２以上の組合せを有しているか否か、
を判定し、当該属性に属したプレーヤを、特定プレーヤとして選択する。

（特定プレーヤの通知制御処理）
情報提供部１１は、特定プレーヤが選択されると、所与のプレーヤに対して、特定プレーヤとして選択されたこと、又は、当該プレーヤとして選択された可能性があることを通知する通知制御処理を実行する。

特に、情報提供部１１は、所与のプレーヤとして、
（Ｅ１）ゲームに参加しているすべてのプレーヤ、
（Ｅ２）特定プレーヤとして選択されたプレーヤ（特典が付与されたプレーヤ）、
（Ｅ３）非特定プレーヤ、又は、
（Ｅ４）所定の条件を具備するプレーヤ（例えば、所定のアイテムを有しているプレーヤ、所定の期間内に所定の行動（経験値やポイントなどが所定の値に達したこと）を実行したプレーヤ、及び、所定の順位やレベルなどの所定の属性に属するプレーヤ）、
などに、特定プレーヤとして選択されたこと、又は、選択された可能性があることを通知する通知制御処理を実行する。

例えば、情報提供部１１１は、通知制御処理（すなわち、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤに対する特定プレーヤに関する通知）としては、該当する端末装置２０のゲーム画面（ゲームのタイトル画面、ガシャの実行画面、又は、
専用の告知画面など）に表示し、特典が付与された後のタイミングに通知する処理を実行するなど、所定通知方法、及び、所定の通知のタイミングによって実行する。

そして、情報提供部１１１は、特定プレーヤに関する通知制御処理としては、画面表示に代えて、又は、当該面表示に加えて、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤが登録したメールアドレスを用いて各プレーヤに通知してもよいし、端末装置２０がスマートフォンなどの携帯用情報端末装置の場合には、プッシュ通知などの当該携帯用情報端末装置のアプリケーションによって各プレーヤに通知してもよい。

また、情報提供部１１１は、上記の各通知制御処理（すなわち、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤに対する上記特定プレーヤに関する通知）を実行するタイミングとしては、特典に関する通知と同時に、又は、当該特典に関する通知のタイミングと別のタイミングに実行してもよいし、アイテム選択制御処理の開始前のタイミングのみならず、当該アイテム選択制御処理後のタイミング、毎日や毎週の決まった日時や時刻に、アイテム選択制御処理としてボックスガシャを用いた抽選処理の場合におけるガシャの実行タイミング（ボックスガシャの入手タイミングや交換、又は、ガシャを実行したタイミング）、又は、ステージやタスクの達成時やゲームのクリア時などの特定プレーヤやその他のプレーヤが所定の行動をしたタイミングに実行してもよい。ただし、当該タイミングはこの限りではない。

［４．３］特典付与制御処理
次に、図５を用いて本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５によって実行される特典付与制御処理について説明する。なお、図５は、本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５によって実行される特典付与制御処理を説明するための図である。

（特典付与制御処理の基本原理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤに、当該特定プレーヤによって実行されるガシャなどの抽選処理における当選確率を増加（アップ）させること（ＳＳレアアイテムなどの特定のアイテムのみ当選確率をアップさせることも含む。）、アイテム選択制御処理によって選択可能なアイテムの中にレアアイテムやＳレアアイテムなどの特別なアイテム又は目玉のアイテムを追加すること、又は、他のプレーヤの当選確率を減少させること、などの特典を付与する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、ゲームの進行状況や各特定プレーヤのプレーヤ情報などに応じて特典を付与してもよいし、同一のタイミングによって選択された複数の特定プレーヤにおいては、特定プレーヤ毎に異なる特典であってもよいし、同一の特典であってもよい。

一方、プレーヤ選択制御処理部１０５は、プレーヤ情報を参照し、各特定プレーヤのランクを読み出しつつ、当該読み出したランクが規定されたランク情報を含む、特典を付与してもよい。

すなわち、プレーヤ選択制御処理部１０５は、同一の特典であっても、ランクが異なることによって特定プレーヤにおける有利な効果が異なる特典を、当該特定プレーヤに付与してもよい。

この場合には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、ランクが高い特典の場合には、ランクの低い特典のときよりも、アイテム選択制御処理において選択可能に設定されたレアアイテムや目玉のアイテムの当選確率を高くするなど、ランクが高いほど、当該アイテム選択制御処理においてプレーヤにとって有利な効果を発揮させる特典を付与する。

例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理において目玉アイテムの当選確率を高くする特典Ａをプレーヤに付与する場合に、ランク「１」の特典Ａについては、目玉アイテムの当選確率を「３０％」上昇させる特典、及び、ランク「２」の特典Ａについては、目玉アイテムの当選確率を「５０％」上昇させる特典を付与する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤのランクを「最上位」として規定する特典Ａをプレーヤに付与する場合に、アイテム選択制御処理によって当該特定プレーヤが希望するアイテムを１００％選択することができる特典（超ラッキープレーヤ特典）を付与し、特定プレーヤのランクを「２位」として規定する特典Ａをプレーヤに付与する場合に、アイテム選択制御処理によって当該プレーヤが希望するアイテムを８０％の確率で選択することができる特典（ややラッキープレーヤ特典）を付与する。

他方、プレーヤ選択制御処理部１０５は、ランク情報に代えて、又は、ランク情報に加えて、アイテム選択制御処理において選択の可能性のあるアイテムの当選確率を変更するため、又は、各アイテムの当選確率が規定されている選択テーブルを変更するため（選択テーブルを追加することも含む。）、プレーヤ情報などを参照して、特定プレーヤに、アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報が規定された特典を付与してもよい。

すなわち、プレーヤ選択制御処理部１０５は、同一の特典であっても、属性が異なることによって特定プレーヤにおける有利な効果が異なる特典を、当該特定プレーヤに付与する。

具体的には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理が実行される際に、
（Ａ１）当該アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムの当選確率を制御し、
（Ａ２）当該選択可能な複数のアイテムが規定された選択テーブルを制御し、又は、
（Ａ３）追加のアイテムを付与するための追加処理を制御する、
ための属性情報が規定された特典を付与する。

例えば、属性「大」、属性「中」及び属性「小」がそれぞれ特典に規定されているとすると、プレーヤ選択制御処理部１０５は、属性「大」のときは、アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムの当選確率を倍にし、属性「中」のときは、アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムであってＳＳレアアイテムの当選確率を「５０％増」にし、属性「小」のときは、アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムであってＳＳレアアイテムの当選確率を「２０％増」に設定する。

また、例えば、アイテム選択制御処理が抽選処理としてのステップアップガシャ（複数回実行可能なガシャであって所定回数実行する毎に選択可能なレア度の高いアイテムが増加するなどステップアップ的に段々とプレーヤに有利になるガシャ）の場合に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、属性「大」のときは、所定回数実行せずとも次のステップになるステップアップガシャに変更し、属性「中」のときは、ステップアップする所定回数をノーマル時よりも半減させたステップアップガシャに変更し、属性「小」のときは、所定回数毎にステップアップするステップアップガシャ（すなわち、ノーマルのステップアップガシャ）に設定する。

さらに、例えば、アイテム選択制御処理が抽選処理としてのガシャを実行する場合には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、属性毎に定まる属性別のガシャをアイテム選択制御処理に設定してもよいし、所定のアイテムが選択可能に設定されたガシャ（具体的には、
属性「大」のときはＳＳレアアイテム以上のアイテムから構成されるガシャなど）をアイテム選択制御処理に設定してもよい。

そして、このような属性に応じて場合には、アイテム選択制御処理のガシャを設定する場合には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、期間限定で設定してもよい。

上記に加えて、プレーヤ選択制御処理部１０５は、プレーヤキャラクタに規定された属性と同一の属性（例えば、プレーヤキャラクタの属性が「火」で特典の属性も「火」）を示す属性情報であって、レア度の高い特定のアイテム（例えば、１のＳＳレアアイテム）の当選確率を高くし、又は、レア度の高いアイテム全般の当選確率が高くなっている選択テーブルに切り替えるための属性情報が規定された特典を付与する。

そして、例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤのプレーヤキャラクタの能力を発揮する属性を示す属性情報（例えば、プレーヤキャラクタの属性が「土」で特典の属性が「水」）であって、レア度の高い特定のアイテム（例えば、１のＳＳレアアイテム）の当選確率を高くし、又は、レア度の高いアイテム全般の当選確率が高くなっている選択テーブル（レア、Ｓレア及びＳＳレアの各アイテムの当選確率を２０％増）に切り替えるための属性情報が規定された特典を付与する。

なお、例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、他のガシャを実行する権利、プレーヤキャラクタや装備などのアイテム、又は、ゲーム内通貨など、上記の特典とは異なる特典を付与してもよい。

また、特典とは異なる他の特典には、例えば、特典がガシャなどの抽選処理の場合には、期間限定の特定の属性に属するアイテムの抽選処理を行うガシャ、又は、ＳＳレアアイテムなどの特定のレア度のアイテムの抽選処理を行うガシャなどの他の抽選処理を実行することが可能な特典などが含まれる。

さらに、本実施形態のランク情報及び属性情報は、例えば、特定プレーヤを選択する際や特典を付与する際などの所定のタイミングに決定されるとともに、例えば、抽選によって、ランダムによって、又は、ゲームの進行状況に応じて決定される。

（複数の特典が付与される特典付与制御処理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典のランク情報又は属性を変化させてもよい。

すなわち、例えば、前記特定プレーヤに複数の同一の特典が付与された場合には、付与された特典の当選確率を上げるなどの当選確率を変更するなど、複数の特典が付与されたプレーヤに複数の特典が付与された優位性を享受させるために、特定プレーヤに複数の特典が付与されると、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させてもよい。

特に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、特典付与制御処理によって２回以上連続して特典（同一の特典、又は、異なる特典を含む。）が付与された場合に、又は、当該特典付与制御処理によって複数回通算して特典（同一の特典、又は、異なる特典を含む。）が付与され場合に、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報に規定されているランクを「１」アップさせ、又は、属性情報に規定されている属性を他の属性（例えば、属性「小」から属性「中」など属性に応じてプレーヤの有利な効果が変わる場合には、有利な属性）に変化させてもよい。

例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理においてＳレアアイテムの当選確率を２倍にするランク「３」の特典が２つ付与された場合には、当該アイテム選択制御処理におけるＳレアアイテムの当選確率を２倍にするランク「２」の特典に変更する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理において、３回実行する毎にＳレアアイテムが増加するスッテップガシャを設定するための属性「中」を、毎回Ｓレアアイテムが増加するスッテップガシャを設定するための属性「大」に変更する。

（特典の通知制御処理）
情報提供部１１は、特定プレーヤに対して特典が付与されると、特定のプレーヤに対して、特典が付与されたこと、又は、当該特典が付与された可能性があることを通知する通知制御処理を実行する。

特に、情報提供部１１１は、特典の内容まで通知してもよいし、特典が付与された旨のみ（すなわち、特典の内容について非通知）通知してもよい。

また、情報提供部１１１は、特定プレーヤにおける通知制御処理と同様に、通知制御処理（すなわち、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤに対する上記特典に関する通知）としては、例えば、該当する端末装置２０のゲーム画面（ゲームのタイトル画面、ガシャの実行画面、又は、専用の告知画面など）に表示し、特典が付与された後のタイミングに通知する処理を実行するなど、所定通知方法、及び、所定の通知のタイミングによって実行する。

具体的には、情報提供部１１１は、特典の通知制御処理としては、画面表示に代えて、又は、当該面表示に加えて、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤが登録したメールアドレスを用いて各プレーヤに通知してもよいし、端末装置２０がスマートフォンなどの携帯用情報端末装置の場合には、プッシュ通知などの当該携帯用情報端末装置のアプリケーションによって各プレーヤに通知してもよい。

また、情報提供部１１１は、上記の各通知制御処理（すなわち、特定プレーヤ、非特定プレーヤ、又は、ゲームに参加する各プレーヤに対する上記特典に関する通知）を実行するタイミングとしては、アイテム選択制御処理の開始前のタイミングのみならず、アイテム選択制御処理後のタイミング、毎日や毎週の決まった日時や時刻に、アイテム選択制御処理としてボックスガシャを用いた抽選処理の場合におけるガシャの実行タイミング（ボックスガシャの入手タイミングや交換、又は、ガシャを実行したタイミング）、又は、ステージやタスクの達成時やゲームのクリア時などの特定プレーヤやその他のプレーヤが所定の行動をしたタイミングに実行してもよい。ただし、当該タイミングはこの限りではない。

一方、情報提供部１１１は、例えば、図５に示すように、数値、オブジェクト（天気や所与のキャラクタの表情などのオブジェクト）、色、又は、文字などによって表現された、特典が付与される可能性を示唆する演出制御処理を通知制御処理として実行してもよい。

なお、図５は、ゲーム中にプレーヤに特典（アイテム）を獲得させるガチャを実行する際のゲーム画像の一例であって、図５（Ａ）には、特典が付与される可能性が「８０％以上」のプレーヤの端末装置２０の表示画面中に演出として笑顔のキャラクタが表示されたこと、図５（Ｂ）には、特典が付与される可能性が「５０％－７９％」のプレーヤの端末
装置２０の表示画面中に無表情のキャラクタが表示されたこと、及び、図５（Ｃ）には、特典が付与される可能性が「４９％以下」のプレーヤの端末装置２０の表示画面中に泣いているキャラクタが表示されたことが示されている。

（付与される特典の無効化処理）
プレーヤ選択制御処理部１０５は、特典を付与した後に、所与の第２条件を具備したか否かを判定する第２条件判定処理を実行し、当該第２条件を具備したと判定した場合には、付与した特典を無効にする無効化処理を実行する。

特に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、第２条件（以下、「無効化条件」ともいう。）として、
（Ｂ１）予め定められたタイミングが到来したか否か（特典が付与されてから２４時間後などの制限時間が「０」になったタイミング、及び、ゲームの管理者が設定したタイミングが到来したことなど）、
（Ｂ２）ガシャなどのイベント（特に、アイテム選択制御処理に係るイベント）の実施回数が所定数に達したか否か、又は、
（Ｂ３）アイテム選択制御処理によって特定のアイテムが取得されたか否かを判定する。

そして、当該第２条件を具備したと判定した場合には、付与した特典を無効にする無効化処理を実行する。

［４．４］アイテム選択制御処理
次に、本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５によって実行される特典付与制御処理について説明する。

（アイテム選択制御処理の基本原理）
アイテム選択制御処理部１０６は、複数のアイテムの中から、例えば、ガシャなどの抽選処理によって各プレーヤに獲得させるアイテムを選択するとともに、特定プレーヤについては、特典付与制御処理によって付与された特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させるアイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する。

特に、アイテム選択制御処理部１０６は、プレーヤ選択制御処理によって特定プレーヤとして選択されていない非特定プレーヤについては、予め設定された仕様（例えば、実行タイミング、獲得可能な複数のアイテムの当選確率、実行回数、獲得アイテム数、コストなど）に基づいて、ガシャなどの抽選処理（すなわち、通常の仕様の抽選処理）を実行する。

そして、アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤについては、特典付与制御処理によって付与された特典（ランク情報や属性情報を含む。）に基づいて、上述のように、複数のアイテムにおける当選確率を制御し（すなわち、通常の仕様における獲得可能な複数のアイテムにおける当選確率を制御し）、当該制御された当選確率に基づいて、ガシャなどの抽選処理を実行する。

具体的には、特定プレーヤにおいて、抽選処理としてのガシャがアイテム選択制御処理として実行される場合には、アイテム選択制御処理部１０６は、特典に基づいて、
（Ａ１）レアアイテムやＳレアアイテムなどの特別なアイテムの当選確率を増加（アップ）させて、又は、
（Ａ２）選択可能なアイテムの中に特別なアイテムを追加して（結果として特別なアイテムの当選確率をアップして）、
アイテム選択制御処理を実行する。

なお、アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤにおけるアイテム選択制御処理としては、ガシャなどの抽選処理を実行せずに、当該特定プレーヤの選択指示に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させるアイテムを選択させてもよい。

すなわち、アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤにあっては、複数の獲得可能に用意されたアイテムの中から当該特定プレーヤの操作指示や音声指示になどによって当該特定プレーヤが希望するアイテムを選択することが可能になっている。

また、アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤにおけるアイテム選択制御処理によって選択可能なアイテムの当選確率などを制御しているが、非特定プレーヤの当該特別アイテムの当選確率を減少させるなど、当該非特定プレーヤおいては選択可能なアイテムの当選確率を制御することによって、特定プレーヤに対して有利な効果を享受させてもよい。

さらに、アイテム選択制御処理部１０６は、追加アイテム（具体的には、特典とは異なる他の特典）を付与することが規定されている属性情報を有する特典に基づいて、アイテム選択制御処理を実行する場合には、ガシャなどの抽選処理やプレーヤの指示に基づいて、追加アイテムを該当する特定プレーヤに獲得させる追加処理を実行する。

（アイテム選択制御処理の実行タイミング）
アイテム選択制御処理部１０６は、基本的には、プレーヤ選択制御処理の実行後であって、所定の時間経過後やゲームの進行状況に応じてなど予め定められたタイミングに、アイテム選択制御処理を実行する。

また、アイテム選択制御処理部１０６は、プレーヤ毎に異なるタイミングによって、又は、アイテム選択制御処理を実行してもよいし、複数のプレーヤによって構成されるグループ毎に異なるタイミングによって、アイテム選択制御処理を実行してもよいし、又は、特定プレーヤ及び非特定プレーヤを含む該当する複数のプレーヤ（ゲームに参加するすべてのプレーヤである必要はない。）において同一のタイミングによって、アイテム選択制御処理を実行してもよい。

特に、アイテム選択制御処理部１０６は、プレーヤ毎に異なるタイミングにアイテム選択制御処理を実行する場合には、各プレーヤに基づく所与の第３条件（以下、「アイテム選択制御処理の実行タイミング条件」ともいう。）を具備したか否かを判定する第３条件判定処理（以下、「実行タイミング判定処理」ともいう。）を実行し、当該第３条件を具備したと判定した場合に、アイテム選択制御処理を実行する。

具体的には、アイテム選択制御処理部１０６は、アイテム制御処理の実行タイミング条件としては、プレーヤ（すなわち、特定プレーヤ及び非特定プレーヤを含む。）毎に、
（Ｂ１）特定のステージや特定のクエストのクリア、特定のアイテムの獲得（種別や数）、又は、ガシャなどのイベントの実行回数など、ゲームの進行状況又は特定のゲームやイベントにおける進行状況によって規定される条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）を具備した否か、又は、
（Ｂ２）課金、又は、ポイントやゲーム内通貨の消費量などのコストに関する条件（予め定められた期間内にこれらの条件が成立する場合も含む。）を具備したか否か
を判定する実行タイミング判定処理を実行する。

（特定プレーヤにおける実行タイミング判定処理）
アイテム選択制御処理部１０６は、特定プレーヤにおけるアイテム選択制御処理においては、特典として、アイテム選択制御処理を実行する際の有利な効果を特定プレーヤに享受させるために、
（Ｃ１）特典付与制御手段によって付与された特典に基づいて、該当する特定プレーヤによってアイテム選択制御処理が実行される場合におけるアイテム選択制御処理の実行タイミング条件を制御し、
（Ｃ２）特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、制御された実行タイミング条件に基づいて実行タイミング判定処理を実行してもよい。

例えば、この場合には、アイテム選択制御処理部１０６は、アイテム選択制御処理における抽選処理としてガシャを実行する場合であって、特典が付与されている場合には、非特定プレーヤが比べてガシャを実行するためのコストを割引く（例えば、５０％減）、又は、３回実行可能なガシャの１回目の実行について無料にする。

［４．５］変形例
次に、本実施形態の変形例について説明する。

（変形例１：端末装置による選択制御処理）
本実施形態のプレーヤ選択制御処理部１０５及びアイテム選択制御処理部１０６は、サーバ装置１０に設けられているが、各端末装置２０又は一部の端末装置２０に設けられていてもよい。

この場合には、各端末装置２０は、各端末装置２０内に記憶されているプレーヤ情報を用いて、プレーヤ選択制御処理、特典付与制御処理及びアイテム選択制御処理を実行する。

また、この場合には、各端末装置２０は、１の端末装置２０をゲームに関する制御を管理する管理端末装置（サーバ装置における処理部２００の処理を有する装置）として機能させ、当該管理端末装置が基準として、プレーヤ選択制御処理、特典付与制御処理及びアイテム選択制御処理を実行する。

（変形例２：履歴を用いたプレーヤ選択制御処理）
本実施形態において、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理の履歴を基づいて、最新のプレーヤ選択制御処理を実行してもよい。

具体的には、プレーヤ選択制御処理部１０５は、アイテム選択制御処理の実行回数が一定数以上の場合、又は、レアアイテムなどの特定のアイテムの獲得数が一定数以下の場合などの、所与の条件を具備した倍に、該当するプレーヤの特定プレーヤへの当選確率を高く設定し、当該設定した当選確率に基づいてプレーヤ選択制御処理を実行する。

（変形例３：第２の特典の付与）
本実施形態において、プレーヤ選択制御処理部１０５は、特定プレーヤ毎に、付与された特典（以下、「第１の特典」という。）の履歴を、第１の特典の履歴情報として、プレーヤ情報に登録し、特定プレーヤに第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤの第１特典の履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与してもよい。

特に、プレーヤ選択制御処理部１０５は、第２の特典としては、例えば、ガシャなどのアイテム選択制御処理において獲得可能に設定されているＳＳレアアイテム、又は、当該
アイテム選択制御処理において獲得可能なすべてのアイテムなど特別な１以上のアイテムを付与する。

また、プレーヤ選択制御処理部１０５は、第１の特典の履歴情報として、第１の特典の取得回数、数、種別若しくはこれらの組合せやこれらに関する要素、又は、第１の特典によって得られたアイテムの取得回数、数、種別若しくはこれらの組合せやこれらに関する要素を用いるとともに、第１の特典の履歴情報を参照して予め定められた条件（例えば、第１の特典によって得られた特定アイテムを所定数獲得したことなど）を具備したか否かを判定する判定処理を実行する。

そして、プレーヤ選択制御処理部１０５は、上記の条件を具備したと判定した場合に、第２の特典を特定プレーヤに付与する。

例えば、プレーヤ選択制御処理部１０５は、第１の特典が付与される毎に特典付与パラメータを増加させ（例えば、＋１ずつ増加させ）、当該特典付与パラメータが一定の値を超えたと判定すると、アイテム選択制御処理によって取得可能なアイテムとして設定された目玉アイテムを獲得させる特典、アイテム選択制御処理によって取得可能なアイテムとして設定されたすべてのアイテム（すなわち、ガシャ内のすべてのアイテム）を獲得させる特典、第１の特典に規定されているランク情報のランクの上昇させる特典、又は、当該第１の特典に規定されている属性を追加する特典を、第２の特典として付与する。

［５］本実施形態の動作（プレーヤ選択制御処理を前提としたアイテム選択制御処理）
次に、図６を用いて本実施形態のサーバ装置１０によってゲーム中に実行されるプレーヤ選択制御処理（特典付与制御処理を含む。）を前提としたアイテム選択制御処理の動作について説明する。

なお、図６は、本実施形態のサーバ装置１０によってゲーム中に実行されるプレーヤ選択制御処理（特典付与制御処理を含む。）を前提としたアイテム選択制御処理の動作を示すフローチャートである。

本動作は、所定のタイミングにおいてゲームに参加するプレーヤ全体に対して動作するものであり、プレーヤ情報記憶部１４６には、当該ゲームに参加する各プレーヤのプレーヤ情報が既に記憶されているものとする。

また、本動作は、プレーヤ選択制御処理の実行後の所定のタイミングにおいて、各プレーヤに対してアイテム選択制御処理を実行するものとし、特定プレーヤについては特典に基づいて制御された仕様によって、及び、非特定プレーヤについては通常の仕様によって当該アイテム選択制御を実行する場合の動作である。

まず、プレーヤ選択制御処理部１０５は、プレーヤ選択制御処理を実行するタイミングを検出すると（ステップＳ１０１）、複数のプレーヤの中からプレーヤ特定条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する（ステップＳ１０２）。

なお、このとき、プレーヤ選択制御処理部１０５は、プレーヤ特定条件を具備しないプレーヤについては、非特定プレーヤとして設定するとともに、特定プレーヤに選択されたプレーヤ及び非特定プレーヤにおけるプレーヤ情報をそれぞれ更新する。

次いで、プレーヤ選択制御処理部１０５は、各特定プレーヤに対して特典を付与する特典付与制御処理を実行し、付与した特典を該当する特定プレーヤのプレーヤ情報に登録す
る（ステップＳ１０３）。

次いで、アイテム選択制御処理部１０６は、各特定プレーヤのアイテム選択制御処理における仕様を制御する（ステップＳ１０４）。

次いで、アイテム選択制御処理部１０６は、アイテム選択制御処理の実行タイミングを検出すると（ステップＳ１０５）、特定プレーヤについては特典に基づいて、アイテム選択制御処理を実行し、非特定プレーヤについて通常の仕様に基づいて、アイテム選択制御処理を実行する（ステップＳ１０６）。

最後に、アイテム選択制御処理部１０６は、各プレーヤによって獲得されたアイテムの情報を各プレーヤのプレーヤ情報に登録して（ステップＳ１０７）本動作を終了させる。

［６］その他
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。

本実施形態では、第１のゲームとして格闘（バトル）ゲームを行う対戦型ゲームを用いるとともに、第２のゲームとして街を作るシミュレーションゲームを用いて説明したが、本実施形態はそれに限定されるものではなく、各種のゲーム、例えば、野球ゲーム、サッカーゲーム、バスケットボールゲーム等のスポーツゲームなどの対戦ゲーム、ロールプレーングゲーム、その他のシミュレーションゲームに応用してもよい。

また、本実施形態は、一のサーバ装置１０によって各ゲームを端末装置２０に提供してもよいし、複数のサーバ装置１０を連動させてサーバシステムを構築し、各ゲームを端末装置２０に提供してもよい。

さらに、本実施形態においては、サーバ装置１０によって提供されたゲーム制御情報に基づいて端末装置２０によってゲーム処理が実行されているが、上記の端末装置２０の処理部２００の各機能及びゲームプログラムの実行をサーバ装置１０で実行し、当該端末装置２０は、操作入力とストリーミングによる画像表示を実行することによって、上記のゲームを実現してもよい。

この場合には、サーバ装置１０は、ゲーム制御情報としてゲーム画像の表示に関する情報を該当する端末装置２０に提供することになる。

本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成（例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成）を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。

上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。

１０ … サーバ装置
２０ … 端末装置
１００ … 処理部
１０１ … 通信制御部
１０２ … Ｗｅｂ処理部
１０３ … ゲーム管理部
１０４ … 受付処理部
１０５ … プレーヤ選択制御処理部
１０６ … アイテム選択制御処理部
１１０ … タイマ管理部
１１１ … 情報提供部
１２０ … 入力部
１３０ … 表示部
１４０ … 記憶部
１４２ … 主記憶部
１４４ … ゲームデータ記憶部
１４６ … プレーヤ情報記憶部
１４８ … 選択制御情報
１８０ … 情報記憶媒体、
１９６ … 通信部
２００ … 処理部
２１０ … 通信制御部
２１１ … Ｗｅｂブラウザ
２１２ … ゲーム処理部
２１３ … 表示制御部
２１４ … ゲーム画面制御部
２２０ … 描画部
２３０ … 音処理部
２６０ … 入力部
２６２ … 検出部
２７０ … 記憶部
２７１ … 主記憶部
２７２ … 画像バッファ
２８０ … 情報記憶媒体
２９０ … 表示部
２９２ … 音出力部
２９６ … 通信部

Claims

ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするゲームシステム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前
記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
前記プレーヤが所定の属性を有している場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするゲームシステム。
請求項１又は２に記載のゲームシステムにおいて、
前記通知手段が、
所与のプレーヤに対して、前記特定プレーヤとして選択されたこと、又は、当該特定プレーヤとして選択された可能性があることを通知する前記通知制御処理を実行する、ゲームシステム。
請求項１～３のいずれか１項に記載のゲームシステムにおいて、
前記通知手段が、
所与のプレーヤに対して、前記特定プレーヤに前記特典が付与されたこと、又は、当該特定プレーヤに特典が付与された可能性があることを通知する前記通知制御処理を実行する、ゲームシステム。
請求項１～４のいずれか１項に記載のゲームシステムにおいて、
前記特典付与制御手段が、
前記特典を付与した後に、所与の第２条件を具備したか否かを判定する第２条件判定処理を実行し、
当該第２条件を具備したと判定した場合には、前記付与した特典を無効にする、ゲームシステム。
請求項１～５のいずれか１項に記載のゲームシステムにおいて、
前記第２選択制御手段が、
前記特定プレーヤからの入力に基づいて、前記アイテム選択制御処理を実行する、ゲームシステム。
請求項１～６のいずれか１項に記載のゲームシステムにおいて、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行する、ゲームシステム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を
具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行し、
前記付与された特典に基づいて、前記特定プレーヤによって前記アイテム選択制御処理が実行される場合における前記第３条件を制御し、
前記特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、前記制御された第３条件に基づいて前記第３条件判定処理を実行することを特徴とするゲームシステム。
請求項１～８のいずれか１項に記載のゲームシステムにおいて、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与する、ゲームシステム。
請求項９に記載のゲームシステムにおいて、
前記特典付与制御手段が、
前記アイテム選択制御処理が実行される際に（ａ）前記アイテム選択制御処理において選択可能なアイテムの当選確率を制御し、（ｂ）当該選択可能な複数のアイテムが規定された選択テーブルを制御し、又は、（ｃ）追加アイテムを付与するための追加処理を制御するための前記属性情報が規定された特典を付与する、ゲームシステム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与し、
前記特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させることを特徴とするゲームシステム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するゲームシステムであって
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤ毎に、前記付与された特典の第１の特典としての履歴情報及び前記獲得したアイテムの履歴情報の少なくともいずれか一方の履歴情報を、アイテム関連履歴情報として、記憶手段に登録し、
前記特定プレーヤに前記第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤのアイテム関連履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与することを特徴とするゲームシステム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするプログラム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
前記プレーヤが所定の属性を有している場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするプログラム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、及び、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行し、
前記付与された特典に基づいて、前記特定プレーヤによって前記アイテム選択制御処理が実行される場合における前記第３条件を制御し、
前記特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、前記制御された第３条件に基づいて前記第３条件判定処理を実行することを特徴とするプログラム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、及び、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与し、
前記特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させることを特徴とするプログラム。
ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含む当該ゲームの実行を制御するプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、及び、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤ毎に、前記付与された特典の第１の特典としての履歴情報及び前記獲得したアイテムの履歴情報の少なくともいずれか一方の履歴情報を、アイテム関連履歴情報として、記憶手段に登録し、
前記特定プレーヤに前記第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤのアイテム関連履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与することを特徴とするプログラム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするサーバシステム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
前記プレーヤが所定の属性を有している場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするサーバシステム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行し、
前記付与された特典に基づいて、前記特定プレーヤによって前記アイテム選択制御処理が実行される場合における前記第３条件を制御し、
前記特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、前記制御された第３条件に基づいて前記第３条件判定処理を実行することを特徴とするサーバシステム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与し、
前記特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させることを特徴とするサーバシステム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うサーバシステムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段と、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段と、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段と、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方に関する情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段と、
を備え、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤ毎に、前記付与された特典の第１の特典としての履歴情報及び前記獲得したアイテムの履歴情報の少なくともいずれか一方の履歴情報を、アイテム関連履歴情報として、記憶手段に登録し、
前記特定プレーヤに前記第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤのアイテム関連履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与することを特徴とするサーバシステム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、及び、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行
動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするプログラム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、
前記プレーヤに対して、前記アイテム選択制御処理の実行後に、前記特定プレーヤに前記特典が付与されていたことを通知する通知制御処理を実行する通知手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
前記プレーヤが所定の属性を有している場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行することを特徴とするプログラム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記第２選択制御手段が、
前記プレーヤに基づく所与の第３条件を具備したか否かを判定する第３条件判定処理を実行し、
当該第３条件を具備したと判定した場合に、前記アイテム選択制御処理を実行し、
前記付与された特典に基づいて、前記特定プレーヤによって前記アイテム選択制御処理が実行される場合における前記第３条件を制御し、
前記特定プレーヤのアイテム選択制御処理にあっては、前記制御された第３条件に基づいて前記第３条件判定処理を実行することを特徴とするプログラム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるための
ゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤに、各特典若しくは各特定プレーヤのランクが規定されたランク情報、及び、前記アイテム選択制御処理の内容を制御するための属性を示す属性情報の少なくとも何れか一方が規定された前記特典を付与し、
前記特定プレーヤに複数の特典が付与された場合には、当該付与された特典又は既に付与されている特典の当該ランク情報又は属性を変化させることを特徴とするプログラム。
ネットワークを介して接続され、かつ、プレーヤによって操作される端末装置に対して、ゲームに関するアイテムをプレーヤに獲得させることを含むゲームを実行させるためのゲーム制御を行うプログラムであって、
複数のプレーヤの中から所与の第１条件を具備するプレーヤを特定プレーヤとして選択するプレーヤ選択制御処理を実行する第１選択制御手段、
前記選択された特定プレーヤに所与の特典を付与する特典付与制御手段、
複数の前記アイテムの中から前記プレーヤに獲得させるアイテムを選択する処理であって、前記特定プレーヤについては、前記付与された前記特典に基づいて、当該特定プレーヤに獲得させる前記アイテムを選択するアイテム選択制御処理を実行する第２選択制御手段、及び、
前記特定プレーヤ及び前記選択されたアイテムの少なくともいずれか一方の情報をゲーム制御情報として該当する端末装置に提供する提供手段、
としてコンピュータを機能させ、
前記第１選択制御手段が
予め定められたタイミングが到来した場合、及び、前記プレーヤにおける行動に関する行動条件を具備した場合の少なくともいずれか一方を具備した場合に、前記第１条件を具備したとして、前記プレーヤ選択制御処理を実行し、
前記特典付与制御手段が、
前記特定プレーヤ毎に、前記付与された特典の第１の特典としての履歴情報及び前記獲得したアイテムの履歴情報の少なくともいずれか一方の履歴情報を、アイテム関連履歴情報として、記憶手段に登録し、
前記特定プレーヤに前記第１の特典としての特典を付与する際に、当該特定プレーヤのアイテム関連履歴情報に基づいて、当該第１の特典とは異なる第２の特典を該当する特定プレーヤに付与することを特徴とするプログラム。