JP7424945B2 - 故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラム - Google Patents

故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラムに関する。
有料道路における料金収受システムでは、通行料金の決定方法として、車両の車種に基づいて通行料金を決定する方法が知られている。車種の判別は、軸数、車長、車高、ナンバープレートの情報、牽引の有無など様々な車両情報を用いて行われる。
例えば、特許文献1には、車両情報として、走行する車両の軸数を決定する方法が開示されている。
特開2003-166870号公報
特許文献1には、ひずみゲージを用いて橋台上における支点反力を計測し、橋梁の支点反力から橋梁上を走行する車両の軸重を計測する軸重計が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された軸重計では、例えば、ひずみゲージの保守を行っておらず、軸重計の故障を検知できないことがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされるものであって、軸重計の故障を検知できる故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示に係る故障検知装置は、車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録する記録処理部と、同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較する比較部と、前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知する検知部と、を備える。
本開示に係る故障検知方法は、車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録するステップと、同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較するステップと、前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知するステップと、を含む。
本開示に係るプログラムは、故障検知装置のコンピュータに、車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録するステップと、同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較するステップと、前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知するステップと、を実行させる。
本開示の故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラムによれば、軸重計の故障を検知できる。
本開示の第一実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の第一実施形態に係る故障検知装置のブロック図である。 本開示の第一実施形態に係る軸重計のブロック図である。 本開示の第一実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第一実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第一実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第一実施形態に係る故障検知方法のフローチャートである。 本開示の第一実施形態に係る故障検知装置の作用を説明する図である。 本開示の第二実施形態に係る故障検知装置のブロック図である。 本開示の第二実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第二実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第二実施形態に係る故障検知装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第二実施形態に係る故障検知装置の作用を説明する図である。 本開示の第三実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の各実施形態に係る故障検知装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本開示の各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る故障検知装置7について、図面を参照しながら説明する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、例えば、有料道路である高速道路のいずれかの料金所TL(入口料金所、又は本線料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両AAに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
図1に示すように、車両AAは、入口料金所である料金所TLを介して、一般道路側から高速道路側へと通じる車線LNを走行している。
その際、車両AAは、複数の車軸を有する車両であって、軽自動車、普通車、大型車等であってもよい。
以下、車線LNが延びる方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線LNの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流」と記載する。また、車線LNの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流」と記載する。
さらに、車線LNの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両AAの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
車線LNの両側には、アイランドISが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
例えば、図1に示すように、料金所TLには、複数の車線LNが並んでいてもよい。その際、隣り合う車線LNと車線LNとの各間にアイランドISが敷設されてもよい。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、車線LNの上流から下流に向かって、料金所TLを通過しようとする車両AAとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両AAの車種等に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部であってもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車線サーバ4と、ナンバープレート読取装置5と、軸重計6と、故障検知装置7と、を備える。
例えば、図2に示すように、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車線サーバ4と、ナンバープレート読取装置5と、軸重計6と、故障検知装置7との各装置は、専用線又は通信回線を介して、互いに接続されていてもよい。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、専用線又は通信回線を介して、遠隔地に設置された上位装置9に出力してもよい。
(車両検知器の構成)
図1に示すように、車両検知器2は、車線方向に関し、進入検知位置XAにおいて、車両AAを検知可能なように構成されている。
車両検知器2は、車線LNに向けて、アイランドISに設置されている。
例えば、複数の車線LNが並んでいる場合、各車線LNに関連して車両検知器2が設けられてもよい。その際、各車線LNに向けて、各車線LNに隣接するアイランドISに車両検知器2が設置されてもよい。
例えば、車両検知器2は、投受光器21を備えてもよい。
投受光器21は、進入検知位置XAに配置される。
投受光器21は、透過型であってもよいし、反射型であってもよい。
例えば、投受光器21は、進入検知位置XAにおける車線幅方向と平行な垂直面内(±X方向に垂直な面内)で、車両AAの車高方向全体に亘って、投受光してもよい。
例えば、図1に示すように、投受光器21が透過型である場合なら、投受光器21は、車線LNを挟んで、光を投光する投光器21Aと、当該光を受光する受光器21Bとの対を有してもよい。その際、投受光器21は、進入検知位置XAに車両AAが存在しないとき投光器21Aが投光する光を受光し、進入検知位置XAに車両AAが存在するとき投光器21Aが投光する光を受光しない。
これにより、車両検知器2は、進入検知位置XAに進入する車両AAを検知できる。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ3は、ガントリGNにより、車線LNの上方に設置されている。
通信アンテナ3は、車両AAの車載器αとの間で無線による通信処理を行う。具体的には、通信アンテナ3は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
例えば、複数の車線LNが並んでいる場合、各車線LNに関連して通信アンテナ3が設けられてもよい。
例えば、通信アンテナ3は、車両検知器2が進入検知位置XAに進入する車両AAを検知するタイミングで、車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行ってもよい。
このように無線通信を行えば、通信アンテナ3は、車両検知器2によって車両AAの通過が検知されている最中に車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行うことができる。このため、通信アンテナ3は、車両AAに先行する車両AA、及び車両AAに後続する車両AA等を区別して、車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行いやすい。
(車線サーバの構成)
車線サーバ4は、アイランドIS上に設置されている。
例えば、車線サーバ4は、料金所TLに進入する車両AAに車載されている車載器αの識別情報IFIを取得してもよい。その際、車線サーバ4は、通信アンテナ3における車載器αとの無線通信により取得される情報に基づき、識別情報IFIを取得してもよい。
また、車線サーバ4は、ナンバープレート読取装置5から、ナンバープレート情報IFNを取得してもよい。
さらに、車線サーバ4は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線LNに進入した車両AAの車長、車高、軸数、軸重等を取得してもよい。
車線サーバ4は、識別情報IFI、ナンバープレート情報IFN、各種センサを通じて得られる種々の情報等に基づいて、車線LNに進入した車両AAの車種区分を含む車種情報IFCを特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車線サーバ4が特定した車種区分から、車両AAの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
例えば、複数の車線LNが並んでいる場合、各車線LNに関連して車線サーバ4が設けられてもよい。その際、各車線LNに向けて、各車線LNに隣接するアイランドISに車線サーバ4が設置されてもよい。
例えば、各車線サーバ4は、取得した識別情報IFI及び車種情報IFCを上位装置9に出力してもよい。
これにより、料金収受システム1は、車両AAが通行する車線LN及び時刻にかかわらず、料金所TLを通行する車両AAから取得される識別情報IFI及び車種情報IFCを上位装置9に蓄積することができる。
(ナンバープレート読取装置の構成)
ナンバープレート読取装置5は、車両検知器2によって検知された車両AAのナンバープレートを含む撮影画像を取得する。
ナンバープレート読取装置5は、取得した撮影画像に対し所定の画像解析処理を施し、撮影されたナンバープレートのナンバープレート情報IFN、すなわち、当該ナンバープレートに刻印された車両番号及び分類番号、当該ナンバープレートの大きさ、色などを取得する。
例えば、複数の車線LNが並んでいる場合、各車線LNに関連してナンバープレート読取装置5が設けられてもよい。その際、各車線LNに隣接するアイランドISにナンバープレート読取装置5が設置されてもよい。その際、各ナンバープレート読取装置5は、取得されたナンバープレート情報IFNを、上位装置9に出力してもよい。これにより、上位装置9は、車両AAが通行する車線LN及び時刻にかかわらず、料金所TLを通行する車両AAから取得されるナンバープレート情報IFNを上位装置9に蓄積することができる。
例えば、ナンバープレート読取装置5は、車線方向について、進入検知位置XAを撮影してもよい。さらに、ナンバープレート読取装置5は、車両検知器2が進入検知位置XAに進入する車両AAを検知するタイミングで、車両AAのナンバープレートを含む撮影画像を取得してもよい。
このように撮影すれば、ナンバープレート読取装置5は、車両検知器2によって車両AAの通過が検知されている最中に車両AAのナンバープレートを含む撮影画像を取得できる。このため、ナンバープレート読取装置5は、車両AAに先行する車両AA、及び車両AAに後続する車両AA等を区別して、車両AAのナンバープレートを含む撮影画像を取得しやすい。
(軸重計の構成)
軸重計6は、車両検知器2によって検知された車両AAに関して、軸重データDAと軸検知信号SAとを取得する。
軸重計6は、複数の車軸を有する車両AAの各車軸に関して、軸重データDAと軸検知信号SAとを取得する。
図3に示すように、軸重計6は、計測部61と処理部62とを備える。
例えば、複数の車線LNが並んでいる場合、各車線LNに関連して軸重計6が設けられてもよい。その際、各車線LN上に計測部61が設置され、各車線LNに隣接するアイランドIS上に処理部62が設置されてもよい。
計測部61は、荷重センサ611と軸検知センサ612とを備える。
計測部61は、軸重データDAと軸検知信号SAとを処理部62に出力する。
例えば、計測部61の各センサは、車線LNを挟む一対のアイランドISに亘って、車線幅方向に延びてもよい。
例えば、計測部61の各センサは、車線LNの路面に設置されている踏板に埋設されてもよい。
例えば、計測部61の各センサは、車線方向について、進入検知位置XAに設けられてもよい。このような位置に設けられれば、軸重計6は、車両検知器2によって車両AAの通過が検知されている最中に軸重データDAと軸検知信号SAとを取得できる。このため、軸重計6は、車両AAに先行する車両AA、及び車両AAに後続する車両AA等を区別して、車両AAの各車軸について、軸重データDAと軸検知信号SAとを取得しやすい。
荷重センサ611は、複数の車軸を有する車両AAの軸重を車軸別に計測する。
荷重センサ611は、計測した各軸重を軸重データDAとして、処理部62に出力する。
軸検知センサ612は、軸検知センサ612を踏みつける車両AAの各車軸を検知する。
軸検知センサ612は、各車軸を検知すると、軸検知信号SAを処理部62に出力する。
例えば、軸検知信号SAは、各車軸を検知した時刻を含む信号であってもよい。
例えば、軸検知センサ612は、各車軸を検知した時刻を軸検知信号SAとして検知してもよい。すなわち、軸検知センサ612は、各車軸に踏みつけられる度に、各車軸に踏まれた瞬間の時刻を軸検知信号SAとして検知してもよい。
例えば、軸検知センサ612は、荷重センサ611とX方向に隣接して設けられてもよいし、車線方向について同じ位置に設けられてもよい。
例えば、軸検知センサ612は、荷重センサ611に含まれてもよい。すなわち、荷重センサ611で取得される信号から、軸検知センサ612は各車軸を検知してもよい。
処理部62は、軸重データ取得部621と、軸検知信号取得部622と、軸重情報特定部623と、軸数情報特定部624と、出力部625と、を機能的に備える。
軸重データ取得部621は、荷重センサ611から軸重データDAを取得する。
例えば、軸重データ取得部621は、取得した軸重データDAを取得順に順次格納してもよい。
軸検知信号取得部622は、軸検知センサ612から軸検知信号SAを取得する。
例えば、軸検知信号取得部622は、取得した軸検知信号SAを取得順に順次格納してもよい。
軸重情報特定部623は、車両AAの軸重情報IFAとして、各車両AAに関連する複数の軸重データDAを特定する。
例えば、軸重情報特定部623は、車両検知器2によって検知されたタイミングを参照し、各車両AAが進入検知位置XAに進入するタイミングで計測される複数の軸重データDAを、各車両AAの軸重情報IFAと特定してもよい。
軸数情報特定部624は、車両AAの軸数情報IFBとして、各車両AAの軸数を特定する。
例えば、軸数情報特定部624は、車両検知器2によって検知されたタイミングを参照し、各車両AAが進入検知位置XAに進入するタイミングで検知される軸検知信号SAの数を計数し、各車両AAの軸数情報IFBを特定してもよい。
出力部625は、各車両AAの軸重情報IFA及び軸数情報IFBを、故障検知装置7に出力する。
例えば、出力部625は、各車両AAの軸重情報IFA及び軸数情報IFBを、車線サーバ4にさらに出力してもよい。
(故障検知装置の構成)
図2に示すように、故障検知装置7は、記録処理部73と、比較部74と、検知部75と、を機能的に備える。
故障検知装置7は、第一取得部71と、第二取得部72と、通知部76と、をさらに備える。
第一取得部71は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFを取得する。
例えば、第一取得部71は、上位装置9を介して、車両特徴情報IFFを取得してもよい。
例えば、車両AAの車両特徴情報IFFは、車両AAのナンバープレート情報IFNを含んでもよい。
例えば、車両AAの車両特徴情報IFFは、識別情報IFIを含んでもよい。
例えば、車両AAの車両特徴情報IFFは、車両AAの車種情報IFCを含んでもよい。
第二取得部72は、軸重計6から、車線LNを走行する車両AAの計測情報IFMを取得する。
例えば、第二取得部72が取得する車両AAの計測情報IFMは、軸重情報IFAを含んでもよい。
例えば、第二取得部72が取得する車両AAの計測情報IFMは、重量情報IFWを含んでもよい。
例えば、第二取得部72が取得する車両AAの計測情報IFMは、車両AAの重量情報IFWとして、車両AAの総重量情報IFTを含んでもよい。その際、第二取得部72は、車両AAの軸重情報IFAに基づき、車両AAの軸重の総和を算出することにより、総重量情報IFTを取得してもよい。
記録処理部73は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、この車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録する。
例えば、記録処理部73は、車両AAに対し、同じ車線LN及び同じタイミングで取得された車両特徴情報IFFと計測情報IFMと、を関連付けて記録してもよい。
例えば、記録処理部73は、排除部731を備えてもよい。
排除部731は、軸重計6から取得される重量情報IFWのうち、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWを排除する。
例えば、排除部731は、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWとして、総重量が25tを超える総重量情報IFTを含む重量情報IFWを、データベースDBから排除してもよい。
例えば、排除部731は、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWとして、軸重量が10tを超える軸重情報IFAを含む重量情報IFWを、データベースDBから排除してもよい。
例えば、記録処理部73は、各車両AAが料金所TLに到来する度に、取得されるナンバープレート情報IFN、識別情報IFI、車種情報IFC、総重量情報IFT、及び軸重情報IFAの各情報を互いに関連付けて記録してもよい。
例えば、図4に示すような各情報が取得された場合、記録処理部73は、各行単位(各No.単位)で各情報を互いに関連付けて記録してもよい。
なお、図4に示すように、各情報は、各車両AAが料金所TLに到来する順に、No.1、No.2、No.3、・・・とデータベースDBに蓄積されることにより、記録される。
なお、データベースDBに含まれる各車線番号は、料金所TLの複数の車線LNのうち、各情報が取得されたときに車両AAが走行した車線LNの番号を示す。
比較部74は、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較する。
例えば、比較部74は、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWが排除されたデータベースDBにおいて、計測情報IFMを比較してもよい。
例えば、比較部74は、ナンバープレート情報IFNと、識別情報IFIと、車種情報IFCとの全てが一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとして比較してもよい。
図4~図6に示す場合、比較部74において、No.2の車両特徴情報IFFと、No.205の車両特徴情報IFFと、No.634の車両特徴情報IFFとが、同一の車両特徴情報IFFと判定されてもよい。
例えば、比較部74は、第一計測情報IFPとして第一走行時に取得された総重量情報IFTと、第二計測情報IFQとして第二走行時に取得された総重量情報IFTと、を比較してもよい。
図4に示すようなデータベースDBが蓄積された場合、No.205の車両特徴情報IFFがNo.2の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.205の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.2の総重量情報IFTと、第二計測情報IFQであるNo.205の総重量情報IFTと、を比較する。
また、このデータベースDBでは、図5に示すように、No.623の車両特徴情報IFFがNo.205の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.205の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.623の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.205の総重量情報IFTと、第二計測情報IFQであるNo.634の総重量情報IFTと、を比較してもよい。
さらに、このデータベースDBでは、図6に示すように、No.634の車両特徴情報IFFがNo.2の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.2の総重量情報IFTと、第二計測情報IFQであるNo.634の総重量情報IFTと、を比較してもよい。
例えば、比較部74は、比較の結果として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差の第二計測情報IFQに対する比を算出してもよい。
図4に示すように、このデータベースDBでは、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.205の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、No.2の総重量情報IFTが2200kgであり、No.205の総重量情報IFTが2140kgである。このため、比較部74は、比較の結果として、|2140kg-2200kg|/2200kg=0.03を算出する。
同様に、図5に示すように、このデータベースDBでは、No.205の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、比較部74は、比較の結果として、|1600kg-2140kg|/2140kg=0.25を算出する。
同様に、図6に示すように、このデータベースDBでは、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、比較部74は、比較の結果として、|1600kg―2200kg|/2200kg=0.27を算出する。
検知部75は、比較部74における比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知する。
例えば、検知部75は、比較部74における比較の結果に基づき、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとが相違すると判定すれば、軸重計6の故障を検知してもよい。
例えば、検知部75は、比較部74における比較の結果に基づき、複数組の計測情報IFMの比較に亘って連続して相違すると判定すれば、軸重計6の故障を検知してもよい。
例えば、検知部75は、比較部74における比較の結果の相違が所定以上であれば、軸重計6の故障を検知してもよい。
例えば、検知部75は、比較の結果の相違が所定以上である場合として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差の第一計測情報IFPに対する比が所定値以上であった場合に、軸重計6の故障を検知してもよい。図4~図6のような場合、所定値は、例えば、0.20に設定されてもよい。
同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMが3以上あり、複数組の比較が可能な場合、検知部75は、複数の比較の結果において、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差の第一計測情報IFPに対する比が所定値以上である場合に、軸重計6の故障を検知してもよい。
例えば、図4~図6に示す場合、No.634の総重量情報IFTは、No.2の総重量情報IFTと比較しても、No.205の総重量情報IFTと比較しても、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差の第一計測情報IFPに対する比が、2以上となっている。このため、検知部75では、No.634の総重量情報IFTは、他の総重量情報IFTとの比較において、連続して相違していると判別されてもよい。このような場合、所定値として2が設定されることにより、検知部75は、連続して相違していると判定されたNo.634に含まれる軸重情報IFAを取得した軸重計6を故障と検知してもよい。
通知部76は、検知部75において軸重計6の故障が検知された場合、軸重計6が故障している旨を通知する。
例えば、通知部76は、検知部75において軸重計6の故障と検知された計測情報IFMを計測した軸重計6が設けられている車線番号を併せて通知してもよい。
例えば、図1に示すように、故障検知装置7は、料金所TLを管理する事務所Rの監視装置MNに接続され、通知部76は、監視装置MNに軸重計6が故障している旨を通知してもよい。その際、監視装置MNにおける表示等により、軸重計6が故障している旨の通知を確認したら、作業員は、故障している軸重計6の交換等を実施してもよい。
(動作)
本実施形態の故障検知装置7の動作について説明する。
故障検知装置7の動作は、本実施形態の故障検知方法に相当する。
まず、図7に示すように、第一取得部71は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFを取得すると共に、第二取得部72は、軸重計6から計測情報IFMを取得する(ST01:取得するステップ)。
ST01の実施に続いて、記録処理部73は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、この車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録する(ST02:記録するステップ)。
ST02の実施に続いて、比較部74は、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較する(ST03:比較するステップ)。
ST03の実施に続いて、ST03における比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知する(ST04:検知するステップ)。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAについて取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
したがって、故障検知装置7は、軸重計6の故障を検知できる。
具体的には、図8に示すように、故障検知装置7は、車線サーバ4、ナンバープレート読取装置5、及び軸重計6から取得される情報に基づき、データベースDBに車両特徴情報IFFと計測情報IFMを蓄積できる。さらに、故障検知装置7は、データベースDBに蓄積した情報の中に同一の車両特徴情報IFFがあれば、計測情報IFMを比較し、比較の結果の相違が所定以上であれば、故障と判定できる。
このため、故障検知装置7によれば、作業員は、故障している軸重計6の交換等を実施することができる。
また、本実施形態の一例によれば、車両特徴情報IFFが、車両AAのナンバープレート情報IFNを含むことにより、故障検知装置7は、ナンバープレート情報IFNが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一のナンバープレートを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
また、本実施形態の一例によれば、車両特徴情報IFFが、車両AAに車載されている車載器αの識別情報IFIである車載器IDを含むことにより、故障検知装置7は、車載器αの識別情報IFIが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車載器αを搭載している車両AAを基準に、通常他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
また、本実施形態の一例によれば、車両特徴情報IFFが、車両AAの車種情報IFCを含むことにより、故障検知装置7は、車載器αの車種情報IFCが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車種に区分される車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
また、本実施形態の一例によれば、故障検知装置7は、取得される複数の重量情報IFWを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報を有する車両AAを基準に、他の重量情報IFWと異なる重量情報IFWを取得する軸重計6を特定できる。
また、本実施形態の一例によれば、記録処理部73が排除部731を備えることにより、故障検知装置7は、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWを基準から排除して比較することができる。
したがって、故障検知装置7は、過積載の車両AAの通行の有無にかかわらず、安定して軸重計6の故障を検知しやすい。
(変形例)
本実施形態の一例では、比較部74は、第一計測情報IFP及び第二計測情報IFQとして総重量情報IFTを比較しているが、重量情報IFWであれば、どのような重量情報IFWを比較してもよい。
変形例として、比較部74は、第一計測情報IFPとして第一走行時に取得された軸重情報IFAと、第二計測情報IFQとして第二走行時に取得された軸重情報IFAと、を比較してもよい。
他の変形例として、比較部74は、車両AAの複数の軸重のうち、一部の軸重の和を算出することにより取得された重量情報を比較してもよい。その際、第一走行時に取得された車両AAの複数の軸重のうち、一部の軸重の和を算出することにより取得された重量情報を第一計測情報IFPとし、第二走行時に取得された車両AAの複数の軸重のうち、一部の軸重の和を算出することにより取得された重量情報を第二計測情報IFQとしてもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る故障検知装置7について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の故障検知装置7の構成は、以下に説明する点を除いて、第一実施形態と同様である。
例えば、図9に示すように、第二取得部72が取得する車両AAの計測情報IFMは、車両AAの軸数情報IFBを含んでもよい。
例えば、記録処理部73は、排除部732を備えてもよい。
排除部732は、軸重計6から取得される計測情報IFMのうち、大型車に相当する車両AAの軸数情報IFBを排除する。
例えば、排除部732は、軸重計6から取得される計測情報IFMのうち、大型車及び特大車に相当する車両AAの軸数情報IFBを、データベースDBから排除してもよい。
例えば、比較部74は、大型車に相当する車両AAの軸数情報IFBが排除されたデータベースDBにおいて、計測情報IFMを比較してもよい。
図10~図12に示す場合、比較部74において、No.2の車両特徴情報IFFと、No.205の車両特徴情報IFFと、No.634の車両特徴情報IFFとが、同一の車両特徴情報IFFと判定されてもよい。
例えば、比較部74は、第一計測情報IFPとして第一走行時に取得された軸数情報IFBと、第二計測情報IFQとして第二走行時に取得された軸数情報IFBと、を比較してもよい。
図10に示すようなデータベースDBが蓄積された場合、No.205の車両特徴情報IFFがNo.2の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.205の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.2の軸数情報IFBと、第二計測情報IFQであるNo.205の軸数情報IFBと、を比較する。
また、このデータベースDBでは、図11に示すように、No.623の車両特徴情報IFFがNo.205の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.205の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.623の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.205の軸数情報IFBと、第二計測情報IFQであるNo.634の軸数情報IFBと、を比較してもよい。
さらに、このデータベースDBでは、図12に示すように、No.634の車両特徴情報IFFがNo.2の車両特徴情報IFFと一致している。このため、比較部74は、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とし、第一計測情報IFPであるNo.2の軸数情報IFBと、第二計測情報IFQであるNo.634の軸数情報IFBと、を比較してもよい。
例えば、比較部74は、比較の結果として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差を算出してもよい。
図10に示すように、このデータベースDBでは、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.205の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、No.2の軸数情報IFBが2軸であり、No.205の軸数情報IFBが2軸である。このため、比較部74は、比較の結果として、|2軸-2軸|=0軸を算出する。
同様に、図11に示すように、このデータベースDBでは、No.205の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、比較部74は、比較の結果として、|2軸-1軸|=1軸を算出する。
同様に、図12に示すように、このデータベースDBでは、No.2の各情報を取得した時を第一走行時とし、No.634の各情報を取得した時を第二走行時とする場合、比較部74は、比較の結果として、|2軸-1軸|=1軸を算出する。
例えば、検知部75は、比較の結果の相違が所定以上である場合として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が所定値以上であった場合に、軸重計6の故障を検知してもよい。図10~図12に示す場合、所定値は、例えば、1軸に設定されてもよい。
例えば、図10~図12に示す場合、No.634の軸数情報IFBは、No.2の軸数情報IFBと比較しても、No.205の軸数情報IFBと比較しても、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が、1軸以上となっている。このため、検知部75では、No.634の軸数情報IFBは、他の軸数情報IFBとの比較において、連続して相違していると判別されてもよい。このような場合、所定値として1軸が設定されることにより、検知部75は、連続して相違していると判定されたNo.634に含まれる軸数情報IFBを取得した軸重計6を故障と検知してもよい。
(動作)
本実施形態の故障検知装置7の動作について説明する。
故障検知装置7の動作は、本実施形態の故障検知方法に相当する。
本実施形態の動作は、以下のとおり第一実施形態と同様である。
まず、図7に示すように、第一取得部71は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFを取得すると共に、第二取得部72は、軸重計6から計測情報IFMを取得する(ST01:取得するステップ)。
ST01の実施に続いて、記録処理部73は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、この車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録する(ST02:記録するステップ)。
ST02の実施に続いて、比較部74は、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較する(ST03:比較するステップ)。
ST03の実施に続いて、ST03における比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知する(ST04:検知するステップ)。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、故障検知装置7は、第一実施形態と同様な作用及び効果を有する。
また、本実施形態の一例によれば、故障検知装置7は、取得される複数の軸数情報IFBを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報を有する車両AAを基準に、他の軸数情報IFBと異なる軸数情報IFBを取得する軸重計6を特定できる。
また、本実施形態の一例によれば、記録処理部73が排除部732を備えることにより、故障検知装置7は、リフトアクスル機構を有する可能性のある大型車の軸数情報IFBを基準から排除して比較することができる。
したがって、故障検知装置7は、リフトアクスル機構を有する車両AAの通行の有無にかかわらず、安定して軸重計6の故障を検知しやすい。
大型車に区分される車両AAの中にはリフトアクスル機構LAを有する車両AAがある。
リフトアクスル機構LAを有する車両AAは、図13に示すように、タイヤTRを浮かして軸重計6を通過することが可能である。
リフトアクスル機構LAを有する車両AAでは、設けられている車軸と、接地するタイヤTRを有する車軸の数が一致しない。
このため、リフトアクスル機構を有する可能性のある車両AAの軸数情報IFBを基準から排除すれば、軸重計6自身の故障を検知しやすい。
(変形例)
本実施形態の一例では、比較部74は、比較の結果として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差を算出しているが、変形例として、比較部74は、比較の結果として、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとが一致しているか否かを判定してもよい。
その際、検知部75は、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとが一致していないとき、軸重計6の故障を検知してもよい。
本実施形態の一例では、故障検知装置7は、リフトアクスル機構を有する可能性のある大型車の軸数情報IFBを基準から排除して故障を検知しているが、リフトアクスル機構を有する車両AAに配慮して故障を検知するなら、どのように構成されてもよい。
変形例として、大型車に対して、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が2軸以上であった場合に、検知部75は、軸重計6の故障を検知してもよい。その際、大型車以外に対しては、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が1軸以上であった場合に、検知部75は、軸重計6の故障を検知してもよい。
他の変形例として、大型車及び特大車に対して、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が2軸以上であった場合に、検知部75は、軸重計6の故障を検知してもよい。その際、大型車及び特大車以外に対しては、第一計測情報IFPと第二計測情報IFQとの差が1軸以上であった場合に、検知部75は、軸重計6の故障を検知してもよい。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る故障検知装置7について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の故障検知装置7の構成は、以下に説明する点を除いて、第一実施形態又は第二実施形態と同様である。
例えば、故障検知装置7は、複数の料金所TLの各料金収受システム1と接続されてもよい。
例えば、図14に示すように、故障検知装置7は、第一料金所TL1、第二料金所TL2、第三料金所TL3の各料金収受システム1と接続されてもよい。
複数の料金所TLの各料金収受システム1と接続されることにより、故障検知装置7は、複数の料金所TLに亘って、料金所TLを通過する車両AAの計測情報IFMとを取得でき、車両特徴情報IFFと計測情報IFMとを関連づけてデータベースに蓄積することができる。
これにより、基準となる計測情報IFMが多く蓄積できるため、軸重計6の故障を検知しやすい。
<他の変形例>
上述の各実施形態の一例では、車線サーバ4が車種情報IFCを特定しているが、車種情報IFCを特定できるなら、どのように車種情報IFCを特定してもよい。
変形例として、第一取得部71が、取得した車両AAの識別情報IFIから車種情報IFCを特定してもよい。
他の変形例として、第一取得部71が、取得した車両AAのナンバープレート情報IFNから車種情報IFCを特定してもよい。
上述の各実施形態の一例では、比較部74は、ナンバープレート情報IFNと、識別情報IFIと、車種情報IFCとの全てが一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとしているが、含まれる情報のいずれか一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとしてもよい。
変形例として、比較部74は、車種情報IFCが一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとして比較してもよい。
他の変形例として、比較部74は、識別情報IFIが一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとして比較してもよい。
さらに他の変形例として、比較部74は、ナンバープレート情報IFNが一致する車両特徴情報IFFを、同一の車両特徴情報IFFとして比較してもよい。
上述の各実施形態の一例では、故障検知装置7は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、故障検知装置7は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、故障検知装置7は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
上述の各実施形態の一例では、故障検知装置7は、軸重計6や車線サーバ4とは別に設けられているが、どのような態様で設けられてもよい。
変形例として、故障検知装置7は、軸重計6に設けられてもよい。
他の変形例として、故障検知装置7は、車線サーバ4に設けられてもよい。
上述の各実施形態の一例では、故障検知装置7は、アイランドISに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、故障検知装置7は、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
上述の各実施形態の一例では、故障検知装置7は、蓄積された計測情報IFMを比較し、故障を検知しているが、どのようなタイミングで計測情報IFMを比較し、故障を検知してもよい。
一例として、故障検知装置7は、一定時間(例えば、24時間)蓄積してから、蓄積された計測情報IFMを一度に比較し、故障を検知してもよい。
他の例として、故障検知装置7は、計測情報IFMが取得される度に、計測情報IFMを比較し、故障を検知してもよい。
上述の各実施形態では、検知部75は、車種にかかわらず一律の所定値を用いて故障を検知しているが、変形例として、検知部75は、車種別の所定値を用いて、車種別に故障を検知してもよい。
上述の各実施形態では、記録処理部73は、料金所TLの車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録しているように、故障検知装置7は、料金所TLの車線LNを走行する車両AAについて故障を検知しているが、車線を走行する車両であれば、料金所TLの車線LNに限らず、どのような車線を走行する車両について故障を検知してもよい。
変形例として、記録処理部73は、料金所以外の車線を走行する車両の車両特徴情報と、料金所以外の車線を走行するその車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録してもよい。
<コンピュータのハードウェア構成>
なお、上述の各実施形態においては、故障検知装置7の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、故障検知装置7の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図15に示すように、故障検知装置7が備えるコンピュータ79は、CPU791と、メモリ792と、記憶/再生装置793と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)794と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)795と、を備える。
メモリ792は、故障検知装置7で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置793は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F794は、故障検知装置7と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F795は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
<その他の実施形態>
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれる。
<付記>
各実施形態に記載の故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る故障検知装置7は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録する記録処理部73と、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較する比較部74と、比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知する検知部75と、を備える。
本態様によれば、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAについて取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
したがって、故障検知装置7は、軸重計6の故障を検知できる。
(2)第2の態様に係る故障検知装置7は、車両特徴情報IFFが、車両AAのナンバープレート情報IFNを含む(1)の故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、ナンバープレート情報IFNが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一のナンバープレートを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
(3)第3の態様に係る故障検知装置7は、車両特徴情報IFFが、車両AAに車載されている車載器αの識別情報IFIである車載器IDを含む(1)又は(2)の故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、車載器αの識別情報IFIが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車載器αを搭載している車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
(4)第4の態様に係る故障検知装置7は、車両特徴情報IFFが、車両AAの車種情報IFCを含む(1)から(3)のいずれかに記載の故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、車載器αの車種情報IFCが同一の車両AAについて、取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車種に区分される車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
(5)第5の態様に係る故障検知装置7は、計測情報IFMが、重量情報IFWを含む(1)から(4)のいずれかの故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、取得される複数の重量情報IFWを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報を有する車両AAを基準に、他の重量情報IFWと異なる重量情報IFWを取得する軸重計6を特定できる。
(6)第6の態様に係る故障検知装置7は、記録処理部73が、取得される重量情報IFWのうち、過積載に相当する車両AAの重量情報IFWを排除する排除部731を備える(5)の故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、車両AAの過積載に相当する重量情報IFWを基準から排除して比較することができる。
したがって、故障検知装置7は、過積載の車両AAの通行の有無にかかわらず、安定して軸重計6の故障を検知しやすい。
(7)第7の態様に係る故障検知装置7は、計測情報IFMが、軸数情報IFBを含む(1)から(6)のいずれかの故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、取得される複数の軸数情報IFBを比較することができる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報を有する車両AAを基準に、他の軸数情報IFBと異なる軸数情報IFBを取得する軸重計6を特定できる。
(8)第8の態様に係る故障検知装置7は、記録処理部73が、取得される軸数情報IFBのうち、大型車に相当する車両AAの軸数情報IFBを排除する排除部732を備える(7)の故障検知装置7である。
本態様によれば、故障検知装置7は、リフトアクスル機構を有する可能性のある大型車の軸数情報IFBを基準から排除して比較することができる。
したがって、故障検知装置7は、リフトアクスル機構を有する車両AAの通行の有無にかかわらず、安定して軸重計6の故障を検知できる。
(9)第9の態様に係る料金収受システム1は、(1)から(8)のいずれかの故障検知装置と、軸重計6と、を備える。
本態様によれば、料金収受システム1は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAについて取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、料金収受システム1は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
したがって、料金収受システム1は、軸重計6の故障を検知できる。
(10)第10の態様に係る故障検知方法は、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、この車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録するステップと、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較するステップと、比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知するステップと、を含む。
本態様によれば、故障検知方法は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAについて取得される複数の計測情報IFMを比較することができる。
このため、故障検知方法は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
したがって、故障検知方法は、軸重計6の故障を検知できる。
(11)第11の態様に係るプログラムは、故障検知装置7のコンピュータ79に、車線LNを走行する車両AAの車両特徴情報IFFと、この車両AAについて軸重計6から取得される計測情報IFMと、を関連づけて記録するステップと、同一の車両特徴情報IFFに関連づけられた計測情報IFMである、第一走行時に取得された第一計測情報IFPと、第二走行時に取得された第二計測情報IFQと、を比較するステップと、比較の結果に基づき、軸重計6の故障を検知するステップと、を実行させる。
本態様によれば、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAについて取得される複数の計測情報IFMを比較できる。
このため、故障検知装置7は、同一の車両特徴情報IFFを有する車両AAを基準に、他の計測情報IFMと異なる計測情報IFMを取得する軸重計6を特定できる。
したがって、故障検知装置7は、軸重計6の故障を検知できる。
1 料金収受システム
2 車両検知器
3 通信アンテナ
4 車線サーバ
5 ナンバープレート読取装置
6 軸重計
7 故障検知装置
9 上位装置
21 投受光器
21A 投光器
21B 受光器
61 計測部
62 処理部
71 第一取得部
72 第二取得部
73 記録処理部
74 比較部
75 検知部
76 通知部
79 コンピュータ
611 荷重センサ
612 軸検知センサ
621 軸重データ取得部
622 軸検知信号取得部
623 軸重情報特定部
624 軸数情報特定部
625 出力部
731 排除部
732 排除部
791 CPU
792 メモリ
793 記憶/再生装置
794 IO I/F
795 通信I/F
AA 車両
DA 軸重データ
DB データベース
GN ガントリ
IFA 軸重情報
IFB 軸数情報
IFC 車種情報
IFF 車両特徴情報
IFI 識別情報
IFM 計測情報
IFN ナンバープレート情報
IFP 第一計測情報
IFQ 第二計測情報
IFT 総重量情報
IFW 重量情報
IS アイランド
LA リフトアクスル機構
LN 車線
MN 監視装置
R 事務所
SA 軸検知信号
TL 料金所
TL1 第一料金所
TL2 第二料金所
TL3 第三料金所
TR タイヤ
XA 進入検知位置
α 車載器

Claims (11)

  1. 車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録する記録処理部と、
    同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較する比較部と、
    前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知する検知部と、
    を備える故障検知装置。
  2. 前記車両特徴情報が、前記車両のナンバープレート情報を含む請求項1に記載の故障検知装置。
  3. 前記車両特徴情報が、前記車両に車載されている車載器の識別情報である車載器IDを含む請求項1又は2に記載の故障検知装置。
  4. 前記車両特徴情報が、前記車両の車種情報を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の故障検知装置。
  5. 前記計測情報が、重量情報を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の故障検知装置。
  6. 前記記録処理部が、取得される前記重量情報のうち、過積載に相当する前記車両の前記重量情報を排除する排除部を備える請求項5に記載の故障検知装置。
  7. 前記計測情報が、軸数情報を含む請求項1から6のいずれか一項に記載の故障検知装置。
  8. 前記記録処理部が、取得される前記軸数情報のうち、大型車に相当する前記車両の前記軸数情報を排除する排除部を備える請求項7に記載の故障検知装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の故障検知装置と、
    前記軸重計と、
    を備える料金収受システム。
  10. 車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録するステップと、
    同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較するステップと、
    前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知するステップと、
    を含む故障検知方法。
  11. 故障検知装置のコンピュータに、
    車線を走行する車両の車両特徴情報と、前記車両について軸重計から取得される計測情報と、を関連づけて記録するステップと、
    同一の前記車両特徴情報に関連づけられた前記計測情報である、第一走行時に取得された第一計測情報と、第二走行時に取得された第二計測情報と、を比較するステップと、
    前記比較の結果に基づき、前記軸重計の故障を検知するステップと、
    を実行させるプログラム。
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