JP7422314B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本開示は、空気調和機に関する。
引用文献1は、空気調和装置の室内機の吸入口から吹出口に至る主風路に両端が接続される冷媒検知風路と、前記冷媒検知風路の内部の冷媒を検知する冷媒検出センサと、を備え、前記冷媒検知風路は、前記主風路に設置され前記吸入口から前記吹出口へ空気を送る送風機の送風口側と取り入れ口側とを連通させ、空気調和装置の室内機の筐体内の主風路の外に空気を誘導して漏洩した冷媒を検知することができる冷媒検知装置を開示する。
WO2018/198165
そこで本開示は、熱交換器室側における漏洩冷媒を高精度で検出することができる空気調和機を提供する。
本開示は、空気を流入する吸込口と、空気を流出する吹出口が形成される筐体と、前記筐体内を、熱交換器を有する熱交換器室と、に区画する仕切壁と、前記送風室内と前記熱交換器室内とを連通する冷媒検出ダクトと、前記冷媒検出ダクト内の冷媒を検知する冷媒検出センサと、を備える空気調和機において、ファン開口部が形成されるスクロールケーシングと、前記スクロールケーシング内に収容されるシロッコファンと、前記シロッコファンの回転により前記ファン開口部から吸入した空気を前記熱交換器室に向けて吐出する送風路と、を備え、前記冷媒検出ダクトの一端は、前記送風室内に配される送風室側開口であり、前記冷媒検出ダクトの他端は、前記熱交換器室内に配される熱交換器室側開口であり、前記シロッコファンの回転軸方向から見て、前記ファン開口部の領域内、かつ、前記回転軸よりも前記吸込口側の領域に前記送風室側開口を配置することを特徴とする。
本開示によれば、熱交換器室側における漏洩冷媒を高精度で検出することができる。
実施の形態1に係る空気調和機を示す側面断面図 実施の形態1に係る空気調和機を示す平面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、冷媒検知装置として、空気調和装置の室内機の吸入口から吹出口に至る主風路に両端が接続される冷媒検知風路と、前記冷媒検知風路の内部の冷媒を検知する冷媒検出センサと、を備え、前記冷媒検知風路は、前記主風路に設置され前記吸入口から前記吹出口へ空気を送る送風機の送風口側と取り入れ口側とを連通させて冷媒を検知するようにした技術があった。
従来の技術では、冷媒検知風路の入口は室内機の吹出口に配置され、出口は、室内機の吸入口に配置されている。送風機が駆動されると送風機の吹出口側の圧力より、吸入口側の圧力が低くなる傾向があるため、その差圧により、吹出口側の空気が冷媒検知風路を通って吸入口側流れやすくなる。
しかしながら、室内機の吸入口側の空間におけるすべての領域が負圧になるとは限らず、吹出口側と吸入口側との差圧が発生しない場合があり、冷媒の検知精度が低下するという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、熱交換器室側における漏洩冷媒を高精度で検出することができる空気調和機を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1および図2を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、実施の形態1における空気調和機の側面断面図である。図2は、実施の形態1における空気調和機の平面図である。
[1-1.構成]
図1および図2に示すように、本実施の形態における空気調和機1は、箱型の筐体10を備えている。筐体10は、天板11と底板12とを備えている。
筐体10の図1において左側は、送風室13とされており、筐体10の図1において右側は、熱交換器20を収容する熱交換器室14とされている。送風室13と熱交換器室14とは、仕切壁15によって区画されている。
送風室13の後方には、室内空気を取り込む吸込口16が設けられており、送風室13の内部には、シロッコファン30をそれぞれ収容する複数(本実施の形態では3つ)のスクロールケーシング31が設けられている。熱交換器室14の熱交換器20よりも前方側には、吹出口17が設けられている。
スクロールケーシング31は、スクロールケーシング31の両端部に形成され、シロッコファン30の回転により吸込口16から流入した空気を吸入するファン開口部32と、ファン開口部32より吸入した空気を熱交換器室14に向けて吐出する送風路33と、を備えている。
スクロールケーシング31の間には、電動機34が設けられている。電動機34は、シロッコファン30の回転軸35に連結されており、シロッコファン30を回転駆動させる。
シロッコファン30は、遠心ファンであり、シロッコファン30の運転により、吸込口16から空気を吸気し、ファン開口部32より、回転軸35方向からスクロールケーシング31の内部に流入させ、送風路33から熱交換器20に吹き出され、熱交換器20で熱交換された調和空気が吹出口17より室内に吐出される。
熱交換器室14に収容された熱交換器20の図1において下部には、ドレンパン21が配置されている。
また、本実施の形態においては、熱交換器室14には、熱交換器20の熱交換領域22と、熱交換器20の両端部であって冷媒配管24が接続されるヘッダ領域23とを仕切る仕切板25が設けられている。
熱交換器室14には、冷媒吸込ダクト41が設けられている。冷媒吸込ダクト41は、熱交換器室14の幅方向に延在し、冷媒吸込ダクト41の両端部の熱交換器室側開口42は、各仕切板25からヘッダ領域23に連通するように構成されている。
熱交換領域22に位置する冷媒吸込ダクト41の中途部には、分岐ダクト43が接続されている。分岐ダクト43は、仕切壁15を貫通して送風室13に延在している。
本実施の形態においては、冷媒吸込ダクト41と分岐ダクト43とにより冷媒検出ダクト40を構成している。
なお、冷媒検出ダクト40は、熱交換領域22またはヘッダ領域23のいずれか一方と、送風室13と、を連通する構成でもよい。
本実施の形態においては、分岐ダクト43は、仕切壁15の近傍で仕切壁15に沿って下方に延在し、送風室13の底面に沿って延在し、分岐ダクト43の送風室13側の端部は、シロッコファン30の下方から上方に向かって延在し、その送風室側開口44は、上方に向かって開放されている。
分岐ダクト43は、本実施の形態においては、2つのスクロールケーシング31の間であって、電動機34が設置されていない領域に配置される。すなわち、2つのスクロールケーシング31のファン開口部32の間の位置は、スクロールケーシング31と筐体10の側壁との間の空間より負圧となるので、分岐ダクト43内の冷媒がファン開口部32に吐出されやすくなる。
なお、分岐ダクト43は、スクロールケーシング31の間以外の箇所に配置するようにしてもよい。
分岐ダクト43の中途部には、内部容積が分岐ダクト43の内径より大きく形成された冷媒トラップ45が形成されている。
冷媒トラップ45には、冷媒を検出する冷媒検出センサ46が配置されている。
なお、冷媒検出センサ46の設置位置は、適宜設定することが可能であるが、冷媒は空気より重いことから、分岐ダクト43の最も低い位置に設置することが好ましい。
本実施の形態においては、分岐ダクト43の送風室側開口44は、シロッコファン30の回転軸35方向から見た場合において、ファン開口部32のシロッコファン30の回転軸35を通る仮想垂直線(図1に一点鎖線で示す)より吸込口16側の半円部の領域と重なる領域に配置されている。
また、好ましくは、送風室側開口44は、シロッコファン30の回転軸35方向から見た場合において、ファン開口部32の周縁部に配置される。
シロッコファン30が回転駆動した場合に、ファン開口部32においては、回転軸35のある中心部に比較して周縁部の方がより負圧となるため、送風室側開口44から冷媒が流出されやすくなる。
この場合に、シロッコファン30の回転軸35方向から見て、送風室側開口44は、ファン開口部32の吸込口16側端部近傍に配置するようにしてもよい。
これにより、分岐ダクト43内の冷媒が送風室側開口44に吐出されやすくなる。
さらに、好ましくは、分岐ダクト43の送風室側開口44は、ファン開口部32におけるシロッコファン30の回転軸35を通る仮想水平線(図1に二点鎖線で示す)よりも、筐体10の底板12側の領域と重なる領域に配置される。
一般に、回転軸35を通る仮想水平線よりも下方の領域は、シロッコファン30の回転方向と吸込口16から吸い込まれる空気の主流方向とが反対向きであるので、シロッコファン30の回転により生じる空気の流れと主流空気の流れとが衝突し、ファン開口部32への空気の流入を妨げている。
そのため、回転軸35を通る仮想水平線よりも、筐体10の底板12側の領域と重なる領域に分岐ダクト43の送風室側開口44を配置することにより、分岐ダクト43がシロッコファン30における空気の衝突を防ぐ隔壁の役割も担うことができる。これにより、ファン開口部32の下方領域の負圧空間を広げることができ、冷媒検出ダクト40からの冷媒の流入を促進することができるとともに、ファン開口部32からの主流空気の吸い込みも促進できる。
なお、送風室側開口44を、シロッコファン30の回転軸35を通る仮想水平線よりも、筐体10の天板11側の領域と重なる領域に配置するようにしてもよい。
仮想水平線よりも天板11側の領域は、主流の流れとシロッコファン30の回転方向が同じ向きとなるため、ファン開口部32への主流吸込速度が増大し、負圧が生じやすくなる。これにより、当該箇所に送風室側開口44を配置することにより、冷媒検出ダクト40内に空気がスムーズに流れるので、冷媒漏洩時に、冷媒検出センサ46により漏洩冷媒を迅速に検知することができる。
すなわち、送風室側開口44は、ファン開口部32の周縁部であって、かつ、ファン開口部32の吸込口16側端部よりも少し天面側の位置に配置することが最も好ましい。
また、シロッコファン30は、図において、右回転するため、送風室側開口44をファン開口部32の周縁部に配置するとともに、上方に向けて設けることで、送風室側開口44の冷媒流れ方向と、シロッコファン30の回転方向とを略一致させることができ、これにより、分岐ダクト43からの漏洩冷媒をファン開口部32にスムーズに吸引させることができる。
また、冷媒検出ダクト40の熱交換器室側開口42は、その高さがドレンパン21の土手部26の最上部に位置するように配置される。これにより、ドレンパン21に溜まったドレン水が熱交換器室側開口42から冷媒検出ダクト40に流入してしまうことを抑制することができる。
さらに、熱交換器室側開口42は、筐体10の吹出口17の下縁より低い位置に配置される。R32冷媒は空気よりも比重が重いため、冷媒漏洩が発生した場合に、漏洩冷媒は底板付近に滞留する。また、熱交換器室14の底板付近には、吹出口17から吹き出された空気は流れず、空気が滞留する状態となる。そのため、熱交換器室側開口42を筐体10の吹出口17の下縁より低い位置に配置することにより、吹出口17から吹き出される空気の影響を軽減し、漏洩冷媒を熱交換器室側開口42に流入させやすくすることができる。
[1-2.作用]
次に、本実施の形態の作用について説明する。
電動機34を駆動して、シロッコファン30を回転駆動することにより、吸込口16から空気が吸気され、この空気は、ファン開口部32より、回転軸35方向からスクロールケーシング31の内部に流入し、送風路33から熱交換器20に吹き出され、熱交換器20で熱交換された調和空気が吹出口17より吐出される。
分岐ダクト43の送風室側開口44付近が負圧となっているので、熱交換器室14において冷媒の漏洩が発生した場合には、熱交換器室14の漏洩冷媒は、熱交換器室側開口42から吸い込まれ、冷媒ダクトおよび分岐ダクト43を介して送風室側開口44に流れる。
この場合に、分岐ダクト43の途中の収容部に収容された冷媒検出センサ46により、冷媒を検出することができる。
また、熱交換器室側開口42を吹出口17より低い位置に配置するようにしているので、シロッコファン30を停止している状態で、冷媒漏洩が発生した場合に、冷媒は空気より重いため、吹出口17から漏洩するより前に、熱交換器室側開口42に入り込み、冷媒トラップ45に溜まる。
これにより、シロッコファン30が停止している状態でも、漏洩冷媒を冷媒検出センサ46に送ることができ、冷媒漏洩を検出することができる。
[1-3.効果等]
以上説明したように、本実施の形態によれば、両端部が熱交換器室14および送風室13にそれぞれ開口する冷媒検出ダクト40と、冷媒検出ダクト40の内部の冷媒を検知する冷媒検出センサ46と、を備え、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、シロッコファン30の回転軸35方向から見て、ファン開口部32の回転軸35を通る仮想垂直線よりも吸込口16側の半円部の領域と重なる領域に配置されている。
これにより、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44付近を負圧に保持することができる。そのため、熱交換器室14側における漏洩冷媒を高精度で検出することができる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、シロッコファン30の回転軸35方向から見て、ファン開口部32の周縁部に配置されている。
これにより、シロッコファン30が回転駆動した場合に、ファン開口部32においては、回転軸35のある中心部に比較して周縁部の方がより負圧となるため、送風室側開口44から冷媒が流出されやすくなる。そのため、冷媒検出ダクト41からの漏洩冷媒をファン開口部32にスムーズに吸引させることができる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、前記筐体10の天板11に向かって開口している。
これにより、送風室側開口44を上方に向けて設けることで、送風室側開口44の冷媒流れ方向と、シロッコファン30の回転方向とを略一致させることができる。そのため、冷媒検出ダクト40からの漏洩冷媒をファン開口部32にスムーズに吸引させることができる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、ファン開口部32におけるシロッコファン30の回転軸35よりも筐体10の底板12側の領域と重なる領域に配置されている。
これにより、回転軸35よりも、筐体10の底板12側の領域と重なる領域に分岐ダクト43の送風室側開口44を配置することにより、冷媒検出ダクト40がシロッコファン30における空気の衝突を防ぐ隔壁の役割も担うことができる。そのため、ファン開口部32の下方領域の負圧空間を広げることができ、冷媒検出ダクト40からの冷媒の流入を促進することができるとともに、ファン開口部32からの主流空気の吸い込みも促進できる。
また、本実施の形態によれば、シロッコファン30の回転軸35方向から見て、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、ファン開口部32の吸込口16側端部の近傍に配置されている。
これにより、送風室側開口44をファン開口部32の吸込口16側端部近傍に配置することで、送風室側開口44の冷媒流れ方向と、シロッコファン30の回転方向とを略一致させることができる。そのため、分岐ダクト43内の冷媒が送風室側開口44に吐出されやすくなる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、シロッコファン30の回転軸35よりも筐体10の天板11側の領域と重なる領域に配置されている。
これにより、シロッコファン30の回転軸35よりもよりも天板11側の領域に送風室側開口44を配置することにより、ファン開口部32への主流吸込速度が増大し、負圧を生じやすくすることができる。そのため、ファン開口部32に冷媒が流入しやすくなる。
また、本実施の形態によれば、シロッコファン30は、複数のスクロールケーシング31を備え、冷媒検出ダクト40の送風室側開口44は、複数のファンケーシングの間の領域に配置されている。
これにより、2つのスクロールケーシング31のファン開口部32の間の位置は、スクロールケーシング31と筐体10の側壁との間の空間より負圧となるので、送風室側開口44付近をより負圧にすることができる。そのため、冷媒検出ダクト40内の冷媒をファン開口部32に吐出されやすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の熱交換器室側開口42の高さは、筐体10に設けられたドレンパン21の土手部26の最上部より高い位置に配置されている。
これにより、ドレンパン21に溜まったドレン水が熱交換器室側開口42から冷媒検出ダクト40に流入してしまうことを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、冷媒検出ダクト40の中途部に冷媒トラップ45が形成され、冷媒トラップ45に冷媒検出センサ46が配置されている。
これにより、シロッコファン30を停止している状態でも、漏洩冷媒を冷媒トラップ45に溜めることができる。そのため、シロッコファン30の停止中でも冷媒漏洩を検出することができる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本発明に係る空気調和機は、熱交換器室で冷媒の漏洩が発生した場合に、送風室側開口付近を負圧に保持することで、冷媒検出ダクトに漏洩冷媒を引き込むことができ、冷媒検出ダクトに設けた冷媒検出センサで冷媒漏洩を検出することができる空気調和機に好適に利用可能である。
1 空気調和機
10 筐体
11 天板
12 底板
13 送風室
14 熱交換器室
15 仕切壁
16 吸込口
17 吹出口
20 熱交換器
21 ドレンパン
22 熱交換領域
23 ヘッダ領域
24 冷媒配管
25 仕切板
26 土手部
30 シロッコファン
31 スクロールケーシング
32 ファン開口部
33 送風路
34 電動機
35 回転軸
40 冷媒検出ダクト
41 冷媒吸込ダクト
42 熱交換器室側開口
43 分岐ダクト
44 送風室側開口
45 冷媒トラップ
46 冷媒検出センサ

Claims (9)

  1. 空気を流入する吸込口と、空気を流出する吹出口が形成される筐体と、
    前記筐体内を、送風室と、熱交換器を有する熱交換器室と、に区画する仕切壁と、
    前記送風室内と前記熱交換器室内とを連通する冷媒検出ダクトと、
    前記冷媒検出ダクト内の冷媒を検知する冷媒検出センサと、を備える空気調和機において、
    ファン開口部が形成されるスクロールケーシングと、前記スクロールケーシング内に収容されるシロッコファンと、前記シロッコファンの回転により前記ファン開口部から吸入した空気を前記熱交換器室に向けて吐出する送風路と、を備え、
    前記冷媒検出ダクトの一端は、前記送風室内に配される送風室側開口であり、
    前記冷媒検出ダクトの他端は、前記熱交換器室内に配される熱交換器室側開口であり、
    前記シロッコファンの回転軸方向から見て、前記ファン開口部の領域内、かつ、前記回転軸よりも前記吸込口側の領域に前記送風室側開口を配置することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記冷媒検出ダクトの前記送風室側開口は、前記シロッコファンの回転軸方向から見て、前記ファン開口部の周縁部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記冷媒検出ダクトの前記送風室側開口は、前記筐体の天板に向かって開口していることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記冷媒検出ダクトの前記送風室側開口は、前記ファン開口部における前記シロッコファンの前記回転軸よりも前記筐体の底板側の領域と重なる領域に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記シロッコファンの前記回転軸方向から見て、前記冷媒検出ダクトの前記送風室側開口は、前記ファン開口部の前記吸込口側端部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記冷媒検出ダクトの前記送風室側開口は、前記シロッコファンの前記回転軸よりも前記筐体の天板側の領域と重なる領域に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  7. 前記シロッコファンは、複数の前記スクロールケーシングを備え、
    前記冷媒検出ダクトの送風室側開口は、前記複数のスクロールケーシングの間の領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記冷媒検出ダクトの熱交換器室側開口の高さは、前記筐体に設けられたドレンパンの土手部の最上部より高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  9. 前記冷媒検出ダクトの中途部に冷媒トラップが形成され、前記冷媒トラップに前記冷媒検出センサが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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