JP7420043B2 - 情報処理装置と情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

この技術は、情報処理装置と情報処理方法およびプログラムに関し、液面の状態を容易に把握できるようにする。
従来、液体を扱う際に、例えば容器に入っている液体の液面を推定して、推定結果に基づき、液量の推定や液体の搬送制御が行われている。例えば、特許文献1では、容器の外側から液面を撮像装置で連続的に撮像して、液面の状態を把握している。また、特許文献2では、上下方向に2箇所の温度センサを持ったアームを容器に密着させて上下方向に移動させて、2つの温度センサ間の温度差が閾値を超えた場合に、液面が温度センサ間にあると判別されている。
特開2018-9847号公報 特開平5-60591号公報
ところで、特許文献1のように撮像装置を用いて液面の状態を把握する場合、撮像画データの処理が可能な性能が必要となる。また、特許文献2のように、2つの温度センサ間の温度差に基づいて液面を判別する場合、液体温度が外気温と略等しくなり、容器内の液体部分と非液体部分の温度差が小さくなると液面を判別できない。
そこで、この技術では、液面の状態を容易に把握できる情報処理装置と情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
この技術の第1の側面は、
発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する液面状態判別部
を備える情報処理装置にある。
この技術においては、発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部、例えば発光部の光軸に対して上側と下側に設けた受光部で、発光部からの出射光の受光強度に応じて受光信号が生成される。また、発光部は、発光部の光軸を含む基準面における周方向に複数設けられてもよい。液面状態判別部は、受光部毎に生成された受光信号を用いて、発光部と受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する。例えば、液面状態判別部は、鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号との信号レベル差に基づき液面状態を判別する。また、液面状態判別部は、第1の発光部と第2の発光部が対向して設けられた場合、第1の発光部に対して鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、第2の前記発光部に対して鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、第1の発光部に対して鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、第2の発光部に対して鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、液面状態を判別する。
また、受光部の受光方向を調整する受光調整部をさらに備え、受光調整部は、液体の残量、液体の粘性、発光部と受光部の間隔の少なくとも何れかに応じて受光方向を調整する。また、発光部の上方と下方に温度検出部をさらに設け、液面状態判別部は、上方の温度検出部で検出された温度検出結果と下方の温度検出部で検出された温度検出結果をさらに用いて、液面状態を判別する。
さらに、液体の収納容器を把持するグリッパ部を制御する制御部を備え、発光部と受光部は、グリッパ部の把持面に設けて、制御部は、収納容器の上方位置から収納容器の内部に対する測距と上方位置から収納容器の載置面に対する測距を行い、測距結果に基づき前記グリッパ部による把持位置を設定する。
また、液面状態判別部は、例えば第1の発光部に対して鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、第1の発光部と対向する第2の発光部に対して鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、第1の発光部に対して鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、第2の発光部に対して鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、収納容器内の液面の傾きを判別して、制御部は、液面の傾きの判別結果に基づき、液面に対して収納容器が所定の姿勢となるようにグリッパ部を制御する。
また、制御部は、鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号に基づき、収納容器への液体の注水を制御する。また、制御部は、収納容器における目標とする注水量の液面位置で収納容器をグリッパ部で把持させる。さらに、制御部は、収納容器の上方位置から収納容器の内部に対する測距と上方位置から収納容器の上側端部に対する測距を行い、測距結果の差分に応じて収納容器の運搬速度を設定する。
この技術の第2の側面は、
発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を液面状態判別部で判別すること
を含む情報処理方法にある。
この技術の第3の側面は、
発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する手順
を前記コンピュータで実行させるプログラムにある。
なお、本技術のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ上でプログラムに応じた処理が実現される。
情報処理装置の構成を示す図である。 検出ユニットの配置を例示した図である。 検出ユニット21-1,21-2に対する液面LSと受光信号の関係を模式的に示した図である。 情報処理装置を設けたロボットアームの構成を例示した図である。 情報処理装置を設けたロボットアームの機能ブロック構成を例示した図である。 液体の収納容器を把持するまでの動作を例示したフローチャートである。 液体の収納容器を把持するまでの動作例を示した図である。 液体の収納容器の保持動作を例示したフローチャートである。 液体の収納容器の保持動作例を示した図である。 液体の収納容器の保持動作例を示した図である。 注水動作を例示したフローチャートである。 注水動作を例示した図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.情報処理装置の構成
2.情報処理装置の動作
3.情報処理装置をロボットに適用した場合の構成
4.情報処理装置をロボットに適用した場合の動作
4-1.液体の収納容器を把持するまでの動作
4-2.液体の収納容器の保持動作
4-3.収納容器への注水動作
5.変形例
<1.情報処理装置の構成>
図1は、本技術の情報処理装置の構成を示している。情報処理装置10は、発光部211と複数の受光部212を用いた検出ユニット21と液面状態判別部30を有している。また、検出ユニット21は、1または複数設けられている。
発光部211は、発光素子例えはLED(Light Emitting Diode)を用いて構成されており光を出射する。
複数の受光部212は、発光部211に対向して鉛直方向に配置されている。例えば受光部212uは、発光部211の光軸に対して上側に設けられており、受光部212dは、発光部211の光軸に対して下側に設けられている。また、受光部212u,212dは、発光部211からの出射光の波長域に感度を有しており、発光部211からの出射光の受光強度に応じた受光信号を生成して、液面状態判別部30へ出力する。
また、検出ユニット21は、例えば発光部が光軸を含む基準面における周方向に位置するように複数設けて、検出ユニット毎に生成した受信信号を液面状態判別部30へ出力してもよい。
液面状態判別部30は、検出ユニット21で生成された受信信号に基づき液面の状態を判別する。
図2は、検出ユニットの配置を例示している。図2の(a)は1つの検出ユニット21を設けた場合を示している。検出ユニット21は、発光部211と、発光部211に対向して鉛直方向に配置された受光部212u,212dを有している。例えば、発光部211からの出射光の光軸を含む基準面RPに対して、受光部212uは上側に設けられており、受光部212dは下側に設けられている。さらに、受光部212u,212dは、発光部211と対向するように構成されており、発光部211からの出射光の受光強度に応じて受光信号を生成する。
図2の(b)は2つの検出ユニット21-1,21-2を設けた場合を示している。検出ユニット21-1は、発光部211-1と、発光部211-1に対向して鉛直方向に配置された受光部212u-1,212d-1を有している。また、検出ユニット21-2は、発光部211-2と、発光部211-2に対向して鉛直方向に配置された受光部212u-2,212d-2を有している。例えば、発光部211-1からの出射光の光軸を含む基準面RPに対して、受光部212u-1は上側に設けられており、受光部212d-1は下側に設けられている。また、発光部211-1と発光部211-2は、出射光の光軸が略等しく、発光部211-2と発光部211-2が対向するように設けられている。さらに、発光部211-2からの出射光の光軸を含む基準面RPに対して、受光部212u-2は上側に設けられており、受光部212d-2は下側に設けられている。受光部212u-1,212d-1は、発光部211-1と対向するように構成されており、発光部211-1からの出射光の受光強度に応じて受光信号を生成する。受光部212u-2,212d-2は、発光部211-2と対向するように構成されており、発光部211-2からの出射光の受光強度に応じて受光信号を生成する。
図2の(c)は4つの検出ユニット21-1,21-2,21-3,21-4を設けた場合を示している。検出ユニット21-1,21-2は、図2の(b)に示すように設けられている。検出ユニット21-3,21-4は、検出ユニット21-1,21-2と同様に構成されており、発光部211-1と発光部211-2との中間位置において、基準面RPに対して鉛直方向を回転軸とした周方向(「基準面における周方向」ともいう)に、検出ユニット21-1,21-2と90度の位相差を有する位置に設けられている。
なお、検出ユニットは、図2の配置に限られない。例えば、基準面RPに対して上側及び下側のそれぞれに、複数の受光部を鉛直方向に複数設けた構成としてもよい。
<2.情報処理装置の動作>
次に、情報処理装置の動作について、検出ユニットが例えば図2の(b)に示すように設けられている場合について説明する。また、受光部212u-1での受光結果を示す信号を受光信号Su-1、受光部212d-1での受光結果を示す信号を受光信号Sd-1、受光部212u-2での受光結果を示す信号を受光信号Su-2、受光部212d-1での受光結果を示す信号を受光信号Sd-2とする。また、液体は、光の減衰を生じさせる液体である。
図3は、検出ユニット21-1,21-2に対する液面LSと受光信号の関係を模式的に示している。
図3の(a)は、基準面RPと液面LSが略等しい場合の受光信号Su-1,Su-2,Sd-1,Sd-2を例示しており、受光信号Su-1,Su-2の信号レベルは「V4」、受光信号Sd-1,Sd-2の信号レベルは「V1」である。なお、出射光は液体を通過することにより減衰されて、信号レベルは「V4>V1」となっている。
図3の(b)は、基準面RPに対して液面LSが、例えば図面上における時計方向に回転するように変化した場合を例示している。液面LSが時計方向に回転すると、発光部211-1から受光部212d-1に向かう光路の一部は液体が含まれなくなる。この場合、受光信号Sd-1の信号レベルは、「V1」から上昇して例えば「V2」となる。また、発光部211-1から受光部212u-1に向かう光路には液体が含まれない。この場合、受光信号Su-1の信号レベルは、「V4」に維持される。さらに、発光部211-2から受光部212d-2に向かう光路は液体内の状態が保持される。この場合、受光信号Sd-2の信号レベルは、「V1」に維持される。また、発光部211-2から受光部212u-2に向かう光路には液体が含まれるようになる。この場合、受光信号Su-2の信号レベルは、「V4」から低下して例えば「V3」となる。
したがって、液面状態判別部30は、受光信号Sd-1と受光信号Su-2の信号レベル差が小さくなったことを検出したとき、基準面RPに対して液面LSが時計方向に回転するように変化したことを判別できる。
図3の(c)は、基準面RPに対して液面LSが、例えば図面上における反時計方向に回転するように変化した場合を例示している。液面LSが反時計方向に回転すると、発光部211-1から受光部212d-1に向かう光路は液体の状態が保持される。この場合、受光信号Sd-1の信号レベルは、「V1」に維持される。また、発光部211-1から受光部212u-1に向かう光路の一部は液体が含まれるようになる。この場合、受光信号Su-1の信号レベルは、「V4」から低下して例えば「V3」となる。さらに、発光部211-2から受光部212d-2に向かう光路の一部は液体が含まれなくなる。この場合、受光信号Sd-2の信号レベルは、「V1」から上昇して例えば「V2」となる。また、発光部211-2から受光部212u-2に向かう光路には液体が含まれない状態が保持される。この場合、受光信号Su-2の信号レベルは「V4」で維持される。
したがって、液面状態判別部30は、受光信号Sd-2と受光信号Su-1の信号レベル差が小さくなったことを検出したとき、基準面RPに対して液面LSが反時計方向に回転するように変化したことを判別できる。
このように、発光部と2つの受光部で構成される検出ユニットを、発光部が対向するように配置すれば、液面状態判別部30は、受光部の信号レベルの変化量や変化方向(増加または低下)に基づき、発光部と受光部との配置方向に対する液面の傾きを精度よく判別できるようになる。また、発光部211-1と発光部211-2を交互に点灯させて、点灯された発光部に対抗する受光部で受光信号の生成を行うようにすれば、透過量に応じた受光信号を精度よく生成できる。
また、図2の(c)に示すように、発光部が対向するように配置された2つの検出ユニットを、さらに90度の位相差を生じるように配置すれば、発光部が対向するように配置された2つの検出ユニットによって図3に示すように液面の傾きを検出できる。さらに、90度の位相差を生じるように配置された2つの検出ユニットによって、基準面RPの鉛直方向に対して90度の位相差の傾きを検出できる。
<3.情報処理装置をロボットに適用した場合の構成>
図4は、情報処理装置を設けたロボットにおけるロボットアームの構成を例示している。
図4の(a)はロボットアームの構成の一部を簡略化して示した図である。ロボットアーム100は、アーム部110とグリッパ部(ハンド部)121を有している。アーム部110とグリッパ部121は関節部115を介して接続されており、グリッパ部121はアーム部110に対する姿勢が調整可能となっており、アーム部110はロボット本体(図示せず)に対する位置や姿勢が調整可能となっている。
グリッパ部121は、第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bを有している。第1フィンガ部122aは、根元部123aと関節部124aと指先部125aを有している。根元部123aの一端は関節部115に接続されており、他端は関節部124aを介して指先部125aに接続されている。また、第2フィンガ部122bは、根元部123bと関節部124bと指先部125bを有している。根元部123bの一端は関節部115に接続されており、他端は関節部124bを介して指先部125bに接続されている。
関節部115に接続されている第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bは、関節部115に対して指先部125aと指先部125bの位置や向きが調整可能となっている。例えば、第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bは、指先部125aと指先部125bとの間隔を調整しても、指先部125aと指先部125bとの対向面(把持面)が略平行状態となるように動作する。また、第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bは、指先部125aと指先部125bが水平方向に並ぶように、あるいは指先部125aと指先部125bが垂直方向に並ぶように向きを調整することができる。
図4の(b)は、指先部125aにおける指先部125bとの対向面の構成を例示している。指先部125aの対向面における略中央には発光部211-1が設けられており、発光部211-1の上部には受光部212u-2と温度検出部214ua、下部には受光部212d-2と温度検出部214daが設けられている。また、対向面には圧力検出部215a、測距部216aが設けられている。
図4の(c)は、図4の(b)における位置A-A’の断面概略図である。受光部212u-2は、受光調整部213u-2によって受光面の向く方向が調整可能とされており、受光部212d-2は、受光調整部213d-2によって受光面の向く方向が調整可能とされている。
また、指先部125bにおける指先部125aとの対向面も、指先部125aと同様に構成されている。なお、圧力検出部と測距部は、指先部125aと指先部125bの何れか一方のみに設けてもよい。
図5は、情報処理装置を設けたロボットアームの機能ブロック構成を例示している。ロボットアーム100の指先部125aは、発光部211-1、受光部212u-2,212d-2、受光調整部213u-2,213d-2、温度検出部214ua,214da、圧力検出部215a、測距部216aを有している。同様に、指先部125bは、発光部211-2、受光部212u-1,212d-1、受光調整部213u-1,213d-1、温度検出部214ub,214dbを有している。また、指先部125bは、圧力検出部215b、測距部216bを有してもよい。
指先部125aの発光部211-1と指先部125bの発光部211-2は、後述する制御部151の制御のもと出射光を出力する。
指先部125aの受光部212u-2,212d-2は、指先部125bの発光部211-2からの出射光の受光強度に応じて受光信号を生成して制御部151へ出力する。また、指先部125bの受光部212u-1,212d-1は、指先部125aの発光部211-1からの出射光の受光強度に応じて受光信号を生成して制御部151へ出力する。
受光調整部213u-2は、制御部151の制御のもと、液体の残量、液体の粘性、発光部211-2と受光部213u-2との間隔の少なくとも何れかに応じて受光方向を調整する。同様に、受光調整部213d-2は、制御部151の制御のもと、受光部212d-2の受光面の向きを調整する。さらに、受光調整部213u-1,213d-1は、制御部151の制御のもと、受光部212u-1,212d-1の受光面の向きを調整する。
温度検出部214ua,214da,214ub,214dbは、指先部125aと指先部125bで把持している物体の温度を検出して、検出結果を示す温度検出信号を制御部151へ出力する。
圧力検出部215a,215bは、ピエゾ抵抗型圧力センサあるいは静電容量型圧力センサ等を用いて構成されている。圧力検出部215a,215bは、指先部125aと指先部125bで物体を把持する際の把持力を検出して、検出結果を示す圧力検出信号を制御部151へ出力する。
測距部216a,216bは、光学式あるいは超音波式等の測距センサを用いて構成されている。測距部216a,216bは、測距結果を示す測距信号を制御部151へ出力する。
ロボットアーム100は、制御部151とアーム駆動部152とグリッパ駆動部153をさらに有している。また、制御部151は、アーム制御部151a、グリッパ制御部151b、液面状態判別部151cを有している。
アーム制御部151aは、ロボット全体の動作を制御するシステム制御部200からのアーム制御信号や測距部216a,216bで生成された測距信号に基づき、アーム部110やグリッパ部121が所望の位置や姿勢となるように駆動信号を生成してアーム駆動部152へ出力する。例えば、アーム制御部151aは、制御信号や測距信号に基づき、液面が指先部125a,125bの受光部212u-1(212u-2)と受光部212d-1(212d-2)との間に位置するように駆動信号を生成してアーム駆動部152へ出力する。
グリッパ制御部151bは、圧力検出部215a,215bで生成された圧力検出信号に基づき、指先部125a,125bによって液体の収納容器を適正な力で把持するように駆動信号を生成してグリッパ駆動部153へ出力する。
液面状態判別部151cは、受光部212u-1,212d-1,212u-2,212d-2で生成された受光信号、あるいは受光信号と温度検出部214ua,214da,214ub,214dbで生成された温度検出信号に基づき液面の状態を判別する。液面状態判別部151cは、液面の状態の判別結果(「状態判別結果」ともいう)をシステム制御部200へ出力する。
さらに、制御部151は、指先部125a,125bで検出した信号や液面状態判別部151cで生成された状態判別結果をシステム制御部200へ出力して、システム制御部200は、制御部151から供給された信号に基づきアーム制御信号を生成する。例えば、システム制御部200は、グリッパ部121を収納容器の位置とする位置制御や、収納容器に入っている液体がこぼれないようにグリッパ部121の位置姿勢制御を行うようにアーム制御信号を生成する。なお、液面状態判別部151cは、状態判別結果をアーム制御部151aあるいはグリッパ制御部151bに出力して、状態判別結果に応じた駆動信号を生成させることで、収納容器に入っている液体がこぼれないようにグリッパ部121の位置や姿勢を調整してもよい。また、制御部151は、システム制御部200と一体に構成されてもよい。
アーム駆動部152は、制御部151で生成された駆動信号に基づきアーム部110やグリッパ部121を駆動して所望の位置や姿勢とする。
グリッパ駆動部153は、制御部151で生成された駆動信号に基づきグリッパ部121を駆動して収納容器を適正な力で把持する。
<4.情報処理装置をロボットに適用した場合の動作>
<4-1.液体の収納容器を把持するまでの動作>
図6は、液体の収納容器を把持するまでの動作を例示したフローチャートである。また、図7は、液体の収納容器を把持するまでの動作例を示している。
図6のステップST1で制御部は測距処理を行う。制御部151は、図7の(a)に示すように、グリッパ部121を矢印Mr1の方向に回転させて、例えば第1フィンガ部122aの指先部125aに設けられている測距部216aの測距方向を下向きする。また、制御部151は指先部125aを収納容器50の上方に設定する。測距部216aは、収納容器50の内部に対して測距を行い、例えば液面LSまでの距離Dsを計測する。さらに、制御部151は、図7の(b)に示すように、収納容器50の載置面60に対して第1フィンガ部122aを矢印Mp1の方向に平行に移動させて測距部216aで測距を行い、載置面60までの距離Dpを計測してステップST2に進む。
ステップST2で制御部は収納容器に液体があるか判別する。制御部151は、ステップST1で測定された載置面までの距離Dpと収納容器内の距離Dsとの距離差が予め設定された閾値よりも大きい場合に液体LSが収納容器50に入っていると判別してステップST3に進み、距離差が閾値以下である場合に液体LSが収納容器50に入っていないと判別してステップST8に進む。
ステップST3で制御部はグリッパ部をアプローチ位置に設定する。制御部151は、図7の(c)に示すように、グリッパ部121を矢印Mr2,Mp2の方向に移動して、第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bが収納容器50の上方の位置で、第1フィンガ部122aと第2フィンガ部122bとの間に収納容器50が位置するアプローチ位置としてステップST4に進む。
ステップST4で制御部は受光部の角度調整を行う。制御部151は、第1フィンガ部122aの指先部125aに設けられている受光部212u-2,212d-2の受光面の方向を受光調整部213u-2,213d-2によって調整する。また、制御部151は、第2フィンガ部122bの指先部125bに設けられている受光部212u-1,212d-1の受光面の方向を受光調整部213u-1,213d-1によって調整する。
受光調整部は、液体の粘性、液体の残量、発光部と受光部との間隔の少なくとも何れかに応じて受光方向を調整する。例えば、受光調整部213u-1,213d-1,213u-2,213d-2は、液体の粘性が低い場合、発光部からの出射光の入射角を大きくして、液面の変化を速やかに検出できるようにする。なお、液体の粘性は、予め設定しておく。また、液体が少なく、液面が発光部の位置よりも低下している場合、受光部の受光面の方向を下方向に向けることで、液面の傾きに応じた受光信号を生成することが可能となる。また、発光部と受光部との間隔が短くなると、上側の受光部と発光部を結ぶ直線および下側の受光部と発光部を結ぶ直線とが成す角度が大きくなる。したがって、受光調整部は、受光部の受光面の方向が発光部の方向となるように調整すれば、発光部と受光部との間隔が変化したことにより、受光部の受光面の方向が発光部の方向と異なる方向になってしまうことを防止できる。
このように、受光調整部213u-1,213d-1,213u-2,213d-2は、受光部212u-1,212d-1,212u-2,212d-2の受光面の方向を調整してステップST5に進む。
ステップST5で制御部は下方向にグリッパ部を移動する。制御部151は、グリッパ部121を収納容器50に沿って下方向(載置面に接近する方向)に移動させてステップST6に進む。
ステップST6で制御部は受光レベル変化が閾値以上であるか判別する。制御部151は、例えば受光部212u-1で生成された受光信号Su-1と受光部212d-2で生成された受光信号Sd-2との差分、および受光部212d-1で生成された受光信号Sd-1と受光部212u-2で生成された受光信号Su-2との差分が閾値以上である場合、すなわち、液面LSが受光部212u-1と受光部212d-1との間および受光部212u-2と受光部212d-2との間となり、差分が閾値以上となった場合にはステップST7に進む。また、液面が受光部212u-1と受光部212d-1との間および受光部212u-2と受光部212d-2との間となるまでグリッパ部121が移動しておらず、差分が閾値よりも小さい場合はステップST5に戻り、グリッパ部121を引き続き矢印Mv1に移動させる。
ステップST7で制御部は把持動作を行う。制御部151は、図7の(d)に示すように、液面LSが受光部212u-1と受光部212d-1との間および受光部212u-2と受光部212d-2との間の位置である状態となったときに、矢印Mv1の方向の移動を停止させて、収納容器50をグリッパ部121によって把持させる。また、制御部151は、第1フィンガ部122aの指先部125aに設けられている圧力検出部215aと、第2フィンガ部122bの指先部125bに設けられている圧力検出部215bの検出結果を示す圧力検出信号に基づき、適正な把持力で液体の入っている収納容器を把持する。
ステップST2で液体が収納容器にないと判別してステップST8に進むと、制御部は所定位置で把持動作を行う。制御部151は、収納容器に液体が入っていないことから、所定位置、例えば収納容器の上端から載置面までの距離に対して所定割合である位置で収納容器を把持させる。また、制御部151は、第1フィンガ部122aの指先部125aに設けられている圧力検出部215aの検出結果を示す圧力検出信号、あるいは、圧力検出部215aの検出結果を示す圧力検出信号と第2フィンガ部122bの指先部125bに設けられている圧力検出部215bの検出結果を示す圧力検出信号に基づき、適正な把持力で液体の入っていない収納容器を把持する。
なお、図7では、指先部125aと指先部125bの対向面に測距部216a,216bを設けた場合の動作を示しているが、測距部216a,216bは指先部125aと指先部125bの下面に設けてもよい。この場合、グリッパ部121を図7の(a)に示す矢印Mr1の方向に回転させなくとも、指先部125aと指先部125bを、例えば載置面と平行に移動させるだけで、載置面までの距離と収納容器内の液面(液体が入っていない場合は底面)までの距離を測定できる。または、収納容器の縁までの距離、あるいは載置面までの距離と収納容器内の液面(液体が入っていない場合は底面)までの距離に基づき、指先部125aと指先部125bを収納容器の外側面に沿った位置に容易に設定することが可能となる。
このように、制御部151は、受光部212u-1,212d-1、212u-1,212u-2で生成された受光信号に基づき、液面LSの位置で収納容器50をグリッパ部121で把持できるようになる。
<4-2.液体の収納容器の保持動作>
図8は、液体の収納容器の保持動作を例示したフローチャートである。また、図9,図10は、液体の収納容器の保持動作例を示している。
図8のステップST11で制御部は透過量の測定処理を行う。制御部151は、発光部から出力された光の透過量を受光部で測定する。図9の(a)は、発光部211-1と受光部212u-1,212d-1を示しており、図9の(b)は、発光部211-2と受光部212u-2,212d-2を示している。受光部212u-1,212d-1(212u-2,212d-2)で生成された受光信号は、発光部211-1(211-2)からの出射光の透過量に応じた信号レベルとなる。例えば発光部211-1(211-2)からの出射光は、液体によって減衰されて受光部212d-1(212d-2)に入射する。また、発光部211-1(211-2)からの出射光は、液体によって減衰されることなく受光部212u-1(212u-2)に入射する。したがって、制御部151は、透過量の測定結果として、指先部125aの受光部212u-2で生成された受光信号Su-2と受光部212d-2で生成された受光信号Sd-2を取得する。また、制御部151は、透過量の測定結果として、指先部125bの受光部212u-1で生成された受光信号Su-1と受光部212d-1で生成された受光信号Sd-1を取得してステップST12に進む。
ステップST12で制御部は透過量差分が閾値以上変化したか判別する。制御部151は、透過量差分例えば受光信号Su-1と受光信号Sd-2との差分、および受光信号Sd-1と受光信号Su-2との差分の変化が閾値以上変化した場合、例えば図3の(b)に示すように、受光信号Sd-1と受光信号Su-2の信号レベル差が閾値以上小さくなったことを検出したとき、あるいは図3の(c)に示すように、受光信号Sd-2と受光信号Su-1の信号レベル差が閾値以上小さくなったことを検出したとき、透過量差分が閾値以上変化したと判別してステップST13に進む。また、信号レベル差が閾値よりも大きいことを検出したとき、透過量差分が閾値以上の変化を生じていないと判別してステップST11に戻る。
ステップST13で制御部は差分に応じた駆動制御を行う。例えば図3の(b)に示すように、受光信号Sd-1と受光信号Su-2の信号レベル差が閾値以上小さくなったことが検出された場合、液面LSは基準面RPに対して時計方向に回転されている。したがって、制御部151は、液面LSが基準面RPと平行となるように、グリッパ部121を駆動する駆動信号を生成してグリッパ駆動部153へ出力する。また、例えば図3の(c)に示すように、受光信号Sd-2と受光信号Su-1の信号レベル差が閾値以上小さくなったことが検出された場合、液面LSは基準面RPに対して反時計方向に回転されている。したがって、制御部151は、液面LSが基準面RPと平行となるように、グリッパ部121を駆動する駆動信号を生成してグリッパ駆動部153へ出力する。このように、制御部151は、液面LSが基準面RPと平行となるように駆動信号を生成してステップST14に進む。
なお、透過量の差分の判別と差分に応じた駆動制御は、図3に示す場合に限られない。例えば図10に示すように、同一の発光部からの出射光を受光する複数の受光部で生成された受光信号に基づいて透過量の差分の判別と差分に応じた駆動制御を行ってもよい。図10の(a)は、収納容器50が右側に傾きを生じた場合を示している。この場合、発光部211-2から受光部212u-2に向かう光路は、液体を含むようになる。したがって、受光部212u-2で生成された受光信号と受光部212d-2で生成された受光信号のレベル差は、傾きを生じていない場合に比べて小さくなる。図10の(b)は、収納容器50が左側に傾きを生じた場合を示している。この場合、発光部211-1から受光部212u-1に向かう光路は、液体を含むようになる。したがって、受光部212u-2で生成された受光信号と受光部212d-2で生成された受光信号のレベル差は、傾きを生じていない場合に比べて小さくなる。制御部151は、信号レベル差が閾値以上小さくなったことを検出された場合、信号レベル差が閾値よりも大きくなるように、グリッパ部121を駆動する駆動信号を生成してもよい。
ステップST14でグリッパ駆動部はグリッパ駆動動作を行う。グリッパ駆動部153は、制御部151で生成された駆動信号に基づきグリッパ部121を駆動して、液面の傾きを打ち消すように動作させる。例えば図10の(a)に示すように収納容器50が傾いている場合、グリッパ駆動部153は、制御部151で生成された駆動信号に基づきグリッパ部121を駆動して収納容器50を矢印Mc2の方向に回転させることで、収納容器50に対する液面の傾きを補正する。また、図10の(b)に示すように収納容器50が傾いている場合、グリッパ駆動部153は、制御部151で生成された駆動信号に基づきグリッパ部121を駆動して収納容器50を矢印Mc1の方向に回転させることで、収納容器50に対する液面の傾きを補正する。このように、グリッパ駆動部153は、液面の傾きを打ち消すようにグリッパ部121を駆動してステップST11に戻る。
このように、制御部151は、受光部の受光結果に基づき液面の状態を判別して、判別した液面の傾きを打ち消すようにグリッパ部121を動作させることにより、収納容器を液体がこぼれないように把持し続けることができる。例えば、液体が入った収納容器を運搬する際に、本開示の技術を適用すれば、ロボットは、液体が入っている収納容器を液体がこぼれないように運搬できる。
<4-3.収納容器への注水動作>
図11は、収納容器への注水動作を例示したフローチャートである。また、図12は、収納容器への注水動作例を示した図である。
ステップST21で制御部は収納容器の把持動作を行う。制御部151は、図6のステップST1,ステップST2,ステップST8の処理を行い、液体を注入する収納容器50を把持してステップST22に進む。なお、把持する位置は、図12の(a)に示すように、収納容器50に注水器70から注入する液体の目標量の液面TGとする。
ステップST22で制御部は注水を開始する。制御部151は収納容器に液体を注入する注水器70を例えば図12の(a)に示すように矢印Mq1の方向に回転することで、収納容器50への液体の注入を開始させてステップST22に進む。
ステップST23で制御部は透過量差分が閾値以上変化したか判別する。制御部151は、例えば受光信号Su-1と受光信号Sd-2との差分、および受光信号Sd-1と受光信号Su-2との差分である透過量差分の変化が閾値以上変化した場合、ステップST24に進む。また、透過量差分の変化が閾値以上の変化を生じていない場合にステップST23に戻る。
ステップST24で制御部は注水を終了する。制御部151は、上述の説明で明らかなように、受光信号Sd-2と受光信号Su-1の信号レベル差が閾値以上小さくなったことを検出したとき、液面LSの位置は目標量の液面TGであることから、例えば注水器70を矢印Mq2の方向に回転させて注水を終了する。
このように、注水時において、目標量とする液面の位置をグリッパ部121で把持するようにすれば、液面がグリッパ部121における上側の発光部と下側の発光部との間の位置となったとき、すなわち、目標量の液体が収納容器50に注水されたとき、注水を自動的に終了させることができる。
<5.変形例>
なお、上述の実施の形態では、情報処理装置をロボットに適用した場合を例示したが、液体を保存する保存機器や液体の輸送を行う車両等に適用すれば、液面の状態を容易に把握できるので、液面の変動が少なくなるように液体の保持や輸送を行うことが可能となる。
また、上述の実施の形態では、温度検出部をもうけていることから、温度検出部で生成された温度検出結果をさらに用いて液面の状態を判別してもよい。例えば上側の温度検出部214ua(214ub)で生成された温度検出結果と下側の温度検出部214da(214db)で生成された温度検出結果との温度差が予め設定された閾値を超えている場合、温度検出部214ua(214ub)と温度検出部214da(214db)との間に液面LS位置していると判別する。このように、温度検出部を設ければ、液体の透明度が高いため透過量差分の変化が少ない場合でも、液体温度と液体上部の空間温度の温度差に基づき液面の状態を判別できる。また、液体温度と液体上部の空間温度の温度差が少ない場合でも、透過量差分の変化が少なくない場合には、受光信号の信号レベルの変化に基づき液面の状態を判別できる。
また、制御部は、収納容器の上方位置から収納容器の内部に対する測距と上方位置から収納容器の上側端部に対する測距を行い、測距結果の差分に応じて収納容器の運搬速度を設定してもよい。例えば測距結果の差分が小さい場合は、液面が収納容器の上側端部に近く液体がこぼれやすいことから、制御部は移動速度を低下させる。また、測距結果の差分が大きい場合は、液体がこぼれにくいことから、制御部は測距結果の差分が小さい場合に比べて移動速度を速くする。
明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させる。または、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやSSD(Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-Ray Disc(登録商標))、磁気ディスク、半導体メモリカード等のリムーバブル記録媒体に、一時的または永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、プログラムは、リムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトからLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介して、コンピュータに無線または有線で転送してもよい。コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、本明細書に記載した効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、記載されていない付加的な効果があってもよい。また、本技術は、上述した技術の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この技術の実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
また、本技術の情報処理装置は以下のような構成も取ることができる。
(1) 発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する液面状態判別部
を備える情報処理装置。
(2) 前記受光部は、前記発光部の光軸に対して上側と下側に設けた(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記発光部は、前記発光部の光軸を含む基準面における周方向に複数設けた(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記液面状態判別部は、前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号との信号レベル差に基づき、前記液面状態を判別する(1)乃至(3)の何れかに記載の情報処理装置。
(5) 前記液面状態判別部は、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記液面状態を判別する(1)乃至(4)の何れかに記載の情報処理装置。
(6) 前記受光部の受光方向を調整する受光調整部をさらに備える(1)乃至(5)の何れかに記載の情報処理装置。
(7) 前記受光調整部は、前記液体の粘性、前記液体の残量、前記発光部と前記受光部の間隔の少なくとも何れかに応じて受光方向を調整する(6)に記載の情報処理装置。
(8) 前記発光部の上方と下方に温度検出部をさらに設け
前記液面状態判別部は、前記上方の温度検出部で検出された温度検出結果と前記下方の温度検出部で検出された温度検出結果をさらに用いて、液面状態を判別する(1)乃至(7)の何れかに記載の情報処理装置。
(9) 前記液体の収納容器を把持するグリッパ部を制御する制御部をさらに備え、
前記発光部と前記受光部は、前記グリッパ部の把持面に設けて、
前記制御部は、前記収納容器の上方位置から前記収納容器の内部に対する測距と前記上方位置から前記収納容器の載置面に対する測距を行い、測距結果に基づき前記グリッパ部による把持位置を設定する(1)乃至(8)の何れかに記載の情報処理装置。
(10) 前記液面状態判別部は、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記収納容器内の液面の傾きを判別して、
前記制御部は、前記液面状態判別部で判別された前記液面の傾きの判別結果に基づき、前記収納容器に対する前記液面が所定の姿勢となるようにグリッパ部を制御する(9)に記載の情報処理装置。
(11) 前記制御部は、前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号に基づき、前記収納容器への前記液体の注水を制御する(9)または(10)に記載の情報処理装置。
(12) 前記制御部は、前記収納容器における目標とする注水量の液面位置で前記収納容器を前記グリッパ部で把持させる(11)に記載の情報処理装置。
(13) 前記制御部は、前記収納容器の上方位置から前記収納容器の内部に対する測距と前記上方位置から前記収納容器の上側端部に対する測距を行い、測距結果の差分に応じて前記収納容器の運搬速度を設定する(9)または(10)に記載の情報処理装置。
10・・・情報処理装置
21,21-1,21-2,21-3,21-4 ・・・検出ユニット
30・・・液面状態判別部
100・・・ロボットアーム
110・・・アーム部
115・・・関節部
121・・・グリッパ部
122a・・・第1フィンガ部
122b・・・第2フィンガ部
123a,123b・・・根元部
124a,124b・・・関節部
125a,125b・・・指先部
151・・・制御部
151a・・・液面状態判別部
151b・・・グリッパ制御部
151c・・・アーム制御部
152・・・グリッパ駆動部
153・・・アーム駆動部
200・・・システム制御部
211,211-1,211-2・・・発光部
212,212d,212d-1,212d-2,212u,212u-1,212u-2・・・受光部
213d-1,213d-2,213u-1,213u-2・・・受光調整部
214da,214ua,214db,214ub・・・温度検出部
215a,215b・・・圧力検出部
216a,216b・・・測距部

Claims (14)

  1. 発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する液面状態判別部
    を備える情報処理装置。
  2. 前記受光部は、前記発光部の光軸に対して上側と下側に設けた
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記発光部は、前記発光部の光軸を含む基準面における周方向に複数設けた
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記液面状態判別部は、前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号との信号レベル差に基づき、前記液面状態を判別する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記受光部の受光方向を調整する受光調整部をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記受光調整部は、前記液体の粘性、前記液体の残量、前記発光部と前記受光部の間隔の少なくとも何れかに応じて受光方向を調整する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記発光部の上方と下方に温度検出部をさらに設け、
    前記液面状態判別部は、前記上方の温度検出部で検出された温度検出結果と前記下方の温度検出部で検出された温度検出結果をさらに用いて、液面状態を判別する
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記液体の収納容器を把持するグリッパ部を制御する制御部をさらに備え、
    前記発光部と前記受光部は、前記グリッパ部の把持面に設けて、
    前記制御部は、前記収納容器の上方位置から前記収納容器の内部に対する測距と前記上方位置から前記収納容器の載置面に対する測距を行い、測距結果に基づき前記グリッパ部による把持位置を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記液面状態判別部は、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記収納容器内の液面の傾きを判別して、
    前記制御部は、前記液面状態判別部で判別された前記液面の傾きの判別結果に基づき、前記収納容器に対する前記液面が所定の姿勢となるようにグリッパ部を制御する
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、下側に配置されている受光部で生成された受光信号に基づき、前記収納容器への前記液体の注水を制御する
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記収納容器における目標とする注水量の液面位置で前記収納容器を前記グリッパ部で把持させる
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、前記収納容器の上方位置から前記収納容器の内部に対する測距と前記上方位置から前記収納容器の上側端部に対する測距を行い、測距結果の差分に応じて前記収納容器の運搬速度を設定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  13. 発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別すること
    を含む情報処理方法。
  14. 液体の液面状態の検出をコンピュータで実行させるプログラムであって、
    発光部に対向して鉛直方向に配置された複数の受光部毎に生成された前記発光部からの出射光の受光強度に応じた受光信号を用いて、第1の前記発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第1の発光部と対向する第2の前記発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号との第1の信号レベル差、および、前記第1の発光部に対して前記鉛直方向の下側に配置されている受光部で生成された受光信号と、前記第2の発光部に対して前記鉛直方向の上側に配置されている受光部で生成された受光信号との第2の信号レベル差に基づき、前記発光部と前記受光部との間に設けられた液体の液面状態を判別する手順
    を前記コンピュータで実行させるプログラム。
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