JP7418915B2 - 内燃機関 - Google Patents

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本発明は、動力源として車両に搭載される内燃機関に関する。
従来より、燃費性能の一層の向上を図るべく、低負荷運転時に特定の気筒における燃料噴射及び着火燃焼を休止することが知られている。
しかしながら、単純に対象の気筒における燃料噴射及び着火燃焼のみを休止し、吸排気バルブの開閉を続けると、当該気筒に空気が吸入されて排気系に排出されるため、当該気筒の燃焼室温度が大きく低下してしまう。これにつれて、エンジンオイルの温度低下に伴う粘性増加によりメカロスが増大することや、高負荷運転復帰時における燃料噴射量増大させる必要が生じること等の不具合が生じる。さらに、空気がそのまま排気系に排出されることにより、排気浄化用の触媒に過剰な量の酸素が吸着されるとともに触媒の温度が低下し、NOxの還元性能がつれて低下するという不具合も生じる。
そこで、下記非特許文献1に開示された内燃機関のように、特定の気筒において、燃料噴射及び着火燃焼だけでなく、吸排気バルブの開閉も休止することが行われている。このようにすれば、空気が当該気筒内に導入されることが防止され、前段で述べたような不具合の発生が抑制される。
ところで、非特許文献1に記載の内燃機関は3気筒機関であり、そのうちの1つの気筒における燃料噴射及び着火燃焼を休止するものである。3気筒内燃機関で1つの気筒の燃料噴射及び着火燃焼を休止すると、燃焼の間隔が不均等なものとなるのでエンジン回転数の瞬時値の変動が大きくなり、内燃機関及び車両の駆動系の振動も大きくなる。
"Ford to Offer Fuel-Saving Cylinder Deactivation Tech for 1.0 Litre EcoBoost; Global First for a 3-Cylinder Engine | Ford of Europe | Ford Media Center"、[online]、[令和2年1月20日検索]、インターネット<URL: https://media.ford.com/content/fordmedia/feu/en/news/2016/11/29/ford-to-offer-fuel-saving-cylinder-deactivation-tech-for-1-0-lit.html>
本発明は、燃焼の間隔を均等に保ちつつ、また特定の気筒の燃焼室温度の低下や排気浄化用の触媒の性能低下といった不具合を生じさせることなく、燃料噴射及び着火燃焼の休止を行い燃費性能の向上を図ることを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係る内燃機関は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係る内燃機関は、気筒数が3の倍数個の内燃機関であって、クランクシャフトが4回転するごとに1回転する吸気カムシャフトと、この吸気カムシャフトに軸支され当該吸気カムシャフトの軸心を挟んで対称な形状の2つのカムローブを有する第1の吸気カムと、前記吸気カムシャフトに軸支されカムローブを1つのみ有するか又は当該吸気カムシャフトの軸心を挟んで対称に配されカムリフト量が異なる2つのカムローブを有する第2の吸気カムと、クランクシャフトが4回転するごとに1回転する排気カムシャフトと、この排気カムシャフトに軸支され当該排気カムシャフトの軸心を挟んで対称な形状の2つのカムローブを有する第1の排気カムと、前記排気カムシャフトに軸支されカムローブを1つのみ有する第2の排気カムと、高負荷運転時に第1の吸気カム及び第1の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第1の状態をとり低負荷運転時に第2の吸気カム及び第2の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第2の状態をとるようにするための切替機構とを備える。そして、前記第1の状態をとるときには、各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなり吸排気バルブの開閉弁を伴うサイクルを反復する一方、前記第2の状態をとるときには、各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなり吸排気バルブの開閉弁を伴う1サイクルを行った後、次のサイクルに相当する期間は燃料噴射及び着火燃焼を休止するとともに吸排気バルブを開閉弁させないか吸気バルブの開閉弁のリフト量を第1の状態よりも小さくし排気バルブを開閉弁させないようにする。
このようなものであれば、高負荷運転時には従来のクランクシャフトが2回転するごとに(すなわち720°CA(クランク角度)ごとに)1回転するカムシャフトを備えた4ストローク式内燃機関と同様の運転を行うようにしつつ、低負荷運転時には各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなる1サイクルを行った後、次のサイクルに相当する期間すなわち720°CAの間は燃料噴射及び着火燃焼を休止するようにできる。従って、燃焼の間隔を均等に保ちつつ、また特定の気筒の燃焼室温度を他の気筒の燃焼室温度と比較して大きく低下させることなく、燃料噴射及び着火燃焼を休止させることができる。
本発明によれば、燃焼の間隔を均等に保ちつつ、また特定の気筒の筒内温度の低下や三元触媒の性能低下といった不具合を生じさせることなく、燃料噴射及び着火燃焼の休止を行い燃費性能の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の動弁系を示す概略図。 同実施形態に係るクランクシャフト及び吸排気カムシャフトを示す概略図。 同実施形態に係る吸気バルブ、ロッカーアーム及び吸気カムを示す概略図。 同実施形態に係る吸気カム及び吸気カムシャフトを示す斜視図。 同実施形態に係る吸気バルブ、ロッカーアーム及び吸気カムを示す概略図。 同実施形態に係る高負荷運転時における各気筒の状態を示すタイムチャート。 同実施形態に係る低負荷運転時における各気筒の状態を示すタイムチャート。
本発明の一実施形態を図1~図7を参照しつつ以下に述べる。
図1に示すように、本実施形態の内燃機関の吸気バルブ1及び排気バルブ2はシリンダヘッド3において往復摺動可能に支持されている。これら吸気バルブ1及び排気バルブ2はその往復運動に基づいて燃焼室4と吸気通路5又は排気通路6との間に位置する吸気ポート7又は排気ポート8をそれぞれ開閉する。
吸気バルブ1及び排気バルブ2は、それぞれシリンダヘッド3に回転可能に支持された吸気カムシャフト9及び排気カムシャフト10からの回転によりロッカーアーム11A、11Bを介して回転駆動される。このロッカーアーム11A、11Bの支点11xはシリンダヘッド3に回転可能に支持されており、作用点は吸気バルブ1又は排気バルブ2のステムエンド1a、2aに当接する。また、このロッカーアーム11A、11Bの力点部分11fは吸気カムシャフト9又は排気カムシャフト10に軸支された吸気カム12A、12B又は排気カム13A、13Bにより押圧される。
一方、吸気カムシャフト9及び排気カムシャフト10は、いずれもクランクシャフト14が4回転するごとに1回転するようになっている。具体的には、図2に示すように、クランクシャフト14は減速比2の第1の減速機15の入力端15aに接続されており、第1の減速機15の出力端15bは減速比2の第2の減速機16の入力端16aに接続されている。そして、第2の減速機16の第1及び第2の出力端16b、16cに吸気カムシャフト1及び排気カムシャフト2がそれぞれ接続されているので、吸気カムシャフト1及び排気カムシャフト2はクランクシャフトが4回転するごとに1回転する。なお、第2の減速機16は、従来のクランクシャフトが2回転するごとに吸気カムシャフト及び排気カムシャフトを1回転させるための、従来の内燃機関に用いられているこの種の減速機とほぼ同様の構成を有する。
ここで、各気筒の吸気バルブ1と排気バルブ2とは、これらの間の中間線に対して左右対称に配されている。以下、吸気バルブ1側のみに着目して説明するが、排気バルブ2側も同様の構成を有する。
各気筒の吸気バルブ1には、図3~図5に示すように、吸気カムシャフト9に軸支され当該カムシャフト9の軸心を挟んで対称な形状を有する2つのカムローブ12xを有する第1の吸気カム12Aと、吸気カムシャフト9に軸支されカムローブ12xを1つのみ有する第2の吸気カム12Bをそれぞれ対応させて設けてある。より具体的には、各気筒には吸気バルブ1が2つ備えられており、両吸気バルブ1の中間に対応する位置に第1のロッカーアーム11Aが、また両吸気バルブ1に対応する位置に第2のロッカーアーム11Bがそれぞれ設けられており、第1のロッカーアーム11Aを第1の吸気カム12Aが押圧するとともに、両第2のロッカーアーム11Bをそれぞれ第2の吸気カム12Bが押圧するようになっている。
さらに詳述すると、図3及び図4に示すように、第1の吸気カム12Aは、ベースサークル上において互いに180度離間した位置に両カムローブ12xがそれぞれ配されている。第2の吸気カム12Bは、カムローブ12xを1つのみ有しており、このカムローブ12xは第1の吸気カム12Aにおける一方のカムローブ12xと位相が一致する位置に配されている。
一方、第1及び第2のロッカーアーム11A、11Bには、高負荷運転時に第1の吸気カム12Aが吸気バルブ1を開弁駆動する第1の状態をとり低負荷運転時に第2の吸気カム12Bがそれぞれ吸気バルブ1を開弁駆動する第2の状態をとるようにするための切替機構17が内蔵されている。この切替機構17は、例えば、図5に示すように、第1及び第2のロッカーアーム11A、11Bを接続しこれらを同期して移動させることが可能な第1の位置(P)と第1又は第2のロッカーアーム11A、11B内に収納されこれらを接続しない第2の位置(Q)との間を移動可能な接続ピン18と、接続ピン18を第1の位置(P)に向けて移動させるための油圧を供給する油圧通路19と、この油圧通路19に油圧を共有する図示しない油圧供給源と、接続ピン18を第2の位置(Q)に向けて付勢するコイルバネ20と、アクセル操作量が所定を上回る高負荷運転時に接続ピン18を第1の位置(P)に、アクセル操作量が所定を下回る低負荷運転時に接続ピン18を第2の位置(Q)にすべく油圧通路19中の図示しない弁を制御する信号を出力する図示しない制御装置とを備えている。この制御装置は、マイクロコンピュータシステムを利用して形成されたものであり、アクセル操作量を示す信号を受け付け、この信号が示すアクセル操作量が所定の値を上回るある場合に高負荷運転時であるものと判定し接続ピン18を第1の位置(P)に向けて移動させるべく弁に信号を出力し、アクセル操作量が所定の値を下回る場合に低負荷運転時であるものと判定し接続ピン18を第2の位置(Q)に向けて移動させるべく弁に信号sを出力するものである。なお、図5においては、切替機構17の接続ピン18の存在を示すべくロッカーアーム11A、11Bの一部を破断して示している。
ここで、高負荷運転時には、前述したように接続ピン18が第1の位置(P)に配されているので、第1の吸気カム12Aの2つのカムローブいずれが第1のロッカーアーム11Aを押圧する場合でも、第2のロッカーアーム11Bは第1のロッカーアーム11Aと一体的に動作して吸気バルブ1を駆動する。換言すれば、第1の吸気カム12Aが吸気バルブ1を駆動する。従って、クランクアーム14が4回転する間(1440°CAごと)に吸気バルブ1は2回開弁動作を行う。
一方、低負荷運転時には、前述したように接続ピン18が第2の位置(Q)に配されているので、第1のロッカーアーム11Aは第2のロッカーアーム11Bと連動せず、吸気バルブ1は第2の吸気カム12Bから第2のロッカーアーム11Bを経て駆動される。換言すれば、第2の吸気カム12Bが吸気バルブ1を駆動する。従って、クランクアーム14が4回転する間(1440°CAごと)に吸気バルブ1は1回開弁動作を行う。
排気バルブ2及び排気カム13A、13Bについても、前述した吸気バルブ1及び吸気カム12A、12Bと同様に第1及び第2のロッカーアーム11A、11Bを介して接続されており、切替機構17により高負荷運転時に第1の排気カム13Aがそれぞれ排気バルブ2を開弁駆動する第1の状態をとり低負荷運転時に第2の排気カム13Bがそれぞれ吸気バルブ2を開弁駆動する第2の状態をとるようになっている。第1及び第2の排気カム13A、13Bは、それぞれ第1及び第2の吸気カム12A、12Bと同様の形状を有する。換言すれば、第1の排気カム13Aは、ベースサークル上において互いに180度離間した位置に両カムローブ13xがそれぞれ配されている。第2の排気カム13Bは、カムローブ13xを1つのみ有しており、このカムローブ13xは第1の排気カム13Aにおける一方のカムローブ13xと位相が一致する位置に配されている。第1及び第2のロッカーアーム11A、11B、並びに切替機構17は吸気バルブ1と吸気カム12A、12Bとの間に配されたものと同様の構成を有するので、対応する部位には同一の符号を付して説明を省略する。
従って、高負荷運転時には第1の吸気カム12A及び第1の排気カム13Aがそれぞれ吸気バルブ1及び排気バルブ2を開弁駆動する第1の状態をとり、低負荷運転時には第2の吸気カム12B及び第2の排気カム13Bがそれぞれ吸気バルブ1及び排気バルブ2を開弁駆動する第2の状態をとる。
以上のことから、高負荷運転時の運転態様はタイムチャートを図6に示すようなものであり、低負荷運転時の運転態様はタイムチャートを図7に示すようなものである。
すなわち本実施形態によれば、クランクシャフト14が4回転するごとに吸気カムシャフト9及び排気カムシャフト10が1回転するようにした上で、低負荷運転時にはカムローブを1つのみ有する第2の吸気カム12B又は第2の排気カム13Bにより吸気バルブ1及び排気バルブ2が開弁駆動される第2の状態をとるようにしているので、前述した図7のタイムチャートに示すように、各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなる1サイクルを行った後次のサイクルに相当する720°CAの間は燃料噴射及び着火燃焼を休止するようにできる。従って、各気筒の燃焼の間隔を均等に保ちつつ、また気筒の燃焼室温度を大きく低下させることなく、燃料噴射及び及び着火燃焼を休止することにより燃費性能を向上させることができる。
その一方で、高負荷運転時には吸気カムシャフト9又は排気カムシャフト10の軸心を挟んで対称な形状を有する2つのカムローブ12xを有する第1の吸気カム12A及び第1の排気カム13Aにより吸気バルブ1及び排気バルブ2が開弁駆動される第1の状態をとるようにしているので、前述した図6のタイムチャートに示すように、通常のクランクシャフトが2回転するごとに吸気カムシャフト及び排気カムシャフトが1回転する4ストローク式内燃機関と同様の運転を行うことができる。
換言すれば、各気筒の燃焼の間隔を均等に保ち車両等の振動を抑えつつ、また気筒の燃焼室温度の低下に伴うメカロスの増大及び気筒の運転再開時の燃料噴射量の増大、並びに三元触媒の性能低下といった不具合を生じさせることなく、高負荷運転時には従来の内燃機関と同様の運転を行いつつ、低負荷運転時には、燃料噴射及び着火燃焼の休止を行うことによる燃費性能の向上を図ることができる内燃機関を実現できる。
その上、吸気カムシャフト9及び排気カムシャフト10の回転速度が一般的な内燃機関の半分であるので、特にカムシャフト9、10の軸承部分のフリクションロスや摩耗の低減を図ることもできる。
そして、1つの気筒の燃料噴射及び着火燃焼の休止を行う際には当該気筒に対応する吸気バルブ1及び排気バルブ2の開閉弁を停止することによりポンピングロスを大幅に低減できるので、さらなる燃費性能の向上を図ることもできる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、上述した実施形態では第2の吸気カムがカムローブを1つのみ有するが、吸気カムシャフトの軸心を挟んで対称に配されカムリフト量が異なる2つのカムローブを備える第2の吸気カムを採用してもよい。換言すれば、720°CAごとに、通常のカムリフト量を有するカムローブにより吸気バルブを駆動し燃料を噴射して点火する運転状態と、通常のカムリフト量より小さいカムリフト量を有するカムローブにより吸気バルブを駆動し燃料噴射及び着火燃焼を休止する休止状態とを交互にとるようにしてもよい。この場合、休止状態であっても吸気バルブはわずかに開弁するので、吸気バルブを閉じたままピストンを下死点に向けて下降させる態様と異なり、エンジンオイルが燃焼室側に引き込まれる不具合が発生しにくい。
また、本発明は3気筒の内燃機関以外にも適用できる。特に奇数個の気筒を直列に配置した内燃機関や、直列6気筒、V型6気筒、V型12気筒といった気筒が3の倍数個の内燃機関において前述した本発明の効果を有効に得ることができる。
さらに、クランクシャフトが4回転するごとに吸気カムシャフトを1回転させるためには、前述した実施形態のように減速比2の減速機を2個使用する代わりに、減速比4の減速機を1個のみ使用するようにしてもよい。
加えて、前述した実施形態では高負荷運転時または低負荷運転時であることの判定に用いるパラメータとしてアクセル操作量を利用しているが、アクセル操作量に限らず、アクセル操作の速度、スロットルバルブの開度、新気の吸入空気量、吸気管圧力といった、運転者が要求する内燃機関の出力(要求負荷)を示す任意の量を利用してもよい。
そして、吸排気カムと吸排気カムシャフトとの間にロッカーアームを介在させない内燃機関に本発明を適用してもよく、高負荷運転時に第1の吸気カム及び第1の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第1の状態をとり低負荷運転時に第2の吸気カム及び第2の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第2の状態をとるようにするための切替機構も前述した実施形態のものに限らず任意のものを採用してよい。また、火花点火内燃機関に限らず、ディーゼルエンジン等の圧縮着火内燃機関に本発明を適用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
9…吸気カムシャフト
10…排気カムシャフト
12A…第1の吸気カム
12B…第2の吸気カム
12x…カムローブ
13A…第1の排気カム
13B…第2の排気カム
14…クランクシャフト
17…切替機構

Claims (1)

  1. 気筒数が3の倍数個の内燃機関であって、
    クランクシャフトが4回転するごとに1回転する吸気カムシャフトと、
    この吸気カムシャフトに軸支され当該吸気カムシャフトの軸心を挟んで対称な形状の2つのカムローブを有する第1の吸気カムと、
    前記吸気カムシャフトに軸支されカムローブを1つのみ有するか又は当該吸気カムシャフトの軸心を挟んで対称に配されカムリフト量が異なる2つのカムローブを有する第2の吸気カムと、
    クランクシャフトが4回転するごとに1回転する排気カムシャフトと、
    この排気カムシャフトに軸支され当該排気カムシャフトの軸心を挟んで対称な形状の2つのカムローブを有する第1の排気カムと、
    前記排気カムシャフトに軸支されカムローブを1つのみ有する第2の排気カムと、
    高負荷運転時に第1の吸気カム及び第1の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第1の状態をとり低負荷運転時に第2の吸気カム及び第2の排気カムがそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを開弁駆動する第2の状態をとるようにするための切替機構とを備え
    前記第1の状態をとるときには、各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなり吸排気バルブの開閉弁を伴うサイクルを反復する一方、
    前記第2の状態をとるときには、各気筒が吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4工程からなり吸排気バルブの開閉弁を伴う1サイクルを行った後、次のサイクルに相当する期間は燃料噴射及び着火燃焼を休止するとともに吸排気バルブを開閉弁させないか吸気バルブの開閉弁のリフト量を第1の状態よりも小さくし排気バルブを開閉弁させないようにする内燃機関。
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