JP7417037B2 - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理システム Download PDF

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Description

本技術は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理システムに関し、特に、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することができるようにする情報処理装置、情報処理方法、および情報処理システムに関する。
従来、各種のサービスにおけるユーザの識別子は、サービス毎に独立して管理されている。
例えば、特許文献1には、第1のデバイスからの識別情報と、第2のデバイスからの識別情報が同一ユーザに関連していることを特定する技術が開示されている。
また、特許文献2には、互いに関連するサービスを所定の時間内に利用したり、所定の地域内で利用したユーザ端末のユーザ同士を同一のユーザであると判定する判定装置が開示されている。
特開2015-79471号公報 特表2015-503148号公報
しかしながら、複数のサービスそれぞれにおいて、同一の識別子が用いられていない場合、それぞれのサービスにおけるユーザが同一ユーザであると確実に推定することはできなかった。その結果、サービスそれぞれにおけるユーザの行動履歴や嗜好を正確に把握することができず、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することができなかった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することができるようにするものである。
本技術情報処理装置は、ユーザに対してサービスを提供する複数のサービスサーバそれぞれにおいて前記サービス毎に対応付けられた、前記サービス内で前記ユーザに一意に与えられた第1の識別子と、前記サービスによらず前記ユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子を、前記サービスサーバそれぞれから取得する通信部と、前記サービスサーバそれぞれから取得された前記第2の識別子に基づいて、複数の前記サービスに跨って用いられる同一の前記第2の識別子に対応付けられている前記第1の識別子同士を結合する結合部と、結合された前記第1の識別子同士の組み合わせを前記ユーザ毎の統一IDとして、前記ユーザそれぞれを管理する管理部とを備える情報処理装置である。
本技術情報処理方法は、情報処理装置が、ユーザに対してサービスを提供する複数のサービスサーバそれぞれにおいて前記サービス毎に対応付けられた、前記サービス内で前記ユーザに一意に与えられた第1の識別子と、前記サービスによらず前記ユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子を、前記サービスサーバそれぞれから取得し前記サービスサーバそれぞれから取得された前記第2の識別子に基づいて、複数の前記サービスに跨って用いられる同一の前記第2の識別子に対応付けられている前記第1の識別子同士を結合し、結合された前記第1の識別子同士の組み合わせを前記ユーザ毎の統一IDとして、前記ユーザそれぞれを管理する情報処理方法である。
本技術においては、ユーザに対してサービスを提供する複数のサービスサーバそれぞれにおいて前記サービス毎に対応付けられた、前記サービス内で前記ユーザに一意に与えられた第1の識別子と、前記サービスによらず前記ユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子が、前記サービスサーバそれぞれから取得され、前記サービスサーバそれぞれから取得された前記第2の識別子に基づいて、複数の前記サービスに跨って用いられる同一の前記第2の識別子に対応付けられている前記第1の識別子同士が結合され、結合された前記第1の識別子同士の組み合わせを前記ユーザ毎の統一IDとして、前記ユーザそれぞれが管理される。
本技術によれば、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することが可能となる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
ユーザ情報の統合について説明する図である。 本技術の情報提供システムの構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの機能構成例を示すブロック図である。 管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの動作について説明するフローチャートである。 管理サーバの動作について説明するフローチャートである。 内部IDの結合の詳細について説明する図である。 内部IDの結合の詳細について説明する図である。 統一IDの構成について説明する図である。 ユーザ情報に基づいたサービス提供の流れについて説明する図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。
<ユーザ情報の統合>
従来、ユーザ情報はサービス毎に独立して管理されており、サービスを跨って同一ユーザを推定することはできなかった。
例えば、図1上段の例では、携帯端末に画像を提供する画像提供サービス11に、ユーザU1,U2が登録されており、携帯端末を通じてカラーコンタクトレンズ(以下、カラコンという)を通信販売するカラコン販売サービス12に、ユーザU1,U3が登録されている。
この例では、ユーザU1が、画像提供サービス11とカラコン販売サービス12を利用しているものの、サービスそれぞれにおけるユーザU1の行動履歴や嗜好を正確に把握することができず、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することができなかった。
一方、図1下段に示されるように、画像提供サービス11とカラコン販売サービス12それぞれにおけるユーザ情報を統合することができれば、サービスそれぞれにおけるユーザU1の行動履歴や嗜好を正確に把握することができ、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することができる。
そこで、以下においては、複数のサービスに跨って同一ユーザを推定する構成について説明する。
<情報提供システムの構成>
図2は、本技術の情報提供システム20の構成例を示すブロック図である。
図2の情報提供システム20は、携帯端末30、サービスサーバ40-1乃至40-4、および管理サーバ50から構成される。
携帯端末30は、ユーザU1が所有する携帯電話機(スマートフォン)やタブレット端末などにより構成される。
本技術の第1の情報処理装置として構成されるサービスサーバ40-1乃至40-4は、ユーザU1に対して、インターネットを介した情報提供サービスや画像提供サービス、飲食提供サービス、物販サービスなどの各種のサービスを提供する。情報提供サービスや画像提供サービスは、携帯端末30上で起動するアプリケーション(以下、アプリという)やWebサイトを介して提供され、飲食提供サービスは、実際の店舗を介して提供される。物販サービスは、アプリやWebサイトを介して提供されてもよいし、実際の店舗を介して提供されてもよい。
サービスサーバ40-1には、写真シール機41が接続されている。
写真シール機41は、ユーザU1に対するサービスとして、写真作成ゲームを提供する写真作成ゲーム機である。写真シール機41は、ユーザU1を撮影することで得られた撮影画像に対する編集(落書き)を受け付け、シール紙に印刷することで、ユーザU1に撮影画像を提供する。写真シール機41は、ゲームセンターなどのアミューズメント施設や店舗に設置される。
写真シール機41のユーザU1は、主に女子高生や若い女性が中心とされる。写真シール機41において、1組あたり主に2人や3人などの複数人のユーザUがゲームを楽しむことができる。もちろん、写真シール機41において、1人のユーザUがゲームを楽しむこともできる。
なお、図2に示される写真シール機41は1台のみとされるが、実際には、複数台の写真シール機41が存在している。
すなわち、サービスサーバ40-1は、写真シール機41における撮影により得られた撮影画像を携帯端末30で取得できるサービスを提供する。
以下において、サービスサーバ40-1乃至40-4をそれぞれ区別しない場合、単にサービスサーバ40という。また、図2に示されるサービスサーバ40は4台とされるが、サービスサーバ40の数は4台に限られない。
さらに、サービスサーバ40それぞれは、1つの企業により提供される複数のサービス毎に設けられてもよいし、異なる複数の企業により提供されるサービス毎に設けられてもよい。
図2の情報提供システム20において、サービスサーバ40はそれぞれ、サービス内でユーザに一意に与えられた第1の識別子である内部IDと、サービスによらずユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子である外部IDとを対応付けて、ユーザを管理する。
本技術の第2の情報処理装置として構成される管理サーバ50は、1のユーザについて、複数のサービスに跨って用いられる同一の外部IDに対応付けられている内部ID同士を組み合わせて管理することで、複数のサービスを跨って同一のユーザを推定する。言い換えると、管理サーバ50は、現時点で有効な複数の内部IDをサービス間で相補的に結合し、利用者の同一性を分散的に推定する。
以下においては、1のユーザについて得られる内部ID同士の組み合わせを、統一IDという。
<サービスサーバの機能構成例>
図3は、サービスサーバ40の機能構成例を示すブロック図である。
サービスサーバ40は、通信部61、サービス提供部62、およびユーザ管理部63を備えている。
通信部61は、所定のネットワークを介して、携帯端末30や管理サーバ50との通信を行う。
サービス提供部62は、サービスサーバ40において管理されているユーザに対して、通信部61を介して、所定のサービスを提供する。サービスが、実際の店舗を介して提供される場合、サービス提供部62は設けられなくともよい。
ユーザ管理部63は、サービス内でユーザに一意に与えられた内部IDと、サービスによらずユーザが固有に所有する外部IDとを対応付けることで、ユーザを管理する。内部IDは、サービスサーバ40により提供されるサービスへのユーザの登録が行われる際に、ユーザ管理部63によって生成される。一方、外部IDは、サービスサーバ40により提供されるサービスへのユーザの登録が行われる際に、携帯端末30から通信部71を介して取得される。
また、ユーザ管理部63は、サービス提供部62により提供されるサービスに関するユーザ毎の履歴情報や、嗜好情報、年齢や性別などの属性情報、居住地などのその他の登録情報などを含むユーザ情報を、内部IDと外部IDに対応付けて管理する。
<管理サーバの機能構成例>
図4は、管理サーバ50の機能構成例を示すブロック図である。
管理サーバ50は、通信部71、ID結合部72、ID管理部73、およびユーザ情報取得部74を備えている。
通信部71は、所定のネットワークを介して、複数のサービスサーバ40との通信を行う。
ID結合部72は、複数のサービスサーバ40から、通信部71を介して、各サービスの内部IDと外部IDを取得し、外部IDに基づいて各サービスの内部IDを結合する。
ID管理部73は、ID結合部72によって結合された内部ID同士の組み合わせである統一IDを、ユーザ毎に管理する。
ユーザ情報取得部74は、ID管理部73において管理されている所定のユーザについての統一IDに基づいて、所定のサービスサーバ40から、そのユーザについてのユーザ情報を取得する。取得されたユーザ情報は、他のサービスサーバ40に供給される。
<サービスサーバの動作>
ここで、図5のフローチャートを参照して、サービスサーバ40の動作について説明する。図5の処理は、サービスサーバ40により提供されるサービスへのユーザの登録が行われる際に実行される。
ステップS11において、ユーザ管理部63は、携帯端末30から送信されてくる外部IDを、通信部71を介して取得する。
外部IDには、例えば、SNS(Social Networking Service)IDや、メールアドレス、電話番号、携帯電話機の契約者固有ID、顔の固有ベクトルや指紋情報などの生体情報などが含まれる。取得される外部IDは、サービスサーバ40により提供されるサービス毎にあらかじめ決められており、1つであってもよいし、複数であってもよい。
ステップS12において、ユーザ管理部63は、内部IDを生成する。内部IDは、サービス毎に(サービスサーバ40毎に)一意に生成され、例えば、その時の日時や時刻、シーケンシャルな番号、乱数などに基づいて生成される。
ステップS13において、ユーザ管理部63は、生成した内部IDと、取得した外部IDを対応付ける。
以上のようにして、サービスサーバ40により提供されるサービスへのユーザの登録が行われる。
<管理サーバの動作>
次に、図6のフローチャートを参照して、管理サーバ50の動作について説明する。図6の処理は、例えば、毎日所定の時刻に実行されるバッチ処理として実行される。
ステップS31において、ID結合部72は、複数のサービスサーバ40から、通信部71を介して、各サービスの内部IDと外部IDを取得する。
ステップS32において、ID結合部72は、外部IDに基づいて各サービスの内部IDを結合する。
ここで、図7および図8を参照して、内部IDの結合の詳細について説明する。
図7に示されるサービスサーバ40-1乃至40-4それぞれは、ユーザ毎の内部IDと外部IDが対応付けられたユーザIDにより、ユーザを管理する。
具体的には、サービスAを提供するサービスサーバ40-1は、ユーザID111とユーザID112により2人のユーザを管理している。ユーザID111においては、内部ID「A001」に2つの外部ID「M03」、「S12」が対応付けられており、ユーザID112においては、内部ID「A012」に2つの外部ID「M11」、「S50」が対応付けられている。
サービスBを提供するサービスサーバ40-2は、ユーザID121とユーザID122により2人のユーザを管理している。ユーザID121においては、内部ID「B3001」に2つの外部ID「S12」、「T60」が対応付けられており、ユーザID122においては、内部ID「B0405」に2つの外部ID「S50」、「T09」が対応付けられている。
サービスCを提供するサービスサーバ40-3は、ユーザID131とユーザID132により2人のユーザを管理している。ユーザID131においては、内部ID「CA35」に2つの外部ID「U27」、「T60」が対応付けられており、ユーザID132においては、内部ID「CB07」に2つの外部ID「T09」、「F73」が対応付けられている。
サービスDを提供するサービスサーバ40-4は、ユーザID141とユーザID142により2人のユーザを管理している。ユーザID141においては、内部ID「D-123」に1つの外部ID「U27」が対応付けられており、ユーザID142においては、内部ID「D-061」に2つの外部ID「S50」、「U27」が対応付けられている。
このような状態で、管理サーバ50は、サービスサーバ40-1乃至40-4から、ユーザID111,112,121,122,131,132,141,142を取得することで、内部IDの結合を行う。
具体的には、図8に示されるように、サービスサーバ40-1のユーザID111と、サービスサーバ40-2のユーザID121は、同一の外部ID「S12」を含むので、外部ID「S12」は、サービスAとサービスBに跨って用いられている。管理サーバ50は、外部ID「S12」に対応付けられている内部ID「A001」と「B3001」を結合する。
サービスサーバ40-2のユーザID121と、サービスサーバ40-3のユーザID131は、同一の外部ID「T60」を含むので、外部ID「T60」は、サービスBとサービスCに跨って用いられている。管理サーバ50は、外部ID「T60」に対応付けられている内部ID「B3001」と「CA35」を結合する。
サービスサーバ40-3のユーザID131と、サービスサーバ40-4のユーザID141は、同一の外部ID「U27」を含むので、外部ID「U27」は、サービスCとサービスDに跨って用いられている。管理サーバ50は、外部ID「U27」に対応付けられている内部ID「CA35」と「D-123」を結合する。
一方、サービスサーバ40-1のユーザID112、サービスサーバ40-2のユーザID122、およびサービスサーバ40-4のユーザID142は、同一の外部ID「S50」を含むので、外部ID「S50」は、サービスA、サービスB、およびサービスDに跨って用いられている。管理サーバ50は、外部ID「S50」に対応付けられている内部ID「A012」、「B0405」、および「D-061」を結合する。
サービスサーバ40-2のユーザID122と、サービスサーバ40-3のユーザID132は、同一の外部ID「T09」を含むので、外部ID「T09」は、サービスBとサービスCに跨って用いられている。管理サーバ50は、外部ID「T09」に対応付けられている内部ID「B0405」と「CB07」を結合する。
以上のようにして、外部IDによってユーザIDの中継が行われることで、直接関連のない内部ID同士が結合される。
そして、図9に示されるように、管理サーバ50は、内部ID「A001」、「B3001」、「CA35」、および「D-123」の組み合わせを、ユーザU11の統一ID211として管理する。同様に、管理サーバ50は、内部ID「A012」、「B0405」、「CB07」、および「D-061」の組み合わせを、ユーザU12の統一ID212として管理する。
以上の処理によれば、それぞれのサービスにおけるユーザが同一ユーザであると推定することが可能となる。これにより、サービスを跨ってユーザ情報を取得することが可能となるので、結果として、サービスそれぞれにおけるユーザの行動履歴や嗜好などを把握することができ、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することが可能となる。
例えば、写真シール機41において撮影された撮影画像から得られるメールアドレスや年齢、性別、顔認識結果などをユーザ情報として取得し、カラコン販売サービスの潜在顧客を抽出することで、それらの顧客に対してそのカラコン販売サービスの魅力を訴求することが可能となる。
また例えば、複数の女性ユーザのユーザ情報を取得し、携帯端末30上で起動する女性向けのゲームアプリに対する課金に対する新規顧客の心理的抵抗感を算出することで、それらの顧客に対してそのゲームアプリの魅力を訴求することが可能となる。
さらに、以上の処理によれば、ユーザが短い期間に新たなサービスへ登録したり、ユーザが登録していたサービスが突然終了した場合であっても、内部IDの結合が例えば毎日行われるので、最新の状態の統一IDによりユーザを管理することができる。
さらに、統一IDが得られた後に、その統一IDに含まれる内部IDのいずれかに対応するサービスにおいて、その内部IDに新たな外部IDが対応付けられた場合、その新たな外部IDに基づいて、さらなるサービスとの連携が可能となる。
<ユーザ情報に基づいたサービス提供の流れ>
ここで、図10を参照して、ユーザ情報に基づいたサービス提供の流れについて説明する。図10は、サービスサーバ40-2が、サービスサーバ40-1により提供されるサービスのユーザについてのユーザ情報を用いて、新たなサービスを提供する例を示している。
管理サーバ50は、ステップS51において、統一IDに基づいて、サービスサーバ40-1に対して、所定のユーザについてのユーザ情報を要求する。
サービスサーバ40-1は、ステップS71において、管理サーバ50からの要求に基づいて、所定のユーザについてのユーザ情報を管理サーバ50に送信する。
このようにして、管理サーバ50は、サービスサーバ40-1から、所定のユーザについてのユーザ情報を取得する。このとき、管理サーバ50は、サービスサーバ40-1に限らず、全てのサービスサーバ40から、全てのユーザについてのユーザ情報を取得してもよい。
一方、サービスサーバ40-2は、ステップS91において、管理サーバ50に対して、所定のユーザについてのユーザ情報を要求する。
管理サーバ50は、ステップS52において、サービスサーバ40-2からの要求に基づいて、所定のユーザについてのユーザ情報をサービスサーバ40-2に送信する。
このようにして、サービスサーバ40-2は、他のサービスを提供するサービスサーバ40-1におけるユーザについてのユーザ情報を取得する。
そして、サービスサーバ40-2は、ステップS92において、取得したユーザ情報に基づいてサービスを提供する。
以上の処理によれば、管理サーバが、サービスを跨ってユーザ情報を取得することで、サービスサーバは、他のサービスにおけるユーザの行動履歴や嗜好などを把握することができるので、ユーザに対して効果的にサービスの魅力を訴求することが可能となる。
例えば、あるサービスサーバにより、あるユーザに対して、他のサービスにおけるそのユーザの行動履歴や嗜好などに基づいた広告が提示される他、通常提供されるサービスとは異なるサービスが、所定期間提供されるようになる。また、通常は有料で提供されるサービスが、所定期間無料で提供されるようにしてもよい。
上述した処理においては、登録しているサービスが多いユーザほど、その行動履歴や嗜好などを、より正確に把握することができる一方、登録しているサービスが少ないユーザの行動履歴や嗜好などを正確に把握することは難しい。このような場合、登録しているサービスが少ないユーザのユーザ情報に類似したユーザ情報を用いることで、新たなサービスが提供されるようにしてもよい。
また、ユーザが、自身の行動履歴や嗜好などに基づいて新たなサービスの提供を受けたものの、ユーザの所望するサービスでなかった場合などには、ユーザの操作により、管理サーバ50により取得されたユーザ情報が修正されるようにしてもよい。
<コンピュータの構成>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
上述したサービスサーバ40や管理サーバ50は、図11に示す構成を有するコンピュータ1000により実現される。
CPU1001、ROM1002、RAM1003は、バス1004により相互に接続されている。
バス1004には、さらに、入出力インタフェース1005が接続されている。入出力インタフェース1005には、キーボード、マウスなどよりなる入力部1006、ディス
プレイ、スピーカなどよりなる出力部1007が接続される。また、入出力インタフェース1005には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部1008、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部1009、リムーバブルメディア1011を駆動するドライブ1010が接続される。
以上のように構成されるコンピュータ1000では、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを入出力インタフェース1005およびバス1004を介してRAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU1001が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア1011に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部1008にインストールされる。
なお、コンピュータ1000が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたときなどの必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
20 情報処理システム
30 携帯端末
40 サービスサーバ
50 管理サーバ
61 通信部
62 サービス提供部
63 ユーザ管理部
71 通信部
72 ID結合部
73 ID管理部
74 ユーザ情報取得部

Claims (5)

  1. ユーザに対してサービスを提供する複数のサービスサーバそれぞれにおいて前記サービス毎に対応付けられた、前記サービス内で前記ユーザに一意に与えられた第1の識別子と、前記サービスによらず前記ユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子を、前記サービスサーバそれぞれから取得する通信部と、
    前記サービスサーバそれぞれから取得された前記第2の識別子に基づいて、複数の前記サービスに跨って用いられる同一の前記第2の識別子に対応付けられている前記第1の識別子同士を結合する結合部と、
    結合された前記第1の識別子同士の組み合わせを前記ユーザ毎の統一IDとして、前記ユーザそれぞれを管理する管理部と
    を備える情報処理装置。
  2. 1の前記サービスサーバは、自機が他の前記サービスサーバから取得した前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対して前記サービスを提供する
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の識別子は、SNS(Social Networking Service)ID、メールアドレス、電話番号、携帯電話機の契約者固有ID、および生体情報の少なくともいずれかを含む
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記サービスは、インターネットを介した情報提供サービス、物販サービス、および飲食提供サービスの少なくともいずれかを含む
    請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が、
    ユーザに対してサービスを提供する複数のサービスサーバそれぞれにおいて前記サービス毎に対応付けられた、前記サービス内で前記ユーザに一意に与えられた第1の識別子と、前記サービスによらず前記ユーザが固有に所有する1または複数の第2の識別子を、前記サービスサーバそれぞれから取得し
    前記サービスサーバそれぞれから取得された前記第2の識別子に基づいて、複数の前記サービスに跨って用いられる同一の前記第2の識別子に対応付けられている前記第1の識別子同士を結合し、
    結合された前記第1の識別子同士の組み合わせを前記ユーザ毎の統一IDとして、前記ユーザそれぞれを管理する
    情報処理方法。
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