JP7416049B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、インターネットに接続する通信装置及び通信方法に関する。
自律型センサや自律型ロボット、あるいはさまざまなタイプのIoT(Internet Of Things)デバイスが普及しつつある。IoTデバイスは、字義通り、インターネットを経由してクラウドに接続することを前提とする機器である。したがって、利用開始に当たり、まずインターネット接続設定を行う必要がある。ここで言うインターネット接続設定は、具体的には、IoTデバイスをルータに接続するための設定を意味する。本明細書では、特に、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)技術を利用して、IoTデバイスを最寄りのWi-Fiルータに接続する場合について議論する。ところが、IoTデバイスは、入出力装置を持たない製品も多いため、インターネット接続設定をどのように行うかが課題である、と本出願人は思料する。
例えば、簡単に無線LAN設定を可能とするために、Wi-Fi AllianceによりWi-Fi Protected Setup(WPS)と呼ばれる規格が規定され、実用化されている。WPSの無線接続方式の1つとしてとして、PBC(Push Button Configuration)方式が知られている。このPBC方式では、アクセスポイント及び子機(STA)にそれぞれ搭載されているボタンを同時に押すと、アクセスポイント側ではボタンが押されたSTAを検出して、自動的にSTAの設定を行うことが可能である(例えば、特許文献1を参照のこと)。しかしながら、IoTデバイスがPBC用のボタンを装備することが困難なケースも多い。
特開2015-162826号公報
本明細書で開示する技術の目的は、インターネットに接続する通信装置及び通信方法、並びに機器のインターネット接続に関わる処理を行う通信装置及び通信方法を提供することにある。
本明細書で開示する技術は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、
第1の機器と接続する第1の接続部と、
前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得部と、
前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続部と、
を具備する通信装置である。
前記第1の機器は一時的にアクセスポイントとして動作する。そして、前記第1の接続部は、端末としてアクセスポイントに対する接続要求を実施して、前記第1の機器と接続する。
第1の側面に係る通信装置は、前記第1の機器と共通の前記符号系列発生器を備え、且つ、前記第1の機器と共有する前記初期値に基づいて前記符号系列発生器が前記符号系列を生成する。前記第1の機器から受信した信号から抽出したネットワーク識別情報を前記符号系列中で検索して、一致する場所を基準とする所定のオフセット位置からネットワーク認証情報を切り出して、前記第1の機器との接続を試みる。
また、本明細書で開示する技術の第2の側面は、
第1の機器と接続する第1の接続ステップと、
前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得ステップと、
前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続ステップと、
を有する通信方法である。
また、本明細書で開示する技術の第3の側面は、
所定の符号系列発生器を用いて所定の初期値から生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成部と、
前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を第4の機器に送信する送信部と、
前記第4の機器からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、前記第4の機器と接続する接続部と、
を具備する通信装置である。
また、本明細書で開示する技術の第4の側面は、
所定の符号系列発生器を用いて所定の初期値から生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成ステップと、
前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を第4の機器に送信する送信ステップと、
前記第4の機器からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、前記第4の機器と接続する接続ステップと、
を有する通信方法である。
本明細書で開示する技術によれば、入出力装置を使用せずにインターネットに接続する通信装置及び通信方法、並びに、入出力装置を持たない機器のインターネット接続に関わる処理を行う通信装置及び通信方法を提供することができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまでも例示であり、本明細書で開示する技術によりもたらされる効果はこれに限定されるものではない。また、本明細書で開示する技術が、上記の効果以外に、さらに付加的な効果を奏する場合もある。
本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、IoTデバイスのインターネット接続設定を行うための処理手順を示した図である。 図2は、IoTデバイスのインターネット接続設定を行うための処理手順を示した図である。 図3は、IoTデバイスのインターネット接続設定を行うための処理手順を示した図である。 図4は、M系列符号発生器の構成例を示した図である。 図5は、スマートフォン側で符号系列からSSID及びパスフレーズを切り出す仕組みを示した図である。 図6は、IoTデバイス側で符号系列と部分一致するSSIDをスキャンし且つパスフレーズを切り出す仕組みを示した図である。 図7は、スマートフォン102がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順を示したフローチャートである。 図8は、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順を示したフローチャートである。 図9は、第2の実施例においてIoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示した図である。 図10は、第3の実施例においてIoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示した図である。 図11は、製造業者サイトがIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順(第3の実施例)を示したフローチャートである。 図12は、第4の実施例においてIoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示した図である。 図13は、製造業者サイトがIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順(第4の実施例)を示したフローチャートである。 図14は、第5の実施例においてクラウドからIoTデバイスにインターネット接続設定を実施する段階を示した図である。 図15は、第6の実施例において多数のIoTデバイスにインターネット接続設定を実施する段階を示した図である。
以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
第1の実施例において想定している、IoTデバイスのインターネット接続設定を行うための処理手順について、図1~図3を参照しながら説明する。ここで言うインターネット接続設定は、具体的には、IoTデバイスを最寄りのWi-Fiルータに無線接続するための設定を意味する。インターネット接続設定のための処理手順は、以下の3段階からなる。
段階1:IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する(図1を参照)
段階2:クラウドからIoTデバイスにインターネット接続設定を実施する(図2を参照)
段階3:IoTデバイスが設定内容に基づいてWi-Fiルータに接続する(図3を参照)
まず、図1に示すように、スマートフォンやタブレットなどの多機能情報端末(以下、「スマートフォン」に統一する)102のWi-Fiテザリング機能を起動して、時限的なアクセスポイントとなる。スマートフォンがWi-Fiテザリングを開始したり停止したりする処理は、例えば専用のスマートフォン用アプリケーションを用いて実施することができる。そして、IoTデバイス101は、スマートフォン102とWi-Fi接続する。この結果、IoTデバイス101は、時限的に、インターネットへの接続経路を得ることができる。なお、IoTデバイス101とWi-Fiテザリング機能を動作中のスマートフォン102がWi-Fi接続するための処理手順の詳細については後述に譲る。
このようにして、図2に示すように、IoTデバイス101は、インターネットに接続しているパーソナルコンピュータと相互通信が可能な状態になる。そして、パーソナルコンピュータ上で動作中のWebアプリ103から、IoTデバイス101に対して、Wi-Fiルータ104にWi-Fi接続するために必要な情報である設定情報の設定を行う。ここで、Wi-Fi接続するために必要な設定情報として、SSID(Service Set IDentifier)などのネットワーク識別情報と、WEP(Wired Equivalent Privacy)やWPA(Wi-Fi Protected Access)、WPA2といったパスフレーズからなるネットワーク認証情報を挙げることができる。
そして、図3に示すように、IoTデバイス101は、Webアプリ103によって設定されたSSIDやパスフレーズを用いて、Wi-Fiルータ104にWi-Fi接続して、インターネットへの接続経路をWi-Fiテザリング中(すなわち、時限的なアクセスポイント)のスマートフォン102から、最終的に使用するWi-Fiルータ104へ切り替える。その後、スマートフォン102のWi-Fiテザリング機能は不要となるので、停止させる。
続いて、図1に示した処理フェーズにおいて、IoTデバイス101がWi-Fiテザリングを起動中のスマートフォン102とWi-Fi接続するための処理手順について、詳細に説明する。
Wi-Fi環境において、STAとしてのIoTデバイス101がアクセスポイントに接続するには、そのアクセスポイントのSSIDとパスフレーズが必要となる。Wi-Fiテザリング機能では、任意のSSID及びパスフレーズを設定することができる。そこで、本実施例では、共通の符号系列発生器から生成される符号系列を用いて、IoTデバイス101とスマートフォン102間でSSID及びパスフレーズを共有する仕組みを利用することにする。
符号系列発生器として、例えばPN(Pseudo-Noise)符号の一種であるM系列符号発生器を用いて、生成された符号系列からSSIDとパスフレーズを切り出して利用する。PN符号系列発生器は、初期値を与えると、その値に基づく長い値を生成する信号処理器である。符号系列発生器からは擬似ランダムの値が出力されるが、同じ初期値からは必ずその値に基づく決まった値が出力される。また、その出力値は周期的で、単位周期の間は同じ値が繰り返されることもない、若しくは類似の程度を示す自己相関値が十分に小さくなるという性質がある。
したがって、同じ構成の符号系列発生器を持っていて、同じ初期値を入力すれば、同じ符号系列が出力される。一方、出力値だけを見ても、擬似ランダムの長大な値であるため、使用した符号系列発生器の構成は不明であり、元の初期値を推測することもできない、という特徴がある。
図4には、M系列符号発生器の構成例を示している。図示のM系列符号発生器は、タップによるフィードバックを備えたシフトレジスタで構成されている。このM系列に初期値を設定した後、クロック毎にビットシフトとフィードバック信号のXOR(排他的論理和)演算を行うことで、擬似ランダムの符号系列が生成される。なお、図4に示すM系列符号発生器は、4ビット構成であり、1周期は24-1=15ビットである。
本実施例では、スマートフォン102側の専用(時限アクセスポイントの動作制御用)のアプリケーションと、IoTデバイス101側のインターネット接続設定用(若しくは、時限アクセスポイント探索用)のソフトウェアが、同じ構成のM系列符号発生器を装備する(当該ソフトウェアは、例えば組込みソフトウェアである)。また、スマートフォン102とIoTデバイス101間で同じ初期値を共有して、その初期値をM系列符号発生器に入力して、同じ符号系列が得られるようにする。
スマートフォン102とIoTデバイス101間で同じ初期値を共有する方法はさまざま考えられる。本実施例では、スマートフォン102側の専用アプリケーションとIoTデバイス101側のインターネット接続設定用ソフトウェアにそれぞれ同じ初期値が埋め込まれているものとする。例えば、スマートフォン102が、GooglePlayやAppleStoreといったアプリケーションのダウンロードサイトから、IoTデバイス101の製品情報などを指定して、IoTデバイス101のインターネット接続設定用で且つ同じ初期値が埋め込まれたアプリケーションをインストールすることができる。
スマートフォン102側では、専用アプリケーションの動作として、IoTデバイス101と共通のM系列符号発生器に、埋め込まれた初期値を入力して、長大な符号系列を生成する。次いで、その符号系列上の任意の位置からSSIDに使用する符号系列を切り出し、さらにSSIDを切り出した位置を基準とする固定のオフセット位置からパスフレーズを切り出す(図5を参照のこと)。
その後、スマートフォン102は、専用アプリケーションの次の動作として、Wi-Fiテザリング機能を開始すると、時限的なアクセスポイントとして所定の周期でビーコン信号を報知する。このビーコン信号には、上述のようにして作成されたSSIDが記載されている。
一方、IoTデバイス101側では、インターネット接続設定用ソフトウェアの動作として、スマートフォン102と共通のM系列符号発生器に、埋め込まれた初期値を入力して、同じ符号系列を生成する。あるいは、符号系列自体がソフトウェアに埋め込まれていてもよい。
IoTデバイス101は、アクセスポイントに未接続時には、ビーコン信号のスキャンを実施して、受信範囲内のアクセスポイントのSSIDを把握する。IoTデバイス101には、Wi-Fiテザリングを起動中のスマートフォン102以外の近隣のアクセスポイント(図示しない)からもビーコン信号が到来することが想定される。本実施例では、IoTデバイス101は、上記の符号系列と受信したビーコン信号から取得したSSIDとの自己相関を計算して、符号系列と部分一致するかどうかをチェックする。
ここで、符号系列と一致するSSIDが見つかった場合には、そのビーコン信号の送信元が、時限アクセスポイントとして動作中の(若しくは、インターネット接続設定用の)スマートフォン102であると特定することができる。そして、IoTデバイス101は、SSIDと一致する位置を基準とした固定のオフセット位置からパスフレーズを切り出す(図6を参照のこと)。次いで、IoTデバイス101は、符号系列と部分一致するSSID及び符号系列から切り出したパスフレーズを用いて、時限アクセスポイントとしてのスマートフォン102に接続要求する。
IoTデバイス101は、スマートフォン102とのWi-Fi接続が確立されると、インターネットへの時限的な接続経路を得る。そして、パーソナルコンピュータ上で動作中のWebアプリ103から、IoTデバイス101に対して、Wi-Fiルータ104にWi-Fi接続するために必要な設定情報(すなわち、Wi-Fiルータ104のSSID並びにパスフレーズなど)の設定が行われる。
IoTデバイス104は、Wi-Fiルータ104への接続設定が完了すると、その設定内容に基づいて、最終的に使用するWi-Fiルータ104への接続に切り替えるとともに、時限アクセスポイントとしてのスマートフォン102とのWi-Fi接続を切断する。また、スマートフォン102は、IoTデバイス101からの切断要求を受けて、Wi-Fiテザリングを終了する。
図7には、スマートフォン102が、IoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理手順は、具体的には、IoTデバイス101のインターネット接続設定のための専用アプリケーションをスマートフォン102にインストールすることによって実施される。
スマートフォン102では、まず初期値を取得する(ステップS701)。本実施例では、専用アプリケーションに埋め込まれている初期値を取得する。
次いで、スマートフォン102は、専用アプリケーションが備える符号系列発生器に初期値を入力して、長大な符号系列を生成する(ステップS702)。
次いで、スマートフォン102は、その符号化系列の任意の位置からSSIDに使用する符号系列を切り出し、さらにSSIDを切り出した位置を基準とする固定のオフセット位置からパスフレーズを切り出す(ステップS703)。
そして、スマートフォン102は、Wi-Fiテザリング機能を開始して(ステップS704)、所定の周期毎に、SSIDを含んだビーコン信号を送信する(ステップS705)。
スマートフォン102は、Wi-Fiテザリングによりアクセスポイントとして動作している間に、端末局から接続要求を受信すると(ステップS706のYes)、接続処理を実施する(ステップS707)。
ここでは、インターネット接続設定の対象となるIoTデバイス101からWi-Fiテザリング中のスマートフォン102に対して接続要求が行われることを想定している。IoTデバイス101は、Wi-Fiテザリング中のスマートフォン102との接続が確立することで、時限的に、インターネットへの接続経路を得ることができる。また、IoTデバイス101は、インターネットへの接続経路を、最終的に使用するWi-Fiルータ104へ切り替えて、スマートフォン102との接続を切断することになる。
スマートフォン102は、Wi-Fi接続中の端末局(IoTデバイス101)から切断要求を受信すると(ステップS708のYes)、切断処理を実施する(ステップS709)。
その後、スマートフォン102は、Wi-Fiテザリング機能を停止して(ステップS710)、本処理を終了する。本処理の終了により、スマートフォン102上で動作していた専用アプリケーションも終了する。
図8には、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理手順は、具体的には、IoTデバイス101のインターネット接続設定用(若しくは、時限アクセスポイント探索用)のソフトウェアによって実施される。
IoTデバイス101では、まず初期値を取得する(ステップS801)。本実施例では、IoTデバイス101のソフトウェアに埋め込まれている初期値を取得する。次いで、IoTデバイス101は、ソフトウェアが備える符号系列発生器に初期値を入力して、長大な符号系列を生成する(ステップS802)。但し、所定の初期値を符号系列発生器に入力して生成された符号系列をソフトウェアに埋め込んでおけば、ステップS801~S802の処理を、ソフトウェアから符号系列を読み出す処理に置き換えることができる。
次いで、IoTデバイス101は、アクセスポイントからのビーコン信号を受信待ちする(ステップS803)。ここでは、IoTデバイス101は、インターネット接続設定のために、Wi-Fiテザリング機能により時限的にアクセスポイントとして動作しているスマートフォン102からのビーコン信号を受信することを想定している。
そして、IoTデバイス101は、ビーコン信号を受信すると(ステップS803のYes)、ステップS802で生成した符号系列と、ビーコン信号に記載されているSSIDとの自己相関を計算して(ステップS804)、ビーコン信号に記載されているSSIDが符号系列と部分一致するかどうかをチェックする(ステップS805)。
ビーコン信号に記載されているSSIDが符号系列と部分一致しなければ(ステップS805のNo)、ステップS803に戻って、IoTデバイス101は、引き続きビーコン信号を受信待ちする。
一方、ビーコン信号に記載されているSSIDが符号系列と部分一致する場合には(ステップS805のYes)、そのビーコン信号の送信元が、時限アクセスポイントとして動作中の(若しくは、インターネット接続設定用の)スマートフォン102であると特定することができる。そして、IoTデバイス101は、SSIDと一致する位置を基準とした固定のオフセット位置からパスフレーズを切り出す(ステップS806)。
次いで、IoTデバイス101は、符号系列と部分一致するSSID及び符号系列から切り出したパスフレーズを用いて、ビーコン信号の送信元、すなわち時限アクセスポイントとしてのスマートフォン102に対して接続要求する(ステップS807)。
ここでは、説明の簡素化のため、接続要求により、IoTデバイス101はスマートフォン102と成功裏にWi-Fi接続することができ、インターネット―の時限的な接続経路を得たものとする。
その後、パーソナルコンピュータ上で動作中のWebアプリ103からIoTデバイス101に対して、Wi-Fiルータ104にWi-Fi接続するために必要な設定情報(すなわち、Wi-Fiルータ104のSSID並びにパスフレーズなど)の設定が、インターネット(スマートフォン102)経由で行われる(ステップS808)。
IoTデバイス101は、Wi-Fiルータ104への接続設定が完了すると、その設定内容に基づいて、最終的に使用するWi-Fiルータ104への接続に切り替える(ステップS809)
そして、IoTデバイス101は、スマートフォン102に対してWi-Fi接続の切断を要求して(ステップS810)、本処理を終了する。本処理の終了により、IoTデバイス101上で動作していたソフトウェアも終了する。スマートフォン102側では、接続要求に応答して、IoTデバイス101とのWi-Fi接続の切断処理を実施し、さらにWi-Fiテザリング機能を停止する(前述)。
上述したように、第1の実施例では、IoTデバイスのインターネット接続設定は、Webアプリなどからインターネット経由で行う。Webアプリからの操作を可能にするには、IoTデバイスがインターネットに繋がっている必要がある。そこで、スマートフォンのWi-Fiテザリング機能を用いて時限的なアクセスポイントを設け、IoTデバイスを一時的にインターネットに接続させて、Webアプリから必要なインターネット接続設定の操作をIoTデバイスに対して行うようにする。
その後は、IoTデバイスは、接続設定に基づいて最寄りのWi-FiルータとWi-Fi接続を果たし、Wi-Fiルータ経由でインターネットに常時接続されるようになる。また、IoTデバイスがWi-Fiルータに接続された後は、時限的なアクセスポイントは不要となるので、スマートフォンのテザリング機能を停止させることができる。
なお、上記の説明では、PN符号系列としてM系列符号を使用することを想定したが、Gold符号やWalsh符号などその他の符号系列を使用しても、上記と同様の処理手順を実現することができる。符号毎に自己相関特性などの特性に相違があるが、IoTデバイス101が時限アクセスポイントに接続を試みて失敗することによって被る不利益は小さい。したがって、IoTデバイス101側では、自己相関値が閾値より高いSSIDに対してはすべて接続を試みて、成功するアクセスポイントを見つけ出すようにしてもよい。
また、符号系列からパスフレーズを切り出す位置を決める方法もさまざまである。SSIDを切り出した位置を基準にして、IoTデバイス101とスマートフォン102とで共通のオフセット位置(SSIDの直後の位置でもよい)からパスフレーズを切り出してもよいし別の構成の符号系列発生器を用意して、初期値から数えてSSIDの切り出しと同じ分だけシフトした切り出し位置の部分をパスフレーズにしようしてもよい。SSIDの切り出し位置を基準にしたパスフレーズの切り出し方法を決めておくことで、他にもさまざまなバリエーションでパスフレーズを決めることができる。
また、上記の説明では、IoTデバイス101が時限アクセスポイントとしてのスマートフォン102を介してインターネットに接続できた後は、PCなどで動作するWebアプリ104を使ってWi-Fiルータ104への接続設定を行う例について示したが、Wi-Fiテザリングを提供するスマートフォン102を使ってWi-Fiルータ104への接続設定を行うようにすることもできる。
第1の実施例では、IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階において、スマートフォン102側の専用アプリケーションとIoTデバイス101側のインターネット接続設定用ソフトウェアにそれぞれ埋め込まれている初期値を使って符号系列を生成するようになっていた。この場合、IoTデバイス101の製品種別毎にスマートフォン102側の専用アプリケーションが配布されるという都合上、少なくとも同じ製品種別となる複数のIoTデバイスで共通の初期値が使用されることになる。
これに対し、第2の実施例では、IoTデバイスの製品毎(すなわち、個体毎)に固有の初期値を使って符号系列を生成するようにする。製品毎に固有の初期値を使用することによって、共通の初期値を使用する場合に比べて、セキュリティ強度を高めることができる。
具体的には、製品毎に固有の初期値として、製造業者が各製品に割り当てる製品シリアル番号を使用する。製品シリアル番号は、製造業者側でユーザを管理したり商品の偽装を防止したりする目的で使用される。また、製品に関連する事件や事故などの問題が発生したときに製品シリアル番号が参照されることもある。製品シリアル番号は、一般に、始めから終わりまで一続きの番号であり、製品毎に固有の番号が割り当てられる。
インターネット接続設定に使用するスマートフォン102のユーザに対して、IoTデバイス101の製品シリアル番号を伝える方法はさまざまである。通常、IoTデバイス製品に同梱されている印刷物に製品シリアル番号が記載されていたり、製品シリアル番号が印字されたシールがIoTデバイス製品本体に貼付されていたりする。
スマートフォン102を操作するユーザは、印刷物やシールから読み取った製品シリアル番号を、スマートフォン102のタッチパネルや音声認識機能などのUI(User Interface)を利用して、専用アプリケーションに入力するようにしてもよい。また、製品シリアル番号が文字列ではなくQRコード(登録商標)やバーコードといった図形情報として提供される場合には、スマートフォン102上で起動するバーコードリーダ機能などを使って、専用アプリケーションに入力することができる。
そして、スマートフォン102は、IoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に、ユーザから入力された製品シリアル番号を初期値に使って符号系列発生器で符号系列を生成し、その符号系列からSSID並びにパスコードを切り出すと、Wi-Fiテザリング機能を起動して、(時限的)アプリケーションとして動作する。
また、IoTデバイス101内の不揮発メモリに製品シリアル番号が格納されていることが想定される。したがって、IoTデバイス101のインターネット接続設定用ソフトウェアは、内部の不揮発メモリから読み取った製品シリアル番号を符号系列発生器の初期値に使って、スマートフォン102側と同じ符号系列を生成するので、Wi-Fiテザリング中のスマートフォン102と接続することが可能になる。
図9には、第2の実施例において、IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示している。
第2の実施例において、スマートフォン102がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順は、第1の実施例と同様に、図7に示した通りである。但し、ステップS701では、ユーザがスマートフォン102のUI機能を介してIoTデバイス101の製品シリアル番号を入力したり、バーコードリーダを使ってQRコード(登録商標)から製品シリアル番号を読み取ったりする処理が行われることになる。
また、第2の実施例において、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順も、第1の実施例と同様に、図8に示した通りである。但し、ステップS801では、インターネット接続設定用のソフトウェアが、デバイス内部の不揮発性メモリから製品シリアル番号を読み取る処理が行われることになる。
なお、本実施例において、製品シリアル番号から部分的に切り出した文字列を初期値に使用したり、製品シリアル番号を所定の演算に適用して初期値を生成したりすることも可能である。また、製品シリアル番号以外の、製品毎の固有であることが保証される情報を初期値に使用することも可能である。これらの場合も、IoTデバイス101は、初期値を内部の不揮発メモリの記憶しているものとする。また、スマートフォン102のユーザに対しては、製品シリアル番号と同様の方法で初期値を伝えるようにしてもよい。
第2の実施例は、IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階において、製品シリアル番号などの製品毎に固有の初期値を使用することから、第1の実施例に比べてセキュリティ強度が高まることが期待される。しかしながら、ユーザがスマートフォン102に対してIoTデバイス101毎の初期値(製品シリアル番号)を入力する操作を行わなければならず、煩わしいことが懸念される。
第3の実施例では、第2の実施例と同様に、製品シリアル番号のような製品毎の固有の文字列を初期値として使用する。但し、第3の実施例では、クラウド側(若しくは、インターネット上のサーバ)からスマートフォン102に製品シリアル番号を配布するようにして、ユーザがスマートフォン102に製品シリアル番号を入力する操作をなくしている。
第3の実施例では、IoTデバイス製品の製造業者は、インターネットの製造業者サイトを経由して、個々のIoTデバイス製品をダイレクトにユーザに販売する形式を採用していることを前提とする。
このような販売形式では、製造業者は、ユーザと、ユーザが購入したIoTデバイス製品とを紐付けすることができる。製造業者は、製品シリアル番号を、製造業者側でユーザを管理する目的にも使用する。製造業者サイトでは、例えば、IoTデバイス製品を購入したユーザのユーザ識別情報と、購入した製品の製品シリアル番号とを対応付けるデータベースを管理する。
そして、ユーザが、スマートフォン102のアプリケーションを使って、購入したIoTデバイスの製品登録を製造業者サイトに行ったときに、製造業者サイトは、そのユーザIDに紐付けされた製品シリアル番号をインターネット経由でスマートフォン102に通知することができる。例えば、Web API(Application Program Interface)を使って製品登録サービスを実施することができる。スマートフォン102側では、IoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に、製品登録時に通知された製品シリアル番号を初期値に使って生成した符号系列からSSID並びにパスフレーズを切り出して、Wi-Fiテザリング機能を起動して、(時限的)アクセスポイントとして動作する。
図10には、第3の実施例において、IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示している。
第3の実施例において、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順は、第2の実施例と全く同様である。すなわち、IoTデバイス101側では、内部の不揮発メモリから読み取った製品シリアル番号を初期値に使って、インターネット接続設定を行なうための処理手順を実行する。
また、第3の実施例において、スマートフォン102がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順は、図7に示した通りであるが、ステップS701では、IoTデバイス101の製品登録時に製造業者サイトなどから通知された製品シリアル番号を初期値として取得する処理が行われることになる。
図11には、第3の実施例において、製造業者サイト(若しくはクラウド側)がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順をフローチャートの形式で示している。
製造業者サイトは、ユーザからIoTデバイス製品の受注を請けると(ステップS1101のYes)、そのユーザのユーザIDを取得して(ステップS1102)、出荷時に、出荷したIoTデバイスの製品シリアル番号をユーザIDと紐付けして、データベースに登録しておく(ステップS1103)。
その後、IoTデバイス製品を販売したユーザのスマートフォン102から、問い合わせがあると(ステップS1104のYes)、製造業者サイトは、その問い合わせ元のユーザIDを取得して(ステップS1105)、データベースに照会する(ステップS1106)。
ここで、万一、ユーザIDが一致するレコードがデータベースから見つからなかった場合には(ステップS1107のNo)、製造業者サイトは、初期値としての製品シリアル番号を送信できない旨を要求元のスマートフォン102に通知して(ステップS1110)、本処理を終了する。
また、ユーザIDが一致するレコードがデータベースから見つかると(ステップS1107のYes)、製造業者サイトは、ユーザIDに紐付けされた製品シリアル番号をそのレコードから取り出し(ステップS1108)、この製品シリアル番号を問い合わせ元のスマートフォン102に送信して(ステップS1109)、本処理を終了する。
第3の実施例では、符号系列発生器の初期値に使用する製品シリアル番号がクラウド側から提供されるので、ユーザのスマートフォン102に対する初期値の入力操作を省略し、且つ、セキュリティ強度が高まることが期待される。第4の実施例では、クラウド側で、さらに該当する製品シリアル番号に基づいて符号系列を生成し、符号系列からSSID及びパスフレーズを切り出す処理を実施して、スマートフォン102に提供するようになっている。
したがって、第4の実施例によれば、スマートフォン102側で符号系列発生のための演算を実施し、符号系列からSSID並びにパスフレーズを切り出すといった処理負荷が削減される。また、スマートフォン102のアプリケーションを解析して、発生する符号系列を把握してセキュリティアタックをする余地をなくすこともできる。
第4の実施例でも、第3の実施例と同様に、IoTデバイス製品の製造業者は、インターネットの製造業者サイトを経由して、個々のIoTデバイス製品をダイレクトにユーザに販売する形式を採用していることを前提とする。また、製造業者は、ユーザと、ユーザが購入したIoTデバイス製品とを紐付けして管理している。
そして、ユーザが、スマートフォン102のアプリケーションを使って、購入したIoTデバイスの製品登録を行ったときに、製造業者サイトは、そのユーザIDに紐付けされた製品シリアル番号を初期値に使って生成した符号系列からSSID並びにパスコードを切り出して、スマートフォン102に送信する。例えばスマートフォン102から製造業者サイトに対して、Web APIを介してSSID及びパスフレーズを要求するようにしてもよい。スマートフォン102側では、製造業者サイトから受け取ったSSID並びにパスコードをそのまま使ってWi-Fiテザリング機能を起動して、(時限的)アクセスポイントとして動作する。
図12には、第4の実施例において、IoTデバイスを時限アクセスポイントに接続する段階を示している。
第4の実施例において、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順は、第2の実施例と全く同様である。すなわち、IoTデバイス101側では、内部の不揮発メモリから読み取った製品シリアル番号を初期値に使って、インターネット接続設定を行なうための処理手順を実行する。
また、第4の実施例において、スマートフォン102がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順は、図7に示したフローチャートにおいて、ステップS701~S703の、初期値を取得し、符号系列発生器で符号系列を生成し、符号系列からSSID及びパスフレーズを切り出す処理が、製造業者サイトからWi-FiテザリングのためのSSID及びパスフレーズを受け取る処理に置き換わる。
図13には、第4の実施例において、製造業者サイト(若しくはクラウド側)がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順をフローチャートの形式で示している。
製造業者サイトは、ユーザからIoTデバイス製品の受注を請けると(ステップS1301のYes)、そのユーザのユーザIDを取得して(ステップS1302)、出荷時に、出荷したIoTデバイスの製品シリアル番号をユーザIDと紐付けして、データベースに登録しておく(ステップS1303)。
その後、IoTデバイス製品を販売したユーザのスマートフォン102から、問い合わせがあると(ステップS1304のYes)、製造業者サイトは、その問い合わせ元のユーザIDを取得して(ステップS1305)、データベースに照会する(ステップS1306)。
ここで、万一、ユーザIDが一致するレコードがデータベースから見つからなかった場合には(ステップS1307のNo)、製造業者サイトは、初期値としての製品シリアル番号を送信できない旨を要求元のスマートフォン102に通知して(ステップS1312)、本処理を終了する。
また、ユーザIDが一致するレコードがデータベースから見つかると(ステップS1307のYes)、製造業者サイトは、ユーザIDに紐付けされた製品シリアル番号をそのレコードから取り出す(ステップS1308)。
次いで、製造業者サイトは、IoTデバイス101と共通の符号系列発生器に初期値を入力して、長大な符号系列を生成すると(ステップS1309)、その符号化系列の任意の位置からSSIDに使用する符号系列を切り出し、さらにSSIDを切り出した位置を基準とする固定のオフセット位置からパスフレーズを切り出す(ステップS1310)。
そして、製造業者サイトは、SSID及びパスフレーズを問い合わせ元のスマートフォン102に送信して(ステップS1311)、本処理を終了する。
なお、第4の実施例では、1つの製造業者サイトが、同じ製品種別のIoTデバイスを販売した複数のユーザ(スマートフォン)に対して同様にSSID及びパスフレーズの配布サービスを実施する。製造業者サイトでは、各ユーザが購入したIoTデバイス製品の製品シリアル番号を管理している。したがって、いずれかのユーザのスマートフォン102からWeb APIを介して要求されたら、製造業者サイトは、製品毎に固有となる製品シリアル番号を初期値に使って符号系列を生成するので、対象とするIoTデバイス製品毎に異なるSSID及びパスフレーズを提供することができる。
第1~第4の実施例ではいずれも、IoTデバイス101は、Wi-Fiテザリング中のスマートフォン102に接続した後に、Webアプリ103からIoTデバイス101に対してインターネット接続設定を行うようになっている。これらの実施例では、Webアプリ103を起動しているPC上で、ユーザがインターネット接続設定のための操作を行うことになる。
これに対し、第5の実施例では、クラウド内に設置されたWi-Fi接続設定サービスが、ユーザアカウントと紐付けしてWi-Fi接続設定情報を保存しておき、IoTデバイス101とやり取りしてWi-Fi接続設定を行うようになっている。したがって、ユーザがWebアプリ103を操作する手間が不要となる。
図14には、第5の実施例において、クラウドからIoTデバイスにインターネット接続設定を実施する段階を示している。
IoTデバイス101は、第1~第4の実施例のうちいずれか任意の手順により、Wi-Fiテザリング中のスマートフォン102との接続が確立すると、クラウド内のWi-Fi接続設定サービスに対して、Wi-Fiルータ104へのWi-Fi接続設定情報を要求する。IoTデバイス101は、この要求を、例えばWeb APIを介して実施することができる。
Wi-Fi接続設定サービスは、IoTデバイス101からの要求に対して、ユーザ認証を行なった後に、そのユーザのアカウント内に保存してあるWi-Fi接続設定情報を読み出して、IoTデバイス101に返信する。
その後、IoTデバイス101は、Wi-Fiテザリング中のスマートフォン102から切断して、Wi-Fi接続設定サービスから取得したWi-Fi接続設定情報に基づいて、最終的に使用するWi-Fiルータ104に接続する。
第5の実施例において、スマートフォン102がIoTデバイス101のインターネット接続設定を行なう際に実行する処理手順は、第1~第4の実施例のうちいずれと同じであってもよい。
また、第5の実施例において、IoTデバイス101がインターネット接続設定を行なうための実行する処理手順は、第1の実施例と同様に、図8に示した通りである。但し、図14を参照しながら説明したIoTデバイス101の動作は、主にステップS808以降の処理として実施される。
工場などで多数のIoTデバイスをインターネットに接続する場合、各IoTデバイスに個別でWi-Fi接続設定を行うと、大変な手間になってしまう。そこで、第6の実施例では、第1の実施例で説明した処理手順をベースにしつつ、各IoTデバイスのWi-Fi接続設定の自動化を図る。
図15には、第6の実施例において、多数のIoTデバイスにインターネット接続設定を実施する段階を示している。
端末1501は、Wi-Fiルータとして動作し、有線接続によるインターネット(クラウド)への接続経路を保持するとともに、Wi-Fiインターフェースによるアクセスポイント機能も提供して、多数のIoTデバイスに対してインターネット接続を提供する。端末1501は、Linux(登録商標)を搭載していてもよい。
端末1501は、第1の実施例におけるスマートフォン102と同様に、共通の固定値を初期値とするPN系列符号を生成する処理を行う。そして、生成した符号系列からSSID並びにパスフレーズを切り出すと、アクセスポイント機能を開始して、SSIDを含んだビーコン信号を報知する。
各IoTデバイスは、端末1501と同じ構成のPN符号発生器を持ち、共通の固定値を初期値としてPN系列符号を生成する。そして、IoTデバイスは、ビーコンスキャンを実施して、生成した系列符号と高い相関を示すSSIDを発見したら、系列符号からパスフレーズを切り出して、ビーコン送信元のアクセスポイントへの接続を試みる。このようにして、ユーザの操作を介することなく、IoTデバイスは自動的にインターネットへの接続経路を確保する。
また、IoTデバイスは、ビーコンスキャンの結果、生成した系列符号と高い相関を示すSSIDを持つ複数のアクセスポイントを発見した場合には、受信信号電力が大きいアクセスポイントを優先して接続する。このように動作することで、新たなWi-Fiルータ動作する端末を増設した場合でも、自動的に分散して接続が確立されていく。
最後に、第1~第5の実施例を通じて本明細書で提案してきた技術の効果についてまとめておく。
(1)本明細書で提案する技術によれば、スマートフォンの専用アプリケーションを起動するだけで、若しくはその専用アプリケーションを使ってQRコード(登録商標)の読み取りを行うだけで、ユーザのそれ以外の操作なしで自動的に、IoTデバイスをインターネットに接続することができる。
(2)したがって、本明細書で提案する技術によれば、入出力装置を持たないIoTデバイスを、スマートフォンを利用して簡易にインターネットに接続することができる。
(3)また、本明細書で開示する技術によれば、Wi-Fiアクセスポイントがない環境下でも、IoTデバイスをインターネットに接続することができる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書で開示する技術は、自律型センサや自律型ロボット、あるいはさまざまなタイプのIoTデバイスなど、表示装置並びに入力装置を装備しないさまざまなタイプの無線機器に適用して、インターネット(Wi-Fiルータ)への接続設定を簡易に実施することができる。もちろん、本明細書で開示する技術は、スマートフォンやタブレット、パーソナルコンピュータといった表示装置並びに入力装置を装備する情報機器にも同様に適用して、インターネットへの接続設定を実施することができる。
要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本明細書で開示する技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)第1の機器と接続する第1の接続部と、
前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得部と、
前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続部と、
を具備する通信装置。
(2)前記第1の機器は一時的にアクセスポイントとして動作し、
前記第1の接続部は、端末としてアクセスポイントに対する接続要求を実施して、前記第1の機器と接続する、
上記(1)に記載の通信装置。
(3)前記第1の接続部は、所定の符号系列発生器を用いて所定の初期値から生成した符号系列に基づいて、前記第1の機器に接続するための設定情報を取得する、
上記(1)又は(2)のいずれかに記載の通信装置。
(4)前記第1の機器と共通の前記符号系列発生器を備え、且つ、前記第1の機器と共有する前記初期値に基づいて前記符号系列発生器が前記符号系列を生成する、
上記(3)に記載の通信装置。
(5)前記第1の接続部は、
前記第1の機器から受信した信号からネットワーク識別情報を抽出し、
前記符号系列上で前記ネットワーク識別情報と一致する位置を基準とする所定のオフセット位置からネットワーク認証情報を切り出し、
前記ネットワーク識別情報及び前記ネットワーク識別情報に基づいて、前記第1の機器との接続を試みる、
上記(3)又は(4)のいずれかに記載の通信装置。
(6)前記第1の接続部は、前記取得部が前記設定情報を取得したこと、又は前記第2の接続部が前記第2の機器との接続を確立したことに応答して、前記第1の機器との接続を切断するための処理を実施する、
上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の通信装置。
(7)前記第1の接続部は、Wi-Fiテザリング中の前記第1の機器と接続し、
前記取得部は、Wi-Fiルータに接続するための前記設定情報をインターネット経由で取得し、
前記第2の接続部は、前記第2の機器としての前記Wi-Fiルータと接続する、
上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の通信装置。
(8)前記取得部は、前記第1の機器が接続するネットワーク経由で第3の機器からの操作に基づいて、前記設定情報を取得する、
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の通信装置。
(9)前記取得部は、前記第1の機器が接続するネットワーク上の所定のサービスに対して前記設定情報を要求する、
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の通信装置。
(10)前記第1の接続部は、前記符号系列と部分一致するネットワーク識別信号を送信する複数の機器を検出した場合には、受信信号電力に基づいて前記複数の機器のいずれかを選択して接続する、
上記(5)に記載の通信装置。
(11)前記通信装置に割り当てられた製品種別毎の前記初期値を使用する、
上記(3)乃至(5)のいずれかに記載の通信装置。
(12)前記通信装置に割り当てられた製品毎に固有の前記初期値を使用する、
上記(3)乃至(5)のいずれかに記載の通信装置。
(13)前記通信装置に割り当てられた製品シリアル番号を前記初期値に使用する、
上記(12)に記載の通信装置。
(14)第1の機器と接続する第1の接続ステップと、
前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得ステップと、
前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続ステップと、
を有する通信方法。
(15)所定の符号系列発生器を用いて所定の初期値から生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成部と、
前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を第4の機器に送信する送信部と、
前記第4の機器からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、前記第4の機器と接続する接続部と、
を具備する通信装置。
(15-1)前記接続部は、テザリング機能を有し、前記第4の機器をインターネットに接続させる、
上記(15)に記載の通信装置。
(15-2)前記接続部は、前記第4の機器からの切断要求に応答して、前記テザリング機能を停止する、
上記(15-1)に記載の通信装置。
(16)前記生成部は、前記第4の機器と共通の前記符号系列発生器を用いて前記第4の機器と共有する初期値から前記符号系列を生成し、前記符号系列中の任意の場所から前記ネットワーク識別情報を切り出すとともに、前記ネットワーク識別情報を基準とする所定のオフセット位置から前記ネットワーク認証情報を切り出す、
上記(15)に記載の通信装置。
(17)前記生成部は、前記通信装置の内部に保持する前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
上記(15)又は(16)のいずれかに記載の通信装置。
(18)ユーザが入力操作を行う入力部をさらに備え、
前記生成部は、前記入力部を介して入力された前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
上記(15)又は(16)のいずれかに記載の通信装置。
(19)ネットワークに接続する第2の接続部をさらに備え、
前記生成部は、前記ネットワーク経由で提供された前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
上記(15)又は(16)のいずれかに記載の通信装置。
(20)所定の符号系列発生器を用いて所定の初期値から生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成ステップと、
前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を第4の機器に送信する送信ステップと、
前記第4の機器からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、前記第4の機器と接続する接続ステップと、
を有する通信方法。
101…IoTデバイス、102…スマートフォン
103…Webアプリ、104…Wi-Fiルータ

Claims (18)

  1. 第1の機器と共通の符号系列発生器に前記第1の機器と共有する初期値を入力して生成した符号系列に基づいて取得した設定情報を用いて、前記第1の機器と接続する第1の接続部と、
    前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得部と、
    前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続部と、
    を具備する通信装置。
  2. 前記第1の機器は一時的にアクセスポイントとして動作し、
    前記第1の接続部は、端末としてアクセスポイントに対する接続要求を実施して、前記第1の機器と接続する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の接続部は、
    前記第1の機器から受信した信号からネットワーク識別情報を抽出し、
    前記符号系列上で前記ネットワーク識別情報と一致する位置を基準とする所定のオフセット位置からネットワーク認証情報を切り出し、
    前記ネットワーク識別情報及び前記ネットワーク識別情報に基づいて、前記第1の機器との接続を試みる、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記第1の接続部は、前記取得部が前記設定情報を取得したこと、又は前記第2の接続部が前記第2の機器との接続を確立したことに応答して、前記第1の機器との接続を切断するための処理を実施する、
    請求項に記載の通信装置。
  5. 前記第1の接続部は、Wi-Fiデザリング中の前記第1の機器と接続し、
    前記取得部は、Wi-Fiルータに接続するための前記設定情報をインターネット経由で取得し、
    前記第2の接続部は、前記第2の機器としての前記Wi-Fiルータと接続する、
    請求項に記載の通信装置。
  6. 前記取得部は、前記第1の機器が接続するネットワーク経由で第3の機器からの操作に基づいて、前記設定情報を取得する、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記取得部は、前記第1の機器が接続するネットワーク上の所定のサービスに対して前記設定情報を要求する、
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記第1の接続部は、前記符号系列と部分一致するネットワーク識別信号を送信する複数の機器を検出した場合には、受信信号電力に基づいて前記複数の機器のいずれかを選択して接続する、
    請求項に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置に割り当てられた製品種別毎の前記初期値を使用する、
    請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置に割り当てられた製品毎に固有の前記初期値を使用する、
    請求項に記載の通信装置。
  11. 前記通信装置に割り当てられた製品シリアル番号を前記初期値に使用する、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 第1の機器と共通の符号系列発生器に前記第1の機器と共有する初期値を入力して生成した符号系列に基づいて取得した設定情報を用いて、前記第1の機器と接続する第1の接続ステップと、
    前記第1の機器を介して、ルータとして動作する第2の機器に接続するための設定情報を取得する取得ステップと、
    前記設定情報に基づいて前記第2の機器と接続する第2の接続ステップと、
    を有する通信方法。
  13. 請求項1に記載の第1の機器として動作する通信装置であって、
    請求項1に係る通信装置と共通の符号系列発生器に請求項1に係る通信装置と共有する初期値を入力して生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成部と、
    前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を請求項1に係る通信装置に送信する送信部と、
    請求項1に係る通信装置からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、請求項1に係る通信装置と接続する接続部と、
    を具備する通信装置。
  14. 前記生成部は、前記符号系列中の任意の場所から前記ネットワーク識別情報を切り出すとともに、前記ネットワーク識別情報を基準とする所定のオフセット位置から前記ネットワーク認証情報を切り出す、
    請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記生成部は、前記通信装置の内部に保持する前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
    請求項13に記載の通信装置。
  16. ユーザが入力操作を行う入力部をさらに備え、
    前記生成部は、前記入力部を介して入力された前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
    請求項13に記載の通信装置。
  17. ネットワークに接続する第2の接続部をさらに備え、
    前記生成部は、前記ネットワーク経由で提供された前記初期値に基づいて前記符号系列を生成する、
    請求項13に記載の通信装置。
  18. 請求項1に記載の第1の機器として動作するための通信方法であって、
    請求項1に係る通信装置と共通の符号系列発生器に請求項1に係る通信装置と共有する初期値を入力して生成した符号系列中からネットワーク識別情報及びネットワーク認証情報を切り出す生成ステップと、
    前記ネットワーク識別情報を含んだ信号を請求項1に係る通信装置に送信する送信ステップと、
    請求項1に係る通信装置からの前記ネットワーク認証情報に基づく接続要求に応答して、請求項1に係る通信装置と接続する接続ステップと、
    を有する通信方法。
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