JP7404458B1 - タスク空調装置 - Google Patents

タスク空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7404458B1
JP7404458B1 JP2022121975A JP2022121975A JP7404458B1 JP 7404458 B1 JP7404458 B1 JP 7404458B1 JP 2022121975 A JP2022121975 A JP 2022121975A JP 2022121975 A JP2022121975 A JP 2022121975A JP 7404458 B1 JP7404458 B1 JP 7404458B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
radiant panel
temperature
task
worker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022121975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024018561A (ja
Inventor
康三 久保田
誠一 荒木
直樹 佐藤
裕二 大野
昌信 日野原
竜平 渡部
健二 倉田
綾子 赤星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
Priority to JP2022121975A priority Critical patent/JP7404458B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7404458B1 publication Critical patent/JP7404458B1/ja
Publication of JP2024018561A publication Critical patent/JP2024018561A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】従来に比べて消費エネルギーを低減しうるタスク空調装置を実現する。【解決手段】所定の作業領域Dを空調するタスク空調装置3であって、作業領域Dにおいて作業を行う作業者Pに正対して設置される冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33と、冷却用輻射パネル32に室温より温度が低い冷冷媒を供給し、加熱用輻射パネル33に室温より温度が高い温冷媒を供給する熱源部5と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、タスク空調装置に関する。
事務室などの空間の空調方式として、アンビエント空調とタスク空調とが存在する。アンビエント空調が空間全体を空調するものであるのに対し、タスク空調は、個々の作業領域を個別に空調するものである。近年、アンビエント空調とタスク空調とを組み合わせたタスク・アンビエント空調システムが着目されている。アンビエント空調装置によってその空間に対する大まかな空調を提供するとともに、タスク空調装置によって各作業領域の作業者の個別の要望に合わせた空調を提供することで、快適性と省エネルギーとを実現しうる。
タスク空調装置として、特に、机などの作業領域を空調対象とする装置が検討されている。たとえば特開平6-66446号公報(特許文献1)には、作業机の周りを区画するパーティション状のタスク空調装置が開示されている。また、特開平5-79675号公報(特許文献2)には、赤外線放射温度計の検出値に基づいて面状輻射体の出力を制御するタスク空調装置が開示されている。
特開平6-66446号公報 特開平5-79675号公報
この種のタスク空調装置の分野では、比較的実装が容易であることから、冷房機能を実現するべく冷却された冷媒が供給されるとともに、暖房機能を実現するべく冷媒を加熱する電気抵抗ヒータが搭載される、という仕様が汎用されており、この仕様は特許文献1および2の発明にも見られる。しかし、エネルギーを投じて冷却された冷媒に、再びエネルギーを投じてこれを加熱するという仕様は、消費エネルギーを削減する観点から改善の余地があった。
そこで、従来に比べて消費エネルギーを低減しうるタスク空調装置の実現が求められる。
本発明に係るタスク空調装置は、机で作業する作業者の上半身と正対する位置に設けられ室温より温度が低い冷冷媒が供給される冷却用輻射パネルと、前記冷却用輻射パネルと水平方向において隣接する位置に設けられ温度を検出する第一の温度センサと、前記作業者の下半身と正対する位置に設けられ室温より温度が高い温冷媒が供給される加熱用輻射パネルと、前記加熱用輻射パネルと水平方向において隣接する位置に設けられ温度を検出する第二の温度センサと、を備えるタスク空調装置において、前記第一の温度センサの検出結果に基づいて前記冷却用輻射パネルに供給する冷冷媒の流量を制御する第一の制御弁と、前記第二の温度センサの検出結果に基づいて前記加熱用輻射パネルに供給する温冷媒の流量を制御する第二の制御弁と、前記机に設けられ、前記作業者が感じる温冷感の入力を受け付ける温冷感申告装置と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、冷暖房の双方を冷媒との熱交換により実現できるので、電気抵抗ヒータを用いる従来技術に比べて消費エネルギーを低減しうる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
実施形態に係る空調システムの構成を示す図である。 実施形態に係る直膨式外調機の構成を示す図である。 実施形態に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。 実施形態に係るタスク空調装置を示す図である。
本発明に係るタスク空調装置の実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、本発明に係るタスク空調装置を、アンビエント空調装置2とともに空調システム1を構成するタスク空調装置3に適用した例について説明する。
〔空調システムの構成〕
本実施形態に係る空調システム1は、事務室Rの全体を空調するアンビエント空調装置2と、事務室Rに設置された複数の事務机Dの周辺(作業領域の一例である。)を空調する複数のタスク空調装置3と、検出手段4と、が協調して動作して、事務室Rの事務机Dで作業を行う作業者Pに快適な作業環境を提供するものである(図1)。事務室Rは複数の区域を含み、空調システム1は、検出手段4として、各区域の作業者Pを検出する人感センサ41、事務室Rの室温を検出する温度センサ42、事務室Rの湿度を検出する湿度センサ43、ならびに、タスク空調装置3に設けられたタスク第一センサ44およびタスク第二センサ45、を備える。また、アンビエント空調装置2およびタスク空調装置3が共用する装置として、室外機5および制御盤6(制御手段の一例である。)が設けられている。なお、制御盤6は、制御対象の各構成要素および各種センサと電気的に接続されているが、当該接続について図示を省略している。
(アンビエント空調装置の構成)
まず、アンビエント空調装置2の構成を説明する。アンビエント空調装置2は、送風式空調機7と、輻射式空調機8と、を有する。
送風式空調機7は、外気取入口71から取り入れた空気に対して、直膨式外調機72によって温度および湿度の調節を施し、これを吹出口73から事務室Rに吹き出すことによって、事務室Rを空調する。なお、事務室Rに設けられた吸気口74から、屋外に向けて開口する排出口75へ空気を案内する。
直膨式外調機72は、蒸発器721、凝縮器722、加湿器723、および送風機724を有する(図2)。外気取入口71から取り入れられた空気は、送風機724の動力によって、蒸発器721、凝縮器722、加湿器723、および送風機724をこの順に通過して温度および湿度が調節されたのちに、吹出口73に供給される。なお、蒸発器721の上流に、外気に含まれる塵埃を取り除くフィルタユニットFが設けられている。
蒸発器721は、冷冷媒と空気とを熱交換させて空気を冷却し、これによって空気中の水分を凝縮させて空気を除湿する装置である。蒸発器721の冷媒回路C1は室外機5に供給されている。蒸発器721には液状態の冷媒が供給され、これを蒸発器721において蒸発させる際の気化熱を利用して空気から熱を奪う。冷媒回路C1の蒸発器721への入口には弁721aが設けられており、弁721aの開度を調整することで蒸発器721の温度を制御できる。なお、冷媒回路C1には蒸発器721から室外機5に冷冷媒を戻す戻り配管が存在するが、簡単のため図示していない。他の構成要素の戻り配管についても同様に図示を省略してある。また、戻り配管に制御弁(不図示)が設けられており、この制御弁の開度によって蒸発器721を流通する冷冷媒の温度を制御できる。
凝縮器722は、温冷媒と空気とを熱交換させることによって空気を加熱する装置である。蒸発器721を通過した空気は一般的に、事務室Rへの供給に適した温度より低い温度になっているので、これを凝縮器722によって再加熱して事務室Rへの供給に適した温度に調節する。凝縮器722の冷媒回路C2は室外機5に接続されている。凝縮器722には気化状態の冷媒が供給され、これを凝縮器722において凝縮する際の凝縮熱を利用して空気に熱を与える。冷媒回路C2の凝縮器722への入口には弁722aが設けられており、弁722aの開度を調整することで凝縮器722の温度を制御できる。なお、冷媒回路C1、C2は結合されていてもよいし、互いに独立していてもよい。
加湿器723は、加湿器723を通過する空気に対して水蒸気を噴霧して、当該空気の湿度を上昇させる装置である。加湿器723の運転の有無および出力は、制御盤6によって制御される。
直膨式外調機72から送出される空気の温度は、蒸発器721による冷却と凝縮器722による加熱とのバランスによって調節される。また、直膨式外調機72から送出される空気の湿度は、蒸発器721による除湿と加湿器723による加湿とのバランスによって調節される。
蒸発器721の出力は、弁721aの開度(冷冷媒の流量)によって決定づけられる。弁721aの開度は、直膨式外調機72から送出される空気の湿度が所望の湿度になるように決定され、たとえば、事務室Rの室内の湿度センサ43の検出値に基づいて弁721aの開度がフィードバック制御される。なお、戻り配管の制御弁(不図示)の開度も、送出される空気の温度および湿度を考慮して決定される。また、加湿器723の出力も同様にフィードバック制御されうる。
凝縮器722の出力は、弁722aの開度(温冷媒の流量)によって決定づけられる。弁722aの開度は、直膨式外調機72から送出される空気の温度が所望の温度になるように決定され、たとえば、直膨式外調機72の出口に設けられた温度センサ(不図示)や、事務室Rの室内の温度センサ42などの検出値に基づいてフィードバック制御される。なお、外気の湿度が高いほど蒸発器721の出力(必要な除湿量)が大きくなるので、凝縮器722の必要出力(必要な再加熱量)が大きくなる。
これらの制御は、制御盤6により実行される。すなわち、蒸発器721、凝縮器722、室外機5、および制御盤6が、事務室Rに供給する空気の温度を調節する温度調節部を構成し、蒸発器721、加湿器723,および制御盤6が、事務室Rに供給する空気の湿度を調節する湿度調節部を構成している。
送風機724は、公知の送風機であり、温度および湿度が調節された空気を吹出口73を通じて事務室Rに供給する。送風機724の出力は、制御盤6によって、制御盤6に入力される人感センサ41の検出結果に基づいて制御される。なお、送風機724と吹出口73との間に流量調整弁76が設けられている。
吹出口73は、直膨式外調機72によって温度および湿度が調節された空気(送風機724から供給された空気)を事務室Rに吹き出す役割を果たすものであり、事務室Rに複数開口している。前述の通り事務室Rは複数の区域を含み、それぞれの吹出口73はいずれかの区域に関連付けられている。図1では、説明のため二つの区域A、Bを示し、区域Aに関連付けられている構成要素に添字Aを付し、区域Bに関連付けられている構成要素に添字Bを付している。したがって図1では、吹出口73について吹出口73Aおよび吹出口73Bを図示している。
また、各吹出口73には、制御弁731(731A、731B)が設けられており、吹出口73のそれぞれの空気の吹出量を個別に制御できる。制御弁731は、それぞれの制御弁731が設けられている区域の人感センサ41(41A、41B)と電気的に接続されており、それぞれが接続されている人感センサ41の検出結果に基づいて制御される。また、各吹出口73には、空気の吹出し方向を制御可能な配向板(不図示)が設けられている。
事務室Rに空気が供給されることによって、事務室Rと屋外とに差圧が生じると、この差圧を駆動力として事務室Rから屋外に空気が流出する。この空気の流れは、事務室Rに設けられた吸気口74から、屋外に向けて開口する排出口75へ至る経路を通る。なお、外気取入口71から取り入れられた空気と排出口75から排出される空気との間で熱交換が行われる全熱交換器77が設けられている。
輻射式空調機8は、事務室Rに存在する熱源(作業者Pなど)から輻射される熱を、事務室Rの上部に設けられた上部輻射パネル81に吸収させることによって、事務室Rを空調(冷却)する。上部輻射パネル81は、上部輻射パネル81は室外機5に接続されており、直膨式外調機72の蒸発器721と冷媒回路C1を共有している(図3)。
上部輻射パネル81は複数設けられており、それぞれの上部輻射パネル81(81A、81B)はいずれかの区域に関連付けられている。また、それぞれの上部輻射パネル81(81A、81B)に流入する冷媒の流量を制御する制御弁82(82A、82B)が設けられており、これによってそれぞれの上部輻射パネル81(81A、81B)の出力を制御できる。さらに、戻り配管に制御弁(不図示)が設けられており、この制御弁の開度によって上部輻射パネル81を流通する冷冷媒の温度を制御できる。なお、上部輻射パネル81(81A、81B)の表面温度を検出する表面温度センサ83(83A、83B)が設けられている。
制御弁82の開度(上部輻射パネル81の出力)は、原則的には、温度センサ42の検出値が設定温度になるように、制御盤6によって制御される。ただし、室温と湿度との関係によっては、上部輻射パネル81を過度に冷却すると結露するおそれがある。そこで、温度センサ42の検出値(室温)および湿度センサ43の検出値(湿度)から露点温度を決定するとともに、表面温度センサ83の検出値が決定された露点温度より大きくなる限度で制御弁82の開度を制御して、上部輻射パネル81の表面温度が露点温度を下回る(すなわち結露する)ことを避ける。
(タスク空調装置の構成)
次に、タスク空調装置3の構成を説明する。タスク空調装置3は、向かい合わせに設置された二つの事務机Dの間に立設された衝立状の装置であり、事務机Dに正対して設置される正面部31に、冷却用輻射パネル32(輻射パネルの一例である。)、加熱用輻射パネル33(輻射パネルの一例である。)、および温冷感申告装置34(受付手段の一例である。)が設けられている(図1、図3、図4)。また、検出手段4としてのタスク第一センサ44(第一温度測定手段の一例である。)およびタスク第二センサ45(第二温度測定手段の一例である。)も、正面部31に装着されている。タスク空調装置3は輻射式空調機の一種である。なお、タスク空調装置3二つの事務机Dの間に立設されることに対応して、二つの事務机Dに正対する二つの面に正面部31が設けられている。
冷却用輻射パネル32は、事務室Rに存在する熱源(作業者Pなど)から輻射される熱を吸収することによって、事務机Dの周辺を空調(冷却)する。冷却用輻射パネル32は正面部31の上半分の領域に設けられており、使用状態において事務机Dの天板より上側において作業者Pの上半身と正対する。この構成により、作業者Pが暑さを感じやすい頭部付近を重点的に冷却できるので、作業者が冷感を感じやすく、快適性の向上に寄与する。
冷却用輻射パネル32は室外機5(熱源部の一例である。)に接続されている。冷却用輻射パネル32は、蒸発器721および上部輻射パネル81と冷媒回路C1を共有しており(図3)、冷却用輻射パネル32対して室温より温度が低い冷媒(冷冷媒)が供給される。また、冷却用輻射パネル32に流入する冷媒の流量を制御する制御弁36が設けられており、これによって冷却用輻射パネル32の出力を制御できる。さらに、戻り配管に制御弁(不図示)が設けられており、この制御弁の開度によって冷却用輻射パネル32を流通する冷冷媒の温度を制御できる。なお、冷却用輻射パネル32の表面温度を検出する表面温度センサ35が設けられており、表面温度センサ35の検出値が露点温度より大きくなる限度で制御弁36の開度が制御される。
加熱用輻射パネル33は、事務室Rに存在する加熱対象(作業者Pなど)に対して熱を輻射することによって、事務机Dの周辺を空調(加熱)する。加熱用輻射パネル33は、正面部31の下半分の領域に設けられており、使用状態において事務机Dの天板より下側において作業者Pの下半身と正対する。この構成により、作業者が冷えを感じやすい足元付近を重点的に加熱できるので、作業者が温感を感じやすく、快適性の向上に寄与する。なお、加熱用輻射パネル33にも、表面温度センサ(不図示)を設けてもよい。
加熱用輻射パネル33は室外機5に接続されている。加熱用輻射パネル33は、凝縮器722と冷媒回路C2を共有しており(図3)、加熱用輻射パネル33に対して室温より温度が高い冷媒(温冷媒)が供給される。また、加熱用輻射パネル33に流入する冷媒の流量を制御する制御弁37が設けられており、これによって加熱用輻射パネル33の出力を制御できる。
冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33が事務机Dに正対して設置される正面部31に設けられているので、使用状態において、冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33が作業者Pと正対することになる。輻射により移動する熱の量は、熱を授受する二つの物体の間の幾何学的位置関係を表す形態係数を含む関数であるところ、冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33と作業者Pとが正対することによって形態係数が大きくなるので、輻射により移動する熱の量が大きくなる。したがって冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33と作業者Pとの間の輻射による熱の授受が起こりやすく、空調の効率がよい。
なお、冷却用輻射パネル32と加熱用輻射パネル33とを比較すると、作業者Pから見て左右方向の幅が、冷却用輻射パネル32の方が広い。冷却用輻射パネル32は、作業者Pに加えて事務机D上の熱源(たとえば、パソコン、ディスプレイなど)から輻射される熱を吸収するべく作業者Pの体の幅より広い寸法で設けられている。これに対し、加熱用輻射パネル33は多くの場合、作業者Pの足元に熱を輻射すれば足りるため、作業者Pの体の幅と同程度の寸法で設けられている。
タスク第一センサ44は、正面部31の冷却用輻射パネル32と水平方向に隣接する位置に設けられており、本実施形態では少なくとも温度を検出できるセンサである。また、タスク第一センサ44は、制御弁36と電気的に接続されており、制御弁36の開度はタスク第一センサ44の検出結果(たとえば環境温度)に基づいて制御される。タスク第一センサ44の検出結果は、事務机Dにおける空調状態の指標となりうる。
より詳細には、冷却用輻射パネル32が正面部31の左右方向中央に設けられており、タスク第一センサ44は向かって右側に設けられている。作業者Pは、正面部31の左右方向中央に正対する位置(すなわち冷却用輻射パネル32と正対する位置)で作業を行うことが多いため、上記の位置に設けられているタスク第一センサ44は作業者Pと正対しにくい。そのため、タスク第一センサ44が作業者Pの体表面温度よりも、作業者Pの周囲にある物体の表面温度の影響を受けやすい。作業者Pの体表面が空調状態のみではなく作業者Pの体温の影響を受けて決定づけられるのに対し、作業者Pの周囲にある物体の表面温度は空調状態が支配的な要因となって決定づけられるので、この構成によれば、タスク第一センサ44が空調状態を反映した温度を検出しやすく、制御の安定性と快適性を両立しやすい。
タスク第二センサ45は、正面部31の加熱用輻射パネル33と水平方向に隣接する位置に設けられており、少なくとも温度を検出できるセンサである。また、タスク第二センサ45は、制御弁37と電気的に接続されており、制御弁37の開度はタスク第二センサ45の検出結果(たとえば環境温度)に基づいて制御される。タスク第二センサ45の検出結果も、事務机Dにおける空調状態の指標となりうる。
加熱用輻射パネル33とタスク第二センサ45との位置関係、および当該位置関係により生ずる作用効果について、冷却用輻射パネル32とタスク第一センサ44との関係と同様である。すなわち、通常の位置で作業を行う作業者Pと正対しにくい位置にタスク第二センサ45が設けられていることによって、制御の安定性と快適性を両立しやすい。
タスク第一センサ44およびタスク第二センサ45は、公知の温度センサでありうるが、第一の例として、放射温度検出器でありうる。放射温度検出器を用いて温度を測定する場合、熱源等からの熱の輻射や測定対象領域に生じる空気の対流が正確な測定の妨げになりうるところ、本実施形態では放射温度検出器が冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33の正面にあたる領域(熱の輻射や空気の対流などが生じやすい領域である。)に正対しないので、環境温度を正確に測定しやすい。
また、タスク第一センサ44およびタスク第二センサ45は、公知の温度センサを含む複合的なセンサ装置であってもよく、第二の例として、PMV値(平均予測温冷感申告)を算出するPMV計でありうる。典型的なPMV計は、気温計、グローブ温度計、風速計、および湿度計を有し、個別のセンサの検出値を総合してPMVを算出する。PMV計を用いる場合、温度に加えて気流および湿度を測定するので、作業者Pが置かれている環境における空調の必要性をより詳細に評価でき、作業者Pが一層快適になるように冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33の出力を制御できる。なお、熱の輻射や空気の対流などの影響を受けにくいという第一の例の利点は、第二の例においても同様である。
なお、第二の例のように、タスク第一センサ44およびタスク第二センサ45は、風速計や湿度計などの温度以外の物理量を検出できる複合的なセンサ装置でありうる。また、タスク第一センサ44とタスク第二センサ45との構成は、同一であっても異なっていてもよい。たとえば、タスク第一センサ44をPMV計として、タスク第二センサ45を放射温度検出器とする、といった構成が採用されうる。なお、タスク第一センサ44およびタスク第二センサ45が温度以外の物理量を検出できる単数または複数のセンサ装置であってもよい。
温冷感申告装置34は、それぞれの事務机Dの作業者Pが感じる温冷感の入力を受け付ける装置である。温冷感申告装置34は、たとえば、各作業者P自身の好みに基づくPMV設定値を受け付ける装置、各作業者が希望する設定温度を受け付ける装置、より大まかな温冷感の入力(たとえば「暑い」、「快適」、「寒い」の三段階)を受け付ける装置、などでありうる。いずれの例であっても、温冷感申告装置34は各作業者が希望する空調の設定値を受け付けているといえる。
〔空調システムの制御〕
続いて、空調システム1の制御について説明する。
(1)アンビエント空調装置の制御
(a)送風式空調機の制御
アンビエント空調装置2のうちの送風式空調機7の制御として、概して、人感センサ41の検出結果(作業者Pの有無および人数)に基づいて、送風機724の出力および各吹出口73の吹出量の制御(制御弁731の開度の制御)が行われる。
それぞれの人感センサ41は、自身が関連付けられている区域における作業者Pの人数を検出する。このとき検出した人数に基づいて、次の二つの制御が行われる。
第一に、送風機724の出力が制御される。それぞれの人感センサ41が検出した作業者Pの人数が制御盤6において合算され、事務室Rに存在する作業者Pの総人数が特定される。特定した総人数が所定の閾値以上のときは、制御盤6は、当該総人数に所定の係数を乗じた値に送風機724の出力を制御する。すなわち、送風機724の出力が作業者Pの人数に基づいて制御される。
一方、特定した総人数が所定の閾値未満のときは、制御盤6は、総人数と無関係に、送風機724の出力を所定の出力に制御する。この所定の出力は、たとえば、送風機724を安定に運転しうる最低限の出力である。
第二に、各吹出口73の吹出量が制御される。たとえば図1には、区域Aに一人の作業者Pが存在し、区域Bには作業者Pが存在しない状況を示している。この状況を例として説明すると、区域Aには作業者Pが存在するので、当該作業者Pが快適に感じることを念頭に吹出口73Aの吹出量が制御される必要があるが、区域Bには作業者Pが存在しないので、区域Bにおける快適性は重要ではない。そこで、吹出口73Aの吹出量を吹出口73Bの吹出量に比べて大きくして、送風機724から事務室Rに供給される空気を作業者Pが存在する区域に多く分配する。具体的には、制御弁731Aの開度が、制御弁731Bの開度より大きくなるように制御する。ただし、作業者Pが存在しない領域における吹出量が過度に小さいと、事務室R内に温度勾配が生じるおそれがあるので、吹出口73Bの吹出量が所定の最低値になるように制御する。
これによって、直膨式外調機72において温度および湿度が調節された空気が作業者Pの周囲に多く供給されるので、作業者Pが快適に感じやすい。また、作業者Pが快適に感じやすい条件で運転できることから、直膨式外調機72の負荷を下げた(温度および湿度の調節量を小さくした)としても作業者Pの快適性を損ないにくい。すなわち、作業者Pの快適性を損なうことなく直膨式外調機72の消費電力を小さくでき、省エネルギーに資する。
(b)輻射式空調機の制御
アンビエント空調装置2のうちの輻射式空調機8の制御として、温度センサ42の検出結果(室温)に基づいて、上部輻射パネル81の出力の制御(制御弁82の開度の制御)が行われる。すなわち、室温が高いときは制御弁82の開度を大きくして上部輻射パネル81の出力を上げ、室温が低いときには制御弁82の開度を小さくして上部輻射パネル81の出力を下げる。上部輻射パネル81の出力を上げることはすなわち、上部輻射パネル81に分配される冷媒の流量が増えることを意味するので、室外機5の負荷が大きくなる。
(2)タスク空調装置の制御
タスク空調装置3の制御として、タスク第一センサ44の検出結果(環境温度)に基づく冷却用輻射パネル32の出力の制御(制御弁36の開度の制御)と、タスク第二センサ45の検出結果(環境温度)に基づく加熱用輻射パネル33の出力の制御(制御弁37の開度の制御)と、が行われる。
温度センサの検出結果に基づいて輻射パネルの制御が行われる、という点で、輻射式空調機8の制御とタスク空調装置3の制御とは類似する。しかし、前者で検出される温度が事務室Rの室温であるのに対し、後者で検出される温度が、それぞれのタスク空調装置3が設置されている作業領域の環境温度である点で異なる。すなわち、輻射式空調機8は事務室Rの全体的な環境を考慮して制御されるのに対し、タスク空調装置3は各基が置かれてる局所的な環境を考慮してそれぞれ個別に制御される。
タスク第一センサ44が検出する環境温度が高いときは、制御弁36の開度を大きくして冷却用輻射パネル32の出力を上げ、タスク第一センサ44が検出する環境温度が低いときは、制御弁36の開度を小さくして冷却用輻射パネル32の出力を下げる。また、人感センサ41の検出結果に基づいて作業者Pの有無を判断し、作業者Pが存在しない場合には冷却用輻射パネル32の出力を所定の最低値にする。
タスク第二センサ45が検出する環境温度が低いときは、制御弁37の開度を大きくして加熱用輻射パネル33の出力を上げ、タスク第二センサ45が検出する環境温度が高いときは、制御弁37の開度を小さくして加熱用輻射パネル33の出力を下げる。また、人感センサ41の検出結果に基づいて作業者Pの有無を判断し、作業者Pが存在しない場合には加熱用輻射パネル33の出力を所定の最低値にする。
なお、それぞれの作業領域における適切な空調は、作業者P個人の好みにも左右される。そこで、冷却用輻射パネル32および加熱用輻射パネル33の制御を、タスク第一センサ44およびタスク第二センサ45の検出結果に基づく自動的な制御に加えて、作業者Pの人為的な制御によっても行えるようにしておけば、個人の好みに応じた制御を実現しやすい。
(3)連動制御(第一の例)
空調システム1では、アンビエント空調装置2とタスク空調装置3との連動制御も実施される。ここでは、連動制御の第一の例について説明する。
(a)作業者Pが閾値未満のとき
前述の通り事務室Rに存在する作業者Pの総人数が所定の閾値未満のときは、総人数と無関係に、送風機724の出力が所定の出力に制御される。たとえば、シックハウス対策等の目的で最低限要求される換気回数(たとえば毎時0.5回以上)を実現できるように、送風機724の出力が制御される。このとき、アンビエント空調装置2の出力が過剰になり、事務室Rの室内が過剰に空調される(冷房運転において冷えすぎる、または、暖房運転において暑すぎる)おそれがある。
この状況において、タスク空調装置3の出力を上げる制御を行って、アンビエント空調装置2における余剰の負荷をタスク空調装置3において処理する。たとえば、冷房運転において冷えすぎる状況であれば、加熱用輻射パネル33の出力を上げて、余剰の冷却負荷を吸収する。反対に、暖房運転において暑すぎる状況であれば、冷却用輻射パネル32の出力を上げて、余剰の加熱負荷を吸収する。このような制御を行うことによって、負荷のばらつきがエリア内で解消するので、アンビエント空調装置2による負荷の過処理がなく快適性および省エネルギー性を確保できる。
(b)作業者Pが多いとき
反対に、作業者Pの総人数が所定の閾値を大きく超え、事務室Rの定員に対する総人数の割合が所定の基準値を超える場合は、作業者Pのうち空調強度に対する要求が小さい人(空調負荷量が小さい運転を希望する人)が快適に感じられるようにアンビエント空調装置2を運転するとともに、そのように制御されるアンビエント空調装置2の運転によって実現される空調強度に対して不足を感じる作業者Pに対しては、タスク空調装置3によって個別に空調強度を調節する、という考え方で制御を行う。
具体的には、まず、区域ごとに、複数の温冷感申告装置34が受け付けた温冷感(換言すれば、空調の設定値である。)のうち最も空調負荷量が小さい温冷感を、当該区域の代表設定値として決定する。たとえば冷房運転時であれば、区域内の作業者Pのうち最も寒がりな人(作業者Px(不図示)とする。)の温冷感が、最も空調負荷量が小さい温冷感になる。
次に、作業者Pxが快適に感じるように、代表温冷感に基づいて当該区域の設定室温を決定し、この設定室温に基づいて当該区域のアンビエント空調装置2の出力(直膨式外調機72の各部、ならびに、制御弁731(731A、731B)および制御弁82(82A、82B)の制御量)が制御される。
ここまでに説明した制御により、作業者Pxが快適に感じる室温が実現されることになる。しかし、作業者Pxは区域内の作業者Pのうち最も寒がりな人であるので、ここで実現されている室温は他の作業者Pにとっては暑く感じられる室温である。そこで、それぞれの温冷感申告装置34が受け付けた温冷感に基づいて、それぞれのタスク空調装置3の出力(制御弁36、37の開度)を制御して、全ての作業者Pが快適に感じられるようにする。ただし、タスク空調装置3の出力を最大にしても快適に感じられない作業者P(作業者Pyとする。不図示。)が存在する場合は、アンビエント空調装置2の出力を大きくして、作業者Pyが快適に感じられるようにする。この場合は、作業者Pxのタスク空調装置3の加熱用輻射パネル33を動作させて作業者Pxの周囲における冷房を緩和し、作業者Pxの快適性を維持する。
これによって、アンビエント空調装置2の容量を過剰に大きくすることなく、作業者Pが多いときであっても快適性を確保できる。また、負荷のばらつきがエリア内で解消するので、アンビエント空調装置2による負荷の過処理がなく快適性および省エネルギー性を確保できる。
(4)連動制御(第二の例)
続いて、連動制御の第二の例について説明する。なお、この例では、タスク第一センサ44がPMV計として実装され、かつ、温冷感申告装置34がPMV設定値を受け付ける装置として実装されている場合について説明する。
この例では、吹出口73がいずれかの事務机Dに向けられている。事務机D(すなわち作業者Pの周囲)に対して直接に空気を吹き付けることによって、作業者Pが空気の温度自体により感じる温冷感より高い感度で温冷感を感じる。この現象は、タスク第一センサ44の検出値(PMV値)を通じて検出可能である。この構成により、温度調整の出力を小さくしながら作業者Pの快適性を損ないにくい制御を実現できるので、快適性と省エネルギー性を両立しやすい。
また、作業者Pの周囲に空気を吹き付けることによって、作業者Pが空調を過度に感じる場合は、タスク空調装置3の出力を調整して作業者Pが快適に感じる空調状態を実現する。
すなわち、一連の制御としては、まず、温冷感申告装置34が受け付けた各作業者PのPMV設定値に基づいて、各吹出口73の向きおよび風量を決定する。吹出口73の向きおよび風量により、それぞれの事務机Dの空調状態に差異が生まれ、その差異がタスク第一センサ44によって特定される。そして、それぞれのタスク空調装置3におけるタスク第一センサ44の検出値(PMV値)および温冷感申告装置34が受け付けたPMV設定値に基づいて、それぞれのタスク空調装置3の出力が制御される。
また、この例では、事務机Dに向けて空気が吹き付けられるので、事務机D上の熱源からの除熱が行われやすい。この点も、作業者Pの快適性の向上に寄与する。加えて、作業者Pの周囲に常に新しい空気が供給されることになるので、作業者Pの近傍の清浄性が向上しうる。さらに、吹出口73から吐出される空気は蒸発器721を経て除湿されているので、冷却用輻射パネル32の周囲に湿度が低い空気を供給でき、冷却用輻射パネル32の結露を防ぎやすくなる。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係るタスク空調装置のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、アンビエント空調装置2とともに空調システム1を構成するタスク空調装置3を例として説明したが、本発明に係るタスク空調装置を単独で用いることも可能である。
上記の実施形態では、正面部31にタスク第一センサ44およびタスク第二センサ45が設けられている構成を例として説明した。しかし、タスク空調装置が検出手段を備えない構成も可能である。たとえば、タスク空調装置と別体で設けられた検出手段の検出結果に基づいてタスク空調装置を制御する構成も採用されうる。
上記の実施形態では、検出手段(温度センサ)の例として放射温度検出器およびPMV計(グローブ温度検出器)を例示したが、検出手段の仕様は限定されない。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
1 :空調システム
2 :アンビエント空調装置
3 :タスク空調装置
31 :正面部
32 :冷却用輻射パネル
33 :加熱用輻射パネル
4 :検出手段
44 :タスク第一センサ
45 :タスク第二センサ
5 :室外機
C1 :冷媒回路
C2 :冷媒回路
R :事務室
D :事務机
P :作業者

Claims (7)

  1. 机で作業する作業者の上半身と正対する位置に設けられ室温より温度が低い冷冷媒が供給される冷却用輻射パネルと、前記冷却用輻射パネルと水平方向において隣接する位置に設けられ温度を検出する第一の温度センサと、前記作業者の下半身と正対する位置に設けられ室温より温度が高い温冷媒が供給される加熱用輻射パネルと、前記加熱用輻射パネルと水平方向において隣接する位置に設けられ温度を検出する第二の温度センサと、を備えるタスク空調装置において、
    前記第一の温度センサの検出結果に基づいて前記冷却用輻射パネルに供給する冷冷媒の流量を制御する第一の制御弁と、
    前記第二の温度センサの検出結果に基づいて前記加熱用輻射パネルに供給する温冷媒の流量を制御する第二の制御弁と、
    前記机に設けられ、前記作業者が感じる温冷感の入力を受け付ける温冷感申告装置と、を備えることを特徴とするタスク空調装置。
  2. 前記加熱用輻射パネルの水平方向の大きさと比較して、前記冷却用輻射パネルの水平方向の大きさが大きいことを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
  3. 前記第一の温度センサは、前記作業者と正対しない位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
  4. 前記第二の温度センサは、前記作業者と正対しない位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
  5. 前記第一の温度センサ及び前記第二の温度センサは、放射温度検出器であることを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
  6. 前記第一の温度センサ及び前記第二の温度センサは、グローブ温度検出器であることを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
  7. 前記冷却用輻射パネルの表面温度を検出する表面温度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載のタスク空調装置。
JP2022121975A 2022-07-29 2022-07-29 タスク空調装置 Active JP7404458B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022121975A JP7404458B1 (ja) 2022-07-29 2022-07-29 タスク空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022121975A JP7404458B1 (ja) 2022-07-29 2022-07-29 タスク空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7404458B1 true JP7404458B1 (ja) 2023-12-25
JP2024018561A JP2024018561A (ja) 2024-02-08

Family

ID=89307969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022121975A Active JP7404458B1 (ja) 2022-07-29 2022-07-29 タスク空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7404458B1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189523U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPH0642780A (ja) * 1992-05-29 1994-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 輻射空調装置
JPH0914738A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Takenaka Komuten Co Ltd 空気調和システム
JPH10213341A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Takenaka Komuten Co Ltd 空調用室内コントローラ
JP2002089947A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Takenaka Komuten Co Ltd ペリメータ空調システム
JP2004317015A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Yamatake Corp グローブ温度検出器及びこれを用いたグローブ温度検出方法並びにこれを利用するコンピュータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189523U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPH0642780A (ja) * 1992-05-29 1994-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 輻射空調装置
JPH0914738A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Takenaka Komuten Co Ltd 空気調和システム
JPH10213341A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Takenaka Komuten Co Ltd 空調用室内コントローラ
JP2002089947A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Takenaka Komuten Co Ltd ペリメータ空調システム
JP2004317015A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Yamatake Corp グローブ温度検出器及びこれを用いたグローブ温度検出方法並びにこれを利用するコンピュータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024018561A (ja) 2024-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5185319B2 (ja) サーバ室管理用の空調システムおよび空調制御方法
US11391475B2 (en) Radiant air conditioning system for controlling comfortable and healthy indoor environment based on infrared sensing technology
US20060273183A1 (en) Method of dehumidifying an indoor space using outdoor air
KR20060101863A (ko) Hvac 시스템에서의 단일 통합 습도 및 환기 제어
CN108800375B (zh) 空气热源热泵式空调机
CN105928102B (zh) 一种辐射顶板与置换通风联合空调***
US20220090813A1 (en) Outside air treatment device and air conditioning system
KR20150020049A (ko) 외기 냉방 기능을 갖는 공조기
JP6219107B2 (ja) 空調方法及び当該空調方法において使用する空調システム
JP5891473B2 (ja) 輻射空調システム及び輻射パネルの設置方法
JP7404458B1 (ja) タスク空調装置
JP2020024071A (ja) 環境制御システムおよび空気調和装置
JPH0642780A (ja) 輻射空調装置
JP7091084B2 (ja) 温冷感申告を付加した制御システム
JPH05312387A (ja) 空気調和システム
JP2024019018A (ja) 空調システム
JP6862504B2 (ja) セパレート設置空調システム
JP2883929B2 (ja) 輻射空調チャンバ及び同チャンバを備える空調システム
JP4425695B2 (ja) 換気空調装置
JP6858396B2 (ja) 空気調和システム
JPH07190400A (ja) 空気調和装置
JP6825875B2 (ja) 空気調和システム
JP2021046983A (ja) 環境制御システム
JP3410860B2 (ja) 空気調和機
JP2005042993A (ja) 空気調和システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7404458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150