JP7401357B2 - 金属セパレータ及びセパレータの製造方法 - Google Patents

金属セパレータ及びセパレータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池に適用される金属セパレータ及び金属セパレータの製造方法に関する。
燃料電池は、アノード電極、固体高分子電解質膜及びカソード電極を積層した電解質膜・電極構造体(MEA)と、MEAを挟持するバイポーラ板である一対の金属セパレータとを備える。金属セパレータは、MEAとの接触箇所の間に、発電に使用する反応ガスを流通するための流路を有すると共に、MEAとの間でシールを形成して反応ガスの漏れを防止する。
この種の金属セパレータの中には、上記のシールを形成するために、セパレータ面から一体でメタルビード(ビードベース)を突出させたものがある(特許文献1参照)。また、特許文献1に開示されている金属セパレータのビードベースの頂部には、スクリーン印刷によりマイクロシール(ゴムシール)が設けられる。
米国特許出願公開第2018/0212259号明細書
ところで、金属セパレータのビードベースに設けられるゴムシールは、適切なシール性能を得るために、充分な厚み(膜厚)を持つように構成される。しかしながら、特許文献1に開示されているようなスクリーン印刷によりゴムシールを厚く形成する場合には、その厚み自体や突出端面の平坦性(平坦部分の範囲や高低差)をコントロールすることが難しいという課題がある。厚みが不安定であったり、平坦部分が少なくなったりしたゴムシールは、金属セパレータとMEAの積層においてシール不良を生じさせる可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、ゴムシールを厚く形成しつつ、突出端面の平坦性を良好に確保可能とすることで、安定的なシール性能を得ることができる金属セパレータ及び金属セパレータの製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の第1の態様は、燃料電池に適用される金属セパレータであって、前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースと、前記ビードベース上に設けられるゴムシールとを有し、前記ゴムシールは、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向中央部に第1凸部を有すると共に、前記第1凸部の外側で当該第1凸部を覆う第2凸部を有し、前記第2凸部の突出端面は、幅方向中央に窪み部を有すると共に、幅方向両側に***部を有し、前記窪み部の最底部と前記***部の最頂部との高低差が、前記ゴムシールの厚みの5%以下である。
また前記の目的を達成するために、本発明の第2の態様は、燃料電池に適用される金属セパレータであって、前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースと、前記ビードベース上に設けられるゴムシールとを有し、前記ゴムシールは、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向全体にわたって凸部を備え、前記凸部の上部且つ幅方向中央部には窪み部が形成され、前記ゴムシールは、前記窪み部を覆う埋部を有する。
また前記の目的を達成するために、本発明の第3の態様は、燃料電池に適用される金属セパレータの製造方法であって、前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースを形成するプレート加工工程と、前記プレート加工工程により形成された前記ビードベースに対してスクリーン印刷によりゴムシールを設けるゴムシール形成工程とを有し、前記ゴムシール形成工程は、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向中央部に第1凸部を形成する第1凸部形成工程と、前記第1凸部形成工程後に、前記第1凸部の外側で当該第1凸部を覆う第2凸部を形成する第2凸部形成工程とを有し、前記第2凸部の突出端面は、幅方向中央に窪み部を有すると共に、幅方向両側に***部を有し、前記窪み部の最底部と前記***部の最頂部との高低差が、前記ゴムシールの厚みの5%以下である。
上記の金属セパレータ及び金属セパレータの製造方法は、ゴムシールを厚く形成しつつ、突出端面の平坦性を良好に確保可能とすることで、安定的なシール性能を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る金属セパレータが適用される燃料電池の分解斜視図である。 図2Aは、シール用ビードの断面図である。図2Bは、シール用ビードのゴムシールを模式的に示す断面図である。 金属セパレータの製造方法を示すフローチャートである。 図4Aは、第1凸部形成工程の動作を示す説明図である。図4Bは、ビードベース上に第1凸部が形成された状態を示す説明図である。 図5Aは、第2凸部形成工程の動作を示す説明図である。図5Bは、ビードベース上に第2凸部が形成された状態を示す説明図である。 本発明のゴムシールと比較例のゴムシールを模式的に対比した断面図である。 図7Aは、本発明の第2実施形態に係るシール用ビードの凸部をビードベース上に形成した状態を模式的に示す断面図である。図7Bは、図7Aのシール用ビードをビードベース上に形成した状態を模式的に示す断面図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る金属セパレータ10は、図1に示すように、燃料電池12(発電セル、単セル)に適用される。燃料電池12は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体14(以下、樹脂枠付きMEA14という)を一対の金属セパレータ10(11A、11B)で挟み込むことにより構成される。燃料電池12は、一方の金属セパレータ11Aと樹脂枠付きMEA14の間に水素等の燃料ガスが流通する一方で、他方の金属セパレータ11Bと樹脂枠付きMEA14の間に酸素等の酸化剤ガスが流通し、これら燃料ガス及び酸化剤ガスの電気化学反応により発電を行う。
例えば、燃料電池12は、矢印B方向に沿って横長(又は縦長)の長方形状を呈する。この燃料電池12は、複数用意されて、矢印A方向に積層されることにより、図示しない燃料電池スタックに構成される。燃料電池スタックは、例えば、車載用として燃料電池車両に搭載される。
金属セパレータ10と共に燃料電池12を構成する樹脂枠付きMEA14は、電解質膜・電極構造体20(以下、「MEA20」という)と、MEA20の矢印B方向且つ矢印C方向の外周部に接合されて当該外周部を周回する樹脂枠部材28とを備える。なお、燃料電池12は、樹脂枠部材28を用いることなく、後記の電解質膜22を電極24、26の外方(矢印B方向且つ矢印C方向)に突出させた構成でもよい。
MEA20は、電解質膜22と、電解質膜22の一方面に設けられるアノード電極24と、電解質膜22の他方面に設けられるカソード電極26とを有する。電解質膜22は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)が適用される。なお、電解質膜22は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。
アノード電極24及びカソード電極26の各々は、電解質膜22の一方面に接合される電極触媒層と、電極触媒層に積層されるガス拡散層とを有する(共に不図示)。電極触媒層は、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が、イオン導電性高分子バインダと共にガス拡散層の表面に一様に塗布されることで形成される。ガス拡散層は、カーボンペーパ又はカーボンクロス等から形成される。
樹脂枠部材28は、一定の厚さを有するフィルムから形成される。樹脂枠部材28の内周は、アノード電極24の外周部とカソード電極26の外周部との間に挟持される。樹脂枠部材28は、電解質膜22の形成範囲を小さくすることで製造コストを低廉化すると共に、金属セパレータ10と樹脂枠部材28との間の接触圧を適切に調整する。樹脂枠部材28を構成する材料としては、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン、フッ素、又はm-PPE(変性ポリフェニレンエーテル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィン等が適用される。
金属セパレータ10は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、又はその金属表面に防食用の表面処理を施した金属プレートをプレスして断面を凹凸に形成して構成される。金属セパレータ10の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば50μm~500μmの範囲に設定されるとよく、本実施形態では略100μmに設定している。
一対の金属セパレータ10は、上記したように、樹脂枠付きMEA14の面方向に沿って反応ガス(燃料ガス又は酸化剤ガス)を流通させる反応ガス流路16を形成する。以下、樹脂枠付きMEA14の一方面に積層される金属セパレータ10を第1セパレータ11Aともいい、樹脂枠付きMEA14の他方面に積層される金属セパレータ10を第2セパレータ11Bともいう。一方の燃料電池12の第1セパレータ11Aと、他方の燃料電池12の第2セパレータ11Bとは、燃料電池12の積層に伴って相互に接触し合う。そのため、複数の燃料電池12の積層時に、第1及び第2セパレータ11A、11Bは、その外周同士が溶接、ろう付け、かしめ等により接合されて一体的な接合セパレータに構成され、樹脂枠付きMEA14に積層される。
第1セパレータ11Aは、燃料ガスを流動させる燃料ガス流路30(反応ガス流路16)を、樹脂枠付きMEA14のアノード電極24に対向する面11Aaに備える。燃料ガス流路30は、第1セパレータ11Aの矢印B方向(水平方向)に延在する複数本の突条部31間に形成された直線状流路溝(又は波状流路溝)によって構成される。
第2セパレータ11Bは、酸化剤ガスを流動させる酸化剤ガス流路32(反応ガス流路16)を、樹脂枠付きMEA14のカソード電極26に対向する面11Baに備える(図1中では、便宜的にカソード電極26上に酸化剤ガスの流通方向を図示している)。酸化剤ガス流路32は、第2セパレータ11Bの矢印B方向(水平方向)に延在する複数本の突条部33間に形成された直線状流路溝(又は波状流路溝)によって構成される。
また、第1セパレータ11Aと第2セパレータ11Bとが接触し合う面11Ab、11Bbの間には、冷媒(例えば、水)を流通させる冷媒流路34が形成される。冷媒流路34は、第1セパレータ11Aの燃料ガス流路30の裏面形状と、第2セパレータ11Bの酸化剤ガス流路32の裏面形状とが重なり合うことで形成される。
さらに、燃料電池12(第1セパレータ11A、第2セパレータ11B及び樹脂枠部材28)には、燃料ガス、酸化剤ガス及び冷媒を矢印A方向に流通させる流体連通孔36が複数設けられる。燃料電池12の長辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、流体連通孔36として1つの燃料ガス入口連通孔38a、2つの酸化剤ガス出口連通孔40b及び2つの冷媒入口連通孔42aが設けられる。燃料ガス入口連通孔38a、2つの酸化剤ガス出口連通孔40b及び2つの冷媒入口連通孔42aは、第1セパレータ11A、第2セパレータ11B及び樹脂枠部材28の各々を矢印A方向に貫通している。
燃料ガス入口連通孔38aは、上下方向(矢印C方向)に5つ並ぶ流体連通孔36の真中に形成されている。燃料ガス入口連通孔38aは、第1セパレータ11Aの燃料ガス流路30に連通し、燃料ガス流路30に燃料ガスを流入させる。
2つの冷媒入口連通孔42aは、燃料ガス入口連通孔38aの上下に隣接し、この燃料ガス入口連通孔38aを間に挟む位置に形成されている。各冷媒入口連通孔42aは、第1及び第2セパレータ11A、11B間の冷媒流路34に連通し、冷媒流路34に冷媒を流入させる。
2つの酸化剤ガス出口連通孔40bは、上側の冷媒入口連通孔42aよりも上側位置と、下側の冷媒入口連通孔42aよりも下側位置とに配置され、燃料ガス入口連通孔38a及び2つの冷媒入口連通孔42aを間に挟んでいる。各酸化剤ガス出口連通孔40bは、第2セパレータ11Bの酸化剤ガス流路32に連通し、酸化剤ガス流路32から酸化剤ガスを流出させる。
燃料電池12の長辺方向(矢印B方向)の他端縁部には、流体連通孔36として1つの酸化剤ガス入口連通孔40aと、2つの燃料ガス出口連通孔38bと、2つの冷媒出口連通孔42bとが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔40a、2つの燃料ガス出口連通孔38b及び2つの冷媒出口連通孔42bは、第1セパレータ11A、第2セパレータ11B及び樹脂枠部材28の各々を矢印A方向に貫通している。
酸化剤ガス入口連通孔40aは、矢印C方向に5つ並ぶ流体連通孔36の真中に形成されている。酸化剤ガス入口連通孔40aは、第2セパレータ11Bの酸化剤ガス流路32に連通し、酸化剤ガス流路32に酸化剤ガスを流入させる。
2つの冷媒出口連通孔42bは、酸化剤ガス入口連通孔40aの上下に隣接し、酸化剤ガス入口連通孔40aを間に挟んでいる。各冷媒出口連通孔42bは、第1及び第2セパレータ11A、11B間の冷媒流路34に連通し、冷媒流路34から冷媒を流出させる。
2つの燃料ガス出口連通孔38bは、上側の冷媒出口連通孔42bよりも上側位置と、下側の冷媒出口連通孔42bよりも下側位置とに配置され、酸化剤ガス入口連通孔40a及び2つの冷媒出口連通孔42bを間に挟んでいる。各燃料ガス出口連通孔38bは、第1セパレータ11Aの燃料ガス流路30に連通し、燃料ガス流路30から燃料ガスを流出させる。
なお、流体連通孔36(燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、酸化剤ガス入口連通孔40a、酸化剤ガス出口連通孔40b、冷媒入口連通孔42a、冷媒出口連通孔42b)の位置や数、形状等は、要求される仕様に応じて適宜設定されればよい。また、燃料電池12は、他の流体連通孔36として、第1セパレータ11A、第2セパレータ11B及び樹脂枠部材28の各々を矢印A方向に貫通する第1ドレン孔44及び第2ドレン孔46を備える。第1ドレン孔44は、燃料電池12の発電時に、カソード側に生じた生成水を排出する。第2ドレン孔46は、燃料電池12の発電時に、アノード側に生じた生成水を排出する。
そして、第1セパレータ11Aの面11Aaには、樹脂枠付きMEA14に向かって一体で突出し、樹脂枠部材28に接触してシールを形成する第1ビード部52(シール用ビード50)が形成されている。第1ビード部52は、第1セパレータ11Aの外縁近くを周回する外側ビード52aと、この外側ビード52aの内側で燃料ガス流路30、燃料ガス入口連通孔38a及び燃料ガス出口連通孔38bを囲う内側ビード52bとを有する。また、第1ビード部52は、外側ビード52aと内側ビード52bの間で、酸化剤ガス入口連通孔40a、酸化剤ガス出口連通孔40b、冷媒入口連通孔42a、冷媒出口連通孔42b、第1ドレン孔44、第2ドレン孔46を各々囲う連通孔ビード52cを有する。
第2セパレータ11Bの面11Baには、樹脂枠付きMEA14に向かって一体で突出し、樹脂枠部材28に接触してシールを形成する第2ビード部54(シール用ビード50)が形成されている。第2ビード部54は、第2セパレータ11Bの外縁近くを周回する外側ビード54aと、この外側ビード54aの内側で酸化剤ガス流路32、酸化剤ガス入口連通孔40a及び酸化剤ガス出口連通孔40bを囲う内側ビード54bとを有する。また、第2ビード部54は、外側ビード54aと内側ビード54bの間で、燃料ガス入口連通孔38a、燃料ガス出口連通孔38b、冷媒入口連通孔42a、冷媒出口連通孔42b、第1ドレン孔44、第2ドレン孔46を各々囲う連通孔ビード54cを有する。
シール用ビード50(第1及び第2ビード部52、54)は、図2Aに示すように、金属セパレータ10の厚み方向に沿った断面視で、略台形状に形成されている。このシール用ビード50は、金属セパレータ10の面11Aa、11Baから突出し且つ当該金属セパレータ10に一体成形されたビードベース60と、ビードベース60上に設けられるゴムシール70(マイクロシール)とを有する。
具体的には、ビードベース60は、金属セパレータ10に連なる一対の傾斜部62と、一対の傾斜部62の上端を架橋する頂部64とを有し、頂部64の幅方向中央部を中心に対称形状に形成されている。一対の傾斜部62及び頂部64の厚みは、金属セパレータ10の他の箇所の厚み(例えば、50μm~200μm)と略一致している。
本実施形態において、頂部64は、金属セパレータ10の面11Aa、11Baに略平行な平坦部64aと、平坦部64aの幅方向両側で一対の傾斜部62にそれぞれ連なる一対の湾曲部64bとを有する。なお、ビードベース60は、頂部64を円弧状に形成した構成でもよく、またビードベース60(一対の傾斜部62及び頂部64)全体を円弧状に形成した構成でもよい。ビードベース60は、断面視で非対称形状に形成されていてもよい。
ビードベース60の根元部分の幅(各傾斜部62が金属セパレータ10の面11Aa、11Baに接続している箇所間の距離L)は、例えば、2.0mm~4.0mm程度の範囲に設定される。ビードベース60の頂部64の幅(各傾斜部62が頂部64に接続している箇所間の距離l)は、例えば、1.0mm~3.5mm程度の範囲に設定される。またビードベース60の突出高さは、ビードベース60の幅に対して10%~35%の範囲に設定される。ビードベース60は、金属セパレータ10の反応ガス流路16がプレス成形される際に、同時にプレス成形される。なお、ビードベース60は、反応ガス流路16の形成工程とは別の工程で形成されてもよい。
一方、ゴムシール70は、図2A及び図2Bに示すように、金属セパレータ10の厚み方向に沿った断面視で、成形後のビードベース60の頂部64よりも突出するように設けられる。ゴムシール70は、スクリーン印刷によって液状(ゲル状、半固形状)のゴム材料がビードベース60に塗布されて硬化することにより、適宜の厚み(膜厚)を持った略台形状に形成される。
ゴムシール70の膜厚は、第1及び第2ビード部52、54のシール性を高めるために、通常の凸版印刷等により塗布されるインキの厚み(10μm以下)よりも充分に厚く形成される。例えば、ゴムシール70の膜厚(ビードベース60の頂部64から突出端面78の最頂部78bxまでの距離)は、50μm~150μmの範囲に設定される。本実施形態に係るゴムシール70は略72μmの厚みに設定される。なお、図2Bは、本発明の理解の容易化のために、ゴムシール70の膜厚を誇張した断面図を示している。
そして、本実施形態に係るゴムシール70は、金属セパレータ10(ゴムシール70)の厚み方向に沿った断面視で、断面形状として頂部64の幅方向中央部に第1凸部72を有すると共に、第1凸部72の外側で当該第1凸部72を覆う第2凸部74を有する。つまり、ゴムシール70は、ビードベース60に対して第1凸部72を先に形成した後、第1凸部72を有するビードベース60に対して第2凸部74を形成することで構成される。
第1凸部72は、頂部64の上面との接触部分(根元部分72a)が幅広で、この根元部分72aから突出方向に向かって幅狭となり、頂点72bの周囲が円弧状を呈して形成される。この第1凸部72は、液状のゴム材料の塗布時に、ビードベース60に対する第1凸部72の根元部分72aの傾斜角度θ1が安息角の範囲内となるように塗布されて、山形状を維持した状態で硬化される。
第1凸部72は、スクリーン印刷において、頂部64から頂点72bまでの膜厚H1(突出高さ)及び根元部分72aの幅W1が適切な値に調整される。例えば、第1凸部72の膜厚H1は、ゴムシール70全体の膜厚に対して2/3~9/10の割合に設定されることが好ましい。第1凸部72の膜厚H1が2/3の割合よりも小さい場合には、第2凸部74の幅方向中央部が窪み易くなる可能性がある一方で、第1凸部72の膜厚H1が9/10の割合よりも大きい場合に、第2凸部74が形成し難くなる可能性がある。第1凸部72の具体的な膜厚H1としては、例えば、40μm~70μmの範囲であるとよく、本実施形態では略60μmに設定している。
また例えば、第1凸部72の根元部分72aの幅W1は、0.5mm~0.9mmの範囲に設定されるとよく、本実施形態では0.7mmに設定している。第1凸部72は、幅W1を0.9mm以下に設定することで、スクリーン印刷を実施した際に頂点72bの周囲を良好に円弧状に形成することができる(頂点72bの周囲が平坦状となることが抑制される)。
一方、第2凸部74は、ゴムシール70の厚み方向に沿った断面視で、ビードベース60から第1凸部72よりも高く突出した略台形状に形成され、第1凸部72全体を覆う。すなわち、第2凸部74は、第1凸部72に塗布されて当該第1凸部72よりも幅広に形成されることで、その内側が第1凸部72の表面全体に密着した形状となる。また断面視において、第2凸部74を構成するゴム材料の量は、第1凸部72を構成するゴム材料よりも多い。
第2凸部74の外面は、一対の傾斜側面76と、一対の傾斜側面76の上端の間を連結する突出端面78とを有する。一対の傾斜側面76の根元側は、ビードベース60の一対の傾斜部62(又は一対の湾曲部64b)に連続している。例えば、ビードベース60の平坦部64aに対する各傾斜側面76の根元側の傾斜角度θ2は、第1凸部72(根元部分72a)の側面の傾斜角度θ1よりも小さく設定される。一対の傾斜側面76と突出端面78とは湾曲部により滑らかに接続される。
第2凸部74の突出端面78は、若干の起伏を有するものの、概ね平坦状に形成される。より詳細には、突出端面78は、幅方向中央部にビードベース60側に僅かに窪む窪み部78aを有すると共に、幅方向両側の各々に僅かに***する***部78bを有する。各***部78bは、幅方向外側に向かって滑らかに湾曲して、一対の傾斜側面76に連なっている。
ゴムシール70は、第1凸部72と第2凸部74を有することにより、窪み部78aの最底部78axと、一対の***部78bの最頂部78bxとの高低差Dが充分に小さく形成されている。例えば、高低差Dは、上記したゴムシール70の膜厚に対し約5%以下に形成される。なお、第2凸部74は、ゴムシール70の外観を構成しており、その膜厚H2(頂部64から最頂部78bxまでの突出高さ)は上記したゴムシール70の膜厚と一致する。一対の最頂部78bx間の間隔(第2凸部74の突出端面78の幅W2)は、例えば、1.7mm~3.0mm程度に範囲に設定され、この区間が略平坦となっている。
第1凸部72と第2凸部74は、同じ弾性率を有するゴム材料により構成される。ゴムシール70を構成するゴム材料(樹脂材料)としては、シリコーン、ウレタン、フッ素等の熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマー、又は他のエラストマー、或いは合成ゴム、天然ゴム等があげられ、本実施形態ではシリコーンを適用している。
また、第1凸部72と第2凸部74とは、スクリーン印刷時における液状のゴム材料の状態で、異なる粘度(物性)に設定されている。すなわちゴムシール70の製造時に、第1凸部72は、第1の粘度(以下、高粘度樹脂材料という)により形成される一方で、第2凸部74は、第1の粘度よりも粘度が低い第2の粘度(以下、低粘度樹脂材料という)により形成される。第1凸部72の粘度と第2凸部74の粘度は、ゴムシール70を構成するメインのゴム材料(シリコーン)に対して粘度調整剤(ゼラチン等の増粘剤、シンナー等の希釈剤)の量を適宜調整することで、相互に相違するように構成される。なお、第1凸部72及び第2凸部74の塗布後に粘度調整剤に蒸発等が生じることで、第1凸部72と第2凸部74は、ゴムシール70(シール用ビード50)の構築形態で同じ物性となっていてよい。
例えば、第1凸部72の高粘度樹脂材料の粘度は、回転粘度計で測定して10PaS~50PaSの範囲に設定されるとよい。その一方で、第2凸部74の低粘度樹脂材料の粘度は、回転粘度計で測定して5PaS~20PaSの範囲で設定されるとよい。なお、第1凸部72と第2凸部74は、各々を構成するゴム材料の物性(粘度等)が異なることに限定されず、同じ物性であってもよい。
本実施形態に係る金属セパレータ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その製造方法及びその作用について説明する。
図3に示すように、金属セパレータ10の製造方法では、プレート加工工程(ステップS1)、連通孔形成工程(ステップS2)、ゴムシール形成工程(ステップS3)を順に実施する。また、ゴムシール形成工程では、第1凸部形成工程(ステップS3-1)、第2凸部形成工程(ステップS3-2)を順に実施してゴムシール70を形成する。
プレート加工工程では、金属セパレータ10を構成する図示しないプレートを用意して、このプレートをプレス装置(不図示)の金型にセットする。プレス装置は、セット後に金型を動作させることで、金属セパレータ10の反応ガス流路16及びシール用ビード50のビードベース60をプレス成形する。これにより、プレス後のプレートは、反応ガス流路16及びビードベース60を構成する凹凸を有する凹凸プレートとなる。
連通孔形成工程では、プレート加工工程後の凹凸プレートを切断装置(不図示)にセットする。切断装置は、セット後にピアス金型により凹凸プレートに対して流体連通孔36を貫通形成する。なお、金属セパレータ10の製造では先に流体連通孔36を形成した後に反応ガス流路16及びビードベース60を形成してもよく、或いはプレス(凹凸の形成)と切断(流体連通孔36の形成)を同時に実施してもよい。
そして、第1凸部形成工程では、プレート加工工程において成形されたビードベース60の頂部64に対して、スクリーン印刷により第1凸部72を形成する。具体的には、図4A及び図4Bに示すように、凹凸を有すると共に流体連通孔36が貫通形成されたワークW(ゴムシール70が形成されていない金属セパレータ10の凹凸プレート)を、第1スクリーン印刷装置80の印刷台82上にセットする。このセットにより、ワークWは、ビードベース60の頂部64が鉛直上方を臨んだ状態で固定される。
第1スクリーン印刷装置80は、セットされたワークWの上方にスクリーン印刷用の第1スクリーン84(製版)を配置している。第1スクリーン84は、ビードベース60の頂部64の幅方向中央部に対向する位置にメッシュ84a(紗)が露出した第1開口86(第1印刷パターン)を有する一方で、他の箇所のメッシュ84aを乳剤84bにより塞いでいる。
この状態で、第1スクリーン印刷装置80は、第1凸部72を構成する高粘度樹脂材料を第1スクリーン84の上面に充填する。そして第1スクリーン印刷装置80は、高粘度樹脂材料の充填後に、第1スクリーン84を押圧するスキージ88を第1スクリーン84の上面に配置して、第1スクリーン84の面方向(例えば、図1中の矢印B方向)に沿って移動させる。
スキージ88は、移動時に、第1スクリーン84を下方に押圧しつつスライドする。スキージ88の押圧により第1開口86付近の第1スクリーン84が、ビードベース60の頂部64に接触すると共に、スキージ88は高粘度樹脂材料を第1開口86(露出したメッシュ84a)に押し出す。そして、スキージ88が第1開口86を通過した後、第1開口86付近の第1スクリーン84がビードベース60の頂部64から離間すると、高粘度樹脂材料がビードベース60の頂部64に塗布された状態となる。
これにより第1凸部形成工程後のワークWは、ビードベース60の頂部64上に第1凸部72を有した状態となる。上記したように、第1凸部72を構成する高粘度樹脂材料は粘度が高く、例えば、回転粘度計で測定して10PaS~50PaSの範囲に設定されている。これにより、第1凸部72は、高粘度樹脂材料の塗布後も山形状を安定的に維持することができる。なお、第1凸部形成工程では、高粘度樹脂材料の充填や第1スクリーン84の面方向に沿ったスキージ88の移動を複数回実施してもよい。
そして、第2凸部形成工程では、第1凸部72を頂部64に有するビードベース60に対して、スクリーン印刷により第2凸部74を形成する。具体的には、図5Aに示すように、第1凸部形成工程後のワークW’を、第2スクリーン印刷装置90の印刷台92上にセットして、ビードベース60上の第1凸部72が鉛直上方を臨むように固定する。なお、第2スクリーン印刷装置90は、第1スクリーン印刷装置80と同じ装置を使用して、スクリーンや塗布するゴム材料を変えてもよい。
第2スクリーン印刷装置90は、セットされたワークW’の上方にスクリーン印刷用の第2スクリーン94を配置している。第2スクリーン94は、ビードベース60の頂部64に対向する位置にメッシュ94a(紗)が露出した第2開口96(第2印刷パターン)を有する一方で、他の箇所のメッシュ94aを乳剤94bにより塞いでいる。
この場合、第1開口86と第2開口96の幅方向中央部の平面形状は同じでビードベース60に各々対向している一方で、第2開口96の幅Wo2は、第1スクリーン84の第1開口86の幅Wo1よりも幅広である。また、第2スクリーン94(第2開口96)の厚みは、第1スクリーン84(第1開口86)の厚みよりも厚く設定される。さらに、第2開口96のメッシュ94aの開口率は、第1開口86のメッシュ84aの開口率よりも大きく設定されている。
第2スクリーン印刷装置90は、第2凸部74を構成する低粘度樹脂材料を第2スクリーン94の上面に充填する。そして第2スクリーン印刷装置90は、低粘度樹脂材料の充填後に、第2スクリーン94を押圧するスキージ98を第2スクリーン94の上面に配置して、第2スクリーン94の面方向に沿って移動させる。例えば、スキージ98の移動方向は、第1スクリーン印刷装置80のスキージ88の移動方向に対して同じ方向(例えば、図1中の矢印B方向)に設定されている。なお、スキージ98の移動方向はスキージ88と異なっていてもよい。
スキージ98は、移動時に、第2スクリーン94を下方に押圧しつつスライドする。スキージ98の押圧により第2開口96付近の第2スクリーン94が、ビードベース60や第1凸部72に接触すると共に、スキージ98は低粘度樹脂材料を第2開口96(露出したメッシュ94a)に押し出す。そして、スキージ98が第2開口96を通過した後、第2開口96付近の第2スクリーン94がビードベース60から離間すると、低粘度樹脂材料が第1凸部72全体を覆いつつビードベース60上に塗布された第2凸部74の形成状態となる。
上記したように、第2凸部74を構成する低粘度樹脂材料は、第1凸部72の高粘度樹脂材料よりも粘度が低く、例えば、回転粘度計で測定して5PaS~20PaSの範囲に設定されている。これにより、低粘度樹脂材料は、ビードベース60の幅方向に容易に広がって、ビードベース60及び第1凸部72上に満遍なく塗布される。なお、第2凸部形成工程でも、低粘度樹脂材料の充填や第2スクリーン94の面方向に沿ったスキージ98の移動を複数回実施してよい。
以上の製造方法により形成された金属セパレータ10上のゴムシール70は、高粘度樹脂材料により構成された第1凸部72が、低粘度樹脂材料で構成された第2凸部74の幅方向中央部を支える芯材として機能する。
ここで、上記の製造方法により形成された本発明のゴムシール70の性能について、図6の2点鎖線に示す比較例のゴムシール100と対比して説明する。比較例のゴムシール100は、1度のスクリーン印刷の実施によりビードベース60上にゴム材料を吐出することで、所定の膜厚のゴムシール100を(ゴムシール70と同じ膜厚を得るように)形成したものである。
この場合、比較例のスクリーン印刷のスクリーン(不図示)は、開口を幅広に設定すると共に、メッシュの開口率を大きく設定することになる。そのため、スキージが比較例のスクリーンの開口上を移動する際に、幅方向中央部のメッシュが下方に向かって変形し易くなる。その結果、ゴムシール100には、突出端面102の幅方向中央部の最底部102aがより低くなる一方で、幅方向両側の最頂部102bがより高くなる事象(所謂、サドル現象)が発生する。すなわち、ゴムシール100は、最底部102aと最頂部102bとの高低差Dcが大きくなってしまう。
これに対し、本発明のゴムシール70は、1回目のスクリーン印刷によりビードベース60の幅方向中央部に第1凸部72を形成し、2回目のスクリーン印刷により第1凸部72を覆う第2凸部74を形成する。このため、第2スクリーン94の第2開口96が幅広に設定されることで、第2開口96の幅方向中央部において樹脂材料の押し出しが少なくなっても、ゴムシール70の幅方向中央部の厚みが第1凸部72により補われる。よって、ゴムシール70の突出端面78の高低差Dが小さくなり、突出端面78が略平坦状に形成される。すなわち、本実施形態に係るゴムシール70は、樹脂枠付きMEA14に対するシール用ビード50のシール性能を高めることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、第1凸部72を構成するゴム材料(樹脂材料)と、第2凸部74を構成するゴム材料(樹脂材料)とが異なる弾性率を有する材料でもよい。一例として、第1凸部72を低弾性率の樹脂材料により構成し、第2凸部74を高弾性率の樹脂材料により構成すること等があげられる。また例えば、第1凸部72の断面形状は、特に限定されるものではなく、先細り形状であればよく、例えば台形状等に形成されてもよい。
〔第2実施形態〕
図7A及び図7Bに示す第2実施形態に係る金属セパレータ10Aは、上記の金属セパレータ10と同様にビードベース60の上部にゴムシール70Aを設けているが、ゴムシール70Aは、幅広な凸部110を有すると共に、凸部110の幅方向中央部に幅狭な埋部112を有している点で、上記のゴムシール70と異なる。すなわち、ゴムシール70Aは、凸部110の樹脂材料の塗布量よりも、埋部112の樹脂材料の塗布量のほうが少ない。
具体的には、凸部110は、ビードベース60に対して埋部112よりも先に塗布される。凸部110は、頂部64の幅方向に沿って塗布され、その根元部分が頂部64の幅方向全体(一対の湾曲部64b間)を覆うように構成される。凸部110の根元部分の幅W1は、例えば、1.7mm~3.0mm程度の範囲に設定されている。凸部110の上部は、金属セパレータ10A(ゴムシール70A)の厚み方向に沿った断面視で、幅方向両側部に***部110aを有する一方で、これら一対の***部110aに挟まれた幅方向中央部に窪み部110bを有するように構成される。
凸部110は、高粘度樹脂材料で構成され、その粘度は、例えば、回転粘度計で測定して10PaS~50PaSの範囲に設定される。凸部110は、ビードベース60の頂部64と同じ幅のメッシュを有する図示しない第1製版(第1スクリーン印刷装置)を使用して頂部64上に塗布されることで、塗布後に上記のように一対の***部110a、窪み部110b(サドル現象)が生じるようになる。
一方、埋部112は、凸部110の窪み部110bに塗布されることで、窪み部110bを覆うように形成される。埋部112の上部は、窪み部110bを挟む一対の***部110aの最頂部110axに対して略同じ高さに(又は最頂部110axに対して若干低く)形成される。埋部112の上部の幅W2は、例えば、0.6mm~1.2mm程度の範囲に設定され、本実施形態では0.9mmに設定している。
埋部112は、凸部110の粘度よりも低い低粘度樹脂材料で構成され、その粘度は、例えば、回転粘度計で測定して5PaS~20PaSの範囲に設定される。埋部112は、ビードベース60の頂部64よりも幅狭のメッシュを有する図示しない第2製版(第2スクリーン印刷装置)を使用して凸部110上に塗布される。
埋部112は、中央部分が深く窪む凸部110の窪み部110b内に塗布されることで、中央部分の厚みが自然に多くなり下方向(頂部64)に向かって凸形状に形成される。そのため、埋部112の上部は、一対の***部110aの間において略平坦状を呈するように形成される。すなわち、ゴムシール70Aの突出端面114は、一対の***部110a及び埋部112を含み、且つ略平坦状に形成される。
以上のように、第2実施形態に係る金属セパレータ10Aのゴムシール70Aは、窪み部110bを有する凸部110の中央部分の厚みを補うように埋部112が塗布されて構成される。このため、ゴムシール70Aでも、突出端面114が略平坦状に形成され、樹脂枠付きMEA14に対するシール用ビード50のシール性能を高めることができる。
上記の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
本発明の第1の態様は、燃料電池12に適用される金属セパレータ10であって、金属セパレータ10の面11Aa、11Baから突出し、且つ当該金属セパレータ10に一体成形されたビードベース60と、ビードベース60上に設けられるゴムシール70とを有し、ゴムシール70は、当該ゴムシール70の厚み方向に沿った断面視で、ビードベース60の頂部64の幅方向中央部に第1凸部72を有すると共に、第1凸部72の外側で当該第1凸部72を覆う第2凸部74を有する。
上記の金属セパレータ10は、ゴムシール70が第1凸部72と第2凸部74とを有することで、ゴムシール70を厚く形成しつつ、突出端面78の平坦性を良好に確保することができる。すなわち、ビードベース60の頂部64に形成された第1凸部72は、第2凸部74の幅方向中央部の樹脂材料の不足分を補うと共に第2凸部74の内側を支持して、第2凸部74の厚みを確保し、また突出端面78の幅方向中央部が大きく窪むことを抑制する。これにより金属セパレータ10は、ゴムシール70の良好なシール性能を得ることができ、適用される燃料電池12の発電性能を大幅に向上させることができる。
また、第1凸部72と第2凸部74は、互いに同じ弾性率を有する。これにより、ゴムシール70は、第1凸部72と第2凸部74を有する構成でも、互いに同じシール性能を発揮することができ、シール用ビード50全体のシール性能を安定化させることが可能となる。
また、第2凸部74の突出端面78は、幅方向中央に窪み部78aを有すると共に、幅方向両側に***部78bを有し、窪み部78aの最底部78axと***部78bの最頂部78bxとの高低差Dが、ゴムシール70の厚みの5%以下である。これにより、ゴムシール70は、突出端面78の平坦性が充分に確保されることになり、金属セパレータ10のシール性能をより一層安定化させることができる。
また、ゴムシール70は、スクリーン印刷により形成され、当該ゴムシール70の厚みは、50μm~150μmの範囲に設定される。このように、スクリーン印刷によって50μm~150μmの比較的厚いゴムシール70を形成する場合でも、第1及び第2凸部72、74によって、ゴムシール70の突出端面の平坦性を良好に確保することができる。
また、本発明の第2の態様は、燃料電池12に適用される金属セパレータ10Aであって、金属セパレータ10Aの面から突出し、且つ当該金属セパレータ10に一体成形されたビードベース60と、ビードベース60上に設けられるゴムシール70Aとを有し、ゴムシール70Aは、当該ゴムシール70Aの厚み方向に沿った断面視で、ビードベース60の頂部64の幅方向全体にわたって凸部110を備え、凸部110の上部且つ幅方向中央部には窪み部110bが形成され、ゴムシール70Aは、窪み部110bを覆う埋部112を有する。このように凸部110及び埋部112を有するゴムシール70Aでも安定的良好なシール性能を得ることができ、適用される燃料電池12の発電性能を大幅に向上させることができる。
また、本発明の第3の態様は、燃料電池12に適用される金属セパレータ10の製造方法であって、金属セパレータ10の面11Aa、11Baから突出し、且つ当該金属セパレータ10に一体成形されたビードベース60を形成するプレート加工工程と、プレート加工工程により形成されたビードベース60に対してスクリーン印刷によりゴムシール70を設けるゴムシール形成工程とを有し、ゴムシール形成工程は、当該ゴムシール70の厚み方向に沿った断面視で、ビードベース60の頂部64の幅方向中央部に第1凸部72を形成する第1凸部形成工程と、第1凸部形成工程後に、第1凸部72の外側で当該第1凸部72を覆う第2凸部74を形成する第2凸部形成工程とを有する。これにより、製造された金属セパレータ10は、ゴムシール70を厚く形成しつつ、突出端面78の平坦性を良好に確保することができ、ゴムシール70のシール性能が安定的に発揮可能となる。
また、第1凸部形成工程では、第1の粘度を有する樹脂材料により第1凸部72を形成し、第2凸部形成工程では、第1の粘度よりも粘度が低い第2の粘度を有する樹脂材料により第2凸部74を形成する。これにより、ゴムシール70は、第1凸部72の突出形状を良好に維持し、この第1凸部72により第2凸部74の内側を支持することができる。
10、10A…金属セパレータ 11Aa、11Ba…面
12…燃料電池 50…シール用ビード
52…第1ビード部 54…第2ビード部
60…ビードベース 64…頂部
70、70A…ゴムシール 72…第1凸部
74…第2凸部 78…突出端面
78a…窪み部 78ax…最底部
78b…***部 78bx…最頂部

Claims (6)

  1. 燃料電池に適用される金属セパレータであって、
    前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースと、
    前記ビードベース上に設けられるゴムシールとを有し、
    前記ゴムシールは、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向中央部に第1凸部を有すると共に、前記第1凸部の外側で当該第1凸部を覆う第2凸部を有し、
    前記第2凸部の突出端面は、幅方向中央に窪み部を有すると共に、幅方向両側に***部を有し、
    前記窪み部の最底部と前記***部の最頂部との高低差が、前記ゴムシールの厚みの5%以下であ
    金属セパレータ。
  2. 請求項1記載の金属セパレータにおいて、
    前記第1凸部と前記第2凸部は、互いに同じ弾性率を有する
    金属セパレータ。
  3. 請求項1又は2に記載の金属セパレータにおいて、
    前記ゴムシールは、スクリーン印刷により形成され、
    当該ゴムシールの厚みは、50μm~150μmの範囲に設定される
    金属セパレータ。
  4. 燃料電池に適用される金属セパレータであって、
    前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースと、
    前記ビードベース上に設けられるゴムシールとを有し、
    前記ゴムシールは、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向全体にわたって凸部を備え、
    前記凸部の上部且つ幅方向中央部には窪み部が形成され、
    前記ゴムシールは、前記窪み部を覆う埋部を有する
    金属セパレータ。
  5. 燃料電池に適用される金属セパレータの製造方法であって、
    前記金属セパレータの面から突出し、且つ当該金属セパレータに一体成形されたビードベースを形成するプレート加工工程と、
    前記プレート加工工程により形成された前記ビードベースに対してスクリーン印刷によりゴムシールを設けるゴムシール形成工程とを有し、
    前記ゴムシール形成工程は、当該ゴムシールの厚み方向に沿った断面視で、前記ビードベースの頂部の幅方向中央部に第1凸部を形成する第1凸部形成工程と、
    前記第1凸部形成工程後に、前記第1凸部の外側で当該第1凸部を覆う第2凸部を形成する第2凸部形成工程とを有し、
    前記第2凸部の突出端面は、幅方向中央に窪み部を有すると共に、幅方向両側に***部を有し、
    前記窪み部の最底部と前記***部の最頂部との高低差が、前記ゴムシールの厚みの5%以下であ
    金属セパレータの製造方法。
  6. 請求項記載の金属セパレータの製造方法であって、
    前記第1凸部形成工程では、第1の粘度を有する樹脂材料により前記第1凸部を形成し、
    前記第2凸部形成工程では、前記第1の粘度よりも粘度が低い第2の粘度を有する樹脂材料により前記第2凸部を形成する
    金属セパレータの製造方法。
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