JP7391931B2 - シール材貼付装置 - Google Patents

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本発明は、シール材貼付装置に関する。
従来、例えば自動車部品の一つであるサービスホールカバーと呼ばれる自動車ドア用防水カバーにおいて、当該カバーと他部品との間の密閉性を確保するために、当該カバーの周縁に沿って樹脂等で形成された柔軟で長尺のシール材が貼り付けられる。このようなシール材の貼付けを自動で行うシール貼付装置に係る各種の発明がなされてきた(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、作業空間内の固定された貼付け位置にシールを送り出すように構成されているシール送出装置と、ワークを保持するとともにワークを貼付け装置に対して相対移動させるように構成されている多関節型のロボットアームと、を備えたシール貼付装置に係る技術が開示されている。
また特許文献2には、シールテープ供給装置からのシールテープをガイドレールに沿って走行させて、ワークにシールテープを貼付けてゆくシールテープ貼付け機構へ案内するシールテープの案内機構、および、ワークに、ウレタン発泡体等からなる伸縮性のある柔軟なシールテープを貼付けるためのシールテープ自動貼付け装置に関する技術が開示されている。
特開2018-24205号公報 特開平8-300489号公報
しかしながら、上記の従来技術に係るシール貼付装置では、シール送出装置やシールテープ供給装置によるシールの送出動作又は供給動作のために、専用の動力源を必要とするものであった。そのため、ワークへのシール貼付けに係るコストが高いものとなっていた。
本発明は、安価に且つ適切にワークへのシール材の貼付けが可能なシール貼付装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るシール材貼付装置は、ワーク把持部に把持されてなるシール材の貼付対象物に対し、帯状のシール材を供給するシール材供給部を備えたシール材貼付装置であって、
前記シール材供給部は、少なくとも一面に粘着剤を介して台紙が貼付されてなる前記シール材が巻回されてなるリールを軸支するリール取付部と、前記リールから引き出されるシール材を前記シール材の貼付対象物に対して案内する複数のローラーを有してなり、
前記複数のローラーは、前記リールに対峙する位置に設置されてなる第一ローラーと前記第一ローラーの鉛直下方向かつローラー面が対峙する位置に配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第二ローラーと、前記第一ローラーを基準としてシール材送出方向に離間しかつ第一ローラーと鉛直方向同高さに配設されてなる第三ローラーと、
前記第三ローラーを基準としてシール材送出方向斜め下方かつ前記第三ローラーとローラー面が対峙する位置に配設されてなる第四ローラーと、
前記第四ローラーを基準としてシール材送出方向斜め上方かつ前記第四ローラーとローラー面が対峙する位置に配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第五ローラーと、
前記第五ローラーを基準としてシール材送出方向に離間して配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第六ローラーと、
前記第六ローラーに対して鉛直下方向かつローラー面が対峙する位置に配設されてなる第七ローラーとを有し、
前記シール材の貼付対象物の動きにより前記リールから引き出されてなる前記シール材は、前記第一ローラー及び前記第二ローラー間を通過し、続いて前記第三ローラーの下方、第四ローラーの上方を通過することにより台紙が剥離された後、前記第五ローラーの下方の順に通過し、第六ローラーと第七ローラーの間を通過し、前記シール材の貼付対象物に供給されるように形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態によれば、前記シール材貼付装置ワーク把持部、前記シール材供給部の前記第六ローラーと前記第七ローラーの間のフィーダー基準位置に前記ワーク把持部に保持されてなるシール材貼付対象物としてのワークの貼付け位置を対峙させた状態で前記ワーク把持部が前記ワークを移動自在としてなることを特徴とする。
本発明の他の形態によれば、前記シール貼付装置のワーク把持部は、制御ロボットに連設されてなることを特徴とする。

本発明によれば、安価に且つ適切にワークへのシール材の貼付けが可能なシール貼付装置を提供することができる。
本実施形態に係るシール材貼付装置の全体構成例を示す図である。 本実施形態に係るシール材の貼付対象物品であるワークの一例を示す図である。 本実施形態に係るシール材供給部の構成例を示す図である。 本実施形態に係るローラーを説明するための側面図である。 本実施形態に係るワーク把持部の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[シール材貼付装置の構成例]
図1は、本実施形態に係るシール材貼付装置の全体構成例を示す図である。
図1に示すシール材貼付装置1は、シール材供給部2、ワーク把持部3、制御ロボット4からなる構成である。このシール材貼付装置1では、まず制御ロボット4が、ワーク把持部3にワーク5(対象物品)を把持させる。次に制御ロボット4が、ワーク把持部3によって把持されたワーク5の周縁に、シール材供給部2から供給されるシール材6を貼り付ける。
シール材供給部2は、ワーク5の周縁に貼り付けられるシール材6を供給するシール材供給手段である。このシール材供給部2の詳細については図3や図4を用いて後述する。
ワーク把持部3は、ワーク5を把持するワーク把持手段である。このワーク把持部3は、平板状の接続板41を介して制御ロボット4に接続されている。このワーク把持部3の詳細については図5を用いて後述する。
制御ロボット4は、アーム先端が接続板41を介してワーク把持部3に接続され、ワーク把持部3の動作を制御する6軸多関節ロボットである。この制御ロボット4は、不図示の制御装置によって動作制御される。具体的には、ワーク把持部3にワーク5を把持させ、その後把持したワーク5をシール材供給部2のフィーダー基準位置Rp(図4参照)に移動させ、ワーク5の周縁の貼付け位置をフィーダー基準位置Rpに向かって対峙させながら、ワーク5の周縁の貼付け位置の形状と傾斜に合わせて動かし、シール材6を貼付するよう動作制御される。
ワーク5は、シール材6の貼付対象物品である。例えば自動車部品の一つであるサービスホールカバー(図2参照)であり、その周縁に沿ってシール材6が貼り付けられる。ワーク5は、所定の保管位置に1枚ずつ積み重ねられており、ワーク把持部3によって1枚ずつシール材6の貼付面と反対側の面が吸引保持される。
図2は、本実施形態に係るシール材の貼付対象物品であるワークの一例を示す図である。
図2に示すワーク5は、サービスホールカバーを例示したものであり、シール材6の貼付面側から見た図を示している。図中の点線枠で囲まれた貼付領域51が当該ワーク5の周縁のシール材6の貼付け位置である。図2において貼付領域51は同一平面上に表れているように見えるが、実際はワーク5の凹凸形状に沿った傾斜を含む立体構造となっている。また、複数個(図2では3個)のガイド穴52が設けられている。
図1に戻り、シール材6は、例えばEPDM(Ethylene Propylene Diene Methylene)ゴム発泡体等の柔らかい素材からなるシール材である。例えばエプトシーラー(登録商標)であるが、エプトシーラーに限定されるものではなく、他のシール材であっても良い。
また、詳しくは図4を用いて後述するが、シール材6には上面に台紙61が貼付されており、台紙61はローラー24を通過する際に剥離される。
以上に示すように、本実施形態に係るシール材貼付装置1では、まず制御ロボット4が、ワーク把持部3にワーク5を把持させる。次に制御ロボット4が、ワーク把持部3によって把持されたワーク5の周縁の貼付領域51にシール材供給部2から供給されるシール材6を貼り付ける。
[シール材供給部の構成例]
図3は、本実施形態に係るシール材供給部の構成例を示す図である。なお、以下の説明において、前述と同様の構成要素については同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
図3に示すシール材供給部2は、リール21、リール取付部22、フレーム体23、第一ローラー24a、第二ローラー24b、第三ローラー24c、第四ローラー24d、第五ローラー24e、第六ローラー24f、第七ローラー24g(以下、総称する場合には「ローラー24」ともいう。)を有する。
このシール材供給部2は、リール21にセットされたロール状のシール材6を、制御ロボット4(図1参照)の動作に合わせて供給するものである。
リール21は、ロール状のシール材6が巻回されるスプール部21aを備えたシール材保持手段であり、リール取付部22に取り付けられる。なお、予めスプール部21aにシール材6が巻回されたリール単位で交換可能なものとする。
リール取付部22は、リール21を取り付けるためのリール取付手段であり、前述のスプール部21aを回転可能に支持するスプール軸22aと、リール21の側方に配設されるドーナツ形の板状のワッシャー部22bと、ワッシャー部22bよりも外側においてスプール軸22aに取外し可能に取り付けられる固定部22cと、ワッシャー部22bと固定部22cとの間においてスプール軸22a周りに設けられるバネ等の弾性体22dとを有する。
このリール取付部22は、ワッシャー部22b、固定部22c及び弾性体22dによってリール21を側方(図3では片方の側面のみ図示)から押さえるリール押さえ機構として機能する。
固定部22cは、例えばワンタッチストッパーであり、当該ワンタッチストッパーをリール21側に近づけた状態に配置させて固定することによって、ワッシャー部22b及びリール21が弾性体22dにより付勢され、リール21のバックラッシュ、すなわち慣性による揺り戻しを防ぐことができる。また、ワンタッチストッパーとすることによりリール21の交換が容易になる。
フレーム体23は、リール21やリール取付部22を支持する例えば金属製の枠体である。このフレーム体23の構造は、生産ラインにおける設置位置等により適宜設計変更可能である。
ローラー24は、リール21に巻回されたシール材6を送り出すための送出手段である。ローラー24は、図4を用いて後述する第一ローラー24a~第七ローラー24gからなり、各ローラー24a~24gはスプール軸22aに平行な態様で、すなわちシール材6の送出方向に垂直な方向を向くようフレーム体23に対して取り付けられる。
これら第一ローラー24a~第七ローラー24gは、シール材6の当接部分に溝が形成されたいわゆる溝付きローラーであり、溝深さはシール材6の厚みよりやや短い長さとする。これにより、ワーク5に貼り付ける際に一定圧力での貼り付けを可能としている。
以上に示すように、本実施形態に係るシール材供給部2は、リール21、リール取付部22、フレーム体23、ローラー24を有し、リール21にセットされたロール状のシール材6を、制御ロボット4の動作に合わせて供給する。
[第一ローラー~第七ローラーについて]
図4は、本実施形態に係るローラーを説明するための側面図である。図4では、各ローラー24a~24gをローラーの軸方向から見た図を示している。
シール材6は、最初に第一ローラー24aと第二ローラー24bの間を通過し、続いて第三ローラーcの下方、第四ローラー24dの上方、第五ローラー24eの下方の順に通過し、最後に第六ローラー24fと第七ローラー24gの間を通過するよう、図中右側から左側に向かって送出される。なお、シール材6の上面には台紙61が貼付されており、第三ローラー24cの下方を通過する際に剥離される。
第一ローラー24a及び第二ローラー24bは、鉛直方向上下に配設されるローラーである。第一ローラー24aは、帯状のシール材6を引込むとともに、センターのライン合わせ、すなわち位置決めを行うためのガイドローラーである。第二ローラー24bは、第一ローラー24aとローラー面が対峙する位置に配設され、シール材6を下方から第一ローラー24bに対して押さえ込むための押さえローラーである。
なお、第二ローラー24bは、ローラー表面を非粘着コーティングすることによってシール材6の貼付きを防止することが好ましい。非粘着コーティングとは、ローラー表面に粗面を形成しここに特殊塗料を塗布してなる粘着剤が貼着しない加工である。但し、非粘着コーティングしなくても良い。また、第二ローラー24bにワンウェイベアリングを用いることにより、図4において反時計周り方向のみに回転するワンウェイローラーとすることが好ましい。但し、ワンウェイローラーでなくても良い。
第三ローラー24cは、第一ローラー24aを基準としてシール材6の送出方向に所定距離離間するとともに、鉛直方向において第一ローラー24aとほぼ同じ高さに配設されるガイドローラーである。この第三ローラー24cは、シール材6から台紙61を剥離するためのいわゆる剥離ローラーである。
第四ローラー24dは、第三ローラー24cを基準としてシール材6の送出方向斜め下方かつ第三ローラー24cとローラー面が対峙する位置に配設されるガイドローラーである。この第四ローラー24dは、第三ローラー24cによって台紙61が剥離されたシール材6を引込むとともに、センターのライン合わせを行う。また、この第四ローラー24dは、後述する第五ローラー24eの後退防止機能を補助する機能も果たす。
第五ローラー24eは、第四ローラー24dを基準としてシール材6の送出方向斜め上方かつ第四ローラー24dとローラー面が対峙する位置に配設される押さえローラーである。この第五ローラー24eは、シール材6を上方から第四ローラー24dに対して押さえ込むことにより、第三ローラー24cによって台紙61が剥離される際のシール材6の持ち上がりを防止する。
この第五ローラー24eにはワンウェイベアリングが用いられており、図4において時計周り方向のみに回転するワンウェイローラーである。これにより、第三ローラー24cによって台紙61を剥離する際にシール材6が送出方向と逆方向に後退してしまうのを防止する。また、この第五ローラー24eは非粘着コーティングしたものとすることで、シール材6の貼付きを防止する。
第六ローラー24f及び第七ローラー24gは、第五ローラー24eを基準としてシール材6の送出方向に所定距離離間した位置において鉛直方向上下に配設されるローラーである。第七ローラー24gは、第六ローラー24fに対して鉛直下方向かつローラー面が対峙する位置に配設される。
第六ローラー24fは、シール材6を上方から第七ローラー24gに対して押さえ込むことにより、後述する第七ローラー24gのガイド機能を補助する押さえローラーである。この第六ローラー24fにはワンウェイベアリングが用いられており、図4において時計周り方向のみに回転するワンウェイローラーである。これにより、第五ローラー24eと同様に、シール材6が送出方向と逆方向に後退してしまうのを防止する。また、この第六ローラー24fは非粘着コーティングしたものとすることで、シール材6の貼付きを防止する。
第七ローラー24gは、適正溝深さによる一定圧力での貼付けのためのガイドローラーである。この第七ローラー24gは、シール材6をワーク5に貼付ける際の舵取りとして機能する。この第七ローラー24gから送出されるシール材6をワーク5に貼り付けるに際しては、制御ロボット4がワーク5を第七ローラー24g、具体的には第七ローラー24gに対峙するフィーダー基準位置Rpに向けて押し付けることで、シール材6を引き出す。これにより、複雑なシール材6の供給動力を必要としない。なお、シール材6を引き出すために必要な力を軽減するために、一定の空気圧力をかけたエアーモーターを補助動力として前述の第四ローラー24dに接続し、引き出し力の補助をしてもよい。シール材6とローラー24の摩擦係数が小さいため、シール材6を適切に供給するためにはシール材6を引っ張ることが必要な場合があるためである。
[ワーク把持部の構成例]
図5は、本実施形態に係るワーク把持部の構成例を示す図である。
図5に示すワーク把持部3は、ベースフレーム31、吸着部32、ワークガイド33、ストッパーボルト34、取付治具35等を有する。このワーク把持部3は、制御ロボット4のアーム先端に接続板41を介して接続され(図1参照)、ワーク5を把持固定するための装置である。前述のシール材供給部2のフィーダー基準位置Rpに正確にワーク5を移動させ、シール材6を貼り付けるための装置である。
ベースフレーム31は、ワーク5の形状に応じてワーク5全体を把持することができるように作製される、例えばアルミニウムの素材から形成される軽量の専用枠体である。このベースフレーム31は、制御ロボット4のアーム先端に接続板41を介して接続される。
吸着部32は、ベースフレーム31に取付治具35を介して取り付けられ、ワーク5に真空吸着して保持するいわゆる吸着パッドである。図5に示す例では5カ所に配設されているが、ワーク5の形状に応じて当該ワーク5の平面的な箇所且つバランスが良い箇所に対応する位置に配設するものとする。
なお、図5では図示を省略しているが、吸着部32の裏面からは真空ポンプ(不図示)に接続される吸引ホース(不図示)が延出されており、負圧と開放の制御がなされる。ワーク5は、通常複数枚数重ねて保管されており、吸着部32がワーク5を吸着して保持した状態で、制御ロボット4はワーク5をフィーダー基準位置Rpまで移動させる。
ワークガイド33は、ベースフレーム31に取付治具35を介して取り付けられ、ワーク把持装置3を動作させる際のワーク5のガタつきを防止する突起部33aを備えたピン形状の部品である。図5に示す例では三か所に配設されているが、ワーク5側に設けられたガイド穴52(図2参照)に応じて適切に配設するものとする。
吸着部32によってワーク5を吸着する際に、各ワークガイド33がワーク5側に設けられたガイド穴52に嵌合することによって、ワーク把持部3とワーク5とは位置決めされる。各ワークガイド33の突起部33aは段付きになっており、シール材6の貼付時にワーク5が変形するのを防止するための押さえにも寄与する。また、ワーク5に押し付けながら動かす動作に耐えうるように構成されている。
ストッパーボルト34は、ベースフレーム31に取付治具35を介して取り付けられ、ワーク5をシール材供給部2に押し付けた際のワーク5の変形を防止するピン形状の部品である。図5に示す例では八カ所に配設されているが、ワーク5の形状に応じて適切に配設するものとする。
以上に示す構成により、ワーク把持部3は、ワーク5を把持固定するとともに、制御ロボット4により動作制御されて前述のシール材供給部2のフィーダー基準位置Rpに正確にワーク5を移動させ、シール材6を貼り付ける。
このようなワーク把持部3の大きさや構造は、ワーク5の形状に応じて設計される。すなわち、ワーク5の形状に応じてワーク把持部3を設計交換し、ワーク把持部3の移動制御内容(制御ロボット4の動作プログラム)を変更することによって、ワーク5の形状に応じてシール材6を自動貼着できる。
以上説明してきた本実施形態によれば、シール材供給部2からのシール材6の供給のために、専用の動力源を必要とすることなく、安価に且つ適切にシール材の貼付けを行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記説明においては自動車部品の一つであるサービスホールカバーを例に挙げてきたが、この場合に限定されるものではない。例えば住宅、家電に用いられる部品等へのシール材の貼付けに適用しても良い。
1 シール材貼付装置
2 シール材供給部
3 ワーク把持部
4 制御ロボット
5 ワーク
6 シール材
24a 第一ローラー
24b 第二ローラー
24c 第三ローラー
24d 第四ローラー
24e 第五ローラー
24f 第六ローラー
24g 第七ローラー


Claims (3)

  1. ワーク把持部に把持されてなるシール材の貼付対象物に対し、帯状のシール材を供給するシール材供給部を備えたシール材貼付装置であって、
    前記シール材供給部は、少なくとも一面に粘着剤を介して台紙が貼付されてなる前記シール材が巻回されてなるリールを軸支するリール取付部と、前記リールから引き出されるシール材を前記シール材の貼付対象物に対して案内する複数のローラーを有してなり、
    前記複数のローラーは、前記リールに対峙する位置に設置されてなる第一ローラーと前記第一ローラーの鉛直下方向かつローラー面が対峙する位置に配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第二ローラーと、前記第一ローラーを基準としてシール材送出方向に離間しかつ第一ローラーと鉛直方向同高さに配設されてなる第三ローラーと、
    前記第三ローラーを基準としてシール材送出方向斜め下方かつ前記第三ローラーとローラー面が対峙する位置に配設されてなる第四ローラーと、
    前記第四ローラーを基準としてシール材送出方向斜め上方かつ前記第四ローラーとローラー面が対峙する位置に配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第五ローラーと、
    前記第五ローラーを基準としてシール材送出方向に離間して配設されてなり前記シール材をシール材送出方向に送出するように回転するワンウェイベアリングの第六ローラーと、
    前記第六ローラーに対して鉛直下方向かつローラー面が対峙する位置に配設されてなる第七ローラーとを有し、
    前記シール材の貼付対象物の動きにより前記リールから引き出されてなる前記シール材は、前記第一ローラー及び前記第二ローラー間を通過し、続いて前記第三ローラーの下方、第四ローラーの上方を通過することにより台紙が剥離された後、前記第五ローラーの下方の順に通過し、第六ローラーと第七ローラーの間を通過し、前記シール材の貼付対象物に供給されるように形成されていることを特徴とするシール材貼付装置。
  2. 前記シール材貼付装置のワーク把持部は、前記シール材供給部の前記第六ローラーと前記第七ローラーの間のフィーダー基準位置に前記ワーク把持部に保持されてなるシール材貼付対象物としてのワークの貼付け位置を対峙させた状態で前記ワーク把持部が前記ワークを移動自在としてなることを特徴とする請求項1に記載のシール材貼付装置。
  3. 前記シール貼付装置のワーク把持部は、制御ロボットに連設されてなることを特徴とする請求項1または2に記載のシール材貼付装置。
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