JP7390977B2 - 安全管理システム、及び、安全管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、安全管理システム、及び、安全管理方法に関する。
建築・土木現場では近年、生産性向上や作業員手不足への対応として、車両や建機をはじめとする無人建機の導入が進みつつある。これに伴い、無人建機と有人建機と作業員との接触を防止する安全管理システムの必要性が高まっている。
従来技術では、安全管理システムの一例として、レーザー検知器による境界監視手段や、無人建機と有人建機とを同居させない手段が提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2)。
特許文献1では、レーザー検知器により、移動作業車の侵入禁止エリア境界への侵入を監視し、当該車を侵入禁止エリア内へ侵入させないように制御する方法が記載されている。また、特許文献2では、現場内での有人建機と無人建機との干渉を回避する交通管制システムが記載されている。
特開2018-193713号公報 特開2016-153987号公報
ところで、建機や作業員は様々な速度で様々な方向へ移動するため、接触を監視するための領域を個別に設定する必要がある。しかしながら、特許文献1では、レーザー検知器は進入禁止エリア境界付近に固定して設置されているため、当該境界付近しか監視できなかった。また、特許文献2では、監視領域は現場内の一部分の範囲に限定されていた。このように、上述したような従来技術では、限られた領域しか監視できないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、建機と作業員の位置と移動速度に応じて設定した監視領域に基づいて、各々が接触しないように制御することができる建築・土木現場内の安全管理システム、及び、安全管理方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、建築・土木現場内の測定対象の位置を表す位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する高精度測定機であって、第1の前記測定対象である建機に設けられる第1の前記高精度測定機と、第2の前記測定対象である作業員に携帯される第2の前記高精度測定機と、前記高精度測定機により測定された前記測位情報を取得する取得部と、前記建機の走行時に、前記測位情報と、前記建機及び前記作業員の前記建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、前記建機と前記作業員の未来位置として予測される予測領域を設定する領域設定部と、前記建機の走行時に、前記予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、前記建機と前記作業員とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された前記建機及び前記作業員が互いに接触しないように制御する制御部と、を備える安全管理システムである。
また、本発明の一態様は、建築・土木現場内の測定対象の位置を表す位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する高精度測定機であって、第1の前記測定対象である建機に設けられる第1の前記高精度測定機と、第2の前記測定対象である作業員に携帯される第2の前記高精度測定機と、前記高精度測定機により測定された前記測位情報を取得する取得部と、前記建機の走行時に、前記測位情報と、前記建機及び前記作業員の前記建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、前記建機と前記作業員の未来位置として予測される予測領域を設定する領域設定部とを備えた安全管理システムの安全管理方法であって、制御部が、前記建機の走行時に、前記予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、前記建機と前記作業員とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された前記建機及び前記作業員が互いに接触しないように制御する安全管理方法である。
本発明によれば、建機と作業員の位置と移動速度に応じて設定した監視領域に基づいて、各々が接触しないように制御することが可能となる。
本発明の実施形態に係る安全管理システム1の構成の概要を示す図である。 車体の旋回機能を持たない建機10のマージン領域と危険領域の概要を示す図である。 車体の旋回機能を持つ建機10のマージン領域と危険領域の概要を示す図である。 制御部35が建機10aと建機10bとの重なり判定を行う状況の一例を示した図である。 建機10の走行位置の確率情報の一例を示す図である。 建機10の未来位置の確率情報の一例を示す図である。 第1測定時刻T1と第2測定時刻T2の選び方を模式的に示した図である。 図7の第1測定時刻T1と第2測定時刻T2から算出した、第2位置の第1位置に対する相対位置を相対座標(RX、RY)上に示した図である。 建機10の走行時における、本実施形態に係る制御装置30の制御処理の一例を示すフローチャートである。 建機10の作業時における、本実施形態に係る制御装置30の制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による安全管理システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る安全管理システム1の構成の概要を示す図である。
図1に示すように、安全管理システム1は、複数の建機(第1の測定対象)(10a、10b、10c)と、複数の作業員(第2の測定対象)(11d、11e)とが同居する建築・土木現場の安全管理システムであって、複数のGNSS(Global Navigation Satellite System)コンパス(高精度測定機の一例)(20a、20b、20c、20d、20e)と、制御装置30とを備える。
複数の建機(10a、10b、10c)は、有人建機もしくは無人建機であり、例えば、自動車、クレーン、ショベルカー、ロードローラー、ブルドーザー、ダンプトラック、バックホウ等の種別が含まれる。なお、本実施形態において、安全管理システム1が備える任意の建機を示す場合、又は特に区別しない場合には、建機10として説明する。
複数の作業員(11d、11e)は、現場内を移動して様々な作業を行う。なお、本実施形態において、安全管理システム1が備える任意の作業員を示す場合、又は特に区別しない場合には、作業員11として説明する。
建機10と作業員11には、各々を識別するための識別情報が付与されている。本実施形態では、識別情報の付与ルールとして、建機10の識別情報は頭文字に“K”を含み、作業員11の識別情報は頭文字に“W”を含むとする。例えば、識別情報として、建機10aにはK0001、建機10bにはK0002、建機10cにはK0003、作業員11dにはW0001、作業員11eにはW0002が付与される。なお、詳しくは後述するように、制御部35は、識別情報に基づいて建機10と作業員11を区別する。
また、建機10には受信機が設けられ、作業員11は、受信機を携帯する。この受信機は、制御装置30(後述する、制御部35)から送信される各種指示(後述する、警告指示又は停止指示)を受信する機能、表示パネル、スピーカー等の出力装置を有する。受信機は、警告指示又は停止指示を制御装置30から受信した場合に、警告指示又は停止指示に応じたメッセージを表示パネルに表示したり、スピーカーから出力する。
複数のGNSSコンパス(20a、20b、20c、20d、20e)は、2台のGNSSアンテナを有し、建機10及び作業員11の位置を表す位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する。GNSSコンパス20a~20c(第1の高精度測定機の一例)は、建機10a~10c(第1の測定対象の一例)のキャビン等の屋根に設けられ、GNSSコンパス20d~20e(第2の高精度測定機の一例)は、作業員11d~11e(第2の測定対象の一例)のヘルメット等に設けられる。なお、本実施形態において、安全管理システム1が備える任意のGNSSコンパスを示す場合、又は特に区別しない場合には、GNSSコンパス20として説明する。
また、GNSSコンパス20は、各々が設置されている建機10又は作業員11の識別情報を測位情報に付加して、制御装置30(後述する取得部32)へ送信する。
制御装置30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含み、詳しくは後述するように、建機10と作業員11が建築・土木現場内で相互に接触しないように制御する。
次に、制御装置30の構成の詳細について説明する。
制御装置30は、入力部31と、取得部32と、記憶部33と、領域設定部34と、制御部35と、確率情報算出部36と、重畳部37とを備える。
入力部31は、作業員11によるキーボードやマウス等の入力装置の操作を介して入力された種々の情報を受信して、記憶部33(後述する、建機情報記憶部332)に記憶させる。ここで、入力部31が受信する情報には、建機10の全長・全幅と建機種別と識別情報とを含む建機情報と、測位情報の取得頻度(例えば、1Hz)とが含まれる。
取得部32は、記憶部33に記憶された取得頻度に従い、GNSSコンパス20により測定された建機10と作業員11の測位情報及び識別情報を取得して、記憶部33(後述する、測位情報記憶部331)に記憶させる。例えば、測位情報の取得頻度が1Hzの場合、取得部32は1秒間に1回の頻度で、GNSSコンパス20から測位情報を取得する。
記憶部33は、制御装置30が利用する各種データを記憶する。
記憶部33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)などの記憶媒体など、又は、これらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。また、記憶部33として、例えば、不揮発性メモリを用いることができる。
次に、記憶部33の構成の詳細について説明する。
記憶部33は、測位情報記憶部331と、建機情報記憶部332と、優先度記憶部333と、確率情報記憶部334と、地図情報記憶部335とを備える。
測位情報記憶部331は、取得部32が取得した建機10及び作業員11の測位情報と、識別情報と対応付けて記憶する。
建機情報記憶部332は、入力部31が受信した建機10の建機情報を記憶する。例えば、建機情報記憶部332は、建機10の全長・全幅と、建機種別と、識別情報とを対応付けて記憶する。
優先度記憶部333は、建機10と作業員11に付与された優先度を記憶する。
本実施形態において、優先度は、作業員11が最も低く、異なる種類の建機10の間では、走行停止に伴う作業ロスの大きい建機ほど高く設定される。例えば、優先度は、作業員、自動車、クレーン、ショベルカー、ロードローラー、ブルドーザー、ダンプトラックの順に高くなるように設定される。また、同じ種類の建機10の間では、作業状況等に応じて優先度は任意に設定される。
確率情報記憶部334は、建機10及び作業員11の建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報を、識別情報と対応付けて記憶する。位置確率情報は、建機10及び作業員11の走行位置(走行路)の存在確率を示す走行位置の確率情報と、建機10及び作業員11の現在位置に対する未来位置の存在確率を表す未来位置の確率情報とを有する。
なお、走行位置の確率情報と未来位置の確率情報の算出方法については、後で詳細を説明する。
地図情報記憶部335は、数センチメートル間隔のグリッドに区切られた建築・土木現場内の地図情報を記憶する。詳しくは後述するように、この地図情報には、建機10及び作業員11の位置情報と、領域設定部34が設定する種々の領域を重畳することができる。
領域設定部34は、建機情報記憶部332の建機情報に基づいて、全長×全幅の大きさの領域を建機10の建機領域として設定する。
また、領域設定部34は、建機10の走行時に、測位情報に含まれる移動速度と、測位情報の取得頻度とに基づいて、マージン領域と危険領域を建機10及び作業員11に設定する。マージン領域及び危険領域は、移動速度又は、測位情報の取得頻度に応じて変化する。例えば、移動速度が大きい、もしくは、測位情報の取得頻度が少ないほど、マージン領域と危険領域は大きくなる。
さらに、領域設定部34は、建機10の走行時に、確率情報記憶部334の走行位置の確率情報と未来位置の確率情報とを組み合わせて、建機10と作業員11の未来位置として予測される予測領域を設定する。ここで、予測領域は、数秒から1分程度で建機10及び作業員11が移動できる領域を表す。
また、領域設定部34は、建機10の作業時に、建機10が作業を行う作業領域と、建機10の侵入が許可されていない立ち入り禁止領域とを設定する。
ここで、図2及び図3を参照して、マージン領域と危険領域の詳細を説明する。
図2は、車体の旋回機能を持たない建機10のマージン領域と危険領域の概要を示す図である。図3は、車体の旋回機能を持つ建機10のマージン領域と危険領域の概要を示す図である。
図2及び図3に示すように、マージン領域は建機領域を内包し、危険領域はマージン領域を内包し、かつ建機10が安全に停止できる制動距離を含んでいる。
車体の旋回機能を持たない建機10(例えば、自動車、ブルドーザー、ダンプトラック)の場合、図2に示すように、建機領域41と、マージン領域42と、危険領域43とが設定される。この場合、マージン領域42と危険領域43の大きさは、進行方向前方の方が後方に比べて大きくなるように設定される。
一方、車体の旋回機能を持つ建機10(例えば、バックホウ)の場合、図3に示すように、建機領域41と、マージン領域42と、危険領域43とが設定される。この場合、マージン領域42の大きさは進行方向前方と後方で同じであり、危険領域43の大きさは進行方向前方の方が後方に比べて大きくなるように設定される。
再び図1に戻り、制御装置30の構成について説明する。
制御部35は、建機10の走行時に、予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、優先度記憶部333の優先度に基づいて、重なると判定された建機10及び作業員11が互いに接触しないように制御する。
具体的には、制御部35は、予測領域同士が重なる建機10の中で、優先度の最も高い建機10に対しては、当該建機に接触する可能性のある別の建機10又は作業員11の存在を警告する警告指示を送信し、残りの優先度の低い建機10及び作業員11に対しては、走行を停止する停止指示を送信する。なお、制御部35は、識別情報に基づいて、建機10と作業員11とを区別する。例えば、本実施形態では、制御部35は、識別情報の頭文字が“K”である場合は建機10と判定し、“W”である場合は作業員11と判定する。
ここで、図4を参照して、制御部35が重なり判定を行う状況について説明する。
図4は、制御部35が建機10aと建機10bとの重なり判定を行う状況の一例を示した図である。
領域設定部34は、建機10aに対して、建機領域41a、マージン領域42a、危険領域43a、予測領域44aを設定し、建機10bに対して、建機領域41b、マージン領域42b、危険領域43b、予測領域44bを設定する。制御部35は、図4に示すように予測領域44aと予測領域44bが重なる領域OA(Overlap Area)が存在する場合に、建機10aと建機10bは将来時刻に接触する可能性が高いと判定する。そして、制御部35は、例えば建機10aの優先度が建機10bの優先度よりも大きい場合に、建機10bとの接触を警告する警告指示を建機10aへ送信し、建機10bの走行を停止する停止指示を建機10bへ送信する。この場合、建機10aの搭乗者は、スピーカーから流れる警告アナウンスにより、前方を注意しながら運転を行うことができ、建機10bの搭乗者は、スピーカーから流れる停止アナウンスの内容を把握することで、建機10aに接触しない安全な場所に建機10bを停止する等の判断をし、判断結果に応じた操作をすることができる。これにより、建機10aと建機10bとの接触を防止することができる。
また、現場内には高低差のある場所が多くあり、OAは平面上において重なっているように見えるが実際には高さが違うため建機10の接触は起こらない場合もある。制御部35は、建機10の位置情報に含まれる高さ情報に基づいて、高さレベルの異なる建機10では接触の可能性は低いと判定するが、その場合でも接近に関しての警告指示を建機10へ送信する。
また、制御部35は、建機10の作業時に、作業領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、重なりがあると判定された建機10が互いに接触しないように制御する。
具体的には、制御部35は、建機10が作業領域の境界に接近した場合に、接近を警告する警告指示を送信し、建機10が作業領域の外に出た場合に、当該建機の走行を停止する停止指示を送信する。
また、制御部35は、建機10の作業時に、作業領域と立ち入り禁止領域との重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、建機10が立ち入り禁止領域へ侵入しないように制御する。
具体的には、制御部35は、建機10が立ち入り禁止領域の境界に接近した場合に、接近を警告する警告指示を送信する。
確率情報算出部36は、測位情報に含まれる位置情報と測定時刻とに基づいて、建機10及び作業員11の走行位置の確率情報と未来位置の確率情報を算出し、確率情報記憶部334に記憶させる。
確率情報算出部36は、測定時刻が新しいほど重みが大きくなるように、測定時刻に応じて重み付けして、走行位置の確率情報を算出する。さらに、確率情報算出部36は、現在位置に対する未来位置の相対位置を求め、建機10及び作業員11が将来時刻に相対位置に存在する確率として、未来位置の確率情報を算出する。
ここで、図5及び図6を参照して、走行位置の確率情報と未来位置の確率情報について説明する。図5は、建機10の走行位置の確率情報の一例を示す図である。図6は、建機10の未来位置の確率情報の一例を示す図である。
図5において、各グリッドの座標(AX、AY)は、地図情報記憶部335の地図情報の座標と一致する。図5に示すように、走行位置の確率情報は、建機10の通行回数が多く、かつ、測定時刻が新しいグリッドほど大きくなる。
確率情報算出部36は、測位情報に含まれる位置情報に基づいて、グリッドごとに建機10の通行回数を数え、さらに、その測定時刻が新しいほど重みが大きくなるように重み付けをして、走行位置の確率情報を算出する。
図6において、各グリッドの座標(RX、RY)は、建機10の現在位置C0を原点とする相対座標を表し、未来位置の確率情報は、現在位置からみた未来位置の相対位置における存在確率を表す。
確率情報算出部36は、以下の手順で未来位置の確率情報を算出する。
まず、確率情報算出部36は、第1測定時刻と、第1測定時刻よりX秒後の第2測定時刻の組み合わせを大量に作る。
ここで、図7を参照して、第1測定時刻T1と第2測定時刻T2について説明する。図7は、第1測定時刻T1と第2測定時刻T2の選び方を模式的に示した図である。
図7において、T1<T1′<T1′′<…は第1測定時刻を表し、T2<T2′<T2′′<…は第2測定時刻を表す。また、TR(Time Rag)は第1測定時刻T1と第2測定時刻T2の時間差(例えば、X秒)を表す。
次に、確率情報算出部36は、第1測定時刻の位置である第1位置と、第1測定時刻よりX秒後の第2測定時刻の位置である第2位置とを用いて、第2位置の第1位置に対するX秒後の相対位置を求める。
図8は、図7の第1測定時刻T1と第2測定時刻T2から算出した、第2位置の第1位置に対する相対位置を相対座標(RX、RY)上に示した図である。なお、第1位置は相対座標(RX、RY)の原点C0に対応する。相対位置P1は、第1測定時刻T1の第1位置と第2測定時刻T2の第2位置から算出した相対位置である。相対位置P2は、第1測定時刻T1′の第1位置と第2測定時刻T2′の第2位置から算出した相対位置である。相対位置P3は、第1測定時刻T1′′の第1位置と第2測定時刻T2′′の第2位置から算出した相対位置である。
確率情報算出部36は、大量の第1測定時刻と第2測定時刻の組み合わせに対して相対位置を求め、建機10が相対位置を通過する回数をカウントして集計することにより、建機10がX秒後に相対位置に存在する未来位置の確率情報を算出する。
重畳部37は、取得部32が建機10及び作業員11の測位情報を取得する度に、測位情報に含まれる位置情報を地図情報記憶部335の地図情報に重畳して、建機10のモニタ等の表示装置、又は、作業員11が所持するタブレット等の情報処理端末に表示させる。これにより、建築・土木現場内の最新位置情報を把握することができる。
また、重畳部37は、領域設定部34により設定された建機領域41、マージン領域42、危険領域43、予測領域44をそれぞれ地図情報に重畳して、上記の表示装置、又は、情報端末等に表示させる。
(走行時の制御処理)
次に、図9を参照して、建機10の走行時における制御装置30の制御処理について説明する。図9は、建機10の走行時における、本実施形態に係る制御装置30の制御処理の一例を示すフローチャートである。
入力部31は、建機10の全長・全幅と建機種別を含む建機情報と、測位情報の取得頻度を受信して、記憶部33に記憶させる(ステップS101)。
領域設定部34は、記憶部33が記憶する建機情報と測位情報の取得頻度とに基づいて、建機領域41とマージン領域42と危険領域43の初期設定を行う(ステップS102)。初期設定では、移動速度を例えば、現場内の制限速度である20km/hとして、マージン領域42と危険領域43とを設定する。
取得部32は、建機10と作業員11の測位情報をその取得頻度に従ってGNSSコンパス20から取得して、測位情報記憶部331に記憶させる(ステップS103)。
領域設定部34は、建機10と作業員11のそれぞれに対して、マージン領域42と危険領域43と予測領域44を設定する(ステップS104)。
具体的には、領域設定部34は、測位情報記憶部331の測位情報に含まれる移動速度と、測位情報の取得頻度とに基づいて、当該測位情報に対応付けられた識別情報が示す建機10及び作業員11のマージン領域42と危険領域43を設定する。さらに、領域設定部34は、識別情報が示す建機10及び作業員11について、走行位置の確率情報と未来位置の確率情報を確率情報記憶部334から読み出すとともに、これら2つの確率情報を組み合わせて予測領域44を設定する。
制御部35は、領域設定部34により設定された予測領域44同士に重なりがあるか否かを判定する(ステップS105)。制御部35は、重なりがないと判定した場合に(ステップS105-NO)、処理をステップS103に戻し、以降の処理を繰り返す。
一方、制御部35は、重なりがあると判定した場合に(ステップS105-YES)、重なると判定された建機10及び作業員11が互いに接触しないように停止指示と警告指示を送信する(ステップS106)。具体的には、制御部35は、優先度の最も高い建機10に対しては、当該建機に接触する可能性のある別の建機10や作業員11の存在を警告する警告指示を送信し、残りの優先度の低い建機10及び作業員11に対しては、走行を停止する停止指示を送信する。
ステップS106の後、取得部32は、建機10及び作業員11の測位情報をGNSSコンパス20から新たに取得して、測位情報記憶部331に記憶させる(ステップS107)。
領域設定部34は、ステップS104と同様に、ステップS107で取得した測位情報とその取得頻度に基づいて、マージン領域42と危険領域43をそれぞれ設定し、走行位置の確率情報と未来位置の確率情報を組み合わせて、予測領域44を設定する(ステップS108)。
制御部35は、ステップS105と同様に、領域設定部34により設定された予測領域44同士に重なりがあるか否かを判定する(ステップS109)。制御部35は、重なりがあると判定した場合に(ステップS109-YES)、処理をステップS107に戻し、以降の処理を繰り返す。
一方、制御部35は、重なりがないと判定した場合に(ステップS109-NO)、ステップS108で送信した停止指示と警告指示を解除する(ステップS110)。ステップS110の後、制御装置30は処理をステップS103に戻し、以降の処理を繰り返す。
(作業時の制御処理)
次に、図10を参照して、建機10の作業時における制御装置30の制御処理について説明する。図10は、建機10の作業時における、本実施形態に係る制御装置30の制御処理の一例を示すフローチャートである。
入力部31は、建機10の全長・全幅を示す建機情報と、測位情報の取得頻度を受信して記憶部33に記憶させる(ステップS201)。
取得部32は、建機10及び作業員11の測位情報をGNSSコンパス20から取得して、現在時刻の測位情報として測位情報記憶部331に記憶させる(ステップS202)。
領域設定部34は、測位情報と測位情報の取得頻度とに基づいて、建機10の作業領域と立ち入り禁止領域とを設定する(ステップS203)。
制御部35は、領域設定部34により設定された作業領域同士に重なりがあるか否か、もしくは、作業領域と安全領域とに重なりがあるか否かを判定する(ステップS204)。制御部35は、重なりがないと判定した場合に(ステップS204-NO)、処理をステップS104に戻し、以降の処理を繰り返す。
一方、制御部35は、作業領域同士、もしくは、作業領域と立ち入り禁止領域とに重なりがあると判定した場合に(ステップS204-YES)、重なると判定された建機10及び作業員11が互いに接触しないように停止指示と警告指示を送信する(ステップS205)。
具体的には、制御部35は、建機10が作業領域の境界に接近した場合に、接近を警告する警告指示を送信し、建機10が作業領域の外に出た場合に、当該建機の走行を停止する停止指示を送信する。また、制御部35は、建機10が立ち入り禁止領域の境界に接近した場合に、接近を警告する警告指示を送信する。
ステップS205の後、取得部32は、建機10及び作業員11の測位情報をGNSSコンパス20から新たに取得して、測位情報記憶部331に記憶させる(ステップS206)。
領域設定部34は、ステップS203と同様に、建機10の作業領域と立ち入り禁止領域とを設定する(ステップS207)。
制御部35は、ステップS204と同様に、領域設定部34により設定された作業領域同士に重なりがあるか否か、もしくは、作業領域と安全領域とに重なりがあるか否かを判定する(ステップS208)。
制御部35は、重なりがあると判定した場合に(ステップS208-YES)、処理をステップS206に戻し、以降の処理を繰り返す。一方、制御部35は、重なりがないと判定した場合に(ステップS208-NO)、処理をステップS202に戻して、以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態による安全管理システム1は、GNSSコンパス20と、取得部32と、領域設定部34と、制御部35とを備える。GNSSコンパス20は、建築・土木現場内の建機10及び作業員11の位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する。取得部32は、GNSSコンパス20により測定された測位情報を取得する。領域設定部34は、建機10の走行時に、測位情報と、建機10及び作業員11の建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、建機10と作業員11の未来位置として予測される予測領域を設定する。制御部35は、建機10の走行時に、予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、建機10と作業員11とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された建機10及び作業員11が互いに接触しないように制御する。
これにより、本実施形態による安全管理システム1は、建機10と作業員11の位置と移動速度に基づいて測領域を設定するとともに、予測領域同士の重なりを判定し、優先度に基づいて、各々が接触しないように制御することができる。
また、本実施形態による安全管理方法は、建築・土木現場内の建機10と作業員11の位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定するGNSSコンパス20と、GNSSコンパス20により測定された測位情報を取得する取得部32と、建機10の走行時に、測位情報と、建機10及び作業員11の建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、建機10と作業員11の未来位置として予測される予測領域を設定する領域設定部34とを備えた安全管理システム1の安全管理方法であって、制御部35が、建機10の走行時に、予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、建機10と作業員11とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された建機10及び作業員11が互いに接触しないように制御する。
これにより、本実施形態による安全管理方法は、上述した安全管理システム1と同様の効果を奏し、建築・土木現場内の建機10及び作業員11がお互いに接触しないように制御することができる。
本実施形態に係る優先度を作業状況に応じて設定するようにしてもよい。例えば、荷台に荷物を搭載したダンプトラックの優先度の方が、荷台が空のダンプトラックや他の種別の建機10の優先度よりも大きくなるように設定することができる。この場合、優先度の高いダンプトラックには警告指示を送信し、優先度の低いダンプトラックには停止指示を送信する。これにより、同じ走行路上で複数台の建機10がすれ違うような状況でも、荷台が空の建機10に対しては、待機場所で停止するように制御することができる。
また、本実施形態において、高精度測定機がGNSSコンパス20である例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、地磁気センサや慣性計測装置であってもよい。これにより、GNSS測定ができない場所においても建機10及び作業員11の位置と方位を測定できる。
また、本実施形態において、GNSSコンパス20が作業員11のヘルメットに設けられる例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、GNSSコンパス20は作業員11の衣服又は荷物に設けられていてもよいし、GNSSコンパス20を作業員11が直接手で持っていてもよい。これにより、作業員11がヘルメットを装着していない場合でも、GNSSコンパス20を用いて、作業員11の測位情報を測定できる。
また、本実施形態において、制御部35は、識別情報の付与ルールに基づいて、建機10と作業員11を区別するとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、属性テーブルを参照して区別するようにしてもよい。この場合、記憶部33は、属性記憶部336を備え、属性記憶部336は、属性テーブルとして、建機10及び作業員11の識別情報と属性とを対応付けて記憶する。例えば、属性記憶部336は、識別情報がID1、ID2、ID3の属性を「建機」、識別情報がID4、ID5の属性を「作業員」として記憶する。これにより、識別情報の付与ルールからでは建機10と作業員11とを区別できない場合でも、属性テーブルを参照することで、両者を区別することができる。
上述した実施形態における制御処理をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…安全管理システム、10、10a、10b、10c…建機、11、11d、11e…作業員、20、20a、20b、20c、20d、20e…GNSSコンパス、32…取得部、33…記憶部、34…領域設定部、35…制御部、36…確率情報算出部、37…重畳部、42、42a、42b…マージン領域、43、43a、43b…危険領域、44、44a、44b…予測領域

Claims (10)

  1. 建築・土木現場内の測定対象の位置を表す位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する高精度測定機であって、第1の前記測定対象である建機に設けられる第1の前記高精度測定機と、第2の前記測定対象である作業員に携帯される第2の前記高精度測定機と、
    前記高精度測定機により測定された前記測位情報を取得する取得部と、
    前記建機の走行時に、前記測位情報と、前記建機及び前記作業員の前記建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、前記建機と前記作業員の未来位置として予測される予測領域を設定する領域設定部と、
    前記建機の走行時に、前記予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、前記建機と前記作業員とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された前記建機及び前記作業員が互いに接触しないように制御する制御部と、
    を備える安全管理システム。
  2. 前記制御部は、前記予測領域同士の重なりがあると判定した場合に、重なると判定された前記建機の中で、前記優先度の最も高い前記建機に対しては、当該建機に接触する可能性のある前記建機又は前記作業員の存在を警告する警告指示を送信し、残りの前記優先度の低い前記建機又は前記作業員に対しては、走行を停止する停止指示を送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の安全管理システム。
  3. 前記優先度は、異なる種類の前記建機の間では、走行停止に伴う作業ロスの大きい前記建機ほど高く設定され、同じ種類の前記建機の間では、作業状況に応じて設定されること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の安全管理システム。
  4. 前記領域設定部は、
    前記建機の全長・全幅を示す建機情報と、前記測位情報の取得頻度と、前記測位情報に含まれる前記移動速度とに基づいて、マージン領域と、前記マージン領域を内包し、かつ前記建機が安全に停止できる制動距離を含む危険領域とを設定すること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  5. 前記高精度測定機は、2台のGNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナを有するGNSSコンパス、地磁気センサ、もしくは、慣性計測装置であること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  6. 前記取得部が前記建機及び前記作業員の前記測位情報を取得する度に、前記測位情報に含まれる前記位置情報を、前記建築・土木現場内の地図情報に重畳して、表示装置に表示させる重畳部を備えること、
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  7. 前記位置確率情報は、
    前記建機及び前記作業員の走行位置の存在確率を示す走行位置の確率情報と、
    前記建機及び前記作業員の現在位置に対する未来位置の存在確率を示す未来位置の確率情報とを有し、
    前記領域設定部は、
    前記走行位置の確率情報と前記未来位置の確率情報とを組み合わせて、前記予測領域を設定すること、
    を特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  8. 前記測位情報に含まれる前記位置情報と前記測定時刻とに基づいて、前記走行位置の確率情報と前記未来位置の確率情報とを算出する確率情報算出部を備え
    前記確率情報算出部は、
    前記測定時刻が新しいほど重みが大きくなるように、前記測定時刻に応じて重み付けして、前記走行位置の確率情報を算出し、
    前記現在位置に対する前記未来位置の相対位置を求め、前記建機及び前記作業員の将来時刻に前記相対位置に存在する確率として、前記未来位置の確率情報を算出すること、
    を特徴とする請求項7に記載の安全管理システム。
  9. 前記建機の作業時に、前記領域設定部は、前記建機の作業領域と、前記建機が侵入できない立ち入り禁止領域とを設定し、
    前記制御部は、前記作業領域同士の重なりがあると判定した場合に、重なると判定された前記建機が互いに接触しないように制御し、
    前記作業領域と前記立ち入り禁止領域との重なりがあると判定した場合に、前記建機が前記立ち入り禁止領域へ侵入しないように制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の安全管理システム。
  10. 建築・土木現場内の測定対象の位置を表す位置情報と移動方向と移動速度と測定時刻とを含む測位情報を測定する高精度測定機であって、第1の前記測定対象である建機に設けられる第1の前記高精度測定機と、第2の前記測定対象である作業員に携帯される第2の前記高精度測定機と、
    前記高精度測定機により測定された前記測位情報を取得する取得部と、
    前記建機の走行時に、前記測位情報と、前記建機及び前記作業員の前記建築・土木現場内での存在確率を示す位置確率情報とに基づいて、前記建機と前記作業員の未来位置として予測される予測領域を設定する領域設定部とを備えた安全管理システムの安全管理方法であって、
    制御部が、前記建機の走行時に、前記予測領域同士の重なりがあるか否かを判定し、重なりがあると判定した場合に、前記建機と前記作業員とに付与された優先度に基づいて、重なると判定された前記建機及び前記作業員が互いに接触しないように制御する安全管理方法。
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