JP7389078B2 - ドライバ評価装置及びドライバ評価システム - Google Patents

ドライバ評価装置及びドライバ評価システム Download PDF

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Description

本発明は、ドライバ評価装置及びドライバ評価システム、に関する。
上述したドライバ評価装置として、加速回数を計数し、単位走行距離内における加速回数により経済運転評価を行うものが提案されている(特許文献1)。
特開2002-364400号公報
従来のドライバ評価装置は、運行が終了した後、評価を行ってドライバに対して運転指導を行うものである。このため、運行中にドライバの運転指導を適切に行うことができない、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運行中にドライバに対して適切な運転指導を行うことができるドライバ評価装置及びドライバ評価システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライバ評価装置は、下記[1]~[5]を特徴としている。
[1]
ドライバの運行中において、前記ドライバの評価項目が警告範囲になると、警告を発生する第1警告発生部と、
前記運行中において、前記評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続すると、前記評価項目に基づいて算出する一運行における前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部と、
前記第2警告発生部が警告を行った場合、一運行における前記ドライバの評価値を下げる評価部と、を備えた、
ドライバ評価装置であること。
[2]
[1]に記載のドライバ評価装置において、
前記評価項目は、配送ルートからの逸脱距離、稼働時刻、休憩時間、休憩回数、到着時間の少なくとも1つである、
ドライバ評価装置であること。
[3]
[1]又は[2]に記載のドライバ評価装置において、
荷主又は受取人の評価を受信する受信部を備え、
前記評価部は、前記荷主又は前記受取人の評価に応じて前記ドライバの評価値を算出する、
ドライバ評価装置であること。
[4]
[1]~[3]の何れか1項に記載のドライバ評価装置において、
前記評価部は、複数の前記評価項目毎に項目評価値を算出し、算出した前記項目評価値に重みづけを行い、重みづけを行った前記項目評価値に基づいて前記ドライバの前記評価値を算出し、
前記重みを設定する設定部を備えた、
ドライバ評価装置であること。
[5]
ドライバが運転する車両に搭載された車載器と、前記車載器と無線通信可能なサーバと、を備えたドライバ評価システムであって、
前記車載器は、前記ドライバの運転挙動を取得する運転挙動取得部と、前記運転挙動に基づいて前記ドライバの評価項目が警告範囲であるか否かを判定する第1判定部と、前記ドライバの運行中において、前記評価項目が警告範囲であると判定されたとき、警告を発生する第1警告発生部と、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続しているか否かを判定する第2判定部と、前記運行中において、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続していると判定されたとき、一運行における前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部と、前記運転挙動を前記サーバに送信する送信部と、を有し、
前記サーバが、前記運転挙動に基づいて一運行における前記ドライバの評価を行う評価部と、前記第2警告発生部による警告が行われた否かの警告情報を取得する警告情報取得部と、を有し、
前記評価部は、前記第2警告発生部が警告を行った場合、前記ドライバの評価を下げる、
ドライバ評価システムであること。
上記[1]及び[5]の構成のドライバ評価装置及びドライバ評価システムによれば、ドライバの運行中、評価項目が警告範囲になると警告を発生し、さらに警告範囲になる状態が継続又は断続するとさらに警告を発生して、評価を下げる警告を行い、評価を下げる。これにより、運行中にドライバに対して適切な運転指導を行うことができる。
上記[2]の構成のドライバ評価装置によれば、評価項目は、配送ルートからの逸脱距離、稼働時刻、休憩時間、休憩回数、到着時間の少なくとも1つである。これにより、運行中にドライバに対して配送ルートに戻るよう指導したり、長時間運転をやめるよう指導したり、長時間休息を取るのをやめるよう指導したり、到着時間を守るように指導したり、することができる。
上記[3]の構成のドライバ評価装置によれば、荷主又は受取人の評価に基づいてドライバを適切に評価することができる。
上記[4]の構成のドライバ評価装置によれば、運行予定通りの運行をしているか否かによりドライバを適切に評価することができる。
本発明によれば、運行中にドライバに対して適切な運転指導を行うことができるドライバ評価装置及びドライバ評価システムを提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明のドライバ評価装置としてのドライバ評価システムの一例を示す構成図である。 図2は、図1に示すデバイスの一例を示す構成図である。 図3は、図1に示すサーバの一例を示す構成図である。 図4は、図1に示すドライバ評価システムを構成する車載器及びサーバのフローチャートである。 図5は、図1に示すサーバが求める評価項目の一例を示す表である。 図6は、図5に示す評価項目についての評価の一例を示す表である。 図7は、図1に示すサーバが行った評価の一例を示すレーダーチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態のドライバ評価システム1は、荷物の配送を行うトラック10(配送車)を運転するドライバを評価するシステムである。同図に示すように、ドライバ評価システム1は、配送車の一例であるトラック10に搭載されたデバイス(車載器)2と、デバイス2とインターネット通信網11を介して通信可能なサーバ3と、サーバ3とインターネット通信網11を介して通信可能な端末4~6と、を備えている。
デバイス2は、図2に示すように、インターネット通信部21と、GPS通信部22と、外部接続端子23と、CANインタフェース(I/F)24と、制御部25と、を備えている。インターネット通信部21は、インターネット通信網11に接続するための回路やアンテナなどで構成されている。GPS通信部22は、周知のように複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発振される電波を受信して、現在位置を求めて後述する制御部25に出力する。外部接続端子23には、表示部30やスピーカ40などの外部機器が接続されている。表示部30には、ドライバに対する警告などを表示する。スピーカ40は、ドライバに対する警告音などを出力する。
CANインタフェース(I/F)24は、車内のCAN(Controller Area Network)バスに接続するために設けられている。デバイス2は、CAN通信を行うことにより、CANからトラック10の速度、G値(加速度)、エンジン回転数を取得できる。なお、本実施形態では、CAN通信により、デバイス2が、トラック10の速度、G値(加速度)、を取得する例について説明するが、これに限ったものではない。デバイス2は、GPS通信部22から取得されるGPS情報(現在位置、時間)を活用し、デバイス2の制御部25がGPS情報を変換して、トラック10の速度、G値(加速度)を取得するようにしてもよい。また、G値については、デバイス2内にGセンサを内蔵し、内蔵したGセンサから取得するようにしてもよい。
制御部25は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備え、プログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)で構成され、車載器2全体の制御を司る。制御部25は、定期的にGPS通信部22から現在位置を求めてサーバ3に送信する。また、制御部25は、CANI/F24から定期的に速度、G値、エンジン回転数を取得してサーバ3に送信する。
サーバ3は、図3に示すように、インターネット通信部31と、データベース(DB)32と、制御部33と、を有している。
インターネット通信部31は、インターネット通信網11に接続するための回路などで構成されている。DB32は、車載器2から定期的に送信される位置情報、速度、G値、エンジン回転数の履歴などが記録される。制御部33は、例えばRAMやROMなどのメモリを備え、プログラムに従って動作するCPUで構成され、サーバ3全体の制御を司る。
端末4~6は、例えばPCやスマートフォンなどから構成され、インターネット通信網11を介してサーバ3と通信する。端末4は、荷主が所有する端末である。端末5は、荷物の受取人が所有する端末である。端末6は、配送業者が所有する端末である。
次に、上述した構成のドライバ評価システム1の動作について図4を参照して説明する。まず、デバイス2の制御部25(以下、「デバイス2」と略記)は、運転挙動取得部として機能し、定期的にGPS通信部22やCANI/F24から現在位置、速度、G値、エンジン回転数(運転挙動)を取得する(S1)。デバイス2は、第1判定部として機能し、これら運転挙動に基づいて各評価項目が警告範囲内であるか否かを判定する(S2)。
評価項目としては、例えば、図5に示すものが考えられる。デバイス2が、ドライバの運行中に警告範囲内になったか否かを判定する評価項目としては、ルート逸脱、稼働時刻、休憩、到着時間、急減速(=急ブレーキ)、急加速、急旋回、衝撃、速度超過がある。
ルート逸脱についてデバイス2は、予め定められた配送ルートとトラック10の現在位置との逸脱距離が逸脱警告距離以上離れていると、ルート逸脱が警告範囲にあると判定する。具体的には、デバイス2は、予め定めた配送ルートからの距離が逸脱警告距離以内となるジオフェンスを設定し、ジオフェンス内にトラックの現在位置があるか否かによって判定する。
稼働時刻についてデバイス2は、現在位置の履歴に基づいてドライバが運転中であるか否かを判定し、運転中であると判定した場合、現在時刻が予め定めた走行可能時刻内(例えば15:00-6:00)であるか否か判定する。デバイス2は、走行可能時刻内でなければ、稼働時刻が警告範囲にあると判定する。休憩についてデバイス2は、現在位置の履歴や、イグニッションスイッチのオンオフ状態、速度、エンジン回転数などに基づいてドライバが停車中であるか否かを判定し、停車中の状態が所定時間以上継続してから停車中でないと判定されるまでの時間を停車時間としてカウントする。デバイス2は、停車時間が停車警告時間を超えると休憩が警告範囲にあると判定する。
到着時間についてデバイス2は、予め定められた到着時間を過ぎても荷受場所や目的地から到着警告距離以上離れた状態が、第1到着警告時間継続している場合、到着時間が警告範囲にあると判定する。
急減速、急加速についてデバイス2は、速度の履歴に基づいて減速度、加速度を求めて、求めた減速度、加速度が警告値を超えると、急減速、急加速が警告範囲にあると判定する。急旋回、衝撃についてデバイス2は、トラック10の回転方向のG値、上下方向のG値が警告値を超えると、急旋回、衝撃が警告範囲にあると判定する。速度超過についてデバイス2は、速度が警告値を超えると、速度が警告範囲にあると判定する。
デバイス2は、評価項目が警告範囲でないと判定すると(S2でN)、S5に進む。一方、デバイス2は、評価項目が警告範囲であると判定すると(S2でY)、第1警告発生済みか否かを判定する(S3)。第1警告は信号が送信済みでなければ(S3でN)、デバイス2は、第1警告発生部として機能し、表示部30やスピーカ40を用いて第1警告を発生させる(S4)。ルート逸脱を警告する場合、デバイス2は、配送ルートに戻るように指導する警告を発生させる。稼働時刻について警告を発生する場合、デバイス2は、休息を取るように指導する警告を発生させる。休憩について警告を発生する場合、デバイス2は、休憩をやめてトラック10の運転を始めるように指導する警告を発生させる。到着時刻について警告を発生する場合、デバイス2は、到着時間を過ぎているので迅速に荷受場所や目的地に向かうように指導する警告を発生させる。
急減速、急加速、急旋回、衝撃、速度超過について警告する場合、デバイス2は、急加速、急減速、急旋回、速度超過しないように、また、衝撃が加えられないように指導する警告を発生させる。デバイス2は、第1警告を発生した後(S4)、S5に進む。
一方、デバイス2は、第1警告が発生済みであれば(S3でY)、S6に進む。S6において、デバイス2は、第2判定部として機能し、評価項目が警告範囲である状態が継続又は断続しているか否かを判定する。詳しく説明すると、デバイス2は、ルート逸脱、稼働時刻、休息、速度超過が警告範囲である状態が所定時間以上継続しているか否か、到着時間を過ぎても荷受場所や目的地から到着警告距離以上離れている状態が第1到着警告時間よりも長い第2到着警告時間以上継続しているか否か、急減速、急加速、急旋回、衝撃が警告値を超えている状態が断続しているか否かを判定する。
評価項目が警告範囲である状態が継続又は断続していなければ(S6でN)、デバイス2は、S5に進む。一方、評価項目が警告範囲である状態が継続又は断続していると判定すると(S6でY)、デバイス2は、第2警告発生部として機能し、表示部30やスピーカ40を用いて、評価値を下げる旨の第2警告を発生させた後(S7)、S5に進む。
S5においてデバイス2は、トラック10が予め定めた荷受場所や荷物の中継地などの目的地に到着して、一運行が終了したか否かを判定する。運行が終了していなければ(S5でN)、デバイス2は、S1に戻る。運行が終了していれば(S5でY)、デバイス2は、送信部として機能し、一運行中に収集した現在位置、速度、G値、回転数の収集データをサーバ3に送信する(S8)。
サーバ3は、デバイス2から収集データを受信する(S11)。また、サーバ3は、受信部として機能し、端末4、5と通信を行って荷主、荷受人の評価を受信する(S12)。その後、サーバ3は、収集データに基づいて、図5に示す評価項目について一運行におけるドライバの評価を行う(S13)。評価としては、定時制、品質、安全性、経済性の4種類がある。定時制は、ルート逸脱、稼働時刻、休息、到着時間の4つの評価項目に基づいて算出する総合評価値である。定時制評価の一例について説明する。本実施形態では、サーバ3は、減点方式で評価を行い、第1警告を発生した状態では減点しない。サーバ3は、警告情報取得部として機能し、デバイス2から受信した運転挙動の収集データに基づいて第2警告が発生したか否かの警告情報を取得し、第2警告を発生した状態となっていれば減点する。例えば、サーバ3は、ルート逸脱、稼働時刻、休憩が警告範囲にある状態が所定時間以上継続すると1点限定し、さらに一定時間以上継続する毎に1点ずつ減点する。また、サーバ3は、到着時間を過ぎても到着警告距離以上離れた状態が第2警告時間以上継続すると1点限定し、さらに一定時間以上継続する毎に1点ずつ減点する。例えば、第2警告時間を20分、一定時間を10分とすると、到着時間を過ぎても到着警告距離以上離れた状態が40分継続した場合、サーバ3は、(40-20)/10=2点減点する。
サーバ3は、各評価項目について満点から上述した方法により減点を行った点数に予め定めた重みづけを乗算した値を加算して、総合評価点として算出する。即ち、サーバ3は、下記の式(1)により定時制の総合評価点を算出する。
(満点-ルート逸脱での減点数)×ルート逸脱の重み+(満点-稼働時刻での減点数)×稼働時刻の重み+(満点-休憩での減点数)×休憩の重み+(満点-荷受場所への到着時間での減点数)×荷受場所への到着時間の重み+(満点-目的地への到着時間での減点数)×目的地への到着時間の重み …(1)
なお、サーバ3は、設定部として機能し、運送会社の希望により重みを自由に設定することができる。運送会社が重要と考える評価項目についての重みを大きく設定することができる。
品質は、貨物破損、数量の2つの評価項目に基づいて算出する総合評価値である。貨物破損は、急減速、急加速、急旋回、衝撃、荷主評価、荷受人評価の6つの評価項目に基づいて算出する総合評価値である。急減速、急加速、急旋回、衝撃については、サーバ3は、定時制と同様に、減点方式で評価を行い、第1警告を発生した状態では減点せず、第2警告を発生した状態となって減点する。荷主評価は、荷主によるトラック10に搭載された荷物の荷積み状態の評価である。荷主評価は、例えば、危険・普通・丁寧の3ランクから荷主が選んで評価できるようになっている。荷受人評価は、荷受人による受取荷物の状態の評価である。荷受人評価は、例えば、酷い・普通・綺麗の3ランクから荷受人が選んで評価できるようになっている。
数量は、荷受人評価によって評価される。数量の荷受人評価は、荷受人による荷物の数量の評価である。数量の荷受人評価は、例えば、注文通り・注文以下の2ランクから荷受人が選んで評価できるようになっている。サーバ3は、定時制と同様に各評価項目の点数に重みを乗じた値を加算して品質の総合評価点として算出する。
安全性は、急減速、急加速、急旋回、飲酒、速度超過の5つの評価項目に基づいて算出される総合評価値である。経済性は、燃費、車体ダメージの2つの評価項目に基づいて算出される総合評価である。燃費は、エンジン回転数や速度から求められ、燃費が良いほど評価が高くなる。車体ダメージは、急減速、急加速、衝撃の3つの評価項目の総合評価である。
サーバ3は、一運行の評価を行うと、ドライバのIDに紐づけて評価結果を配送業者の端末6に送信する。端末6は、評価結果を受信すると、評価結果を表示する。このとき、図7に示すように、ドライバの評価が分かりやすいように、定時制、品質、安全性、経済性の各項目のレーダーチャートを表示するようにしてもよい。
上述した実施形態によれば、デバイス2は、ドライバが運行中、評価項目が警告範囲になると警告を発生し、さらに警告範囲になる状態が継続又は断続するとさらに警告を発生して、評価値を下げる警告を行い、評価値を下げる。これにより、運行中にドライバに対して適切な運転指導を行うことができる。
上述した実施形態によれば、評価項目は、配送ルートからの逸脱距離、稼働時刻、休憩時間、休憩回数、到着時間を含む。これにより、運行中にドライバに対して配送ルートに戻るよう指導したり、長時間運転をやめるよう指導したり、長時間休息を取るのをやめるよう指導したり、到着時間を守るように指導したり、することができる。
上述した実施形態によれば、サーバ3は、荷主、受取人から受信した評価に応じてドライバの評価値を算出している。これにより、荷主又は受取人の評価に基づいてドライバを適切に評価することができる。
上述した実施形態によれば、サーバ3は、到着予定時間における荷受場所又は目的地までの距離に基づいてドライバの評価を算出している。これにより、運行予定通りの運行をしているか否かによりドライバを適切に評価することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、デバイス2は、一運行終了する毎に運転挙動の収集データをサーバ3にまとめて送信していたが、これに限ったものではない。例えば、デバイス2は、運行中、所定時間毎にその時間の間に収集した運転挙動の収集データをサーバ3に送信するようにしてもよい。
上述した実施形態によれば、デバイス2が、運転挙動から評価項目が警告範囲であるか否かを判定していたが、これに限ったものではない。運転挙動をデバイス2からサーバ3に送信し、サーバ3がこれら運転挙動から評価項目が警告範囲であるか否かを判定してもよい。
ここで、上述した本発明に係るドライバ評価装置及びドライバ評価システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
ドライバの評価項目が警告範囲になると、警告を発生する第1警告発生部(26)と、
前記評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続すると、前記評価項目に基づいて算出する前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部(26)と、
前記第2警告発生部(26)が警告を行った場合、前記ドライバの評価値を下げる評価部(33)と、を備えた、
ドライバ評価装置(1)。
[2]
[1]に記載のドライバ評価装置(1)において、
前記評価項目は、配送ルートからの逸脱距離、稼働時刻、休憩時間、休憩回数、到着時間の少なくとも1つである、
ドライバ評価装置(1)。
[3]
[1]又は[2]に記載のドライバ評価装置(1)において、
荷主又は受取人の評価を受信する受信部(33)を備え、
前記評価部(33)は、前記荷主又は前記受取人の評価に応じて前記ドライバの評価値を算出する、
ドライバ評価装置(1)。
[4]
[1]~[3]の何れか1項に記載のドライバ評価装置(1)において、
前記評価部(33)は、複数の前記評価項目毎に項目評価値を算出し、算出した前記項目評価値に重みづけを行い、重みづけを行った前記項目評価値に基づいて前記ドライバの前記評価値を算出し、
前記重みを設定する設定部(33)を備えた、
ドライバ評価装置(1)。
[5]
ドライバが運転する車両に搭載された車載器(2)と、前記車載器(2)と無線通信可能なサーバ(3)と、を備えたドライバ評価システム(1)であって、
前記車載器(2)は、前記ドライバの運転挙動を取得する運転挙動取得部(26)と、前記運転挙動に基づいて前記ドライバの評価項目が警告範囲であるか否かを判定する第1判定部(26)と、前記評価項目が警告範囲であると判定されたとき、警告を発生する第1警告発生部(26)と、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続しているか否かを判定する第2判定部(26)と、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続していると判定されたとき、前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部(26)と、前記運転挙動を前記サーバに送信する送信部(26)と、を有し、
前記サーバ(3)が、前記運転挙動に基づいて前記ドライバの評価を行う評価部(33)と、前記第2警告発生部(26)による警告が行われた否かの警告情報を取得する警告情報取得部(33)と、を有し、
前記評価部(33)は、前記第2警告発生部(26)が警告を行った場合、前記ドライバの評価を下げる、
ドライバ評価システム(1)。
1 ドライバ評価システム(ドライバ評価装置)
2 デバイス(車載器)
3 サーバ
25 制御部(第1警告発生部、第2警告発生部、運転挙動検出部、第1判定部、第2判定部)
33 制御部(評価部、受信部、警告情報取得部)

Claims (5)

  1. ドライバの運行中において、前記ドライバの評価項目が警告範囲になると、警告を発生する第1警告発生部と、
    前記運行中において、前記評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続すると、前記評価項目に基づいて算出する一運行における前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部と、
    前記第2警告発生部が警告を行った場合、一運行における前記ドライバの評価値を下げる評価部と、を備えた、
    ドライバ評価装置。
  2. 請求項1に記載のドライバ評価装置において、
    前記評価項目は、配送ルートからの逸脱距離、稼働時刻、休憩時間、休憩回数、到着時間の少なくとも1つである、
    ドライバ評価装置。
  3. 請求項1又は2に記載のドライバ評価装置において、
    荷主又は受取人の評価を受信する受信部を備え、
    前記評価部は、前記荷主又は前記受取人の評価に応じて前記ドライバの評価値を算出する、
    ドライバ評価装置。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載のドライバ評価装置において、
    前記評価部は、複数の前記評価項目毎に項目評価値を算出し、算出した前記項目評価値に重みづけを行い、重みづけを行った前記項目評価値に基づいて前記ドライバの前記評価値を算出し、
    前記重みを設定する設定部を備えた、
    ドライバ評価装置。
  5. ドライバが運転する車両に搭載された車載器と、前記車載器と無線通信可能なサーバと、を備えたドライバ評価システムであって、
    前記車載器は、前記ドライバの運転挙動を取得する運転挙動取得部と、前記運転挙動に基づいて前記ドライバの評価項目が警告範囲であるか否かを判定する第1判定部と、前記ドライバの運行中において、前記評価項目が警告範囲であると判定されたとき、警告を発生する第1警告発生部と、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続しているか否かを判定する第2判定部と、前記運行中において、前記ドライバの評価項目が前記警告範囲となる状態が継続又は断続していると判定されたとき、一運行における前記ドライバの評価値を下げる旨の警告を行う第2警告発生部と、前記運転挙動を前記サーバに送信する送信部と、を有し、
    前記サーバが、前記運転挙動に基づいて一運行における前記ドライバの評価を行う評価部と、前記第2警告発生部による警告が行われた否かの警告情報を取得する警告情報取得部と、を有し、
    前記評価部は、前記第2警告発生部が警告を行った場合、前記ドライバの評価を下げる、
    ドライバ評価システム。
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