JP7381404B2 - レーザモジュール及びファイバレーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザモジュール及びファイバレーザ装置に係り、特に複数の半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を集光して出力するレーザモジュールに関するものである。
従来から、複数の半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を集光し、高パワーのレーザ光を出力するレーザモジュールが知られている。このようなレーザモジュールに用いられる半導体レーザ素子の発振波長は、製造上のばらつきによって変動し、また温度依存性を有することから、所望の波長のレーザ光を安定して出力するためには、それぞれの半導体レーザ素子から出力されるレーザ光の波長を特定の波長に狭帯域化する必要がある。複数の半導体レーザ素子のレーザ光の波長を狭帯域化する方法の1つとして、所定の格子間隔で屈折率が周期的に変化するVolume Bragg Grating(VBG)と呼ばれる波長安定化素子を用いて、波長安定化素子の反射面と半導体レーザ素子の出射端面との間で外部共振器を形成して特定の波長を選択的に反射させる方法が知られている(例えば、特許文献1の図14A参照)。
このような波長安定化素子を用いた従来のレーザモジュールにおいては、例えばレーザ光の光路を転換するためのミラーなどの光学部品が樹脂によって筐体に固定されているが、波長安定化素子の調心が完了した後に、これらの樹脂が温度変化などによって膨張収縮することがある。そのような場合には、樹脂によって固定されている光学部品の位置や角度が変化し、波長安定化素子に入射するレーザ光の光路がずれてしまうことが考えられる。このような波長安定化素子に入射するレーザ光の光路のずれが、波長安定化素子の反射面と半導体レーザ素子の出射端面との間で外部共振器を形成できる許容範囲を超えてしまうと、波長安定化素子によってレーザ光の波長を狭帯域化することができなくなってしまう。
米国特許出願公開第2016/0172823号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができるレーザモジュールを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、安定してレーザ光を増幅することができるファイバレーザ装置を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができるレーザモジュールが提供される。このレーザモジュールは、光ファイバと、出射端面からレーザ光を出射する少なくとも1つの半導体レーザ素子と、上記レーザ光を集光して上記光ファイバに結合させる少なくとも1つの集光レンズと、上記レーザ光の光路上に位置する反射面を有する少なくとも2つの波長安定化素子とを備える。上記少なくとも2つの波長安定化素子は、上記反射面が上記レーザ光の光軸に垂直な基準方向に対して-θHから+θHまでの範囲内の角度で配置されたときに上記反射面と上記少なくとも1つの半導体レーザ素子の上記出射端面との間で外部共振器を形成して上記レーザ光の波長を特定の波長に狭帯域化できるように構成される。上記少なくとも2つの波長安定化素子は、上記反射面が上記基準方向に対して角度θ1で配置される第1の波長安定化素子と、上記反射面が上記基準方向に対して上記角度θ1よりも大きな角度θ2で配置される第2の波長安定化素子とを含んでいる。θ1及びθ2の少なくとも一方が-θHから+θHまでの範囲にあり、θ2-θ1≦2θHである。
本明細書においては、「XからYまでの範囲」というときは、Xの値及びYの値の双方を含む範囲を意味するものとする。
本発明の第2の態様によれば、安定してレーザ光を増幅することができるファイバレーザ装置が提供される。上記ファイバレーザ装置は、上述したレーザモジュールを含む励起光源と、上記レーザモジュールの上記光ファイバと光学的に接続され、希土類元素イオンが添加されたコアを有する増幅用光ファイバとを備える。
本発明の一態様によれば、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるファイバレーザ装置の構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、図1に示すファイバレーザ装置における励起光源として用いられるレーザモジュールを模式的に示す平面図である。 図3は、図2のA-A線断面図である。 図4Aは、図2のレーザモジュールにおける波長安定化素子の作用を説明するための模式図である。 図4Bは、図2のレーザモジュールにおける波長安定化素子の作用を説明するための模式図である。 図5は、図2のレーザモジュールにおける波長安定化素子の配置を説明する模式図である。 図6は、図2のレーザモジュールにおいてレーザ光の光路が変化した場合の波長安定化素子の作用を説明する模式図である。 図7は、図2のレーザモジュールにおける波長安定化素子の有効角度範囲の一例を示す模式図である。 図8は、図2のレーザモジュールにおける波長安定化素子の有効角度範囲の他の例を示す模式図である。 図9は、本発明の第2の実施形態におけるレーザモジュールを模式的に示す平面図である。
以下、本発明に係るレーザモジュール及びファイバレーザ装置の実施形態について図1から図9を参照して詳細に説明する。図1から図9において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図9においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるファイバレーザ装置1の構成を模式的に示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のファイバレーザ装置1は、レーザ光を増幅可能な増幅用光ファイバ2を含む光共振器3と、光共振器3の一端側(前方)から光共振器3に励起光を供給する複数の前方励起光源4Aと、光共振器3の他端側(後方)から光共振器3に励起光を供給する複数の後方励起光源4Bと、複数の前方励起光源4Aから出力される励起光を結合して光共振器3に導入する前方光コンバイナ5Aと、複数の後方励起光源4Bから出力される励起光を結合して光共振器3に導入する後方光コンバイナ5Bと、後方光コンバイナ5Bから延びるデリバリファイバ6と、デリバリファイバ6の下流側の端部に設けられたレーザ出力部7とを備えている。それぞれの前方励起光源4Aと前方光コンバイナ5Aとは光ファイバ8Aで接続され、それぞれの後方励起光源4Bと後方光コンバイナ5Bとは光ファイバ8Bで接続されている。
光共振器3の増幅用光ファイバ2は、例えばイッテルビウム(Yb)やエルビウム(Er)、ツリウム(Tr)、ネオジム(Nd)などの希土類元素イオンが添加されたコアを有しており、例えば、コアの周囲に形成された内側クラッドと、内側クラッドの周囲に形成された外側クラッドとを有するダブルクラッドファイバによって構成される。
光共振器3は、所定の波長帯(例えば1060nm~1100nm)の光を高い反射率で反射する高反射部9Aと、この波長帯の光を高反射部9Aよりも低い反射率で反射する低反射部9Bとを含んでいる。高反射部9A及び低反射部9Bは、例えば、光の伝搬方向に沿って周期的に光ファイバの屈折率を変化させて形成したファイバブラッググレーティング(FBG)やミラーにより構成される。図1に示す例では、高反射部9A及び低反射部9Bをファイバブラッググレーティングにより構成している。
励起光源4A,4Bに接続される光ファイバ8A,8Bは、それぞれコアと、コアの周囲を覆い、コアの屈折率よりも低い屈折率を有するクラッドとを有しており、これらの光ファイバ8A,8Bのコアの内部には、励起光源4A,4Bで生成された励起光が伝搬する光導波路が形成される。
励起光源4A,4Bとしては、例えば波長975nmのレーザ光を出射可能な高出力マルチモード半導体レーザ素子を含むレーザモジュールが用いられる。このレーザモジュールの詳細については後述する。それぞれの前方励起光源4Aで生成された励起光は、光ファイバ8Aのコアを伝搬して前方光コンバイナ5Aに向かい、前方光コンバイナ5Aで結合されて光共振器3に導入される。また、それぞれの後方励起光源4Bで生成された励起光は、光ファイバ8Bのコアを伝搬して後方光コンバイナ5Bに向かい、後方光コンバイナ5Bで結合されて光共振器3に導入される。なお、前方励起光源4Aで生成される励起光の波長と後方励起光源4Bで生成される励起光の波長は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
励起光源4A,4Bからそれぞれ光コンバイナ5A,5Bを介して光共振器3に導入された励起光は、増幅用光ファイバ2の内側クラッド及びコアの内部を伝搬する。この励起光は、コアを通過する際にコアに添加された希土類元素イオンに吸収され、この希土類元素イオンが励起されて自然放出光が生じる。この自然放出光が高反射部9Aと低反射部9Bとの間で再帰的に反射され、特定の波長(例えば1070nm)の光が増幅されてレーザ発振が生じる。このように光共振器3で増幅されたレーザ光は、増幅用光ファイバ2のコアの内部を伝搬し、その一部が低反射部9Bを透過する。低反射部9Bを透過したレーザ光は、後方光コンバイナ5Bからデリバリファイバ6のコアに導入され、デリバリファイバ6のコアを伝搬して、図1に示すように、レーザ出力部7から出力レーザ光Pとして例えば加工対象物に向けて出射される。
次に、上述した励起光源4A,4Bにおいて用いられるレーザモジュールについて詳細に説明する。図2は、励起光源4A,4Bにおいて用いられるレーザモジュール10を模式的に示す平面図、図3は、図2のA-A線断面図である。図2及び図3においては、レーザ光の光路を点線で示している。本実施形態におけるレーザモジュール10は、筐体12と、筐体12の内部に配置されたレーザ生成部20と、筐体12の外部から内部に延びる光ファイバ14と、光ファイバ14を保持する円筒状のファイバ保持部16とを含んでいる。筐体12の上部には図示しない蓋体が配置されており、この蓋体により筐体12の内部空間が封止される。筐体12は、熱伝導性に優れた銅などの金属から形成されており、筐体12の底面12A及び内側側面12Bには、金めっき膜やアルミニウム膜などの反射率の高い金属薄膜が形成されている。
レーザ生成部20は、階段状の台座21を含んでおり、この台座21は、Z方向の高さが異なる6つの段部22A~22Fを有している。本実施形態では、1段目の段部22Aから-X方向に向かって次第に高くなるように段部22A~22Fが形成されている。それぞれの段部22A~22Fにはサブマウント23が配置されており、それぞれのサブマウント23上には、+Y方向にレーザ光Lを出射する半導体レーザ素子24が載置されている。
また、台座21のそれぞれの段部22A~22Fには、半導体レーザ素子24に対応して、半導体レーザ素子24から出射されたレーザ光Lをファースト軸方向にコリメートするファースト軸コリメートレンズ25と、ファースト軸コリメートレンズ25を透過したレーザ光Lをスロー軸方向にコリメートするスロー軸コリメートレンズ26と、スロー軸コリメートレンズ26を透過したレーザ光Lを反射するミラー27とが配置されている。
ミラー27は、Y方向に対して45度傾斜した傾斜面を有しており、この傾斜面には、誘電体多層膜や金属薄膜などによって、レーザ光Lの波長帯域の光を反射する特性を有する光学薄膜が形成されている。これにより、スロー軸コリメートレンズ26を透過したレーザ光Lは、ミラー27の光学薄膜で反射され、伝搬方向が90度転換されて+X方向に伝搬する。
レーザモジュール10は、レーザ生成部20の+X方向側に配置された3つの波長安定化素子40A,40B,40Cと、波長安定化素子40Cの+X方向側に配置されたファースト軸集光レンズ51と、ファースト軸集光レンズ51の+X方向側に配置されたスロー軸集光レンズ52とを備えている。波長安定化素子40A,40B,40C及び集光レンズ51,52は、筐体12の内部に延びる光ファイバ14の端面14Aとレーザ生成部20との間でそれぞれ筐体12の底面12Aに固定されている。
半導体レーザ素子24のレーザ発振波長は、製造上のばらつきによって変動し、また温度依存性を有することから、本実施形態では、波長安定化素子40A,40B,40Cを用いてレーザモジュール10から出力されるレーザ光の波長を安定化させている。より具体的には、本実施形態の波長安定化素子40A,40B,40Cは、所定の格子間隔で周期的に屈折率を変化させたVolume Bragg Grating(VBG)により構成されており、狭帯域化された特定の波長(例えば975nm)のレーザ光を出力するように構成されている。これらの波長安定化素子40A,40B,40Cの詳細については後述する。
ファースト軸集光レンズ51は、波長安定化素子40A,40B,40Cから出力されるレーザ光をファースト軸方向に集光して光ファイバ14の端面14Aに結合させるものであり、スロー軸集光レンズ52は、波長安定化素子40A,40B,40Cから出力されるレーザ光をスロー軸方向に集光して光ファイバ14の端面14Aに結合させるものである。
このような構成において、レーザ生成部20のそれぞれの半導体レーザ素子24から+Y方向に出射されたレーザ光Lは、ファースト軸コリメートレンズ25及びスロー軸コリメートレンズ26によりそれぞれファースト軸方向及びスロー軸方向にコリメートされ、ミラー27により90度方向転換されて+X方向に伝搬する。ミラー27により反射されたレーザ光Lは、波長安定化素子40A,40B,40Cによって波長が狭帯域化されたレーザ光となる。これらの波長が狭帯域化されたレーザ光は、ファースト軸集光レンズ51によってファースト軸(Z方向)に集光され、さらにスロー軸集光レンズ52によってスロー軸(Y方向)に集光される。これによって、複数の半導体レーザ素子24から出射されたレーザ光Lが光ファイバ14の端面14Aに光学的に結合され、励起光としてレーザモジュール10から上述したファイバレーザ装置1の光共振器3(図1参照)に出力される。
次に、上述した波長安定化素子40A,40B,40Cの詳細について説明する。図4A及び図4Bは、波長安定化素子40A,40B,40Cの作用を説明するための模式図である。図4A及び図4Bにおいては、理解を容易にするために、波長安定化素子40A,40B,40Cをまとめて符号40によって図示している。
図4Aに示すように、半導体レーザ素子24は、n型クラッド層とp型クラッド層で挟まれた活性層124を有している。この活性層124の高反射端面124Aと低反射端面124Bとの間で共振器が形成されており、この共振器によりレーザ発振されたレーザ光Lが低反射端面124B(出射端面)から出射されるようになっている。
波長安定化素子40(40A,40B,40C)は、この半導体レーザ素子24から出射されるレーザ光Lの光路上に位置する反射面140(140A,140B,140C)を有している。波長安定化素子40は、この反射面140と半導体レーザ素子24の活性層124の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成することで、狭帯域化された特定の波長(例えば975nm)のレーザ光を出力するものである。
ここで、図4Bに示すように、波長安定化素子40の反射面140がレーザ光Lの光軸に垂直な方向Dに対して傾斜している場合であっても、反射面140で反射したレーザ光Rが半導体レーザ素子24の活性層124の出射端面124Bに到達して反射面140と半導体レーザ素子24の活性層124の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成できるのであれば、レーザ光Lの波長を波長安定化素子40によって狭帯域化することが可能である。本実施形態における波長安定化素子40(40A,40B,40C)は、反射面140とレーザ光Lの光軸に垂直な方向D(基準方向)とのなす角度が-θHから+θHまでの範囲内であれば、反射面140と半導体レーザ素子24の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成してレーザ光の波長を狭帯域化することができるように構成されている。以下、波長安定化素子40が半導体レーザ素子24の活性層124の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成できるような、レーザ光Lの光軸に垂直な方向Dに対する反射面140の角度の範囲を波長安定化素子40の「有効角度範囲」ということとする。
図5は、本実施形態における波長安定化素子40A,40B,40Cの配置を説明する模式図である。以下では、半導体レーザ素子24から光ファイバ14に向かってレーザ光が伝搬する方向を「下流側」といい、それとは逆の方向を「上流側」ということとする。
図5に示すように、ある半導体レーザ素子24から出射されるレーザ光Lの光路M上には、ミラー27、波長安定化素子40A、波長安定化素子40B、及び波長安定化素子40Cが下流に向かって順番に配置されている。本実施形態では、最も上流側に配置された波長安定化素子40A(第1の波長安定化素子)は、その反射面140Aがレーザ光Lの光軸に垂直な基準方向Dと平行となるように配置されている。すなわち、波長安定化素子40Aの反射面140Aが基準方向Dに対してなす角度θ1は0である。本実施形態では、この基準方向Dは、レーザ光Lのファースト軸に沿った方向(Z方向)である。
波長安定化素子40Aの下流側に配置された波長安定化素子40B(第2の波長安定化素子)は、その反射面140Bが基準方向Dに対して角度θ2をなすように配置されている。また、最も下流側に配置された波長安定化素子40C(第3の波長安定化素子)は、その反射面140Cが基準方向Dに対して角度θ3をなすように配置されている。
ここで、θ2は、θ1よりも大きく、本実施形態では正の値である(θ2>θ1=0)。θ3は、θ1よりも小さく、本実施形態では負の値である(θ3<θ1=0)。また、本実施形態では、θ2≦2θH、θ3≧-2θHとなっている。
例えば、波長安定化素子40A,40B,40Cの上流側に位置するミラー27を固定している樹脂(図示せず)が温度変化などにより膨張収縮した場合、ミラー27の位置や角度が変化し、図6に示すように、ミラー27で反射されたレーザ光L’の光路M’が本来のレーザ光Lの光路M(図5参照)に対して角度αだけずれることが考えられる。以下、ミラー27で反射したレーザ光L’の光路M’が本来のレーザ光Lの光路Mに対してずれる角度をレーザ光L’の「変位角度」ということとする。
このレーザ光L’の変位角度αが上述した波長安定化素子40Aの有効角度範囲内、すなわち-θHから+θHまでの範囲内にあれば、波長安定化素子40Aの反射面140Aと半導体レーザ素子24の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成することができるため、波長安定化素子40Aによりレーザ光L’の波長を狭帯域化することができる。しかしながら、レーザ光L’の変位角度αが波長安定化素子40Aの有効角度範囲を超えると、図6に示すように、波長安定化素子40Aの反射面140Aと半導体レーザ素子24の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成できなくなってしまう。すなわち、波長安定化素子40Aは、その有効角度範囲(-θHから+θHまでの範囲)内の変位角度αのレーザ光L’に対してはその波長を狭帯域化することができるが、-θHより小さい変位角度αや+θHよりも大きい変位角度αのレーザ光L’の波長は狭帯域化することができない。
一方、本実施形態では、波長安定化素子40Bの反射面140Bが本来のレーザ光Lの光軸に垂直な基準方向Dに対して角度θ2をなすように配置されているため、波長安定化素子40Bの有効角度範囲は(θ2-θH)から(θ2+θH)までの範囲となる。ここで、2θH≧θ2>θ1=0であるため、レーザ光L’の変位角度αが、波長安定化素子40Aの有効角度範囲よりも大きくなっても(すなわちθHよりも大きくなっても)、波長安定化素子40Bの有効角度範囲内であれば(すなわち(θ2+θH)以下であれば)、図6に示すように、波長安定化素子40Bの反射面140Bと半導体レーザ素子24の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成し、レーザ光L’の波長を狭帯域化することができる。
同様に、波長安定化素子40Cの反射面140Cが本来のレーザ光Lの光軸に垂直な基準方向Dに対して角度θ3をなすように配置されているため、波長安定化素子40Cの有効角度範囲は(θ3-θH)から(θ3+θH)までの範囲となる。ここで、-2θH≦θ3<θ1=0であるため、レーザ光L’の変位角度αが、波長安定化素子40Aの有効角度範囲よりも小さくなっても(すなわち-θHよりも小さくなっても)、波長安定化素子40Bの有効角度範囲内であれば(すなわち(θ3-θH)以上であれば)、波長安定化素子40Cの反射面140Cと半導体レーザ素子24の出射端面124Bとの間で外部共振器を形成し、レーザ光L’の波長を狭帯域化することができる。
図7は、このような波長安定化素子40A,40B,40Cの有効角度範囲の一例を示す模式図である。図7から分かるように、変位角度αが-θHから+θHまでの範囲にあるレーザ光L’の波長は波長安定化素子40Aによって狭帯域化され、変位角度αが+θHから(θ2+θH)までの範囲にあるレーザ光L’の波長は波長安定化素子40Bによって狭帯域化され、変位角度αが(θ3-θH)から-θHまでの範囲にあるレーザ光L’の波長は波長安定化素子40Cによって狭帯域化される。
このように、1つの波長安定化素子40の有効角度範囲は-θHから+θHまでの範囲であるが、本実施形態では、上述したように、3つの波長安定化素子40A,40B,40Cの反射面140A,140B,140Cをレーザ光の光軸に対して異なる角度で配置することにより、波長安定化素子40A,40B,40C全体としての有効角度範囲を(θ3-θH)から(θ2+θH)までの範囲に広げることができる。したがって、本実施形態におけるレーザモジュール10は、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができる。
また、図1に示すファイバレーザ装置1は、このようなレーザモジュール10から出力されるレーザ光を励起光として用いるため、安定した波長の励起光が増幅用光ファイバ2に供給されるので、安定してレーザ光を増幅することができる。
ここで、図8に示すように、θ1=0、θ2=2θH、θ3=-2θHとすれば、波長安定化素子40A,40B,40C全体としての有効角度範囲を最大にすることができる。このときの波長安定化素子40A,40B,40C全体としての有効角度範囲は-3θHから+3θHまでの範囲に及ぶ。
一般に、半導体レーザ素子24の活性層124はファースト軸に沿った方向の方がスロー軸に沿った方向よりも短くなっている。このため、半導体レーザ素子24から出射されるレーザ光は、ファースト軸に沿った方向の方がスロー軸に沿った方向よりも波長安定化素子40の有効角度範囲から外れやすくなる。この観点から、本実施形態のように、上述した基準方向Dをレーザ光Lのファースト軸に沿った方向(Z方向)とすることが、基準方向Dをスロー軸に沿った方向とするよりも効果的である。
また、半導体レーザ素子24から出射されるレーザ光の光路上にある光学部品の影響により、その下流側にある波長安定化素子40の有効角度範囲が狭くなることが考えられるため、このような影響を低減するために、波長安定化素子40A,40B,40Cのうち、反射面140A,140B,140Cが基準方向Dに対してなす角度の絶対値が最も小さい波長安定化素子(本実施形態では、波長安定化素子40A)を最も上流側に配置することが好ましい。
上述した実施形態においては、波長安定化素子40Aの反射面140Aを基準方向Dと平行にして、反射面140Aが基準方向Dに対してなす角度θ1を0にしているが、角度θ1は必ずしも0である必要はなく、θ1を-θHから+θHまでの範囲の任意の値とすることができる。この場合において、上述した効果を得るためには、
θ3<θ1<θ2
θ2-θ1≦2θH
θ1-θ3≦2θH
が満たされていればよい。
また、上述した実施形態におけるレーザモジュール10は、3つの波長安定化素子40A,40B,40Cを備えているが、これらの波長安定化素子40A,40B,40Cのうち少なくとも2つを備えていればよい。例えば、レーザモジュール10が、波長安定化素子40Aと波長安定化素子40Bだけを備えていてもよい。この場合においても、波長安定化素子40A及び波長安定化素子40B全体の有効角度範囲を(θ1-θH)から(θ2+θH)までの範囲に広げることができる。
また、レーザモジュール10が、波長安定化素子40Aと波長安定化素子40Bだけを備える実施形態においては、θ2を-θHから+θHの範囲の任意の値として、θ1をθ2-θ1≦2θHを満たす負の値とすることもできる。この場合にも、波長安定化素子40A及び波長安定化素子40B全体の有効角度範囲を(θ1-θH)から(θ2+θH)までの範囲に広げることができる。
さらに、波長安定化素子40の個数を4つ以上にすることも可能である。それぞれの波長安定化素子40の反射面140を波長安定化素子40全体の有効角度範囲を拡大するように基準方向Dに対してずらして配置することにより、波長安定化素子40の個数を増やすことにより波長安定化素子40全体の有効角度範囲をさらに拡大することが可能である。
上述した実施形態においては、波長安定化素子40A,40B,40Cがレーザ生成部20とファースト軸集光レンズ51との間に配置されているが、波長安定化素子40A,40B,40Cの位置はこれに限られるものではない。例えば、図9に示すレーザモジュール210においては、それぞれの半導体レーザ素子24に対応するファースト軸コリメートレンズ25とスロー軸コリメートレンズ26との間に波長安定化素子40A,40B,40Cが配置されている。この場合には、ファースト軸コリメートレンズ25を固定している樹脂の膨張収縮によってレーザ光Lの光路がずれたとしても、これらの波長安定化素子40A,40B,40Cによってレーザ光Lの波長を狭帯域化することが可能である。
上述の実施形態では、レーザ生成部20に複数の半導体レーザ素子が実装されているが、レーザ生成部20には少なくとも1つの半導体レーザ素子24が実装されていればよい。
また、図1に示すファイバレーザ装置1は、光共振器3の高反射部9A側と低反射部9B側の双方に励起光源4A,4Bと光コンバイナ5A,5Bが設けられており、双方向励起型のファイバレーザ装置となっているが、高反射部9A側と低反射部9B側のいずれか一方にのみ励起光源と光コンバイナを設置することとしてもよい。
また、ファイバレーザ装置としては、図1に示すような構成以外にも、シード光源からのシード光を励起光源からの励起光を用いて増幅するMOPAファイバレーザ装置が知られているが、上述したレーザモジュールはこのようなMOPAファイバレーザ装置の励起光源としても用いることも可能である。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の第1の態様によれば、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができるレーザモジュールが提供される。このレーザモジュールは、光ファイバと、出射端面からレーザ光を出射する少なくとも1つの半導体レーザ素子と、上記レーザ光を集光して上記光ファイバに結合させる少なくとも1つの集光レンズと、上記レーザ光の光路上に位置する反射面を有する少なくとも2つの波長安定化素子とを備える。上記少なくとも2つの波長安定化素子は、上記反射面が上記レーザ光の光軸に垂直な基準方向に対して-θHから+θHまでの範囲内の角度で配置されたときに上記反射面と上記少なくとも1つの半導体レーザ素子の上記出射端面との間で外部共振器を形成して上記レーザ光の波長を特定の波長に狭帯域化できるように構成される。上記少なくとも2つの波長安定化素子は、上記反射面が上記基準方向に対して角度θ1で配置される第1の波長安定化素子と、上記反射面が上記基準方向に対して上記角度θ1よりも大きな角度θ2で配置される第2の波長安定化素子とを含んでいる。θ1及びθ2の少なくとも一方が-θHから+θHまでの範囲にあり、θ2-θ1≦2θHである。
1つの波長安定化素子の有効角度範囲は-θHから+θHまでの範囲であるが、第1の波長安定化素子と第2の波長安定化素子の反射面を基準方向に対して異なる角度で配置することにより、波長安定化素子全体としての有効角度範囲を-θHから+θHまでの範囲から広げることができる。したがって、波長が狭帯域化されたレーザ光を安定的に出力することができる。
第1の波長安定化素子及び第2の波長安定化素子全体としての有効角度範囲を最大にするためには、θ1=0、θ2=2θHとすることが好ましい。
また、θ1の絶対値がθ2の絶対値よりも小さい場合に、上記第1の波長安定化素子が、上記レーザ光の光路において上記第2の波長安定化素子よりも上流側に位置していることが好ましい。このような構成によれば、半導体レーザ素子から出射されるレーザ光の光路上にある光学部品が波長安定化素子の有効角度範囲に与える影響を低減することができる。
上記少なくとも2つの波長安定化素子は、上記反射面が上記基準方向に対して上記角度θ1よりも小さな角度θ3で配置される第3の波長安定化素子をさらに含んでいてもよい。この場合において、θ1-θ3≦2θHである。このように、第1の波長安定化素子、第2の波長安定化素子、及び第3の波長安定化素子の反射面を基準方向に対してそれぞれ異なる角度で配置することにより、波長安定化素子全体としての有効角度範囲を-θHから+θHまでの範囲からさらに広げることができる。したがって、波長が狭帯域化されたレーザ光をより安定的に出力することができる。
第1の波長安定化素子及び第3の波長安定化素子全体としての有効角度範囲を最大にするためには、θ1=0、θ3=-2θHとすることが好ましい。
また、θ1の絶対値は、θ2の絶対値及びθ3の絶対値よりも小さい場合に、上記第1の波長安定化素子が、上記レーザ光の光路において上記第2の波長安定化素子及び上記第3の波長安定化素子よりも上流側に位置していることが好ましい。このような構成によれば、半導体レーザ素子から出射されるレーザ光の光路上にある光学部品が波長安定化素子の有効角度範囲に与える影響を低減することができる。
一般に、半導体レーザ素子の活性層はファースト軸に沿った方向の方がスロー軸に沿った方向よりも短くなっている。このため、半導体レーザ素子から出射されるレーザ光は、ファースト軸に沿った方向の方がスロー軸に沿った方向よりも波長安定化素子の有効角度範囲から外れやすくなる。この観点から、上記基準方向は、上記レーザ光のファースト軸に沿った方向であることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、安定してレーザ光を増幅することができるファイバレーザ装置が提供される。上記ファイバレーザ装置は、上述したレーザモジュールを含む励起光源と、上記レーザモジュールの上記光ファイバと光学的に接続され、希土類元素イオンが添加されたコアを有する増幅用光ファイバとを備える。
このような構成によれば、励起光源として用いるレーザモジュールから出力されるレーザ光の波長が安定しているため、安定してレーザ光を増幅することができる。
1 ファイバレーザ装置
2 増幅用光ファイバ
3 光共振器
4A,4B 励起光源
5A,5B 光コンバイナ
6 デリバリファイバ
7 レーザ出力部
8A,8B 光ファイバ
9A 高反射部
9B 低反射部
10,210 レーザモジュール
12 筐体
14 光ファイバ
16 ファイバ保持部
20 レーザ生成部
21 台座
22A~22F 段部
23 サブマウント
24 半導体レーザ素子
25 ファースト軸コリメートレンズ
26 スロー軸コリメートレンズ
27 ミラー
40A (第1の)波長安定化素子
40B (第2の)波長安定化素子
40C (第3の)波長安定化素子
51 ファースト軸集光レンズ
52 スロー軸集光レンズ
124 活性層
124A 高反射端面
124B 出射端面
140A,140B,140C 反射面
D 基準方向
L レーザ光

Claims (8)

  1. 光ファイバと、
    出射端面からレーザ光を出射する少なくとも1つの半導体レーザ素子と、
    前記レーザ光を集光して前記光ファイバに結合させる少なくとも1つの集光レンズと、
    前記レーザ光の光路上に位置する反射面を有する少なくとも2つの波長安定化素子であって、前記反射面が前記レーザ光の光軸に垂直な基準方向に対して-θHから+θHまでの範囲内の角度で配置されたときに前記反射面と前記少なくとも1つの半導体レーザ素子の前記出射端面との間で外部共振器を形成して前記レーザ光の波長を特定の波長に狭帯域化できるように構成された少なくとも2つの波長安定化素子と
    を備え、
    前記少なくとも2つの波長安定化素子は、
    前記反射面が前記基準方向に対して角度θ1で配置される第1の波長安定化素子と、
    前記反射面が前記基準方向に対して前記角度θ1よりも大きな角度θ2で配置される第2の波長安定化素子と
    を含み、
    θ1及びθ2の少なくとも一方が-θHから+θHまでの範囲にあり、
    θ2-θ1≦2θH
    である、
    レーザモジュール。
  2. θ1=0、θ2=2θHである、請求項1に記載のレーザモジュール。
  3. θ1の絶対値はθ2の絶対値よりも小さく、
    前記第1の波長安定化素子は、前記レーザ光の光路において前記第2の波長安定化素子よりも上流側に位置している、
    請求項1又は2に記載のレーザモジュール。
  4. 前記少なくとも2つの波長安定化素子は、前記反射面が前記基準方向に対して前記角度θ1よりも小さな角度θ3で配置される第3の波長安定化素子をさらに含み、
    θ1-θ3≦2θH
    である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のレーザモジュール。
  5. θ1=0、θ3=-2θHである、請求項4に記載のレーザモジュール。
  6. θ1の絶対値は、θ2の絶対値及びθ3の絶対値よりも小さく、
    前記第1の波長安定化素子は、前記レーザ光の光路において前記第2の波長安定化素子及び前記第3の波長安定化素子よりも上流側に位置している、
    請求項4又は5に記載のレーザモジュール。
  7. 前記基準方向は、前記レーザ光のファースト軸に沿った方向である、請求項1から6のいずれか一項に記載のレーザモジュール。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のレーザモジュールを含む励起光源と、
    前記レーザモジュールの前記光ファイバと光学的に接続され、希土類元素イオンが添加されたコアを有する増幅用光ファイバと
    を備える、ファイバレーザ装置。
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