JP7380309B2 - ボイラの化学洗浄方法 - Google Patents

ボイラの化学洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7380309B2
JP7380309B2 JP2020028484A JP2020028484A JP7380309B2 JP 7380309 B2 JP7380309 B2 JP 7380309B2 JP 2020028484 A JP2020028484 A JP 2020028484A JP 2020028484 A JP2020028484 A JP 2020028484A JP 7380309 B2 JP7380309 B2 JP 7380309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiler
cleaning
tube panel
evaporation
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020028484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021134927A (ja
Inventor
一宏 清滝
隆信 木村
昭則 財津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2020028484A priority Critical patent/JP7380309B2/ja
Publication of JP2021134927A publication Critical patent/JP2021134927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7380309B2 publication Critical patent/JP7380309B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

本発明はボイラの化学洗浄方法に係り、特に並列された蒸発管を満遍なく化学洗浄する方法に関する。
火力発電ボイラの蒸気系の概略的な構成を図2に示す。バーナ1により火炉2で燃料を燃焼させることにより発生した蒸気は、蒸気ドラム3、飽和蒸気管4、過熱器5、主蒸気管6、主蒸気止弁6aを通って高圧タービン7に供給される。そして、高圧タービン7で仕事をした蒸気は、低温再熱蒸気管8を通って再熱器9に送られて加熱され、高温再熱蒸気管10を通って中圧タービン11及び低圧タービン12に供給されて仕事を行う。また、低圧タービン12で仕事をした蒸気は復水器13で復水された後、脱気管14、ボイラ給水ポンプ15、節炭器16を通って再び火炉2に戻される。
なお、主蒸気管6にはドレン弁を有したドレン管6bが接続されている。
火炉壁管上部の出口側にノーズ壁管20が設けられている。ノーズ壁管20は、図3に示すように、側面視形状がノーズ形(く字形)となるように曲成された多数の蒸発管21を有しており、火炉内方へ張り出している。ノーズ壁管20は、燃焼ガスが火炉出口へ短絡的に流れることを防止するためのものである(特許文献1)。図4の通り、ノーズ壁管20の下端はノーズ壁管入口管寄せ22に連なり、上端はノーズ壁管出口管寄せ23に連なっている。
このような火力発電ボイラの蒸気系において、蒸発管、蒸気ドラム、降水管、集合管寄せなどに洗浄薬液を循環させて化学洗浄する方法が知られている(特許文献2~4)。
事業用および一般産業用のボイラにおいて、水冷壁蒸発管の内面に付着生成する鉄酸化物等のスケールを化学洗浄で除去する際に、ボイラ構造によって化学洗浄液の通液バランスが蒸発管毎に不均等になり、流量が低下した蒸発管では放熱により所定の温度が維持できなくなる等の障害が発生し、スケールが除去できずに残留する懸念がある。
特に、大型の事業用ボイラではボイラ蒸発管の構成や構造が複雑であり、蒸発管の管路の途中で中部側壁管とノーズ壁管や、上部水冷壁管とノーズ壁管に缶水が分流される構造のものがある。
化学洗浄の際にはボイラ運転中よりも洗浄設備の制約から小流量で循環洗浄を行っており、ボイラに送り込む流量は管理するものの、分流後の各々の蒸発管に流れる流量のバランスが把握できず、一部の蒸発管に化学洗浄液が多く通液し、他の蒸発管では通液不足となり、洗浄が不十分となるおそれがある。
例えば、ノーズ壁管は1本の管寄におよそ500本前後の蒸発管が一列に並んで配置されており、化学洗浄液がノーズ壁管入口管寄の両端より供給されるが、管寄の左右と中央部では均一の流量で蒸発管に流れるか否かが把握できておらず、図5に示すように流量が不均一になるおそれがある。
また、ノーズ壁管の水平部では、流量が少ないと、化学洗浄中に有機酸が分解して発生する炭酸ガスや、酸とボイラ構成材料の炭素鋼と反応して発生する水素ガスが滞留し始め、やがて化学洗浄液が通液しなくなる可能性がある。
このような事象を防止するため、例えば超音波流量計を各蒸発管に設置し、流量又は流速を管理しながら化学洗浄することが考えられる(特許文献4)。しかしながら、多数の蒸発管の各々に超音波流量計を設置することは作業に長時間を要し、また超音波流量計のコストも高くなり、不適である。
また、化学洗浄液をボイラ内に注入する昇温工程で、循環水に蒸気を注入する際に、40~50℃程度の低温の段階で素手による触診を行ったり、接触温度計の熱電対を蒸発管に取り付けたりしておき、蒸発管温度が化学洗浄液の温度と同等であれば二次的に化学洗浄液が通液できていると判断する方法もあるが、すべての蒸発管に熱電対を設置するため、長時間がかかり、またコスト高であった。
WO2004/023037号公報 特開2006-322672号公報 特開2015-230150号公報 特開2019-124412号公報
このように、化学洗浄中の蒸発管内流量(流速)が把握できないため、化学洗浄中に一部の蒸発管路に空気やガス溜まりが発生する事により通液が阻害され、その蒸発管には化学洗浄液が行き渡らなくなる懸念や、化学洗浄液の通液不均一が発生する事により、洗浄液の流量が低下して放熱により液温度が低下し、スケールが除去できなくなる可能性があった。
本発明は、蒸発管の流量を容易に管理することができ、各蒸発管を十分に化学洗浄することができるボイラの化学洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明のボイラの化学洗浄方法は、並列配置された複数の蒸発管よりなる蒸発管パネルを有するボイラを化学洗浄する方法において、該蒸発管パネルをサーモグラフィで撮影して得られる該蒸発管パネルの温度分布を管理しながら昇温と洗浄を行うことを特徴とする。
本発明の一態様では、前記温度分布が所定以上不均一となった場合には、化学洗浄液をボイラ内に循環させるポンプの流量増大を行うか、又はポンプの起動停止もしくはポンプ吐出流量の増減を繰り返す事で流量変化を与える。
本発明の一態様では、前記サーモグラフィがボイラ炉内に設置されており、該サーモグラフィが収納箱内に設置されており、該収納箱内を冷却手段で冷却する。
本発明のボイラの化学洗浄方法では、蒸発管パネルの温度分布を管理し、蒸発管パネルの温度分布が均一であることを確認しながら各蒸発管に化学洗浄液を均等に通液することにより、各蒸発管を十分に化学洗浄することができる。
本発明によると、化学洗浄中の各蒸発管への通液が均等となるので、ガスやエアー溜まりによる通液不良や、放熱による温度低下を回避してスケールの取り残しを防止し、十分に化学洗浄することができる。これにより、ボイラプラントの長期安全運転に繋げる事が可能となる。
実施の形態に係るボイラの化学洗浄方法における蒸発管パネルの温度分布測定システムを説明する説明図である。 ボイラ装置の概略的な系統図である。 ノーズ壁管の概略的な斜視図である。 ノーズ壁管の通水量分布の説明図である。
以下、図1を参照して実施の形態について説明する。この実施の形態に係る洗浄方法が適用されるボイラの構成は図2と同様であり、ノーズ壁管20の構成は図3,4と同様である。
この実施の形態では、蒸発管パネル(本例ではノーズ壁管20)の温度分布を測定するために赤外線カメラ30を用いている。赤外線カメラ30は三脚等によって安定に保持されている。
具体的には、1台以上の赤外線カメラ(サーモグラフィ)30を測定対象とする蒸発管パネル(ノーズ壁管20)の近傍に配置する。なお、図1では、赤外線カメラを三脚によって保持しているが、これに限定されない。赤外線カメラ30の画像出力信号をLANケーブル40等を用いるなどして化学洗浄を管理する場所まで伝送し、温度データ管理用のコンピュータ41に入力し蒸発管から放射される赤外線を解析し熱分布図とすることで温度分布のモニタリングを行う。
即ち、蒸発管パネルから放射される赤外線を赤外線カメラ(サーモグラフィ)で捉え、画像信号として画像処理用コンピュータに伝送し、温度分布画像を作成する。蒸発管パネルのチューブ本数により、必要に応じて赤外線カメラの台数を複数化することで、全ての蒸発管を同時にモニタリングする事も可能である。
なお、赤外線カメラ30を高温のボイラ炉内に設置する場合は、化学洗浄中に高温となる炉内雰囲気から保護するため、赤外線カメラを冷却ジャケット内に収納し、冷却水や冷却エアーを流通させる事で赤外線カメラを冷却して保護する。図1では圧縮空気を冷却器32で冷却し、冷却空気を冷却ジャケット内に供給する。
蒸発管パネルの温度分布が不均一となった場合(例えば、最も温度の高い蒸発管の温度と最も温度の低い蒸発管の温度との差が設定値以上となった場合)には、直ちに化学洗浄液をボイラ内に循環させる仮設循環ポンプの起動停止やポンプ吐出流量の増減を繰り返す事で流量変化を与え当該蒸発管の通液改善を促す。
このボイラの各壁管及び節炭器等を化学洗浄するに際しては、ボイラの運転停止後、仮設供給管を介して水張りし、仮設循環ポンプを作動させると共に、加温用蒸気及び洗浄薬液を注入する。洗浄水は、仮設配管、給水管、節炭器、火炉の下部壁管及び上部壁管と、火炉出口壁管又はノーズ壁管、マニホールド、汽水分離器及びドレンタンクに循環され、この間の汽水分離器、ドレンタンク、節炭器、壁管及び各管寄せが化学洗浄される。
所定時間この化学洗浄を継続した後、仮設循環ポンプを停止し、洗浄水を排水管へ流出させる。また、清水を供給し、汽水分離器、ドレンタンク、節炭器、壁管及び各管寄せを水洗し、排水管から流出させる。
系内に残留していた洗浄薬液の押出しが終了した後は、防錆及びブローを行った後、仮設配管を撤去し、通常の水洗及び起動操作を行ってボイラの運転を再開する。
この洗浄方法によると、化学洗浄中の通液の不均一を赤外線カメラによって温度分布を測定して管理する事により、ガスやエアー溜まりによる通液不良や、放熱による温度低下を回避してスケールの取り残しを防止し、十分に化学洗浄することができる。これにより、ボイラプラントの長期安全運転に繋げる事が可能となる。
本発明方法は、ボイラ全体を洗浄する場合にも、またノーズ壁管のみを選択的に化学洗浄する場合にも適用可能である。
スケールを溶解除去する洗浄剤としては、無機酸では塩酸、フッ酸、スルファミン酸、有機酸ではクエン酸、グリコール酸、ギ酸、シュウ酸、グルコン酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、酢酸などを用いる事ができ、キレート系洗浄剤ではエチレンジアミン四酢酸やその塩類などを用い、これらに還元剤としてアスコルビン酸、エリソルビン酸、ヒドラジン、腐食抑制剤などの助剤を混合して使用する。適用する薬品はスケール成分や付着状態から事前試験などを実施して最も経済性の良い薬品組成を選定するのが望ましい。蒸発管に通液する洗浄液の温度は、50℃以上特に60℃以上程度が好ましい。
2 火炉
20 ノーズ壁管
30 赤外線カメラ

Claims (4)

  1. 並列配置された複数の蒸発管よりなる蒸発管パネルを有するボイラの該蒸発管パネルに洗浄液を通液して該蒸発管パネルを化学洗浄するボイラの化学洗浄方法において、
    該蒸発管パネルを赤外線カメラで撮影して得られる該蒸発管パネルの温度分布をモニタリングしながら昇温と洗浄を行うボイラの化学洗浄方法であって、
    前記蒸発管パネルの全ての蒸発管を同時にモニタリングし、
    前記蒸発管パネルに通液する洗浄液の温度を50℃以上とすることを特徴とするボイラの化学洗浄方法。
  2. 請求項1において、前記温度分布が所定以上不均一となった場合には、化学洗浄液をボイラ内に循環させるポンプの流量増大を行うか、又はポンプの起動停止もしくはポンプ吐出流量の増減を繰り返す事で流量変化を与えることを特徴とするボイラの化学洗浄方法。
  3. 請求項1又は2において、前記赤外線カメラがボイラ炉内に設置されており、該赤外線カメラが収納箱内に設置されており、
    該収納箱内を冷却手段で冷却することを特徴とするボイラの化学洗浄方法。
  4. 請求項1~3のいずれか1項において、前記赤外線カメラを複数台設置して前記蒸発管パネルの全ての蒸発管について同時にモニタリングすることを特徴とするボイラの化学洗浄方法。
JP2020028484A 2020-02-21 2020-02-21 ボイラの化学洗浄方法 Active JP7380309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020028484A JP7380309B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 ボイラの化学洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020028484A JP7380309B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 ボイラの化学洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021134927A JP2021134927A (ja) 2021-09-13
JP7380309B2 true JP7380309B2 (ja) 2023-11-15

Family

ID=77660821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020028484A Active JP7380309B2 (ja) 2020-02-21 2020-02-21 ボイラの化学洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7380309B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329978A (ja) 2003-04-30 2004-11-25 Mitsubishi Chemicals Corp 食品製造ラインの洗浄度合検出方法及びその検出装置
US20090151656A1 (en) 2007-12-17 2009-06-18 Jones Andrew K Controlling cooling flow in a sootblower based on lance tube temperature
JP2015132453A (ja) 2014-01-15 2015-07-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ水壁管の過熱損傷診断装置および過熱損傷診断方法
JP2019124412A (ja) 2018-01-17 2019-07-25 栗田エンジニアリング株式会社 ボイラの化学洗浄方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329978A (ja) 2003-04-30 2004-11-25 Mitsubishi Chemicals Corp 食品製造ラインの洗浄度合検出方法及びその検出装置
US20090151656A1 (en) 2007-12-17 2009-06-18 Jones Andrew K Controlling cooling flow in a sootblower based on lance tube temperature
JP2015132453A (ja) 2014-01-15 2015-07-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラ水壁管の過熱損傷診断装置および過熱損傷診断方法
JP2019124412A (ja) 2018-01-17 2019-07-25 栗田エンジニアリング株式会社 ボイラの化学洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021134927A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6303836B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP2007205187A (ja) ボイラ−蒸気タービンシステムに付属させる熱回収システム
JP7183639B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
BRPI1006700B1 (pt) método e sistema de minimização de corrosão em um processo de fabricação de papel e meio de armazenamento legível por computador
JP5960077B2 (ja) ボイラ運転方法およびボイラ
JP2018159516A (ja) 冷却塔設備、及びその水質管理方法
JP7380309B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP5773708B2 (ja) 熱交換器及び熱交換器の余寿命推定方法
JP7271205B2 (ja) 発電プラントの水質監視システム、及びその水質監視方法並びに水質監視プログラム、発電プラント
JP7119898B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP5277933B2 (ja) 復水水質監視装置
KR101513140B1 (ko) 열교환기의 이물질 부착 방지 장치 및 방법
JP6958373B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP2008039224A (ja) 定圧貫流ボイラ構成とその運用方法
JP2022020375A (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP4494817B2 (ja) 超臨界圧ボイラの運転方法
JP5922537B2 (ja) 給水加熱器及び給水加熱器の塩分洗浄方法並びに蒸気タービンユニット
JP7314755B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
JP2020046138A (ja) コンバインドサイクル発電設備とコンバインドサイクル発電設備の運転方法
JPH05280703A (ja) ボイラ汚れ推定装置
KR20180119373A (ko) 발전설비의 부식 방지 장치
JP6242951B2 (ja) ボイラ運転方法およびボイラ
JP7283302B2 (ja) ボイラの化学洗浄方法
Dooley et al. Trends in HRSG Reliability–A 10-Year Review
US20060010877A1 (en) Method for the prevention of deposits in steam systems

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7380309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150