JP7379996B2 - 情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
近年、習慣的な行動が変わる行動変容を支援するためのシステムが研究されている。この種のシステムは、ユーザの行動変容を実現することで、例えばユーザの健康状態を改善し得る。
上記のシステムに関し、特許文献1には、ユーザに関する条件および提示タイミングに関する条件に推奨情報が対応付けられており、ユーザに関する条件および提示タイミングに関する条件が満たされた場合、これら条件に対応付けられている推奨情報を提示するシステムが開示されている。推奨情報は、ユーザに推奨される行動を直接的に示すメッセージを含む。
特開2017-40981号公報
しかし、ユーザが上記システムに依存して習慣的な行動への「気付き」を得て、直接的に示されるメッセージに従って行動している状態では、上記システムを利用できない場合、または上記システムの利用を停止した場合に、ユーザが自発的に行動を実行することが難しい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、実行すべき行動をユーザが自身で考えられるようになるための、新規かつ改良された情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理システムであって、前記ユーザの評価値に応じて異なるプロンプト信号を取得する信号取得部と、前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、を備える、情報処理システムが提供される。
前記評価部は、前記出力部により出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かを問い合わせるアンケートに対する前記ユーザからの回答に基づき、前記評価値を決定してもよい。
前記信号取得部は、前記ストレージ装置から、前記評価値が低いほど、前記特定の行動をより直接的に促すコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得してもよい。
前記プロンプト信号は、通知音または振動を出力させるための第1のコンテンツ、前記特定の行動に関連する画像を含む、前記第1のコンテンツよりも前記特定の行動をより直接的に促す第2のコンテンツ、および、前記特定の行動を示すメッセージを含む、前記第2のコンテンツよりも前記特定の行動をより直接的に促す第3のコンテンツ、のうちの1または2以上のコンテンツを含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理装置であって、前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定する評価部と、前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記ユーザの評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する信号取得部と、前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する方法であって、前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定することと、前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得することと、前記プロンプト信号を出力することと、を含む、コンピュータにより実行される方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理装置であって、前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定する評価部と、前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記ユーザの評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する信号取得部と、前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、を備える、情報処理装置、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明した本発明によれば、実行すべき行動をユーザが自身で考えられるようになる。
本発明の一実施形態による行動変容システムの構成を示す説明図である。 ユーザ端末10におけるプロンプト信号の出力例を示す説明図である。 ユーザ端末10におけるプロンプト信号の出力例を示す説明図である。 本発明の一実施形態によるユーザ端末10の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の構成を示す説明図である。 ユーザ情報DBの具体例を示す説明図である。 コンテンツDBの具体例を示す説明図である。 コンテンツの具体例を示す説明図である。 習熟度レベルの評価の具体例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の動作を示すフローチャートである。 ユーザの習熟度レベルの評価方法を示すフローチャートである。 行動変容サーバ20のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<行動変容システムの概要>
本発明の一実施形態は、ユーザの習慣的な行動が変わる行動変容を支援するための行動変容システムに関する。行動変容に関する理論によれば、行動変容は、無関心期、関心期、準備期、実行期および維持期などのステージを経て実現される。
上記理論は、禁煙、禁酒、食習慣の改善および運動など、ユーザの健康状態を改善するための行動変容に適用可能である。本明細書では、本発明の一実施形態による行動変容システムがこのようなユーザの健康状態を改善するための行動変容に用いられる例を主に説明する。ただし、本発明の一実施形態による行動変容システムの用途はこれに限られず、行動変容に関する上記理論を適用できる他の用途に本発明の一実施形態による行動変容システムが用いられてもよい。他の用途としては、例えば、オフィスでのコミュニケーション活性化のための行動変容が挙げられる。
以下、図1を参照し、このような本発明の一実施形態による行動変容システムの概要を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による行動変容システムの構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の一実施形態による行動変容システムは、ユーザ端末10および行動変容サーバ20を含む。
ユーザ端末10および行動変容サーバ20はネットワーク12を介して接続されている。ネットワーク12は、ネットワーク12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク12は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。なお、図1においては行動変容サーバ20に1つのユーザ端末10が接続されているが、行動変容サーバ20にはより多くのユーザ端末10が接続され得る。
ユーザ端末10は、ユーザによって携帯される情報処理装置である。ユーザ端末10は、多様なセンサを有し、センサにより検出された情報を行動変容サーバ20に送信する。また、ユーザ端末10は、ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を行動変容サーバ20から受信し、当該プロンプト信号を出力する。これにより、ユーザが「気づき」を得て、特定の行動を実行することが期待される。なお、特定の行動としては、例えば、階段を上る、散歩に出かける、ランニングをする、野菜を食べる、睡眠をとる、などが挙げられる。また、プロンプト信号が促す特定の行動は、望ましくない行動(例えば、飲酒または喫煙)の自制であってもよい。
行動変容サーバ20は、プロンプト信号を生成し、プロンプト信号をユーザ端末10に送信する情報処理装置である。行動変容サーバ20は、ユーザに促すべき行動と、当該行動を促すためのプロンプト信号を生成する条件であるプロンプト条件とを関連付けて記憶している。行動変容サーバ20は、ユーザに関する情報を収集し、収集された情報により満たされるプロンプト条件がある場合、当該プロンプト条件に関連付けられた行動を促すプロンプト信号を生成する。
ここで、行動変容サーバ20は、行動変容に対するユーザの習熟度レベルに応じて、特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なるコンテンツを含むプロンプト信号を生成する。図2および図3を参照し、行動変容サーバ20によりユーザの習熟度レベルに応じて生成されてユーザ端末10において出力されるプロンプト信号の具体例を説明する。
図2および図3は、ユーザ端末10におけるプロンプト信号の出力例を示す説明図である。図2に示した例では、プロンプト信号がコンテンツC1~C4を含み、ユーザ端末10がコンテンツC1~C4を出力している。コンテンツC1-1はユーザ端末10が有する音声出力部142から出力されるブザー音であり、コンテンツC1-2は振動であり、コンテンツC2は階段の画像であり、コンテンツC3はユーザ端末10が有する表示部144に表示される「もうすぐ階段です。」というメッセージであり、コンテンツC4は表示部144に表示される「階段を上りましょう。」というメッセージである。この例では、コンテンツC4が「階段を上る」という特定の行動を最も直接的に促しており、コンテンツC3、C2、C1、の順で特定の行動を促す直接度が低くなっている。すなわち、コンテンツC1の抽象度が最も高く、コンテンツC2、コンテンツC3、コンテンツC4の順で抽象度が低くなっている。
ユーザ端末10は、あるユーザに対しては図2を参照して説明したコンテンツC1~C4を含むプロンプト信号を生成する一方、習熟度レベルがより高いユーザには図3に示すプロンプト信号を生成する。図3に示したプロンプト信号は、コンテンツC1およびC2を含み、コンテンツC3およびC4を含まない。当該プロンプト信号を出力されたユーザは、コンテンツC1およびC2から、「階段を上る」という行動を自身で考え、当該行動を実行することができる。
このように、本発明の一実施形態では、習熟度レベルが低いユーザには行動を直接的に促すコンテンツを含むプロンプト信号が生成されるので、ユーザは当該コンテンツに従って行動を実行することで、行動の実行を習慣付けていくことが可能である。一方、ユーザに習熟度レベルが高くになるにつれて、プロンプト信号に行動を直接的に促すコンテンツが含まれなくなるので、ユーザが自身で実行すべき行動を考えること、すなわち、システムからの離脱を進めていくことが可能となる。以下、このような本発明の一実施形態による行動変容システムの構成および動作を順次詳細に説明する。
<ユーザ端末の構成>
図4は、本発明の一実施形態によるユーザ端末10の構成を示す説明図である。図4に示したように、本発明の一実施形態によるユーザ端末10は、センサ部120、操作部130、出力部140、通信部150および制御部160を備える。
(センサ部)
センサ部120は、多様なセンサを含む。例えば、センサ部120は、ユーザの位置を検出するためのGPS(Global Positioning System)センサ、ユーザの歩数および動きなどを検出するための加速度センサ、ユーザの心拍数および血圧などの検出するための生体センサなどが挙げられる。
(操作部)
操作部130は、ユーザがユーザ端末10に情報および指示を入力するために操作するための構成である。操作部130は、表示部144に積層されるタッチパネルであってもよいし、ボタン、キーボードまたはマイクロホンなどの他の形態であってもよい。
(出力部)
出力部140は、行動変容サーバ20から受信されたプロンプト信号を出力する。図4に示したように、出力部140は、音声出力部142、表示部144および振動部146を有してもよい。音声出力部142は、プロンプト信号に含まれる、タイプが音であるコンテンツに基づいて音を出力する。表示部144は、プロンプト信号に含まれる、タイプが画像(静止画または動画)またはテキストであるコンテンツに基づいて画面を表示する。振動部146は、プロンプト信号に含まれる、タイプが振動であるコンテンツに基づいて振動を発生する。その他、タイプが発光であるコンテンツをプロンプト信号が含み得る場合、出力部140は当該コンテンツに基づいて発光するLEDのような発光部またはライトを有してもよい。
(通信部)
通信部150は、行動変容サーバ20と多様な情報および信号を通信する。例えば、通信部150は、センサ部120により検出された情報を行動変容サーバ20に送信する。また通信部150は、行動変容サーバ20からプロンプト信号を受信する信号取得部としての機能も有する。
(制御部)
制御部160は、ユーザ端末10の動作全般を制御する。例えば、制御部160は、センサ部120により検出された情報の通信部150による送信を制御する。また、制御部160は、通信部150により受信されたプロンプト信号の出力部140による出力を制御する。このような制御部160の機能は、プロセッサおよびRAMなどのハードウェアとソフトウェアとの協働により実現され得る。
<行動変容サーバの構成>
以上、本発明の一実施形態によるユーザ端末10の構成を説明した。続いて、図5を参照し、本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の構成を説明する。
図5は、本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の構成を示す説明図である。図5に示したように、本発明の一実施形態による行動変容サーバ20は、記憶部240、通信部250および制御部260を備える。
(記憶部)
記憶部240は、行動変容サーバ20の動作に用いられる多様な情報を記憶する。記憶部240は、例えば図5に示したように、ユーザ情報DB、コンテンツDB、行動ポイントDBおよび習熟度レベルDBを有する。
ユーザ情報DBは、ユーザに関する情報を格納するデータベースである。ユーザ情報DBは、図6に示したように、身長、体重、年齢および性別などからなる属性情報、心拍数、血圧および身体強度などからなる生体情報、歩数などからなる運動情報、位置および天候などからなる環境情報、交通手段などからなる関連情報を含む。属性情報および関連情報は例えばシステム利用開始時に登録される情報であってもよい。環境情報に含まれる位置、生体情報および運動情報は、ユーザ端末10から随時送信される情報であってもよい。環境情報に含まれる天候は、気象情報サービスからユーザの位置に基づいて取得される情報であってもよい。
コンテンツDBは、プロンプト信号の生成に用いられるコンテンツを格納するデータベースである。具体的には、コンテンツDBは、行動ID、行動内容、プロンプト条件および複数のコンテンツを関連付けて格納している。図7に示した例では、行動IDが「0001」である「階段を上る」という行動に、プロンプト条件である「条件A」およびコンテンツC1~コンテンツC4が関連付けられている。プロンプト条件は、例えば、ユーザの位置が階段から所定距離以内になったことであってもよい。また、プロンプト条件は、天候に関する条件を含んでもよい。この場合、満たされるプロンプト条件が天候によって変化し、結果、生成されるプロンプト信号が天候によって変化し得る。
また、各コンテンツでは、図8に示したように、抽象度、タイプおよび目的などが異なり得る。図8に示した例では、タイプが「音、振動」でありプロンプト発生通知のためのコンテンツC1(第1のコンテンツ)の抽象度が最も高い「4」であり、タイプが「画像」でありプロンプト状況説明のためのコンテンツC2(第2のコンテンツ)の抽象度が「3」である。また、タイプが「テキスト」でありプロンプト状況説明のためのコンテンツC3の抽象度が「2」であり、タイプが「テキスト」でありプロンプト行動指示のためのコンテンツC4(第3のコンテンツ)の抽象度が最も低い「1」である。
なお、コンテンツDBには、関連付けられている行動を実行することにより期待される効果を示すコンテンツを含んでもよい。例えば、「階段を上る」という行動には、「痩せますよ。」というメッセージ、または「健康に良いですよ。」というメッセージのように、「階段を上る」ことにより期待される効果を示すコンテンツを含んでもよい。このようなコンテンツがユーザに出力されることにより、行動の実行に対するユーザのモチベーションを向上することが可能である。
行動ポイントDBは、単位期間内でプロンプト信号が促す行動をユーザがどれだけ実行できたかを示す行動ポイントを格納するデータベースである。習熟度レベルDBは、行動変容に対するユーザの習熟度レベルを格納するデータベースである。行動ポイントおよび習熟度レベルの評価については、図9を参照して後述する。
(通信部)
通信部250は、ユーザ端末10と多様な情報および信号を通信する。例えば、通信部250は、ユーザ端末10からセンサ部120により検出された情報を受信する。また、通信部250は、制御部260により生成されたプロンプト信号を行動変容サーバ20に送信する出力部としても機能する。
(制御部)
制御部260は、行動変容サーバ20の動作全般を制御する。特に、本発明の一実施形態による制御部260は、図5に示したように、プロンプト信号生成部262としての機能、および評価部264としての機能を有する。
プロンプト信号生成部262は、信号取得部の一例であり、ユーザの習熟度レベルに応じて抽象度が異なるコンテンツを含むプロンプト信号を生成する。具体的には、プロンプト信号生成部262は、ユーザの習熟度レベルが低いほど、抽象度が低いコンテンツを含むプロンプト信号を生成する。
例えば、プロンプト信号生成部262は、ユーザの習熟度レベルが「1」である場合には、図8に示したコンテンツC1~コンテンツC4の全てを選択し、コンテンツC1~コンテンツC4の全てを含むプロンプト信号を生成する。この場合、図2を参照して説明したように、ユーザ端末10においてコンテンツC1~コンテンツC4の全てが出力される。一方、プロンプト信号生成部262は、ユーザの習熟度レベルが「3」である場合には、図8に示したコンテンツC3およびコンテンツC4を除外し、コンテンツC1およびコンテンツC2を含むプロンプト信号を生成する。この場合、図3を参照して説明したように、ユーザ端末10においてコンテンツC1およびコンテンツC2が出力され、コンテンツC3およびコンテンツC4は出力されない。
なお、プロンプト信号生成部262は、ユーザ情報および時刻などから判断される適切な時刻またはタイミングでユーザ端末10にプロンプト信号が送信されるように通信部250を制御する。
評価部264は、ユーザの行動ポイントを管理し、単位期間内でのユーザの行動ポイントに基づいてユーザの習熟度レベルを評価する。具体的には、評価部264は、プロンプト信号が促す行動をユーザが単位期間内でどれだけ実行できたかを示す行動ポイントを行動ポイントDBにおいて管理する。プロンプト信号が促す行動をユーザが実行できたか否かを判断するために、評価部264は、例えば、ユーザが当該行動を実行したか否かを問い合わせるアンケートを生成し、通信部250に当該アンケートをユーザ端末10へ送信させる。そして、評価部264は、アンケートに対するユーザ端末10からの回答が行動の実行を示す場合には行動ポイントをインクリメント(1増やす)し、アンケートに対する回答が行動の不実行を示す場合には行動ポイントを維持する。かかる構成により、プロンプト信号が促す行動をユーザが実行できたか否かを行動ポイントに適切に反映させることが可能である。
そして、評価部264は、単位期間が終了する度に、終了した単位期間でのユーザの行動ポイントが閾値を上回っているか否かを判断し、ユーザの行動ポイントが閾値を上回っている場合に当該ユーザの習熟度レベルを上げる。以下、図9を参照し、習熟度レベルの評価の具体例を説明する。
図9は、習熟度レベルの評価の具体例を示す説明図である。図9に示した単位期間1では、ユーザの習熟度レベルが「1」である。その後、単位期間1の終了時点でユーザの行動ポイントが閾値を上回ったので、評価部264は単位期間2で適用されるユーザの習熟度レベルを「2」に増加させる。さらに、単位期間2の終了時点でもユーザの行動ポイントが閾値を上回ったので、評価部264は単位期間3で適用されるユーザの習熟度レベルを「3」に増加させる。それに伴い、抽象度が相対的に低いコンテンツがプロンプト信号に含まれなくなり、ユーザがプロンプト信号により促される行動を実行する難易度が高くなる。結果、単位期間3の終了時点ではユーザの行動ポイントが閾値を下回ったので、評価部264は単位期間4で適用されるユーザの習熟度レベルを「2」に下げる。その後、単位期間4の終了時点ではユーザの行動ポイントが閾値を上回ったので、評価部264は単位期間5で適用されるユーザの習熟度レベルを「3」に上げる。
なお、上述したアンケートの送信に関し、評価部264は、プロンプト信号が促す行動の終了が見込まれる行動終了見込み時刻を予測し、予測された行動終了見込み時刻が経過した後に上記アンケートを通信部250に送信させてもよい。複数のプロンプト信号に関するアンケートをまとめて定期的に送信する方法も考えられるが、当該方法では、ユーザが行動を実行したか否かを忘れてしまい、アンケートに正確に回答することが困難になることが懸念される。この点に関し、上述した行動終了見込み時刻に基づきアンケートを送信する方法では、ユーザの記憶が新しいうちにアンケートの回答が得られるので、回答の正確性を向上することが可能である。
また、評価部264は、アンケートの送信を行わずにユーザの行動ポイントを管理することも可能である。例えば、評価部264は、ユーザ端末10から受信される運動情報に基づき、プロンプト信号が促す行動をユーザが実行したか否かを判断してもよい。より具体的には、プロンプト信号が促す行動が「階段を上る」である場合、評価部264は、運動情報としてユーザ端末10から受信される加速度データに基づいてユーザが「階段を上る」という行動を実行したか否かを判断することが可能である。かかる構成によれば、ユーザがユーザ端末10においてアンケートに回答するための操作を行わなくてよいので、ユーザの手間を軽減することが可能である。
また、上記ではユーザの行動変容に関する評価値の一例として習熟度レベルを説明したが、評価部264が他の評価値を管理し、プロンプト信号生成部262が他の評価値に応じてプロンプト信号を生成してもよい。例えば、本発明の一実施形態による行動変容システムの使用時間が長くなるほど行動変容のステージが進むと考えられるので、評価部264は、ユーザが本発明の一実施形態による行動変容システムの使用を開始してからの経過時間をユーザの評価値として用いてもよい。その他、評価部264は、プロンプト信号の生成回数、またはプロンプト信号が促す行動が実行された割合などがユーザの評価値として用いてもよい。かかる構成によっても、ユーザに応じて異なるプロンプト信号を生成することが可能となる。
<動作>
以上、本発明の一実施形態によるユーザ端末10および行動変容サーバ20の構成を説明した。続いて、図10および図11を参照して、本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の動作を整理する。
図10は、本発明の一実施形態による行動変容サーバ20の動作を示すフローチャートである。図10に示したように、まず、行動変容サーバ20はユーザ情報を収集する(S304)。そして、プロンプト信号生成部262は、コンテンツDBを参照し、収集されたユーザ情報により満たされるプロンプト条件があるか否かを判断する(S308)。満たされるプロンプト条件がある場合(S308/Yes)、プロンプト信号生成部262は、習熟度レベルDBを参照してユーザの習熟度レベルを確認した上で(S312)、ユーザの習熟度レベルに応じたコンテンツを含むプロンプト信号を生成する(S316)。そして、通信部250がプロンプト信号をユーザ端末10に送信する(S320)。
その後、評価部264が、プロンプト信号により促される行動の終了が見込まれる行動終了見込み時刻を予測する(S324)。そして、評価部264は、行動終了見込み時刻が経過した後(S328/Yes)、ユーザが行動を実行したか否かを問い合わせるアンケートがユーザ端末10に送信されるように通信部250を制御する(S332)。
上記アンケートに対する回答が受信されると(S336)、評価部264は、ユーザが行動を実行したか否かを回答に基づき判断する(S340)。そして、ユーザが行動を実行した場合(S340/Yes)、評価部264はユーザの行動ポイントをインクリメントする(S344)。
図11は、ユーザの習熟度レベルの評価方法を示すフローチャートである。図11に示したように、単位期間が終了すると(S404/Yes)、評価部264は終了した単位期間内でのユーザの行動ポイントを確認する(S408)。そして、評価部264は、行動ポイントが閾値を上回っているか否かを判断する(S412)。
行動ポイントが閾値を上回っている場合(S412/Yes)、評価部264は、ユーザの習熟度レベルが最大値でなければ(S416/No)、次の単位期間に適用されるユーザの習熟度レベルを上げる(S420)。
一方、行動ポイントが閾値を以下である場合(S412/No)、評価部264は、ユーザの習熟度レベルが最小値でなければ(S424/No)、次の単位期間に適用されるユーザの習熟度レベルを下げる(S428)。
<作用効果>
以上説明したように、本発明の一実施形態では、習熟度レベルが低いユーザには行動を直接的に促すコンテンツ(抽象度が低いコンテンツ)を含むプロンプト信号が生成されるので、ユーザは当該コンテンツに従って行動を実行することで、行動の実行を習慣付けていくことが可能である。一方、ユーザに習熟度レベルが高くになるにつれて、プロンプト信号に行動を直接的に促すコンテンツが含まれなくなるので、ユーザが自身で実行すべき行動を考える力を高めていくことが可能である。すなわち、本行動変容システムの継続的な利用により、ユーザは、自発的に「気づき」を得られるようになるための反復学習を受けることが可能である。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、本発明の一実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で上述した実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで上述した実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の上述した実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、上述した実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
(第1の変形例)
上述した実施形態では、プロンプト条件が満たされた場合に、既に用意されているコンテンツからユーザの習熟度レベルに応じたコンテンツをプロンプト信号生成部262が選択することによりプロンプト信号が取得される。しかし、プロンプト信号の取得方法はかかる例に限定されず、例えば、プロンプト信号生成部262は、ある行動についてのプロンプト条件が満たされた場合に、ユーザの習熟度レベルに応じたコンテンツを生成することでプロンプト信号を取得してもよい。
(第2の変形例)
上述した実施形態では、行動変容サーバ20がユーザの習熟度レベルに応じた抽象度のコンテンツを含むプロンプト信号をユーザ端末10に送信する。この行動変容サーバ20から送信されるプロンプト信号に関し、行動変容サーバ20は、全ての抽象度のコンテンツを含むプロンプト信号を送信してもよい。この場合、ユーザ端末10がユーザの習熟度レベルを管理しておくことで、出力すべきコンテンツをユーザ端末10において選択することが可能となる。
(第3の変形例)
上述した実施形態では、行動変容システムに行動変容サーバ20が含まれる。この点に関し、上述した行動変容サーバ20の機能をユーザ端末10に実装することにより、ユーザ端末10において一連の処理を行うことも可能である。すなわち、記憶部240およびプロンプト信号生成部262、評価部264の機能をユーザ端末10が有し、ユーザ端末10が、ユーザの習熟度レベルの評価、プロンプト信号の生成およびプロンプト信号の出力を行ってもよい。かかる構成によれば、ユーザ端末10がオフラインである状況でもプロンプト信号を出力することが可能である。
<ハードウェア構成>
以上、本発明の一実施形態および変形例を説明した。上述した習熟度レベルの評価およびプロンプト信号の生成などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する行動変容サーバ20のハードウェアとの協働により実現される。
図12は、行動変容サーバ20のハードウェア構成を示したブロック図である。行動変容サーバ20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、行動変容サーバ20は、ブリッジ205と、外部バス206と、インターフェース207と、入力装置208と、表示装置209と、音声出力装置210と、ストレージ装置(HDD)211と、ドライブ212と、ネットワークインターフェース215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って行動変容サーバ20内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続されている。これらCPU201、ROM202およびRAM203とソフトウェアとの協働により、上述したプロンプト信号生成部262および評価部264などの機能が実現され得る。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロホン、センサ、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。行動変容サーバ20のユーザは、該入力装置208を操作することにより、行動変容サーバ20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示装置209は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、プロジェクター装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、音声出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかる行動変容サーバ20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。このストレージ装置211は、ストレージを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、行動変容サーバ20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203またはストレージ装置211に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
ネットワークインターフェース215は、例えば、ネットワーク12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、ユーザ端末10にも上述したハードウェア構成を適用可能であるので、ユーザ端末10のハードウェア構成の詳細な説明を省略する。
<補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書のユーザ端末10および行動変容サーバ20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、行動変容サーバ20の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、ユーザ端末10および行動変容サーバ20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述したユーザ端末10および行動変容サーバ20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 ユーザ端末
120 センサ部
130 操作部
140 出力部
142 音声出力部
144 表示部
146 振動部
150 通信部
160 制御部
20 行動変容サーバ
240 記憶部
250 通信部
260 制御部
262 プロンプト信号生成部
264 評価部

Claims (7)

  1. ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理システムであって、
    前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定する評価部と、
    前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記ユーザの評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する信号取得部と、
    前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記評価部は、前記出力部により出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かを問い合わせるアンケートに対する前記ユーザからの回答に基づき、前記評価値を決定する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記信号取得部は、前記ストレージ装置から、前記評価値が低いほど、前記特定の行動をより直接的に促すコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する、請求項1~2のまでのいずれか一項に記載の情報処理システム。
  4. 前記プロンプト信号は、
    通知音または振動を出力させるための第1のコンテンツ、
    前記特定の行動に関連する画像を含む、前記第1のコンテンツよりも前記特定の行動をより直接的に促す第2のコンテンツ、および、
    前記特定の行動を示すメッセージを含む、前記第2のコンテンツよりも前記特定の行動をより直接的に促す第3のコンテンツ、のうちの1または2以上のコンテンツを含む、請求項1~3までのいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理装置であって、
    前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定する評価部と、
    前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記ユーザの評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する信号取得部と、
    前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、
    を備える、情報処理装置。
  6. ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する方法であって、
    前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定することと、
    前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得することと、
    前記プロンプト信号を出力することと、
    を含む、コンピュータにより実行される方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザに特定の行動を促すための信号であるプロンプト信号を出力する情報処理装置であって、
    前記ユーザに関して過去に出力されたプロンプト信号が促す行動を前記ユーザが実行したか否かに基づいて、前記ユーザの行動変容のステージの進み具合を示す評価値を決定する評価部と、
    前記特定の行動をどの程度直接的に促すかが異なる複数のコンテンツを記憶するストレージ装置から、前記ユーザの評価値に応じたコンテンツを読み出し、読み出した当該コンテンツを含むプロンプト信号を取得する信号取得部と、
    前記信号取得部により取得されたプロンプト信号を出力する出力部と、
    を備える、情報処理装置、として機能させるための、プログラム。
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