JP7377437B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
上記構成の本発明によれば、給水装置により第1の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄において、異常運転検知部によりポンプ装置の異常運転が検知された場合に、それ後の便器洗浄における給水装置による洗浄水の供給を駆動時間が長い第2の給水モードにより実行することにより、異常運転が空運転である場合に、水道管の給水圧が製品仕様よりも低いことに起因するポンプ装置の空運転を抑制することができる。さらに、洗浄水タンクが破損して漏水が生じている場合や、水道管の給水圧が製品仕様よりも極めて低いような場合や、ポンプ装置自体に故障が生じている場合などには、駆動時間が長い第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄においてもポンプ装置が異常運転してしまう。このような、洗浄水タンクが破損して漏水が生じている場合や、水道管の給水圧が製品仕様よりも極めて低いような場合や、ポンプ装置自体に故障が生じている場合は、水洗大便器の使用に適していない。これに対して、上記構成の本発明によれば、第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄において、異常運転検知部によりポンプ装置の異常運転が検知された場合に、報知部により異常を報知するため、水洗大便器の使用に適していない状況を使用者にいち早く伝えることができる。
給水装置により第1の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄においてポンプ装置の異常運転が検知されるが、給水装置により第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄においてポンプ装置の異常運転が検知されていない場合には、異常運転は空運転であり、ポンプ装置の空運転は水道管の給水圧が製品仕様よりも低いことが原因であると考えられる。これに対して、上記構成の本発明によれば、給水装置により駆動時間が長い第2の給水モードにより洗浄水の供給を行うため、ポンプ装置が空運転することなく、継続的に使用することができる。
ポンプ装置の下限水位を下限フロートスイッチで検知する場合には、この下限フロートスイッチにより洗浄水タンクの水位が下限水位に到達したことを検知して、ポンプ装置を停止する。これに対して、上記構成の本発明によれば、下限水位を検知する下限フロートスイッチが故障した場合や、下限フロートスイッチが設けられていない場合であっても、ポンプ装置を停止することができる。しかしながら、このように便器洗浄において、ポンプ装置を駆動開始から所定の時間が経過すると停止するような構成では、上記のような水道管の給水圧が製品仕様よりも低いことに起因するポンプ装置の空運転が生じるおそれがある。このように、ポンプ装置の空運転はポンプ装置を駆動開始から所定の時間が経過すると停止するように構成されている大便器装置に固有の問題であり、本発明によればこの問題を解決できる。すなわち、本発明の構成は、制御部は、便器洗浄において、ポンプ装置を駆動開始から所定の時間が経過すると停止するように構成されている大便器装置に非常に好適である。
第2の給水モードにより洗浄水の供給を行う場合には、水道管の給水圧が不確定な状態で給水を行うため、第2の駆動時間にわたって給水を行ってしまうと、便器洗浄を繰り返すごとに洗浄水タンク内の洗浄水の水位が徐々に上昇して漏水しまうおそれがある。これに対して、上記構成の本発明によれば、洗浄水タンクには、満水水位よりも上方にオーバーフロー流路が接続されているため、漏水を防止することができる。
定流量弁32は、水道管から供給された洗浄水の流量を一定に調整するための弁である。
水受けハウジング24は、下方に下方開口部24aが形成されるとともに、側面にオーバーフロー口24bが形成されている。また、水受けハウジング24の上部の少なくとも一部に、外部に開放された開放部24cが形成されている。水受けハウジング24に、外部と連通する開放部24cが形成されていることにより、外部から空気が入り込み、給水管12側の水と、洗浄水タンク装置4内の洗浄水とを縁切りすることができる。
貯水タンク42は、洗浄水を貯水することができるタンクであり、上部に上方開口部42aが形成されている。貯水タンク42の上方開口部42aには、水受けハウジング24の下方開口部24aが接続されている。給水管12から水受けハウジング24に供給された洗浄水は、下方開口部24aを通じて貯水タンク42に供給される。
図2は、本実施形態の水洗大便器による便器洗浄の流れを示すフローチャートである。また、図3は、給水装置が第1給水モードで洗浄を実施する場合の給水装置及びポンプ装置の駆動を示し、図4は、給水装置が第2給水モードで洗浄を実施する場合の給水装置及びポンプ装置の駆動を示す。
S60において、リモコン61が便器洗浄を行う旨の洗浄要求の入力を受け付ける(図4の時刻t1)と、S70において、制御装置10は給水装置8による第2給水モードでの給水を開始するとともに、ポンプ装置6を駆動して、便器洗浄を開始する。具体的には、まず、制御装置10の制御回路60は、洗浄要求の入力を受け付けてから所定時間が経過したt2において、電動ポンプ50への電力供給を開始する。ただし、電力供給から所定の時間の間(t2~t3)は、電動ポンプ50は起動状態となっており、電力は供給されるものの実際に駆動はしていない。そして、t3になるとポンプ装置6の電動ポンプ50が駆動し、タンク装置4の貯水タンク42内の洗浄水が吐水管14を通じて便器本体2に供給され、リム吐水口2fから吐水される。これにより、電流計54により検知される電流値がt1~t2よりも上昇する。t3以降には、電動ポンプ50は一定の回転数で回転するため、電流計54により検知される電流値は略一定となる。また、これと同時にt3において、制御装置10の制御回路60は、給水装置8により第2給水モードでの洗浄を開始し、給水装置8の電磁開閉弁34を開放状態(ON)に切り替える。これにより、給水装置8からタンク装置4へ洗浄水の供給が開始される。
本実施形態によれば、給水装置8により第1の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄(S20)において、電流計54により電動ポンプ50の電流下降が検知された場合(S30でYES)に、それ以降の便器洗浄(S60)における給水装置8による洗浄水の供給を駆動時間が長い第2の給水モードにより実行することにより、水道管の給水圧が製品仕様よりも低いことに起因するポンプ装置6の電動ポンプ50の空運転を抑制することができる。さらに、洗浄水タンク装置4が破損して漏水が生じている場合や、水道管の給水圧が製品仕様よりも極めて低いような場合や、ポンプ装置6自体に故障が生じている場合などには、駆動時間が長い第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄においてもポンプ装置6の電動ポンプ50が空運転してしまう。このような、洗浄水タンクが破損して漏水が生じている場合や、水道管の給水圧が製品仕様よりも極めて低いような場合や、ポンプ装置自体に故障が生じている場合は、水洗大便器の使用に適していない。これに対して、本実施形態によれば、第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄(S70)において、電流計54により電動ポンプ50の電流下降が検知された場合(S80においてYES)に、ディスプレイ62により異常を報知するため(S90)、水洗大便器1の使用に適していない状況を使用者にいち早く伝えることができる。
2 便器本体
2a ボウル部
2b 排水トラップ管
2c リム部
2d リム導水路
2f リム吐水口
4 洗浄水タンク装置
6 ポンプ装置
8 給水装置
10 制御装置
12 給水管
14 吐水管
20 連結ユニット
22 タンクユニット
24 水受けハウジング
24a 下方開口部
24b オーバーフロー口
24c 開放部
26 オーバーフロー管
28 逆止弁
30 止水弁
32 定流量弁
34 電磁開閉弁
42 貯水タンク
42a 上方開口部
50 電動ポンプ
52 取水管
54 電流計
60 制御回路
61 リモコン
62 ディスプレイ
Claims (4)
- 汚物を受けるボウル部を有する便器本体と、
前記便器本体を洗浄するための洗浄水を貯水するための洗浄水タンクと、
前記洗浄水タンク内の洗浄水を前記便器本体に供給するように構成されたポンプ装置と、
前記ポンプ装置が異常運転をしたことを検知するための異常運転検知部と、
前記洗浄水タンク内に洗浄水を供給するように構成された給水装置と、
前記給水装置の洗浄水の給水及び前記ポンプ装置の駆動を制御可能な制御部と、
前記制御部により制御可能な報知部と、を備え、
前記ポンプ装置により前記洗浄水タンク内の洗浄水を前記便器本体に供給し、前記給水装置により前記洗浄水タンク内に洗浄水を供給することにより便器洗浄を行う水洗大便器であって、
前記制御部は、
前記給水装置に前記洗浄水タンクへ洗浄水を供給させる第1の給水モードと、
前記第1の給水モードにおける前記給水装置による洗浄水を供給する第1の駆動時間よりも長い第2の駆動時間にわたって、前記給水装置に前記洗浄水タンクへ洗浄水を供給させる第2の給水モードと、を含む複数の給水モードにより便器洗浄における前記給水装置による洗浄水の供給を実行可能であり、
前記制御部は、
前記給水装置により前記第1の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄において、前記異常運転検知部により前記ポンプ装置の異常運転が検知された場合に、その後の便器洗浄における前記給水装置による洗浄水の供給を前記第2の給水モードにより実行し、
前記第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄において、前記異常運転検知部により前記ポンプ装置の異常運転が検知された場合に、前記報知部により異常を報知する、ように構成されている、
ことを特徴とする水洗大便器。 - 前記制御部は、
前記第2の給水モードにより洗浄水の供給を行った後の便器洗浄において、前記異常運転検知部により前記ポンプ装置の異常運転が検知されなかった場合に、それ以降の便器洗浄における前記給水装置による洗浄水の供給を第2の給水モードにより実行する、ように構成されている、
請求項1に記載の水洗大便器。 - 前記制御部は、
前記便器洗浄において、前記ポンプ装置を駆動開始から所定の時間が経過すると停止するように構成されている、
請求項1又は2に記載の水洗大便器。 - 前記洗浄水タンクには、満水水位よりも上方にオーバーフロー流路が接続されている、
請求項1~3の何れか1項に記載の水洗大便器。
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