JP7374609B2 - 移動足場用レール構造及び移動足場 - Google Patents

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本発明は、移動自在な足場に用いられる移動足場用レール構造及び移動足場に関する。
建設現場では、脚部にキャスターが設けられた移動足場が用いられる場合がある。移動足場は、例えば、建物側に連続して設置されたガイドレールに沿って移動足場側に設置されたローラを走行させることで、移動する。ガイドレールを用いた移動足場として特許文献1又は特許文献2に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載された移動足場は、建物側に設置され、対向した一対の側壁を備えるガイドレールと、移動足場側に設置され一対の側壁の間を走行するローラと、ローラを回転自在に支持し本体側に固定された支持部とを備えている。特許文献2に記載された移動足場は、パイプで構成されたガイドレールを上下方向から挟持すると共に、パイプの接触面にパイプの断面形状に合わせて窪みが形成された一対のローラを備えている。
特開2000-234438号公報 特開2003-184300号公報
特許文献1に記載された移動足場は、ローラが走行するガイドレールやローラを専用に設ける必要があり、施工コストが上昇する。また、特許文献2に記載された移動足場は、パイプで構成されたガイドレールを挟持するための専用のローラやローラを支持するために専用の部材を設ける必要があり、構成が複雑化し、施工コストが上昇する。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、構成を簡略化して施工コストを低減することができる移動足場用レール構造及び移動足場を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、本発明は、床面を走行する走行部を備えた移動足場の走行を案内する移動足場用レール構造であって、棒状体を有し、建物側に固定されたガイドレールと、前記移動足場と前記ガイドレールとを連結するように前記移動足場側に固定された連結部と、前記連結部に回転自在に支持され前記ガイドレールを側方から挟持する一対のローラと、を備え、前記ガイドレールは、平行に配置された2本のパイプと、前記2本のパイプを連結する連結部材と、で構成され、前記一対のローラが、一方のパイプの両側を狭持していることを特徴とする、移動足場用レール構造である。
本発明によれば、移動足場が走行する際に一対のローラがガイドレールを側方から挟持しながら回転するため、移動足場をガイドレールに沿って案内することができる。また、本発明によれば、ガイドレールの部材の種類によらずに一対のローラがガイドレールを側方から挟持するため、施工コストが低減される。
また、本発明は、前記連結部は、前記ガイドレールを下方から支持するよう形成された支持部材を備えるように構成されていてもよい。
本発明によれば、支持部材がガイドレールを下方から支持する方向に移動足場が転倒することが防止される。
また、本発明は、上記の移動足場用レール構造を備える、移動足場である。
本発明によれば、移動足場をガイドレールに沿って走行させることができる。
また、本発明は、前記連結部が前記本体部と前記ガイドレールとの間を所定距離離間させて前記本体部の走行を案内すると共に、前記本体部の前記ガイドレールの側方向に対する移動を拘束するように構成されていてもよい。
本発明によれば、連結部が移動足場の本体部とガイドレールとの位置関係を保持するため、移動足場を安定して走行させることができる。
本発明によれば、構成を簡略化して施工コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係る移動足場の構成を示す図である。 移動足場用レール構造の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る移動足場の実施形態について説明する。移動足場は、床面から上方に構築された高所作業用の足場である。以下、図示する方向を正面とする。
図1及び図2に示されるように、移動足場1は、作業用の本体部2と、本体部2の移動を案内するガイドレール20と、本体部2とガイドレール20を連結する連結部10とを備える。ガイドレール20と連結部10とにより移動足場用レール構造が構成される。
本体部2は、パイプ部材で組み立てられた枠体である。本体部2は、床面Eから立脚し足場板5を支持する複数の脚部3を備える。本体部2は、正面視して一対の脚部3が図示されているが、紙面の奥方向に同じように一対の脚部3が複数個設けられている。脚部3の下端部には、本体部2を移動させるキャスター4が取り付けられている。本体部2の片側には、建物側のH鋼Hが固定されている。
H鋼Hには、レール固定部40を介してガイドレール20が固定されている。レール固定部40は、例えば、固定クランプ42で一端側がH鋼Hに固定されたパイプ材41を備える。パイプ材41の他端側は、本体部2側に突出している。パイプ材41の他端側には、パイプ用の固定クランプ43を介してガイドレール20が垂下して取り付けられている。
ガイドレール20は、例えば、上下2列に平行に並置された所定の長さの2本のパイプ21,22の間が連結部材23で連結されたパイプトラスである。ガイドレール20は、複数のパイプトラスが直列に連結されている。このような構成によりガイドレール20は、上側のパイプ21がレール固定部40との連結に用いられ、下側のパイプ22が本体部2の移動を案内するレールとして用いられる。パイプ22は、本体部2との間に配置された連結部10により本体部2と連結されている。
連結部10は、脚部3に片持ちで支持されたアングル部材13(支持部材)と、アングル部材13に回転自在に支持された一対のローラ11を備える。アングル部材13は、断面がL形状に形成された支持部材である。アングル部材13は、帯状に形成された水平板14と、水平板14の一辺から下方に垂下した帯状に形成された鉛直板15とを備える。アングル部材13の一端側は、脚部3に固定クランプ17により固定されている。
アングル部材13の一端側には、他のアングル部材16が断面を逆向きとするように溶接されていてもよい。他のアングル部材16は、固定クランプ17を用いて脚部3に固定するために固定されている。アングル部材13の他端側は、パイプ22を移動自在に下側から支持している。これにより、本体部2がH鋼Hと反対側に転倒することが防止される。
本体部2がH鋼H側に転倒しそうな場合は、本体部2がH鋼Hに支えられ、元の姿勢に戻る。アングル部材13の他端側において、水平板14にはパイプ22の両側を挟持する一対のローラ11が設けられている。ローラ11は、円筒形に形成された部材である。ローラ11は、シャフト12により回転自在に軸支されている。
ローラ11は、例えば、円筒状の樹脂材料により形成されている。ローラ11は、例えば、樹脂製のパイプから切り出されて形成されている。ローラ11の貫通孔(不図示)には、シャフト12が挿通されている。シャフト12は、水平板14に対して鉛直方向に固定されている。シャフト12は、例えば、ボルトが用いられる。シャフト12は、ローラ11の回転部に段差が形成された段付きボルトが用いられてもよい。シャフト12の先端部は、ナットNで水平板14に固定されている。パイプ22の下端と水平板14の上面との間は離間していてもよいし、接触した状態で本体部2の相対的に摺動してもよい。
上記構成により、本体部2が移動する際、キャスター4が床面Eを走行する。このとき、一対のローラ11がパイプ22の側方を挟持しながら回転する。これにより、本体部2は、連結部10によりガイドレール20に案内されてH鋼Hと本体部2との間を所定距離離間させる状態でガイドレール20の側方向への移動が拘束されながらガイドレール20に沿って移動するので走行が安定する。
上述した移動足場1において、連結部10やレール固定部40は、L断面のアングル部材やパイプ材を用いているため、材料が入手しやすく汎用性があり、現場で簡単に構築できる。また、ガイドレール20にリース材を用いれば材料コストを低減することができる。このように、移動足場1によれば、構成が簡略化されると共に、施工コストが低減される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、連結部10やレール固定部40は、固定クランプで固定されるだけでなく、溶接で固定されてもよい。また、移動足場1の連結部10やレール固定部40は、現場で入手しやすい他の材料が用いられて構築されてもよい。また、ガイドレールは、パイプだけでなく、H鋼等の他の棒状体の材料が用いられて形成されてもよい。
1 移動足場
2 本体部
3 脚部
4 キャスター
5 足場板
10 連結部
11 ローラ
12 シャフト
13 アングル部材(支持部材)
14 水平板
15 鉛直板
16 アングル部材
17 固定クランプ
20 ガイドレール
21、22 パイプ
23 連結部材
40 レール固定部
41 パイプ材
42、43 固定クランプ

Claims (4)

  1. 床面を走行する走行部を備えた移動足場の走行を案内する移動足場用レール構造であって、
    棒状体を有し、建物側に固定されたガイドレールと、
    前記移動足場と前記ガイドレールとを連結するように前記移動足場側に固定された連結部と、
    前記連結部に回転自在に支持され前記ガイドレールを側方から挟持する一対のローラと、を備え
    前記ガイドレールは、平行に配置された2本のパイプと、前記2本のパイプを連結する連結部材と、で構成され、
    前記一対のローラが、一方のパイプの両側を狭持していることを特徴とする、
    移動足場用レール構造。
  2. 前記連結部は、前記ガイドレールを下方から支持するよう形成された支持部材を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の移動足場用レール構造。
  3. 請求項1または2に記載の移動足場用レール構造を本体部に備える、
    移動足場。
  4. 前記連結部は、前記本体部と前記ガイドレールとの間を所定距離離間させて前記本体部の走行を案内すると共に、前記本体部の前記ガイドレールの側方向に対する移動を拘束する、
    請求項3に記載の移動足場。
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