JP7373054B2 - 製造システム - Google Patents

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Description

本発明は、逆シフト反応によって一酸化炭素ガスを生成する技術に関するものである。
一酸化炭素は、例えば樹脂などの様々な化成品を製造するために重要な原料である。二酸化炭素から化成品を製造することも可能であるが、現時点では製造コストが高いので、一酸化炭素の有用性は高い。一酸化炭素を製造する技術としては、二酸化炭素を一酸化炭素へ変換する逆シフト反応が知られている。しかし逆シフト反応の理論的変換効率は非常に低く、これまであまり検討されていない。
下記特許文献1は、触媒に対して電場を印加させることにより、一酸化炭素生成反応を促進する技術について記載している。同文献は、『製鉄所において利用されていない顕熱や排熱を利用しつつ、製鉄所の副生ガスを改質して燃料ガスを生成することが可能な製鉄所副生ガスの改質装置及び改質方法を提供する。』ことを課題として、『上記課題は、コークス炉ガスに含まれるメタンと製鉄所副生ガスに含まれる二酸化炭素とからなる原料ガスを反応させて一酸化炭素と水素を生成させる電場印加触媒反応装置と、製鉄所から発生する排熱を熱用途へ供給する排熱供給装置を有し、熱用途が、電場印加触媒反応装置及び原料ガスを加熱する熱交換器のうち少なくとも一つであることを特徴とする、製鉄所副生ガスの改質装置とこの装置を用いた製鉄所副生ガスの改質方法によって解決される。』という技術を開示している(要約参照)。
特開2019-206453号公報
二酸化炭素と水素から一酸化炭素を製造する逆シフト反応においては、原料の水素の製造コストが高く、かつ、高温化が必要であり、環境への考慮は検討しきれていない。特許文献1においても水素の製造コストが高い点については、課題として残っていると考えられる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、二酸化炭素から原料ガスである一酸化炭素を環境に配慮して効率よく製造することを可能とする製造システムを提供することを目的とする。
本発明に係る製造システムにおいて、電場印加逆シフト反応装置は、水電解装置が生成した水素ガスを用いて一酸化炭素ガスを生成し、前記水電解装置は、前記電場印加逆シフト反応装置が生成した水から生成された水蒸気を少なくとも用いて水素ガスを生成する。
本発明に係る製造システムによれば、水電解装置と電場印加逆シフト反応装置を協調動作させることにより、水電解装置が生成した水素ガスを用いて一酸化炭素ガスを生成することができる。これにより、逆シフト反応の原料である水素のコストを抑制することができる。
実施形態1に係る製造システム100の反応工程を示す模式図である。 製造システム100の詳細構成を示すブロック図である。 電場印加逆シフト反応装置110の詳細構成図である。 固体酸化物燃料電池装置130の詳細構成図である。 水電解装置120の詳細構成図である。 熱電変換装置143の熱電変換素子部の構成例を示す模式図である。 実施形態2に係る製造システム100の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る製造システム100の構成を示すブロック図である。
世界的な気象変動を受け、温室効果ガスである二酸化炭素を排出しない脱炭素社会の実現が急務である。そのために、再生可能エネルギーの利用拡大と、水素をエネルギー源として最大限に利活用する水素社会に期待が集まっている。水素社会の実現には、水素の製造・運搬・利用の各段階での課題を解決してコストを低減する必要がある。本発明は、二酸化炭素と水素を原料として一酸化炭素と水を生成する逆シフト反応において、水電解装置から生成される水素を利活用することで、脱炭素化と水素の高効率な利活用を両立する手段を提供する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る製造システム100の反応工程を示す模式図である。製造システム100は、電場印加逆シフト反応装置110、水電解装置120、固体酸化物燃料電池装置130を備える。
電場印加逆シフト反応装置110は、二酸化炭素ガスと水素ガスを用いて、一酸化炭素ガスと水を生成する。この生成反応は吸熱反応である。電場印加逆シフト反応装置110は、一酸化炭素ガスを生成する反応を促進する触媒を備える。この触媒反応は、NEMCA(Non-faradaic Electrochemical Modification of Catalytic Activity:非ファラデー電気化学的触媒活性化)効果によってさらに促進することができる。NEMCA効果は、例えばイオン伝導体(固体電解質)上に形成したアノードおよびカソードと、電極上に形成した酸化還元触媒からなる系に対して電場を印加することにより、発生する。
水電解装置120は、水を電気分解することによって、水素ガスと酸素を生成する。この反応は吸熱反応であり、かつ電気エネルギーを必要とする。水電解装置120は、水素ガスを生成する反応を促進する触媒を備える。この触媒反応もNEMCA効果によってさらに促進することができる。
固体酸化物燃料電池装置130は、水素ガスと酸素ガスを用いて水を生成する。この反応は発熱反応であり、電気エネルギーを生成する。酸素ガスは空気によって代用することもできる。
図2は、製造システム100の詳細構成を示すブロック図である。製造システム100は図1で説明した各装置に加えて、排熱供給装置141、熱交換器142、熱電変換装置143、電源144、燃焼器145、減圧器146を備える。これら装置間の連携について以下説明する。図2の実線は物質の移動を表し、点線はエネルギーの移動を表す。後述する図7と図8においても同様である。
<実施の形態1:装置間の連携について>
逆シフト反応において用いられる水素ガスは、製造コストが高いことが課題である。そこで本実施形態1においては、電場印加逆シフト反応装置110と水電解装置120を同じ場所に設置して協調動作させ、電場印加逆シフト反応装置110は水電解装置120が生成した水素ガスのうち少なくとも一部を用いて一酸化炭素ガスを生成する。これにより、水素ガスの製造コストを抑制することができる。
電場印加逆シフト反応装置110と水電解装置120には熱を必要とする。通常、反応温度は600℃以上だが、NEMCA効果によって400℃以下に低温化することを試みる。この温度の熱は、例えば化成プラントで利用されていない顕熱や排熱を利用できる。排熱は、断熱配管を通して排熱供給装置141と熱交換器142から電場印加逆シフト反応装置110と水電解装置120に供給する。または、固体酸化物燃料電池装置130で熱源として用いる燃焼器145が生成する熱を排熱供給装置141によって回収し、排熱供給装置141と熱交換器142から断熱配管を通して供給することができる。すなわち、排熱を効率的に利用することができる。
固体酸化物燃料電池装置130には熱を必要とする。通常、反応温度は700℃~1000℃だが、触媒の改良により600℃程度に低温化できる可能性がある。この温度の熱は、例えば燃焼器145の熱源を利用する。燃焼器145には、水電解装置120で生成した酸素ガスのうち少なくとも一部を投入することができる。これにより、固体酸化物燃料電池を効率よく運転することができる。
電場印加逆シフト反応装置110は水を生成するので、水電解装置120はその水を電気分解の原料として用いることができる。固体酸化物燃料電池装置130は水を生成するので、水電解装置120はその水を電気分解の原料として用いることができる。これにより、水電解装置120を効率よく運用することができる。
固体酸化物燃料電池装置130の熱源を熱電変換装置143の高温側に取り付けることにより、電源を駆動する電気エネルギーを得ることができる。そこで本実施形態1においては、熱電変換装置143によって固体酸化物燃料電池装置130の熱源を熱電変換し、その電気エネルギーを電源144へ供給する。電源144は電場印加逆シフト反応装置110に対して電場を印加することにより、NEMCA反応を促進する。NEMCA反応により触媒反応が促進されるので、吸熱反応である逆シフト反応をより低温度で進行させることができる。
電源144は、水電解装置120に対しても同様に電場を印加することにより、NEMCA反応を促進する。NEMCA反応により触媒反応が促進されるので、吸熱反応である水電気分解反応をより低温度で進行させることができる。
固体酸化物燃料電池装置130は電気エネルギーを生成するので、水電解装置120はその電気エネルギーを、水電解反応における電気化学反応の電気エネルギーとして用いることができる。同様に、固体酸化物燃料電池装置130で生成した電気エネルギーは、電源144に供給することができる。電源144から電場印加逆シフト反応装置110に対して電場を印加することにより、NEMCA反応を促進することができる。
水電解装置120が生成する水素ガスは、固体酸化物燃料電池装置130が水を生成する反応における燃料ガスとして用いることができる。これにより水電解装置120をさらに効率的に運用することができる。また固体酸化物燃料電池装置130の燃料ガスの製造コストを抑制することができる。
水電解装置120が水を電気分解することにより、酸素ガスが生じる。この酸素ガスを燃焼器145に対して供給することにより、燃焼器145を効率的に動作させて熱源として用いることができる。燃焼器145は固体酸化物燃料電池装置130の熱源として用いることができる。同様に、電場印加逆シフト反応装置110における逆シフト反応の吸熱工程に対してその熱を供給することができる。同様に水電解装置120の水電解反応の吸熱工程に対してその熱を供給することができる。これにより水電解装置120をより効率的に運用できる。
熱電変換装置143の冷却側は、電場印加逆シフト反応装置110が生成する水を減圧器146によって減圧して熱電変換装置143に対して供給することにより、冷却することができる。さらに、この冷却水が蒸発することによって生じた水蒸気を、水電解装置120の水電解反応における原料水として用いることができる。これにより、熱電変換装置143の変換効率を良好に維持するとともに、電場印加逆シフト反応装置110をより効率的に運用することができる。
<実施の形態1:各装置の詳細について>
図3は、電場印加逆シフト反応装置110の詳細構成図である。電場印加逆シフト反応装置110は、流量制御装置111、原料ガス供給口112、触媒113、熱源114、電場印加部115、反応容器116を備える。電源144は電場印加逆シフト反応装置110の一部として構成してもよいし、製造システム100内において各装置が共有する装置として構成してもよい。
流量制御装置111は、原料として供給される二酸化炭素ガスと水素ガスそれぞれの流量を調整した上で、原料ガス供給口112に対して供給する。二酸化炭素ガスは、例えば化成プラントから回収したものなどを用いると効率がよい。水素ガスのうち少なくとも一部は、水電解装置120が生成したものを用いる。
原料ガスは、原料ガス供給口112を介して反応容器116へ導入される。反応容器116内には触媒113が配置されており、触媒反応を介して、一酸化炭素ガスと水が生成される。この反応は吸熱反応であるので、熱源114から熱が供給される。熱源114としては例えば、排熱供給装置141や熱交換器142から供給される熱を用いることができる。
電場印加部115は、電源144から供給される電気エネルギーを用いて、反応容器116に対して電場を印加することにより、触媒113の触媒反応を活性化する。電源144は、熱電変換装置143から供給される電気エネルギーを用いることができる。
反応容器116からは、原料ガスを用いて生成した一酸化炭素ガスと水が出力される。一酸化炭素ガスは、様々な化成品の原料ガスとして用いることができる。水は熱電変換装置143の冷却水として用いることができる。高温の水蒸気は、水電解装置120の原料ガスとして用いることができる。
図4は、固体酸化物燃料電池装置130の詳細構成図である。固体酸化物燃料電池装置130は、流量制御装置131、空気導入口132、原料ガス供給口133、熱源137、配管138、固体燃料電池スタックを備える。固体燃料電池スタックは、カソード134、アノード135、固体電解質136(酸素イオン伝導体)によって構成されている。
流量制御装置131は、原料として供給される水素ガスと酸素ガスそれぞれの流量を調整した上で、原料ガス供給口133に対して供給する。水素ガスのうち少なくとも一部は、水電解装置120が生成したものを用いる。酸素ガスのうち少なくとも一部は、水電解装置120が生成したものを用いる。空気導入口132から導入される空気内に含まれる酸素を併用してもよい。
原料ガスは、原料ガス供給口133を介して、固体燃料電池スタックへ供給される。固体燃料電池スタックは、燃料ガスを用いて、水と熱と電気エネルギーを生成する。水は水電解装置120の原料として供給される。電気エネルギーは、水電解装置120の電気化学反応における電気エネルギーとして供給される。熱は、熱源137を介して熱電変換装置143に対して供給される。熱電変換装置143が出力する電気エネルギーは、電源144を介して、電場印加逆シフト反応装置110と水電解装置120それぞれのNEMCA反応のために供給される。
固体酸化物燃料電池装置130が水素と酸素から水を生成する反応は、例えば600℃程度の温度下で進行する。熱源137は、その反応のための熱を提供する。熱源137としては、例えば排熱供給装置141からの熱や、燃焼器145からの熱を用いることができる。熱源137は、熱電変換装置143の高温側に対して熱を供給する役割も有している。
配管138は、電場印加逆シフト反応装置110が生成した水を、熱電変換装置143の冷却側へ搬送する配管である。例えば配管138と、熱電変換装置143の冷却側とを接触させることにより、水冷効果を得ることができる。配管138内の水と熱電変換装置143の冷却側との間で熱交換することができればその限りにおいて水冷効果が得られるので、これら部材は必ずしも厳密な意味で接触していなくともよい。あるいはこれら部材の間に媒介物(例:固定部材、接着剤、空気、など)を挟んでもよい。
図5は、水電解装置120の詳細構成図である。水電解装置120は、流量制御装置121、原料ガス供給口122、熱源123、固体酸化物形電解セル(SOEC)スタックを備える。SOECスタックは、カソード124、アノード125、固体電解質126(酸素イオン伝導体)によって構成されている。
流量制御装置121は、原料として供給される水の流量を調整した上で、原料ガス供給口122に対して供給する。水は原料ガス供給口122を介して、SOECスタックへ供給される。SOECスタックは、原料水を用いて、水素ガスと酸素ガスを生成する。水素ガスは、電場印加逆シフト反応装置110と固体酸化物燃料電池装置130へ供給される。酸素ガスは、固体酸化物燃料電池装置130へ供給されるとともに、燃焼器145へも供給される。
熱源123は、水電解反応の吸熱工程に対して熱を供給する。熱源123としては、例えば排熱供給装置141からの熱や、燃焼器145からの熱を用いることができる。
水電解装置120の役割について、以下さらに考察する。逆シフト反応の原料として用いる水素は、従来は炭化水素の水蒸気改質反応などによって合成する場合があったが、これは効率が悪いことに加えて二酸化炭素ガス排出が生じる課題もある。またアルカリ水電解や高分子電解質は低温(60℃程度)で水素ガスを製造できるが、他方で入力電力あたりの水素変換効率が80%以下と低い。これらに対して高温水蒸気電解(SOEC)は、二酸化炭素排出がないことに加えて入力電力あたりの水素変換効率がよく、また周辺装置からの未利用熱を再利用できる点も有利である。
水の電気分解は、分子数が増加する反応であり、高温になるほど、反応に必要な仕事が低くなる。特に100℃周辺を境界として、水電解のために必要なエネルギーが低下することが分かっている。水電解によって得られた水素を燃焼させることにより得るエネルギーは温度に依存しないので、水の電気分解を高温で実施すると吸熱反応となり、入力電力以上のエネルギー量の水素と酸素を得ることができる。換言すると、排熱を水素として回収することができるといえる。
特にSOECは、熱を水素ガスなどの燃料物質へ変換するプロセスであり、水素製造方法としては高効率である。また同時に、排熱を回収する新たな方法としても期待できる。SOECの熱源は、150℃以上程度の中低温であっても十分であるので、太陽熱や低温排熱を回収する手段として使用できるからである。
SOECの水電解反応においては、電気エネルギーを必要とするので、夜間の余剰電力を水素に変換して貯蔵することもできる。また、発電電力がピークとなる昼間において、固体酸化物燃料電池装置130によって発電することにより、その水素から電力を得ることができる。すなわちこれら装置を協調動作させることによって、電力負荷を平滑化することができる利点がある。
SOECにおいては、水素ガスを生成するために用いるエネルギーのうち、約75%が電気エネルギー、約25%が熱エネルギーである。この25%の熱エネルギーを排熱から補うことができれば、排熱を水素として回収できることになる。さらにSOECにおいて副生される酸素を燃焼器145へ再循環させることにより、燃焼器145の効率を向上できる。
図6は、熱電変換装置143の熱電変換素子部の構成例を示す模式図である。固体酸化物燃料電池装置130の反応温度は700℃~1000℃程度であるが、触媒の改良により600℃程度に低温化できる可能性がある。固体酸化物燃料電池装置130の反応に必要な600℃程度の温度を熱電変換装置143の高温側として用いることを考える。
図6に示す熱電変換素子部の高温側を600℃、冷却側を50℃と仮定し、電場印可したい固体酸化物触媒材料の抵抗値から、電気エネルギー出力を試算したところ、以下の(a)(b)2つの試算結果を得ることができた。(a)触媒材料の抵抗が9kΩの場合、出力電圧:100V、出力電流:11mA、出力電力:1.1W、モジュール寸法:23cm×23cm、(b)触媒材料の抵抗が18kΩの場合、出力電圧:100V、出力電流:11mA、出力電力:2.3W、モジュール寸法:33cm×33cm。一方でNEMCA効果において必要となるのは、電力については1W程度、電圧については100V~200V、電流については1mA~10mAであることが知られている。したがって熱電変換装置143から得られる電気エネルギーにより、NEMCA効果のために必要な電気エネルギーをまかなえることが分かる。
<実施の形態1:まとめ>
本実施形態1に係る製造システム100において、水電解装置120が製造した水素ガスを、逆シフト反応における原料水素ガスとして用いる。また固体酸化物燃料電池装置130で用いる熱は、排熱供給装置141などによって回収して逆シフト反応における吸熱工程に対して供給するとともに、熱電変換装置143を介してNECMA効果のための電場供給の電気エネルギーとして用いる。これにより、一酸化炭素ガスの製造コストや効率を従来よりも向上させ、様々な化成品における原料として一酸化炭素ガスを安価に供給することができる。
<実施の形態2>
図7は、本発明の実施形態2に係る製造システム100の構成を示すブロック図である。本実施形態2においては、電源144は、熱電変換装置143を介することなく、固体酸化物燃料電池装置130が生成した電気エネルギーを固体酸化物燃料電池装置130から直接受け取り、その電気エネルギーを用いて、NEMCA効果のための電場を供給する。その他構成は実施形態1と同様である。
本実施形態2のように、熱電変換装置143を備えていない場合であっても、実施形態1と同様の効果を発揮することができる。例えば、水電解装置120が製造した水素ガスを、逆シフト反応における原料水素ガスとして用いることにより、水素ガスの製造コストを抑制できる。またNEMCA効果によって一酸化炭素ガスの製造コストや効率を従来よりも向上させることができる。
<実施の形態3>
図8は、本発明の実施形態3に係る製造システム100の構成を示すブロック図である。本実施形態3において、水電解装置120は、海水を電気分解することにより、水素ガスと酸素ガスを生成する。水電解反応のために必要な電気エネルギーとしては、固体酸化物燃料電池装置130から得られる電気エネルギーに加えて、海洋発電設備150が発電する電力を用いる。海洋発電設備150は、製造システム100の一部として構成してもよいし、製造システム100とは別の設備として構成してもよい。
海洋発電設備150は、例えば海洋またはその近傍に設置される設備である。例えば海上風力発電、海流発電、などの再生エネルギーシステムによって、海洋発電設備150を構成することができる。水電解装置120は海水を用いるので、海洋近傍に設置することが望ましい。この場合は海洋発電設備150も、水電解装置120近傍に設置することができる。したがって、水電解装置120と海洋発電設備150との間の連携を容易に確保できる。
<本発明の変形例について>
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
以上の実施形態において、図1の矢印が示すように、各装置が生成する物質などを装置間で循環させることを説明したが、これら物質などの循環は、図1に示すもののうち一部のみであってもよい。一部のみ循環させる場合であっても、その循環を実施する限りにおいて、各装置を効率的に運用できる。例えば水電解装置120が生成する酸素ガスを燃焼器145へ供給しなくとも、逆シフト反応の原料である水素ガスを効率的に確保できる効果を発揮できる。
以上の実施形態において、電場印加逆シフト反応装置110、水電解装置120、固体酸化物燃料電池装置130は、各装置からの生成物を循環させる観点から、同じ場所に設置されていることが望ましい。具体的には、(a)電場印加逆シフト反応装置110と水電解装置120は、水電解装置120が生成した水素ガスを電場印加逆シフト反応装置110が受け取ることができる場所にそれぞれ設置されており、(b)電場印加逆シフト反応装置110と固体酸化物燃料電池装置130は、固体酸化物燃料電池装置130の熱源からの熱供給を電場印加逆シフト反応装置110が受け取ることができる場所にそれぞれ設置されている、ことが望ましい。
より具体的には、図2、図7、図8における実線で示した物質移動は、各装置を接続する配管によって実施することが望ましい。すなわち各装置は、その配管によって物質を授受できる位置にそれぞれ設置されていることが望ましい。
以上の実施形態において、各装置が備える熱源は、製造システム100内における様々な熱を回収することによって、各装置を接続する配管によって各装置に対してその熱を供給してもよい。すなわち熱源は、燃焼器145が生成する熱に限らず、その他様々に発生する熱を回収することによって構成してもよい。
100:製造システム
110:電場印加逆シフト反応装置
120:水電解装置
130:固体酸化物燃料電池装置
141:排熱供給装置
142:熱交換器
143:熱電変換装置
144:電源
145:燃焼器
146:減圧器
150:海洋発電設備

Claims (14)

  1. 電場印加逆シフト反応装置と、水電解装置と、固体酸化物燃料電池装置と、を有する製造システムにおいて、
    前記電場印加逆シフト反応装置は、二酸化炭素ガスと、少なくとも前記水電解装置が生成した水素ガスおよび前記固体酸化物燃料電池装置の熱源からの熱供給により生成された電気エネルギーを用いて、一酸化炭素ガスおよび水を生成し、
    前記水電解装置は、前記電場印加逆シフト反応装置が生成した水から生成された水蒸気および前記固体酸化物燃料電池装置の熱源からの熱供給により生成された電気エネルギーを用いて、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする製造システム。
  2. 前記固体酸化物燃料電池装置は、水素ガスと酸素ガスを用いて水を生成し、
    前記水電解装置は、前記固体酸化物燃料電池装置が生成した水を用いて、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  3. 前記製造システムはさらに、
    前記固体酸化物燃料電池装置の熱源からの熱を電力に変換する熱電変換装置、
    前記熱電変換装置が生成する電力を用いて前記電場印加逆シフト反応装置に対して電場を供給する電源、
    を備え、
    前記電場印加逆シフト反応装置は、前記一酸化炭素ガスと水を生成する反応における触媒反応を、前記電源が供給する電場によって活性化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  4. 前記製造システムはさらに、
    前記固体酸化物燃料電池装置の熱源からの熱を電力に変換する熱電変換装置、
    前記熱電変換装置が生成する電力を用いて前記水電解装置に対して電場を供給する電源、
    を備え、
    前記水電解装置は、前記水素ガスを生成する反応における触媒反応を、前記電源が供給する電場によって活性化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  5. 前記固体酸化物燃料電池装置は、水素ガスと酸素ガスを用いて水を生成するとともに、その生成反応にともなって電気エネルギーを生成し、
    前記水電解装置は、前記電気エネルギーを用いた電気化学反応によって、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  6. 前記固体酸化物燃料電池装置は、前記水電解装置が生成した水素ガスを用いて、水を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  7. 前記水電解装置は、水素ガスに加えて酸素ガスを生成し、
    前記製造システムはさらに、前記水電解装置が生成した酸素ガスを用いた燃焼反応によって熱を生成する燃焼器を備え、
    前記電場印加逆シフト反応装置は、前記燃焼器が生成した熱を用いて、一酸化炭素ガスおよび水を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  8. 前記水電解装置は、水素ガスに加えて酸素ガスを生成し、
    前記製造システムはさらに、前記水電解装置が生成した酸素ガスを用いた燃焼反応によって熱を生成する燃焼器を備え、
    前記水電解装置は、前記燃焼器が生成した熱を用いて、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  9. 前記製造システムはさらに、前記固体酸化物燃料電池装置の熱源に高温側を設置して電力に変換する熱電変換装置を備え、
    前記熱電変換装置の冷却側は、前記電場印加逆シフト反応装置が生成した水が通る配管によって冷却される
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  10. 前記水電解装置は、前記熱電変換装置の冷却側を冷却する水が蒸発することによって生じた水蒸気を用いて、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする請求項9記載の製造システム。
  11. 前記固体酸化物燃料電池装置は、水素ガスと酸素ガスを用いて水を生成するとともに、その生成反応にともなって電気エネルギーを生成し、
    前記製造システムはさらに、前記電気エネルギーを用いて前記水電解装置に対して電場を供給する電源を備え、
    前記電場印加逆シフト反応装置は、前記一酸化炭素ガスと水を生成する反応における触媒反応を、前記電源が供給する電気エネルギーによって活性化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  12. 前記水電解装置は、海上風力発電または海流発電のうち少なくともいずれかが供給する電気エネルギーを用いた電気化学反応によって、水素ガスを生成する
    ことを特徴とする請求項11記載の製造システム。
  13. 前記電場印加逆シフト反応装置と前記水電解装置は、前記水電解装置が生成した水素ガスを前記電場印加逆シフト反応装置が受け取ることができる場所にそれぞれ設置されており、
    前記電場印加逆シフト反応装置と前記固体酸化物燃料電池装置は、前記固体酸化物燃料電池装置の熱源からの熱供給を前記電場印加逆シフト反応装置が受け取ることができる場所にそれぞれ設置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  14. 前記電場印加逆シフト反応装置と前記水電解装置は、前記水電解装置が生成した水素ガスを前記電場印加逆シフト反応装置へ搬送する配管によって接続されている
    ことを特徴とする請求項13記載の製造システム。
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