JP7370679B2 - コンテナ荷役車両 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係るコンテナ荷役車両の側面図、図2は平面図、図3は背面図である。本願明細書では、図2の図示状態における左側、右側、下側、上側をコンテナ荷役車両(以下、コンテナ荷役車両を単に荷役車両と記載する)の前、後、左、右とする。また、車両の車台に対してコンテナを積み込んだり下したりする作業を「荷役作業」と記載する。
荷役装置Aはコンテナを車台3上に引き上げたり車台3から下したりする装置であり、ベースフレームA1、ダンプフレームA2(図2等)、荷役アームA3、駆動ユニットA4、ガイドローラA5を備えている。
図5は不使用時のコンテナ案内装置Bを車幅方向の外側から俯瞰して表した斜視図、図6は車幅方向の外側から仰視して表した斜視図、図7は車幅方向の内側から俯瞰して表した斜視図である。また図8は標準コンテナの積載過程のコンテナ案内装置Bの斜視図、図9はその側面図、図10はその背面図である。図11は標準コンテナ積載時のコンテナ案内装置Bの斜視図、図12はその側面図、図13はその平面図、図14はその背面図である。図15-図17はコンテナ案内装置Bが図5の状態から図8の状態に移行する過程の動きを説明するための説明図であり、外側のカバーを取り外した状態を図示して内部機構の動きを表している。なお、図5-図17には左右のコンテナ案内装置Bのうち左側のものを代表して示している。右側のコンテナ案内装置Bは、左側のコンテナ案内装置Bと左右対称の構成であり、その点を除いて左側のコンテナ案内装置Bと同一構成である。
コンテナ案内装置Bには、ベッドB20の前部パーツB21と後部バーツB22とを互いの荷受面が面一になった姿勢(図8-図14)で互いに拘束させるロック機構B40が備わっている。ロック機構B40は、ピンB41、フックB42及びバネB44(図15-図17)を含んで構成されている。ここで、荷受面が面一とは、側面視において、図12に示したように、前部パーツB21の荷受面(一点鎖線)と後部バーツB22の荷受面(二点鎖線)とが同一平面上に位置することを意味する。
標準コンテナXを車台3に積み込む場合、荷役車両を標準コンテナXの前方の所定位置に停車させ、まず図1-図3の状態において手作業又はリモコン操作によりアダプタEと支持ポストA11との連結を解く。また、コンテナ案内装置BのベッドB20の前部パーツB21を起こし、前部パーツB21と後部パーツB22の互いの荷受面を面一にして後に向ける(後述)。
標準コンテナXを積み込んでいない状態では、コンテナ案内装置BのベッドB20は、図15に示したように屈曲した姿勢で固定ピンBpにより拘束されている。標準コンテナXを積み込む際、まず固定ピンBpを抜き取り、連結バーB23を後方に回動させ、抜き取った固定ピンBpを連結バーB23及び後部パーツB22に挿し込む。これにより連結バーB23を介した後部パーツB22に対する前部パーツB21の拘束が解け、後部パーツB22に対する前部パーツB21の回動が許容され、同時に固定ピンBpを仮置きすることができる。
(1)上記の通り、標準コンテナXを積み込む際、ベッドB20の前部パーツB21を押し上げるだけで、ベッドB20の前部パーツB21と後部パーツB22とを連結することができる。従来のようにベッドの前部パーツ又は後部パーツを持ち上げた状態でピン穴を合わせて前部パーツと後部パーツを連結する必要がないので、標準コンテナXを積み込む際の作業者の負担を軽減することができる。また、ピンでベッドの前部パーツと後部パーツとを連結する従来構成では、重なり合ったピン穴がピンで塞がれて連結状態が目視確認し難かったところ、本実施形態では、構造的に、ピンB41にフックB42が掛かる様子が目視確認し易いメリットもある。
上記実施形態においては、標準コンテナXを受けるコンテナ案内装置Bとは別に、専用コンテナを車台3に積載するための構成(ガイドローラA5やロック装置C等)を備える構成を例に挙げて説明した。しかし専用コンテナ積載用の構成は必ずしも必要なく、省略可能である。また、アダプタEを装着した標準コンテナXを受けるものとしてコンテナ案内装置Bの説明をしたが、コンテナ案内装置Bは、アダプタを用いずに上げ下ろしするコンテナ(先に触れた専用コンテナ等)を受けるものとして用いることもできる。このような標準コンテナXを積載対象としない荷役車両においてアダプタEは不要であり、省略可能である。またコンテナ案内装置Bで専用コンテナを受ける構成とした結果、ガイドローラA5が不要となればこれを省略することができる。
Claims (7)
- 車台、前記車台に前後に回動自在に設けられコンテナを対象とする荷役作業をするための荷役アーム、及び前記コンテナをガイドするコンテナ案内装置を備え、
前記コンテナ案内装置が、前記コンテナの下面を荷受面により支持するベッド、及び左右に延びる回転軸を介して前記ベッドを回動可能に支持するベースを含んで構成されたコンテナ荷役車両において、
前記ベッドが、後部パーツと、前記後部パーツに対して上下に回動可能に連結された前部パーツと、前記後部パーツに対して前記前部パーツを拘束するロック機構とを備え、
前記ロック機構が、前記前部パーツ及び前記後部パーツの一方に設けた被係合部と、前記前部パーツ及び前記後部パーツの他方に設けた係合部とを含んで構成され、前記前部パーツ又は前記後部パーツが持ち上がると前記係合部が前記被係合部に係合し、前記後部パーツに対して前記前部パーツが拘束されるように構成されている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1のコンテナ荷役車両において、
前記被係合部がピン、前記係合部がフックであり、
前記ロック機構が、前記係合部に復元力を作用させるバネを備えており、
前記前部パーツ又は前記後部パーツが持ち上がる過程で、前記フックの先端面が前記ピンに押され前記バネの復元力に抗って前記フックが開き、前記ピンが前記先端面を超えると前記バネの復元力により前記ピンに前記フックが掛かるように構成されている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1又は2のコンテナ荷役車両において、
前記係合部が前記被係合部に係合することで、前記前部パーツと前記後部パーツとの荷受面が面一に拘束されるように構成されている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1-3のいずれか1項のコンテナ荷役車両において、
前記被係合部に対する前記係合部の係合を手動で解除する操作部を備えている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1-4のいずれか1項のコンテナ荷役車両において、
前記後部パーツに対して前部パーツが前記回転軸で連結されている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1-5のいずれか1項のコンテナ荷役車両において、
前記前部パーツと前記後部パーツとが屈曲した姿勢で前記ベッドを前記ベースに固定する固定ピンを備えており、
前記前部パーツの前傾角度及び前記後部パーツの後傾角度がストッパで制限され、前記固定ピンに前記前部パーツ及び前記後部パーツの重量がかからないように構成されている
ことを特徴とするコンテナ荷役車両。 - 請求項1-6のいずれか1項のコンテナ荷役車両において、
前記回転軸が、前記車台の車輪軸に対して傾斜していることを特徴とするコンテナ荷役車両。
Priority Applications (1)
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JP2020166041A JP7370679B2 (ja) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | コンテナ荷役車両 |
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JP2020166041A JP7370679B2 (ja) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | コンテナ荷役車両 |
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ID=81110569
Family Applications (1)
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Citations (1)
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2020
- 2020-09-30 JP JP2020166041A patent/JP7370679B2/ja active Active
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