JP7370676B2 - 繰出し容器 - Google Patents

繰出し容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7370676B2
JP7370676B2 JP2020080766A JP2020080766A JP7370676B2 JP 7370676 B2 JP7370676 B2 JP 7370676B2 JP 2020080766 A JP2020080766 A JP 2020080766A JP 2020080766 A JP2020080766 A JP 2020080766A JP 7370676 B2 JP7370676 B2 JP 7370676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
circumferential direction
operating member
shaft
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020080766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021171585A (ja
Inventor
和寿 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2020080766A priority Critical patent/JP7370676B2/ja
Publication of JP2021171585A publication Critical patent/JP2021171585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7370676B2 publication Critical patent/JP7370676B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、固形内容物を収納する繰出し容器に関する。
従来、例えば、口紅、リップクリーム、スティックアイシャドー等の化粧料、薬剤またはスティック糊などの、塗布対象物に塗布可能な固形内容物を収納する容器として、繰出し容器が知られている。
例えば特許文献1には、上端が繰出し口となる筒状のケース体と、ケース体に周方向に相対回転可能に連結し、把持部とねじ軸とを備える操作部材と、ケース体の内部に回り止めされた状態で上下方向に移動可能に配置される繰出し部材と、を有し、繰出し部材が、ねじ軸にねじ結合する雌ねじを備えるとともにねじ軸の径方向外側に配置される筒状の軸体を有する、繰出し容器が記載されている。
この繰出し容器によれば、操作部材をケース体に対して第1周方向に相対回転させることにより、繰出し部材をケース体の内部で上昇させて、固形内容物をケース体から繰り出して使用することができる。また、使用後には、操作部材をケース体に対して第1周方向の反対方向である第2周方向に相対回転させることで、繰出し部材を下降させて、固形内容物をケース体の内部に繰り入れて保護することができる。
特開2018-15417号公報
しかし、上記従来の繰出し容器では、ねじ軸と軸体とを互いに組み付けるために、これらを互いにねじ込む必要があるため、その組み付け工程の簡略化が望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立てが容易な繰出し容器を提供することにある。
本発明の繰出し容器は、上端が繰出し口となる筒状のケース体と、前記ケース体に周方向に相対回転可能に連結し、把持部とねじ軸とを備える操作部材と、前記ケース体の内部に回り止めされた状態で上下方向に移動可能に配置される繰出し部材と、を有し、前記繰出し部材が、前記ねじ軸の径方向外側に配置される筒状の軸体を有し、前記軸体が、前記ねじ軸にねじ結合した状態から前記径方向外側に弾性変位可能な雌ねじを備える弾性片を有し、前記繰出し部材が、前記弾性片を含めて前記軸体を前記周方向に包囲し且つ前記軸体に対する前記上下方向の相対位置が保持されるように所定高さで前記軸体の外周面に装着される装着筒を有することを特徴とする。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記ケース体の内周面が、上下方向に延びる案内レール部を有し、前記繰出し部材が、前記案内レール部に案内される被案内部を備えるとともに前記軸体の上端部に回り止めされた状態で取り付けられるキャップを有し、前記装着筒が、前記周方向に全周に亘って一体に連なるのが好ましい。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記軸体の前記外周面が、弾性変形による前記装着筒の下方への乗り越えを許容するとともに前記所定高さからの前記装着筒の上方への移動を規制する上部規制凸部と、前記所定高さからの前記装着筒の下方への移動を規制する下部規制凸部と、を有するのが好ましい。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記装着筒が、前記操作部材から破断することで形成された切れ目を有するのが好ましい。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記ケース体に対する前記操作部材の相対回転を第1周方向に許容するとともに前記第1周方向の反対方向である第2周方向に阻止するラチェット機構部を有するのが好ましい。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記ラチェット機構部が、前記操作部材に設けられ、径方向に弾性変形可能な爪部と、前記ケース体の内周面に設けられ、前記第2周方向への前記相対回転により前記爪部を係止する係止面と、前記ケース体の内周面に設けられ、前記第1周方向への前記相対回転により前記係止面を乗り越えるように前記爪部を案内する乗越え面と、を有するのが好ましい。
本発明の繰出し容器は、上記構成において、前記操作部材に設けられ、前記ケース体の内周面に弾性的に接して、前記ケース体に対する前記操作部材の前記周方向への相対回転により、前記操作部材と前記ケース体との間に摺動抵抗を付与する摺動抵抗付与部を有するのが好ましい。
本発明によれば、組み立てが容易な繰出し容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である繰出し容器を固形内容物が繰り出される前の状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す操作部材の側面図である。 図2とは90°異なる角度から視た操作部材の側面図である。 ラチェット機構部の構成を説明するための横断面図である。 摺動抵抗付与部の構成を説明するための横断面図である。 図1に示す軸体の一部断面側面図である。 図1に示す軸体の底面図である。 図1に示す繰出し容器を固形内容物が最後まで繰り出された時の状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す装着筒が図1に示す操作部材から分離する前の状態を示す縦断面図である。 図9のA-A線に沿う断面図である。 図1に示す繰出し容器を製造するために、ねじ軸部材に軸体を組み付けた時の状態を示す一部断面側面図である。 図11に示す状態から更に装着筒と操作部材との一体成形部材を組み付けた時の状態を示す一部断面側面図である。 図12に示す状態から更に操作部材を装着筒から分離させてねじ軸部材に組み付けた後、キャップを組み付ける時の状態を示す一部断面側面図である。 図13に示す状態から更にキャップを組み付けた後、ケース体を組み付ける時の状態を示す一部断面側面図である。 図1に示す軸体の変形例の一部断面側面図である。 図15のB-B線に沿う断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施の形態である繰出し容器1を例示説明する。
なお、本明細書においては、上下方向はケース体10の軸線Oに沿う方向を意味し、上方は固形内容物2が繰り出される方向を意味し、下方はその反対方向を意味し、周方向は軸線Oを周回する方向を意味し、第1周方向は周方向一方側を意味し、第2周方向は周方向他方側を意味し、径方向は軸線Oと直交する直線に沿う方向を意味し、縦断面は軸線Oを含む断面を意味し、横断面は軸線Oに垂直な断面を意味している。
図1に示すように、本発明の一実施の形態である繰出し容器1はケース体10を有している。ケース体10は軸線Oに沿って延びる円筒状となっており、その上端は繰出し口10aとなっている。本実施の形態では、繰出し口10aは、軸線Oに垂直な面に対して斜めに傾斜しているが、軸線Oに垂直であってもよい。
ケース体10は、その内部に固形内容物2を収納することができる。固形内容物2としては、例えば、口紅、リップクリーム、スティックアイシャドー等の化粧料、薬剤またはスティック糊などの、塗布対象物に塗布可能なものを採用することができる。本実施の形態では、固形内容物2は、略円柱状の口紅である。なお、固形内容物2とは、形状を留めておける程度の堅さを有する内容物を意味し、例えば半練り状のものなど、ある程度の柔らかさのものを含む。ケース体10に収納された固形内容物は、繰出し口10aにおいてケース体10の外部に露出している。
ケース体10に、繰出し口10aを覆うオーバーキャップ3を着脱自在に装着した構成とすることもできる。本実施の形態では、オーバーキャップ3は、周壁部3aと頂壁部3bとを備えた有頂円筒状となっており、ケース体10の繰出し口10aを含む上端から所定範囲を覆うように構成されている。ケース体10に装着された状態において、オーバーキャップ3の頂壁部3bと繰出し口10aとの間には上下方向に間隔が空けられており、固形内容物2が繰出し口10aから若干突出した状態においても、頂壁部3bを固形内容物2に触れさせることなくオーバーキャップ3をケース体10に装着して、固形内容物2の当該突出部分を保護することができるようになっている。
ケース体10の内部には、繰出し部材11が回り止めされた状態で上下方向に移動可能に配置されている。繰出し部材11は、ケース体10の内周面に対し上下方向に摺動可能である。
繰出し部材11は、後述するねじ軸16aの径方向外側に配置される円筒状の軸体12と、軸体12の上端部に回り止めされた状態で取り付けられるキャップ13とで構成されている。
本実施の形態では、キャップ13は、円筒状の周壁部13aと周壁部31aの上端に連なる天壁部13bとを備えており、周壁部13aの外周面においてケース体10の内周面に対し摺動可能となっている。また、ケース体10の内周面には上下方向に延びるリブ状の複数の案内レール部10bが設けられており、繰出し部材11は、周壁部13aの外周面に設けられた上下方向に延びる溝状の複数の被案内部13cが、それぞれ対応する案内レール部10bに係合して上下方向に案内されることで、ケース体10の内周面に対し、回り止めされた状態で上下方向に摺動可能となっている。
固形内容物2は、繰出し口10aとキャップ13との間においてケース体10に収納されており、その底部がキャップ13の天壁部13bに支持されている。繰出し部材11は、図1に示す位置から上昇することで、ケース体10の内部に収納されている固形内容物2を押し上げて、繰出し口10aから外部に繰り出すことができる。
図1に示すように、ケース体10には、把持部15aとねじ軸16aとを備える操作部材14が、周方向に相対回転可能に連結している。また、操作部材14は、ケース体10に対する操作部材14の相対回転を、第1周方向に許容するとともに第2周方向に阻止するラチェット機構部20を介してケース体10に連結している。
本実施の形態では、操作部材14は、把持部15aを有する操作本体部材15と、ねじ軸16aを有するねじ軸部材16とで構成されている。ねじ軸部材16は、操作本体部材15に回り止めされた状態で連結している。
操作本体部材15は、ケース体10の下方に同軸に配置された円筒状の把持部15aと、把持部15aの上端から径方向内側に段差状に縮径する縮径部を介してケース体10の内部に向けて上方に突出する円筒状の係合筒部15bと、を有しており、係合筒部15bの外周面から径方向外側に向けて突出して設けられた円環状の係止突起15cがケース体10の内周面に設けられた円環状の係止溝10cに係止されることで、ケース体10に周方向に相対回転可能に保持されている。なお、把持部15aは、ケース体10と同一の外径寸法となっている。
ねじ軸部材16は、雄ねじ16bを外周面に備えた、所謂スクリューロッドであるねじ軸16aを有している。ねじ軸16aは、繰出し部材11のキャップ13よりも下方においてケース体10の内部に配置されている。
ねじ軸16aの上端部には、ねじ軸16aの回転に伴って後述する雌ねじ12bがねじ軸16aの上端部に達した時に雌ねじ12bを空回りさせ、雌ねじ12bをねじ軸16aに保持するための、上下方向に雌ねじ12b以上の幅を有する周溝16cが設けられている。
ねじ軸16aの下端には連結板16dが一体に設けられている。連結板16dは、その外周面から径方向外側に向けて突出して設けられた係止突起16eが操作本体部材15の把持部15aの下端側の内周面に設けられた円環状の係止溝15dに係止されることで、操作本体部材15に連結している。また、連結板16dは、その外周面に上下方向に延びる溝状の切欠き部16fを有しており、切欠き部16fが操作本体部材15の把持部15aの内周面に設けられた回止め突起15eに係合することで、操作本体部材15に対して周方向に回り止めされている。
図1に示すように、本実施の形態では、ラチェット機構部20は、キャップ13よりも下方における軸体12の外側に設けられており、操作部材14の側に設けられた径方向に弾性変形可能な一対の爪部21と、ケース体10の側に設けられた歯車部22とを有している。
一対の爪部21は、それぞれ、操作本体部材15と一体に設けられている。より具体的には、図2~図4に示すように、一対の爪部21は、それぞれ、操作本体部材15の係合筒部15bの上端から突出する脚部21aと、脚部21aに支持されるとともに脚部21aに対して周方向に延びる湾曲片21bと、湾曲片21bの先端から径方向外側に向けて延びる爪片21cとを一体に備えている。それぞれの爪片21cの湾曲片21bとは反対側を向く面は、周方向に垂直である。一対の爪部21は、それぞれ、湾曲片21bが脚部21aを支点として湾曲度合いを強める方向に弾性変形することで、軸体12とケース体10との間で、爪片21cが径方向の両側に変位するように弾性変形することができる。
一方、歯車部22は、図4に示すように、ケース体10の内周面に一体に設けられた複数(12個)の係止面22aと、ケース体10の内周面に一体に設けられた複数(12個)の乗越え面22bと、を有している。それぞれの係止面22aは、操作部材14が初期位置においてケース体10に対して第2周方向に相対回転したときに、爪片21cに係合して爪部21を係止することで、操作部材14のケース体10に対する第2周方向への相対回転を阻止するように構成されている。それぞれの乗越え面22bは、隣り合う2つの係止面22aの間で、一方の係止面22aの径方向外側部分から他方の係止面22aの径方向内側部分に向けて湾曲して延びており、操作部材14が初期位置においてケース体10に対して第1周方向に相対回転したときに、係止面22aを乗り越えるように爪部21の爪片21cを案内することで、操作部材14のケース体10に対する第1周方向への相対回転を許容するように構成されている。
なお、ラチェット機構部20に設けられる爪部21及び係止面22aないし乗越え面22bの数は、種々変更可能である。
図1に示すように、本実施の形態の繰出し容器1は、操作部材14がケース体10に対して周方向に相対回転したときに、操作部材14とケース体10との間に摺動抵抗を付与する摺動抵抗付与部30を備えた構成とすることができる。摺動抵抗付与部30は、操作本体部材15と一体に設けられて、キャップ13とラチェット機構部20との間の部分において、ケース体10の内周面に弾性的に接することで、操作部材14がケース体10に対して周方向に相対回転したときに、操作部材14とケース体10との間に摺動抵抗を付与するように構成されている。
図2、図3及び図5に示すように、本実施の形態では、摺動抵抗付与部30は、一対の柱部31、支持体32、4つの弾性突片33及び4つの摺動突起部34を備えた構成とされている。
より具体的には、一対の柱部31は、それぞれ操作本体部材15の係合筒部15bの上端に、一対の脚部21aの間において一体に連ねて設けられている。一対の柱部31は、係合筒部15bから軸体12とケース体10との間において上方に延びている。一対の柱部31の上端は脚部21aよりも上方に位置している。
支持体32は、係合筒部15bと同軸の円筒状となっており、一対の柱部31の上端に一体に連ねて設けられている。支持体32は、軸体12とケース体10との間に配置されている。
4つの弾性突片33は、それぞれ細長い板状となっており、支持体32の上端に、周方向に等しい間隔を空けて一体に連ねて設けられている。それぞれの弾性突片33は、支持体32から上方に向けて延びており、支持体32を支点として径方向に弾性変形可能である。なお、4つの弾性突片33の周方向の間隔は、等しくなくても構わない。また、弾性突片33の数は、種々変更可能である。
なお、柱部31、支持体32及び弾性突片33は、それぞれケース体10の内周面に対して間隔を空けて配置されている。
4つの摺動突起部34は、それぞれ対応する弾性突片33の先端(上端)の外側を向く面に一体に設けられ、それぞれ当該面から径方向外側に突出している。図1に示すように、それぞれの摺動突起部34は、支持体32を支点として弾性突片33を径方向内側に向けて弾性変形させた状態で、ケース体10の内周面に接している。このように、摺動突起部34はケース体10の内周面に弾性的に接しており、これにより、操作部材14がケース体10に対して周方向に相対回転したときに、操作部材14とケース体10との間に摺動抵抗が付与される。摺動抵抗付与部30が操作部材14とケース体10との間に付与する摺動抵抗は、固形内容物2をケース体10から繰り出す際の操作性等を鑑みて、予め実験等を行って適度な値に設定することができる。
図1に示すように、ねじ軸16aの径方向外側には、軸体12が配置されている。軸体12は、上端部の外周面に設けられた円環状の係止溝12aにキャップ13の周壁部13aの内周面に設けられた係止突起13dが係止されるとともに、キャップ13の周壁部13aとの間にスプライン部17が設けられることにより、キャップ13に回り止めされた状態で嵌合固定されている。したがって、軸体12は、キャップ13と一体に、ケース体10に対して回り止めされた状態で上下方向に相対移動可能となっている。
図1、図6及び図7に示すように、軸体12は、ねじ軸16aにねじ結合した状態から径方向外側に弾性変位可能な雌ねじ12bを内周面にそれぞれ備えるとともに周方向に等しい間隔を空けて設けられた一対の弾性片12cを有している。
本実施の形態では、各々の弾性片12cは、固定端となる上端と自由端となる下端とを有する片持ち梁状をなしている。また、一対の弾性片12cは、軸体12の下端から上方に延びる一対のスリット12dによって形成されている。
なお、軸体12に設ける弾性片12cの数は、種々変更可能である。
図1に示すように、軸体12の外周面には、円筒状の装着筒18が、弾性片12cを含めて軸体12を周方向に包囲するように所定高さで装着されている。つまり、繰出し部材11は、装着筒18を有している。本実施の形態では、装着筒18は、周方向に全周に亘って一体に連なっている。
軸体12の外周面における一対の弾性片12c及び一対のスリット12dの上端に位置する部分には、弾性変形による装着筒18の下方への乗り越えを許容するとともに前記所定高さからの装着筒18の上方への移動を規制する円環状の上部規制凸部12eが一体に設けられている。なお、上部規制凸部12eの形状は円環状に限らない。
一対の弾性片12cの外周面における下端には、前記所定高さからの装着筒18の下方への移動を規制する円弧状の下部規制凸部12fが一体に設けられている。なお、上部規制凸部12eの形状は円弧状に限らない。
装着筒18は、上部規制凸部12eと下部規制凸部12fとの間に配置されることにより、軸体12に対する上下方向の相対位置が前記所定高さに保持されている。また、装着筒18が前記所定高さで軸体12に装着されていることにより、一対の弾性片12cが径方向外側に弾性変形することが抑制されている。つまり、一対の弾性片12cの外周面が装着筒18の内周面に径方向外側から支持されることにより、一対の弾性片12cの径方向外側への弾性変形が抑制され、雄ねじ16bと雌ねじ12bとのねじ結合が維持されるようになっている。
図1に示すように、把持部15aの内周面には、上下方向に延びるとともに下端がねじ軸部材16の連結板16dの上面に当接する複数(3つ)の縦リブ15fが周方向に等しい間隔を空けて一体に設けられており、装着筒18は、これらの縦リブ15fから破断することで形成された切れ目18aを有している。切れ目18aは、ねじ軸16aの回転に伴って軸体12及び装着筒18が上昇する時に、一対の爪部21及び複数の弾性突片33の内周面を含む操作本体部材15の内周面に干渉せずにこれらよりも上方まで上昇できるように配置されている。
つまり、装着筒18は、合成樹脂材料の射出成形により操作本体部材15と一体に形成された後、繰出し容器1の組み立て工程において操作本体部材15から破断により分離される。図9及び図10に示すように、分離前の状態では操作本体部材15と装着筒18とは同軸に配置されており、操作本体部材15の複数の縦リブ15fの内周面の下端部と装着筒18の外周面の上端部とは連結片19によって連結されている。そして、繰出し容器1の組み立て時に各々の連結片19が破断することで、操作本体部材15と装着筒18とが分離される。つまり、連結片19の破断により、装着筒18の切れ目18aが形成される。
本実施の形態では、オーバーキャップ3、ケース体10、キャップ13、軸体12及びねじ軸部材16はそれぞれ、合成樹脂材料の射出成形により一体に形成されている。
上記構成を有する本実施の形態の繰出し容器1は、オーバーキャップ3がケース体10から取り外された状態で、ケース体10を一方の手などで保持しつつ他方の手などで操作部材14の把持部15aを把持して第1周方向に回転操作するなどして、操作部材14をケース体10に対して第1周方向に相対回転させることで、固形内容物2をケース体10の繰出し口10aから外部に繰り出すことができる。
すなわち、操作部材14をケース体10に対して第1周方向に相対回転させると、操作部材14とともに雄ねじ16bがケース体10に対して第1周方向に相対回転する。雄ねじ16bにねじ結合する雌ねじ12bを備えた軸体12は、キャップ13とともにケース体10に回り止めされているので、雄ねじ16bがケース体10に対して第1周方向に相対回転すると、雄ねじ16bにねじ結合する雌ねじ12bを備えた軸体12は、雄ねじ16bと雌ねじ12bのねじ作用により上昇し、キャップ13を押し上げる。これにより、固形内容物2は、上昇するキャップ13により押し上げられ、繰出し口10aからケース体10の外部に繰り出される。固形内容物2のケース体10からの繰出し量(突出量)は、操作部材14を相対回転させる量によって調整することができる。よって、操作部材14をケース体10に対して第1周方向に所望の量だけ相対回転させることで、ケース体10の繰出し口10aから所望の量の固形内容物2を繰り出して、使用することができる。
一方、操作部材14を、初期位置でケース体10に対して、固形内容物2の繰出し時とは反対側となる第2周方向に相対回転させると、ラチェット機構部20により当該相対回転が阻止される。したがって、操作部材14が不意にケース体10に対して第2周方向に相対回転するように操作されても、固形内容物2の下端側部分を支持する繰出し部材11が下降することはなく、これにより、固形内容物2がケース体10の内部に繰り入れられることが防止される。したがって、例えば比較的柔らかい口紅など、ケース体10の内部に繰り入れることが好ましくない硬さの固形内容物2を収納した場合であっても、操作部材14が不意にケース体10に対して第2周方向に相対回転するように操作されて、固形内容物2が形状の崩れや破断などの損傷を生じることを防止することができる。
上記構成の繰出し容器1は、図11~図14に示す工程を経て組み立てられている。
まず、図11に示すように、ねじ軸部材16に軸体12が上方から組み付けられる。このとき、軸体12の弾性片12cが径方向外側に弾性変形することにより、雌ねじ12bが径方向外側に弾性変位して雄ねじ16bを下方に乗り越えることができるため、軸体12をねじ軸部材16に対して回転させることなく下方にスライドさせるだけの簡単な操作により組み付けを実現することができる。軸体12の下端がねじ軸部材16の連結板16dの上面に当接するまでねじ軸16aが軸体12に挿入されることで、ねじ軸部材16と軸体12との組み付けが完了する。
なお、組み立てに先立ち、軸体12を形成する際には、弾性片12cが径方向外側に弾性変形することで、雌ねじ12bに対応する金型を回転させることなく、軸線Oに沿って雌ねじ12bから離脱させる(つまり無理抜きする)ことができるので、軸体12を容易に形成可能である。
次に、図12に示すように、上記組立て品に、装着筒18と操作本体部材15との一体成形部材が上方から組み付けられる。このとき、装着筒18が軸体12の上部規制凸部12eを乗り越えて、装着筒18の下端が軸体12の下部規制凸部12fの上面に当接するまで、軸体12が装着筒18に挿入される。
そしてさらに、組立て品に対して操作本体部材15を下方に押し下げることで、装着筒18と操作本体部材15とを連結する連結片19を破断させて、図13に示すように、操作本体部材15をねじ軸部材16に嵌合させる。そして、図14に示すように、キャップ13を軸体12の上端部に上方から嵌合させ、次いで、ケース体10を操作本体部材15に上方から嵌合させる。
なお、本実施の形態では各々の弾性片12cを軸体12の下端から上方に延びる一対のスリット12dによって形成しているが、図15及び図16に示す変形例のように、U字形状のスリット12dによって形成してもよい。本変形例では、軸体12の下端に軸線Oと同軸に配置される円環状の下部規制凸部12fが一体に設けられている。なお、図15及び図16においては、図1~図14に示す要素に対応する要素に同一の符号を付している。
上記のように、本実施の形態の繰出し容器1では、弾性片12cを含めて軸体12を周方向に包囲するように前記所定高さで軸体12の外周面に装着される装着筒18を設けるようにしたので、ねじ軸16aに軸体12を組み付ける時に弾性片12cを径方向外側に弾性変形させて下方にスライドさせるだけで組み付けを完了することができる。また、その後の装着筒18の装着により、弾性片12cが径方向外側に弾性変形することを抑制することができるので、ねじ軸16aと弾性片12cの雌ねじ12bとのねじ結合を安定して維持することができる。したがって、操作性を維持しながら、容易な組み立てを可能にすることができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、繰出し部材11を、軸体12と、案内レール部10bに案内される被案内部13cを備えるとともに軸体12の上端部に回り止めされた状態で取り付けられるキャップ13とで構成するようにしたので、周方向に全周に亘って一体に連なる装着筒18を軸体12に装着することができる。したがって、繰出し容器1の構成の簡素化を図ることができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、軸体12の外周面に上部規制凸部12eと下部規制凸部12fとを設けるようにしたので、装着筒18を前記所定高さで軸体12に装着した状態を良好に維持することができ、これにより、安定した操作性を実現することができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、装着筒18を操作部材14の操作本体部材15と一体に形成した後に操作本体部材15から破断させるようにし、装着筒18がその結果形成された切れ目18aを有する構成としたので、装着筒18の製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、ケース体10に対する操作部材14の相対回転を第1周方向に許容し、第2周方向に阻止するラチェット機構部20を設けるようにしたので、例えば比較的柔らかい口紅など、ケース体10の内部に繰り入れることが困難な硬さの固形内容物2を収納した場合であっても、操作部材14により繰出し部材11が固形内容物2をケース体10の内部に繰り入れるように作動することを防止して、固形内容物2が形状の崩れや破断などの損傷を生じることを防止することができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、ラチェット機構部20を、キャップ13よりも下方において軸体12の外側に設けるようにしたので、ラチェット機構部20を、キャップ13の移動経路よりも下方のスペースを効果的に用いて配置することで、ラチェット機構部20が設けられた繰出し容器1を小型化ないし細径化することができる。
さらに、本実施の形態の繰出し容器1では、ラチェット機構部20を、爪部21、係止面22a及び乗越え面22bを有する構成としたので、簡単な構成でラチェット機構部20を設けることができる。これにより、ラチェット機構部20が設けられた繰出し容器1を、小型化することができるとともに、そのコストを低減することができる。
さらに、本実施の形態の繰出し容器1では、キャップ13とラチェット機構部20との間に摺動抵抗付与部30を設け、操作部材14がケース体10に対して周方向に相対回転したときに、操作部材14とケース体10との間に適度な摺動抵抗が付与されるようにしたので、操作部材14をケース体10に対して周方向に相対回転させる際の繰出し部材11による固形内容物2の押し圧を安定化させて、操作部材14の操作性を高めることができる。
また、本実施の形態の繰出し容器1では、摺動抵抗付与部30を、キャップ13とラチェット機構部20との間のスペースに配置するようにしたので、キャップ13の移動経路よりも下方側のスペースを効果的に用いて摺動抵抗付与部30を配置することができる。これにより、摺動抵抗付与部30が設けられた繰出し容器1を小型化ないし細径化することができる。
さらに、本実施の形態の繰出し容器1では、摺動抵抗付与部30を、支持体32に、それぞれ摺動突起部34を備えた複数の弾性突片33を、周方向に並べて設けた構成としたので、操作部材14とケース体10との間に安定して摺動抵抗が生じるようにして、操作部材14の操作性をさらに高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記実施の形態である繰出し容器1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
繰出し容器1は、ケース体10、操作部材14及び繰出し部材11を有している限り、種々変更可能である。ケース体10は、上端が繰出し口10aとなる筒状をなしている限り、種々変更可能である。操作部材14は、ケース体10に周方向に相対回転可能に連結し、把持部15aとねじ軸16aとを備えている限り、種々変更可能である。繰出し部材11は、繰出し部材11が、ケース体10の内部に回り止めされた状態で上下方向に移動可能に配置され、繰出し部材11が、ねじ軸16aの径方向外側に配置される筒状の軸体12を有し、軸体12が、ねじ軸16aにねじ結合した状態から径方向外側に弾性変位可能な雌ねじ12bを備える弾性片12cを有し、繰出し部材11が、弾性片12cを含めて軸体12を周方向に包囲するように所定高さで軸体12の外周面に装着される装着筒18を有している限り、種々変更可能である。
しかし、繰出し容器1は、ケース体10の内周面が、上下方向に延びる案内レール部10bを有し、繰出し部材11が、案内レール部10bに案内される被案内部13cを備えるとともに軸体12の上端部に回り止めされた状態で取り付けられるキャップ13を有し、装着筒が、周方向に全周に亘って一体に連なるのが好ましい。
また、繰出し容器1は、軸体12の外周面が、弾性変形による装着筒18の下方への乗り越えを許容するとともに前記所定高さからの装着筒18の上方への移動を規制する上部規制凸部12eと、前記所定高さからの装着筒18の下方への移動を規制する下部規制凸部12fと、を有するのが好ましい。
また、繰出し容器1は、装着筒18が、操作部材14から破断することで形成された切れ目18aを有するのが好ましい。
また、繰出し容器1は、ラチェット機構部20を有するのが好ましい。ラチェット機構部20は、ケース体10に対する操作部材14の相対回転を第1周方向に許容するとともに第2周方向に阻止する限り、種々変更可能である。
しかし、ラチェット機構部20は、爪部21、係止面22a及び乗越え面22bで構成するのが好ましい。また、爪部21は、操作部材14に設けられ、径方向に弾性変形可能であるのが好ましい。また、係止面22aは、ケース体10の内周面に設けられ、第2周方向への相対回転により爪部21を係止する構成であるのが好ましい。また、乗越え面22bは、ケース体10の内周面に設けられ、第1周方向への相対回転により係止面22aを乗り越えるように爪部21を案内する構成であるのが好ましい。
また、繰出し容器1は、摺動抵抗付与部30を有するのが好ましい。
摺動抵抗付与部30は、操作部材14に設けられ、ケース体10の内周面に弾性的に接して、ケース体10に対する操作部材14の周方向への相対回転により、操作部材14とケース体10との間に摺動抵抗を付与する限り、種々変更可能である。
しかし、摺動抵抗付与部30は、支持体32に、それぞれ摺動突起部34を備えた複数の弾性突片33を周方向に並べて設けた構成とするのが好ましい。
1:繰出し容器
2:固形内容物
3:オーバーキャップ
3a:周壁部
3b:頂壁部
10:ケース体
10a:繰出し口
10b:案内レール部
10c:係止溝
11:繰出し部材
12:軸体
12a:係止溝
12b:雌ねじ
12c:弾性片
12d:スリット
12e:上部規制凸部
12f:下部規制凸部
13:キャップ
13a:周壁部
13b:天壁部
13c:被案内部
13d:係止突起
14:操作部材
15:操作本体部材
15a:把持部
15b:係合筒部
15c:係止突起
15d:係止溝
15e:回止め突起
15f:縦リブ
16:ねじ軸部材
16a:ねじ軸
16b:雄ねじ
16c:周溝
16d:連結板
16e:係止突起
16f:切欠き部
17:スプライン部
18:装着筒
18a:切れ目
19:連結片
20:ラチェット機構部
21:爪部
21a:脚部
21b:湾曲片
21c:爪片
22:歯車部
22a:係止面
22b:乗越え面
30:摺動抵抗付与部
31:柱部
32:支持体
33:弾性突片
34:摺動突起部
O:軸線

Claims (7)

  1. 上端が繰出し口となる筒状のケース体と、
    前記ケース体に周方向に相対回転可能に連結し、把持部とねじ軸とを備える操作部材と、
    前記ケース体の内部に回り止めされた状態で上下方向に移動可能に配置される繰出し部材と、を有し、
    前記繰出し部材が、前記ねじ軸の径方向外側に配置される筒状の軸体を有し、
    前記軸体が、前記ねじ軸にねじ結合した状態から前記径方向外側に弾性変位可能な雌ねじを備える弾性片を有し、
    前記繰出し部材が、前記弾性片を含めて前記軸体を前記周方向に包囲し且つ前記軸体に対する前記上下方向の相対位置が保持されるように所定高さで前記軸体の外周面に装着される装着筒を有することを特徴とする、繰出し容器。
  2. 前記ケース体の内周面が、上下方向に延びる案内レール部を有し、
    前記繰出し部材が、前記案内レール部に案内される被案内部を備えるとともに前記軸体の上端部に回り止めされた状態で取り付けられるキャップを有し、
    前記装着筒が、前記周方向に全周に亘って一体に連なる、請求項1に記載の繰出し容器。
  3. 前記軸体の前記外周面が、
    弾性変形による前記装着筒の下方への乗り越えを許容するとともに前記所定高さからの前記装着筒の上方への移動を規制する上部規制凸部と、
    前記所定高さからの前記装着筒の下方への移動を規制する下部規制凸部と、を有する、請求項2に記載の繰出し容器。
  4. 前記装着筒が、前記操作部材から破断することで形成された切れ目を有する、請求項1~3の何れか1項に記載の繰出し容器。
  5. 前記ケース体に対する前記操作部材の相対回転を第1周方向に許容するとともに前記第1周方向の反対方向である第2周方向に阻止するラチェット機構部を有する、請求項1~4の何れか1項に記載の繰出し容器。
  6. 前記ラチェット機構部が、
    前記操作部材に設けられ、径方向に弾性変形可能な爪部と、
    前記ケース体の内周面に設けられ、前記第2周方向への前記相対回転により前記爪部を係止する係止面と、
    前記ケース体の内周面に設けられ、前記第1周方向への前記相対回転により前記係止面を乗り越えるように前記爪部を案内する乗越え面と、を有する、請求項5に記載の繰出し容器。
  7. 前記操作部材に設けられ、前記ケース体の内周面に弾性的に接して、前記ケース体に対する前記操作部材の前記周方向への相対回転により、前記操作部材と前記ケース体との間に摺動抵抗を付与する摺動抵抗付与部を有する、請求項1~6の何れか1項に記載の繰出し容器。
JP2020080766A 2020-04-30 2020-04-30 繰出し容器 Active JP7370676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020080766A JP7370676B2 (ja) 2020-04-30 2020-04-30 繰出し容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020080766A JP7370676B2 (ja) 2020-04-30 2020-04-30 繰出し容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021171585A JP2021171585A (ja) 2021-11-01
JP7370676B2 true JP7370676B2 (ja) 2023-10-30

Family

ID=78278763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020080766A Active JP7370676B2 (ja) 2020-04-30 2020-04-30 繰出し容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7370676B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004057610A (ja) 2002-07-30 2004-02-26 Mfv Kk 収納容器
JP2018102821A (ja) 2016-12-28 2018-07-05 鈴野化成株式会社 カートリッジ式化粧料容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09315467A (ja) * 1996-05-24 1997-12-09 Katsushika:Kk 棒状物繰り出し容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004057610A (ja) 2002-07-30 2004-02-26 Mfv Kk 収納容器
JP2018102821A (ja) 2016-12-28 2018-07-05 鈴野化成株式会社 カートリッジ式化粧料容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021171585A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6746170B2 (en) Device for packaging and distributing a substance
US6905272B2 (en) Case
JP7206038B2 (ja) 繰出容器
KR102542457B1 (ko) 립스틱 용기
JP2017035235A (ja) カートリッジ式化粧料容器
US6499897B2 (en) Container for stick type cosmetic material
JP7370676B2 (ja) 繰出し容器
JP7488168B2 (ja) 棒状化粧料容器
JP7309285B2 (ja) 繰出し容器
JP7203601B2 (ja) 繰出容器
JP7308698B2 (ja) 繰出容器
JP7370677B2 (ja) 繰出し容器
JP7433728B2 (ja) 繰出し容器
JP7292166B2 (ja) 繰出容器
JP7438635B2 (ja) 繰り出し容器
JP7325917B2 (ja) 繰出し容器
JP2021171589A (ja) 繰出し容器
JP7370678B2 (ja) 繰出し容器
JP6817046B2 (ja) 繰出容器
JP7210116B2 (ja) 繰出し容器
JP7334014B2 (ja) 繰出し容器
JP7408249B2 (ja) 繰り出し容器
JP7309273B2 (ja) 繰出し容器
JP7224262B2 (ja) 繰出容器
JP2023144260A (ja) 繰出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7370676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150