JP7367447B2 - コイル部品およびその製造方法、ならびにコイル部品を実装した電子部品 - Google Patents

コイル部品およびその製造方法、ならびにコイル部品を実装した電子部品 Download PDF

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Description

本発明は、コイル部品およびその製造方法、ならびにコイル部品を実装した電子部品に関する。
従来、巻線型のコイル部品としては、例えば、特開2017-163099号公報(特許文献1)に記載されたものがある。このコイル部品は、巻芯部と巻芯部の両端部に形成された鍔部とを有するコアと、鍔部の底面に形成された電極と、電極に接続し、巻芯部に巻回されたワイヤとを備える。
特開2017-163099号公報
しかしながら、従来のコイル部品は、実装基板に実装して使用すると、ワイヤが劣化して実装基板上のコイル部品の信頼性が低下することがあった。本発明者らの検討によれば、コイル部品を実装基板に実装する際に実装はんだに含まれるフラックスが電極からコアへ濡れ広がることが分かった。これにより、フラックスがワイヤに接触しワイヤ(より具体的には、ワイヤの絶縁被膜)が劣化して、コイル部品の信頼性が低下することが判明した。
そこで、本開示の目的は、実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが電極からコアへ濡れ広がることを抑制するコイル部品およびその製造方法を提供することにある。また、本開示の別の目的は、そのようなコイル部品を実装した電子部品を提供することにある。
前記課題を解決するため、本開示の一態様であるコイル部品は、
巻芯部と前記巻芯部の第1端に形成された第1鍔部と前記巻芯部の第2端に形成された第2鍔部とを有するコアと、
前記第1鍔部の底面に形成された第1下地電極と前記第1下地電極に形成された第1導電膜とを有する第1電極と、
前記第2鍔部の底面に形成された第2下地電極と前記第2下地電極に形成された第2導電膜とを有する第2電極と、
前記巻芯部に巻回され、第1端部が前記第1電極と接続し、第2端部が前記第2電極と接続するワイヤと、
前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部を被覆するとともに、前記第1下地電極と前記第1導電膜との間の少なくとも一部に、かつ前記第2下地電極と前記第2導電膜との間の少なくとも一部に存在する撥油膜と
を備える。
前記実施形態によれば、第1鍔部および第2鍔部を被覆する撥油膜により、コイル部品を実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが第1電極および第2電極からコアへ濡れ広がることを抑制できる。これにより、例えば、実装されたコイル部品において、ワイヤがフラックスに接触してワイヤが劣化することを抑制することができる。その結果、実装基板上のコイル部品の信頼性が向上する。
また、本開示の一態様である、コイル部品の製造方法は、
巻芯部と前記巻芯部の第1端に形成された第1鍔部と前記巻芯部の第2端に形成された第2鍔部とを有するコアを準備するコア準備工程と、
前記第1鍔部の底面に第1下地電極を形成し、前記第2鍔部の底面に第2下地電極を形成する下地電極形成工程と、
前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部と、前記第1下地電極および前記第2下地電極のそれぞれの少なくとも一部とに撥油膜を形成する撥油膜形成工程と、
前記第1下地電極上に第1導電膜を形成し、前記第1下地電極と前記第1導電膜とを有する第1電極を前記第1鍔部の前記底面に形成し、かつ前記第2下地電極上に第2導電膜を形成し、前記第2下地電極と前記第2導電膜とを有する第2電極を前記第2鍔部の前記底面に形成する導電膜形成工程と、
前記巻芯部にワイヤを巻回し、前記ワイヤの第1端部を前記第1電極に接続し、前記ワイヤの第2端部を前記第2電極に接続するワイヤ巻回工程と
を含む。
前記実施形態によれば、撥油膜形成工程において、第1鍔部および第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部と、第1下地電極および第2下地電極のそれぞれの少なくとも一部とに一括して撥油膜を形成できるため、製造工程を合理化できる。また、第1鍔部の第1下地電極近傍および第2鍔部の第2下地電極近傍まで撥油膜で被覆することにより、コイル部品を実装する際に、実装はんだの第1電極および第2電極からコアへの濡れ広がりを確実に抑制できる。
また、本開示の一態様である、電子部品は、
実装基板と、前記実装基板に実装された前記コイル部品とを備え、
前記第1電極および前記第2電極と前記実装基板の配線とがはんだを介して接続しており、
前記はんだのフラックスは前記第1鍔部および前記第2鍔部に付着していない。
前記実施形態によれば、はんだのフラックスは、第1鍔部および第2鍔部に付着していない。これにより、電子部品を長期にわたって使用した場合であっても、ワイヤがフラックスに接触しワイヤが劣化することを抑制することができる。これにより、電子部品は長期信頼性に優れる。
本開示によれば、実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが電極からコアへ濡れ広がることを抑制するコイル部品、およびその製造方法を提供することができる。また、本開示によれば、そのようなコイル部品を実装した電子部品を提供することができる。
第1実施形態に係るコイル部品を示す側面図である。 第1実施形態に係るコイル部品を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイル部品の製法を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイル部品の製法を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイル部品の製法を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイル部品の製法を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイル部品の製法を示す断面図である。 第2実施形態に係るコイル部品を示す断面図である。 第3実施形態に係る電子部品を示す側面図である。
以下、本開示の一態様であるコイル部品およびその製造方法、ならびにコイル部品を実装した電子部品を図示の実施の形態により詳細に説明する。なお、図面は一部模式的なものを含み、実際の寸法や比率を反映していない場合がある。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係るコイル部品を示す側面図である。図2は、第1実施形態に係るコイル部品を示す断面図である。図1および図2を用いて、コイル部品を説明する。なお、説明の便宜上、図1では撥油膜を省略し、図2ではワイヤ、天板および接着層を省略している。図2は、巻回軸を含み上下方向に沿った平面における断面である。
コイル部品1は、コア10と、コア10に巻回されたワイヤ20と、コア10に設けられワイヤ20が電気的に接続され、外部端子となる第1電極31、第2電極32と、コア10の少なくとも一部を被覆するとともに、第1電極31および第2電極32の内部に存在する撥油膜40と、コア10に取り付けられた天板15とを備える。以下、コアの底面側を下側、天面側を上側として説明する。
コア10は、一定方向に延びる形状であってワイヤ20が巻回された巻芯部13と
巻芯部13の延びる方向の第1端13aに形成され、当該方向と直交する方向に張り出す第1鍔部11と、巻芯部13の延びる方向の第2端13bに形成され、当該方向と直交する方向に張り出す第2鍔部12とを有する。コア10の材料としては、例えば、フェライトの焼結体や、磁性粉含有樹脂の成型体などの磁性体が好ましく、アルミナや、樹脂などの非磁性体であってもよい。なお、以下では、コア10の底面を、実装基板に実装される面とし、コア10の底面と反対側の面を、コア10の天面とする。コア10は、好ましくはフェライトを含む。
第1鍔部11は、実装基板に実装される側の第1底面11aと、第1底面11aの反対側に位置する第1天面11bとを有する。第2鍔部12は、実装基板に実装される側の第2底面12aと、第2底面12aの反対側に位置する第2天面12bとを有する。
天板15は、第1鍔部11の第1天面11bと第2鍔部12の第2天面12bとに接着層16を介して設けられている。天板15の材料は、例えば、コア10と同じである。コア10と天板15は、ともに磁性体であるとき、閉磁路を構成し、コイル部品1のインダクタンスの取得効率が向上する。また、外部機器によって天板15を吸着してコイル部品1を移動させることができるため、例えば、コイル部品1を実装基板に実装する場合に、コイル部品1を所望の位置に容易に配置することができる。
ワイヤ20は、巻芯部13に巻回され、第1端部21が第1電極31と接続し、第2端部22が第2電極32と接続する。ワイヤ20の巻回軸(コイル軸)は、巻芯部の延びる方向と一致する。ワイヤ20は、例えば銅などの金属からなる導線がポリウレタンやポリアミドイミドなどの樹脂からなる被膜で覆われた絶縁被膜付導線である。ワイヤ20と、電極31,32とは、例えば熱圧着、ろう付け、溶接などによって接続される。
第1電極31は、第1鍔部11の第1底面11aに設けられている。第1電極31は、第1鍔部11の第1底面11aに形成された第1下地電極311と、第1下地電極311に形成された第1導電膜312とを有する。第2電極32は、第2鍔部12の第2底面12aに設けられている。第2電極32は、第2鍔部12の第2底面12aに形成された第2下地電極321と、第2下地電極321に形成された第2導電膜322とを有する。
第1下地電極311は、例えば、ディップ工法により塗布されたAgガラスペーストなどの導電性ペーストを焼付した焼結体である。第1下地電極311は、焼結体であるので、第1下地電極311自体の強度や耐衝撃性を確保できるとともに、第1下地電極311と第1鍔部11との固着力を確保できる。好ましくは、第1下地電極311は、ガラスとAgを含む。これによれば、第1下地電極311自体の強度や耐衝撃性をより確保できるとともに、第1下地電極311と第1鍔部11の固着力をより確保できる。
一方、第1導電膜312は、例えば、めっきにより形成された金属膜である。第1導電膜312は、金属膜である場合、薄膜化可能となり、実装基板における実装面積への影響を低減できる。金属膜は、複数の金属膜が積層した多層金属膜であってもよい。多層金属膜は、例えば、低電気抵抗かつ耐応力性に優れたCu層、耐食性に優れたNi層、およびはんだ濡れ性に優れたSn層からなる3層構成の金属膜である。このとき、Cu層、Ni層、Sn層は、内側から外側に順に並ぶことが好ましい。
上記では、第1電極31の構成について説明したが、コイル部品1では、第2電極32は、第1電極31と同様の構成を有する。これによれば、第2電極32が、第1電極31と同様の構成を有することで、コイル部品1と実装基板との固着力がさらに向上し、設計の自由度および製造の容易性がさらに向上する。ただし、上記構成に限られず、第1、第2電極31,32のいずれか1つが上記構成を有していてもよい。
撥油膜40は、実装はんだ中のフラックスをはじく撥フラックス性を有する。撥油膜40は、第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの少なくとも一部を被覆するとともに、第1下地電極311と第1導電膜312との間の少なくとも一部に、かつ第2下地電極321と第2導電膜322との間の少なくとも一部に存在する。これにより、コイル部品1を実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが第1電極31および第2電極32からコア10へ濡れ広がることを抑制できる。これにより、例えば、実装されたコイル部品1において、ワイヤ20がフラックスに接触してワイヤ20が劣化することを抑制することができる。その結果、実装基板上のコイル部品1の信頼性が向上する。
撥油膜40は、例えば、フッ素樹脂およびシリコーン樹脂を含み、好ましくはフッ素樹脂(より具体的には、ポリフルオロエーテル等)を含み、より好ましくはフッ素樹脂からなる。撥油膜40がフッ素樹脂を含むと、フッ化処理により撥油膜40を形成できるため、コイル部品1は量産性に優れる。撥油膜40を構成する材質の融点は、例えば、240℃~260℃である。
撥油膜40は、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との間のそれぞれに不連続で部分的に存在する。これにより、第1下地電極311と第1導電膜312との接触面積および第2下地電極321と第2導電膜322との接触面積が増加する。このため、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との間の密着性を向上させ、電気的な接続を確実にする。また、第1、第2下地電極311,321の表面が部分的に撥油膜40から露出しているため、めっきにより第1導電膜312および第2導電膜322を、それぞれ第1下地電極311の表面上および第2下地電極321の表面上に形成することができる。
撥油膜40が、上述のように第1、第2下地電極311,321の表面に不連続で部分的に存在する態様は、例えば、撥油膜40の材質と第1、第2下地電極311,321の材質との組み合わせ、後述する撥油膜形成工程における撥油ペーストの塗布膜の乾燥条件(より具体的には、乾燥温度、乾燥時間等)および撥油ペーストの粘度、後述するワイヤ巻回工程において第1、第2電極31,32にワイヤ20を熱圧着する温度により、制御することができる。
撥油膜40は、第1鍔部11の第1天面11b以外であって第1鍔部11における巻芯部13および第1電極31から露出する面を不連続で部分的に被覆し、かつ第2鍔部12の第2天面12b以外であって第2鍔部12における巻芯部13および第2電極32から露出する面を不連続で部分的に被覆する。撥油膜40が不連続で部分的に第1、第2鍔部11,12を被覆すると、コイル部品1の表面積が増加する。つまり、フラックスが濡れ広がる経路となり得るコイル部品1表面の沿面距離が増加する。これにより、コイル部品1を実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスは第1、第2鍔部11,12の表面を介してワイヤ20に到達しにくい。
撥油膜40が第1、第2鍔部11,12および巻芯部13を不連続で部分的に被覆する態様は、例えば、撥油膜40の材質とコア10の材質との組み合わせ、後述する撥油膜形成工程における撥油ペーストの塗布膜の乾燥条件(より具体的には、乾燥温度、乾燥時間等)および撥油ペーストの粘度により制御することができる。
撥油膜40は、第1鍔部11における、巻芯部13と第1電極31との間の領域に存在し、かつ第2鍔部12における、巻芯部13と第2電極32との間の領域に存在する。これにより、コイル部品1を実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスがワイヤ20と第1、第2鍔部11,12との間や、第1、第2鍔部11,12自体を這い上がることを効果的に抑制できる。また、実装されたコイル部品1において、ワイヤ20がフラックスに接触してワイヤ20が劣化することを抑制することができる。
第1下地電極311と第1導電膜312との間、かつ第2下地電極321と第2導電膜322との間に存在する撥油膜40の一定領域あたりの第1付着量は、第1鍔部11および前記第2鍔部12の表面における撥油膜40の一定領域あたりの第2付着量に比べ小さい。つまり、撥油膜40は、下地電極311,321と導電膜312,322との間の領域に比べ、第1、第2鍔部11,12の表面に偏在する。
本明細書において、一定領域とは、一定の長さ(単位長さ)または一定の面積(単位面積)である。一定の長さとは、同一断面においての鍔部11,12の表面に相当する線における一定の長さと、下地電極311,321の表面に相当する線における一定の長さとをいう。具体的には、図2に示すように、断面における鍔部11,12表面の一定の長さ、および下地電極311,321表面の一定の長さである。一定の面積とは、鍔部11,12表面における一定の面積と、下地電極311,321表面における一定の面積とをいう。
第1付着量は第2付着量に比べ小さいので、第1下地電極311と第1導電膜312との接触面積および第2下地電極321と第2導電膜322との接触面積が増加する。このため、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との密着性を向上させ、電気的な接続を確実にする。一方、第2付着量は、第1付着量に比べ大きいので、第1、第2鍔部11,12の表面を被覆する撥油膜40の面積が増加する。このため、コイル部品1を実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが第1電極31および第2電極32からコア10へ濡れ広がることを抑制できる。これにより、例えば、実装されたコイル部品1において、ワイヤ20がフラックスに接触してワイヤ20が劣化することをさらに抑制することができる。その結果、実装基板上のコイル部品1の信頼性がさらに向上する。
ここで、一定の長さによる第1、第2付着量の算出方法を説明する。第1、第2電極31,32の中心でコイル部品1を切断し、例えば、図2に示すように、ワイヤ20の巻回軸を含み上下方向に沿った平面でコイル部品1を切断し、断面を形成する。断面のSEM画像を撮像する。SEM画像において、下地電極311,321表面の一定の長さにおける撥油膜40に被覆された下地電極311,321表面の長さを測定する。例えば、複数の一定の長さにおいて長さを測定し、その平均値を第1付着量とする。第2付着量は、測定する長さを同一断面での鍔部11,12表面における一定の長さにおける撥油膜40に被覆された鍔部11,12表面の長さに変更した以外は、第1付着量の算出方法と同様にして算出する。
次に、一定の面積による第1、第2付着量の算出方法を説明する。下地電極311,321表面、および鍔部11,12表面のSEM画像(より具体的には、3次元SEM画像)をそれぞれ撮像する。下地電極311,321表面の一定の面積において、撥油膜40に被覆された下地電極311,321表面の面積を測定する。例えば、複数の一定の面積において面積を測定し、その平均値を第1付着量とする。第2付着量は、測定する面積を鍔部11,12表面の一定の面積における撥油膜40に被覆された鍔部11,12表面の面積に変更した以外は、第1付着量の算出方法と同様にして算出する。
撥油膜40は、さらに巻芯部13の少なくとも一部を被覆する。巻芯部13の少なくとも一部が撥油膜40に被覆されていると、コイル部品1を実装基板に実装する際に、ワイヤ20が巻回されている巻芯部13において、フラックスが濡れ広がることを抑制する。これにより巻芯部13に巻回されているワイヤ20がフラックスにより濡れにくくなるため、ワイヤ20の劣化がさらに抑制され、コイル部品1の信頼性がさらに向上する。
撥油膜40は、第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの天面11b,12bに存在しない。撥油膜40は第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの天面11b,12bに存在しないため、図1に示すように、天面11b,12bに接着剤を塗布することができる。これにより、天面11b,12b上に天板15を配置することができる。
(コイル部品の製造方法)
図3A~図3Eを参照して、本実施形態に係るコイル部品1の製造方法の一例を説明する。図3A~図3Eは、コイル部品1の製造方法を説明するための断面である。コイル部品1の製造方法は、コア準備工程と、下地電極形成工程と、撥油膜形成工程と、導電膜形成工程と、ワイヤ巻回工程と、天板形成工程とを含む。
図3Aに示すように、コア準備工程では、コア10を準備する。例えば、巻芯部13の第1端13aに第1鍔部11を接続し、巻芯部13の第2端13bに第2鍔部12を接続してコア10を形成する。これにより、巻芯部13と巻芯部13の第1端13aに形成された第1鍔部11と巻芯部13の第2端13bに形成された第2鍔部12とを有するコア10を準備する。
図3Bに示すように、下地層形成工程では、第1鍔部11の第1底面11aに第1下地電極311を形成し、第2鍔部12の第2底面12aに第2下地電極321を形成する。例えば、第1、第2鍔部11,12のそれぞれの底面11a、12aに導電ペーストをディップ工法により塗布し、塗布膜を焼き付ける。これにより第1、第2下地電極311,321を形成する。導電ペーストは、例えば、ガラスと導電性粉末とを含む。導電性粉末は、例えば、Ag粉末である。
図3Cに示すように、撥油膜形成工程では、第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの少なくとも一部と、第1下地電極311および第2下地電極321のそれぞれの少なくとも一部とに撥油膜40を形成する。例えば、下地電極311,321が設けられたコア10に撥油ペーストをディップ工法により塗布し、塗布膜を乾燥させる。これにより撥油膜40を形成する。撥油膜形成工程において、第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの少なくとも一部と、第1、第2下地電極311,321のそれぞれの少なくとも一部とを、一括して撥油膜40を形成できる。このため、製造工程を合理化できる。また、第1、第2下地電極311,321近傍まで撥油膜40で被覆することにより、コイル部品1を実装する際に、実装はんだの第1、第2電極31,32からコア10への濡れ広がりを確実に抑制できる。
撥油ペーストは、撥油性樹脂を含む。撥油性樹脂は、例えば、フッ素樹脂およびシリコーン樹脂であり、好ましくはフッ素樹脂(より具体的には、ポリフルオロエーテル)である。撥油ペーストが撥油性樹脂としてフッ素樹脂を含むと、撥油膜40をフッ化処理により形成することができる。これにより、撥油膜40を容易に第1、第2下地電極311,321上の一部に形成することができる。
撥油膜形成工程では、第1鍔部11の第1天面11bと第2鍔部12の第2天面12bを除いて、塗布膜を形成する。その結果、第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれの天面11b,12bに存在しない撥油膜40が形成される。これにより、後続の天板形成工程において、接着剤を用いて天面11b,12bに天板15を接続できる。
撥油膜形成工程において、第1、第2下地電極311,321および巻芯部13のそれぞれに撥油膜40を部分的に形成する。このような部分的に形成された撥油膜40の態様は、例えば、撥油性樹脂とコア10の材質との組み合わせ、乾燥条件(より具体的には、乾燥温度、乾燥時間等)および撥油ペーストの粘度を調整することにより、制御することができる。
図3Dに示すように、導電膜形成工程では、第1、第2導電膜312,322を形成して、それぞれ第1、第2電極31,32を形成する。具体的には、めっきにより第1下地電極311上に第1導電膜312を形成し、第1下地電極311と第1導電膜312とを有する第1電極31を第1鍔部11の第1底面11aに形成する。めっきにより第2下地電極321上に第2導電膜322を形成し、第2下地電極321と第2導電膜322とを有する第2電極32を第2鍔部12の第2底面12aに形成する。撥油膜形成工程において第1、第2下地電極311,321に撥油膜40を部分的に形成するため、第1、第2下地電極311,321が露出するように撥油膜40が形成される。このため、後続の導電膜形成工程において、めっきにより第1下地電極311に第1導電膜312を形成し、かつ第2下地電極321に第2導電膜322を形成することができる。
ワイヤ巻回工程では、巻芯部13にワイヤ20を巻回し、ワイヤ20の第1端部21を第1電極31に接続し、ワイヤ20の第2端部22を第2電極32に接続する。ワイヤ20の第1、第2端部21,22は、例えば、熱圧着、ろう付け、溶接等によりそれぞれ第1、第2電極31,32へ接続する。熱圧着では、図3Eに示すように、ワイヤ20の第1端部21を第1電極31に接触させ、ワイヤ20の第2端部22を第2電極32に接触させた状態で熱を第1、第2電極31,32に付与する。熱圧着温度は、例えば、400℃~500℃である。なお、図3Eでは、巻芯部13に巻回されたワイヤ20は省略している。
熱圧着により端部21,22を電極31,32に接続させる場合、熱圧着温度が撥油膜40を構成する材質の融点以上であることが好ましい。熱圧着温度が撥油膜40を構成する材質の融点以上であると、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との間に残るそれぞれの撥油膜40の少なくとも一部を除去することができる。これにより、第1下地電極311と第1導電膜312との接触面積および第2下地電極321と第2導電膜322との接触面積が増加し、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との間の密着性を向上させ、電気的な接続を確実にすることができる。その結果、第1、第2導電膜312,322の形成精度および信頼性が向上する。
天板形成工程では、第1、第2鍔部11,12のそれぞれの天面11b,12bに天板15を形成する。例えば、第1、第2鍔部11,12の天面11b,12bに接着剤を塗布して天板15を接続する。なお、コイル部品1の製造方法では、天板形成工程を含む態様を説明したが、天板形成工程を含まなくてもよい。
(第2実施形態)
図4は、コイル部品の第2実施形態を示す断面図である。図4は、図2と同様に、説明の便宜上、ワイヤ20、天板15および接着層16を省略している。第2実施形態は、第1実施形態とは、撥油膜が被覆する態様が異なる。この相違する構成を以下に説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、第2実施形態のコイル部品1Aでは、撥油膜40Aは、第1鍔部11の第1天面11b以外であって第1鍔部11における巻芯部13および第1電極31から露出する面の全てを被覆し、かつ第2鍔部12の第2天面12b以外であって第2鍔部12における巻芯部13および第2電極32から露出する面の全てを被覆し、かつ巻芯部13における第1鍔部11および第2鍔部12のそれぞれから露出する面の全てを被覆する。撥油膜40Aは、第1鍔部11および第2鍔部12を被覆する面積が増加するため、コイル部品1Aを実装基板に実装する際に、実装はんだに含まれるフラックスが第1、第2電極31,32からそれぞれ第1鍔部11および第2鍔部12に濡れ広がることをさらに抑制する。このような撥油膜40Aの被覆は、例えば、コイル部品1Aの製造方法の撥油膜形成工程において、例えば、コア10とに対して高い親和性を有する撥油性樹脂を選択することや、撥油ペーストの粘度を高めることで実現することができる。
撥油膜40Aは、第1下地電極311と第1導電膜312との間および第2下地電極321と第2導電膜322との間に部分的に存在する。例えば、撥油膜形成工程において、コア10の天面11b,12b以外の全面とともに下地電極311,321の全面が撥油膜40Aにより被覆された場合であっても、例えば、撥油膜40の形成後に下地電極311,321に予め熱を加えることで、上記の部分的に存在する態様は実現できる。
(第3実施形態)
図5は、電子部品の第3実施形態を示す側面図である。第3実施形態は、第1実施形態のコイル部品1が実装基板に実装されている電子部品である点で第1実施形態と異なる。この相違する構成を以下で説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。また、図5では、図1と同様に、説明の便宜上撥油膜40を省略している。
図5に示すように、第3実施形態の電子部品100は、実装基板101と、実装基板101に実装された第1実施形態のコイル部品1とを備える。第1電極31および第2電極32と実装基板101の配線とがはんだ110を介して接続している。はんだ110のフラックス111は第1鍔部11および第2鍔部12に付着していない。
はんだ110のフラックス111は、第1鍔部11および第2鍔部12に付着していない。これにより、電子部品100を長期にわたって使用した場合であっても、ワイヤ20がフラックス111に接触してワイヤ20が劣化することを抑制することができる。よって、電子部品100は、長期信頼性に優れる。フラックス111は、はんだ110の全面を被覆しているが、はんだ110を部分的に被覆してもよい。
前記実施形態では、ワイヤ20は、1本であるが、これに限定されない。ワイヤ20が2本である場合、コイル部品1はコモンモードチョークコイルとなり得る。具体的に述べると、ワイヤ20が2本である場合、第1鍔部11は、第1底面11a側に2つの足部を有し、一方の足部に第1電極が設けられ、他方の足部に第3電極が設けられる。第2鍔部12は、第2底面12a側に2つの足部を有し、一方の足部に第2電極が設けられ、他方の足部に第4電極が設けられる。一方のワイヤ(第1ワイヤ)の第1端部が第1電極と接続し、第2端部が第2電極と接続する。他方のワイヤ(第2ワイヤ)の第1端部が第3電極と接続し、第2端部が第4電極と接続する。
本開示は、第1~第3実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を変更しない限り、種々の態様において実施することができる。また、第1~第3実施形態で示す構成は、一例であり特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更をすることができる。例えば、第1~第3実施形態において説明した事項は、適宜組み合わせることができる。例えば、第2実施形態で説明した構成と、第3実施形態で説明した構成とを組み合わせることができる。より具体的には、第3実施形態において第1実施形態のコイル部品1に代えて第2実施形態のコイル部品1Aを実装できる。
1 コイル部品
10 コア
11 第1鍔部
11a 第1底面
11b 第1天面
12 第2鍔部
12a 第1底面
12b 第1天面
13 巻芯部
13a 第1端
13b 第2端
15 天板
20 ワイヤ
21 第1端部
22 第2端部
31 第1電極
311 第1下地電極
312 第1導電膜
32 第2電極
321 第2下地電極
322 第2導電膜
40 撥油膜
100 電子部品
101 実装基板
110 はんだ
111 フラックス

Claims (12)

  1. 巻芯部と前記巻芯部の第1端に形成された第1鍔部と前記巻芯部の第2端に形成された第2鍔部とを有するコアと、
    前記第1鍔部の底面に形成された第1下地電極と前記第1下地電極に形成された第1導電膜とを有する第1電極と、
    前記第2鍔部の底面に形成された第2下地電極と前記第2下地電極に形成された第2導電膜とを有する第2電極と、
    前記巻芯部に巻回され、第1端部が前記第1電極と接続し、第2端部が前記第2電極と接続するワイヤと、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部を被覆するとともに、前記第1下地電極と前記第1導電膜との間の少なくとも一部に、かつ前記第2下地電極と前記第2導電膜との間の少なくとも一部に存在する撥油膜と
    を備え、
    前記撥油膜は、フッ素樹脂を含む、コイル部品。
  2. 巻芯部と前記巻芯部の第1端に形成された第1鍔部と前記巻芯部の第2端に形成された第2鍔部とを有するコアと、
    前記第1鍔部の底面に形成された第1下地電極と前記第1下地電極に形成された第1導電膜とを有する第1電極と、
    前記第2鍔部の底面に形成された第2下地電極と前記第2下地電極に形成された第2導電膜とを有する第2電極と、
    前記巻芯部に巻回され、第1端部が前記第1電極と接続し、第2端部が前記第2電極と接続するワイヤと、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部を被覆するとともに、前記第1下地電極と前記第1導電膜との間の少なくとも一部に、かつ前記第2下地電極と前記第2導電膜との間の少なくとも一部に存在する撥油膜と
    を備え、
    前記撥油膜は、前記第1下地電極と前記第1導電膜との間および前記第2下地電極と前記第2導電膜との間のそれぞれに不連続で部分的に存在する、コイル部品。
  3. 前記撥油膜は、前記第1鍔部における、前記巻芯部と前記第1電極との間の領域に存在し、かつ前記第2鍔部における、前記巻芯部と前記第2電極との間の領域に存在する、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1下地電極と前記第1導電膜との間、および前記第2下地電極と前記第2導電膜との間に存在する前記撥油膜の一定領域あたりの第1付着量は、前記第1鍔部および前記第2鍔部の表面における前記撥油膜の一定領域あたりの第2付着量に比べ小さい、請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品。
  5. 前記撥油膜は、さらに前記巻芯部の少なくとも一部を被覆する、請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品。
  6. 前記撥油膜は、前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの天面に存在しない、請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品。
  7. 前記撥油膜は、前記第1鍔部の天面以外であって前記第1鍔部における前記巻芯部および前記第1電極から露出する面の全てを被覆し、かつ前記第2鍔部の天面以外であって前記第2鍔部における前記巻芯部および前記第2電極から露出する面の全てを被覆し、かつ前記巻芯部における前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれから露出する面の全てを被覆する、請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品。
  8. 前記第1鍔部および前記第2鍔部の天面に天板をさらに備える、請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品。
  9. 巻芯部と前記巻芯部の第1端に形成された第1鍔部と前記巻芯部の第2端に形成された第2鍔部とを有するコアを準備するコア準備工程と、
    前記第1鍔部の底面に第1下地電極を形成し、前記第2鍔部の底面に第2下地電極を形成する下地電極形成工程と、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部のそれぞれの少なくとも一部と、前記第1下地電極および前記第2下地電極のそれぞれの少なくとも一部とに撥油膜を形成する撥油膜形成工程と、
    前記第1下地電極上に第1導電膜を形成し、前記第1下地電極と前記第1導電膜とを有する第1電極を前記第1鍔部の前記底面に形成し、かつ前記第2下地電極上に第2導電膜を形成し、前記第2下地電極と前記第2導電膜とを有する第2電極を前記第2鍔部の前記底面に形成する導電膜形成工程と、
    前記巻芯部にワイヤを巻回し、前記ワイヤの第1端部を前記第1電極に接続し、前記ワイヤの第2端部を前記第2電極に接続するワイヤ巻回工程と
    を含み、
    前記ワイヤ巻回工程において、前記ワイヤの前記第1端部を前記第1電極に熱圧着し、前記第2端部を前記第2電極に熱圧着し、
    熱圧着温度が前記撥油膜を構成する材質の融点以上である、コイル部品の製造方法。
  10. 前記撥油膜をフッ化処理により形成する、請求項に記載のコイル部品の製造方法。
  11. 前記撥油膜形成工程において、前記第1下地電極および前記第2下地電極のそれぞれに前記撥油膜を部分的に形成し、
    前記導電膜形成工程において、めっきにより前記第1下地電極に前記第1導電膜を形成し、かつ前記第2下地電極に前記第2導電膜を形成する、請求項9または10に記載のコイル部品の製造方法。
  12. 実装基板と、前記実装基板に実装された請求項1~の何れか一つに記載のコイル部品とを備え、
    前記第1電極および前記第2電極と前記実装基板の配線とがはんだを介して接続しており、
    前記はんだのフラックスは前記第1鍔部および前記第2鍔部に付着していない、電子部品。
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