JP7366587B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来、パンツ型吸収性物品として、パンツ型使い捨ておむつが知られている。このようなパンツ型使い捨ておむつは、一般に、フィット性が高いため、着用時の発汗による蒸れや、肌のかぶれ等が問題となることがあった。このような問題を解消するために、胴回り部に、着用者の汗を吸収する吸汗シートを設けた使い捨ておむつが提案されている。例えば、特許文献1には、おむつの前後腰回り域において、少なくとも一方のエンドフラップに、通気性吸汗シートを備えた使い捨ておむつが開示されている。
特開2000-189454号公報
特許文献1のパンツ型おむつでは、通気性吸汗シート9に多数の開孔16が形成されることにより、該吸汗シート9が配置された領域の通気性を向上させている。しかしながら、吸汗シート9に開孔16が設けられることにより、吸汗シート9自体の剛性が低下するため、前後腰回り域3,4が収縮した際に吸汗シート9も収縮してしまい、表面に多数の皺が形成される場合があった。この場合、吸汗シート9が着用者の肌に対して平面的(曲面的)に当接し難く、吸汗シート9の吸汗機能が阻害されるおそれがあった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、良好な吸汗性能を有するパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、
吸収性本体と、
前記左右方向に伸縮する弾性部材と、前記弾性部材の肌側に配置された肌側シートと、前記弾性部材の非肌側に配置された非肌側シートと、を備えた胴回り部と、
を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記胴回り部は、弱吸汗部と、前記弱吸汗部よりも着用者の汗を吸収しやすい吸汗部と、を有し、
前記弱吸汗部において、前記肌側シート及び前記非肌側シートの少なくとも一方に開口が設けられており、
前記弱吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積は、前記吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積よりも大きく、
前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、
前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部とは、前記左右方向の両端部に設けられた一対のサイド係止によって互いに連結されており、
前記左右方向において、前記吸汗部と前記サイド係止との間に、前記弱吸汗部が設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、良好な吸汗性能を有するパンツ型使い捨ておむつを提供することができる。
パンツ型使い捨ておむつ1(おむつ1)の概略斜視図である。 展開かつ伸長状態のおむつ1の平面図である。 図2のI‐I線での断面図である。 図4Aは、左右方向に伸長させた状態のパンツ型形状のおむつ1を、上下方向の上側(胴回り開口部BH側)から見たときの概略断面図である。図4Bは、図4Aの伸長状態を解除して、自然状態としたパンツ型形状のおむつ1を、上下方向の上側(胴回り開口部BH側)から見たときの概略断面図である。 展開かつ伸長状態のおむつ1の変形例の平面図である。 展開かつ伸長状態のおむつ2の平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、吸収性本体と、前記左右方向に伸縮する弾性部材と、前記弾性部材の肌側に配置された肌側シートと、前記弾性部材の非肌側に配置された非肌側シートと、を備えた胴回り部と、を有するパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、弱吸汗部と、前記弱吸汗部よりも着用者の汗を吸収しやすい吸汗部と、を有し、前記弱吸汗部において、前記肌側シート及び前記非肌側シートの少なくとも一方に開口が設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、弱吸汗部には開口が設けられているため、吸汗部と比較して剛性が低くなり、おむつを着用する際に、弱吸汗部は左右方向に大きく収縮しやすい。そして、弱吸汗部が収縮することにより、吸汗部は相対的に左右方向に延ばされやすく、平面形状を維持しやすくなる。したがって、吸汗部が着用者の肌に面でフィットし、着用者の汗を効率的に吸収しやすくなる。これにより、良好な吸汗性能を有するパンツ型使い捨ておむつを実現することができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、前記吸汗部は、前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部との何れか一方に設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹側胴回り部及び背側胴回り部のうち、吸汗部が設けられていない側の収縮量が大きくなり、吸汗部が設けられている側の収縮量が小さくなる。したがって、吸汗部が設けられている部分がより延ばされやすくなり、吸汗部が平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつの吸汗性を向上させることができる
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、前記吸汗部は、前記腹側胴回り部及び前記背側胴回り部の両方に設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、背側胴回り部と腹側胴回り部との両側に吸汗部が設けられているため、背腹両側で吸汗性能が向上し、おむつ全体として吸汗性能を高めることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記背側胴回り部に設けられた前記吸汗部の面積が、前記腹側胴回り部に設けられた前記吸汗部の面積よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、背側の吸汗部の面積を、腹側の吸汗部の面積よりも大きくすることにより、腹側と比較して背側において剛性の高い領域が大きくなりやすい。したがって、背側吸汗部は腹側吸汗部よりも収縮し難く、平面形状を維持しやすいため、着用者の肌に面でフィットしやすくなる。これにより、おむつの吸汗性を向上させることができる
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記背側胴回り部に設けられた前記吸汗部の剛性が、前記腹側胴回り部に設けられた前記吸汗部の剛性よりも高い、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹側と比較して、背側の吸汗部が収縮し難くなる。したがって、背側において吸汗部が平面形状を維持しやすく、着用者の肌に面でフィットしやすくなる。これにより、おむつの吸汗性を向上させることができる
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部とは、前記左右方向の両端部に設けられた一対のサイド係止によって互いに連結されており、前記左右方向において、前記吸汗部と前記サイド係止との間に、前記弱吸汗部が設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、左右方向において吸汗部とサイド係止との間の弱吸汗部が収縮することにより、吸汗部が左右方向の外側(サイド係止側)に引っ張られるように延ばされ、平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつ着用時において、吸汗部が着用者の肌に面でフィットしやすくなり、おむつの吸汗性能を向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記弱吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積は、前記吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、弱吸汗部の剛性が吸汗部の剛性よりも低くなり、おむつが収縮する際に、弱吸汗部の収縮量が吸汗部の収縮量よりも大きくなる。したがって、吸汗部が相対的に左右方向に延ばされやすく、平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつ着用時において、吸汗部が着用者の肌に面でフィットしやすくなり、おむつの吸汗性能を向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸汗部には、前記開口が設けられていない、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、開口が設けられている弱吸汗部よりも、開口が設けられていない吸汗部の方が剛性が高くなり、弱吸汗部が収縮すると、吸汗部が相対的に引き延ばされ、より平面形状を維持しやすい。これにより、おむつの吸汗性能をより向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸汗部には、前記肌側シート及び前記非肌側シートとは別体の、通気性吸汗シートが設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、背側胴回り部を構成するシート部材(肌側シート及び非肌側シート)とは別体の通気性吸汗シートが積層されている分だけ、吸汗部の資材剛性が、弱吸汗部の資材剛性よりも高くなる。したがって、吸汗部が平面形状を維持しやすく、着用者の肌に面でフィットすることにより、おむつの吸汗性能をより向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記開口は、前記肌側シート及び前記非肌側シートを厚さ方向に貫通する貫通孔である、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、開口が非貫通孔である場合と比較して弱吸汗部の剛性が低くなり、弱吸汗部が収縮しやすくなる。したがって、吸汗部が相対的に左右方向に延びやすくなり、平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつの吸汗性能をより向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記開口は、前記上下方向において、前記吸汗部よりも上側の領域に設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、胴回り部の上端部の剛性が低くなり、胴回り部が収縮した際に該上端部に厚さ方向の凹凸(皺)が形成されやすくなる。そのため、着用者の肌と皺との間の隙間を通過して、熱や水分が移動しやすくなり、発汗による蒸れや肌のかぶれが生じることを抑制することができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性本体と前記胴回り部とが重複する領域には、前記開口が設けられていない、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、収性本体と開口部とが重複していないため、尿等の***物が、開口部を通過して外側に漏れてしまうというような心配をユーザーに生じさせ難い。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、少なくとも前記左右方向に伸縮する平面状の伸縮性シートを有している、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、上下方向に所定の幅を有する伸縮性シートが設けられることにより、胴回り部が上下方向にたくれ難くなる。したがて、良好なフィット性を実現できる。また、胴回り部がたくれ難いため、開口部が塞がれにくく、おむつ着用時に蒸れやかぶれが生じることを抑制できる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部との何れか一方側に前記吸汗部が設けられ、他方側に前記伸縮性シートが設けられており、前記伸縮性シートには、開口が設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部の他方側では、開口が設けられることによって伸縮シートの剛性や応力が低くなり、皺(凹凸)が形成されて汗の蒸散が促進される。そして、一方側では、伸縮シートの収縮によって吸汗部が相対的に延ばされやすくなり、吸汗性が向上する。
===実施形態===
以下、本発明に係るパンツ型使い捨ておむつとして、乳幼児用のパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)を例に挙げて実施形態を説明する。但し、本発明に係るパンツ型吸収性物品は、乳幼児用の使い捨ておむつに限らず、大人用の使い捨ておむつとしても利用可能である。
===パンツ型使い捨ておむつ1の構成===
図1は、パンツ型使い捨ておむつ1(おむつ1)の概略斜視図である。図2は、展開かつ伸長状態のおむつ1の平面図である。図3は、図2のI‐I線での断面図である。
おむつ1は、図1に示すパンツ型状態において、互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、胴回り開口部BH、及び、一対の脚回り開口部LHが形成されている。上下方向において、胴回り開口部BH側を上側とし、股下側を下側とする。また、図3に示すように、おむつ1を構成する資材が積層された方向を厚さ方向といい、厚さ方向において着用者に接触する側を肌側といい、着用者に接触しない側を非肌側という。
また、おむつ1は、平面視長方形状の3部材である、吸収性本体10、腹側胴回り部20、及び、背側胴回り部30を有する。腹側胴回り部20は着用者の腹側部に当てられる部分であり、背側胴回り部30は着用者の背側部に当てられる部分である。
図2に示す展開状態のおむつ1において、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は、それらの長手方向がおむつ1の左右方向に沿うように配置されている。そして、左右方向における腹側胴回り部20の中央部に、吸収性本体10の長手方向一方側の端部が配置され、左右方向における背側胴回り部30の中央部に、吸収性本体10の長手方向他方側の端部が配置されている。
そして、吸収性本体10の長手方向がおむつ1の上下方向に沿うように、吸収性本体10が長手方向の略中央で二つ折りされ、おむつ1の左右方向における腹側胴回り部20の両側端部と背側胴回り部30の両側端部とが、熱溶着や超音波溶着等によって接合され、一対のサイド係止5が形成されることにより、図1に示すパンツ型状態のおむつ1となる。
吸収性本体10は、図3に示すように、吸収体11と、吸収体11よりも肌側に配置された液透過性のトップシート12と、吸収体11よりも非肌側に配置された液不透過性のバックシート13と、バックシート13よりも非肌側に配置された外装シート14とを有する。
吸収体11は、尿等の***液を吸収して保持する吸収性コア11Aと、吸収性コア11Aを覆う液透過性のコアラップシート11Bとを有する。吸収性コア11Aとしては、高吸収性ポリマー(SAP)を含むパルプ等の液体吸収性繊維が所定の形状に成形されたものを例示できる。トップシート12は、例えば、エアスルー不織布やスパンボンド不織布等の不織布により形成される。バックシート13は、例えば、ポリエチレン又はポリプロピレン等の液不透過性かつ通気性を有するフィルムである。外装シート14は、例えば、トップシート12と同等の不織布により形成される。
外装シート14の左右方向の両端部には、サイドシート15が設けられている。サイドシート15は、左右方向において、外装シート14よりも外側に大きく延出し、外側端15es,15esを折り返し位置として内側に折り返され、おむつ1のサイドフラップSFを形成する。
サイドフラップSFは、図1に示されるように脚回り開口部LHに沿って、左右方向の外側に張り出すように設けられている。本実施形態では、厚さ方向に折り重ねられたサイドシート15,15の間に、糸ゴム等からなる複数の脚回り弾性部材17,17…が、各々上下方向(長手方向)に伸長された状態で左右方向(幅方向)に所定の間隔を空けて固定されている(図2参照)。これにより、サイドフラップSFに対して、上下方向(吸収性本体10の長手方向)に沿った伸縮性が付与される。すなわち、脚回り開口部LHに沿って伸縮性が付与される。
また、吸収体11の左右方向の両側に、一対の防漏壁部70,70が設けられている。防漏壁部70の左右方向の内側端部には、糸ゴム等からなる1以上の防漏壁弾性部材18が、上下方向(長手方向)に伸長された状態で固定されている(図2参照)。おむつ1の着用時には、該防漏壁部70が、防漏壁弾性部材18の伸縮性に基づいて吸収体11の左右方向の両側から着用者の肌側に起立することにより、***物が吸収性本体10の外側に漏出(横漏れ)することを抑制する。
腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は、図3に示すように、それぞれ、肌側シート21,31と、肌側シート21,31に積層された非肌側シート22,32と、複数の糸状弾性部材23,33とを有する。
非肌側シート22,32は肌側シート21,31よりも非肌側に配置されている。肌側シート21,31及び非肌側シート22,32は吸収性本体10よりも非肌側に配置されている。また、非肌側シート22,32の上方の端部221,321は、腹側胴回り部20の上端20eu、及び、背側胴回り部30の上端30euにおいて、それぞれ上下方向の下側に折り返されて吸収性本体10の長手方向の端部を肌側から覆っている(図3参照)。
肌側シート21,31及び非肌側シート22,32は、左右方向の伸縮性を実質的に有さない非伸縮性シートである。肌側シート21,31及び非肌側シート22,32としては、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、プラスチックシート、開孔プラスチックシート及びそれらのラミネートシートなどを用いることができる。
複数の糸状弾性部材23,33は、肌側シート21,31と非肌側シート22,32の間において、上下方向に並んで配置されるとともに、左右方向に伸長状態で固定されている。よって、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30は左右方向に伸縮し、着用者の胴回りにフィットする。糸状弾性部材23,33としては、ゴムやスパンデックス等の糸状弾性部材(所謂、糸ゴム)を例示できる。
背側胴回り部30では、上端部から下端部に亘って糸状弾性部材33が配置されている。一方、腹側胴回り部20の上端部には、糸状弾性部材23が配置されておらず、代わりに、左右方向に伸縮する平面状(帯状)の伸縮性シート24が配置されている。
このように腹側胴回り部20の上端部に糸状弾性部材23を配置せずに伸縮性シート24を配置することで、腹側胴回り部20の上端部が着用者の肌に対して面で密着する。そのため、局所的な締め付けが抑えられ、糸ゴムによる線状の跡を残り難くすることができる。特に乳幼児の腹部はぽっこり出ているため、伸縮性シート24を使用することによって腹側胴回り部20の締め付けを抑えることが好ましい。
また、おむつ1着用時の胴回り開口部BHの広げやすさについては、胴回り部20,30の上端部の伸縮力が大きく影響する。伸縮性シート24は、自然状態から伸長しやすく、伸長状態から収縮し難い性質を有する。そのため、腹側胴回り部20の上端部に伸縮性シート24を配置することで、おむつ1着用時に胴回り開口部BHを広げやすくなり、また、胴回り部20,30を着用者にフィットさせた後の腹部の締め付けを防止できる。
伸縮性シート24には、例えば、質量が10~40g/m、より好ましくは、質量が15~30g/mの弾性繊維から構成されたスパンボンド不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布等、各種公知の製法によって製造された伸縮性の繊維不織布を用いることができる。弾性繊維は、熱可塑性エラストマーやゴムなどを原料とするものであって、特に熱可塑性エラストマーを原料として用いる場合には、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた繊維は熱融着させやすく、伸縮性の繊維不織布として好適である。熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。伸縮性シートは少なくとも左右方向に弾性を示すものであればよく、二方向以上に弾性を示すものであってもよい。伸縮性シート24の左右方向の伸長倍率は1.2倍~3.0倍程度が好ましい。
さらに、伸縮性シート24が設けられている領域には、該伸縮性シート24及び腹側胴回り部20(肌側シート21,非肌側シート22)を厚さ方向に貫通する複数の開口40,40…が設けられている。この開口40は腹側胴回り部20において通気孔としての機能を有している。これにより、おむつ1の着用時に、着用者の汗や熱が開口40からおむつ1の外部に蒸散しやすくなり、腹側胴回り部20における蒸れや、着用者の肌のかぶれを効果的に抑制することができる。特に、腹側胴回り部20の上端部は、伸縮性シート24が設けられることによって着用者の腹部に広くフィットしやすくなっているため、十分な通気性を確保することにより、着用者に不快感を生じさせないようにしている。
腹側胴回り部20に設けられる開口40は、例えば、直径1.5mm程度の円形の孔とすることができるが、開口40の形状や大きさはこの限りではなく、適宜変更可能である。但し、通気性確保の観点から、開口40は、自然状態においてある程度の面積を有する孔であることが望ましく、所謂スリットのような線状の切れ目は除かれる。
なお、「自然状態」とは、おむつ1を所定時間放置したときの状態である。例えば、製品状態のおむつ1をパッケージから取り出した後、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30を左右方向の両外側に引っ張り、胴回り部20,30を「伸長した状態」として、この伸長状態を15~30秒間程度継続させた後、おむつ1の引っ張りを解除して机等の平面に置く。そして、このような平面平置きで5分間経過させた状態を自然状態とする。
また、開口40は、必ずしも腹側胴回り部20を厚さ方向に貫通している必要はない。例えば、肌側シート21及び非肌側シート22の何れか一方に開口40が設けられているのであっても良い。肌側シート21及び非肌側シート22の少なくとも一方に開口40が設けられていれば、開口40が全く設けられていない場合と比較して通気性が高まるため、着用者に不快感を生じさせ難くすることができる。
また、背側胴回り部30の所定の領域には、他の領域と比較して着用者の汗を吸収しやすい吸汗部50が設けられている。
<吸汗部50について>
吸汗部50は、図2及び図3の斜線部で示されるように、背側胴回り部30の肌側の所定の領域に設けられ、吸汗部50以外の他の領域よりも着用者の汗を吸収しやすくなっている部分である。背側胴回り部30の肌側面に吸汗部50が設けられていることにより、おむつ1着用時において、発汗量が多くなりやすい着用者の背側胴回り領域で汗が吸収されやすくなり、蒸れやかぶれを抑制しやすくすることができる。
本実施形態における吸汗部50は、例えば、親水性繊維を少なくとも20重量%含む上層とこれに一体に積層された疎水性繊維の下層とから形成されたシート部材である通気性吸汗シート51を、背側胴回り部30の肌側面に接合することによって形成される。但し、通気性吸汗シート51は、親水性繊維を少なくとも20重量%含む単一層構造を有するシート部材であっても良い。
通気性吸汗シート51に含まれる親水性繊維としては、レーヨン等のセルロース系繊維、繊維表面が親水化処理されている吸汗ポリエステル繊維等を用いることができる。また、親水性繊維以外の繊維、すなわち疎水性繊維としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン-ポリエステルの複合繊維、該複合繊維が捲縮したもの等を用いることができる。通気性吸汗シート51のシート形態としては、特に問われないが、目付10~100g/m2、繊度0.1~10dを有するスパンレース、ニードルパンチ、サマルーボンド、スパンボンド、メルトブロン、ケミカルボンド等の不織布が挙げられる。
なお、通気性吸汗シート51は、背側胴回り部30を構成する肌側シート31や非肌側シート32とは異なる色の部材とすると良い。例えば、肌側シート31が白色である場合、通気性吸汗シート51を青色で構成する。このようにすれば、背側胴回り部30に通気性吸汗シート51が設けられることを、ユーザー(おむつ1の着用者や着用させる者)に視覚的に認識させやすくすることができる。また、図2に示されるように、通気性吸汗シート51と吸収性本体10とが、上下方向において少なくとも一部が重複するようにすると良い。言い換えると、通気性吸汗シート51は、上下方向において吸収性本体10と連続するように配置されていると良い。このようにすれば、通気性吸汗シート51と吸収性本体10との間に隙間ができないので、背側の広い範囲で良好な吸水性能を確保しやすくなる。
また、吸汗部50は、背側胴回り部30の肌側面の所定の領域に、不図示の親水化剤52を塗布する、若しくは、背側胴回り部30の肌側面の所定の領域に親水化剤52が塗布されたシート部材(例えば不織布)を接合することによって形成されるのであっても良い。親水化剤52としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる公知の親水化剤を用いることができる。さらに、肌側シート31の所定の領域に圧搾加工を行うことによって吸汗部50が形成されるのであっても良い。例えば、図2の斜線部で示される領域に複数のピンエンボス加工を施すと、該ピンエンボスが形成された部分ではシートを構成する繊維間の空隙が狭くなるため、毛細管現象により水分が浸透しやすくなって吸水性が向上する。したがって、吸汗部50は、このような圧搾加工によっても形成することができる。
本実施形態のおむつ1において、吸汗部50には、上述した開口40に相当する孔やスリット等の如何なる開口も設けられていないことが望ましい。この理由については後で説明する。
また、以下では、おむつ1の腹側胴回り部20及び背側胴回り部30のうち、吸汗部50が設けられていない部分を、「弱吸汗部60」とも呼ぶ。つまり、吸汗部50は、弱吸汗部60よりも着用者の汗を吸収しやすい部分である。
===おむつ1の吸汗性能について===
続いて、おむつ1の吸汗性能について説明する。図4Aは、左右方向に伸長させた状態のパンツ型形状のおむつ1を、上下方向の上側(胴回り開口部BH側)から見たときの概略断面図である。図4Bは、図4Aの伸長状態を解除して、自然状態としたパンツ型形状のおむつ1を、上下方向の上側(胴回り開口部BH側)から見たときの概略断面図である。図4Aでは、説明の便宜上、胴回り部20,30を左右方向に伸長させた状態において、胴回り開口部BHを略楕円形状として表示している。また、図4A及び図4B共に、吸収性本体10は非表示としている。
図4Aに示されるように、おむつ1を左右方向に伸長させた状態では、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30共に、表面に大きな皺が形成されておらず、厚さ方向に凹凸を有していない。したがって、背側胴回り部30の肌側面に設けられた吸汗部50も、図4Aのような平面(曲面)を維持している。
この状態から伸長状態を解除すると、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30に設けられた糸状弾性部材23,33や伸縮性シート24の収縮力に基づいて、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30が左右方向に収縮する。このとき、図4Bに示されるように、腹側胴回り部20と背側胴回り部30とでは収縮の態様が異なる。
おむつ1の腹側胴回り部20には複数の開口40,40…が設けられていることから、開口が設けられていない場合と比較して、肌側シート21や非肌側シート22の剛性が低くなり、変形しやすくなっている。そのため、肌側シート21及び非肌側シート22は左右方向に大きく収縮し、腹側胴回り部20の表面は、図4Bに示されるように厚さ方向に凹凸を有するように変形する。すなわち、腹側胴回り部20の表面には、複数の皺が形成される。
一方、背側胴回り部30には、吸汗部50が設けられており、おむつ1においてこの吸汗部50には、腹側胴回り部20の開口40に相当するような開口(貫通孔)が設けられていない。したがって、背側胴回り部30のうち吸汗部50が設けられている領域は、その他の領域(弱吸汗部60)よりも剛性が高くなり、肌側シート31や非肌側シート32が変形し難くなっている。そのため、背側胴回り部30のうち吸汗部50と重複する領域は平面状態を維持しやすくなっている。
そして、腹側胴回り部20と背側胴回り部30とは、左右方向の両側端部にて一対のサイド係止5,5によって互いに接合されている。つまり、収縮しやすい腹側胴回り部20と収縮し難い背側胴回り部30(吸汗部50)とが、胴回り開口部BHの周方向において連結されている。そのため、弱吸汗部60に相当する腹側胴回り部20が左右方向に収縮すると、背側胴回り部30の吸汗部50は、相対的に左右方向の両側に引っ張られやすくなり、腹側胴回り部20(弱吸汗部60)と比較して厚さ方向の凹凸が形成され難くなる。すなわち、吸汗部50には皺が形成され難く、平面形状を維持しやすくなる。
したがって、おむつ1の着用時において、着用者の肌に対して吸汗部50が面でピタッとフィットしやすくなり、吸汗部50の表面全体に亘って、着用者の汗を効率的に吸収することができる。これにより、おむつ1の吸汗性能を向上させることができる。
本実施形態のおむつ1では、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30のうちのいずれか一方側にのみ吸汗部50が設けられている。言い換えると、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30のうちの他方側には吸汗部50が設けられていない。図4Bの例では、背側胴回り部30にのみ吸汗部50が設けられ、腹側胴回り部20には吸汗部50が設けられていない。このように、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30の一方側にのみ吸汗部50が設けられていることにより、腹側胴回り部20と背側胴回り部30とで、左右方向への収縮量に差が生じやすくなる。すなわち、胴回り開口部BHの周方向において、吸汗部50が設けられていない側(図4Bでは腹側)の弱吸汗部60が大きく収縮するのに対して、吸汗部50が設けられている側(図4Bでは背側)の収縮量は小さくなる。
そのため、吸汗部50が設けられている部分が引っ張られやすくなり、胴回り開口部BHの周方向において相対的に伸びやすくなる。したがって、上述したように吸汗部50の平面形状が維持されて、着用者の身体に面でフィットしやすくなる。これにより、おむつ1(吸汗部50)の吸汗性を向上させることが可能となる。なお、吸汗部50が背側に設けられず、腹側にのみ設けられている場合であっても、吸汗部50の平面形状は維持されやすく、腹側における吸汗性能を向上させる効果を得ることが可能である。しかしながら、通常、着用者の発汗量は、腹側よりも背側において多くなるため、本実施形態のように吸汗部50は背側に設けられている方が効果的である。
なお、おむつ1において、吸汗部50に開口を設ける場合には、弱吸汗部60の単位面積あたりに設けられる開口の面積が、吸汗部50の単位面積あたりに設けられる開口の面積よりも大きくなるようにする。このような構成であれば、弱吸汗部60の剛性が吸汗部50の剛性よりも低くなり、おむつ1が収縮する際に、弱吸汗部60の収縮量が吸汗部50の収縮量よりも大きくなる。したがって、弱吸汗部60が左右方向に収縮しやすい分、相対的に吸汗部50が左右方向に延ばされやすく、吸汗部50が平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつ1の着用時において、吸汗部50が着用者の肌に面でフィットしやすくなり、吸汗部50の吸汗性能を向上させることができる。吸汗部50の開口の面積は、例えば、おむつ1を伸長させた状態(例えば図2の平面状態)において、開口が形成されている部分の撮像を行い、画像解析を行うことによって測定することができる。また、各々の開口(穴)の大きさや形状が同じ場合は、吸汗部50及び弱吸汗部60の単位面積当たりに設けられている開口の数を測定することによって、面積の大小を比較することも可能である。
本実施形態では、図2に示されるように、胴回り部20,30のうち吸汗部50と重複する領域には、いかなる開口も設けられていない。したがって、開口40が設けられている弱吸汗部60よりも、吸汗部50における剛性の方が高くなりやすく、弱吸汗部60が収縮すると、吸汗部50が相対的に引き延ばされて吸汗部50がより平面形状を維持しやすい構成となっている。これにより、吸汗部50の吸汗性能をより向上させることができる。
さらに、本実施形態のおむつ1では、背側胴回り部30の肌側面に通気性吸汗シート51が積層されて接合されることによって吸汗部50が形成されている。したがって、吸汗部50が設けられている領域の資材剛性は、その他の領域(弱吸汗部60)の資材剛性よりも高く、吸汗部50の表面には皺や凹凸が形成されにくい。すなわち、背側胴回り部30を構成するシート部材(肌側シート31及び非肌側シート32)とは別体のシート部材である通気性吸汗シート51が積層されている分だけ、吸汗部50の剛性が、弱吸汗部60の剛性よりも高くなる。したがって、吸汗部50は平面形状を維持しやすく、着用者の肌に面でフィットすることにより、吸汗性能をより向上させることができる。
また、おむつ1の弱吸汗部60に設けられる開口40は、腹側胴回り部20(背側胴回り部30)を厚さ方向に貫通する貫通孔であることが望ましい。例えば、腹側胴回り部20を構成する肌側シート21及び非肌側シート22のうち、どちらか一方のシート部材にのみ開口40が設けられている場合、両方のシート部材に開口40が設けられている場合と比較して、腹側胴回り部20の弱吸汗部60における剛性が高くなるため、収縮の度合いも低くなる。そして、弱吸汗部60が収縮し難くなると、吸汗部50の相対的な延びが小さくなり、吸汗部50が平面形状を維持し難くなるおそれがある。
本実施形態では、図3に示されるように、腹側胴回り部20の弱吸汗部60において、肌側シート21及び非肌側シート22(及び伸縮性シート24)を厚さ方向に貫通する開口40が設けられている。これにより、腹側胴回り部20(弱吸汗部60)が図4Bのように収縮しやすくなり、弱吸汗部60の収縮に基づいて吸汗部50が引っ張られて左右方向に延びるため、吸汗部50が平面形状を維持しやすくなる。したがって、吸汗部50が着用者の肌に面でフィットしやすく、吸汗性能をより向上させることができる。また、弱吸汗部60に貫通孔(開口40)が設けられていることにより、通気性がより向上するため、おむつ1の着用時に、弱吸汗部60において発汗による蒸れや肌のかぶれが生じることを抑制しやすくなる。
また、おむつ1では、上下方向において、吸汗部50よりも上側の領域に、開口40が設けられている。図2では、腹側胴回り部20の上端部領域に複数の開口40,40…が設けられており、この領域において腹側胴回り部20の剛性が低くなっていることが分る。したがって、おむつ1の着用時において、胴回り部20,30が左右方向に収縮する際には、腹側胴回り部20の上端部が最も大きく収縮し、図4Bに示されるように厚さ方向に凹凸変形を生じて、皺が形成されやすくなる。すなわち、胴回り開口部BHの腹側領域において上下方向に沿った皺が左右方向に複数並んで形成される。
胴回り開口部BHにこのような皺が形成された場合、おむつ1の着用時において、着用者の腹側胴回り部の肌と腹側胴回り部20との間に隙間が形成され、当該隙間を通過して、熱や水分が移動しやすくなる。つまり、上下方向に延びる皺に沿って、熱や水分が胴回り開口部BHからおむつ1の外側に排出されやすくなる。これにより、吸汗部50が設けられていない領域でも、発汗による蒸れや肌のかぶれが生じることをより抑制しやすくすることができる。
また、おむつ1では、図1や図2に示されるように、胴回り部20,30のうち、吸収性本体10と重複する領域には、開口40が設けられていない。言い換えると、開口40は、吸収性本体10と重複しない領域に設けられている。仮に、吸収性本体10と重複する領域に開口40が設けられていた場合、吸収性本体10に吸収されていた尿等の***物が、開口40を通過して外側に漏れてしまうような印象を、ユーザーに与えるおそれがある。これに対して、おむつ1では、吸収性本体10と開口40とが重複していないため、ユーザーに不要な心配を生じさせ難い。また、開口40と着用者の肌との間に吸収性本体10が挟まれることがないため、汗等の水分が開口40を介しておむつ1の外側に蒸散しやすく、蒸れやかぶれの発生を抑制しやすくなる。
また、腹側胴回り部20には、少なくとも左右方向に伸縮可能な平面状の伸縮性シート24が設けられている。腹側胴回り部20のうち伸縮性シート24が設けられている領域では、伸縮性シート24の上下方向における全域で伸縮力(収縮力)が発現するため、おむつ1を着用する際に、腹側胴回り部20が上下方向にたくれてしまうことが抑制される。
仮に、図2の腹側胴回り部20において、伸縮性シート24に代えて糸ゴム等の線状弾性部材(糸状弾性部材23に相当する弾性部材)が上下方向に離間するように並んで複数配置されていたとする。このような構成では、線状弾性部材が収縮する際に上下方向に隣り合う2つの線状弾性部材同士の間隔が縮まってしまうことがある。そして、線状弾性部材間の上下方向における距離が縮まることにより、腹側胴回り部20自体が上下方向に収縮して、所謂たくれが生じるおそれがある。このような場合、腹側胴回り部20の良好なフィット性が損なわれたり、開口40が塞がれることにより蒸れやかぶれが生じやすくなったりするおそれがある。
これに対して、本実施形態では、平面上の伸縮性シート24が設けられていることにより、当該領域において腹側胴回り部20が上下方向にたくれてしまうことが抑制され、良好なフィット性を実現することができる。また、開口40が塞がれにくくなるため、おむつ1着用時に蒸れやかぶれが生じることを抑制できる。
また、本実施形態では、前後の胴回り部20,30の一方側(背側胴回り部30)に吸汗部50が設けられており、他方側(腹側胴回り部20)に伸縮性シート24が設けられている。さらに、伸縮性シート24を厚さ方向に貫通する開口40が複数設けられている。伸縮性シート24に開口40が設けられていることにより、該伸縮性シート24の剛性や応力が低くなるため、腹側胴回り部20がより収縮しやすくなり、皺が形成されやすくなる。これにより、開口40及び皺の隙間からおむつ1の外部に汗や熱を効率的に蒸散させることができる。そして、伸縮性シート24によって腹側胴回り部20が収縮しやすくなることにより、背側胴回り部30に設けられた吸汗部50が相対的に延ばされやすくなり、平面形状を維持しやすくなる。したがって、吸汗部50における吸汗性を向上させることができる。
<変形例>
上述の実施形態では、腹側胴回り部20側の弱吸汗部60に開口40が設けられている例について説明したが、背側胴回り部30側の弱吸汗部60に開口が設けられていても良い。図5は、展開かつ伸長状態のおむつ1の変形例の平面図である。
図5の変形例では、背側胴回り部30のうち、左右方向における吸汗部50の外側、且つ、上下方向において吸汗部50と重複する領域に複数の開口41が設けられている。すなわち、開口41は、左右方向において吸汗部50とサイド係止5との間の領域に設けられている。開口41は、開口40と同一の形状、大きさを有し、背側胴回り部30を構成する肌側シート31及び非肌側シート32を厚さ方向に貫通する貫通孔である。但し、開口41は、開口40とは異なる形状、大きさを有する孔であっても良いし、肌側シート31及び非肌側シート32を厚さ方向に貫通するのではなく、肌側シート31及び非肌側シート32の少なくとも一方に設けられているのであっても良い。また、複数の開口41の配置や数も図5に示される限りではなく、適宜変更可能である。
図5に示されるように、左右方向において吸汗部50とサイド係止5との間の領域(弱吸汗部50)に開口41が設けられていることにより、開口41が設けられていない場合と比較して当該領域の剛性が低くなる。したがって、おむつ1が収縮した場合、吸汗部50とサイド係止5との間の領域が収縮しやすくなる。
図4Bで、腹側胴回り部20が収縮することによって、背側胴回り部30の吸汗部50が相対的に延びやすくなることを説明したが、本変形例では、さらに吸汗部50の左右方向両側の領域が収縮しやすくなっている。したがって、吸汗部50が左右方向の両側により強く引っ張られることにより、吸汗部50が左右方向に延ばされて平面形状を維持しやすくなる。これにより、おむつ1の着用時において、吸汗部50が着用者の肌に面でフィットしやすくなり、おむつ1の吸汗性能を向上させることができる。
===第2実施形態===
第2実施形態では、背側及び腹側の両側に吸汗部50が設けられたパンツ型使い捨ておむつ2(以下、おむつ2とも呼ぶ)について説明する。図6は、展開かつ伸長状態のおむつ2の平面図である。
第2実施形態のおむつ2は、吸汗部50として、腹側胴回り部20に設けられた腹側吸汗部55と、背側胴回り部30に設けられた背側吸汗部56とを有する。図6において、背側吸汗部56は、第1実施形態における吸汗部50と同一の構成を有する。また、腹側吸汗部55も、第1実施形態における吸汗部50と基本的に同様の構成を有している。すなわち、腹側吸汗部55は、腹側胴回り部20の腹側面の所定の領域に、別体の通気性吸汗シート51が積層されたり、親水化剤52が塗布されたりすることによって形成される。なお、おむつ2の吸汗部55,56以外の構成は、第1実施形態のおむつ1と略同様であるため、各部についての詳細な説明は省略する。
おむつ2では、背側胴回り部30のみならず腹側胴回り部20にも吸汗部50(腹側吸汗部55)が設けられているため、腹側における吸汗性能が向上し、おむつ2全体として吸汗性能を高めることができる。特に、腹側胴回り部30では、腹側吸汗部55に加えて、該腹側吸汗部55よりも上下方向の上側の領域に複数の開口40が設けられているため、吸汗性を向上させつつ、良好な通気性も維持されており、おむつ2の着用時において着用者に不快感をより生じさせ難くなっている。
但し、おむつ2では、背側吸汗部56の面積が、腹側吸汗部55の面積よりも大きくなるように、吸汗部50が設定されている。図6では、背側吸汗部56の左右方向における長さW56と、腹側吸汗部55の左右方向における長さW55とが等しくなっている(W56=W55)。一方、背側吸汗部56の上下方向における長さL56は、腹側吸汗部55の上下方向における長さL55よりも長くなっている(L56>L55)。すなわち、背側吸汗部56の面積の方が腹側吸汗部55の面積よりも大きい。
第1実施形態で説明したように、吸汗部50は、原則開口等が設けられていないため、開口40が設けられた弱吸汗部60と比較して剛性が高い領域となっている。すなわち、吸汗部50は、弱吸汗部60と比較して収縮し難く、相対的に延ばされやすい領域である。これにより、平面形状が維持されやすく、着用者の肌に面でフィットすることによって吸汗性能を高めることができる。
したがって、おむつ2のように、腹側と背側の両側に吸汗部50(55,56)が設けられている場合、腹側と背側とで剛性差が生じにくく、吸汗部50が延ばされに難くなって、吸汗部50が平面形状を維持し難くなるおそれがある。そこで、おむつ2では、背側吸汗部56の面積を腹側吸汗部55の面積よりも大きくすることにより、腹側と比較して腹側において剛性の高い領域が大きくなるようにしている。これにより、背側吸汗部56は腹側吸汗部55よりも収縮し難くなり、平面形状をより維持しやすくなる。したがって、おむつ2を着用した際に、発汗量の多い背側領域において、背側吸汗部56の吸汗性能を向上させることが可能となり、全体として良好な吸汗性能を有するおむつ2を実現することができる。
なお、おむつ2において、背側吸汗部56の剛性が腹側吸汗部55の剛性よりも高くなるのであれば、背側吸汗部56の面積を必ずしも腹側吸汗部55の面積よりも大きくする必要は無い。例えば、背側胴回り部30では、所定の領域に別体の通気性吸汗シート51を積層させることによって背側吸汗部56が形成され、腹側胴回り部20では、所定の領域に親水化剤52が塗布されることによって腹側吸汗部55が形成されるとする。この場合、剛性の高い通気性吸汗シート51を積層させることにより、仮に背側吸汗部56の面積が腹側吸汗部55の面積よりも小さかったとしても、剛性の高い背側吸汗部56は平面形状を維持しやすく、背側での吸汗性能を良好なものとすることが可能である。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
また、上記の各実施形態では、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が分離されて別部材であるおむつを例示したが、腹側胴回り部20と背側胴回り部30の間に股下部が設けられ、腹側胴回り部20と背側胴回り部30が連続した一部材であってもよい。
1 おむつ(パンツ型吸収性物品)、
2 おむつ(パンツ型吸収性物品)、
5 サイド係止、
10 吸収性本体、
11 吸収体、11A 吸収性コア、11B コアラップシート、
12 トップシート、13 バックシート、
14 外装シート、15 サイドシート、
17 脚回り弾性部材、18 防漏壁弾性部材、
20 腹側胴回り部、20eu 上端、
21 肌側シート、22 非肌側シート、221 端部、
23 糸状弾性部材、24 伸縮性シート、
20 背側胴回り部、30eu 上端、
31 肌側シート、32 非肌側シート、321 端部、
33 糸状弾性部材、
40 開口、41 開口、
50 吸汗部、
51 通気性吸汗シート、52 親水化剤、
55 腹側吸汗部、56 背側吸汗部、
60 弱吸汗部、
70 防漏壁部

Claims (8)

  1. 互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、
    吸収性本体と、
    前記左右方向に伸縮する弾性部材と、前記弾性部材の肌側に配置された肌側シートと、前記弾性部材の非肌側に配置された非肌側シートと、を備えた胴回り部と、
    を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記胴回り部は、弱吸汗部と、前記弱吸汗部よりも着用者の汗を吸収しやすい吸汗部と、を有し、
    前記弱吸汗部において、前記肌側シート及び前記非肌側シートの少なくとも一方に開口が設けられており、
    前記弱吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積は、前記吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積よりも大きく、
    前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、
    前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部とは、前記左右方向の両端部に設けられた一対のサイド係止によって互いに連結されており、
    前記左右方向において、前記吸汗部と前記サイド係止との間に、前記弱吸汗部が設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、
    吸収性本体と、
    前記左右方向に伸縮する弾性部材と、前記弾性部材の肌側に配置された肌側シートと、前記弾性部材の非肌側に配置された非肌側シートと、を備えた胴回り部と、
    を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記胴回り部は、弱吸汗部と、前記弱吸汗部よりも着用者の汗を吸収しやすい吸汗部と、を有し、
    前記弱吸汗部において、前記肌側シート及び前記非肌側シートの少なくとも一方に開口が設けられており、
    前記弱吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積は、前記吸汗部の単位面積あたりに設けられる前記開口の面積よりも大きく、
    前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、
    前記吸汗部は、前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部の一方に設けられており、前記弱吸汗部は前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部の他方に設けられていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸汗部には、前記開口が設けられていない、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸汗部には、前記肌側シート及び前記非肌側シートとは別体の、通気性吸汗シートが設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記開口は、前記肌側シート及び前記非肌側シートを厚さ方向に貫通する貫通孔である、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記開口は、前記上下方向において、前記吸汗部よりも上側の領域に設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記胴回り部は、少なくとも前記左右方向に伸縮する平面状の伸縮性シートを有している、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 互いに交差する上下方向と左右方向とを有し、
    吸収性本体と、
    前記左右方向に伸縮する弾性部材と、前記弾性部材の肌側に配置された肌側シートと、前記弾性部材の非肌側に配置された非肌側シートと、を備えた胴回り部と、
    を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記胴回り部は、弱吸汗部と、前記弱吸汗部よりも着用者の汗を吸収しやすい吸汗部と、を有し、
    前記弱吸汗部において、前記肌側シート及び前記非肌側シートの少なくとも一方に開口が設けられており、
    前記胴回り部は、少なくとも前記左右方向に伸縮する平面状の伸縮性シートを有しており、
    前記胴回り部は、腹側胴回り部と、背側胴回り部とを有し、
    前記腹側胴回り部と前記背側胴回り部との何れか一方側に前記吸汗部が設けられ、他方側に前記伸縮性シートが配された前記弱吸汗部が設けられており、
    前記伸縮性シートには、開口が設けられている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
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