JP7365214B2 - 製紙用シームフェルト - Google Patents

製紙用シームフェルト Download PDF

Info

Publication number
JP7365214B2
JP7365214B2 JP2019220932A JP2019220932A JP7365214B2 JP 7365214 B2 JP7365214 B2 JP 7365214B2 JP 2019220932 A JP2019220932 A JP 2019220932A JP 2019220932 A JP2019220932 A JP 2019220932A JP 7365214 B2 JP7365214 B2 JP 7365214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
base fabric
weft
felt
seam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019220932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021088795A (ja
Inventor
勝也 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Felt Co Ltd
Original Assignee
Nippon Felt Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Felt Co Ltd filed Critical Nippon Felt Co Ltd
Priority to JP2019220932A priority Critical patent/JP7365214B2/ja
Publication of JP2021088795A publication Critical patent/JP2021088795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7365214B2 publication Critical patent/JP7365214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

本開示は、互いに連結されるべく両端部に形成されたループを含む製紙用シームフェルトに関する。
製紙用フェルトは、抄紙機やパルプマシン等における湿紙から水分を機械的に搾るプレスパートで、湿紙の運搬及び搾水のために使用される。製紙用フェルトは、経糸及び緯糸が互いに織られた基布と、短繊維からなるバット繊維層とをニードリングによって一体化して形成される。製紙用フェルトには、湿紙運搬性、搾水性、紙の表面にマークを付けない表面性(紙面性)、機器に装着されてから好ましい状態になるまでの時間に関する初期馴染み性、防汚性、及び耐久性等が要求される。
フェルトを抄紙機に取り付ける際の作業性を向上させるため、フェルトの走行経路、いわゆるフェルトランに有端のフェルトを引き込んだ上でその両端部を互いに連結して無端とする、いわゆるシームフェルトが広く普及している。この種のシームフェルトでは、基布を構成する経糸の折り返しにより経方向の両端部に形成されたループを互いのループ孔が整合するように交互に配置し、ループ孔に芯線を通して両端部を連結する構成が一般的である。
フェルトの空隙量が増大すると、搾水性が向上する。シームフェルトの空隙量を増大させるため、ループを含む第1基布層に加えて、第1基布層の製紙面側に第2基布層が設けられた製紙フェルト用シーム基布が知られている。
特許文献1は、図4(A)に示すような基布100aを開示している。基布100aは、第1基布層101aと、第2基布層102とを備える。第1基布層101aと、第2基布層102とは、製織で結合する形態ではない(結合糸を有さない)ラミネートタイプの基布層であり、ニードルでバット繊維層とともに結合される。第2基布層102は、互いに織り込まれた経糸103及び緯糸104を含み、経糸103が丈方向の両端部で折り返されることによりループ105が形成されている。両端部のループ105を互いに整合させて芯線106をループ105内に通すことにより無端状となる。第1基布層101aは、互いに織り込まれた経糸107a及び緯糸108aを含み、ループ105を有さず、シーム部で切断されている。
また、図4(B)に示すような基布100bが提案されている。基布100bは、第1基布層101bと、第2基布層102とを備える。第1基布層101bは、互いに織り込まれた経糸107b及び緯糸108bを含み、ループ105を有さず、シーム部で切断されている。シーム部に位置する経糸107bの端部は房状になっている。
また、図4(C)に示すような基布100cが実際に使用されている。図4(C)に示す基布100cでは、第1基布層101cが経糸107cのみからなる不織布基布である(経糸107cは、第2基布層102の緯糸104を織り込まず、第1基布層101cは、第2基布層102に接結していない)。また、第1基布層101cと第2基布層102は、上下が逆に使用される形態も、使われている。
特開平11-100787号公報
上記の従来技術に係る製紙用シームフェルトの基布100a,b,cは、第1基布層101a,b,cと第2基布層102が互いに繋がっていないため、両層をまとめて織ることが難しかった。また、両層を別々に製織後、互いに重ね合わせると、両層の丈を合わせることが難しく、また、張力ムラが発生し、使用中にシワやフクレが発生しやすかった。図4(C)に示すような緯糸を含まない第1基布層101cを使用すると、経糸107cが抜けるおそれがあり、バット層との絡みも悪かった。また、図示を省略するが、基布の2つの層の双方に連結用のループを設けると、上下のシーム部を合わせることが難しく、マークの軽減が難しかった。
このような問題に鑑み、本発明は、フェルトの空隙量を増大させるとともに、製造が容易な製紙用シームフェルトを提供することを目的とする。
本発明のある実施形態は、互いに連結されるべく両端部に形成されたループ(4)を有する基布(2)と、前記基布(2)に一体化されたバット層(3)とを備える製紙用シームフェルト(1)であって、前記基布(2)は、前記ループ(4)を形成するべくシーム部で折り返されて、上段部(9)、及び前記上段部(9)よりも走行面側に配置された中段部(10)に位置する第1経糸(5)と、前記中段部(10)よりも前記走行面側に配置された下段部に位置する第2経糸(6)と、1重組織(11)を形成するべく前記上段部(9)に織り込まれた第1緯糸(7)と、経2重組織(12)を形成するべく前記中段部(10)及び前記下段部に織り込まれた第2緯糸(8)とを備え、前記基布の完全組織は、前記第1経糸、前記第2経糸、前記第1緯糸及び前記第2緯糸のみからなることを特徴とする。前記第2経糸は、前記シーム部で終端している撚糸であっても良い。
この構成によれば、経糸及び緯糸の双方を含む1重組織及び経2重組織によってフェルトの空隙量が増大するとともに、1重組織と経2重組織が互いにループによって繋がっているため、両組織をまとめて織ることができ基布の製造が容易になる。
本発明のある実施形態に係る製紙用シームフェルト(1)は、上記構成において、前記第1経糸(5)、前記第1緯糸(7)及び前記第2緯糸(8)は、モノフィラメントからなり、前記第2経糸(6)は、撚り糸からなることを特徴とする。
この構成によれば、第1経糸、第1緯糸及び第2緯糸がモノフィラメントからなることによって、基布の寸法が安定し、第2経糸が撚り糸からなることによって、第2経糸の抜けが抑制されるとともにバット層の絡みが良好になる。
本発明のある実施形態に係る製紙フェルト用シーム基布(2)は、上記構成において、前記第2経糸(6)は、直径0.08mm以上0.22mm以下の直径を有するモノフィラメントを30本以下3本以上で撚った撚り糸、又は、3本の上撚りからなるマルチフィラメントの撚り糸で構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、第2経糸が過度に扁平化することが抑制されるため、空隙量が減少することが抑制される。
本発明のある実施形態に係る製紙フェルト用シーム基布(2)は、上記構成のいずれかにおいて、完全組織において、前記上段部(9)を構成する前記第1経糸(5)、前記中段部(10)を構成する前記第1経糸(5)及び前記下段部を構成する前記第2経糸(6)の本数は、互いに等しいことを特徴とする。
この構成によれば、第2経糸によって構成される下段部の本数が上段部及び中段部の第1経糸の本数に等しいため、空隙量を増大させることができる。
本発明によれば、フェルトの空隙量を増大させるとともに、製造が容易な製紙フェルト用シーム基布を提供することができる。
実施形態に係る製紙用シームフェルトのシーム部の経方向の模式的断面図 実施形態及びその変形例に係る基布の緯方向の模式的断面図 実施形態に係る基布の製造方法を示す説明図 従来技術に係る基布のシーム部の模式的断面図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は実施形態に係る製紙用シームフェルト(以下、単に「フェルト」と記す)1のシーム部の経方向の断面(緯方向に直交する断面)を示す。フェルト1は、基布2と、基布2の製紙面側及び走行面側に短繊維を積層してニードリングによって一体化して形成されたバット層3とを備える。フェルト1は丈方向(機械方向、経方向)に無端状とされて抄紙機に取り付けられ、外側が湿紙を載置する製紙面側となり、内側が走行面側となる。また、以下の説明において、フェルト1及び基布2の厚さ方向を上下方向とし、製紙面側を「上」、走行面側を「下」と記す。
図2は、実施形態に係る基布2の緯方向の断面(経方向に直交する断面)を示す。図1及び図2に示すように、基布2は、経方向に延在して折り返されることによりループ4を形成する第1経糸5と、第1経糸5よりも走行面側に配置されて経方向に延在する第2経糸6と、緯方向(フェルト1の幅方向、機械直交方向)に延在する第1緯糸7と、第1緯糸7よりも走行面側に配置されて緯方向に延在する第2緯糸8とを備える。
第1経糸5は、製紙面側に配置された上段部9と、上段部9よりも走行面側に配置された中段部10とを含む。ループ4が、上段部9と中段部10との境界部分を形成している。第2経糸6は、中段部10よりも走行面側に配置されて下段部を構成している。
第1緯糸7は、平織りで第1経糸5の上段部9に織り込まれている。互いに織り込まれた第1経糸5の上段部9及び第1緯糸7によって1重組織11が形成される。なお、1重組織11は、平織り以外の組織であってもよい。
第2緯糸8は、中段部10及び下段部(第2経糸6)に交互に織り込まれている。ここで、第2緯糸8が中段部10及び下段部に交互に織り込まれるとは、第2緯糸8が、1組又は連続する複数組の上段部9と中段部10との間を1回又は複数回通ることと、1本又は連続する複数本の下段部の下を1回又は複数回通ることが交互に表れることを意味する。図示する例では、第2緯糸8は、中段部10と下段部との間、上段部9と中段部10との間、中段部10と下段部との間、下段部の下を順に通ることを繰り返すように第1経糸5の中段部10及び第2経糸6に織り込まれる。互いに織り込まれた中段部10、下段部及び第2緯糸8によって経2重組織12が形成される。
従って、第1経糸5は、1重組織11を形成する上段部9と経2重組織12を形成する中段部10との間にループ4を形成する。1重組織11が外側、経2重組織12が内側になるように、フェルトランにフェルト1を引き込んだ上で、ループ4同士を互いに整合させるように交互に配置し、ループ4内に芯線13を通すことにより、両端部が連結されてフェルト1が無端状になる。第2経糸6は、ループ4を形成せず、シーム部で切断されている。
完全組織は織物の基本となる組織の最小単位であり、織物は完全組織を丈方向及び幅方向に繰り返して織られている。基布2の完全組織は、4本の上段部9(第1経糸5)と、4本の中段部10(第1経糸5)と、4本の下段部(第2経糸6)と、4本の第1緯糸7と、4本の第2緯糸8とによって構成される。基布2の完全組織は上記の構成に限定されないが、好ましくは、完全組織において、上段部9、中段部10及び下段部の本数は互いに同数であり、第1緯糸7及び第2緯糸8の本数は互いに同数である。
第1経糸5、第2経糸6、第1緯糸7、第2緯糸8及び芯線13の素材として、例えば、ナイロン、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂を使用できる。芯線13は、これらの素材の糸の5~10本の撚り糸であることが好ましい。第1経糸5は、好ましくは、0.3mm以上0.55mm以下の太さを有するモノフィラメントであり、幅方向に1cm当たり約15本以上約24本以下(1インチ当たり40本以上60本以下)で配置される。第1緯糸7及び第2緯糸8は、好ましくは、0.3mm以上0.55mm以下の太さを有するモノフィラメントであり、丈方向に1cm当たり約11本以上約24本以下(1インチ当たり30本以上60本以下)で配置される。
下段部を構成する第2経糸6は、第1経糸5と同等以上の太さを有し、好ましくは、撚り糸であり、更に好ましくは、直径0.08mm以上0.22mm以下の直径を有するモノフィラメントを30本以下3本以上(モノフィラメントの糸径が小さいと本数が多く、糸径が大きいと本数が少ない)で撚った撚り糸、又は、3本の上撚りからなるマルチフィラメントの撚り糸である。例えば、第2経糸6は、3/10/8の糸(8本のモノフィラメントを10本撚り、その10本の下撚りした撚糸を更に3本撚った(逆方向に撚って上撚りした)諸撚糸)、3/8/10の糸、又は3/6/12の糸である。また、例えば、第2経糸6は、3/20の糸(20本のモノフィラメントを3本撚った片撚糸(撚りのない20本のモノフィラメントを3本集めて一方向に撚っただけの糸))である。また、例えば、第2経糸6は、その数本~数十本を下撚りしたマルチフィラメント糸3本を更に上撚りした諸撚糸である。
図3は、基布2の製造方法を示す。基布2は、袋織りで製織される。すなわち、基布2は、第1緯糸7及び第2緯糸8を整経糸とし、第1経糸5及び第2経糸6を打ち込み糸として製織される。整経糸である第1緯糸7に平行に1本の耳糸14(製織用の芯線)が配置されている。第1経糸5に取り付けられたシャットル(図示せず)を耳糸14で折り返しながら周回させることにより、第1経糸5が第1緯糸7及び第2緯糸8に織り込まれる。また、第2経糸6に取り付けられたシャットル(図示せず)を第1経糸5の外側で周回させることにより、第2経糸6が第2緯糸8に織り込まれる。基布2に対して短繊維からなるバット層3(図1参照)をニードリングによって一体化することによりフェルト1(図1参照)が製造される。第2経糸6は、ニードリングの前又は後にシーム部で切断される。フェルト1は、基布2の製造時とは表裏を反転させて使用される。
図1及び図2に記載の実施形態に係る基布2の作用効果を図4に記載の従来技術に係る基布100a,b,cと対比しながら説明する。
従来技術に係る基布100cは、第1基布層101cに緯糸が含まれないため空隙量の増加が少ないが、実施形態に係る基布2は、1重組織11及び経2重組織12を備え、両組織11,12に経糸及び緯糸が含まれるため、従来技術に係る基布100a,bと同等にフェルト1の空隙量を増加させ、搾水性を向上させている。
従来技術に係る基布100a,bは、第1基布層101a,bと第2基布層102とが互いに繋がっておらず互いにずれやすいため、まとめて織ることが難しい。従来技術に係る基布100cは、第1基布層101cが経糸107cのみからなるため、第2基布層102とは別に製造する必要がある。一方、実施形態に係る基布2は、1重組織11と経2重組織12とが互いにループ4によって繋がっており互いにずれ難いため、図3に示すようにまとめて織ることができ、製造が容易である。また、従来技術に係る基布100a,b,cの第1基布層101a,b,cと第2基布層102とを別々に作成した後、重ね合わせると、両層の丈を合わせることが難しく、また、張力ムラが発生し、使用中にシワやフクレが発生しやすいが、実施形態に係る基布2は、1重組織11と経2重組織12とをまとめて織るためこのような問題が生じない。
従来技術に係る基布100a,b,cでは、特にループ105の下側が抄紙機との接触により使用時間ともに摩耗しやすく、この摩耗がフェルト1の製品寿命に大きく影響する。実施形態に係る基布2では、ループ4の下方に第2経糸6が存在してループ4の下側の摩耗を防止するため、耐久性が大きく向上する。
実施形態に係る基布2は、製紙面側に配置される1重組織11が平織りで構成されているため、表面性が良好である。
第2経糸6が第1経糸5と同等以上の太さを有することにより、耐摩耗性が向上する。また、第2経糸6が撚り糸によって構成されるため、バット層3の基布2に対する絡みが良好になる。第2経糸6として、直径0.08mm以上0.22mm以下の直径を有するモノフィラメントを30本以下3本以上で撚った撚り糸、又は、3本の上撚りからなるマルチフィラメントの撚り糸を用いることにより、第2経糸6が過度に扁平化して空隙量が減少することを抑制できる。第1経糸5、第1緯糸7及び第2緯糸8として撚り糸よりも伸縮性の乏しいモノフィラメントを使用することにより、寸法安定性が向上する。
完全組織において、下段部を構成する第2経糸6の本数が、上段部9及び中段部10を構成する第1経糸5の本数に等しいため、空隙量が増大する。
第2経糸6はループ4を有さず、基布2におけるループ4は1列であるため、ループ4が上下に2列ある場合に比べて、ループ4の連結が容易であり、シーム部のマークが軽減される。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、フェルト1は、抄紙機ではなく、パルプマシン等の他の製紙用機械で使用されてもよい。
1:製紙用シームフェルト
2:基布
4:ループ
5:第1経糸
6:第2経糸(下段部)
7:第1緯糸
8:第2緯糸
9:上段部
10:中段部
11:1重組織
12:経2重組織

Claims (5)

  1. 互いに連結されるべく両端部に形成されたループを有する基布と、前記基布に一体化されたバット層とを備える製紙用シームフェルトであって、
    前記基布は、
    前記ループを形成するべくシーム部で折り返されて、上段部、及び前記上段部よりも走行面側に配置された中段部に位置する第1経糸と、
    前記中段部よりも前記走行面側に配置された下段部に位置する第2経糸と、
    1重組織を形成するべく前記上段部に織り込まれた第1緯糸と、
    経2重組織を形成するべく前記中段部及び前記下段部に織り込まれた第2緯糸と
    を備え
    前記基布の完全組織は、前記第1経糸、前記第2経糸、前記第1緯糸及び前記第2緯糸のみからなることを特徴とする製紙用シームフェルト。
  2. 前記第1経糸、前記第1緯糸及び前記第2緯糸は、モノフィラメントからなり、
    前記第2経糸は、撚り糸からなることを特徴とする請求項1に記載の製紙用シームフェルト。
  3. 前記第2経糸は、直径0.08mm以上0.22mm以下の直径を有するモノフィラメントを30本以下3本以上で撚った撚り糸、又は、3本の上撚りからなるマルチフィラメントの撚り糸で構成されたことを特徴とする請求項2に記載の製紙用シームフェルト。
  4. 前記完全組織において、前記上段部を構成する前記第1経糸、前記中段部を構成する前記第1経糸及び前記下段部を構成する前記第2経糸の本数は、互いに等しいことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の製紙用シームフェルト。
  5. 前記第2経糸は、前記シーム部で終端している撚り糸であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の製紙用シームフェルト。
JP2019220932A 2019-12-06 2019-12-06 製紙用シームフェルト Active JP7365214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019220932A JP7365214B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 製紙用シームフェルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019220932A JP7365214B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 製紙用シームフェルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021088795A JP2021088795A (ja) 2021-06-10
JP7365214B2 true JP7365214B2 (ja) 2023-10-19

Family

ID=76219592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019220932A Active JP7365214B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 製紙用シームフェルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7365214B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254287A (ja) 2000-03-09 2001-09-21 Nippon Felt Co Ltd 製紙用シームフェルト
JP2007204879A (ja) 2006-02-02 2007-08-16 Nippon Felt Co Ltd 製紙フェルト用多重織基布
JP2009024284A (ja) 2007-07-20 2009-02-05 Nippon Felt Co Ltd 製紙用プレスフェルト
JP2010540786A (ja) 2007-09-28 2010-12-24 タムフェルト・ピーエムシー・オーワイ 継ぎ目を備えたプレス・フェルト、プレス・フェルト、及びベース織地を製造するための方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3347034B2 (ja) * 1997-09-25 2002-11-20 市川毛織株式会社 製紙用シーム付きフェルト

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254287A (ja) 2000-03-09 2001-09-21 Nippon Felt Co Ltd 製紙用シームフェルト
JP2007204879A (ja) 2006-02-02 2007-08-16 Nippon Felt Co Ltd 製紙フェルト用多重織基布
JP2009024284A (ja) 2007-07-20 2009-02-05 Nippon Felt Co Ltd 製紙用プレスフェルト
JP2010540786A (ja) 2007-09-28 2010-12-24 タムフェルト・ピーエムシー・オーワイ 継ぎ目を備えたプレス・フェルト、プレス・フェルト、及びベース織地を製造するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021088795A (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6338467B2 (ja)
JP5492895B2 (ja) 製紙用および工業用の布の縫合を製造する方法、ならびにその方法により製造した縫合
KR101626797B1 (ko) 주행측 상에 다른 플로트 길이를 가지는 씨줄을 구비하는 제지장치 스크린
JP5148262B2 (ja) 製紙用フェルト
US8815055B2 (en) Press felt for papermaking
CN1188570C (zh) 缝合工业用织物
US6223781B1 (en) Joining loop for joining industrial belt and joining part of industrial belt using the loop
JP7365214B2 (ja) 製紙用シームフェルト
JP6890433B2 (ja) 製紙用フェルト基布及びその製造方法
JP5253960B2 (ja) 製紙用フェルト
JP7293099B2 (ja) 製紙用シームフェルト
JP4272199B2 (ja) 製紙用多重織シーム付きフェルト
JP3933448B2 (ja) 工業用多層織物
JP4005382B2 (ja) 工業用多層織物
JP6475063B2 (ja) 製紙用シームフェルト
RU2352702C2 (ru) Новые методы сшивания
JP7426304B2 (ja) 製紙用フェルト
JP4950766B2 (ja) 製紙用シーム付きフェルト
JP7123776B2 (ja) 製紙用フェルト基布
JP4005381B2 (ja) 工業用多層織物
JP2010150678A (ja) 製紙用フェルト及びその製造方法
JP6433229B2 (ja) 製紙用シームフェルト及びその製造方法
JP2023070320A (ja) 製紙用シームフェルト基布
JP6718731B2 (ja) 製紙用フェルト基布及び製紙用フェルト基布の製造方法
JP2024076369A (ja) プレスフェルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7365214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150