JP7363411B2 - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターの分野において、光源から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。下記の特許文献1には、固体光源と蛍光体層と放熱基板とを備え、固体光源と蛍光体層とが空間的に離れて配置され、蛍光体層の反射面によって蛍光を取り出す光源装置が開示されている。
特開2011-129354号公報
特許文献1の光源装置において、固体光源から蛍光体層に励起光を照射した際、蛍光体層の内部で発生した蛍光が蛍光体層の側面から放出される場合がある。この場合、蛍光体層側面からの蛍光の損失が生じ、蛍光の利用効率が低下するおそれがあった。
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯を有する第1光線束および第2光線束を射出する光源部と、前記第1光線束の主光線の進行方向を変化させる第1光学素子と、前記第2光線束の主光線の進行方向を変化させる第2光学素子と、前記第1光線束および前記第2光線束が入射される入射面を有し、前記第1光線束および前記第2光線束を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する蛍光に波長変換する波長変換層と、を備え、前記第1光学素子および前記第2光学素子は、前記入射面において、前記第1光線束と前記第2光線束とが互いに重ならないように、前記第1光線束の主光線および前記第2光線束の主光線の進行方向を変化させる。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記第1光学素子による偏角方向と、前記第2光学素子による偏角方向とは、互いに直交していてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記第1光学素子および前記第2光学素子は、偏角プリズムであってもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記第1光学素子と前記第2光学素子とは、一体化されていてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記偏角プリズムは、入射面と、前記入射面とは異なる射出面と、を有し、前記入射面において生じる偏角方向と、前記射出面において生じる偏角方向とは、互いに直交していてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第1実施形態の光源装置の概略構成図である。 光源部から射出された励起光の配置を示す正面図である。 光路変更部の斜視図である。 第1偏角プリズムの斜視図である。 波長変換層の入射面上の照度分布を示す図である。 第1実施形態の光源装置において、波長変換層の入射面上の光線束を示す図である。 比較例の光源装置において、波長変換層の入射面上の光線束を示す図である。 第2実施形態の光源装置において、波長変換層上の光線束の配置を示す図である。 第6偏角プリズムの斜視図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図7を用いて説明する。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、照明装置2と、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学装置6と、を備えている。照明装置2の構成については、後で説明する。
色分離光学系3は、第1ダイクロイックミラー7aと、第2ダイクロイックミラー7bと、反射ミラー8aと、反射ミラー8bと、反射ミラー8cと、リレーレンズ9aと、リレーレンズ9bと、を備えている。色分離光学系3は、照明装置2から射出された照明光WLを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離し、赤色光LRを光変調装置4Rに導き、緑色光LGを光変調装置4Gに導き、青色光LBを光変調装置4Bに導く。
フィールドレンズ10Rは、色分離光学系3と光変調装置4Rとの間に配置され、入射した光を略平行化して光変調装置4Rに向けて射出する。フィールドレンズ10Gは、色分離光学系3と光変調装置4Gとの間に配置され、入射した光を略平行化して光変調装置4Gに向けて射出する。フィールドレンズ10Bは、色分離光学系3と光変調装置4Bとの間に配置され、入射した光を略平行化して光変調装置4Bに向けて射出する。
第1ダイクロイックミラー7aは、赤色光成分を透過させ、緑色光成分および青色光成分を反射させる。第2ダイクロイックミラー7bは、緑色光成分を反射させ、青色光成分を透過させる。反射ミラー8aは、赤色光成分を反射させる。反射ミラー8bおよび反射ミラー8cは、青色光成分を反射させる。
第1ダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRは、反射ミラー8aで反射し、フィールドレンズ10Rを透過して赤色光用の光変調装置4Rの画像形成領域に入射する。第1ダイクロイックミラー7aで反射した緑色光LGは、第2ダイクロイックミラー7bでさらに反射し、フィールドレンズ10Gを透過して緑色光用の光変調装置4Gの画像形成領域に入射する。第2ダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBは、リレーレンズ9a、入射側の反射ミラー8b、リレーレンズ9b、射出側の反射ミラー8c、およびフィールドレンズ10Bを経て青色光用の光変調装置4Bの画像形成領域に入射する。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bのそれぞれは、入射された色光を画像情報に応じて変調し、画像光を形成する。光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bのそれぞれは、液晶ライトバルブから構成されている。図示を省略したが、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの光入射側に、入射側偏光板がそれぞれ配置されている。光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの光射出側に、射出側偏光板がそれぞれ配置されている。
合成光学系5は、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bから射出された各画像光を合成してフルカラーの画像光を形成する。合成光学系5は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視で略正方形状をなすクロスダイクロイックプリズムで構成されている。直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
合成光学系5から射出された画像光は、投射光学装置6によって拡大投射され、スクリーンSCR上で画像を形成する。すなわち、投射光学装置6は、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bにより変調された光を投射する。投射光学装置6は、複数の投射レンズで構成されている。
本実施形態の照明装置2の一例について説明する。
図2は、照明装置2の概略構成を示す図である。
図2に示すように、照明装置2は、光源装置2Aと、インテグレーター光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33aと、を備えている。インテグレーター光学系31と重畳レンズ33aとは、重畳光学系33を構成している。
光源装置2Aは、光源部21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1位相差板28aと、ホモジナイザー光学系27と、光路変更部24と、偏光分離素子25と、第1集光光学系26と、波長変換素子40と、第2位相差板28bと、第2集光光学系29と、拡散反射素子30と、を備えている。
以下、光源部21Aから光線束BLが射出される方向をX軸方向と定義し、波長変換素子40から蛍光YLが射出される方向をY軸方向と定義し、X軸方向およびY軸方向に直交する方向をZ軸方向と定義する。
光源部21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1位相差板28aと、ホモジナイザー光学系27と、光路変更部24と、偏光分離素子25と、第2位相差板28bと、第2集光光学系29と、拡散反射素子30とは、光軸ax1上に順次並んで配置されている。波長変換素子40と、第1集光光学系26と、偏光分離素子25と、インテグレーター光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33aとは、光軸ax2上に順次並んで配置されている。光軸ax1と光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交する。
光源部21Aは、励起光を射出する複数の発光素子211を備えている。複数の発光素子211は、光軸ax1と直交する面内においてアレイ状に並んで配置されている。本実施形態の場合、光源部21Aは、4個の発光素子211が1列に並んで配置された光源ユニットが、4個の発光素子211の配列方向と直交する方向に4組並べられた構成を有している。すなわち、光源部21Aは、16個の発光素子211が4行4列にアレイ状に配列された構成を有している。なお、発光素子211の個数および配置は、上記の構成に限定されない。
図3は、光源部21Aから射出された励起光ELの配置を励起光ELの射出方向から見た正面図である。
図3に示すように、16個の発光素子211から射出された16本の励起光ELが4行4列にアレイ状に配列されている。ここで、図3の縦方向に並んだ4本の励起光ELをまとめて光線束と称する。以下、説明の便宜上、図3において、左端の光線束を第1光線束BL1と称し、左から2番目の光線束を第2光線束BL2と称し、右から2番目の光線束を第3光線束BL3と称し、右端の光線束を第4光線束BL4と称する。
図2に示すように、発光素子211は、半導体レーザー素子で構成されている。半導体レーザー素子は、第1波長帯の青色の光線、具体的にはピーク波長が例えば460nmの第1波長帯のレーザー光を射出する。したがって、光源部21Aは、全体として、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4を含む光線束BLを射出する。
光源部21Aから射出された光線束BLは、コリメーター光学系22に入射する。コリメーター光学系22は、光源部21Aから射出された光線束BLを平行光に変換する。コリメーター光学系22は、アレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ22aから構成されている。1つのコリメーターレンズ22aは、1つの発光素子211に対応して配置されている。
コリメーター光学系22を通過した光線束BLは、アフォーカル光学系23に入射する。アフォーカル光学系23は、光線束BLの径、すなわち光線束BLの太さを調整する。アフォーカル光学系23は、凸レンズ23aと、凹レンズ23bと、から構成されている。本実施形態の場合、アフォーカル光学系23は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれの太さを、各光線束を波長変換層の入射面に照射した際に入射面の面積の略1/4の大きさとなるように調整する。
アフォーカル光学系23を通過した光線束BLは、第1位相差板28aに入射する。第1位相差板28aは、例えば回転可能とされた1/2波長板で構成されている。発光素子211から射出された光線束BLは、所定の偏光方向を有する直線偏光である。第1位相差板28aの回転角度を適切に設定することにより、第1位相差板28aを透過する光線束BLを、偏光分離素子25に対するS偏光成分とP偏光成分とを所定の比率で含む光線束BLとすることができる。第1位相差板28aの回転角度を変えることにより、S偏光成分とP偏光成分との比率を変化させることができる。
第1位相差板28aを通過した光線束BLは、ホモジナイザー光学系27に入射する。ホモジナイザー光学系27は、被照明領域である波長変換層42の入射面42aにおいて光線束BLの光強度分布を均一な分布、いわゆるトップハット分布に変換する。ホモジナイザー光学系27は、マルチレンズアレイ27aと、マルチレンズアレイ27bと、から構成されている。
ホモジナイザー光学系27から射出された光線束BLは、光路変更部24に入射する。光路変更部24は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれの主光線の進行方向を変化させる。光路変更部24の構成については、後で詳しく説明する。
光路変更部24から射出されたS偏光成分とP偏光成分とを含む光線束BLは、偏光分離素子25に入射する。偏光分離素子25は、例えば波長選択性を有する偏光ビームスプリッターから構成されている。偏光分離素子25は、光軸ax1および光軸ax2のそれぞれに対して45°の角度をなすように配置されている。
偏光分離素子25は、光線束BLを、偏光分離素子25に対するS偏光成分の光線束BLsとP偏光成分の光線束BLpとに分離する偏光分離機能を有する。具体的に、偏光分離素子25は、S偏光成分の光線束BLsを反射させ、P偏光成分の光線束BLpを透過させる。また、偏光分離素子25は、偏光分離機能に加えて、青色の光線束BLとは波長帯が異なる黄色光成分を、偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有している。
偏光分離素子25から射出されたS偏光の光線束BLsは、第1集光光学系26に入射する。第1集光光学系26は、光線束BLsを波長変換素子40に向けて集光させる。第1集光光学系26は、第1レンズ26aと、第2レンズ26bと、から構成されている。第1レンズ26aおよび第2レンズ26bは、凸レンズから構成されている。第1集光光学系26から射出された光線束BLsは、波長変換素子40の波長変換層42に集光した状態で入射する。
波長変換素子40は、基材41と、波長変換層42と、反射層43と、ヒートシンク44と、を備えている。本実施形態において、波長変換層42は、蛍光体から構成されている。波長変換層42は、光線束BLsが入射する側から見た平面形状が略正方形状である。本実施形態においては、波長変換素子40として、モーター等の駆動源を有しておらず、回転可能とされていない固定型の波長変換素子が用いられる。
波長変換層42は、セラミック蛍光体を含み、光線束BLsを第1波長帯とは異なる第2波長帯の蛍光YLに変換する。波長変換層42は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4が入射される入射面42aを有する。また、波長変換層42の内部には、気孔等からなる複数の散乱体(図示略)が分散されている。これにより、波長変換層42の内部で生成された蛍光YLは、散乱体によって進行方向を変え、入射面42aから射出される。第2波長帯は、例えば490~750nmであり、蛍光YLは、緑色光成分および赤色光成分を含む黄色光である。なお、波長変換層42は、単結晶蛍光体を含んでいてもよい。
波長変換層42は、例えばイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体を含んでいる。賦活剤としてセリウム(Ce)を含有するYAG:Ceを例にとると、波長変換層42として、Y、Al、CeO等の構成元素を含む原料粉末を混合して固相反応させた材料、共沈法やソルゲル法等の湿式法により得られるY-Al-Oアモルファス粒子、噴霧乾燥法や火炎熱分解法、熱プラズマ法等の気相法により得られるYAG粒子等を用いることができる。
波長変換層42は、基材41の第1面41aに接合材(図示略)によって接合されている。接合材には、例えばナノ銀焼結金属材料が用いられる。基材41は、例えば銅などの熱伝導率の高い金属材料から構成されている。
反射層43は、基材41の第1面41aと波長変換層42との間に設けられている。反射層43は、例えば銀、アルミニウムなどの光反射率の高い金属材料、または誘電体多層膜から構成されている。反射層43は、波長変換層42の内部を進行する蛍光を入射面42aに向けて反射する。
ヒートシンク44は、基材41の第2面41bに設けられている。ヒートシンク44は、複数のフィンを有し、例えば銅などの熱伝導率の高い金属材料から構成されている。ヒートシンク44は、例えば金属接合によって基材41に固定されている。波長変換層42の熱はヒートシンク44を介して外部に放出されるため、波長変換層42の熱劣化を抑制することができる。
波長変換素子40で生成された黄色の蛍光YLは、第1集光光学系26で平行化された後、偏光分離素子25に入射する。上述したように、偏光分離素子25が偏光状態にかかわらず黄色光成分を透過させる特性を有しているため、蛍光YLは、偏光分離素子25を透過する。
一方、偏光分離素子25から射出されたP偏光の光線束BLpは、第2位相差板28bに入射する。第2位相差板28bは、偏光分離素子25と拡散反射素子30との間の光路中に配置された1/4波長板から構成されている。したがって、偏光分離素子25から射出されたP偏光の光線束BLpは、第2位相差板28bによって、例えば右回りの円偏光の青色光線束BLc1に変換された後、第2集光光学系29に入射する。
第2集光光学系29は、第1レンズ29aと、第2レンズ29bと、から構成されている。第1レンズ29aおよび第2レンズ29bは、凸レンズから構成されている。第2集光光学系29は、青色光線束BLc1を集光させた状態で拡散反射素子30に入射させる。
拡散反射素子30は、偏光分離素子25から射出された光線束BLpの光路上に配置されている。拡散反射素子30は、第2集光光学系29から射出された青色光線束BLc1を偏光分離素子25に向けて拡散反射させる。拡散反射素子30としては、青色光線束BLc1をランバート反射させるとともに、青色光線束BLc1の偏光状態を乱さないことが望ましい。
以下、拡散反射素子30によって拡散反射された光を青色光線束BLc2と称する。本実施形態においては、青色光線束BLc1が拡散反射することによって略均一な強度分布を有する青色光線束BLc2が得られる。例えば右回りの円偏光の青色光線束BLc1は、拡散反射素子30によって拡散反射され、左回りの円偏光の青色光線束BLc2に変換される。
青色光線束BLc2は、第2集光光学系29によって平行光線束に変換された後、第2位相差板28bに再度入射する。左回りの円偏光の青色光線束BLc2は、第2位相差板28bによってS偏光の青色光線束BLs1に変換される。S偏光の青色光線束BLs1は、偏光分離素子25によってインテグレーター光学系31に向けて反射される。
これにより、青色光線束BLs1は、偏光分離素子25を透過した蛍光YLと合成され、照明光WLとして利用される。すなわち、青色光線束BLs1と蛍光YLとは、偏光分離素子25から互いに同じ方向に向けて射出され、青色光線束BLs1と黄色の蛍光YLとが合成された白色の照明光WLが生成される。
照明光WLは、インテグレーター光学系31に向けて射出される。インテグレーター光学系31は、第1レンズアレイ31aと、第2レンズアレイ31bと、から構成されている。第1レンズアレイ31aおよび第2レンズアレイ31bのそれぞれは、複数のレンズがアレイ状に配列された構成を有している。
インテグレーター光学系31を透過した照明光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、偏光分離膜と位相差板とを有している。偏光変換素子32は、非偏光の蛍光YLを含む照明光WLを、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bに入射させる直線偏光に変換する。
偏光変換素子32を透過した照明光WLは、重畳レンズ33aに入射する。重畳レンズ33aは、インテグレーター光学系31と協働して、被照明領域における照明光WLの照度分布を均一化する。このようにして、照明装置2は、照明光WLを生成する。
以下、光路変更部24について説明する。
図4は、光路変更部24の斜視図である。
図4に示すように、光路変更部24は、偏角プリズムアレイ50から構成されている。偏角プリズムアレイ50は、第1偏角プリズム51(第1光学素子)、第2偏角プリズム52(第2光学素子)、第3偏角プリズム53、および第4偏角プリズム54を含む4個の偏角プリズムを有している。偏角プリズムアレイ50は、上記の4個の偏角プリズム51,52,53,54が一体化された1つの部材で構成されている。なお、偏角プリズムアレイ50は、上記の4個の偏角プリズム51,52,53,54のそれぞれが個別の部材で構成されていてもよい。
第1偏角プリズム51は、ホモジナイザー光学系27から射出された第1光線束BL1の光路上に配置され、第1光線束BL1の主光線の進行方向を変化させる。第2偏角プリズム52は、ホモジナイザー光学系27から射出された第2光線束BL2の光路上に配置され、第2光線束BL2の主光線の進行方向を変化させる。第3偏角プリズム53は、ホモジナイザー光学系27から射出された第3光線束BL3の光路上に配置され、第3光線束BL3の主光線の進行方向を変化させる。第4偏角プリズム54は、ホモジナイザー光学系27から射出された第4光線束BL4の光路上に配置され、第4光線束BL4の主光線の進行方向を変化させる。
第1偏角プリズム51は、入射面51aと、入射面51aとは異なる射出面51bと、を有する。第2偏角プリズム52は、入射面52aと、入射面52aとは異なる射出面52bと、を有する。第3偏角プリズム53は、入射面53aと、入射面53aとは異なる射出面53bと、を有する。第4偏角プリズム54は、入射面54aと、入射面54aとは異なる射出面54bと、を有する。
第1偏角プリズム51、第2偏角プリズム52、第3偏角プリズム53、および第4偏角プリズム54のそれぞれは、XY平面における断面形状が台形であり、かつ、XZ平面における断面形状が台形である。したがって、各偏角プリズム51,52,53,54に入射した各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の主光線の進行方向は、Y軸方向およびZ軸方向に沿って屈折する。
図5は、第1偏角プリズム51の斜視図である。
図5に示すように、第1偏角プリズム51は、XY平面における断面形状である台形において、短辺が-Y方向に配置され、長辺が+Y方向に配置され、XZ平面における断面形状である台形において、短辺が-Z方向に配置され、長辺が+Z方向に配置されている。したがって、第1光線束BL1の主光線は、第1偏角プリズム51を透過することにより、第1偏角プリズム51の光軸ax51に対して+Y方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた方向に向かって進行する。なお、第1偏角プリズム51の光軸ax51は、入射面51aおよび射出面51bの中心を通り、図2に示す光軸ax1に平行な軸である。
以下、個々の偏角プリズムの図示は省略する。
図4に示すように、第2偏角プリズム52は、XY平面における断面形状である台形において、短辺が+Y方向に配置され、長辺が-Y方向に配置され、XZ平面における断面形状である台形において、短辺が+Z方向に配置され、長辺が-Z方向に配置されている。したがって、第2光線束BL2の主光線は、第2偏角プリズム52を透過することにより、第2偏角プリズム52の光軸に対して-Y方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた方向に向かって進行する。
第3偏角プリズム53は、XY平面における断面形状である台形において、短辺が+Y方向に配置され、長辺が-Y方向に配置され、XZ平面における断面形状である台形において、短辺が-Z方向に配置され、長辺が+Z方向に配置されている。したがって、第3光線束BL3の主光線は、第3偏角プリズム53を透過することにより、第3偏角プリズム53の光軸に対して-Y方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた方向に向かって進行する。
第4偏角プリズム54は、XY平面における断面形状である台形において、短辺が-Y方向に配置され、長辺が+Y方向に配置され、XZ平面における断面形状である台形において、短辺が+Z方向に配置され、長辺が-Z方向に配置されている。したがって、第4光線束BL4の主光線は、第4偏角プリズム54を透過することにより、第4偏角プリズム54の光軸に対して+Y方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた方向に向かって進行する。
上記構成の光路変更部24が設けられたことにより、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれは、偏光分離素子25で反射した後、第1集光光学系26に入射する際、光軸ax2に対して非平行な方向であって、かつ、互いに異なる4つの方向から第1集光光学系26に入射する。
仮に第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4の全てが光軸ax2に対して平行な方向から第1集光光学系26に入射したとする。この場合、第1集光光学系26は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4の主光線の全てが波長変換層42の入射面42aの中心において互いに重なるように、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4を集光させる。
ところが、本実施形態の場合、上述したように、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれは、光軸ax2に対して非平行な方向であって、かつ、互いに異なる4つの方向から第1集光光学系26に入射する。これにより、第1集光光学系26は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4の全てが波長変換層42の入射面42aにおいて互いに重ならない位置に、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4を導く。
図6は、波長変換層42の入射面42a上の各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の照度分布を示す図である。
図6に示すように、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれは、波長変換層42の入射面42a上において互いに重ならず、X軸方向およびZ軸方向に沿って2行2列に並んで照射される。また、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれは、互いに間隔をおいて照射される。
第1光線束BL1の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+X方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた点に位置する。第2光線束BL2の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-X方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた点に位置する。第3光線束BL3の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-X方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた点に位置する。第4光線束BL4の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+X方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた点に位置する。このように、光路変更部24を構成する各偏角プリズム51,52,53,54は、波長変換層42の入射面42aにおいて、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4の全てが互いに重ならないように、各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の主光線の進行方向を変化させる。
図6に4本の矢印で示すように、波長変換層42の入射面42a上において、入射面42aの中心Pから各偏角プリズム51,52,53,54によって各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の主光線が移動した方向を偏角方向と定義する。本実施形態の場合、第1偏角プリズム51による偏角方向S1と、第2偏角プリズム52による偏角方向S2とは、互いに直交している。同様に、第2偏角プリズム52による偏角方向S2と、第3偏角プリズム53による偏角方向S3とは、互いに直交している。第3偏角プリズム53による偏角方向S3と、第4偏角プリズム54による偏角方向S4とは、互いに直交している。第4偏角プリズム54による偏角方向S4と、第1偏角プリズム51による偏角方向S1とは、互いに直交している。
本発明者は、波長変換層42の入射面42a上の各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の照度分布のシミュレーションを行った。図6に、シミュレーションの結果として、X軸方向の位置と照度との関係、およびZ軸方向の位置と照度との関係を示した。
図6に示すように、波長変換層42の入射面42a上の各光線束BL1,BL2,BL3,BL4において、X軸方向およびZ軸方向の位置によらずに最大照度が略一定の分布、いわゆるトップハットの分布が得られることが確認された。
ここで、本実施形態の光路変更部24を備えておらず、波長変換層上の光線束の大きさが入射面の大きさと略同等とされた比較例の光源装置を想定する。
図8は、比較例の光源装置において、波長変換層142の入射面142a上の各光線束BL11,BL12,BL13,BL14を示す図である。
図8に示すように、比較例の光源装置は、光路変更部24を備えていないため、第1光線束BL11、第2光線束BL12、第3光線束BL13、および第4光線束BL14の全てが図2に示す光軸ax2に平行な方向から第1集光光学系26に入射する。その結果、第1光線束BL11、第2光線束BL12、第3光線束BL13、および第4光線束BL14は、入射面142a上で互いに重なる。
比較例の光源装置において、波長変換層142の側面142c,142d,142e,142fから射出される蛍光の総量を試算する。試算の条件として、波長変換層142に照射する励起光の総量を20Wとし、波長変換層142の波長変換効率を50%として、波長変換層142内で生成される蛍光の総量を10Wとする。また、波長変換層142の一つの側面から、波長変換層142内で生成される蛍光総量の5%の蛍光が放出されると仮定する。
上記の条件を基に試算すると、波長変換層142の各側面142c,142d,142e,142fから、10W×0.05=0.5Wの蛍光YLxが放出される。したがって、波長変換層142の全ての側面142c,142d,142e,142fから放出される蛍光の総量は、0.5W×4=2Wとなる。波長変換層142の側面142c,142d,142e,142fから放出される蛍光YLxは照明光として利用できないため、波長変換層142内で生成される10Wの蛍光のうち、2Wの蛍光は損失分となる。
図7は、本実施形態の光源装置2Aにおいて、波長変換層42の入射面42a上の光線束BL1,BL2,BL3,BL4を示す図である。なお、図7と図8では、ホモジナイザー光学系27による投影倍率は異なっている。すなわち、図8におけるホモジナイザー光学系27による投影倍率は、図7におけるホモジナイザー光学系27による投影倍率の約2倍となっている。
図7に示すように、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれは、波長変換層42の入射面42a上において互いに重なることなく、2行2列に並んで照射される。そこで、波長変換層42を仮想的に4つの領域に分割し、第1光線束BL1が照射される領域を第1分割領域421とし、第2光線束BL2が照射される領域を第2分割領域422とし、第3光線束BL3が照射される領域を第3分割領域423とし、第4光線束BL4が照射される領域を第4分割領域424とする。
本実施形態においても、上記比較例と同一の条件を用いて、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fから射出される蛍光の総量を試算する。すなわち、波長変換層42に照射する励起光の総量を20Wとし、第1分割領域421、第2分割領域422、第3分割領域423および第4分割領域424に照射する励起光量をそれぞれ5Wとする。また、波長変換層42の波長変換効率を50%として、波長変換層42内で生成される蛍光の総量を10Wとする。また、波長変換層42の一つの側面42c,42d,42e,42fから、波長変換層42内で生成される蛍光総量の5%の蛍光が放出されると仮定する。
波長変換層42に照射する励起光の総量が20Wであるから、本実施形態の場合、5Wの光線束BL1,BL2,BL3,BL4が各分割領域421,422,423,424に照射されることになる。この場合、各分割領域421,422,423,424で生成される蛍光の総量が2.5Wとなるため、各分割領域421,422,423,424の一つの側面から、2.5W×0.05=0.125Wの蛍光が放出される。
各分割領域421,422,423,424の4つの側面のうち、2つの側面は波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fであるため、これらの側面から射出される蛍光は、波長変換層42から外部に射出される蛍光YL1となる。これに対して、残りの2つの側面は、隣り合う分割領域421,422,423,424の側面と対向している。これらの側面から射出される蛍光YL2は、隣りの分割領域421,422,423,424に入射した後、隣りの分割領域421,422,423,424内を伝搬する間に散乱体によって進行方向を変え、入射面42aから射出される。すなわち、これらの蛍光YL2は、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fから射出される蛍光とはならず、損失とはならない。その結果、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fから放出される蛍光の総量は、0.125W×8=1Wとなる。すなわち、本実施形態の場合、波長変換層42内で生成される10Wの蛍光のうち、1Wの蛍光が損失分となる。このように、本実施形態の光源装置2Aによる蛍光の損失分は、比較例の光源装置による蛍光の損失分の半分となる。
以上説明したように、本実施形態の光源装置2Aによれば、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、および第4光線束BL4のそれぞれが波長変換層42の入射面42a上において互いに重ならないため、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fから射出される蛍光YLの損失量を抑制することができる。これにより、蛍光の利用効率に優れた光源装置2Aを実現することができる。
また、本実施形態の場合、光源部21Aが4本の光線束BL1,BL2,BL3,BL4を射出し、4つの偏角プリズム51,52,53,54による偏角方向S1,S2,S3,S4が互いに直交しているため、略正方形状の平面形状を有する波長変換層42に対して4つの光線束を2行2列に並べることができる。これにより、4本の光線束BL1,BL2,BL3,BL4が波長変換層42の入射面42a上において互いに重ならない構成を実現しやすい。
また、本実施形態の場合、各偏角プリズム51,52,53,54によって各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の主光線の進行方向を変化させているため、他の光路変更手段を用いた場合に比べて、波長変換層42の入射面42a上における各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の移動量を容易に確保することができる。また、各偏角プリズム51,52,53,54の入射面および射出面の角度を変えることによって、波長変換層42の入射面42a上における各光線束BL1,BL2,BL3,BL4の移動量を調整することができる。
また、本実施形態の場合、光路変更部24として、4つの偏角プリズム51,52,53,54が一体化された偏角プリズムアレイ50から構成されているため、4つの偏角プリズムが一体化されていない場合に比べて、光源装置2Aの組立時の偏角プリズム51,52,53,54の設置位置の誤差を抑制することができる。その結果、波長変換層42の入射面42a上において、光線束同士が互いに重なることを抑制しやすく、蛍光の損失を抑制しやすい。
なお、各偏角プリズム51,52,53,54は、各偏角プリズムの入射面において生じる偏角方向と、各偏角プリズムの射出面において生じる偏角方向とが互いに直交していてもよい。すなわち、本実施形態の場合、図6に示した偏角方向S1,S2,S3,S4のベクトルを、X軸方向に沿う偏角方向のベクトルとZ軸方向に沿う偏角方向のベクトルとに分解して考え、例えば各偏角プリズム51,52,53,54の入射面においてX軸方向に沿う偏角を生じさせ、射出面においてZ軸方向に沿う偏角を生じさせる構成であってもよい。または、各偏角プリズム51,52,53,54の入射面および射出面の少なくとも一方において、X軸方向に沿う偏角およびZ軸方向に沿う偏角を同時に生じさせる構成であってもよい。
本実施形態のプロジェクター1は、上記構成の光源装置2Aを備えているため、光利用効率に優れる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図9を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様である。そのため、プロジェクターおよび光源装置の全体の説明は省略する。
図9は、第2実施形態の光源装置において、波長変換層上の光線束の配置を示す図である。
本実施形態の光源装置において、光源部は、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、第4光線束BL4、第5光線束BL5、第6光線束BL6、第7光線束BL7、第8光線束BL8、および第9光線束BL9を射出する。
図9に示すように、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、第4光線束BL4、第5光線束BL5、第6光線束BL6、第7光線束BL7、第8光線束BL8、および第9光線束BL9のそれぞれは、波長変換層42の入射面42a上において互いに重ならず、X軸方向およびZ軸方向に沿って3行3列に並んで照射される。また、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、第4光線束BL4、第5光線束BL5、第6光線束BL6、第7光線束BL7、第8光線束BL8、および第9光線束BL9は、互いに間隔をおいて照射される。
第1光線束BL1の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+X方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた点に位置する。第2光線束BL2の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-X方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた点に位置する。第3光線束BL3の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-X方向にずれ、かつ、+Z方向にずれた点に位置する。第4光線束BL4の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+X方向にずれ、かつ、-Z方向にずれた点に位置する。
これに対し、第5光線束BL5の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+X方向にずれた点に位置する。第6光線束BL6の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-X方向にずれた点に位置する。第7光線束BL7の主光線は、入射面42aの中心Pに対して+Z方向にずれた点に位置する。第8光線束BL8の主光線は、入射面42aの中心Pに対して-Z方向にずれた点に位置する。
また、第9光線束BL9の主光線は、入射面42aの中心Pに位置する。すなわち、第9光線束BL9の主光線の位置は、入射面42aの中心Pからずれていない。
図示を省略するが、光路変更部は、第1光線束BL1の主光線の進行方向を変化させる第1偏角プリズム、第2光線束BL2の主光線の進行方向を変化させる第2偏角プリズム、第3光線束BL3の主光線の進行方向を変化させる第3偏角プリズム、第4光線束BL4の主光線の進行方向を変化させる第4偏角プリズム、第5光線束BL5の主光線の進行方向を変化させる第5偏角プリズム、第6光線束BL6の主光線の進行方向を変化させる第6偏角プリズム、第7光線束BL7の主光線の進行方向を変化させる第7偏角プリズム、および第8光線束BL8の主光線の進行方向を変化させる第8偏角プリズム、の8個の偏角プリズムを含む偏角プリズムアレイから構成されている。
偏角プリズムアレイを構成する各偏角プリズムは、波長変換層42の入射面42aにおいて、第1光線束BL1、第2光線束BL2、第3光線束BL3、第4光線束BL4、第5光線束BL5、第6光線束BL6、第7光線束BL7、第8光線束BL8、および第9光線束BL9の全てが互いに重ならないように、第9光線束BL9を除く各光線束BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6,BL7,BL8の主光線の進行方向を変化させる。
上記の8個の偏角プリズムのうち、第1偏角プリズム、第2偏角プリズム、第3偏角プリズム、および第4偏角プリズムについては、偏角方向S1,S2,S3,S4が第1実施形態と同じであるため、第1実施形態の図5に示した形状の偏角プリズムが用いられる。
図10は、第6光線束BL6の光路上に設けられる第6偏角プリズム66の斜視図である。
図10に示すように、第6偏角プリズム66については、図9に偏角方向S6として示すように、第6光線束BL6の主光線を入射面42aの中心Pに対して-X方向にずらせばよい。そのため、図10に示すように、XY平面における断面形状が台形であり、XZ平面における断面形状が矩形の偏角プリズムが用いられる。この場合、第6偏角プリズム66に入射した第6光線束BL6の主光線の進行方向は、+Y方向に沿って屈折する。
同様に、第5偏角プリズムについては、図9に偏角方向S5として示すように、第5光線束BL5の主光線を入射面42aの中心Pに対して+X方向にずらせばよい。そのため、XY平面における断面形状が台形であり、XZ平面における断面形状が矩形の偏角プリズムが用いられる。この場合、第5偏角プリズムに入射した第5光線束BL5の主光線の進行方向は、図10に示す-Y方向に沿って屈折する。
第7偏角プリズムについては、図9に偏角方向S7として示すように、第7光線束BL7の主光線を入射面42aの中心Pに対して+Z方向にずらせばよい。そのため、XY平面における断面形状が矩形であり、XZ平面における断面形状が台形の偏角プリズムが用いられる。この場合、第7偏角プリズムに入射した第7光線束BL7の主光線の進行方向は、図10に示す-Z方向に沿って屈折する。
第8偏角プリズムについては、図9に偏角方向S8として示すように、第8光線束BL8の主光線を入射面42aの中心Pに対して-Z方向にずらせばよい。そのため、XY平面における断面形状が矩形であり、XZ平面における断面形状が台形の偏角プリズムが用いられる。この場合、第8偏角プリズムに入射した第8光線束BL8の主光線の進行方向は、図10に示す+Z方向に沿って屈折する。
よって、第5偏角プリズム、第7偏角プリズム、および第8偏角プリズムについては、第6偏角プリズム66を、光軸ax66を中心として90°ずつ回転させた形状の偏角プリズムが用いられてもよい。
また、第9光線束BL9の主光線の位置は入射面42aの中心Pからずらさないため、偏角プリズムアレイのうち、第9光線束BL9が通過する光路上には、光透過性を有する平行平板が設けられていてもよいし、何も部材が設けられていない空間であってもよい。
その他の光源装置およびプロジェクターの構成は、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1実施形態と同様、波長変換層42の入射面42aにおいて各光線束BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6,BL7,BL8,BL9が照射される領域を分割領域と考えると、各分割領域の4つの側面のうち、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fとなる側面から射出される蛍光YL1は、損失分となる。これに対して、隣り合う分割領域の側面と対向する側面から射出される蛍光YL2は、入射面42aから射出され、損失分とはならない。
以上説明したように、本実施形態においても、波長変換層42の側面42c,42d,42e,42fから射出される蛍光の損失量を抑制でき、蛍光の利用効率に優れた光源装置を実現できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記実施形態では、波長変換層の入射面において、隣り合う光線束同士が互いに間隔をおいて照射されているため、偏角プリズムの製造誤差、組み立て誤差等の誤差があったとしても、隣り合う光線束同士が互いに重なるおそれを少なくすることができる。ただし、隣り合う光線束同士が互いに接するように照射される構成であってもよい。
また、上記実施形態では、4つの光線束または9つの光線束を射出する光源部を備えており、これらの光源部は、平面形状が略正方形状の波長変換層を照射するのに好適である。しかしながら、光源部が射出する光線束の数は上記実施形態に限ることなく、光源部が射出する複数の光線束は、少なくとも第1光線束および第2光線束の2つの光線束を含んでいればよい。
その他、光源装置、およびプロジェクターの各構成要素の形状、数、配置、材料等の具体的な記載については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。上記実施形態では、本発明による光源装置を、液晶ライトバルブを用いたプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置を、光変調装置としてデジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクターに搭載してもよい。
上記実施形態では、本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2A…光源装置、4R,4G,4B…光変調装置、6…投射光学装置、21A…光源部、42…波長変換層、42a…入射面、51…第1偏角プリズム(第1光学素子)、51a…入射面、51b…射出面、52…第2偏角プリズム(第2光学素子)、52a…入射面、52b…射出面、BL1…第1光線束、BL2…第2光線束。

Claims (8)

  1. 第1波長帯を有する第1光線束および第2光線束を射出する光源部と、
    前記第1光線束が入射する第1入射面と前記第1入射面とは異なる第1射出面とを有し、前記第1光線束を透過させることにより前記第1光線束の主光線の進行方向を変化させる第1光学素子と、
    前記第2光線束を透過させることにより前記第2光線束の主光線の進行方向変化させる第2光学素子と、
    前記第1光線束および前記第2光線束が入射され面を有し、前記第1光線束および前記第2光線束を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する蛍光に波長変換する波長変換層と、
    を備え、
    前記第1光学素子および前記第2光学素子は、前記波長変換層の前記第1光線束および前記第2光線束が入射される前記面において、前記第1光線束と前記第2光線束とが互いに重ならないように、前記第1光線束の主光線および前記第2光線束の主光線の進行方向を変化させ
    前記第1入射面は、前記第1光線束の主光線の進行方向を前記第2光線束の主光線から離れる方向に変化させ、
    前記第1射出面は、前記第1光線束の主光線の進行方向を前記第2光線束の主光線から離れる方向に変化させる、光源装置。
  2. 前記第1光学素子による偏角方向と、前記第2光学素子による偏角方向とは、互いに直交している、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1光学素子および前記第2光学素子は、偏角プリズムである、請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1光学素子と前記第2光学素子とは、一体化されている、請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記第1入射面において生じる偏角方向と、前記第1射出面において生じる偏角方向とは、互いに直交している、請求項に記載の光源装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
    を備える、プロジェクター。
  7. 第1波長帯を有する第1光線束および第2光線束を射出する光源部と、
    前記第1光線束の主光線の進行方向を変化させる第1光学素子と、
    前記第2光線束の主光線の進行方向を変化させる第2光学素子と、
    前記第1光線束および前記第2光線束が入射され面を有し、前記第1光線束および前記第2光線束を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する蛍光に波長変換する波長変換層と、
    を備え、
    前記第1光学素子および前記第2光学素子は、前記第1光線束および前記第2光線束が入射される面において、前記第1光線束と前記第2光線束とが互いに重ならないように、前記第1光線束の主光線および前記第2光線束の主光線の進行方向を変化させ、
    前記第1光学素子および前記第2光学素子は、偏角プリズムであり、
    前記偏角プリズムは、第1入射面と、前記第1入射面とは異なる第1射出面と、を有し、
    前記第1入射面において生じる偏角方向と、前記第1射出面において生じる偏角方向とは、互いに直交している、光源装置。
  8. 前記第1入射面において生じる偏角方向と、前記第1射出面において生じる偏角方向とは、互いに異なる、請求項1に記載の光源装置。
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