JP7361907B2 - アキュムレータおよび冷凍サイクル装置 - Google Patents

アキュムレータおよび冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7361907B2
JP7361907B2 JP2022522108A JP2022522108A JP7361907B2 JP 7361907 B2 JP7361907 B2 JP 7361907B2 JP 2022522108 A JP2022522108 A JP 2022522108A JP 2022522108 A JP2022522108 A JP 2022522108A JP 7361907 B2 JP7361907 B2 JP 7361907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
container
open end
concave surface
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022522108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021229649A5 (ja
JPWO2021229649A1 (ja
Inventor
真哉 東井上
亮 築山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021229649A1 publication Critical patent/JPWO2021229649A1/ja
Publication of JPWO2021229649A5 publication Critical patent/JPWO2021229649A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7361907B2 publication Critical patent/JP7361907B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B43/00Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
    • F25B43/006Accumulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D45/00Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
    • B01D45/04Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by utilising inertia
    • B01D45/08Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by utilising inertia by impingement against baffle separators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D45/00Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
    • B01D45/12Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
    • B01D45/16Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces generated by the winding course of the gas stream, the centrifugal forces being generated solely or partly by mechanical means, e.g. fixed swirl vanes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/02Centrifugal separation of gas, liquid or oil

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本開示は、アキュムレータおよび冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置において、気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離(気液分離)し、液相冷媒を貯留するアキュムレータが知られている。
特開2014-088990号公報(特許文献1)には、冷媒を貯留する胴体と、胴体の上方に配置されたヘッダを縦方向に貫通する冷媒流入孔および冷媒流出孔とを有するアキュムレータが開示されている。冷媒流入孔には、冷媒を胴体の内周面に旋回流として噴出する導入管が接続されている。
特許文献1のアキュムレータは、冷媒流出孔に連結されたインナーパイプと、その外側に配置されたアウターパイプとにより構成された二重管を備えている。アウターパイプの開口部はインナーパイプの開口部よりも上方であって導入管の噴出口よりも下方に配置されている。上記アキュムレータは、アウターパイプの開口部を覆うように配置されかつ下向きに開口する筒状体をさらに備えている。導入管の噴出口は、筒状体の外周面と胴体の内周面との間に配置されている。
特開2014-088990号公報
上述のように、特許文献1のアキュムレータは、液相冷媒の流出を抑制するために、比較的複雑な構成を備えている。
本開示の主たる目的は、比較的簡易な構成を備えながらも、液相冷媒の流出を抑制できるアキュムレータを提供することにある。
本開示に係るアキュムレータは、冷凍サイクル装置の冷媒回路において蒸発器と圧縮機の冷媒吸入口との間に配置されるアキュムレータである。アキュムレータは、容器と、容器内に配置された第1開口端を有し、かつ蒸発器から出た冷媒を容器内に導入する流入管と、容器内に配置された第2開口端を有し、かつ容器内の冷媒を圧縮機へ供給する流出管とを備える。容器は、上下方向および周方向に沿って延びる内周面と、内周面に対して凹んでおりかつ周方向に沿って延びる凹面とを含む。凹面の周方向の一部は、第1開口端と対向して配置されている。
本開示によれば、比較的簡易な構成を備えながらも、液相冷媒の流出を抑制できるアキュムレータを提供することができる。
実施の形態1に係る冷凍サイクル装置の冷媒回路を示す図である。 実施の形態1に係るアキュムレータの側面図である。 図2中の矢印IIIから視た上面図である。 図3中の線分IV-IVから視た断面図である。 図3中の線分V-Vから視た断面図である。 実施の形態2に係るアキュムレータの側面図である。 図6中の矢印VIIから視た上面図である。 図7中の線分VIII-VIIIから視た断面図である。 図7中の線分IX-IXから視た断面図である。 実施の形態3に係るアキュムレータの側面図である。 図10中の矢印XIから視た上面図である。 図10中の線分XII-XIIから視た断面図である。 図11中の線分XIII-XIIIから視た断面図である。 図11中の線分XIV-XIVから視た断面図である。 実施の形態4に係るアキュムレータの上面図である。 図15に示されるアキュムレータの上下方向に垂直な断面図である。 実施の形態1に係るアキュムレータの変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
実施の形態1.
<冷凍サイクル装置の構成>
図1に示されるように、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100は、冷媒が循環する冷媒回路を備える。冷媒回路は、圧縮機101、流路切替部としての四方弁102、室外熱交換器103、減圧装置104、室内熱交換器105、およびアキュムレータ10を含む。冷凍サイクル装置100は、例えば空気調和機である。
圧縮機101は、冷媒と吐出する吐出口と、冷媒を吸入する吸入口とを有している。減圧装置104は、例えば膨張弁である。アキュムレータ10は、冷媒が流入する流入管11と、冷媒が流出する流出管12とを有している。流出管12は、圧縮機101の吐出口と接続されている。
四方弁102は、圧縮機101の吐出口と接続されている第1ポートと、アキュムレータ10の流入管11と接続されている第2ポートと、室外熱交換器103に接続されている第3ポートと、室内熱交換器105に接続されている第4ポートとを有している。四方弁102は、室外熱交換器103が凝縮器として作用し室内熱交換器105が蒸発器として作用する第1状態と、室内熱交換器105が凝縮器として作用し室外熱交換器103が蒸発器として作用する第2状態とを切り替えるように設けられている。冷凍サイクル装置100が空気調和機である場合、第1状態は冷房運転時に実現され、第2状態は暖房運転時に実現される。第1状態および第2状態において、アキュムレータ10は蒸発器と圧縮機101の吸入口との間に配置されており、かつアキュムレータ10において冷媒が流れる方向は一定である。
<アキュムレータの構成>
図2~図5に示されるように、アキュムレータ10は、流入管11、流出管12、および容器13を主に備える。アキュムレータ10には、上下方向、周方向、および径方向が定められる。流出管12は、容器13に対して上方に配置される。つまり上下方向は、流出管12と容器13とが並んでいる方向である。周方向は、アキュムレータ10を上方から視たときに容器13の側面部が延在する方向である。径方向は、アキュムレータ10を上方から視たときに容器13の中心から側面部に向かう方向である。なお、図2~図5において、点線矢印201は気相冷媒の流通方向を示し、実線矢印202は液相冷媒の流通方向を示す。
流入管11は、蒸発器から流出した気相冷媒または気液二相冷媒が容器13内に流入するための管である。流入管11は、容器13内に配置された第1開口端11Eを有している。流入管11は、例えば上下方向に沿って延びかつ容器13の上面部を貫通する第1管部11Aと、第1管部11Aの下端に接続されておりかつ上下方向と交差する方向に延びる第2管部11Bとを有している。言い換えると、流入管11は、容器13内において屈曲部を有している。この場合、第2管部11Bが第1開口端11Eを有している。なお、流入管11は、例えば容器13の側面部を貫通していてもよい。
流出管12は、容器13内の気相冷媒が圧縮機101の吸入口へ流出するための管である。流出管12は、容器13内に配置された第2開口端12Eを有している。上方から視て、流出管12は、例えば容器13の上下方向に延びる中心軸に対して流入管11の第1管部11Aと対称に形成されている。
図4および図5に示されるように、第1開口端11Eおよび第2開口端12Eは、上下方向において、容器13の上面部と下面部との間に配置されている。第1開口端11Eは、容器13の第2開口端12Eは、例えば第1開口端11Eよりも上方に配置されている。第1開口端11Eは、上記中心軸に対して外側を向いている。第2開口端12Eは、例えば下側を向いている。
図4および図5に示されるように、容器13は、筒状体であり、例えば円筒状体である。容器13は、上下方向および周方向に沿って延びる内周面14と、内周面14に対して凹んでおりかつ周方向に沿って延びる凹面15とを含む。凹面15は、例えば周方向において全周に渡って連なるように形成されている。凹面15は、例えば容器13の上下方向の中心よりも上方に形成されている。凹面15は、内周面14の上下方向の中心よりも上方に配置されている。アキュムレータ10では、冷媒回路における容器13の内部とアキュムレータ10の外部とが、例えば流入管11および流出管12のみによって接続されている。
図4および図5に示されるように、凹面15は、周方向に沿って延びかつ下方に向かうにつれて外側に向かって傾斜する第1傾斜面15Aと、周方向に沿って延びかつ下方に向かうにつれて内側に向かうように傾斜する第2傾斜面15Bとを有している。第1傾斜面15Aは、第2傾斜面15Bの上方に配置されている。第1傾斜面15Aの下端は、第2傾斜面15Bの上端と連なっている。第1傾斜面15Aの下端は、第2傾斜面15Bの上端と接している。なお、第1傾斜面15Aの下端は、上下方向および周方向に沿って延びかつ内周面14よりも内径が長い内周面を介して第2傾斜面15Bの上端と連なっていてもよい。
図4および図5に示されるように、周方向に垂直な第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの各断面形状は、例えば円弧状である。周方向に垂直な第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの各断面形状は、例えば凹面15の上下方向の中心に対して対称である。第1傾斜面15Aの下端と第2傾斜面15Bの上端との接続部は、例えば凹面15の上下方向の中心に配置されている。周方向に垂直な凹面15の断面形状は、例えばC字状、U字状、または半円状である。なお、周方向に垂直な第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの各断面形状は、例えば直線状であってもよい。周方向に垂直な凹面15の断面形状は、例えばV字状であってもよい。
図3および図5に示されるように、凹面15の周方向の一部は、第1開口端11Eと対向して配置されている。第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの各々の周方向の一部は、第1開口端11Eと対向して配置されている。第1開口端11Eの中心を通りかつ第1開口端11Eに垂直な方向に沿って延びる仮想直線C(図5参照)は、凹面15の周方向の一部と交わる。上記仮想直線Cは、例えば凹面15の周方向の一部の上下方向の中心と交わる。上記仮想直線Cは、例えば第1傾斜面15Aの下端と第2傾斜面15Bの上端との接続部の周方向の一部と交わる。上記仮想直線Cは、例えば水平方向に沿っている。
図4に示されるように、凹面15の第1傾斜面15Aは、第2開口端12Eよりも下方に配置されている。第2開口端12Eは、凹面15の第1傾斜面15Aよりも上方に配置されている。
図5に示されるように、凹面15の上下方向の幅は、第1開口端11Eの最大幅よりも広い。第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの上下方向の各幅は、例えば第1開口端11Eの最大幅よりも狭い。
図4および図5に示されるように、凹面15は、径方向において内周面14とは反対側に位置する外周面よりも外側に配置されている。凹面15の径方向の幅は、例えば第1開口端11Eの最大幅の半分よりも広い。凹面15の径方向の幅は、例えば第1開口端11Eの最大幅の半分よりも広い。
図2~図5に示されるように、凹面15は、例えば容器13の外周面に対して突出している凸部16の内周面として形成されている。
<作用効果>
アキュムレータ10では、気液二相冷媒が流入管11の第1開口端11Eから容器13内に流入する。容器13に流入した気液二相冷媒は、第1開口端11Eと対向して配置されている凹面15の周方向の一部に衝突した後、遠心力を受けて凹面15上を周方向に旋回する。このとき、気液二相冷媒は、気相冷媒と、該気相冷媒中に液滴として存在する液相冷媒とを含む。密度の高い液相冷媒に作用する遠心力および重力は、密度の低い気相冷媒よりも大きい。そのため、気液二相冷媒が凹面15を周方向に沿って流れることにより、気液分離が実現される。
第1開口端11Eと対向する第1傾斜面15Aに衝突した液相冷媒(液滴)は、第1傾斜面15Aを周方向に流れる。第1傾斜面15Aを周方向に流れる液相冷媒は、遠心力および重力の作用により徐々に下方に向かい、第1傾斜面15Aの下端に達する。液相冷媒の流速は凹面15を流れながら低下するため、液相冷媒に作用する遠心力も徐々に小さくなる。その結果、第1傾斜面15Aを周方向に沿って流れる液相冷媒は、最終的に重力の作用を受けて第2傾斜面15Bに達する。
第1開口端11Eと対向する第2傾斜面15Bに衝突した液相冷媒および第1傾斜面15Aから第2傾斜面15Bに流れた液相冷媒は、比較的大きな遠心力を受けている間は第2傾斜面15Bを周方向に流れるが、流速の低下に伴い下方に向かい、最終的に重力の作用を受けて第2傾斜面15Bよりも下方に配置された内周面14に達する。
内周面14に達した液相冷媒は、内周面14に沿って下方に向かい、容器13内に滞留する。
このようにして、アキュムレータ10では、気液二相冷媒から液滴として存在する液相冷媒が分離除去され、気相冷媒のみが流出管12からアキュムレータ10の外部に流出する。
そのため、アキュムレータ10は、比較的簡易な構成を備えながらも、液相冷媒の流出を抑制できる。
アキュムレータ10では、第1傾斜面15Aの下端は第2傾斜面15Bの上端と連なっているため、第1傾斜面15Aの下端が第2傾斜面15Bの上端と連なっていない場合と比べて、気液分離の効率が高い。
アキュムレータ10では、第2開口端12Eが凹面15よりも上方に配置されているため、第2開口端12Eが凹面15よりも下方に配置されている場合と比べて、液滴が第2開口端12Eに流入しにくい。
アキュムレータ10を備える冷凍サイクル装置100では、アキュムレータ10から圧縮機101への液相冷媒の流出が抑制されている。そのため、圧縮機101内の冷凍機油が液相冷媒によって希釈されにくく、圧縮機101の摺動部の焼き付きが抑制されている。その結果、冷凍サイクル装置100は、高い信頼性を有している。
実施の形態2.
図6~図9に示されるように、実施の形態2に係るアキュムレータ10Aは、実施の形態1に係るアキュムレータ10と基本的に同様の構成を備えるが、凹面15が螺旋状に形成されている点で、アキュムレータ10とは異なる。
凹面15は、第1開口端11Eと対向して配置されている第1部分15Cと、第1部分15Cと連なっておりかつ第1部分15Cから周方向に離れるにつれて下方に向かうように形成されている第2部分15Dと、第2部分15Dと連なっておりかつ第2部分15Dの下端から周方向に離れるにつれて下方に向かうように形成されている第3部分15Eとを含む。第1部分15C、第2部分15D、および第3部分15Eの各々は、第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bを有している。第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの各々は、第1部分15C、第2部分15D、および第3部分15Eにおいて連なっている。
図7に示されるように、上方から視て、第1部分15Cおよび第3部分15Eの各々は、周方向の端部に向かうにつれて徐々に内側に向かうように緩やかに傾斜して、内周面14に接続されている。上方から視て、第1部分15Cと内周面14との接続部を通る内周面14の接線に対して第1部分15Cが成す傾斜角θは、0度よりも大きく、90度よりも小さい。図7および図9に示されるように、第3部分15Eの下端は、例えば凹面15の第1部分15Cと周方向に間隔を隔てて配置されている。なお、上方から視て、第3部分15Eは、例えば凹面15の第1部分15Cと重なるように配置されていてもよい。
アキュムレータ10Aは、アキュムレータ10と基本的に同様の構成を備えているため、アキュムレータ10と同様の効果を奏することができる。
アキュムレータ10Aでは、液相冷媒が重力の作用に加え遠心力の作用により下方に向かって流れるため、アキュムレータ10と比べて気液分離の効率が高い。
実施の形態3.
図10~図14に示されるように、実施の形態3に係るアキュムレータ10Bは、実施の形態1に係るアキュムレータ10と基本的に同様の構成を備えるが、流入管11が容器13内において凹面15に沿って延びる曲管部11Cを含んでいる点で、アキュムレータ10とは異なる。
曲管部11Cは、例えば上記第2管部11Bの少なくとも一部により構成されている。曲管部11Cは、第1開口端11Eを有している。図11および図12に示されるように、上下方向から視て、第1開口端11Eは、例えば容器13の径方向に沿って配置されている。曲管部11Cの内周面は、上記径方向の内側に位置する部分と上記径方向の外側に位置する部分とを有している。
図13および図14に示されるように、曲管部11Cの上下方向の幅は、凹面15の上下方向の幅よりも狭い。曲管部11Cの上下方向の幅は、例えば第1傾斜面15Aおよび第2傾斜面15Bの上下方向の各幅よりも広い。
第1開口端11Eの上記径方向において最も外周側に位置する部分は、例えば凹面15に囲まれておりかつ内周面14よりも外側に位置する空間内に配置されている。
上下方向から視て、第1開口端11Eは、例えば流出管12と凹面15との間に配置されている。上下方向から視て、第1開口端11Eは、例えば流出管12の中心と、上記径方向に並んで配置されている。第1開口端11Eの上記径方向において外周側に位置する部分と凹面15との間の最短距離は、第1開口端11Eの上記径方向において周側に位置する部分と凹面15との間の最短距離よりも短い。
アキュムレータ10Bは、アキュムレータ10と基本的に同様の構成を備えているため、アキュムレータ10と同様の効果を奏することができる。
アキュムレータ10Bでは、凹面15上での気液分離に先立って、流入管11の曲管部11C内においても気液分離が行われる。そのため、アキュムレータ10Bでは、アキュムレータ10と比べて気液分離の効率が高い。
具体的には、流入管11の曲管部11C内では、液相冷媒は、遠心力の作用により徐々に上記径方向の外側を流れ、第1開口端11Eの上記径方向において外周側に位置する部分から容器13内に流出する。一方、気相冷媒は、遠心力の作用により液相冷媒よりも上記径方向の内側を流れ、第1開口端11Eの上記径方向において内周側に位置する部分から容器13内に流出する。
さらに、第1開口端11Eの上記径方向において外周側に位置する部分と凹面15との間の最短距離は、第1開口端11Eの上記径方向において周側に位置する部分と凹面15との間の最短距離よりも短い。そのため、液相冷媒は気相冷媒よりも凹面15に衝突しやすい。その結果、アキュムレータ10Bでは、アキュムレータ10と比べて、凹面15上での気液分離も促進される。
なお、アキュムレータ10Bは、実施の形態2に係るアキュムレータ10Aと基本的に同様の構成を備え、流入管11が容器13内において凹面15に沿って延びる曲管部11Cを含んでいる点で、アキュムレータ10Aとは異なっていてもよい。つまり、アキュムレータ10Bの凹面15は、螺旋状に形成されていてもよい。
実施の形態4.
図15および図16に示されるように、実施の形態4に係るアキュムレータ10Cは、実施の形態3に係るアキュムレータ10Bと基本的に同様の構成を備えるが、上下方向から視て、第1開口端11Eが容器13の径方向に対して凹面15側を向いて傾斜している点で、アキュムレータ10Bとは異なる。
図15および図16に示されるように、上下方向から視て、第1開口端11Eの上記径方向において最も内周側に位置する内周部分11E1は、例えば流出管12の中心と、上記径方向に並んで配置されている。上下方向から視て、第1開口端11Eの上記径方向において最も外周側に位置する外周部分11E2は、周方向において内周部分11E1よりも後ろ側に配置されている。上下方向から視て、第1開口端11Eと曲管部11Cの外周面とが成す角度は鈍角である。上下方向から視て、第1開口端11Eと曲管部11Cの内周面とが成す角度は鋭角である。
アキュムレータ10Cは、アキュムレータ10Bと基本的に同様の構成を備えているため、アキュムレータ10Bと同様の効果を奏することができる。
アキュムレータ10Cでは、上下方向から視て、第1開口端11Eが容器13の径方向に対して凹面15側を向いて傾斜している。そのため、アキュムレータ10Cでは、上記外周部分11E2から流出した液相冷媒が凹面15に衝突して飛散する場合にも、内周部分11E1が内周部分11E1よりも内側への液滴の飛散を抑制できる。その結果、アキュムレータ10Cでは、アキュムレータ10Bと比べて、凹面15上での気液分離も促進される。
なお、アキュムレータ10Cは、実施の形態2に係るアキュムレータ10Aと基本的に同様の構成を備え、流入管11が容器13内において凹面15に沿って延びる曲管部11Cを含んでいる点で、アキュムレータ10Aとは異なっていてもよい。つまり、アキュムレータ10Cの凹面15は、螺旋状に形成されていてもよい。
<変形例>
実施の形態1~4に係るアキュムレータ10~10Cでは、第1開口端11Eの中心を通りかつ第1開口端11Eに垂直な方向に沿って延びる仮想直線が水平方向に沿っているが、これに限られるものではない。アキュムレータ10~10Cでは、上記仮想直線Cは、例えば水平方向に対して傾斜していてもよい。図17に示されるように、第1開口端11Eは、例えば水平方向よりも上方を向いていてもよい。この場合、第1開口端11Eは、例えば仮想直線Cが第1傾斜面15Aと交差するように配置される。第1開口端11Eは、例えば水平方向よりも下方を向いていてもよい。この場合、第1開口端11Eは、例えば仮想直線Cが第2傾斜面15Bと交差するように配置される。アキュムレータ10B,10Cでは、曲管部11Cが螺旋状に形成されていてもよい。
また、実施の形態1~4に係るアキュムレータ10~10Cでは、凹面15が1つのみ形成されているが、これに限られるものではない。アキュムレータ10~10Cには、複数の凹面15が上下方向に互いに間隔を隔てて形成されていてもよい。各凹面15は、アキュムレータ10~10Cのいずれかの凹面15として構成されていればよい。
以上のように本開示の実施の形態について説明を行なったが、上述の実施の形態を様々に変形することも可能である。また、本開示の範囲は上述の実施の形態に限定されるものではない。本開示の範囲は、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
10,10A,10B,10C アキュムレータ、11 流入管、11A 第1管部、11B 第2管部、11C 曲管部、11E 第1開口端、11E1 内周部分、11E2 外周部分、12 流出管、12E 第2開口端、13 密閉容器、14 内周面、15 凹面、15A 第1傾斜面、15B 第2傾斜面、15C 第1部分、15D 第2部分、15E 第3部分、16 凸部、100 冷凍サイクル装置、101 圧縮機、102 四方弁、103 室外熱交換器、104 減圧装置、105 室内熱交換器。

Claims (9)

  1. 冷凍サイクル装置の冷媒回路において蒸発器と圧縮機の吸入口との間に配置されるアキュムレータであって、
    容器と、
    前記容器内に配置された第1開口端を有し前記蒸発器から出た冷媒が前記容器内に流入するための流入管と、
    前記容器内に配置された第2開口端を有し前記容器内の冷媒が前記圧縮機の前記吸入口に流出するための流出管とを備え、
    前記容器は、上下方向および周方向に沿って延びる内周面と、前記内周面に対して凹んでおりかつ前記周方向に沿って延びる凹面とを含み、
    前記凹面の前記周方向の一部は、前記第1開口端と対向して配置されており、
    前記流入管は、前記容器内において前記凹面に沿って延びる曲管部を含み、
    前記曲管部が、前記第1開口端を有しており、
    前記容器の径方向において前記第1開口端のうち最も外周側に位置する部分は、前記凹面に囲まれておりかつ前記内周面よりも外側に位置する空間内に配置されている、アキュムレータ。
  2. 前記凹面は、前記周方向に沿って延びかつ下方に向かうにつれて外側に向かって傾斜する第1傾斜面と、前記周方向に沿って延びかつ下方に向かうにつれて内側に向かうように傾斜する第2傾斜面とを有し、
    前記第1傾斜面は、前記第2傾斜面の上方に配置されており、
    前記第1傾斜面の下端は、前記第2傾斜面の上端と連なっている、請求項1に記載のアキュムレータ。
  3. 前記周方向に垂直な前記第1傾斜面および前記第2傾斜面の各断面形状は、円弧状である、請求項2に記載のアキュムレータ。
  4. 前記第2開口端は、前記凹面よりも上方に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載のアキュムレータ。
  5. 前記凹面は、螺旋状に形成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のアキュムレータ。
  6. 前記上下方向から視て、前記第1開口端は、前記容器の径方向に対して前記凹面側を向いて傾斜している、請求項1~5のいずれか1項に記載のアキュムレータ。
  7. 前記凹面は、前記内周面の前記上下方向の中心よりも上方に配置されている、請求項1~6のいずれか1項に記載のアキュムレータ。
  8. 前記凹面の前記上下方向の幅は、前記第1開口端の最大幅よりも広い、請求項1~7のいずれか1項に記載のアキュムレータ。
  9. 前記圧縮機と、
    前記蒸発器と、
    請求項1~8のいずれか1項に記載のアキュムレータとを備える冷凍サイクル装置
JP2022522108A 2020-05-11 2020-05-11 アキュムレータおよび冷凍サイクル装置 Active JP7361907B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/018845 WO2021229649A1 (ja) 2020-05-11 2020-05-11 アキュムレータおよび冷凍サイクル装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021229649A1 JPWO2021229649A1 (ja) 2021-11-18
JPWO2021229649A5 JPWO2021229649A5 (ja) 2022-12-22
JP7361907B2 true JP7361907B2 (ja) 2023-10-16

Family

ID=78526223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022522108A Active JP7361907B2 (ja) 2020-05-11 2020-05-11 アキュムレータおよび冷凍サイクル装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230106373A1 (ja)
EP (1) EP4151928A4 (ja)
JP (1) JP7361907B2 (ja)
CN (1) CN115516259A (ja)
WO (1) WO2021229649A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024116757A1 (ja) * 2022-11-30 2024-06-06 株式会社アイシン マニホールド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260026A (ja) 2009-05-11 2010-11-18 Kobe Steel Ltd 気液分離器

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56157775A (en) * 1980-05-09 1981-12-05 Hitachi Ltd Refrigeration cycle for air conditioner
US5282370A (en) * 1992-05-07 1994-02-01 Fayette Tubular Technology Corporation Air-conditioning system accumulator and method of making same
JPH07301467A (ja) * 1994-05-06 1995-11-14 Kubota Corp 複段ヒートポンプ装置
JPH1062037A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Mitsubishi Electric Corp アキュムレータ
JP2001124442A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Mitsubishi Electric Corp アキューム・レシーバおよびその製造方法
KR100390779B1 (ko) * 2000-10-19 2003-07-10 주식회사 엘지이아이 밀폐형 압축기의 어큐뮬레이터구조
JP2004077033A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Mitsubishi Electric Corp 遠心分離式の油分離器、遠心分離式の油分離器の製造方法
JP2006226603A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Calsonic Kansei Corp アキュームレータ
JP2007093121A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Denso Corp 冷凍サイクル用気液分離器
JP2007192433A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Daikin Ind Ltd 気液分離器及び該気液分離器を備えた冷凍装置
JP2011094946A (ja) * 2009-09-30 2011-05-12 Daikin Industries Ltd ガス冷媒分離器、ガス冷媒分離兼冷媒分流器、膨張弁及び冷凍装置
JP5520800B2 (ja) * 2010-12-17 2014-06-11 株式会社神戸製鋼所 油分離器
JP2014044006A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Kobe Steel Ltd 油分離器及び圧縮装置
JP6364152B2 (ja) 2012-10-30 2018-07-25 株式会社不二工機 アキュムレータ
CN204285911U (zh) * 2014-12-08 2015-04-22 天津市天元机械制造有限公司 立式气液分离器
KR20180095768A (ko) * 2017-02-18 2018-08-28 도요이엔에스 주식회사 히트 펌프 시스템에 있어서의 유체 교반장치
EP3690361B1 (en) * 2017-09-28 2021-12-22 Mitsubishi Electric Corporation Oil separator and air conditioner with same
KR102143761B1 (ko) * 2018-10-11 2020-08-12 엘지전자 주식회사 리시버 일체형 어큐뮬레이터
CN109539643A (zh) * 2018-11-05 2019-03-29 广东美的暖通设备有限公司 一种气液分离器以及空调器
CN209985054U (zh) * 2019-04-30 2020-01-24 廊坊中建机械有限公司 缓冲罐及除尘***

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260026A (ja) 2009-05-11 2010-11-18 Kobe Steel Ltd 気液分離器

Also Published As

Publication number Publication date
EP4151928A1 (en) 2023-03-22
JPWO2021229649A1 (ja) 2021-11-18
US20230106373A1 (en) 2023-04-06
EP4151928A4 (en) 2023-06-14
CN115516259A (zh) 2022-12-23
WO2021229649A1 (ja) 2021-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4356214B2 (ja) 油分離器および室外機
US7131292B2 (en) Gas-liquid separator
JP5395358B2 (ja) 気液分離装置および気液分離装置を備えた冷凍装置。
JP2008196721A (ja) 気液分離器
JP6055673B2 (ja) 気液分離器および気液分離器を備えた冷凍装置
JP2011202876A (ja) 遠心分離式油分離器及び空気調和装置の室外機
JP7361907B2 (ja) アキュムレータおよび冷凍サイクル装置
JP2015034637A (ja) 気液分離器および冷凍サイクル装置
JP6880277B1 (ja) 蒸発器
JP5977952B2 (ja) エコノマイザ及び冷凍機
JP2006266524A (ja) アキュムレータ
JP5634549B2 (ja) 気液分離装置および気液分離装置を備えた冷凍装置。
JP2009174738A (ja) 気液分離器
JP5601764B2 (ja) 気液分離器並びにこれを搭載した空気圧縮装置および空気調和装置
JP6131621B2 (ja) 油分離器
JP6827554B2 (ja) 油分離器およびそれを備えた空気調和機
JP2009019781A (ja) 熱交換器
JP6296322B2 (ja) オイルセパレータ
JP2015001367A (ja) 気液分離器とそれを搭載した空気調和装置
JPWO2021229649A5 (ja)
JP2002130871A (ja) アキュムレータ
JPH0462359A (ja) 空気調和機用油分離機
JP2011021856A (ja) 蒸発器および冷凍機
JP2014196855A (ja) 油分離器および冷凍サイクル装置の室外ユニット
JP6459235B2 (ja) 気液分離器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221007

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7361907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150